JP2017009139A - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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芳郎 清水
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Abstract

【課題】貯湯タンク内の下部に貯留された水を低温に維持しつつ、給湯温度の変動を抑制する。【解決手段】貯湯式給湯機は、貯湯タンク11と追い焚き手段と給湯手段とを備える。貯湯タンク11の上部には、温水導入出口11d及び高温水導出口11eが設けられる。高温水導出口11eには、高温水導出配管33の一端が接続される。温水導入出口11dには、戻し配管41の一端が接続される。戻し配管41の他端には、送湯配管40の一端が接続される。送湯配管40と戻し配管41との接続部には、高温出湯配管42の一端が接続される。追い焚き手段は、高温水導出口11eから水を取り出し、送湯配管40と戻し配管41とを経由して温水導入出口11dへ水を戻すためのものである。給湯手段は、温水導入出口11dから水を取り出し、戻し配管41と高温出湯配管42とを経由して出湯端末へ供給するためのものである。【選択図】図7

Description

本発明は、貯湯式給湯機に関する。
特許文献1に、貯湯式給湯機が記載されている。特許文献1に記載の貯湯式給湯機は、貯湯タンク及びヒートポンプユニットを備える。貯湯タンク内の上部には高温の水が貯留される。貯湯タンク内の下部には低温の水が貯留される。ヒートポンプユニットは、貯湯タンクの下部から供給される水を沸き上げる。貯湯式給湯機は、貯湯タンクの上部から取り出した高温の水によって追い焚き運転を行う。高温の水は、浴槽水を加熱する。
追い焚き運転によって使用された高温の水は、浴槽水を加熱した後に温度が低下する。温度が低下した後の水は、貯湯タンク内の下部に貯留されている低温の水よりも温度が高い。追い焚き運転が単独で実施された場合には、浴槽水を加熱した後の水は、貯湯タンク内の上部に戻される。貯湯タンク内の下部に貯留された水は、低温に維持される。ヒートポンプユニットが貯湯タンク内の水を沸き上げる際に供給される水の温度は、低温に維持される。これにより、貯湯タンク内の水を沸き上げる際のヒートポンプユニットのCOP(Coefficient of performance)の低下が防止される。
特開2014―16077号公報
特許文献1に記載の貯湯式給湯機は、貯湯タンク内の上部に貯留された高温の水を外部に供給する給湯運転を行う。給湯運転と追い焚き運転とが同時に実施された場合、浴槽水を加熱した水と高温の水との混合による給湯温度の変動を抑制するため、浴槽水を加熱した水は貯湯タンク内の下部に戻される。これにより、貯湯タンク内の下部に貯留された水は、温度が上昇する。貯湯タンク内の下部に貯留された水の温度が上昇することにより、ヒートポンプユニットのCOPが低下する。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされた。本発明の目的は、貯湯タンク内の下部に貯留された水を低温に維持しつつ、給湯温度の変動を抑制することができる貯湯式給湯機を提供することである。
本発明に係る貯湯式給湯機は、水出口と水出入口とが上部に設けられ、内部に水を貯留する貯湯タンクと、水出口に一端が接続された第1配管と、水出入口に一端が接続された第2配管と、第2配管の他端に一端が接続された第3配管と、第2配管と第3配管との接続部に一端が接続された第4配管と、貯湯タンクに貯留された水を水出口から取り出し、第1配管と熱交換器と第3配管と第2配管とを順に経由して水出入口から貯湯タンクへ水を戻すための追い焚き手段と、貯湯タンクに貯留された水を水出入口から取り出し、第2配管と第4配管とを順に経由して出湯端末へ供給するための給湯手段と、を備える。第4配管は、第2配管に比べて配管径が小さい部分を有する。
本発明に係る貯湯式給湯機は、第2配管に比べて配管径が小さい部分を有する第4配管を備える。このため、貯湯タンク内の下部に貯留された水を低温に維持しつつ、給湯温度の変動を抑制することができる。
本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機の全体構成図である。 本発明の実施の形態1の図1におけるA部の拡大図である。 本発明の実施の形態1の追い焚き運転において貯湯タンク内の水が循環する回路を示す図である。 本発明の実施の形態1の湯張り運転における水の流れを示す図である。 本発明の実施の形態1の給湯運転における水の流れを示す図である。 本発明の実施の形態1の追い焚き運転と給湯運転とが同時に実施された状態を示す図である。 本発明の実施の形態1の図6におけるA部の拡大図である。 本発明の実施の形態2の貯湯式給湯機の全体構成図である。 本発明の実施の形態2の図8におけるA部の拡大図である。 本発明の実施の形態3の貯湯式給湯機の全体構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。尚、各図において同一部分または相当部分は、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機1の全体構成図である。貯湯式給湯機1は、タンクユニット2、ヒートポンプユニット3、浴槽4及びリモートコントローラー5を備える。タンクユニット2とヒートポンプユニット3とは、配管及び図示しない電気配線を介して接続される。ヒートポンプユニット3には、配管を介してタンクユニット2から水が導かれる。ヒートポンプユニット3は、タンクユニット2から導かれた水を沸き上げる装置の一例である。
ヒートポンプユニット3には、ヒートポンプサイクルが利用される。ヒートポンプユニット3は、圧縮機6、水冷媒熱交換器7、膨張弁8及び空気熱交換器9を備える。圧縮機6、水冷媒熱交換器7、膨張弁8及び空気熱交換器9は、冷媒配管10によって順に環状に接続される。圧縮機6、水冷媒熱交換器7、膨張弁8、空気熱交換器9及び冷媒配管10は、ヒートポンプサイクルを構成する。冷媒配管10は、水冷媒熱交換器7の一次側に設けられる。水冷媒熱交換器7は、一次側を流れる冷媒と二次側を流れる水との間で熱交換を行う。
タンクユニット2は、貯湯タンク11及び減圧弁12を備える。貯湯タンク11は、内部に水を貯留する。貯湯タンク11の下部には、水導入口11a及び水導出口11bが設けられる。貯湯タンク11の中間部から下部までの間には、温水導入口11cが設けられる。貯湯タンク11の上部には、温水導入出口11d及び高温水導出口11eが設けられる。貯湯タンク11の中間部には、中温水導出口11fが設けられる。
温水導入出口11dは、本発明の水出入口の一例である。また高温水導出口11eは、本発明の水出口の一例である。
水導入口11aには、第1給水配管13aの一端が接続される。第1給水配管13aの他端は、減圧弁12に接続される。また減圧弁12には、第2給水配管13bの一端が接続される。第2給水配管13bの他端は、貯湯式給湯機1の外部の水源に接続される。水源は、例えば水道等である。
水源から供給される低温の水は、第2給水配管13bを流れる。第2給水配管13bを流れる低温の水は、減圧弁12によって圧力が調整される。圧力が調整された低温の水は、第1給水配管13aを流れる。第1給水配管13aを流れる低温の水は、水導入口11aから貯湯タンク11内に流入する。
貯湯タンク11内には、ヒートポンプユニット3によって沸き上げられた高温の水が温水導入出口11dから流入する。貯湯タンク11内には、温水導入出口11dから高温の水が流入するとともに水導入口11aから低温の水が流入する。これにより、貯湯タンク11内には、上部と下部とで温度差が生じるように水が貯留される。
貯湯タンク11内の上部には、高温の水が貯留される。高温の水は、例えば80℃である。貯湯タンク11内の中間部には、中温の水が貯留される。中温の水は、高温の水に比べて温度が低い。中温の水は、例えば40℃である。貯湯タンク11内の下部には、水源から供給される低温の水が貯留される。低温の水は、中温の水に比べて温度が低い。低温の水は、例えば10℃である。
貯湯タンク11の表面には、複数の温度センサが設けられる。複数の温度センサは、それぞれ異なる高さに設けられる。貯湯タンク11の表面には、例えば上部に第1貯湯温度センサ14が設けられる。貯湯タンク11の表面には、例えば下部に第2貯湯温度センサ15が設けられる。第1貯湯温度センサ14及び第2貯湯温度センサ15は、貯湯タンク11に貯留された水の量及び温度分布等の情報を得るために設けられる。
またタンクユニット2は、風呂用熱交換器16及び風呂循環ポンプ17を備える。風呂用熱交換器16は、一次側を流れる高温の水によって二次側を流れる加熱対象水を加熱する。加熱対象水には、例えば浴槽水及び暖房用水等が含まれる。本実施の形態では、風呂用熱交換器16の二次側を、浴槽水が流れる。
風呂用熱交換器16の二次側流入口には、風呂戻り配管18の一端が接続される。風呂戻り配管18の他端は、浴槽4に接続される。風呂用熱交換器16の二次側流出口には、風呂往き配管19の一端が接続される。風呂往き配管19の他端は、浴槽4に接続される。
風呂戻り配管18には、風呂循環ポンプ17が設けられる。風呂循環ポンプ17は、浴槽4内の浴槽水を、風呂戻り配管18及び風呂往き配管19に循環させる。なお風呂循環ポンプ17は、風呂往き配管19に設けられるとしてもよい。
風呂戻り配管18には、風呂循環ポンプ17と浴槽4との間に、風呂戻り温度センサ20が設けられる。風呂戻り温度センサ20は、風呂戻り配管18を流れる水の温度を検出する。風呂戻り配管18を流れる水には、例えば浴槽4から取り出された浴槽水等が含まれる。また風呂戻り配管18には、風呂循環ポンプ17と風呂用熱交換器16との間に、水位センサ21及びフロースイッチ22が順に設けられる。水位センサ21は、浴槽4内の水位を検出する。フロースイッチ22は、風呂戻り配管18内の水の流れの有無を検出する。
風呂往き配管19には、風呂往き温度センサ23が設けられる。風呂往き温度センサ23は、風呂往き配管19を流れる水の温度を検出する。風呂往き配管19を流れる水には、例えば風呂用熱交換器16によって加熱された浴槽水等が含まれる。
またタンクユニット2は、三方弁24及び四方弁25を備える。三方弁24及び四方弁25は、流路切り替え装置である。またタンクユニット2は、熱源ポンプ26、風呂用電磁弁27、第1給湯用混合弁28、第2給湯用混合弁29及び風呂用混合弁30を備える。
第1給湯用混合弁28は、第1の流入口と第2の流入口と流出口とを有する。同様に、第2給湯用混合弁29は、第1の流入口と第2の流入口と流出口とを有する。また風呂用混合弁30も同様に、第1の流入口と第2の流入口と流出口とを有する。
三方弁24は、水が流入するaポート及びbポートを有する。また三方弁24は、水が流出するcポートを有する。三方弁24のaポートには、水導出口配管31の一端が接続される。水導出口配管31の他端は、水導出口11bに接続される。
三方弁24のbポートには、温水導出配管32の一端が接続される。温水導出配管32の他端は、風呂用熱交換器16の一次側流出口に接続される。風呂用熱交換器16の一次側流入口には、高温水導出配管33の一端が接続される。高温水導出配管33の他端は、高温水導出口11eに接続される。高温水導出配管33は、本発明の第1配管の一例である。
三方弁24のcポートには、ヒートポンプ往き配管34の一端が接続される。ヒートポンプ往き配管34の他端は、水冷媒熱交換器7の二次側流入口に接続される。ヒートポンプ往き配管34には、熱源ポンプ26が設けられる。熱源ポンプ26は、貯湯式給湯機1を構成する各種配管に水を流すために設けられる。またヒートポンプ往き配管34には、ヒートポンプユニット3の内部でヒートポンプ入水温度センサ35が設けられる。ヒートポンプ入水温度センサ35は、水冷媒熱交換器7へ流入する水の温度を検出する。
三方弁24は、3つの形態に流路を切り替えることができる。3つの形態は、(a)−(c)経路、(b)−(c)経路及び(ab)−(c)経路である。
本実施の形態における三方弁24の(a)−(c)経路は、水導出口配管31とヒートポンプ往き配管34とが連通する形態である。三方弁24の(b)−(c)経路は、温水導出配管32とヒートポンプ往き配管34とが連通する形態である。三方弁24の(ab)−(c)経路は、水導出口配管31と温水導出配管32とヒートポンプ往き配管34とが連通する形態である。
四方弁25は、水が流入するaポート及びbポートを有する。また四方弁25は、水が流出するcポート及びdポートを有する。四方弁25のaポートには、ヒートポンプ戻り配管36の一端が接続される。ヒートポンプ戻り配管36の他端は、水冷媒熱交換器7の二次側流出口に接続される。本例においてタンクユニット2とヒートポンプユニット3とは、ヒートポンプ往き配管34及びヒートポンプ戻り配管36によって接続される。
ヒートポンプ戻り配管36には、ヒートポンプユニット3の内部でヒートポンプ出水温度センサ37が設けられる。ヒートポンプ出水温度センサ37は、水冷媒熱交換器7によって加熱された水の温度を検出する。
四方弁25のbポートには、第1バイパス配管38の一端が接続される。第1バイパス配管38の他端は、熱源ポンプ26とヒートポンプ入水温度センサ35との間で、ヒートポンプ往き配管34に接続される。四方弁25のcポートには、第2バイパス配管39の一端が接続される。第2バイパス配管39の他端は、温水導入口11cに接続される。
四方弁25のdポートには、送湯配管40の一端が接続される。送湯配管40の他端には、戻し配管41の一端が接続される。戻し配管41の他端は、温水導入出口11dに接続される。戻し配管41は、本発明の第2配管の一例である。また送湯配管40は、本発明の第3配管の一例である。
四方弁25は、4つの形態に流路を切り替えることができる。4つの形態は、(a)−(c)経路、(a)−(d)経路、(b)−(c)経路及び(b)−(d)経路である。
本実施の形態における四方弁25の(a)−(c)経路は、ヒートポンプ戻り配管36と第2バイパス配管39とが連通する形態である。四方弁25の(a)−(d)経路は、ヒートポンプ戻り配管36と送湯配管40とが連通する形態である。四方弁25の(b)−(c)経路は、第1バイパス配管38と第2バイパス配管39とが連通する形態である。四方弁25の(b)−(d)経路は、第1バイパス配管38と送湯配管40とが連通する形態である。
また戻し配管41の一端には、高温出湯配管42の一端が接続される。すなわち高温出湯配管42の一端は、送湯配管40と戻し配管41との接続部に接続される。高温出湯配管42は、貯湯タンク11内に貯留された水を出湯端末へ供給するための配管である。高温出湯配管42は、本発明の第4配管の一例である。
高温出湯配管42の他端は、2つに分岐する。2つに分岐した高温出湯配管42の他端の一方は、第1給湯用混合弁28の第1の流入口に接続される。2つに分岐した高温出湯配管42の他端の他方は、風呂用混合弁30の第1の流入口に接続される。
また減圧弁12には、第3給水配管13cの一端が接続される。第3給水配管13cの他端は2つに分岐する。2つに分岐した第3給水配管13cの他端の一方は、第1給湯用混合弁28の第2の流入口に接続される。2つに分岐した第3給水配管13cの他端の他方は、風呂用混合弁30の第2の流入口に接続される。
第3給水配管13cには、第2給水配管13bを流れる低温の水が減圧弁12を介して流入する。減圧弁12、第1給水配管13a、第2給水配管13b及び第3給水配管13cは、貯湯式給湯機1の給水管路を構成する。
第1給湯用混合弁28の流出口には、第1給湯配管43の一端が接続される。第1給湯配管43の他端は、第2給湯用混合弁29の第1の流入口に接続される。第2給湯用混合弁29の第2の流入口には、中温配管44の一端が接続される。中温配管44の他端は、中温水導出口11fに接続される。
第2給湯用混合弁29の流出口には、第2給湯配管45の一端が接続される。第2給湯配管45の他端は、給湯栓46を介してタンクユニット2外部の出湯端末に接続される。出湯端末には、シャワー及びカラン等の蛇口が含まれる。また第2給湯配管45には、第2給湯用混合弁29と給湯栓46との間に、給湯温度センサ47が設けられる。給湯温度センサ47は、給湯栓46を介して出湯端末へ供給される水の温度を検出する。
風呂用混合弁30の流出口には、第3給湯配管48の一端が接続される。第3給湯配管48の他端は、風呂用熱交換器16と風呂往き温度センサ23との間で、風呂往き配管19に接続される。第3給湯配管48には、風呂用電磁弁27が設けられる。風呂用電磁弁27は、第3給湯配管48を開閉する。また第3給湯配管48には、風呂用電磁弁27と風呂用混合弁30との間に、風呂用流量センサ49が設けられる。風呂用流量センサ49は、第3給湯配管48を流れる水の流量を検出する。
またタンクユニット2は、制御装置50を備える。制御装置50は、タンクユニット2及びヒートポンプユニット3の各構成部品等と電気的に接続される。制御装置50は、風呂循環ポンプ17、三方弁24、四方弁25及び熱源ポンプ26と電気的に接続される。制御装置50は、風呂循環ポンプ17、三方弁24、四方弁25及び熱源ポンプ26を制御する。
制御装置50は、第1給湯用混合弁28及び第2給湯用混合弁29と電気的に接続される。制御装置50は、第1給湯用混合弁28及び第2給湯用混合弁29を制御する。また制御装置50は、風呂用電磁弁27及び風呂用混合弁30と電気的に接続される。制御装置50は、風呂用電磁弁27及び風呂用混合弁30を制御する。
制御装置50は、各種センサ類と電気的に接続される。制御装置50は、第1貯湯温度センサ14及び第2貯湯温度センサ15と電気的に接続される。制御装置50は、第1貯湯温度センサ14及び第2貯湯温度センサ15によって得られた情報に基づいて、ヒートポンプユニット3による水の沸き上げの開始及び停止等を制御する。また制御装置50は、風呂戻り温度センサ20、風呂往き温度センサ23、給湯温度センサ47及び風呂用流量センサ49と電気的に接続される。
制御装置50は、リモートコントローラー5と電気的に接続される。リモートコントローラー5と制御装置50とは、相互通信が可能である。使用者は、リモートコントローラー5によって、貯湯式給湯機1に運転の指示をすることができる。また使用者は、リモートコントローラー5によって、貯湯式給湯機1の設定値を変更することができる。貯湯式給湯機1の設定値には、給湯運転及び追い焚き運転の際の設定温度等が含まれる。
リモートコントローラー5には、表示部、操作部、スピーカ及びマイク等が設けられる。リモートコントローラー5の表示部は、貯湯式給湯機1の状態を表示する。リモートコントローラー5の操作部は、例えば使用者が貯湯式給湯機1を操作するためのスイッチである。
図2は、図1におけるA部の拡大図である。A部は、送湯配管40と戻し配管41と高温出湯配管42との接続部近傍の領域である。図2の矢印は、高温出湯配管42における水の流れ方向を示す。
高温出湯配管42は、戻し配管41に比べて配管径が小さい部分を有する。すなわち、高温出湯配管42は戻し配管41に比べて断面積が小さい部分を有する。高温出湯配管42は、例えば戻し配管41の2分の1の配管径となる部分を有する。
送湯配管40と高温出湯配管42とは、一例として、図2に示すように一直線状に接続される。送湯配管40の流れ方向と高温出湯配管42の流れ方向とは一致する。戻し配管41は、例えば温水導入出口11dから鉛直方向上方に向かうように接続される。送湯配管40及び高温出湯配管42は、例えば戻し配管41と垂直に接続される。
高温出湯配管42は、例えば図2に示すようにテーパー部42aを有する。テーパー部42aは、高温出湯配管42のうち、送湯配管40と戻し配管41との接続部から一定距離までの部位である。テーパー部42aは、図2に示すように流れ方向に向かって配管径が徐々に小さくなる。これにより高温出湯配管42には、送湯配管40及び戻し配管41との接続部の近傍に、戻し配管41に比べて配管径が小さい部分が形成される。
また高温出湯配管42のうちテーパー部42aより流れ方向で先の部位は、例えば全体の配管径が戻し配管41より小さい。これにより、高温出湯配管42全体の配管径は、戻し配管41の配管径以下となる。
なお高温出湯配管42は、戻し配管41に比べて配管径が小さい部分を有していればよく、上記例に限られるものではない。高温出湯配管42は、例えば戻し配管41及び送湯配管40に比べて配管径が小さい部分を有するとしてもよい。また高温出湯配管42の全体の配管径は、戻し配管41及び送湯配管40の径以下であるとしてもよい。
次に、貯湯式給湯機1の追い焚き運転について説明する。追い焚き運転は、例えば使用者がリモートコントローラー5を操作することによって開始される。追い焚き運転において制御装置50は、風呂循環ポンプ17を駆動させる。風呂循環ポンプ17が駆動することにより、浴槽水は風呂戻り配管18、風呂用熱交換器16の二次側及び風呂往き配管19を流れる。
追い焚き運転において制御装置50は、三方弁24のbポートとcポートとを開状態にする。制御装置50は、三方弁24のaポートを閉状態にする。これにより、温水導出配管32とヒートポンプ往き配管34とが連通する。水導出口11bから三方弁24への経路は遮断される。
制御装置50は、四方弁25のbポートとdポートとを開状態にする。制御装置50は、四方弁25のaポートとcポートとを閉状態にする。これにより、第1バイパス配管38と送湯配管40とが連通する。四方弁25から温水導入口11cへの経路は遮断される。また、三方弁24のcポートと四方弁25のbポートが連通する。すなわち、ヒートポンプ往き配管34と第1バイパス配管38とが連通する。
制御装置50は、三方弁24及び四方弁25を上記のように制御した状態で、熱源ポンプ26を運転させる。これにより、追い焚き運転が実行される。熱源ポンプ26は、追い焚き手段の一例である。
図3は、追い焚き運転において貯湯タンク11内の水が循環する回路を示す図である。熱源ポンプ26が運転を開始すると、図3に示すように、貯湯タンク11内の上部に貯留された高温の水が高温水導出口11eから流出する。流出した高温の水は、高温水導出配管33を経由して風呂用熱交換器16の一次側流入口に流入する。
風呂用熱交換器16は、一次側を流れる高温の水と二次側を流れる浴槽水とを熱交換する。これにより浴槽水は加熱される。浴槽水を加熱した水は、風呂用熱交換器16の一次側流出口から流出する。風呂用熱交換器16から流出した水は、温水導出配管32を介して三方弁24のbポートへ流入する。
三方弁24のbポートへ流入した水は、三方弁24のcポートから流出する。三方弁24のcポートから流出した水は、ヒートポンプ往き配管34及び第1バイパス配管38を介して四方弁25のbポートへ流入する。四方弁25のbポートへ流入した水は、四方弁25のdポートから流出する。四方弁25のdポートから流出した水は、送湯配管40及び戻し配管41を介して温水導入出口11dから貯湯タンク11内の上部へ戻される。
浴槽水の加熱に使用された水は、浴槽水の加熱後に温度が低下する。浴槽水の加熱によって温度が低下した水は、貯湯タンク11内の下部に貯留される低温の水に比べると温度が高い。第1追い焚き運転において浴槽水の加熱に使用された水は、貯湯タンク11内の上部へ戻される。貯湯タンク11内の下部に貯留された水は、低温に維持される。
制御装置50は、風呂戻り温度センサ20及び風呂往き温度センサ23によって検出される温度に基づいて、浴槽水の温度を監視する。制御装置50は、浴槽水の温度が設定温度になると、風呂循環ポンプ17及び熱源ポンプ26を停止させる。これにより第1追い焚き運転が終了する。設定温度は、使用者がリモートコントローラー5を操作することによって制御装置50に設定される。
次に、貯湯式給湯機1の湯張り運転について説明する。湯張り運転は、例えば使用者がリモートコントローラー5を操作することによって開始される。湯張り運転において制御装置50は、風呂用混合弁30の第1の流入口と第2の流入口と流出口とを開状態にする。制御装置50は、風呂用混合弁30を上記のように制御した状態で、風呂用電磁弁27を開状態にする。
図4は、湯張り運転における水の流れを示す図である。風呂用電磁弁27が開状態になると、水源から低温の水が第2給水配管13bへ流入する。第2給水配管13bへ流入した低温の水は、減圧弁12を通過する。減圧弁12を通過した低温の水の一部は、第1給水配管13aを介して水導入口11aから貯湯タンク11内の下部へ供給される。また減圧弁12を通過した低温の水の一部は、第3給水配管13cを介して風呂用混合弁30へ供給される。
貯湯タンク11内の下部へ低温の水が供給されると、貯湯タンク11内の上部に貯留された高温の水が温水導入出口11dから取り出される。温水導入出口11dから取り出された高温の水は、戻し配管41及び高温出湯配管42を介して風呂用混合弁30へ供給される。
風呂用混合弁30は、供給された高温の水と低温の水とを混合する。風呂用混合弁30は、混合した水を、第3給湯配管48、風呂用電磁弁27、風呂戻り配管18及び風呂往き配管19を介して浴槽4へ供給する。
湯張り運転において制御装置50は、風呂戻り温度センサ20及び風呂往き温度センサ23によって検出される温度が設定温度となるように、風呂用混合弁30を制御する。風呂用混合弁30は、混合する高温の水と低温の水との割合を調整する。これにより、設定温度の水が浴槽4へ供給される。設定温度は、リモートコントローラー5によって設定される。
制御装置50は、例えば水位センサ21によって検出される水位に基づいて湯張り量を監視する。制御装置50は、湯張り量が設定量に達すると、風呂用電磁弁27を閉状態にする。これにより湯張り運転が終了する。なお湯張り量の設定量は、例えばリモートコントローラー5によって設定される。
次に貯湯式給湯機1の給湯運転について説明する。給湯運転は、貯湯タンク11内に貯留された水を使用して、設定温度の水を出湯端末へ供給する運転である。出湯端末へ供給される水の設定温度は、リモートコントローラー5によって設定される。給湯運転によって出湯端末へ供給される水の温度を、以下では給湯温度と呼ぶ。
給湯運転において制御装置50は、第1給湯用混合弁28の第1の流入口と第2の流入口と流出口とを開状態にする。
制御装置50は、第2給湯用混合弁29の第1の流入口を開状態にする。制御装置50は、第2給湯用混合弁29の流出口を開状態にする。また制御装置50は、第2給湯用混合弁29の第2の流入口を閉状態にする。中温水導出口11fと第2給湯用混合弁29とを繋ぐ経路は、遮断される。
給湯運転は、第1給湯用混合弁28及び第2給湯用混合弁29が上記のように制御された状態で使用者が出湯端末を開状態にすることによって実行される。図5は、給湯運転における水の流れを示す図である。
出湯端末が開状態になると、水源から低温の水が第2給水配管13bへ流入する。第2給水配管13bへ流入した低温の水は、減圧弁12を通過する。減圧弁12を通過した低温の水の一部は、第1給水配管13aを介して水導入口11aから貯湯タンク11内の下部へ供給される。また減圧弁12を通過した低温の水の一部は、第3給水配管13cを介して第1給湯用混合弁28へ供給される。
貯湯タンク11内の下部へ低温の水が供給されると、貯湯タンク11内の上部に貯留された高温の水が温水導入出口11dから取り出される。温水導入出口11dから取り出された高温の水は、戻し配管41及び高温出湯配管42を順に経由して第1給湯用混合弁28へ供給される。
第1給湯用混合弁28は、供給された高温の水と低温の水とを混合する。第1給湯用混合弁28は、混合した水を、第1給湯配管43、第2給湯用混合弁29、第2給湯配管45及び給湯栓46を介して出湯端末へ供給する。第1給湯用混合弁28は、本発明の給湯手段の一例である。給湯運転は、使用者が出湯端末を閉状態にすることによって終了する。
給湯運転において制御装置50は、給湯温度センサ47によって検出される温度が設定温度となるように、第1給湯用混合弁28を制御する。第1給湯用混合弁28は、混合する高温の水と低温の水との割合を調整する。これにより、給湯温度は設定温度となる。
次に、追い焚き運転と給湯運転とが同時に実施された場合について説明する。図6は、追い焚き運転と給湯運転とが同時に実施された状態を示す図である。また図7は、図6におけるA部の拡大図である。図7の黒塗り矢印は、風呂用熱交換器16によって浴槽水の加熱に使用された水の流れを示す。図7の白抜き矢印は、高温の水の流れを示す。
浴槽水の加熱に使用された水は、図6に示すように、送湯配管40を流れる。送湯配管40を流れる水は、図7に示すように、高温出湯配管42へ流入する。浴槽水の加熱に使用された水は、貯湯タンク11内の下部には戻されない。貯湯タンク11内の下部に貯留された水は、低温に維持される。
また温水導入出口11dから、貯湯タンク11内の上部に貯留された高温の水が取り出される。温水導入出口11dから取り出された高温の水は、戻し配管41を介して高温出湯配管42へ流入する。追い焚き運転と給湯運転とが同時に実施された場合、浴槽水の加熱に使用された水と高温の水とが高温出湯配管42へ流入する。
浴槽水の加熱に使用された水と高温の水とは、高温出湯配管42を流れつつ混合される。高温出湯配管42は、戻し配管41に比べて配管径が小さい部分を有する。このため高温の水は、戻し配管41から高温出湯配管42へ流入することによって加速する。浴槽水の加熱に使用された水と高温の水とは、高温出湯配管42内で十分な流速となる。これにより、浴槽水の加熱に使用された水と高温の水とは、高温出湯配管42内で十分に混合される。
また高温出湯配管42は、例えば戻し配管41及び送湯配管40に比べて配管径が小さい部分を有する。浴槽水の加熱に使用された水は、送湯配管40から高温出湯配管42へ流入することによって加速する。本例であれば、浴槽水の加熱に使用された水と高温の水との両方が加速する。これにより、浴槽水の加熱に使用された水と高温の水とは、効率よく混合される。
また高温出湯配管42の全体の配管径は、例えば戻し配管41及び送湯配管40の配管径以下である。これにより、高温出湯配管42を流れる水の速度は、より十分なものとなる。
また高温出湯配管42は、例えばテーパー部42aを有する。高温出湯配管42には、送湯配管40及び戻し配管41との接続部の近傍に、戻し配管41に比べて配管径が小さい部分が形成される。浴槽水の加熱に使用された水と高温の水とは、送湯配管40と戻し配管41との接続部で合流する。浴槽水の加熱に使用された水と高温の水とは、合流するとともに混合が開始する。本例であれば、浴槽水の加熱に使用された水と高温の水との混合が開始する位置の近傍の流速が上昇する。これにより、浴槽水の加熱に使用された水と高温の水とは、効率よく混合される。
本実施の形態の貯湯式給湯機1は、追い焚き運転を単独で実施した場合、浴槽水の加熱に使用された水を貯湯タンク11内の上部へ戻す。これにより、貯湯タンク11内の下部に貯留された水は、低温に維持される。本実施の形態であれば、水を沸き上げる際のヒートポンプユニット3のCOPの低下が防止される。
温度の異なる水同士が配管内で混合される際、流速が不十分な場合には混合が不十分となる。混合が不十分な水は、鉛直方向に大きな温度分布が生じる。温度分布が生じた水が給湯される場合、給湯温度が変動する。給湯温度は、不安定となる。
本実施の形態の高温出湯配管42は、戻し配管41に比べて配管径が小さい部分を有する。これにより、高温出湯配管42内での水の流速は十分なものになる。追い焚き運転と給湯運転とを同時に実施した場合、浴槽水の加熱に使用された水と高温の水とは、高温出湯配管42内で十分に混合される。十分に混合された水の温度分布は小さなものとなる。これにより、給湯温度の変動が抑制される。本実施の形態の貯湯式給湯機1であれば、設定温度の水を安定的に出湯端末へ供給することができる。
また本実施の形態の貯湯式給湯機1は、追い焚き運転と給湯運転とを同時に実施した場合にも、追い焚き運転を単独で実施した場合と同様に貯湯タンク11内の下部に貯留された水を低温に維持することができる。
上記構成を採用することにより、追い焚き運転が単独で実施された場合、貯湯タンク11内の下部に貯留された水は、低温に維持される。追い焚き運転と給湯運転とが同時に実施された場合においても、貯湯タンク11内の下部に貯留された水は、低温に維持される。また、追い焚き運転と給湯運転とが同時に実施された場合における給湯温度の変動が抑制される。本発明であれば、貯湯タンク11内の下部に貯留された水を低温に維持しつつ、給湯温度の変動を抑制することができる貯湯式給湯機1が得られる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態の貯湯式給湯機1の基本的な構成は、実施の形態1と同様である。また貯湯式給湯機1は、実施の形態1と同様の動作をする。本実施の形態の貯湯式給湯機1は、実施の形態1の構成に加えてバッフル板51を備える。
図8は、本実施の形態の貯湯式給湯機1の全体構成図である。図8の太線及び矢印は、追い焚き運転における循環回路を示す。図9は、図8におけるA部の拡大図である。図9の黒塗り矢印は、浴槽水の加熱に使用された水の流れを示す。図9の白抜き矢印は、高温の水の流れを示す。
バッフル板51は、貯湯タンク11の上部内面のうち、温水導入出口11dと高温水導出口11eとの間に設けられる。バッフル板51は、貯湯タンク11の内側に突出する。バッフル板51は、温水導入出口11dと高温水導出口11eとを仕切る。
バッフル板51は、一例として図8及び図9に示すように、貯湯タンク11の上面内側に一端が設けられる。バッフル板51は、例えば図9に示すように鉛直部51aを有する。鉛直部51aは、鉛直方向に沿った部位である。
またバッフル板51は、例えば図9に示すように、傾斜部51bを有する。傾斜部51bは、鉛直方向に対して傾斜しつつ貯湯タンク11の下方へ向かって突出する。また傾斜部51bは、温水導入出口11dと高温水導出口11eとの間から見た温水導入出口11d側の方向の貯湯タンク11の側部内面に向かって突出している。またバッフル板51は、例えば温水導入出口11d及び高温水導出口11eに比べて幅が大きい。
追い焚き運転時には、図9に示すように、高温水導出口11eから高温の水が流出する。また浴槽水の加熱に使用された水が温水導入出口11dから貯湯タンク11内に流入する。温水導入出口11dからは、例えば鉛直方向下方に向かって水が流入する。
温水導入出口11dから流入した水は、バッフル板51に沿って流れる。バッフル板51は、温水導入出口11dから流入した水が高温水導出口11eの方向へ流出することを遮る。これにより、高温水導出口11eから流出する高温の水の温度が低下することが抑制される。本実施の形態であれば、温水導入出口11dから流入する中温の水によって追い焚き時間が長くなることが防止される。
なおバッフル板51は、温水導入出口11dと高温水導出口11eとを仕切ることによって温水導入出口11dから流入した水が高温水導出口11eの方向へ流出することを遮ることができればよい。バッフル板51の形状は、上記例以外の形状としてもよい。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3について説明する。本実施の形態の貯湯式給湯機1の基本的な構成は、実施の形態1と同様である。また本実施の形態の貯湯式給湯機1は、実施の形態2と同様にバッフル板51を備える構成としてもよい。図10は、本実施の形態の貯湯式給湯機1の全体構成図である。図10の太線及び矢印は、給湯運転における水の流れを示す。本実施の形態の温水導入出口11dは、高温水導出口11eよりも高い位置に設けられる。
温水導入出口11dは、例えば図10に示すように、貯湯タンク11の上面に設けられる。高温水導出口11eは、例えば図10に示すように、貯湯タンク11の上部側面に設けられる。これにより、温水導入出口11dの設置位置は、高温水導出口11eの設置位置よりも高い位置となる。
貯湯タンク11内の上部には、溶存空気が滞留している可能性がある。本実施の形態の貯湯式給湯機1は、温水導入出口11dが高温水導出口11eよりも高い位置に設けられることにより、給湯運転の初期に水と合わせて溶存空気をまとめて外部へ放出することができる。これにより、給湯運転の実施中において、溶存空気の混入による給湯温度の変動が抑制される。
1 貯湯式給湯機、 2 タンクユニット、 3 ヒートポンプユニット、 4 浴槽、 5 リモートコントローラー、 6 圧縮機、 7 水冷媒熱交換器、 8 膨張弁、 9 空気熱交換器、 10 冷媒配管、 11 貯湯タンク、 11a 水導入口、 11b 水導出口、 11c 温水導入口、 11d 温水導入出口、 11e 高温水導出口、 11f 中温水導出口、 12 減圧弁、 13a 第1給水配管、 13b 第2給水配管、 13c 第3給水配管、 14 第1貯湯温度センサ、 15 第2貯湯温度センサ、 16 風呂用熱交換器、 17 風呂循環ポンプ、 18 風呂戻り配管、 19 風呂往き配管、 20 風呂戻り温度センサ、 21 水位センサ、 22 フロースイッチ、 23 風呂往き温度センサ、 24 三方弁、 25 四方弁、 26 熱源ポンプ、 27 風呂用電磁弁、 28 第1給湯用混合弁、 29 第2給湯用混合弁、 30 風呂用混合弁、 31 水導出口配管、 32 温水導出配管、 33 高温水導出配管、 34 ヒートポンプ往き配管、 35 ヒートポンプ入水温度センサ、 36 ヒートポンプ戻り配管、 37 ヒートポンプ出水温度センサ、 38 第1バイパス配管、 39 第2バイパス配管、 40 送湯配管、 41 戻し配管、 42 高温出湯配管、 42a テーパー部、 43 第1給湯配管、 44 中温配管、 45 第2給湯配管、 46 給湯栓、 47 給湯温度センサ、 48 第3給湯配管、 49 風呂用流量センサ、 50 制御装置、 51 バッフル板、 51a 鉛直部、 51b 傾斜部

Claims (6)

  1. 水出口と水出入口とが上部に設けられ、内部に水を貯留する貯湯タンクと、
    前記水出口に一端が接続された第1配管と、
    前記水出入口に一端が接続された第2配管と、
    前記第2配管の他端に一端が接続された第3配管と、
    前記第2配管と前記第3配管との接続部に一端が接続された第4配管と、
    前記貯湯タンクに貯留された水を前記水出口から取り出し、前記第1配管と熱交換器と前記第3配管と前記第2配管とを順に経由して前記水出入口から前記貯湯タンクへ水を戻すための追い焚き手段と、
    前記貯湯タンクに貯留された水を前記水出入口から取り出し、前記第2配管と前記第4配管とを順に経由して出湯端末へ供給するための給湯手段と、
    を備え、
    前記第4配管は、前記第2配管に比べて配管径が小さい部分を有する貯湯式給湯機。
  2. 前記第4配管は、前記第2配管及び前記第3配管に比べて配管径が小さい部分を有する請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記第4配管の全体の配管径は、前記第2配管及び前記第3配管の配管径以下である請求項1または請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記第4配管のうち、前記第2配管と前記第3配管との接続部から一定距離までの部分は、前記第4配管を水が流れる方向に向かって配管径が徐々に小さくなる請求項1から請求項3の何れか1項に記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記貯湯タンクの上部内面のうち前記水出口と前記水出入口との間に設けられ、前記貯湯タンクの内側に突出して前記水出口と前記水出入口とを仕切るバッフル板を備える請求項1から請求項4の何れか1項に記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記水出入口は、前記水出口よりも高い位置に設けられる請求項1から請求項5の何れか1項に記載の貯湯式給湯機。
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