JP2017000383A - 清掃具 - Google Patents

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ゆかり 高嶋
Yukari Takashima
ゆかり 高嶋
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Abstract

【課題】薄手のシートと厚手のシートの両方を使用することができる、合理的で使い勝手の良い清掃具を提供する。【解決手段】厚みの異なる清掃用シート2を選択的に装着可能なヘッド3と、前記シート2を装着状態に固定するためのシート固定部材13とを有し、前記ヘッド3は、一端側と他端側とにそれぞれシート固定孔18を有し、前記シート固定部材13は、一端側と他端側とにそれぞれ、前記シート2を固定状態に保持するシート固定部21を有し、該シート固定部21は、複数の切目27で区画された係止片26と、前記シート固定孔18に嵌合する固定軸17とを有し、前記係止片26は、薄手のシート2aの使用時に、前記切目27内に挿入された該シート2aに係止して該シート2aを固定状態に保持し、前記固定軸17は、厚手のシート2bの使用時に、該シート2bを前記ヘッド3のシート固定孔18内に押し込んで固定状態に保持する。【選択図】図1

Description

本発明は、清掃用のシートをヘッドに装着して清掃を行う清掃具に関するものである。
例えば、特許文献1や特許文献2に開示されたモップのように、ヘッドにシートを装着して板敷きの床の清掃を行う清掃具は公知である。このような清掃具においては、前記ヘッドに装着したシートを装着状態に固定するため、様々な固定機構が用いられている。
前記特許文献1に開示されたモップは、ヘッド(支持板)の上面に、交叉する複数の切目を設けることによって複数の弾性舌片を形成し、該ヘッドに装着したシートの端部を前記切目内に押し込むことにより前記弾性舌片に係止させ、それによって該シートを装着状態に固定するように構成されている。
このような切目を利用した固定機構は、該切目内にシートを単に押し込むだけで固定することができるため、シートの装着作業が簡単である。また、清掃で汚れたシートを該ヘッドから取り外す場合にも、該シートをやや強く引っ張って前記切目から引き出せば良いため、取り外し作業も簡単である。
しかし、この特許文献1に開示されたシートの固定機構は、1mm程度の薄手のシートを使用する場合には適しているが、2−3mm低度の厚手のシートを使用する場合には不向きである。その理由は、前記薄手のシートの場合は、前記切目内に簡単に押し込むことができて、前記弾性舌片に係止し易いが、厚手のシートは、嵩張るため前記切目内に押し込むことが難しいだけでなく、たとえ押し込んだとしても、前記弾性舌片に係止しにくいためにヘッドから外れ易いからである。
一方、前記特許文献2に開示されたモップは、ヘッド(取付台)の上面に止着孔を形成すると共に、該ヘッドの上面に取り付けた柔軟な止着部材に前記止着孔に嵌合する突起を形成し、且つ、シートに係止孔を形成したもので、該シートを前記ヘッドに装着して固定するときは、前記止着部材の端部を上方に持ち上げて該止着部材とヘッドとの間に前記シートの端部を挟み込み、該シートの係止孔を通して前記突起を前記ヘッドの止着孔内に嵌入させることにより、該シートを固定するものである。
この特許文献2に開示されたモップは、薄手のシートと厚手のシートの両方を使用することができる点で優れているが、何れのシートを使用する場合にも、該シートを固定したり取り外したりする場合に、前記止着部材の両端部を持ち上げてヘッドから離れる方向に変形させると同時に、前記突起を該シートの係止孔に嵌合させたり脱出させたりしなければならないため、前記特許文献1に開示された清掃具のように切目を利用するものに比べると、操作がやや面倒である。
実用新案登録第3023167号公報 特許第3616159号公報
本発明の技術的課題は、2種類の固定機構を使い分けることによって薄手のシートと厚手のシートの両方を使用することができるようにした、合理的で使い勝手の良い清掃具を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明の清掃具は、厚みの異なる清掃用シートを選択的に装着可能なヘッドと、該ヘッドに装着された前記シートを装着状態に固定するため、該ヘッドの一端側と他端側とにそれぞれ取り付けられたシート固定部材とを有し、前記ヘッドは、前記一端側と他端側とにそれぞれシート固定孔を有し、前記シート固定部材は、長手方向と短手方向とを有する可撓性ある部材であって、長手方向の一端側と他端側とにそれぞれ、前記シートの一部を固定状態に保持するシート固定部を有し、前記シート固定部には、複数の切目により区画された弾性変形可能な係止片と、前記ヘッドのシート固定孔に嵌合する固定軸とが形成され、前記係止片は、薄手のシートの使用時に、前記切目内に挿入された該シートに係止して該シートを固定状態に保持し、前記固定軸は、厚手のシートの使用時に、該シートを前記ヘッドのシート固定孔内に押し込んで固定状態に保持することを特徴とするものである。
本発明において、前記固定軸は中空状をしていて、前記シート固定部の、前記係止片が形成されている部分の片面に、該係止片の形成域を取り囲むような配置で形成されていることが望ましい。
前記固定軸の正面視形状は、円形であっても楕円形であっても良く、また、前記固定軸は、該固定軸の径方向に張り出すフランジ部を先端に有することが望ましい。
本発明の一つの具体的な構成態様によれば、前記ヘッドは、平面視形状が長方形をなす基板と、該基板の下面に取り付けられた緩衝用のパッド板とを有し、前記基板の長手方向の一端側と他端側とにそれぞれ、前記シート固定部材を取り付けるための固定部材取付部と前記シート固定孔とが形成され、前記固定部材取付部は、前記基板の短手方向の中間位置に形成され、前記シート固定孔は、前記固定部材取付部を挟んで前記基板の短手方向の一端側と他端側とにそれぞれ形成され、前記シート固定部材は、該シート固定部材の長手方向の中間位置に、前記基板の固定部材取付部に係止する係止部を有する。
本発明の他の具体的な構成態様によれば、前記ヘッドは、平面視で長手方向と短手方向とを有する細長い基台と、該基台の下面に取り付けられた繊維体とを有していて、前記基台の長手方向の両端部に、該基台を短手方向に貫通する前記シート固定孔が形成され、前記シート固定部材には、該シート固定部材の長手方向の両端部に前記シート固定部が形成されている。
本発明の清掃具によれば、薄手のシートを使用する場合には、該シートの端部を、シート固定部材の切目内に押し込んで係止片に係止させることにより固定し、厚手のシートを使用する場合には、該シートの端部を、シート固定部材の固定軸でシート固定孔内に押し込んで固定するといったように、2種類の固定機構を使い分けることにより、薄手のシートと厚手のシートの両方を選択的に使用することができる。しかも、薄手のシートを固定するための前記係止片と厚手のシートを固定するための前記固定軸とを、何れも前記シート固定部材に設けたことにより、これらシート係止部と固定軸とをヘッドとシート固定具とに別々に形成する場合に比べ、合理的で使い勝手の良い構成にすることができる。
本発明に係る清掃具の第1実施形態を示す斜視図である。 図1の清掃具のヘッドの拡大平面図である。 図2のIII−III線に沿った拡大断面図である。 図2のIV−IV線に沿った拡大断面図である。 シート固定部材を取り外した状態のヘッドの要部平面図である。 シート固定部材の平面図である。 図6の右側面図である。 薄手の清掃用シートを装着した状態のヘッドの平面図である。 図8のIX−IX線に沿った要部拡大断面図である。 厚手の清掃用シートを装着した状態のヘッドの平面図である。 図10のXI−XI線に沿った要部拡大断面図である。 本発明に係る清掃具の第2実施形態を示す要部側面図である。 図12のXIII−XIII線に沿った断面図である。 図12のXIV−XIV線に沿った断面図である。 シート固定部材の斜視図である。 シート固定部材の前側面図で、左半分を断面にした図である。 薄手の清掃用シートを装着した清掃具の要部側面図である。 厚手の清掃用シートを装着した清掃具の要部側面図である。
図1−図11は本発明に係る清掃具の第1実施形態を示すもので、この第1実施形態の清掃具1Aは、板敷きの床面を清掃するフローリングワイパーである。該清掃具1Aは、図1及び図2に示すように、清掃用のシート2を装着するための平面視形状が横長長方形状をなすヘッド3と、該ヘッド3の上面中央位置に起倒自在に取り付けられた柄4とを備えている。
前記柄4は、伸縮自在に形成されていて、上端部にグリップ6が設けられ、該柄4の下端部(先端部)が、自在継手7を介して前記ヘッド3に、任意の方向に任意の角度傾動自在なるように連結されている。
前記自在継手7は、前記ヘッド3の上面の軸受部8に、前記ヘッド3の長手方向に延びる第1軸線L1を中心に回転自在に支持された第1の継手部材7aと、前記柄4の先端に固定された第2の継手部材7bとを有し、該第2の継手部材7bが前記第1の継手部材7aに、前記第1軸線L1と直交する第2軸線L2を中心に回転自在に連結されている。
前記ヘッド3は、平面視形状が長方形をなす合成樹脂製の基板10の下面に、平面視形状が長方形をなす緩衝用のパッド板11を取り付けたものである。
前記パッド板11は、前記シート2で清掃する際のクッション性を高めるためのものであって、合成ゴム板や、合成樹脂を発泡させて形成したスポンジ板、不織布や織物等からなる布を積層して形成した繊維板等によって、5−10mm程度の厚みに形成され、前記基板10の下面に、フックによる係止や、接着剤あるいは両面接着テープ等による接着等の方法によって固定されている。該パッド板11は、前記基板10よりやや大きめに形成されることにより、該基板10の長手方向及び短手方向に若干はみ出している。
前記基板10の上面には、その短手方向(幅方向)の中央位置に、中空状をした一対の前記軸受部8,8が、前記第1軸線L1に沿って該基板10の長手方向に延在するように形成されている。また、図3−図5も参照して、前記基板10の長手方向の一端側と他端側とにはそれぞれ、固定部材取付部12が形成され、各々の固定部材取付部12に、ヘッド3に装着された前記シート2を固定するためのシート固定部材13が、該基板10の短手方向に延在する姿勢で、着脱自在に取り付けられている。
前記固定部材取付部12には、前記基板10の幅方向に延びるリブ状をした一対の支持壁14,14が、該基板10の長手方向の異なる位置に、互いに対向し且つ平行をなすように配設され、該一対の支持壁14,14の間に一対の係止突起15,15が形成され、該一対の係止突起15,15の上端に、フック15aが、互いに相反する向きに突出するように形成されている。前記支持壁14の長さは、前記基板10の横幅のほぼ1/3程度であり、また、前記係止突起15の長さは、該支持壁14の長さより更に短く、該支持壁14の長さのほぼ1/3程度である。
前記一対の支持壁14,14の間の部分は窪み16になっていて、この窪み16の内底部に前記一対の係止突起15,15が設けられており、該窪み16を挟んで前記基板10の幅方向の一端側と他端側とに、前記シート固定部材13の固定軸17が嵌合する一対のシート固定孔18,18の一方と他方とが設けられている。該シート固定孔18は、前記基板10の長手方向に細長く延びる楕円形状をしている。
前記シート固定部材13は、更に図6及び図7も参照して明らかなように、合成ゴムや合成樹脂等からなる可撓性を有する帯状の部材であって、長手方向と短手方向とを有すると共に、実質的に平らな上面を有している。該シート固定部材13の長手方向の中央位置には、前記基板10の一対の係止突起15,15に係止する係止部20が形成され、該シート固定部材13の、前記係止部20を介して長手方向の一端側と他端側とにそれぞれ、ヘッド3に装着された前記シート2を固定するためのシート固定部21が形成されると共に、該シート固定部21を上方に持ち上げて湾曲させる(図3の鎖線参照)ための把手22が、該シート固定部21の側面から水平方向に延出するように形成されている。
前記係止部20は、矩形の枠状をしていて、前記シート固定部材13の下面に、前記基板10側に向けて突出した状態に形成され、該係止部20の4つの枠壁のうち、前記一対の係止突起15,15に対面する一対の枠壁20a,20aの下端部内面に、前記係止突起15のフック15aに係止するフック20bが形成されている。そして、前記係止部20と係止突起15とのフック15a,20b同士が相互に係止し合うことにより、前記シート固定部材13が、前記基板10の上面に、前記一対の支持壁14,14で両側から支持されることによって位置ずれを防止された状態で、該基板10の幅方向に延在するように取り付けられている。
前記シート固定部材13の両端の前記シート固定部21には、交叉する複数の切目27で区画、形成された複数の係止片26と、前記基板10のシート固定孔18内に嵌合する前記固定軸17とが形成されている。前記係止片26の先端部は尖っていて、前記シート2に係止することができるようになっている。また、前記係止片26の尖った先端部は、厚みを他の部分より若干厚くすることによって変形しにくくされており、それにより、前記シート2に対する係止力が高められている。
また、前記固定軸17は、正面視形状が楕円形状をした中空軸であって、前記係止片26が形成されている部分の下面に、該係止片26の形成域を取り囲むような配置で形成され、先端が前記基板10側に向けて突出している。この固定軸17の長さ方向の中間部には、該固定軸17の外周を取り巻く溝部17aが形成され、この溝部17aの位置で該固定軸17の外径は、他の部分より小径化されている。従って、該固定軸17は、前記溝部17aに対応する小径部と、該小径部の先端に形成された大径のフランジ状部17bとを有するような形をしていることになる。なお、前記固定軸17は、楕円の長軸が前記シート固定部材13の短手方向(幅方向)を向くような姿勢で配置されている。
前記シート2は、不織布や織物等により形成された矩形のシートであって、その好ましい厚みは1−3mm程度である。このシート2は、図1及び図2に示すように、床面等の清掃を行う際に、前記ヘッド3に、前記パッド板11の下面全体と、前記基板10の幅方向の上面両側端部とを覆うように巻き付けられ、該シート2の両側端部が、前記シート固定部材13で前記ヘッド3に固定状態に保持される。このとき、使用する前記シート2の厚みに応じて前記シート固定部材13による固定方法が異なる。
即ち、図8及び図9に示すように、前記シート2として、厚みが1mm程度の薄手のシート2aを使用する場合には、前記ヘッド3に巻き付けた該シート2aの端部を、前記シート固定部材13の上から前記切目27内に押し込むことにより、前記係止片26を押し込み方向に弾性変形させて該係止片26間に挿入し、該係止片26に弾性的に係止させることで前記ヘッド3に固定状態に保持する。
その状態で床面等を清掃したあと、汚れた前記シート2aを前記ヘッド3から取り外すときは、該シート2aの端部をヘッド3の上方に向けて強く引っ張り、前記係止片26を該シート2aの引っ張り方向に弾性変形させて該シート2aに対する係止を解除することにより、該シート2aをヘッド3から取り外すことができる。
一方、前記シート2として、厚みが2−3mm程度の厚手のシート2bを使用する場合には、前記ヘッド3に巻き付けた該シート2bの固定時に、図3に鎖線で示すように、前記シート固定部材13の把手22を摘んでシート固定部21を上方に湾曲させることにより、前記固定軸17を前記シート固定孔18から離間させ、その状態で、前記シート2bの端部を前記シート固定部21と基板10との間に挿入する。そして、図10及び図11に示すように、前記シート固定部材13を真直状態に復元させて前記固定軸17を前記シート固定孔18内に前記シート2bを介して押し込むことにより、該シート2bが前記シート固定孔18内に押し込まれて前記固定軸17とシート固定孔18との間に挟持されるため、該シート2bは前記ヘッド3に固定される。
清掃で汚れた前記シート2bをヘッド3から取り外すときは、前記シート固定部材13の把手22を摘んでシート固定部21を上方に湾曲させることにより前記固定軸17をシート固定孔18から離間させ、その状態で前記シート2bの端部を前記シート固定孔18から引き出せば良い。
このようにして前記清掃具1Aは、切目27により区画、形成された前記係止片26からなる第1の固定機構と、前記固定軸17及びシート固定孔18からなる第2の固定機構との、2種類の固定機構を使い分けることにより、薄手のシート2aと厚手のシート2bの両方を選択的に使用することができる。しかも、薄手のシート2aを固定するための前記係止片26と、厚手のシート2bを固定するための前記固定軸17とを、何れも前記シート固定部材13に設けたことにより、これら係止片26と固定軸17とを前記ヘッド3とシート固定部材13とに別々に形成する場合に比べ、合理的で使い勝手の良い構成にすることができる。
図12−図18は本発明に係る清掃具の第2実施形態を示すもので、この第2実施形態の清掃具1Bは、繊維体32で床面上の塵を掃き取るように構成された箒であり、該箒のヘッド30に、清掃用のシート2を、前記繊維体32を覆うようにシート固定部材33で装着することにより、該シート2による拭き掃除も行うことができるようにしたものである。
前記ヘッド30は、図12−図14から明らかなように、平面視で長手方向と短手方向とを有する細長い杆状の基台31と、該基台31の下面に取り付けられた植物製又は合成樹脂製の前記繊維体32とを有し、該繊維体32で床面上の塵埃を掃き取るものである。
前記基台31は、長手方向の中間位置で切断した場合の縦断面形状が上下に細長い略長方形をなすもので、該基台31の上面中央位置に設けられた継手34に、柄35が、該基台31の長手方向に起倒自在なるように取り付けられている。
また、前記基台31の長手方向の両端部にはそれぞれ、シート固定孔36が、該基台31を短手方向(幅方向)に貫通するように形成されている。該シート固定孔36は、前記基台31の長手方向に細長い楕円形状をしている。図中の符号36で表された中空部は、前記ヘッド30の軽量化及び材料節約のための肉抜き用の孔である。
一方、前記シート固定部材33は、図15及び図16から明らかなように、該シート固定部材33の長手方向の両端部にそれぞれシート固定部37を有し、該シート固定部37には、切目38により形成された複数の係止片39と、前記基台31のシート固定孔36内に嵌合する固定軸40と、前記シート固定部材33の長手方向に延出する把手41とが形成されている。前記固定軸40は、断面形状が楕円形状をしていて、該楕円の長軸は、前記シート固定部材33の長手方向を向いている。該固定軸40のその他の形状は、前記第1実施形態におけるシート固定部材13の固定軸17と同じである。
前記シート固定部材33は、略U字形に折り曲げられた状態で、前記基台31の長手方向の端面を跨ぐように配設され、一方の固定軸40が、該基台31の前後一方の側面側から前記シート固定孔36内に挿入されると共に、他方の固定軸40が、該基台31の他方の側面側から前記シート固定孔36内に挿入されることにより、該基台31に取り付けられている。従って、前記基台31及びシート固定部材33には、前記第1実施形態の清掃具1Aの前記基板10及びシート固定部材13に形成されているような固定部材取付部12及び係止部20は、形成されていない。
その代わりに、前記シート固定部材33の長手方向の中央部の表裏両面には、前述したように該シート固定部材33をU字形に折り曲げ易くするため、該シート固定部材33の幅方向に延びる複数本の溝がそれぞれ形成されている。即ち、該シート固定部材33を折り曲げたとき外側になる表面には、該表面の伸長を助けるため、やや深めの複数本の溝42が平行に形成され、内側になる裏面には、折り目となる浅めの2本の溝43が平行に形成されている。
前記清掃具1Bは、床面上の大まかな塵埃を掃き取る場合、前記ヘッド30に前記シート2を装着せずに、前記繊維体32で前記塵埃を掃き取るようにし、前記繊維体32で掃き取れないような細かい塵埃を掃き取ったり拭き取ったりする場合には、前記ヘッド30に前記シート2を、前記繊維体32を包み込むように装着して使用する。
前記シート2を装着する場合、該シート2が薄手のシート2aである場合には、図17に示すように、該シート2aの端部を、前記ヘッド30に取り付けた状態の前記シート固定部材33の切目38内に押し込み、前記係止片39間に挿入して該係止片39に係止させることより、前記ヘッド30に固定する。
一方、前記シート2が厚手のシート2bである場合には、図18に示すように、前記シート固定部材33を前記ヘッド30から取り外した状態で、前記ヘッド30に、前記繊維体32を包み込むように前記シート2bを装着したあと、前記シート固定部材33の固定軸40を、前記ヘッド30のシート固定孔36内に前記シート2bを介して押し込み、該シート2bの端部を前記固定軸40とシート固定孔36との間に挟持させることにより、該シート2bを固定する。
なお、図示した実施形態では、前記固定軸40及びシート固定孔36が楕円形状をしているが、これら固定軸40及びシート固定孔36の形状は、円形であってもその他の形状であっても良い。
1A,1B 清掃具
2,2a,2b シート
3,30 ヘッド
10 基板
11 パッド板
12 固定部材取付部
13,33 シート固定部材
17,40 固定軸
18,36 シート固定孔
20 係止部
21,37 シート固定部
26,39 係止片
27,38 切目
31 基台
32 繊維体

Claims (6)

  1. 厚みの異なる清掃用シートを選択的に装着可能なヘッドと、該ヘッドに装着された前記シートを装着状態に固定するため、該ヘッドの一端側と他端側とにそれぞれ取り付けられたシート固定部材とを有し、
    前記ヘッドは、前記一端側と他端側とにそれぞれシート固定孔を有し、
    前記シート固定部材は、長手方向と短手方向とを有する可撓性ある部材であって、長手方向の一端側と他端側とにそれぞれ、前記シートの一部を固定状態に保持するシート固定部を有し、
    前記シート固定部には、複数の切目により区画された弾性変形可能な係止片と、前記ヘッドのシート固定孔に嵌合する固定軸とが形成され、前記係止片は、薄手のシートの使用時に、前記切目内に挿入された該シートに係止して該シートを固定状態に保持し、前記固定軸は、厚手のシートの使用時に、該シートを前記ヘッドのシート固定孔内に押し込んで固定状態に保持する、
    ことを特徴とする清掃具。
  2. 前記固定軸は中空状をしていて、前記シート固定部の、前記係止片が形成されている部分の片面に、該係止片の形成域を取り囲むような配置で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の清掃具。
  3. 前記固定軸の正面視形状は円形又は楕円形であることを特徴とする請求項1又は2に記載の清掃具。
  4. 前記固定軸は、該固定軸の径方向に張り出すフランジ部を先端に有することを特徴とする請求項2又は3に記載の清掃具。
  5. 前記ヘッドは、平面視形状が長方形をなす基板と、該基板の下面に取り付けられた緩衝用のパッド板とを有し、
    前記基板の長手方向の一端側と他端側とにそれぞれ、前記シート固定部材を取り付けるための固定部材取付部と前記シート固定孔とが形成され、前記固定部材取付部は、前記基板の短手方向の中間位置に形成され、前記シート固定孔は、前記固定部材取付部を挟んで前記基板の短手方向の一端側と他端側とにそれぞれ形成され、
    前記シート固定部材は、該シート固定部材の長手方向の中間位置に、前記基板の固定部材取付部に係止する係止部を有する、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の清掃具。
  6. 前記ヘッドは、平面視で長手方向と短手方向とを有する細長い基台と、該基台の下面に取り付けられた繊維体とを有していて、前記基台の長手方向の両端部に、該基台を短手方向に貫通する前記シート固定孔が形成され、
    前記シート固定部材には、該シート固定部材の長手方向の両端部に前記シート固定部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の清掃具。
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