JP6557062B2 - フローリングワイパー - Google Patents

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Description

本発明は、清掃用のシートをワイパーヘッドに装着して清掃を行うフローリングワイパーに関するものであり、更に詳しくは、前記シートを表裏反転させて両面を使用することができるようにしたフローリングワイパーに関するものである。
清掃用のシートをワイパーヘッドに装着して床面等の清掃を行うフローリングワイパーは、従来より良く知られているところである。この種のフローリングワイパーは、通常、前記シートの表裏両面を効率良く使用するため、一方の面が汚れると、それを裏返して他方の面を使用するようにしているが、その際、汚れたシート全体を一旦ワイパーヘッドから取り外し、裏返しにしたあと再び前記ワイパーヘッドに装着するようにしていたため、シートに付着した塵埃によって手が汚れ易いという問題があった。
一方、特許文献1及び特許文献2には、拭布(雑巾)全体をヘッドから取り外すことなく表裏反転させることができるようにしたモップが開示されている。
このうち、特許文献1に開示されたモップは、2つの装着部材を開閉自在に重ね合わせることによってヘッドを形成すると共に、該ヘッドを柄の先端に上下反転自在に取り付けたもので、該ヘッドの片面に装着した拭布の両端部を前記2つの装着部材の間に挟持させることにより、該拭布を装着状態に固定するように構成されている。
そして、清掃により汚れた前記拭布を表裏反転させるときは、該拭布の一端は前記2つの装着部材の間に挟持させたまま、該拭布の他端を前記ヘッドから取り外し、前記ヘッドを上下反転させると共に、前記拭布を前記一端を支点として表裏反転させたあと、該拭布の他端を再び前記2つの装着部材の間に挟持させるようにする。
また、前記特許文献2に開示されたモップは、ヘッドの一部を開閉自在なるように形成して拭布の一端を挟持させ、該拭布の他端は、前記ヘッドの上下両面に形成した滑り止め部で位置ずれしないように保持させるようにしたもので、前記拭布を表裏反転させるときは、前記ヘッドに挟持された一端を支点として反転させ、他端は前記滑り止め部に係止させるようにする。
前記特許文献1及び特許文献2に開示されたモップは、前記拭布全体をヘッドから完全に取り外すことなく反転させることができるという利点を有するものであるが、ヘッドを開閉自在に形成しているため、その分該ヘッドの構造が複雑で、拭布の反転時に該ヘッドの開閉操作を必要とするという点において、やや難点がある。
また、ヘッドを形成する上下の装着部材の間に拭布の端部を直接挟持する方式であるため、雑巾のような厚みの大きい(例えば5mm以上)拭布を使用する場合には適しているが、厚みの小さい(例えば1mm程度)シートを使用する場合には、該シートが滑って外れ易いため、不向きである。
特開平7−255659号公報 特開平9−84730号公報
本発明の技術的課題は、厚みの薄いシートを使用する場合に適していて、該シート全体をヘッドから完全に取り外すことなく反転させることが可能な、構成が簡単で操作も容易なフローリングワイパーを提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明によれば、柄と、該柄の先端に上下反転可能に取り付けられたワイパーヘッドとを有し、該ワイパーヘッドに清掃用のシートを装着して床面を清掃するフローリングワイパーであって、前記ワイパーヘッドは、前後長より左右長が長い合成樹脂製の基盤を有し、前記基盤の前後両側面のうち少なくとも一方の側面には、該基盤の左右方向の一端側と他端側との位置に、前記側面から該基盤の前後方向中央に向けて凹状に窪んだブロック取付部が形成され、各ブロック取付部の内部に、前記シートを装着状態に係止させるためのシート係止部を形成する係止ブロックがそれぞれ取り付けられており、前記係止ブロックは、高さより左右方向長さが長い矩形枠状をした中空のボディと、該ボディの前端面を塞ぐ前端壁とを有していて、該前端壁を前記基盤の前方又は後方に向けた姿勢で前記ブロック取付部の内部に取り付けられ、該前端壁に、複数の切目で区画された弾性変形可能な係止片からなる前記シート係止部が形成されていることを特徴とするフローリングワイパーが提供される。
本発明において、前記係止ブロックのボディの左右両側面に固定用突起がそれぞれ形成され、前記ブロック取付部の左右両側端部に窪み部がそれぞれ形成されていて、前記固定用突起を前記窪み部に嵌合、係止させることにより、前記係止ブロックが前記ブロック取付部内に固定されていることが好ましい。
この場合、前記ワイパーヘッドは、上下2つの盤材を接合することにより形成された前記基盤と、該基盤の上下両面にそれぞれ取り付けられた緩衝用のパッド板とを有することが望ましい。
また、前記パッド板が、前記基盤より大きく形成されていて、該基盤の前後方向にはみ出すことにより、前記シート係止部は、前記パッド板の端縁より奥まった位置を占めていることが望ましい。
前記係止ブロックは、前記ワイパーヘッドの前後両側面にそれぞれ取り付けられていても良いが、前記ワイパーヘッドの前後両側面のうち何れか一方の側面に取り付けられ、他方の側面側には、前記ワイパーヘッドの上下両面に、前記シートを装着状態に係止させるためのシート係止手段が設けられていても良い。
本発明の清掃具によれば、柄に上下反転可能に連結したワイパーヘッドの側面に、切目で区画された複数の係止片を有するシート係止部を設けたことにより、該シート係止部にシートの一端を係止させたまま、前記ワイパーヘッドを上下反転させると共に、前記シートを前記一端を支点として表裏反転させることで、該シート全体を前記ワイパーヘッドから完全に取り外すことなく、該シートを簡単に表裏反転させることができる。また、前記係止片により、厚みが1mm程度の薄いシートであっても確実に前記ワイパーヘッドに係止させることができる。
本発明に係るフローリングワイパーの第1実施形態を示す斜視図である。 図1の要部拡大図である。 ワイパーヘッドの分解斜視図である。 図2のIV−IV線に沿った拡大断面図である。 係止ブロックの斜視図である。 係止ブロックの断面図である。 (a)、(b)、(c)は、清掃用シートを表裏反転させる操作を順番に説明するための模式図である。 本発明に係るフローリングワイパーの第2実施形態を示す斜視図である。 係止手段ブロックの斜視図である。 本発明に係るフローリングワイパーの第3実施形態を示す要部平面図である。 本発明に係るフローリングワイパーの第4実施形態を示す要部平面図である。 図11の一部を分解して示す斜視図である。
図1−図7は本発明に係るフローリングワイパーの第1実施形態を示すものである。このフローリングワイパー1Aは、図1及び図2に示すように、柄2と、該柄2の先端に傾動自在且つ上下反転可能に取り付けられたワイパーヘッド3とを有し、該ワイパーヘッド3に清掃用のシート4を装着して床面を清掃するものである。前記シート4としては、厚さが1mm程度の不織布製の薄手のシートが適している。
前記柄2は、自在継手5を介して前記ワイパーヘッド3に、任意の方向に任意の角度傾動自在なるように連結されている。前記自在継手5は、前記ワイパーヘッド3に、該ワイパーヘッド3の長手方向(左右方向)に延びる第1の軸線を中心に回転自在に連結された第1の継手部材5aと、該第1の継手部材5aに、前記第1の軸線と直交する第2の軸線を中心に回転自在に連結された第2の継手部材5bとを有し、該第2の継手部材5bが前記柄2の先端に固定的に連結されている。
前記柄2は、長さ調整のため伸縮自在に形成されていても良い。
前記ワイパーヘッド3は、平面視形状が、前後長より左右長の方が長い長方形状をなす盤状の部材であって、上下両面に前記シート4を装着するための装着面6a,6bを有すると共に、前後両側面7a,7bに、前記シート4を装着状態に係止させるためのシート係止部8を有している。該シート係止部8は、交叉する複数の切目9によって区画された複数の弾性変形可能な係止片10を有していて、該係止片10に前記シート4を係止させて装着状態に保持するもので、前後の側面にそれぞれ2箇所ずつ設けられており、その位置は、前記ワイパーヘッド3の長手方向の一端寄りの位置と他端寄りの位置である。
また、前記ワイパーヘッド3の長手方向の中央位置には、該ワイパーヘッド3を上下反転させる際に前記柄2が通り抜ける逃げ孔11が、該柄2の先端が連結されている位置から、前記ワイパーヘッド3の一方の側面まで延在するように形成されている。以下、該ワイパーヘッド3の構成について更に詳細に説明する。なお、以下の説明では、ワイパーヘッド3の前後の側面7a,7bのうち、前記逃げ孔11が形成されている側の側面を第1側面7aと呼び、反対側の側面を第2側面7bと呼ぶものとする。
前記ワイパーヘッド3は、図3及び図4からも明らかなように、2つの盤材14a,14aを相互に接合することにより形成された基盤14と、該基盤14の上下両面にそれぞれ取り付けられた緩衝用のパッド板15と、前記シート係止部8を形成する複数の係止ブロック16とを有し、前記パッド板15の表面が前記装着面6a,6bとなっている。また、図示した実施形態では、前記係止ブロック16が全部で4つ設けられている。
前記2つの盤材14a,14aは、硬質の合成樹脂により成型された浅皿状の部材であって、互いに同一形状を有し、各々の盤材14aの前後両側面7a,7bのうち一方の側面(第1側面)7aには、前記逃げ孔11と、前記係止ブロック16が嵌合する平面視で凹状に窪んだ形をなす2つのブロック取付部17とが形成され、他方の側面(第2側面)7bには、前記係止ブロック16が嵌合する凹状の2つのブロック取付部17が形成されている。前記第1側面7aに形成された2つのブロック取付部17と、前記第2側面7bに形成された2つのブロック取付部17とは、前記盤材14a(従ってワイパーヘッド3)の長手方向の中央に対して左右対称をなし、且つ、短手方向の中央に対して前後対称をなすように配設されている。
前記ブロック取付部17の左右両側端部には、前記係止ブロック16の左右両側面に形成された固定用突起18の垂直部18aが嵌合して係止する窪み部19が、前記盤材14aの接合面側に開放するように形成されている。
また、前記盤材14aの接合面には、長手方向の一半部側に複数(図では3つ)の連結用突起22が形成されると共に、長手方向の他半部側に複数の連結用孔部23が形成され、これらの連結用突起22と連結用孔部23とは、互いに同数で、前記盤材14aの長手方向の中央に対して左右対称をなすように配設されている。
そして、2つの盤材14a,14aの接合面同士を相互に突き合わせ、一方の盤材14aの連結用突起22を他方の盤材14aの連結用孔部23内に圧入することにより、前記2つの盤材14a,14aが相互に接合されて前記基盤14が組み立てられている。このとき、前記ブロック取付部17内に前記係止ブロック16を配置しておくことにより、該係止ブロック16の両側面の固定用突起18の垂直部18aが、2つの盤材14a,14aの前記窪み部19内に嵌合、係止して、該係止ブロック16が前記ブロック取付部17内に固定されるが、これについては、後述する前記係止ブロック16の説明の中で一層明らかになるであろう。
前記盤材14aの外面、即ち前記接合面と反対側の面は、前記パッド板15を取り付けるための取付面であり、該取付面には、前記逃げ孔11の周囲と、前記ブロック取付部17の周囲とに、前記パッド板15の厚みと略同程度か又はそれ以下の高さを有する壁24が形成され、それ以外の部分は平坦面とされている。
前記パッド板15は、前記シート4で床面を清掃する際のクッション性を高めるためのもので、合成ゴム板や、合成樹脂を発泡させて形成したスポンジ板、不織布や織物等からなる布を積層して形成した繊維板等によって、5−10mm程度の厚みに形成され、前記2つの盤材14a,14aの外面、即ち前記基盤14の上下両面に、接着剤や両面接着テープ等により固定されている。該パッド板15は、前記基盤14の逃げ孔11に対応する逃げ孔15aと、ブロック取付部17に対応する切欠部15bを有するなど、該基盤14と同様の平面視形状に形成されているが、該基盤14よりやや大きめに形成されることにより、該基盤14の長手方向及び短手方向に若干はみ出している。
前記係止ブロック16は、前記盤材14aよりも軟質の合成樹脂か、又は合成ゴムにより形成されたもので、図5及び図6からも明らかなように、矩形枠状をした中空のボディ26と、該ボディ26の前端面を塞ぐ前端壁27とを有していて、該前端壁27に、前記切目9及び係止片10が形成されている。
前記ボディ26の高さは、前記基盤14の高さと同等か又はそれより高いが、前記パッド板15を含めたワイパーヘッド3全体の高さよりは低く形成されている。
また、前記ボディ26の肉厚T1は、前記前端壁27の肉厚T2より厚く形成されていて(例えば、T1=1.5mm、T2=1mm)、前記切目9内にシートの一部を押し込むことによって前記係止片10が内側に変形したとき、それに追従して前記ボディ26が凹むなどの変形を生じることがないように構成されている。
また、前記ボディ26の左右両側面には、前記固定用突起18が形成されている。この固定用突起18は、断面T字形をなすもので、前記ボディ26の側面から水平に延出する水平部18bと、該水平部18bの先端から上下両方向に延出する前記垂直部18aとを有し、前記水平部18bが上下の盤材14a,14aの係止用の窪み部19の端縁間に挟持されると共に、前記垂直部18aの上下部分が上下の盤材14a,14aの前記窪み部19内に嵌合して係止することにより、前記係止ブロック16が、前記ブロック取付部17内に、前記前端壁27が前記ワイパーヘッド3の側面の一部をなすような姿勢で固定されている。
これによって前記係止ブロック16は、接着や螺子止め等の方法を用いることなく、前記基盤14に固定することができる。前記係止ブロック16が破損したときは、接合した前記2つの盤材14a,14aを分離させることにより、新しい係止ブロック16と交換することができる。
前記構成を有するフローリングワイパー1Aを使用するときは、図1、図2及び図7(a)に示すように、清掃用のシート4をワイパーヘッド3の一方の装着面6aに装着し、該シート4の一端(第1端)4aを前記第1側面7aのシート係止部8内に指で押し込んで係止片10に係止させると共に、前記シート4の他端(第2端)4bを前記第2側面7bのシート係止部8内に指で押し込んで係止片10に係止させることにより、前記シート4を装着状態に固定する。
その状態で床面等を清掃したあと、汚れた前記シート4を表裏反転させる時は、図7(b)に示すように、前記ワイパーヘッド3の第1側面7a側のシート係止部8に係止したシート4の第1端4aを、該シート係止部8から取り外し、該シート4の第2端4bは前記第2側面7b側のシート係止部8に係止させたまま、図7(c)に示すように、前記ワイパーヘッド3を上下反転させると共に、前記シート4を、前記第2端4bを支点として回動させることにより表裏反転させ、前記ワイパーヘッド3の下向きとなった他方の装着面6bを覆うように装着したあと、前記第1端4aを前記第1側面7aのシート係止部8に係止させる。
これにより、前記シート4を、前記ワイパーヘッド3から該シート全体を一旦完全に取り外すことなく、表裏反転させることができる。
なお、前記シート4の反転時に、前記ワイパーヘッド3から取り外す該シート4の端部は、前記逃げ孔11が形成されている第1側面7aのシート係止部8に係止されている第1端4aであり、反対側の第2端4bを取り外すと、該シート4の第1端4aによって前記逃げ孔11の開口端が塞がれたままになるため、該逃げ孔11内を柄2が通り抜けられず、前記ワイパーヘッド3を反転させることができない。
図8は、フローリングワイパーの第2実施形態のワイパーヘッド3を示すもので、前記第1実施形態のフローリングワイパー1Aのワイパーヘッド3が、その前後両側面、即ち第1側面7a及び第2側面7bの両方に、それぞれシート係止部8が設けられているのに対し、この第2実施形態のフローリングワイパー1Bのワイパーヘッド3は、第2側面7bだけにシート係止部8が設けられていて、第1側面7a側では、前記ワイパーヘッド3の上下両面に、前記シート4の第1端4aを装着状態に係止させるためのシート係止手段30が設けられている。
前記シート係止手段30は、前記シート係止部8と同様に、交叉する複数の切目9によって区画された複数の弾性変形可能な係止片10を有するものであっても良く、この場合に、前記係止片10は、図9に示すように、前記第1実施形態の係止ブロック16と同様の外形形状を有する係止手段ブロック31の上下両面に形成し、この係止手段ブロック31を、前記係止ブロック16と同様の方法で前記ワイパーヘッド3の基盤14に取り付けることにより形成することができる。この係止手段ブロック31の前端壁32に係止片10は形成されていない。
この第2実施形態において、前記ワイパーヘッド3に装着された前記シート4の第1端4aは、該ワイパーヘッド3の上面側に位置するシート係止手段30の係止片10に係止される。
前記係止片10は、前記基盤14の上下面に直接形成することもできる。
あるいは、前記シート係止手段30を、ゴムや合成樹脂製発泡体のような摩擦力の大きい部材や、面ファスナーを構成する鉤側部材及び輪奈側部材のうちの鉤側部材などにより形成し、該部材を、前記ワイパーヘッド3の装着面6a,6bの前記第1側面7a寄りの位置に固定することにより、構成することもできる。前記鉤側部材は、第1側面7aに取り付けても良い。
図10はフローリングワイパーの第3実施形態の要部を示すもので、この第3実施形態のフローリングワイパー1Cは、柄2の先端に取り付けられたヘッド連結軸34の水平部34aを、ワイパーヘッド3の長手方向の一端面から該ワイパーヘッド3の内部に回転自在に挿入することにより、前記柄2の先端に前記ワイパーヘッド3を、前記水平部34aを中心に回転させることで上下反転可能なるように取り付けたものである。この場合、前記ワイパーヘッド3に、前記第1及び第2実施形態のフローリングワイパー1A,1Bのワイパーヘッド3に形成されているような、柄2のための逃げ孔11は不要である。その他の構成は、前記第1及び第2実施形態のフローリングワイパー1A又は1Bと実質的に同じである。
この第3実施形態においては、前記ワイパーヘッド3に前記逃げ孔が形成されていないため、シート4を表裏反転させる場合に、該シート4の第1端4a及び第2端4bのどちらを前記ワイパーヘッド3の側面7a,7bのシート係止部8から取り外しても良い。
図11及び図12は、フローリングワイパーの第4実施形態の要部を示すもので、この第4実施形態のフローリングワイパー1Dは、装着面6a,6bを形成するパッド板15Dの形状と、該パッド板15Dを基盤14に取り付けるための機構とが、前記第1実施形態のフローリングワイパー1Aと相違している。
即ち、このパッド板15Dには、前記第1実施形態のフローリングワイパー1Aのパッド板15と同様に、ワイパーヘッド3を上下反転させる際に柄2が通り抜ける逃げ孔11は形成されているが、前記パッド板15に形成されているような、係止ブロック16を外部に露出させる切欠部15bは形成されていない。
また、前記パッド板15Dを前記基盤14に取り付けるため、該基盤14の両面の長手方向の一端部と他端部とには、それぞれ取付軸36が2つずつ形成され、これに対し、前記パッド板15Dの長手方向の一端部と他端部とには、それぞれ取付孔37が2つずつ形成され、該取付孔37内に前記取付軸36を嵌入させることにより、該パッド板15Dが前記基盤14の両面にそれぞれ取り付けられている。前記基盤14の両面には、前記第1実施形態のフローリングワイパー1Aの基盤14に形成されているような壁24は形成されていない。
前記フローリングワイパー1Dはこのように構成されているので、各係止ブロック16の上下両面は、前記パッド板15Dによって完全に覆われ、前記係止ブロック16の前端壁27に形成されたシート係止部8は、前記パッド板15Dの端縁より奥まった位置を占めることになる。このため、シート4をワイパーヘッド3に装着して一部を前記シート係止部8に係止させた場合、該シート4の前記パッド板15Dの端縁に沿う部分は、該端縁によってほぼ全長に渡って支持されるから、清掃時に、床面との摩擦により部分的に変形して皺になるようなことがない。
1A,1B,1C,1D フローリングワイパー
2 柄
3 ワイパーヘッド
4 シート
6a,6b 装着面
7a,7b 側面
8 シート係止部
9 切目
10 係止片
14 基盤
14a 盤材
15,15D パッド板
16 係止ブロック
17 ブロック取付部
18 固定用突起
26 ボディ
27 前端壁
30 シート係止手段

Claims (6)

  1. 柄と、該柄の先端に上下反転可能に取り付けられたワイパーヘッドとを有し、該ワイパーヘッドに清掃用のシートを装着して床面を清掃するフローリングワイパーであって、
    前記ワイパーヘッドは、前後長より左右長が長い合成樹脂製の基盤を有し、
    前記基盤の前後両側面のうち少なくとも一方の側面には、該基盤の左右方向の一端側と他端側との位置に、前記側面から該基盤の前後方向中央に向けて凹状に窪んだブロック取付部が形成され、各ブロック取付部の内部に、前記シートを装着状態に係止させるためのシート係止部を形成する係止ブロックがそれぞれ取り付けられており、
    前記係止ブロックは、高さより左右方向長さが長い矩形枠状をした中空のボディと、該ボディの前端面を塞ぐ前端壁とを有していて、該前端壁を前記基盤の前方又は後方に向けた姿勢で前記ブロック取付部の内部に取り付けられ、該前端壁に、複数の切目で区画された弾性変形可能な係止片からなる前記シート係止部が形成されている、
    ことを特徴とするフローリングワイパー。
  2. 前記係止ブロックのボディの左右両側面に固定用突起がそれぞれ形成され、前記ブロック取付部の左右両側端部に窪み部がそれぞれ形成されていて、前記固定用突起を前記窪み部に嵌合、係止させることにより、前記係止ブロックが前記ブロック取付部内に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のフローリングワイパー。
  3. 前記ワイパーヘッドは、上下2つの盤材を接合することにより形成された前記基盤と、該基盤の上下両面にそれぞれ取り付けられた緩衝用のパッド板とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のフローリングワイパー。
  4. 前記パッド板が、前記基盤より大きく形成されていて、該基盤の前後方向にはみ出すことにより、前記シート係止部は、前記パッド板の端縁より奥まった位置を占めていることを特徴とする請求項3に記載のフローリングワイパー。
  5. 前記係止ブロックは、前記ワイパーヘッドの前後両側面にそれぞれ取り付けられていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のフローリングワイパー。
  6. 前記係止ブロックは、前記ワイパーヘッドの前後両側面のうち何れか一方の側面に取り付けられ、他方の側面側には、前記ワイパーヘッドの上下両面に、前記シートを装着状態に係止させるためのシート係止手段が設けられていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のフローリングワイパー。
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