JP2017001363A - 防汚構造体及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、本発明の第1の実施形態に係る防汚構造体について図面を参照しながら詳細に説明する。図1(A)は、本発明の第1の実施形態に係る防汚構造体を示す模式的な断面図であり、図1(B)は、図1(A)に示した多孔質体の包囲線Bで囲まれた部位を模式的に示す拡大図である。
次に、本発明の第2の実施形態に係る防汚構造体について図面を参照しながら詳細に説明する。図3(A)は、本発明の第2の実施形態に係る防汚構造体を示す模式的な断面図であり、図3(B)は、図3(A)に示した多孔質体の包囲線Bで囲まれた部位を模式的に示す拡大図である。なお、上記の実施形態において説明したものと同等のものについては、それらと同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第3の実施形態に係る防汚構造体について図面を参照しながら詳細に説明する。図4(A)は、本発明の第3の実施形態に係る防汚構造体を示す模式的な断面図であり、図4(B)は、図4(A)に示した防汚構造体の包囲線Bで囲まれた部位を説明する説明図である。なお、上記の実施形態において説明したものと同等のものについては、それらと同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第4の実施形態に係る防汚構造体について図面を参照しながら詳細に説明する。図5(A)は、本発明の第4の実施形態に係る防汚構造体を示す模式的な断面図であり、図5(B)は、図5(A)に示した防汚構造体の包囲線Bで囲まれた部位を説明する説明図である。なお、上記の実施形態において説明したものと同等のものについては、それらと同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第5の実施形態に係る自動車部品について詳細に説明する。本実施形態の自動車部品は、上述した本発明の一実施形態に係る防汚構造体を有するものである。
次に、本発明の第6の実施形態に係る防汚構造体の製造方法について詳細に説明する。本実施形態の防汚構造体の製造方法は、例えば、上述した第1の実施形態に係る防汚構造体を製造する方法の一形態である。
次に、本発明の第7の実施形態に係る防汚構造体の製造方法について詳細に説明する。本実施形態の防汚構造体の製造方法は、例えば、上述した第2の実施形態に係る防汚構造体を製造する方法の一形態である。
次に、本発明の第8の実施形態に係る防汚構造体の製造方法について詳細に説明する。本実施形態の防汚構造体の製造方法は、例えば、上述した第2の実施形態に係る防汚構造体を製造する方法の他の形態である。
次に、本発明の第9の実施形態に係る防汚構造体の製造方法について詳細に説明する。本実施形態の防汚構造体の製造方法は、例えば、上述した第2の実施形態に係る防汚構造体を製造する方法のさらに他の形態である。
次に、本発明の第10の実施形態に係る防汚構造体の製造方法について詳細に説明する。本実施形態の防汚構造体の製造方法は、例えば、上述した第3又は第4の実施形態に係る防汚構造体を製造する方法の一形態である。
次に、本発明の第11の実施形態に係る防汚構造体の製造方法について詳細に説明する。本実施形態の防汚構造体の製造方法は、例えば、上述した第3又は第4の実施形態に係る防汚構造体を製造する方法の他の形態である。
次に、本発明の第12の実施形態に係る防汚構造体の製造方法について詳細に説明する。本実施形態の防汚構造体の製造方法は、例えば、上述した第3又は第4の実施形態に係る防汚構造体を製造する方法のさらに他の形態である。
次に、本発明の第13の実施形態に係る防汚構造体の製造方法について詳細に説明する。本実施形態の防汚構造体の製造方法は、例えば、上述した第3又は第4の実施形態に係る防汚構造体を製造する方法のさらに他の形態である。
まず、表1に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、メチル系シリコーンアルコキシオリゴマー50μLと、2−プロパノール20mLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I1−1液を調製した。
まず、表1に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、メチル系シリコーンアルコキシオリゴマー50μLと、2−プロパノール20mLと、FAS−17(ヘプタデカフルオロ−1,1,2,2−テトラヒドロデシルトリメトキシシラン)2μLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I1−2液を調製した。
まず、表1に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、エチルシリケート50μLと、2−プロパノール20mLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I1−3液を調製した。
まず、表1に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、エチルシリケート50μLと、2−プロパノール20mLと、FAS−17(ヘプタデカフルオロ−1,1,2,2−テトラヒドロデシルトリメトキシシラン)2μLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I1−4液を調製した。
まず、表1に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、エチルシリケート50μLと、2−プロパノール20mLと、FAS−17(ヘプタデカフルオロ−1,1,2,2−テトラヒドロデシルトリメトキシシラン)2μLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I1−5液を調製した。
まず、表1に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、エチルシリケート50μLと、2−プロパノール2mLと、FAS−17(ヘプタデカフルオロ−1,1,2,2−テトラヒドロデシルトリメトキシシラン)2μLと、ハイドロフルオロエーテル(HFE)18mLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I1−6液を調製した。
まず、表1に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、エチルシリケート50μLと、2−プロパノール20mLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I1−7液を調製した。
まず、キシレン、ミネラルスピリット(石油留分又は残油の水素化精製又は分解により得られる軽油)、パーヒドロポリシラザン及び1−メチルピペラジンを質量比でキシレン:ミネラルスピリット:パーヒドロポリシラザン:1−メチルピペラジン=2:96.9:1:0.1の割合で混合して、前処理液1−8を調製した。
まず、3−アミノプロピルトリメトキシシラン及び2−プロパノールを質量比で3−アミノプロピルトリメトキシシラン:2−プロパノール=1:99の割合で混合して、前処理液1−9を調製した。
まず、表1に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、エチルシリケート50μLと、2−プロパノール20mLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I1−1’液を調製した。
まず、表1に示すセラミックス粒子(酸化ケイ素ゾル)(日産化学工業株式会社製、ST−O−40)24gと、メタノール114gとを混合し、10分間撹拌し、I1−2’液を調製した。
まず、表1に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、エチルシリケート50μLと、2−プロパノール20mLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I1−3’液を調製した。
上記各例の防汚構造体の試験片を、下記の各性能評価に供した。得られた結果を表2に示す。
上記各例の防汚構造体の防汚性能評価を下記の水滴転落性及び油滴転落性により評価した。
水20μLを試験片に滴下し、転落角が10°以下の場合を「◎」とし、転落角が10°より大きく15°以下の場合を「○」とし、転落角が15°より大きく30°以下の場合を「△」とし、転落角が30°より大きい場合を「×」とした。なお、転落角はDSA100(Kruss社製)を用いて計測した。
オレイン酸20μLを試験片に滴下し、転落角が10°以下の場合を「◎」とし、転落角が10°より大きく15°以下の場合を「○」とし、転落角が15°より大きく30°以下の場合を「△」とし、転落角が30°より大きい場合を「×」とした。なお、転落角はDSA100(Kruss社製)を用いて計測した。
上記各例の防汚構造体の耐摺動性評価を下記の耐摩耗試験における接触角保持率により評価した。具体的には、水20μL及びオレイン酸20μLを試験片に滴下し、初期の接触角を測定した。さらに、キャンパス布による耐摩耗試験を実施し、5000往復摺動させた後、水20μL及びオレイン酸20μLを試験片に滴下し、摩耗試験後の接触角を測定した。これらの測定結果から接触角保持率を算出した。接触角保持率が80%以上の場合を「◎」とし、接触角保持率が70%以上80%未満の場合を「○」とし、接触角保持率が50%以上70%未満の場合を「△」とし、接触角保持率が50%未満の場合を「×」とした。なお、接触角はDAS100を用いて計測し、θ/2近似にて静置接触角を算出した。
上記各例の防汚構造体の透明性評価を下記のヘイズ測定により評価した。具体的には、ヘイズメーター(株式会社村上色彩技術研究所製)により、試験片のヘイズを測定した。ヘイズが1%以下の場合を「◎」とし、ヘイズが1%より大きく3%以下の場合を「○」とし、ヘイズが3%より大きく10%以下の場合を「△」とし、ヘイズが10%より大きい場合を「×」とした。
まず、表3に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、メチル系シリコーンアルコキシオリゴマー50μLと、2−プロパノール20mLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I2−1液を調製した。
まず、表3に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、メチル系シリコーンアルコキシオリゴマー50μLと、2−プロパノール20mLと、FAS−17(ヘプタデカフルオロ−1,1,2,2−テトラヒドロデシルトリメトキシシラン)2μLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I2−2液を調製した。
まず、表3に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、エチルシリケート50μLと、2−プロパノール20mLと、FAS−17(ヘプタデカフルオロ−1,1,2,2−テトラヒドロデシルトリメトキシシラン)2μLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I2−3液を調製した。
まず、表3に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、エチルシリケート50μLと、2−プロパノール20mLと、FAS−17(ヘプタデカフルオロ−1,1,2,2−テトラヒドロデシルトリメトキシシラン)2μLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I2−4液を調製した。
まず、表3に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、エチルシリケート50μLと、2−プロパノール2mLと、FAS−17(ヘプタデカフルオロ−1,1,2,2−テトラヒドロデシルトリメトキシシラン)2μLと、ハイドロフルオロエーテル(HFE)18mLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I2−5液を調製した。
まず、表3に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、エチルシリケート50μLと、2−プロパノール20mLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I2−1’液を調製した。
まず、表3に示すセラミックス粒子(酸化ケイ素ゾル)(日産化学工業株式会社製、ST−O−40)24gと、メタノール114gとを混合し、10分間撹拌し、I2−2’液を調製した。
上記各例の防汚構造体の試験片を、上述した各性能評価に供した。得られた結果を表4に示す。
まず、表5に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、メチル系シリコーンアルコキシオリゴマー50μLと、2−プロパノール20mLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I3−1液を調製した。
まず、表5に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、メチル系シリコーンアルコキシオリゴマー50μLと、2−プロパノール20mLと、FAS−17(ヘプタデカフルオロ−1,1,2,2−テトラヒドロデシルトリメトキシシラン)2μLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I3−2液を調製した。
まず、表5に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、エチルシリケート50μLと、2−プロパノール20mLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I3−3液を調製した。
まず、表5に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、エチルシリケート50μLと、2−プロパノール20mLと、FAS−17(ヘプタデカフルオロ−1,1,2,2−テトラヒドロデシルトリメトキシシラン)2μLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I3−4液を調製した。
まず、表5に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、エチルシリケート50μLと、2−プロパノール20mLと、FAS−17(ヘプタデカフルオロ−1,1,2,2−テトラヒドロデシルトリメトキシシラン)2μLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I3−5液を調製した。
まず、表5に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、エチルシリケート50μLと、2−プロパノール2mLと、FAS−17(ヘプタデカフルオロ−1,1,2,2−テトラヒドロデシルトリメトキシシラン)2μLと、ハイドロフルオロエーテル(HFE)18mLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I3−6液を調製した。
まず、表5に示すセラミックス粒子の20質量%水分散液(ゾル)50μLと、エチルシリケート50μLと、2−プロパノール20mLとを混合し、超音波振動を利用して1分間撹拌し、I3−1’液を調製した。
まず、表5に示すセラミックス粒子(酸化ケイ素ゾル)(日産化学工業株式会社製、ST−O−40)24gと、メタノール114gとを混合し、10分間撹拌し、I3−2’液を調製した。
上記各例の防汚構造体の試験片を、上述した各性能評価に供した。得られた結果を表6に示す。
10 多孔質層
11 多孔質体
11A 未修飾の多孔質体
11B 修飾された多孔質体
11a 空孔
11b 表面
13 セラミックス微粒子
13a 平坦部
15 結着材
17 表面修飾基
19 潤滑油
20 基材
20a 表面部
21 樹脂
30 中間層
31 無機材料
Claims (19)
- 基材の上に形成された、多孔質体からなる多孔質層と、
上記多孔質体の空孔に保持された潤滑油と、を備え、
上記多孔質体が、セラミックス微粒子と、該セラミックス微粒子の材質と異なる材質を有する結着材と、を含有する
ことを特徴とする防汚構造体。 - 上記多孔質体が、該多孔質体の表面に上記潤滑油との濡れ性が高い表面修飾基を有することを特徴とする請求項1に記載の防汚構造体。
- 上記セラミックス微粒子が、金属酸化物を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の防汚構造体。
- 上記セラミックス微粒子の形状が、ファイバー状、針状又は板状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つの項に記載の防汚構造体。
- 上記セラミックス微粒子の平均長径が、1000nm以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つの項に記載の防汚構造体。
- 上記結着材が、金属酸化物を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つの項に記載の防汚構造体。
- 上記セラミックス微粒子が、水酸化酸化アルミニウム及び酸化アルミニウムからなる群より選ばれた少なくとも1種を含み、
上記結着材が、酸化ケイ素を含む
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つの項に記載の防汚構造体。 - 上記基材と上記多孔質層との間に、無機材料からなる中間層を備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つの項に記載の防汚構造体。
- 上記基材が、該基材の表面部に樹脂を含み、
上記無機材料の一部が、上記表面部に拡散した状態で含まれる
ことを特徴とする請求項8に記載の防汚構造体。 - 上記基材と上記多孔質層との間に、有機シラン構造からなる中間層を備え、
上記基材が、該基材の表面部に樹脂を含む
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つの項に記載の防汚構造体。 - 基材の上に形成された、多孔質体からなる多孔質層と、該多孔質体の空孔に保持された潤滑油と、を備え、該多孔質体が、セラミックス微粒子と、該セラミックス微粒子の材質と異なる材質を有する結着材と、を含有する、防汚構造体を製造する方法であって、以下の工程(1A)及び(2A)
(1A):上記セラミックス微粒子自体及び上記セラミックス微粒子の原料からなる群より選ばれた少なくとも1種と、シリコーンアルコキシオリゴマー、ポリシラザン及びシリケートからなる群より選ばれた少なくとも1種を含む酸化ケイ素原料と、該酸化ケイ素原料を硬化させる触媒とを含む混合液を、上記基材の上に塗布し、塗布された該混合液を乾燥させて、上記多孔質体からなる上記多孔質層を得る工程、
(2A):上記工程(1A)より後に実施される、上記多孔質体に上記潤滑油を含浸させる工程、を含む
ことを特徴とする防汚構造体の製造方法。 - 基材の上に形成された、多孔質体からなる多孔質層と、該多孔質体の空孔に保持された潤滑油と、を備え、該多孔質体が、セラミックス微粒子と、該セラミックス微粒子の材質と異なる材質を有する結着材と、を含有し、かつ、該多孔質体の表面に該潤滑油との濡れ性が高い表面修飾基を有する、防汚構造体を製造する方法であって、以下の工程(1B)〜(3B)
(1B):上記セラミックス微粒子自体及び上記セラミックス微粒子の原料からなる群より選ばれた少なくとも1種と、シリコーンアルコキシオリゴマー、ポリシラザン及びシリケートからなる群より選ばれた少なくとも1種を含む酸化ケイ素原料と、該酸化ケイ素原料を硬化させる触媒とを含む混合液を、上記基材の上に塗布し、塗布された該混合液を乾燥させて、未修飾の多孔質体からなる多孔質層を得る工程、
(2B):上記工程(1B)より後に実施される、上記未修飾の多孔質体の表面に上記潤滑油との濡れ性が高い上記表面修飾基を形成する表面改質剤を用いて表面修飾処理をして、上記多孔質体からなる上記多孔質層を得る工程、
(3B):上記工程(2B)より後に実施される、上記多孔質体に上記潤滑油を含浸させる工程、を含む
ことを特徴とする防汚構造体の製造方法。 - 基材の上に形成された、多孔質体からなる多孔質層と、該多孔質体の空孔に保持された潤滑油と、を備え、該多孔質体が、セラミックス微粒子と、該セラミックス微粒子の材質と異なる材質を有する結着材と、を含有し、かつ、該多孔質体の表面に該潤滑油との濡れ性が高い表面修飾基を有する、防汚構造体を製造する方法であって、以下の工程(1C)及び(2C)
(1C):上記セラミックス微粒子自体及び上記セラミックス微粒子の原料からなる群より選ばれた少なくとも1種と、シリコーンアルコキシオリゴマー、ポリシラザン及びシリケートからなる群より選ばれた少なくとも1種を含む酸化ケイ素原料と、該酸化ケイ素原料を硬化させる触媒と、未修飾の多孔質体の表面に上記潤滑油との濡れ性が高い上記表面修飾基を形成する表面改質剤とを含む混合液を、上記基材の上に塗布し、塗布された該混合液を乾燥させて、上記多孔質体からなる上記多孔質層を得る工程、
(2C):上記工程(1C)より後に実施される、上記多孔質体に上記潤滑油を含浸させる工程、を含む
ことを特徴とする防汚構造体の製造方法。 - 基材の上に形成された、多孔質体からなる多孔質層と、該多孔質体の空孔に保持された潤滑油と、を備え、該多孔質体が、セラミックス微粒子と、該セラミックス微粒子の材質と異なる材質を有する結着材と、を含有し、かつ、該多孔質体の表面に該潤滑油との濡れ性が高い表面修飾基を有する、防汚構造体を製造する方法であって、以下の工程(1D)
(1D):上記セラミックス微粒子自体及び上記セラミックス微粒子の原料からなる群より選ばれた少なくとも1種と、シリコーンアルコキシオリゴマー、ポリシラザン及びシリケートからなる群より選ばれた少なくとも1種を含む酸化ケイ素原料と、該酸化ケイ素原料を硬化させる触媒と、未修飾の多孔質体の表面に上記潤滑油との濡れ性が高い上記表面修飾基を形成する表面改質剤と、上記潤滑剤とを含む混合液を、上記基材の上に塗布し、塗布された該混合液を乾燥させる工程、を含む
ことを特徴とする防汚構造体の製造方法。 - 表面部に樹脂を含む基材の上に形成された中間層と、該中間層の上に形成された、多孔質体からなる多孔質層と、該多孔質体の空孔に保持された潤滑油と、を備え、該中間層が、無機材料からなるか又は有機シラン構造からなり、該多孔質体が、セラミックス微粒子と、該セラミックス微粒子の材質と異なる材質を有する結着材と、を含有する、防汚構造体を製造する方法であって、以下の工程(1E)〜(3E)
(1E):上記表面部に上記樹脂を含む上記基材と相溶性のある有機溶剤と、ポリシラザン及びシリコーンアルコキシオリゴマーからなる群より選ばれた少なくとも1種とを含むか又は有機シランカップリング剤を含む前処理液を、上記表面部に上記樹脂を含む上記基材の上に塗布し、塗布された該前処理液を乾燥させて、上記表面部に上記樹脂を含む上記基材の上に上記無機材料からなるか又は上記有機シラン構造からなる上記中間層を形成する工程、
(2E):上記工程(1E)より後に実施される、上記セラミックス微粒子自体及び上記セラミックス微粒子の原料からなる群より選ばれた少なくとも1種と、シリコーンアルコキシオリゴマー、ポリシラザン及びシリケートからなる群より選ばれた少なくとも1種を含む酸化ケイ素原料と、該酸化ケイ素原料を硬化させる触媒とを含む混合液を、上記基材の上に形成された上記無機材料からなるか又は上記有機シラン構造からなる上記中間層に塗布し、塗布された該混合液を乾燥させて、上記多孔質体からなる上記多孔質層を得る工程、
(3E):上記工程(2E)より後に実施される、上記多孔質体に上記潤滑油を含浸させる工程、を含む
ことを特徴とする防汚構造体の製造方法。 - 表面部に樹脂を含む基材の上に形成された中間層と、該中間層の上に形成された、多孔質体からなる多孔質層と、該多孔質体の空孔に保持された潤滑油と、を備え、該中間層が、無機材料からなるか又は有機シラン構造からなり、該多孔質体が、セラミックス微粒子と、該セラミックス微粒子の材質と異なる材質を有する結着材と、を含有し、かつ、該多孔質体の表面に該潤滑油との濡れ性が高い表面修飾基を有する、防汚構造体を製造する方法であって、以下の工程(1F)〜(4F)
(1F):上記表面部に上記樹脂を含む上記基材と相溶性のある有機溶剤と、ポリシラザン及びシリコーンアルコキシオリゴマーからなる群より選ばれた少なくとも1種とを含むか又は有機シランカップリング剤を含む前処理液を、上記表面部に上記樹脂を含む上記基材の上に塗布し、塗布された該前処理液を乾燥させて、上記表面部に上記樹脂を含む上記基材の上に上記無機材料からなるか又は上記有機シラン構造からなる上記中間層を形成する工程、
(2F):上記工程(1F)より後に実施される、上記セラミックス微粒子自体及び上記セラミックス微粒子の原料からなる群より選ばれた少なくとも1種と、シリコーンアルコキシオリゴマー、ポリシラザン及びシリケートからなる群より選ばれた少なくとも1種を含む酸化ケイ素原料と、該酸化ケイ素原料を硬化させる触媒とを含む混合液を、上記基材の上に形成された上記無機材料からなるか又は上記有機シラン構造からなる上記中間層に塗布し、塗布された該混合液を乾燥させて、未修飾の多孔質体からなる多孔質層を得る工程、
(3F):上記工程(2F)より後に実施される、上記未修飾の多孔質体の表面に上記潤滑油との濡れ性が高い上記表面修飾基を形成する表面改質剤を用いて表面修飾処理をして、上記多孔質体からなる上記多孔質層を得る工程、
(4F):上記工程(3F)より後に実施される、上記多孔質体に上記潤滑油を含浸させる工程、を含む
ことを特徴とする防汚構造体の製造方法。 - 表面部に樹脂を含む基材の上に形成された中間層と、該中間層の上に形成された、多孔質体からなる多孔質層と、該多孔質体の空孔に保持された潤滑油と、を備え、該中間層が、無機材料からなるか又は有機シラン構造からなり、該多孔質体が、セラミックス微粒子と、該セラミックス微粒子の材質と異なる材質を有する結着材と、を含有し、かつ、該多孔質体の表面に該潤滑油との濡れ性が高い表面修飾基を有する、防汚構造体を製造する方法であって、以下の工程(1G)〜(3G)
(1G):上記表面部に上記樹脂を含む上記基材と相溶性のある有機溶剤と、ポリシラザン及びシリコーンアルコキシオリゴマーからなる群より選ばれた少なくとも1種とを含むか又は有機シランカップリング剤を含む前処理液を、上記表面部に上記樹脂を含む上記基材の上に塗布し、塗布された該前処理液を乾燥させて、上記表面部に上記樹脂を含む上記基材の上に上記無機材料からなるか又は上記有機シラン構造からなる上記中間層を形成する工程、
(2G):上記工程(1G)より後に実施される、上記セラミックス微粒子自体及び上記セラミックス微粒子の原料からなる群より選ばれた少なくとも1種と、シリコーンアルコキシオリゴマー、ポリシラザン及びシリケートからなる群より選ばれた少なくとも1種を含む酸化ケイ素原料と、該酸化ケイ素原料を硬化させる触媒と、未修飾の多孔質体の表面に上記潤滑油との濡れ性が高い上記表面修飾基を形成する表面改質剤とを含む混合液を、上記基材の上に形成された上記無機材料からなるか又は上記有機シラン構造からなる上記中間層に塗布し、塗布された該混合液を乾燥させて、上記多孔質体からなる上記多孔質層を得る工程、
(3G):上記工程(2G)より後に実施される、上記多孔質体に上記潤滑油を含浸させる工程、を含む
ことを特徴とする防汚構造体の製造方法。 - 表面部に樹脂を含む基材の上に形成された中間層と、該中間層の上に形成された、多孔質体からなる多孔質層と、該多孔質体の空孔に保持された潤滑油と、を備え、該中間層が、無機材料からなるか又は有機シラン構造からなり、該多孔質体が、セラミックス微粒子と、該セラミックス微粒子の材質と異なる材質を有する結着材と、を含有し、かつ、該多孔質体の表面に該潤滑油との濡れ性が高い表面修飾基を有する、防汚構造体を製造する方法であって、以下の工程(1H)及び(2H)
(1H):上記表面部に上記樹脂を含む上記基材と相溶性のある有機溶剤と、ポリシラザン及びシリコーンアルコキシオリゴマーからなる群より選ばれた少なくとも1種とを含むか又は有機シランカップリング剤を含む前処理液を、上記表面部に上記樹脂を含む上記基材の上に塗布し、塗布された該前処理液を乾燥させて、上記表面部に上記樹脂を含む上記基材の上に上記無機材料からなるか又は上記有機シラン構造からなる上記中間層を形成する工程、
(2H):上記工程(1H)より後に実施される、上記セラミックス微粒子自体及び上記セラミックス微粒子の原料からなる群より選ばれた少なくとも1種と、シリコーンアルコキシオリゴマー、ポリシラザン及びシリケートからなる群より選ばれた少なくとも1種を含む酸化ケイ素原料と、該酸化ケイ素原料を硬化させる触媒と、未修飾の多孔質体の表面に上記潤滑油との濡れ性が高い上記表面修飾基を形成する表面改質剤と、上記潤滑剤とを含む混合液を、上記基材の上に形成された上記無機材料からなるか又は上記有機シラン構造からなる上記中間層に塗布し、塗布された該混合液を乾燥させる工程、を含む
ことを特徴とする防汚構造体の製造方法。 - 請求項1〜10のいずれか1つの項に記載の防汚構造体を有することを特徴とする自動車部品。
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