JP2017005030A - 基板処理方法、基板処理装置及び記憶媒体 - Google Patents

基板処理方法、基板処理装置及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】基板表面全域をリンス液で確実に覆う。【解決手段】基板Wを第1回転数で回転させながら、基板上の中央部に第1リンス液供給部25Aから第1リンス液R1を供給して基板Wの表面を第1リンス液で覆い、その後、基板W上の中央部と周縁部との間に第2リンス液供給部25Bからの第2リンス液R2の供給を開始し、その後、基板Wの回転数を第1回転数より小さな第2回転数まで下げることにより、基板Wの表面全域を第1リンス液R1および第2リンス液R2で覆い、その状態で基板Wを回転させながら、基板Wの周縁部に洗浄ブラシ63を当接させて基板Wを洗浄する。【選択図】図8

Description

本発明は、基板の除去対象物を除去するための基板処理方法、基板処理装置及び基板処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関するもの。
従来より、半導体部品やフラットパネルディスプレイなどを製造する場合には、半導体ウエハや液晶基板などの基板を基板保持機構で保持した状態で、基板の表面に対してエッチング処理や成膜処理や洗浄処理などの各種の処理を繰り返し行っている。
そのため、基板に対して各種の処理を行う際に、基板の周縁部が基板保持機構に接触することによって、基板の裏面周縁部にパーティクル等の汚染物質が付着することがある。
この基板の周縁部に付着した汚染物質は、基板の各種処理に悪影響を及ぼすおそれがある。そのため、基板の周縁部に回転するブラシで洗浄や研磨などの処理を施して基板の周縁部から汚染物質を除去している。その際には、基板の中央部を吸着保持し、基板の周縁部にブラシを当てて基板の周縁部を洗浄している。この場合、基板の表面にリンス液を供給し、このリンス液を基板の中央部から周縁部まで拡げて、ブラシにより除去された汚染物質が基板表面に回り込むことを防止している。また、ブラシから飛び散って表面に落下した汚染物質を含む液がリンス液により周縁部の方向へ洗い流され、汚染物質が基板表面に付着しないようにしている。
特開2006−278592号公報
ところで、基板表面に対しては各種の処理が施されており、このような処理により、基板表面が疎水性をもつ場合、基板表面に供給されたリンス液が基板全域に十分拡がらないことがある。
このように基板全域にリンス液が拡がらないと、ブラシにより基板から除去された汚染物質が基板表面に回り込む又は飛び散ることにより、この汚染物質が基板表面に残ってしまい、基板の表面の処理に悪影響を与えるおそれがある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、基板表面全域をリンス液を確実に覆って基板の周縁部を洗浄した際に生じる汚染物質が基板表面に回り込むこと又は付着することを防止することができる基板処理方法、基板処理装置および記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明は、回転自在の基板保持機構により基板の裏面を保持する工程と、
前記基板保持機構により保持された基板を第1回転数で回転させながら、前記基板上の中央部に第1リンス液供給部から第1リンス液を供給して前記基板表面を第1リンス液で覆う第1リンス液供給工程と、
前記第1リンス液供給工程の後、前記基板上の中央部と周縁部との間に第2リンス液供給部からの第2リンス液の供給を開始し、その後、前記基板保持機構により保持された基板の回転数を、前記第1回転数より小さな第2回転数まで下げることにより、前記基板表面全域を第1リンス液および第2リンス液で覆う第2リンス液供給工程と、
前記第2リンス液供給工程の後、前記基板表面全域を第1リンス液および第2リンス液で覆った状態で、前記基板保持機構により保持された基板を回転させながら、前記基板の周縁部に洗浄ブラシを当接させて前記基板を洗浄する工程と、
を備えたことを特徴とする基板処理方法である。
本発明は、基板の裏面を保持する、回転自在の基板保持機構と、
前記基板保持機構により保持された基板上の中央部に第1リンス液を供給する第1リンス液供給部と、
前記基板保持機構により保持された基板上の中央部と周縁部との間に第2リンス液を供給する第2リンス液供給部と、
前記基板保持機構により保持された基板の周縁部に当接する洗浄ブラシと、
前記基板保持機構、前記第1リンス液供給部および前記第2リンス液供給部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は前記基板保持機構、前記第1リンス液供給部および前記第2リンス液供給部を制御して、前記基板保持機構により保持された基板を第1回転数で回転させながら、前記基板上の中央部に第1リンス液を供給して前記基板表面を第1リンス液で覆い、
前記基板上の中央部と周縁部との間に第2リンス液供給部からの第2リンス液の供給を開始し、その後、前記基板保持機構により保持された基板の回転数を、前記第1回転数より小さな第2回転数まで下げることにより、前記基板表面全域を第1リンス液及び第2リンス液で覆い、前記基板表面全域を第1リンス液および第2リンス液で覆った状態で、前記基板保持機構により保持された基板を回転させながら、前記基板の周縁部に前記洗浄ブラシを当接させて前記基板を洗浄することを特徴とする基板処理装置である。
本発明は、コンピュータに基板処理方法を実行させるための記憶媒体において、
基板処理方法は、回転自在の基板保持機構により基板を保持する工程と、
前記基板保持機構により保持された基板を第1回転数で回転させながら、前記基板上の中央部に第1リンス液供給部から第1リンス液を供給して前記基板表面を第1リンス液で覆う第1リンス液供給工程と、前記第1リンス液供給工程の後、前記基板上の中央部と周縁部との間に第2リンス液供給部から第2リンス液の供給を開始し、その後、前記基板保持機構により保持された基板の回転数を、前記第1回転数より小さな第2回転数まで下げることにより、前記基板表面全域を第1リンス液および第2リンス液で覆う第2リンス液供給工程と、前記第2リンス液供給工程の後、前記基板表面全域を第1リンス液および第2リンス液で覆った状態で、前記基板保持機構により保持された基板を回転させながら、前記基板の周縁部に洗浄ブラシを当接させて前記基板を洗浄する工程と、を備えたことを特徴とする記憶媒体である。
以上のように本発明によれば、基板表面全域をリンス液で確実に覆うことができ、このことにより、基板表面に汚染物質が残ることはない。
図1は基板処理システムを示す平面説明図。 図2は基板処理装置を示す側面図。 図3は基板処理装置の作用を示す側面図。 図4は基板処理装置を示す図2と異なる方向からみた側面図。 図5は基板処理装置の作用を示す側面図。 図6は基板処理装置の作用を示す概略平面図。 図7は基板処理装置の作用を示す概略側面図。 図8は基板処理装置の動作を示す概略説明図。 図9は基板処理装置の処理工程を示す時間と回転数の関係を示す図。 図10は基板処理装置を示す平面図。 図11は本発明の他の実施形態を示す概略側面図。
<第1の実施の形態>
以下に、本発明に係る基板処理方法、基板処理装置および基板処理プログラムを格納した記憶媒体の具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、基板処理システム1は、筺体2を備え、この筺体2は前端部に形成された基板搬入出台3と、基板搬入出台3の後部に形成された基板処理室4とを有する。
基板搬入出台3には、基板W(ここでは、半導体ウエハ)を複数枚(たとえば、25枚)まとめて収容した複数個(ここでは、3個)のキャリア6が上部に左右に並べて載置されている。
また、基板搬入出台3は、キャリア6と後部の基板処理室4との間で基板5の搬入及び搬出を行うようにしている。
基板処理室4は、中央部に配置された基板搬送装置7と、基板搬送装置7の一側部に配置された基板反転装置8および表面処理装置9と、基板搬送装置7の他側部に配置された裏面処理装置10および裏面周縁部処理装置11とを有している。ここで、基板反転装置8は、基板Wの表裏を反転させる装置である。表面処理装置9は、基板Wの表面に付着した汚染物質や基板5の表面に形成された凸部などの除去対象物を基板5の表面から除去する装置である。裏面処理装置10は、基板支持体で外周端を支持した基板5の裏面の内周部から基板支持体の近傍までの範囲の除去対象物を除去する装置である。裏面周縁部処理装置11は、基板5の裏面周縁部から除去対象物を除去する装置である。
そして、基板搬送装置7は基板搬入出台3の所定のキャリア6から1枚の基板Wを受取り、表面処理装置9、裏面処理装置10、裏面周縁部処理装置11、及び基板反転装置8との間で基板Wを搬送する。また各装置9〜11で処理された基板Wは、基板搬送装置7により基板搬入出台3の所定のキャリア6に受渡すようにしている。
この基板処理システム1には、制御装置12(コンピュータ)が接続されており、制御装置12で読み取り可能な記憶媒体13に記憶した基板処理プログラムにしたがって基板Wを処理する。なお、記憶媒体13は、基板処理プログラム等の各種プログラムを記憶できる媒体であればよく、ROMやRAMなどの半導体メモリ型の記憶媒体であってもハードディスクやCD−ROMなどのディスク型の記憶媒体であってもよい。
なお、本発明に係る基板処理システムは、上記構成のように基板反転装置8と表面処理装置9と裏面処理装置10と裏面周縁部処理装置11とを一体的に構成したシステムに限定されるものではなく、各装置8〜11をそれぞれ別々に独立して構成したシステムであってもよい。また、基板処理システム1は、基板Wから除去対象物を除去するものであり、後述するように、洗浄液を用いた洗浄処理によって除去対象物を除去する場合に限られず、研磨材を用いた研磨処理によって除去対象物を除去するものでもよい。
次に基板処理システム1のうち、本発明による基板処理装置となる裏面周縁部処理装置11について図2乃至図4により述べる。
この基板処理システム1において、裏面周縁部処理装置(基板処理装置)11は図4に示すように、ケーシング14と、このケージング14の内部に収納された基板保持機構15および基板処理機構16とを有している。
基板保持機構15は、基板Wの表面(主面:回路形成面)を上側に向けた状態で基板5の中央部を吸着して基板Wを水平に保持するとともに、保持した基板Wを回転させる機構である。この基板保持機構15は、回転軸17と、回転軸17の上端部に取付けられた円板状の吸引テーブル18とを有する。回転軸17には、基板回転駆動機構20が接続されており、吸引テーブル18には、吸引機構21が接続されている。基板回転駆動機構20及び吸引機構21は、制御装置12に接続されており、制御装置12でそれぞれ制御される。なお、吸引テーブル18の外周外方には、処理液等の飛散を防止するカップ22が設けられている。
基板処理機構16は、基板Wの表面にリンス液を供給し、基板Wの表面をリンス液で覆うことによって基板Wの表面に汚染物質が吸着することを防止する機構である。
この基板処理機構16は支持軸23と、この支持軸23の上部にその基端が取付けられた2本のアーム24A、24Bと、各アーム24A、24Bの先端に取付けられたノズル25A、25Bとを有する。
このうち、ノズル25A(第1リンス液供給部)は基板Wの中央部W1にDe Ionized Water(DIW)を含む第1リンス液を供給するものであり、ノズル25B(第2リンス液供給部)は基板Wの中央部W1と周縁部W2との間にDIWを含む第2リンス液を供給するものである。
なお、第1リンス液と第2リンス液は、同質のDIWからなる。
図4及び5において、各ノズル25A、25Bは、第1リンス液および第2リンス液を供給するためのリンス液供給源26に流量調整器27を介して接続している。支持軸23には、アーム回転駆動機構28が接続されている。流量調整器27及びアーム回転駆動機構28は、制御装置12に接続されており、制御装置12でそれぞれ制御される。
図2乃至図4において、基板保持機構15で基板Wを水平に保持しながら回転させ、ノズル25Aおよびノズル25Bから第1リンス液および第2リンス液を供給する。これにより、基板Wの表面全域を第1リンス液および第2リンス液で覆うことができる。
またカップ22の外周に支持軸60が設けられ、この支持軸60の上端部にアーム61の基端部が取付けられている。さらにアーム61の先端部にブラシヘッド62が取付けられ、ブラシヘッド62に洗浄ブラシ63が取付けられている。また、ブラシヘッド62には洗浄ブラシ63に向けて洗浄液(DIW)を供給するノズル64が取付けられ、ノズル64に洗浄液を供給するための洗浄液供給源および流量調整器(図示せず)が接続されている。支持軸60には、回転駆動機構67が接続されており、ブラシヘッド62には、回転駆動機構68が接続されている。流量調整器及び回転駆動機構67,68は、制御装置12に接続されており、制御装置12でそれぞれ制御される。
ここで、洗浄ブラシ63は、全体としてスポンジ製となっており、基板Wの外周端縁に当接して洗浄処理する小径ブラシ部69と、小径ブラシ部69の下方に連設し、小径ブラシ部69よりも大径で基板Wの裏面の外周部に当接して洗浄処理する大径ブラシ部70とで構成されている。このように、小径ブラシ部69は基板5の外周端縁に当接し、大径ブラシ部70は基板5の裏面の外周部に当接し、このことにより、基板Wの外周端縁と裏面の外周部とを同時に洗浄処理できる。なお、洗浄ブラシ63は、小径ブラシ部69を省略して大径ブラシ部70だけで構成し、大径ブラシ部70を基板Wの外周端縁から内周方向に移動させて基板Wの裏面の外周部を洗浄するようにしてもよい。
次に第1リンス液供給部分となるノズル25Aと、第2リンス液供給部となるノズル25Bと、洗浄ブラシ63の配置関係について述べる。
ここで、図10は裏面周縁部処理装置(本発明による基板処理装置)11を示す平面図である。
図10に示すように、基板保持機構15により吸着保持された基板Wの上方に、ノズル25A、25Bが各々設置されている。このうちノズル25Aは第1リンス液R1を基板Wの中央部に供給するものであり、ノズル25Bは第2リンス液R2を基板Wの中央部と周縁部との間に供給するものである。
また、洗浄ブラシ63は、基板処理装置11のカップ22に形成された切欠き22A内に配置されている。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用、すなわち基板処理方法について図1乃至図10により説明する。
まず、基板搬送装置7から1枚の基板Wが基板処理装置11内に搬入され、基板処理装置11内に搬入された基板Wはその裏面中央部W1において基板保持機構15の吸引テーブル18により吸着して保持される(図2乃至図4参照)。
次に基板保持機構15により基板Wが回転し、その回転数が高速の第1回転数(1000rpm)まで1〜2秒間で上昇する。この際、基板Wの表面中央部W1にノズル25A(第1リンス液供給部)から第1リンス液(DIW)が600ml/minで供給される(第1リンス液供給工程)(図6乃至図9参照)。
次に基板保持機構15により回転する基板Wの回転数が、第1回転数(1000rpm)から第2回転数(100rpm)まで、1〜2秒間で低下し、この間、ノズル25A(第1リンス液供給部)から第1リンス液を供給した状態を保ったまま(600ml/min)、ノズル25B(第2リンス液供給部)から第2リンス液(DIW)が基板Wの中央部W1と周縁部W2との間に900ml/minで供給される(第2リンス液供給工程)(図6乃至図9参照)。
上述のように、基板Wを第1回転数で回転させながら、基板Wの中央部W1にノズル25Aから第1リンス液R1を供給した場合、基板Wの回転に伴なって基板W上の第1リンス液R1は中央部W1から周縁部W2まで拡がる(図6および図7参照)。
しかしながら、基板Wの表面に対しては各種の処理が施されており、例えば基板Wの表面が処理されて疎水性をもつ場合(例えば接触角40〜50°の場合)、ノズル25Aから供給された第1リンス液R1が基板Wの中央部W1から周縁部W2まで確実に拡がらないことも考えられる。このように第1リンス液R1が基板Wの中央部W1から周縁部W2まで十分に拡がることがなく、このことにより基板Wの表面全域が第1リンス液R1により覆われない場合、後述のように洗浄ブラシ63によって基板Wの裏面周縁部を洗浄した際、基板Wから剥離した汚染物質が基板Wの表面に回り込んで残ってしまうことがある。また、ブラシから飛び散って表面に落下した汚染物質を含む液が基板表面に付着することがある。第1リンス液供給部の流量を十分に大きくすれば基板Wの表面全域を第1リンス液で覆うこともできるが、その条件を満たす流量が第1リンス液供給部の供給能力を超えてしまう場合は、この手法では問題は解決できない。
本実施の形態によれば、基板Wを高速の第1回転数で回転させながらノズル25Aにより第1リンス液R1を600ml/minで基板Wの中央部W1に供給した後(第1リンス液供給工程)、基板Wの回転数を高速の第1回転数から低速の第2回転数まで低下させながら、ノズル25Aにより第1リンス液R1を基板Wの中央部W1に供給するとともに、ノズル25Bにより第2リンス液R2を基板Wの中央部W1と周縁部W2との間に供給する(第2リンス液供給工程)。
このように第1リンス液供給工程の後に第2リンス液供給工程を実行することにより、基板Wの表面が疎水性の性状をもっていても、まず基板Wの中央部W1に供給された第1リンス液R1を基板Wの表面に拡げた後、基板Wの中央部W1に供給された第1リンス液R1および基板Wの中央部W1と周縁部W2との間に供給された第2リンス液R2を基板Wの表面全域に確実に拡げることができる。このため洗浄ブラシ63によって基板Wの裏面周縁部を洗浄した場合に、洗浄ブラシ63に対してノズル64から洗浄液R3を供給しても、基板Wから剥離した汚染物質がこの洗浄液R3によって基板Wの表面側に戻されたり、回り込むことはない。
このような第1リンス液供給工程と第2リンス液供給工程を経て、基板Wは100rpmの第2回転数まで低下し、基板Wはこの低速の第2回転数で回転する。
次に洗浄ブラシ63を用いた洗浄工程に入る。この洗浄工程において、基板Wは100rpmの第2回転数で回転を続け、ノズル25A(第1リンス液供給部)から600ml/minで第1リンス液R1が基板Wの中央部W1に供給され、ノズル25B(第2リンス液供給部)から900ml/minで第2リンス液R2が基板Wの中央部W1と周縁部W2との間に供給される。
同時に洗浄ブラシ63が基板Wの周縁部W2に当接して、洗浄ブラシ63により基板Wの周縁部W2が洗浄される。
この洗浄工程において、ノズル64を介して洗浄ブラシ63に向けて洗浄液R3が吐出される。さらに、制御装置12で回転駆動機構67,68を制御して、洗浄ブラシ63を回転させながら基板Wの外周縁部W2に当接させ、洗浄ブラシ63の小径ブラシ部69で基板Wの外周端縁を洗浄すると同時に洗浄ブラシ63の大径ブラシ部70で基板Wの裏面の外周端から内周側の所定の処理範囲を洗浄する。このことにより、基板Wの外周端縁及び基板Wの外周端から内周側の所定の処理範囲における汚染物質を除去することができる。
このような洗浄ブラシを用いた洗浄工程の後、基板保持機構15により基板Wの回転数が1000rpmの高速の第3回転数まで上昇し、基板Wに対してノズル25AからDIWの後リンス液が供給され、基板W表面がこの後リンス液により更に洗浄される(後リンス液供給工程)。
その後、基板保持機構15により基板Wの回転数が1000rpmの第3回転数から2000rpmの第4回転数まで上昇し、基板W状に残る後リンス液(DIW)がスピン乾燥される(乾燥工程)。
以上のように、本実施の形態によれば、第1リンス液供給工程の後に第2リンス液供給工程を行なうことにより、基板Wの表面が疎水性の性状をもっていても、まず基板Wを高速の第1回転数で回転させながら、第1リンス液R1を基板Wの表面に拡げた後、基板Wの回転数を低速の第2回転数まで下げながら、第1リンス液R1および第2リンス液R2を基板Wの表面全域に確実に拡げることができる。このため洗浄ブラシ63によって基板Wの裏面周縁部を洗浄した場合に、洗浄ブラシ63に対してノズル64から洗浄液R3を供給しても、基板Wから剥離した汚染物質がこの洗浄液R3によって基板Wの表面側に戻されたり、回り込むことはない。また、ブラシから飛び散って表面に落下した汚染物質を含む液が基板表面に付着することもない。
このため基板Wから剥離した汚染物質が基板W上に残ることはなく、基板W上を常に清浄な状態に保つことができる。また、第2リンス液供給工程において、基板Wの回転数を低速の第2回転数まで下げ、この第2回転数で基板Wを回転させながら、基板Wを洗浄ブラシ63で洗浄する洗浄工程に入る。このため、洗浄工程に入る前に基板Wの回転数を調整する必要はなく、第2リンス液供給工程から洗浄工程へスムースに移行することができる。本実施形態では、洗浄ブラシ63で洗浄する洗浄工程において、第2リンス液供給部25Bは、第2リンス液が基板Wの表面を流れて洗浄ブラシ63に到着するような位置W3に、第2リンス液を供給する(図6)。位置W3は、基板Wのサイズ、第2リンス液の液量、ウエハWの回転数等に応じて変化するものであり、予め実験を行うことにより最適な位置を求めることができる。
なお、上記実施の形態において、ノズル25Aから第1リンス液R1を基板Wの表面上に供給し、かつノズル25Bから第2リンス液R2を基板W上に供給した状態で、基板Wの裏面周縁に設けた不図示の薬液供給路(裏面薬液処理部)から基板Wの裏面に薬液を供給して基板の薬液処理を施してもよい。
このように基板Wの表面上に第1リンス液R1と第2リンス液R2を供給しながら、基板Wの裏面に薬液を供給することにより、基板Wの裏面の薬液が基板Wの表面側に回り込むことを確実に防止することができる。
以上の実施形態では、基板Wの回転数を高速の第1回転数から低速の第2回転数まで低下させながら、ノズル25Aにより第1リンス液R1を基板Wの中央部W1に供給するとともに、ノズル25Bにより第2リンス液R2を基板Wの中央部W1と周縁部W2との間に供給するようにした。しかし、第2リンス液供給工程は、以上の制御に限定されない。例えば、基板Wの回転数を高速の第1回転数において、ノズル25Bにより第2リンス液R2を開始し、ウエハWの全域を第1リンス液R1と第2リンス液R2で覆った後で、基板Wの回転数を高速の第1回転数から低速の第2回転数まで低下させるようにしてもよい。すなわち、基板Wの回転数が第2回転数まで下がったときに基板Wの表面全域が第1リンス液および第2リンス液で覆うことができれば、第2リンス液R2の供給開始のタイミングは任意に決めて良い。
<他の実施形態>
次に図11により本発明の他の実施形態について説明する。
図11および図12(a)(b)に示す例は、基板W上に第1リンスR1および第2リンスR2のいずれも供給することなく、かつ基板Wに対して洗浄液R3を供給しない状態で、基板Wの裏面周縁部を小径ブラシ部69と大径ブラシ部70とを有する洗浄ブラシ63により洗浄するものである。
図11に示す例において、図1乃至図10に示す実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図11に示すように、カップ22内に回転軸17と吸引テーブル18とを有する基板保持機構15により吸着保持された基板Wが収納されている。
またカップ22の外周に上方開口の保湿タンク71が設けられ、この保湿タンク71内に小径ブラシ部69と大径ブラシ部70とを有する洗浄ブラシ63が収納されている(図11の位置(1))。
図11には示していないが、洗浄ブラシ63に対してDIWの洗浄液R3を供給するノズル64が設けられている(図2および図3参照)。
図11において、まず洗浄ブラシ63は保湿タンク71内に収納されている(図11の位置(1))。この場合、洗浄ブラシ63に対してノズル64から洗浄液R3が供給され、洗浄ブラシ63は保湿タンク71内で十分に保湿されている。次にノズル64からの洗浄液R3の供給が停止する。
その後、保湿タンク71から洗浄ブラシ63が取り出され(図11の位置(2))、次に洗浄ブラシ63はカップ22の切欠き22Aからカップ22内に挿入されて、洗浄ブラシ63は基板Wの周縁部W1に当接する(図11の位置(3))。
この間、基板Wは基板保持機構15により吸着保持されるとともに、低速の100rpmの回転数で回転している。また基板W上には、第1リンス液R1および第2リンス液R2はいずれも供給されておらず、かつ基板W上には洗浄液R3も供給されていない。
このように基板Wを100rpmの低速で回転させた状態で洗浄ブラシ63を周縁部に押し込むことにより基板Wの裏面周縁部を洗浄する。基板Wの周縁部W2を効果的に洗浄することができ、基板Wから除去された汚染物質が基板Wの表面に残ることはない。
1 基板処理システム
11 裏面周縁部処理装置
12 制御装置
15 基板保持機構
22 カップ
25A 第1リンス供給部
25B 第2リンス供給部
63 洗浄ブラシ
64 ノズル
W 基板
W1 中央部
W2 周縁部
R1 第1リンス液
R2 第2リンス液
R3 洗浄水

Claims (7)

  1. 回転自在の基板保持機構により基板の裏面を保持する工程と、
    前記基板保持機構により保持された基板を第1回転数で回転させながら、前記基板上の中央部に第1リンス液供給部から第1リンス液を供給して前記基板表面を第1リンス液で覆う第1リンス液供給工程と、
    前記第1リンス液供給工程の後、前記基板上の中央部と周縁部との間に第2リンス液供給部からの第2リンス液の供給を開始し、その後、前記基板保持機構により保持された基板の回転数を、前記第1回転数より小さな第2回転数まで下げることにより、前記基板表面全域を第1リンス液および第2リンス液で覆う第2リンス液供給工程と、
    前記第2リンス液供給工程の後、前記基板表面全域を第1リンス液および第2リンス液で覆った状態で、前記基板保持機構により保持された基板を回転させながら、前記基板の周縁部に洗浄ブラシを当接させて前記基板を洗浄する工程と、
    を備えたことを特徴とする基板処理方法。
  2. 前記基板を洗浄する工程において、前記第2リンス液供給部は、前記第2リンス液が前記基板の表面を流れて前記洗浄ブラシに到着する位置に、前記第2リンス液を供給することを特徴とする請求項1記載の基板処理方法。
  3. 前記第2リンス液供給工程の後、前記基板保持機構により保持された基板の裏面に対して薬液を供給することを特徴とする請求項1または2記載の基板処理方法。
  4. 基板の裏面を保持する、回転自在の基板保持機構と、
    前記基板保持機構により保持された基板上の中央部に第1リンス液を供給する第1リンス液供給部と、
    前記基板保持機構により保持された基板上の中央部と周縁部との間に第2リンス液を供給する第2リンス液供給部と、
    前記基板保持機構により保持された基板の周縁部に当接する洗浄ブラシと、
    前記基板保持機構、前記第1リンス液供給部および前記第2リンス液供給部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は前記基板保持機構、前記第1リンス液供給部および前記第2リンス液供給部を制御して、前記基板保持機構により保持された基板を第1回転数で回転させながら、前記基板上の中央部に第1リンス液を供給して前記基板表面を第1リンス液で覆い、
    前記基板上の中央部と周縁部との間に第2リンス液供給部からの第2リンス液の供給を開始し、その後、前記基板保持機構により保持された基板の回転数を、前記第1回転数より小さな第2回転数まで下げることにより、前記基板表面全域を第1リンス液及び第2リンス液で覆い、前記基板表面全域を第1リンス液および第2リンス液で覆った状態で、前記基板保持機構により保持された基板を回転させながら、前記基板の周縁部に前記洗浄ブラシを当接させて前記基板を洗浄することを特徴とする基板処理装置。
  5. 前記リンス液供給部は、前記第2リンス液が前記基板の表面を流れて前記洗浄ブラシに到着する位置に、前記第2リンス液を供給することを特徴とする請求項4記載の基板処理装置。
  6. 前記基板保持機構により保持された基板の裏面に対して薬液処理を施す裏面薬液処理部を設け、制御部は裏面薬液処理部を制御して、前記第1リンス液および前記第2リンス液で前記基板表面全域を覆う際、基板の裏面に対して薬液を供給することを特徴とする請求項4または5記載の基板処理装置。
  7. コンピュータに基板処理方法を実行させるための記憶媒体において、
    基板処理方法は、回転自在の基板保持機構により基板を保持する工程と、
    前記基板保持機構により保持された基板を第1回転数で回転させながら、前記基板上の中央部に第1リンス液供給部から第1リンス液を供給して前記基板表面を第1リンス液で覆う第1リンス液供給工程と、前記第1リンス液供給工程の後、前記基板上の中央部と周縁部との間に第2リンス液供給部から第2リンス液の供給を開始し、その後、前記基板保持機構により保持された基板の回転数を、前記第1回転数より小さな第2回転数まで下げることにより、前記基板表面全域を第1リンス液および第2リンス液で覆う第2リンス液供給工程と、前記第2リンス液供給工程の後、前記基板表面全域を第1リンス液および第2リンス液で覆った状態で、前記基板保持機構により保持された基板を回転させながら、前記基板の周縁部に洗浄ブラシを当接させて前記基板を洗浄する工程と、を備えたことを特徴とする記憶媒体。
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