JP2019013387A - 清掃具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヘッドに装着するための特殊な形状を持たない清掃用のシートが取り付けられると共に、上下に反転させて使用することができる清掃具を提供する。
【解決手段】清掃具本体3と、シート2を装着状態に保持するためのシート保持部材20とを有し、清掃具本体3は、上下面を有するヘッド4を備えていて、前記シート保持部材20は、枠状に形成されていて、当該枠の大きさは前記ヘッド4が通り抜けることができる大きさであり、該シート保持部材20は、基端部20aが、清掃具本体3に回動自在に連結されていることにより、前記ヘッド4より下方の退避位置と、ヘッド4よりも上方のシート保持位置とに変位自在である。
【選択図】図1
【解決手段】清掃具本体3と、シート2を装着状態に保持するためのシート保持部材20とを有し、清掃具本体3は、上下面を有するヘッド4を備えていて、前記シート保持部材20は、枠状に形成されていて、当該枠の大きさは前記ヘッド4が通り抜けることができる大きさであり、該シート保持部材20は、基端部20aが、清掃具本体3に回動自在に連結されていることにより、前記ヘッド4より下方の退避位置と、ヘッド4よりも上方のシート保持位置とに変位自在である。
【選択図】図1
Description
本発明は、埃や塵等を拭き取る清掃用のシートを取付けて清掃を行う清掃具に関するものである。
従来から、清掃用のシートを装着して清掃を行う清掃具としては、例えば、モップ本体シートを取り付けるためのヘッドと、該ヘッドの根元に連結された柄とを有するものが知られている(特許文献1参照)。この清掃具は、前記ヘッドが、根元から二又状に分かれる一対の差込板から成っていて、前記清掃具にシートを取り付ける場合、前記シートの上面に形成された袋状の一対の隙間(受け部)に当該差込板を差し込むことで行われる。
前述した従来の清掃具では、前記差込板に挿通するための袋状の受け部が形成された専用の清掃シートは装着することができるが、前記差込板を挿入する受け部を持たない平面状のシートは取り付けることができない。
前述した従来の清掃具では、前記差込板に挿通するための袋状の受け部が形成された専用の清掃シートは装着することができるが、前記差込板を挿入する受け部を持たない平面状のシートは取り付けることができない。
一方、特許文献2には、弾力性を有する円柱形状をしたヘッドと、柄と、柄に回動自在に連結された止着棒とを有し、清掃用のシートを前記ヘッドの外周面に巻き付けて、巻き付けたシートを、前記止着棒とヘッドとで挟持して使用する清掃具が開示されている。このものによれば、前記受け部を持たない平面状のシートを使用することができると同時に、ヘッドの位置を周方向にずらしながら使用することで、シートの一面を無駄なく使用することができる。しかしながら、この清掃具は、前記ヘッドが円柱状に形成されていることで、清掃対象箇所への接触面積が小さく、また、シートを装着するには、前記止着棒でシートを挟むように形成されていることから、清掃具をひっくり返して使おうとしても該止着棒が邪魔となり、上下逆向きの姿勢で使用することができなかった。
本発明の技術的課題は、平面状の清掃用のシートを装着することができ、上下に反転させて使うことができる清掃具を提供することにある。
前記課題を解決するため、汚れを拭き取る清掃用のシートを取り付けて使用する清掃具であって、前記清掃具は、前記シートを装着するための清掃具本体と、前記シートを装着状態に保持するためのシート保持部材とを有し、前記清掃具本体は、上下面を有する板状のヘッドと、該ヘッドの一端に連なる柄とを備え、前記ヘッドの下面には、前記シートが装着される装着面が設けられており、前記シート保持部材は、前記ヘッドの幅よりも外側の位置を該ヘッドの前後方向に延びる左右の側片を有し、基端部を前記清掃具本体に回動自在に連結されることにより、該シート保持部材は、前記側片がヘッドより下方に位置する退避位置とヘッドよりも上方に位置するシート保持位置とに変位自在であることを特徴とする清掃具が提供される。
本発明においては、前記シート保持部材の表面には、クッション材が取り付けられていることが好ましい。
また、前記ヘッドは前後方向に長い矩形状を成し、前記側片は、ヘッドの上面側に向けて凸状に湾曲していることが好ましい。
本発明において、好ましくは、前記シート保持部材は、左右の側片の先端同士が連結されることで枠状に形成され、該枠の大きさが、前記ヘッドが通り抜けることができる大きさである。
前記ヘッドの装着面には、緩衝用のパッドが取り付けられていることが好ましい。
また、前記清掃具本体には、前記ヘッドと柄との間に第1連結部が設けられ、前記シート保持部材の基端部には、前記第1連結部に連結される第2連結部が設けられていて、
前記第1連結部に第1ピン挿通孔が形成されると共に、第2連結部に第2ピン挿通孔が形成されており、これら第1及び第2ピン挿通孔に連結ピンが挿通されることで、清掃具本体にシート保持部材が、前記連結ピンを回動中心として回動自在に連結されていることでもよい。
このとき、前記シート保持部材は、ばねによって前記シート保持位置へと常時付勢されており、また、前記シート保持部材には、前記第2連結部に操作レバーが設けられていて、該操作レバー2を操作することで、前記シート保持部材を、前記ばねの付勢力に抗して、前記シート保持位置から退避位置へと変位させることができるように構成されていると、より好ましい。
前記第1連結部に第1ピン挿通孔が形成されると共に、第2連結部に第2ピン挿通孔が形成されており、これら第1及び第2ピン挿通孔に連結ピンが挿通されることで、清掃具本体にシート保持部材が、前記連結ピンを回動中心として回動自在に連結されていることでもよい。
このとき、前記シート保持部材は、ばねによって前記シート保持位置へと常時付勢されており、また、前記シート保持部材には、前記第2連結部に操作レバーが設けられていて、該操作レバー2を操作することで、前記シート保持部材を、前記ばねの付勢力に抗して、前記シート保持位置から退避位置へと変位させることができるように構成されていると、より好ましい。
本発明の清掃具は、平面状の清掃用のシートを装着することができ、また、シート保持部材がシート保持位置にあるときには、前記シートが、板状のヘッドに係合されると共に、シート保持部材の上面を覆うため、上下に反転させて使用することができる。
図1−図9は、本発明に係る清掃具の第1実施形態を示している。前記清掃具1Aは、清掃対象箇所に付着した汚れをふき取る清掃用のシート2を取り付け、当該清掃対象箇所の清掃を行うものである。
前記シート2は、様々な形状、材質のものを適宜選択することができる。例えば、図5に示すように、織物製または不織布製の長方形状の布に、洗浄液や水を含浸させたウェットタイプのものや、乾拭き用のドライタイプの汎用の清掃シートを使用することができる。或いは、ティッシュペーパー等の薄く柔らかい紙を用いることもできる。
前記清掃具1Aは、前記シート2を装着するための清掃具本体3と、前記シート2を装着状態に保持するためのシート保持部材20とを有している。
前記清掃具本体3について説明する。
清掃具本体3は、上面4a及び下面4bを有する板状のヘッド4と、該ヘッド4の一端に連なる柄5とを備えている。これらヘッド4と柄5とは合成樹脂により一体に成形されていて、該ヘッド4と柄5とが連なる中間部6は、ヘッド4側から柄5側に向けて上向きに傾斜している。
清掃具本体3は、上面4a及び下面4bを有する板状のヘッド4と、該ヘッド4の一端に連なる柄5とを備えている。これらヘッド4と柄5とは合成樹脂により一体に成形されていて、該ヘッド4と柄5とが連なる中間部6は、ヘッド4側から柄5側に向けて上向きに傾斜している。
前記柄5は、片手で握ることができる細長い棒状に形成されていて、前記中間部6の傾斜角よりも小さい角度で後方に向けて上向きに傾斜している。柄5の後端部には孔7が開設されており、この孔7にフック等の吊具を通すことで、前記清掃具1Aを吊るすことができるように構成されている。
前記ヘッド4は、前後方向に長い矩形状を成していて、該ヘッド4の長手方向長さが、前記柄5の長手方向長さとほぼ等しい長さに形成されている。このヘッド4は、図1及び図5に示すように、ヘッド4の前端面4cと、該ヘッド4の長手方向に沿って延びる両側端面4d,4dとの交わる角部が丸められている。また、前記ヘッド4の下面4bには、前記シート2が装着される装着面8が設けられていて、該装着面8でシート2を清掃対象箇所に押し付けながら清掃が行われるように構成されている。この装着面8には、緩衝用のパッド9が取り付けられている。なお、前記ヘッド4の下面4bは、ヘッド4の長手方向の一端側と他端側との2箇所の位置に、該ヘッド4の短手方向(幅方向)に延びる突条10を有している(図6参照)。
前記パッド9は、前記装着面8を清掃対象箇所に押し付ける際に適度のクッション性を与えると共に、清掃対象箇所に疵が付くのを防止するものである。パッド9は、合成樹脂発泡体からなるもので、前記清掃具本体3を形成する合成樹脂よりも軟質な材料で形成されている。また、このパッド9は、矩形の断面形状を有する細長い平坦な板状に形成されていて、パッド9の板厚が、前記ヘッド4の板厚とほぼ同じ厚さと成っている。また、パッド9は、前記ヘッド4の外周に沿った輪郭を有していると共に、該ヘッド4の下面4b全域を被覆するように構成されている。この実施例では、前記パッド9が、前記ヘッド4の外周よりも大きく形成され、その結果、該ヘッド4からはみ出した状態と成っている。
さらに、このパッド9には、板厚方向に貫通するスリット11が設けられている。このスリット11は、パッド9の長手方向の一端側と他端側との2つの位置で、該パッド9の幅方向に向けて切り込まれている。前記スリット11は、ヘッド4とパッド9とを厚さ方向に重ねた際に、ヘッド4に設けた前記突条10と一致する位置に形成されていて、このスリット11に該突条10が嵌入されることで、ヘッド4にパッド9が位置決めされ、位置決めされた状態で、接着剤等の適宜の固着手段によりヘッド4に固着されている。なお、パッド9の厚さは少なくとも、前記突条10の突出高さよりも厚く形成されていて、突条10がパッド9から突き出さないように形成されている。
前記シート保持部材20は、ヘッド4の幅よりも外側の位置を該ヘッド4の前後方向に延びる左右の側片21,21を有し、また、このシート保持部材20は、シート保持部材20の基端部20aを、前記清掃具本体3に回動自在に連結されていることで、前記側片21がヘッド4よりも下方の退避位置(図4参照)と、該ヘッド4よりも上方のシート保持位置(図3参照)とに変位自在に構成されている。
以下、このシート保持部材20の具体的形状について説明する。前記シート保持部材20は、合成樹脂によって形成されている。この合成樹脂材料は、清掃具本体3と同じであってもよく、又は、異なる材料で形成されていてもよい。このシート保持部材20の前記側片21は、シート保持部材20の基端部20aから二又状に分岐すると共に、該側片21,21の先端同士がヘッド4よりも前方の位置で相互に連結されている。このように構成したことで、前記シート保持部材20は枠状に形成され、該枠の大きさが、前記ヘッド4が通り抜けることができる大きさと成っている。なお、シート保持部材20は、楕円形の外周形状を有する枠状に形成されているが、矩形枠状を成していてもよい。
図3に示すように、左右の側片21,21は、ヘッド4の上面4a側に向けて凸状に湾曲している。側片21の湾曲の頂点は、この側片21の長手方向の中間位置に位置している。前記側片21が湾曲していることで、前記シート保持部材20がシート保持位置にあるとき、該側片21,21は、ヘッド4を通り抜けて、該ヘッド4の上面4aよりも上方に位置する。このように構成したことで、清掃具1にシートを装着した際、図9に示すように、ヘッド4の上面4a側において、前記側片21を覆うようにシート2が係合するため、清掃具1を上下反転させることにより、該側片21を清掃対象箇所に弾力的に押し付けるようにして清掃することもできる。
前記シート保持部材20の表面には、クッション材22が取り付けられている。前記クッション材22は、適宜の合成樹脂からなるものであって、前記側片21の外側縁21aを被覆するように取り付けられている。なお、クッション材22は、前記側片21の内側縁21bを除く外側縁21aを部分的に被覆しているが、側片21全体を樹脂コーティングすることでもよい。このクッション材22を設けたことにより、シート保持部材20の側片21を押し付けて清掃する際、適度なクッション性が付与されると共に、清掃対象箇所に疵がつくのを防止することができる。
図3に示すように、シート保持部材20の基端部20a側には、該シート保持部材20がシート保持位置に回動したときの位置を定める当接部23が設けられている。この当接部23は、後方に向けて上向きに傾斜する形状を有しており、シート保持部材20がシート保持位置へと回動したときに、清掃具本体3の前記中間部6に当接して、その回動位置を規制する。
次に、清掃具本体3とシート保持部材20との連結に関する構成について説明する。
前記清掃具本体3には、前記ヘッド4と柄5との間に第1連結部12が設けられ、シート保持部材20には、前記第1連結部12に連結される第2連結部24が設けられていて、当該第1及び第2連結部12,24が相互に連結されていることで、清掃具本体3とシート保持部材20とが回動可能に一体化されている。
前記清掃具本体3には、前記ヘッド4と柄5との間に第1連結部12が設けられ、シート保持部材20には、前記第1連結部12に連結される第2連結部24が設けられていて、当該第1及び第2連結部12,24が相互に連結されていることで、清掃具本体3とシート保持部材20とが回動可能に一体化されている。
図6に示すように、前記第1連結部12は、前記中間部6から下向きに突設する左右一対の第1突片13,13と、これら第1突片13,13に穿設された第1ピン挿通孔14,14とを有している。また、前記第2連結部24は、前記当接部23から上向きに突設する左右一対の第2突片25,25と、これら第2突片25,25に穿設された第2ピン挿通孔26,26とを有している。
前記第2突片25,25同士の離間距離は、前記第1突片13,13同士の離間距離よりも短く成っていて、これら第1突片13,13間に、第2突片25,25が配設されている。そして、これら突片13,25に設けた第1及び第2ピン挿通孔14,26が一直線上に並んだ状態で、これら第1及び第2ピン挿通孔14,26に丸棒状の連結ピン31が挿通されている。そうすることで、清掃具本体3にシート保持部材20が、該連結ピン31を回動中心として回動自在に連結されている。
また、前記連結ピン31には、コイルばねから成るばね30の輪部が嵌装されると共に、該ばね30の一端が前記清掃具本体3の柄5側で支持され、該ばね30の他端が前記シート保持部材20の基端部20aで支持されている。このように構成されていることで、前記シート保持部材20がシート保持位置に向けて常時付勢されている。
前記シート保持部材20には、第2連結部24から前記当接部23の反対側に突出する操作レバー27が設けられていて、前記ばね30の付勢力に抗して該操作レバー27を回動操作することで、当該シート保持部材20を、前記シート保持位置から退避位置へと変位させることが可能に成っている。操作レバー27は、前記柄5を握った状態で指で該柄5側へと引き寄せることができるように構成されている。また、前記操作レバー27は、前記当接部23との間に角度を保って下方に延設され、前記シート保持部材20がシート保持位置にある状態で、該操作レバー27と前記清掃具本体3との間に適宜の隙間が設けられている。この隙間が操作レバー27の引き代と成っている。
また、図4及び図6に示すように、シート保持部材20の基端部20aには突起28が設けられている。突起28は、前記当接部23から上方に向けて突設されていて、前記シート2を装着するときに、突起28に該シート2を突き合わせてシート保持部材20上に配することで、シート2の位置合わせが行われる。また、シート保持部材20の回動時に、前記シート2が第1及び第2連結部12,24に噛み込むのが防止される。なお、清掃具本体3の前記中間部6の下面には凹溝15が設けられていて、この凹溝15が、前記突起28を収容して、該突起28と清掃具本体3との接触を避ける逃げ部に成っている。
前記清掃具1を用いて清掃する場合には、先ず、前記操作レバー27をばね30の弾発力に抗して握りこみ、シート保持部材20を、図3に示すシート保持位置から図4に示す退避位置へと変位させる。この状態で、図5に示すように、開かれたシート保持部材20と清掃具本体3との間に前記シート2を介挿し、前記突起28に該シート2の縁部を突き合わせて位置合わせを行いながら、シート保持部材20上に載置する。それから、操作レバー27を離すことで、前記シート保持部材20が、前記ばね30によるばね力により前記退避位置からシート保持位置へと復帰して、前記装着面8に取り付けられたパッド9と、前記シート保持部材20(側片21,21)との間にシート2が挟持される(図7−図9参照)。
前記シート2を装着状態に固定したら、図7及び図9に示すように、前記ヘッド4の装着面8側を清掃対象箇所に対峙させ、前記シート2が係合されたパッド9を清掃対象箇所に押し付けながら摺接することにより、シート2の一方の面2aで清掃を行うことができる。
また、清掃具1は、シート保持部材20がシート保持位置にあるときに、該シート保持部材20の上面がシート2で覆われているため、清掃対象箇所によっては、図8に示すように、前記清掃具1を上下反転させて、今度はヘッド4の上面4a側を清掃対象箇所に対峙させ、シート2が係合された前記シート保持部材20の側片21,21を清掃対象箇所に弾性的に押し付けながら摺接することで、シート2の他の面2bで清掃を行うこともできる。
また、清掃具1は、シート保持部材20がシート保持位置にあるときに、該シート保持部材20の上面がシート2で覆われているため、清掃対象箇所によっては、図8に示すように、前記清掃具1を上下反転させて、今度はヘッド4の上面4a側を清掃対象箇所に対峙させ、シート2が係合された前記シート保持部材20の側片21,21を清掃対象箇所に弾性的に押し付けながら摺接することで、シート2の他の面2bで清掃を行うこともできる。
また、第1実施形態では、ヘッド4の前記装着面8に合成樹脂製のパッド9が取り付けられているが、緩衝性を有するものであれば、例えば、不織布等の柔らかい部材を接着等の適宜方法で取り付けることでもよい。
第1実施形態の清掃具1Aでは、前記シート保持部材20が枠状に形成されているが、該シート保持部材20は枠状をしていなくてもよい。その例を、以下に示す第2−第4実施形態で説明する。
図10−図12は、第2実施形態の清掃具1Bを示すものである。
清掃具1Bは、シート保持部材20の側片21,21の先端同士が連結されておらず、該側片21の先端21cは自由端に成っている。この清掃具1Bは、第1実施形態の清掃具1Aと同様の方法により、前記シート2を装着して使用することが可能である。しかし、左右の側片21,21が連なっていないことから、使用時に、両側片21,21が同期せずにばらばらに動いてしまうことも考えられる。そこで、第2実施形態の清掃具1Bには、左右の側片21,21の先端同士を連結するための連結材40が取り付けられていて、該連結材40を介して両側片21,21が一体化されている。
清掃具1Bは、シート保持部材20の側片21,21の先端同士が連結されておらず、該側片21の先端21cは自由端に成っている。この清掃具1Bは、第1実施形態の清掃具1Aと同様の方法により、前記シート2を装着して使用することが可能である。しかし、左右の側片21,21が連なっていないことから、使用時に、両側片21,21が同期せずにばらばらに動いてしまうことも考えられる。そこで、第2実施形態の清掃具1Bには、左右の側片21,21の先端同士を連結するための連結材40が取り付けられていて、該連結材40を介して両側片21,21が一体化されている。
前記連結材40は、緩衝性を有する布材料により筒状に形成されたものであり、直線状を成す左右一対の第1部分41,41と、これら第1部分41,41を連結する弓状の第2部分42とにより平面視U字形に形成されていて、左右の第1部分41,41の端部には開口部43が設けられている。また、前記連結材40がU字形に形成されていることで、シート保持部材20を回動させた際、前記ヘッド4が、当該連結材40に接触しないで通り抜けることができるように成っている。
また、前記連結材40は布材料で形成され、該連結材40を取り付けることで側片21に緩衝性を持たせることができるため、この第2実施形態では、該側片21にクッション材22が設けられていない。勿論、側片21に合成樹脂から成るクッション材22を形成し、その上から連結材40を被せてもよい。
前記側片21に連結材40を取り付ける場合には、シート保持部材20を退避位置に位置させて、側片21の先端21cを、前記第1部分41の開口部43から挿通し、前記第2部分42まで到達させることにより行われる。清掃具1Bは、左右の側片21,21が、連結材40を介して連結されていることで、シート保持部材20を回動させた際に、該両側片21,21を同期させて一緒に動かすことができるように構成されている。
前記連結材40が汚れた場合等は、連結材40を側片21から取り外し、新しいものと交換することができ、また、汚れた連結材40の洗浄を行って、洗浄後の連結材40を再度側片21に取り付けることもできる。
また、連結材40は、布材料で形成されている為、当該連結材40自体にも汚れを拭き取る清掃機能が備えられており、使用時には、シート2の拭き取り作用と相俟って清掃効果が高められる。また、連結材40を、マイクロファイバー等の微細な繊維で形成することで、よりその清掃効果を高めることもできる。
前記連結材40が汚れた場合等は、連結材40を側片21から取り外し、新しいものと交換することができ、また、汚れた連結材40の洗浄を行って、洗浄後の連結材40を再度側片21に取り付けることもできる。
また、連結材40は、布材料で形成されている為、当該連結材40自体にも汚れを拭き取る清掃機能が備えられており、使用時には、シート2の拭き取り作用と相俟って清掃効果が高められる。また、連結材40を、マイクロファイバー等の微細な繊維で形成することで、よりその清掃効果を高めることもできる。
図13及び図14は、第3実施形態の清掃具1Cを示すものである。
この清掃具1Cの側片21,21は、平面状のシート体から成る連結材50により連結され、一体化されている。なお、前記清掃具1Cは、第1実施形態のように、前記側片21にクッション材22が設けられていて、該側片21自体にクッション性が与えられている。
この清掃具1Cの側片21,21は、平面状のシート体から成る連結材50により連結され、一体化されている。なお、前記清掃具1Cは、第1実施形態のように、前記側片21にクッション材22が設けられていて、該側片21自体にクッション性が与えられている。
前記連結材50は、薄くて柔らかいシート原材を裁断したものであり、左右に分かれた直線状を成す帯状の第1部分51,51と、これら第1部分51,51を繋ぐ第2部分52とにより、平面視U字状に形成されている。前記第1部分51にはスリット53が設けられており、該スリット53は、第1部分51の長手方向と直交する向きに切設されている。また、スリット53は、第1部分51の長手方向に間隔をおいて複数個所に形成されている。
なお、スリット53の数やスリット53間の間隔は適宜設けることができる。
なお、スリット53の数やスリット53間の間隔は適宜設けることができる。
前記連結材50を取り付ける場合には、シート保持部材20を退避位置に位置させて、前記側片21が、連結材50の表裏面に交互に表れるように、第1部材51の端部側から、前記先端21cを複数のスリット53に順次挿通することにより行われる。側片21を全てのスリット53に差し込むことで、該側片21に連結材50が取り付けられ、両側片21,21を同期させて動かすことができる。それから、前記シート2を清掃具1Cに装着することで清掃対象箇所の清掃を行うことができる。
または、第4実施形態のように、U字形をしていない平面状のシートを連結材として使用することもできる。
第4実施形態の清掃具1Dでは、図15−図17に示すとおり、左右の側片21,21同士を連結する連結材60が、長方形状の平面形状を有し、その短手方向の両側に、前記側片21を挿通するためのスリット61が、該連結材60の長手方向に間隔をおいて複数形成されている。また連結材60の中央位置には、長手方向に延びるヘッド挿通用スリット62が設けられている。このヘッド挿通用スリット62は、連結材60の一方の短辺まで達していて、このヘッド挿通用スリット62を境に、一対の分割片63,63が左右に分かれるように成っている。前記スリット61はこの分割片63に形成されている。
なお、この清掃具1Dは、前記第3実施形態と同様に、側片21の表面に合成樹脂から成るクッション材22が設けられ、側片21自体にクッション性が付与されている。
第4実施形態の清掃具1Dでは、図15−図17に示すとおり、左右の側片21,21同士を連結する連結材60が、長方形状の平面形状を有し、その短手方向の両側に、前記側片21を挿通するためのスリット61が、該連結材60の長手方向に間隔をおいて複数形成されている。また連結材60の中央位置には、長手方向に延びるヘッド挿通用スリット62が設けられている。このヘッド挿通用スリット62は、連結材60の一方の短辺まで達していて、このヘッド挿通用スリット62を境に、一対の分割片63,63が左右に分かれるように成っている。前記スリット61はこの分割片63に形成されている。
なお、この清掃具1Dは、前記第3実施形態と同様に、側片21の表面に合成樹脂から成るクッション材22が設けられ、側片21自体にクッション性が付与されている。
前記連結材60を取り付ける場合には、先ず、シート保持部材20を退避位置に変位させたのち、前記第3実施形態のように、左右の側片21の先端21cを、前記連結材60の一方の短辺側から、左右の分割片63,63に形成されたスリット61に順次挿通し、該側片21が全てのスリット61を通過した状態で、側片21への装着が完了する。
前記シート保持部材20を、前記退避位置から前記シート保持位置に変位させると、図16及び図17に示すように、前記ヘッド4が、ヘッド挿通用スリット62を左右に開いて連結材60を通り抜けるように構成されている。つまり、ヘッド4は、ヘッド挿通用スリット62を通じて連結材60の表裏面側に位置することができ、その結果、前記シート保持部材20がシート保持位置に位置するとき、前記側片21を、前記ヘッド4よりも上面4a側に位置させることができる。このようにして、側片21に連結材60を取り付けたあと、前記シート2を装着し、清掃具1Dを使用することができるように成っている。
この第2−第4実施形態の前記以外の構成は、前記第1実施形態と実質的に同じであるから、両者の主要な同一構成部分に第1実施形態の場合と同一の符号を付し、その説明は省略する。
1A,1B,1C,1D 清掃具
2 シート
3 清掃具本体
4 ヘッド
4a 上面
4b 下面
5 柄
8 装着面
9 パッド
12 第1連結部
14 第1ピン挿通孔
20 シート保持部材
21 側片
22 クッション材
24 第2連結部
26 第2ピン挿通孔
27 操作レバー
30 ばね
31 連結ピン
2 シート
3 清掃具本体
4 ヘッド
4a 上面
4b 下面
5 柄
8 装着面
9 パッド
12 第1連結部
14 第1ピン挿通孔
20 シート保持部材
21 側片
22 クッション材
24 第2連結部
26 第2ピン挿通孔
27 操作レバー
30 ばね
31 連結ピン
Claims (7)
- 汚れを拭き取る清掃用のシートを取り付けて使用する清掃具であって、
前記清掃具は、前記シートを装着するための清掃具本体と、前記シートを装着状態に保持するためのシート保持部材とを有し、
前記清掃具本体は、上下面を有する板状のヘッドと、該ヘッドの一端に連なる柄とを備え、前記ヘッドの下面には、前記シートが装着される装着面が設けられており、
前記シート保持部材は、前記ヘッドの幅よりも外側の位置を該ヘッドの前後方向に延びる左右の側片を有し、基端部を前記清掃具本体に回動自在に連結されることにより、該シート保持部材は、前記側片がヘッドより下方に位置する退避位置とヘッドよりも上方に位置するシート保持位置とに変位自在である、
ことを特徴とする清掃具。 - 前記シート保持部材の表面には、クッション材が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の清掃具。
- 前記ヘッドは前後方向に長い矩形状を成し、
前記シート保持部材の側片は、ヘッドの上面側に向けて凸状に湾曲していることを特徴とする請求項1または2に記載の清掃具。 - 前記シート保持部材は、左右の側片の先端同士が連結されることで枠状に形成され、該枠の大きさが、前記ヘッドが通り抜けることができる大きさであることを特徴とする請求項1−3の何れかに記載の清掃具。
- 前記ヘッドの装着面には、緩衝用のパッドが取り付けられていることを特徴とする請求項1−4の何れかに記載の清掃具。
- 前記清掃具本体には、前記ヘッドと柄との間に第1連結部が設けられ、前記シート保持部材の基端部には、前記第1連結部に連結される第2連結部が設けられていて、
前記第1連結部に第1ピン挿通孔が形成されると共に、第2連結部に第2ピン挿通孔が形成されており、これら第1及び第2ピン挿通孔に連結ピンが挿通されることで、清掃具本体にシート保持部材が、前記連結ピンを回動中心として回動自在に連結されていることを特徴とする請求項1−5の何れかに記載の清掃具。 - 前記シート保持部材は、ばねによって前記シート保持位置へと常時付勢されており、
また、前記シート保持部材には、前記第2連結部に操作レバーが設けられていて、該操作レバー2を操作することで、前記シート保持部材を、前記ばねの付勢力に抗して、前記シート保持位置から退避位置へと変位させることができるように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の清掃具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017132097A JP2019013387A (ja) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | 清掃具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017132097A JP2019013387A (ja) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | 清掃具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019013387A true JP2019013387A (ja) | 2019-01-31 |
Family
ID=65357881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017132097A Pending JP2019013387A (ja) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | 清掃具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019013387A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7461918B2 (ja) | 2021-10-27 | 2024-04-04 | レック株式会社 | 清掃体及び清掃体の使用方法 |
-
2017
- 2017-07-05 JP JP2017132097A patent/JP2019013387A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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