JP2016540132A - 本体及び脚片を備えたニット製品を生産する方法及び編機並びに得られた製品 - Google Patents

本体及び脚片を備えたニット製品を生産する方法及び編機並びに得られた製品 Download PDF

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Abstract

本発明によれば、衣類(1)は2つの脚片(3、5)及び1つの本体を備えて生産され、本体(7)は、生地の二枚のサイドポケット(17、19)と、二枚のサイドポケットの間に中央部(15)とを備えている。本体は、多数の糸のフィードによって生産される。さらに、ニードルシリンダの往復運動によってポケットが形成され、連続運動で中央部が形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、パンティーストッキングやタイツなど2本の脚片と1つの本体を備えた製品または衣類を生産するための方法の改善に関するものである。特に、本発明は、シングルまたはダブルの針床を備える丸編機で、シングル編み工程を使用して上記種類のシームレスの衣類を生産するための方法に関する。
タイツ、パンティーストッキングなどのニット製品の生産分野では、シングル編み工程の丸編機で編まれるシームレスの連続した製品または衣類を得るために、編み工程を自動化するための新しい方法及びシステムが継続して研究されてきた。
幾つかの研究は、1960年代に開発された工程に基づいており、かかる工程は、製品の本体及び2本の脚片に加えて形成される3つの後続する筒状部またはセクションを第一の脚片の端部から開始して第二の脚片の端部に至るまでを、丸編機でシングル編み工程中に編まれる筒状製品のために提供されている。丸編機からアンロードされた筒状製品は、開口部を形成するために中央領域で裁断され、その開口部の周囲に本体のウエスト部を形成するために弾性縁が縫い付けられる。この公知の工程は、ドイツ国特許第1235361号に詳述されている。そのフィット感を増加させるために、本体はより広いステッチ(編み目)で編まれるので、筒状製品または衣類の中央部には脚片のセクションよりわずかに大きなセクションを有する。
ドイツ国特許第1235361号に記載された方法は、連続的な動作を備えた丸編機で実行することができ、非常に高速である。しかしながら、この方法によって生産された製品は、出来栄えの品質が低く、本体が筒状の脚部のように一列当たり同数のステッチを備えた筒状生地で形成されるので、十分密接にフィットしなかった。より具体的には、本体の高さがあまりにも制限され、弾性縁が股ラインに近過ぎていた。
このような制限及び欠点を克服しようと、この方法に対する多くの改良が研究されてきました。
米国特許第2962884号は、丸編機で、第一の脚片を編んだ後と第二の脚片を編成する前に、徐々に列を減少させその後長さを増加させる往復運動で編成することによって2つの生地ポケットを生産する方法を開示している。往復運動で編まれた2つのポケットは、衣類の本体を形成する。このように作られた本体は、元々ドイツ国特許第1235361号に記載の方法で生産された本体よりも、フィットする。
しかしながら、米国特許第2962884号で開示された方法は、衣類の殆ど、特に本体の全体をたった1台のフィードによる往復運動で編まれる、すなわちニードルシリンダに1本の糸を給糸してニードルシリンダの回転毎に1列のステッチを形成するだけなので、特に遅い。このような不都合にも関わらず、今でもシ−ムレスタイツはこの方法を使用して生産されている。特に、オーストリアのウルフォード社のシームレスタイツは、この方法に、脚片を編成する連続運動と本体を編成する往復運動とを組み合わせて生産されている。
米国特許第4022035号は、米国特許第2962884号の工程に類似した技術を備えた丸編機で、シングル編み工程でタイツを生産する方法を開示している。このさらなる実施形態では、往復運動で本体中央部を編成する間に丸編機で直接衣類の開口部を形成するように、針は正確に選択されている。またこの工程は、ほとんどをニードルシリンダの往復運動で形成するため、特に遅い。
従って、丸編機でシングル編み工程を使用して、本体及び2つの脚片を有するパンティーストッキング、タイツ及び類似の製品または衣類を編成する方法を改善する必要性があり、本発明によれば、従来から使用されている公知の方法の欠点を克服または低減する方法を提供する。
より効率的でより速い工程を用いて1つの本体及び2つの脚片を備えた製品または衣類を生産するために、次のステップからなる方法が提供される。
− 複数のフィードによって第一の脚片を連続運動で編成するステップ、
− 第一の脚片の端列から開始して、複数のフィードによって第一の生地ポケットを往復運動で編み、前記第一の生地ポケットが第一の本体サイド部を形成するステップ、
− 好ましくは、複数のフィードによって本体の中央部を連続運動で編成するステップ、
− 本体の中央部から開始して第二の脚片の開始列に至るまで、複数のフィードによって第二の生地ポケットを往復運動で編み、前記第二のポケットが第二の本体サイド部を形成するステップ、及び、
− 複数のフィードによって第二の脚片を連続運動で編成するステップ。
複数のフィードで本体の全体を編成することによって、高い生産速度を達成することができる。2つの生地サイドポケットの形成は、衣類を心地よいフィットに改善する。特に、サイドポケットの形成のためだけに往復運動を使用することは、着用する際に快適で規則的な生地を持つことができ、本体の中央部または中間部を編成するために連続運動を使用することによって、衣類を生産するのに必要な時間を減らすことができる。
幾つかの実施形態では、かかる方法は、さらに次のステップを備えている。
− 円形の針床の周囲に複数のフィードを配置するステップ、各フィードは、それぞれの糸を円形の針床に給糸するためのフィード、針を上げるためのカム、及び針を下げるためのカムを備え、
− 円形の針床が時計回りに回転している間に針を選択するために操作された第一のセレクタを、また円形の針床が反時計回りに回転している間に針を選択するために操作された第二のセレクタを、各フィードに関連付けるステップ、及び、
− 第一及び第二の生地ポケットを往復運動で編みながら、円形の針床の回転方向に応じて、第一のセレクタまたは第二のセレクタを選択的に作動させるステップ。
有利な実施形態では、衣類の異なる部分を編成するために使用されるフィードの数は、常に同じである。特に好ましくは、ステッチの様々な列の形成にZ糸及びS糸が使用される際に、偶数のフィードを使用する利点がある。
幾つかの実施形態では、2つのフィードが使用される。しかしながら、好ましくは、フィードの数はより多く、例えばニードルシリンダの直径寸法が許容する限り4台または6台である。一般的にフィードの数が多くなれば、生産速度も速くなる。
幾つかの実施形態では、第一の生地ポケットを往復運動で編成するステップは、さらに次のステップを備えている。
− 第一の脚片から開始して、徐々に動作針の数を減らし、よって徐々に長さを減少させながら部分的な列を形成し、部分的な列の最小の長さのグループに至るまで、往復運動で部分的な列の第一のシーケンスを編成するステップ、及び、
− 部分的な列の最小の長さのグループから開始して、徐々に動作針の数を増やし、よって徐々に長さを増やしながら部分的な列を形成し、往復運動で部分的な列の第二のシーケンスを編成するステップ。
円形の針床が一方向で回転する度にまた円形の針床が反対方向で回転する度に、複数の列がフィードの数に対応する数で形成される。幾つかの実施形態では、一方向及び反対方向においてニードルシリンダのあらゆる角度ストロークで形成された列の集団は、厳密には必要ではない場合であっても、同じ長さを有することができる。
本明細書及び添付の特許請求の範囲において、ステッチの列の長さとは、ステッチの数として表わされる長さを一般的には意味している。従って、等しい長さの2つの列は、同数のステッチで形成される。
鏡に映したように、往復運動で第二の生地ポケットを編成するステップは、次のステップを備えている。
− 本体中央部から開始して、徐々に動作針の数を減らし、よって徐々に長さを減らしながら部分的な列を形成し、部分的な列の最小の長さの集団に至るまで、往復運動で部分的な列の第三のシーケンスを編成するステップ、及び、
− 部分的な列の最小の長さの集団から開始して、徐々に動作針の数を増やし、よって徐々に長さを増やしながら部分的な列を形成し、往復運動で部分的な列の第四のシーケンスを編成するステップ。
円形の針床が一方向で回転する度にまた円形の針床が反対方向で回転する度に、複数の列がフィードの数に対応する数で形成される。この場合においても、ニードルシリンダのあらゆる回転または角度ストロークで形成された列は、等しいかまたは異なる長さで有り得る。
生地のより美的な外観とより高い抗張力を達成するために、往復運動で第一及び第二の生地ポケットを編成すると同時に、一方向または反対方向において(すなわちニードルシリンダのすべての角度ストロークで)針床の回転を通じて形成された複数の部分的な列は、適切なステッチ(編み目)の数で相互にシフト(目移し)される。これによって、衣類を着用する際に生地の構造に優れたストレスの分散を可能にする。このように、ニードルシリンダ端部のすべての往復運動で形成されたすべての列が、同じポイントすなわち同じステッチのカラムで終了する場合に起こることに関わって、破れるリスクを減らす。実際に、往復運動で編まれた連続する部分的な列の端部をシフトすることによって、ステッチの2段のカラムに集中する代わりに、ステッチの複数段のカラムから成る生地の帯に沿ってこれらの端部を配置させる結果をもたらす。
幾つかの実施形態では、部分的な列は、2から5の間で、好ましくは3から10の間、より好ましくは3から7の間から成るステッチの数で相互にシフトされる。幾つかの実施形態では、連続する部分的な列の端部のシフトが、減少列(つまり長さが減少する列)及び増加列(つまり長さが増加する列)を形成しながら両方を固定する。しかしながら、これは厳密には必要ではない。幾つかの実施形態によれば、生地ポケットを形成しながら連続した列がシフトされることによって、ステッチの数は連続した列で異なることができ、また生地ポケットの伸びに沿って変更することができる。例えば、第一の減少列を編みながらNステッチでシフトすることができ、また次にMステッチでシフトすることができ、MはNとは異なる。
別の態様によれば、本発明は、1つの本体及び2つの筒状の脚片を備えるニット製品または衣類を提供する。ここで、本体は2枚の編み生地のサイドポケットから構成され、各ポケットが部分的な列の第一のシリーズによって形成され、2つの筒状の脚片を形成する編み生地の伸びを構成して、それぞれの脚片から開始してそれぞれのポケットの最小の長さの部分的な列の集団に至るまで、部分的な列の上記第一のシリーズの列が減少する長さを有し、そして部分的な列の第二のシリーズによって、最小の長さの部分的な列の集団のそれぞれから開始してそれぞれの完全な列に至るまで、増加する長さを有し、さらに前記生地ポケットが往復運動で複数のフィードで形成される。
ニードルシリンダの(往復または連続)動作は、完成品のステッチの列の所定の配列をもたらし、それはステッチが形成される軌道に一致する。連続運動で編まれた生地の部分では、連続的な螺旋状の線に従って列が配置され、また往復運動で編まれた生地の領域では、ジグザグの図柄に従って列が配置されている。従って、それを編成するために使用される動作の種類を指示することによって、衣類の生地の様々な領域の構造を定義することは生地を形成するステッチの列の配列を定義することに一致する。
有利には、2つの生地ポケットの間に配置され且つ複数のフィードを備えた連続運動で形成される中央部を、本体に備えている。
複数のフィードを備えて形成され且つ各往復編成動作に一致する部分的な列は、有利には、相互に関わってシフトされる。そうすることによって、部分的な列の端部は、1以上の、好ましくは2以上の、より好ましくは3以上のステッチで相互に一定間隔を置いて配置される。
別の態様によれば、本発明は、円形の針床を備えたニードルシリンダ、カムマントル及びセレクタ、複数の糸用フィード、そして制御装置を備える編機に関するものであり、上記制御装置は、上記のような編成方法を実現するプログラムを実行する。
本発明の特徴及び実施形態は、以下に説明されまた本明細書と一体に形成される添付の特許請求の範囲で定義されている。上記の簡単な説明は、以下の詳細な説明がより良く理解されまた当該技術分野への貢献がより良く認識され得るように、本発明の様々な実施形態の特徴を識別している。本発明のその他の特徴は、以下に詳細に説明されまた添付の特許請求の範囲で明らかになる。これに関連して、本発明の異なる実施形態を詳細に説明する前に、本発明の様々な実施形態は、それらの用途において、構造の詳細及び以下の説明に記載されまた図面に示された構成要素の配置を制限するものではないことを理解すべきである。本発明は、その他の実施形態において実現することができ、また様々な方法の使用で配置され且つ実現されてもよい。さらに、ここで使用される表現及び用語は、説明を目的とするものであって、制限と見做すものであってはならないことを理解する必要である。
従って、本発明の基礎となる概念は、本発明の様々な目的を実現する他の構造、他の方法及び/または他のシステムを設計するための基礎として速やかに使用され得ることが当業者には理解できる。なお、特許請求の範囲は本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、それらの同等の構造を含むものとして考慮されることが重要である。
本発明は、以下の説明及び本発明の制限のない具体的な実施形態を示す添付の図面によって、より一層理解される。
ここに記載される方法で生産されたニット製品または衣類の一部を概略的に示す正面図。 図1の衣服の斜視図。 ここに記載される方法を使用して衣類を生産するための丸編機を概略的に示す縦断面。 本体の生地ポケットの部分的な列の領域を概略的に示す拡大図。 本体の生地ポケットの長さを減少させる列を編成するための方法のシーケンスを概略的に示す平面図。 本体の生地ポケットの長さを減少させる列を編成するための方法のシーケンスを概略的に示す平面図。 本体の生地ポケットの長さを減少させる列を編成するための方法のシーケンスを概略的に示す平面図。 本体の生地ポケットの長さを減少させる列を編成するための方法のシーケンスを概略的に示す平面図。 本体の生地ポケットの長さを減少させる列を編成するための方法のシーケンスを概略的に示す平面図。 本体の生地ポケットの長さを減少させる列を編成するための方法のシーケンスを概略的に示す平面図。 本体の生地ポケットの長さを減少させる列を編成するための方法のシーケンスを概略的に示す平面図。 本体の生地ポケットの長さを減少させる列を編成するための方法のシーケンスを概略的に示す平面図。 本体の生地ポケットの長さを減少させる列を編成するための方法のシーケンスを概略的に示す平面図。 本体の生地ポケットの長さを減少させる列を編成するための方法のシーケンスを概略的に示す平面図。 本体の生地ポケットの長さを減少させる列を編成するための方法のシーケンスを概略的に示す平面図。 本体の生地ポケットの長さを減少させる列を編成するための方法のシーケンスを概略的に示す平面図。 本体の生地ポケットの長さを減少させる列を編成するための方法のシーケンスを概略的に示す平面図。 本体の生地ポケットの領域にある部分的な列を増加させる形成のシーケンスを、図4と同様に概略的に示す拡大図。 本体の生地ポケットの領域にある部分的な列を増加させる形成のシーケンスを、図4と同様に概略的に示す拡大図。 本体の生地ポケットの領域にある部分的な列を増加させる形成のシーケンスを、図4と同様に概略的に示す拡大図。 本体の生地ポケットの領域にある部分的な列を増加させる形成のシーケンスを、図4と同様に概略的に示す拡大図。 本体の生地ポケットの領域にある部分的な列を増加させる形成のシーケンスを、図4と同様に概略的に示す拡大図。 本体の生地ポケットの領域にある部分的な列を増加させる形成のシーケンスを、図4と同様に概略的に示す拡大図。 生地ポケットが形成される領域で、4つのフィードによって形成されるステッチの列の配置を概略的に示す拡大図。 別の実施形態の本体の生地ポケットの部分的な列の領域を、図4と同様に概要的に示す拡大図。 生地ポケットが図8の実施形態で形成される領域で、4つのフィードによって形成されるステッチの列の配置を、図7と同様に概略的に示す拡大図。 反時計回り及び時計回りの回転方向で連続運動及び往復運動で編成する間のカムマントルの拡張及びセレクタ並びにそれらの動作を示す概略図。 反時計回り及び時計回りの回転方向で連続運動及び往復運動で編成する間のカムマントルの拡張及びセレクタ並びにそれらの動作を示す概略図。 反時計回り及び時計回りの回転方向で連続運動及び往復運動で編成する間のカムマントルの拡張及びセレクタ並びにそれらの動作を示す概略図。 編成中、電気抵抗器によって本体に開口部を作るためのシステムを備えたニードルシリンダを示す縦断面。 編成中、電気抵抗器によって本体に開口部を作るためのシステムを備えたニードルシリンダを示す縦断面。 変形例で、本体を形成する生地ポケットの一方を編成するためのスキ−ムを示す概略図。 図13の部分XIVを示す詳細拡大図。 図13の部分XVを示す詳細拡大図。
例示的な実施形態の以下の詳細な説明は、添付図面を参照して説明される。異なる図面における同じ符号は、同じかまたは類似の要素を特定する。さらに図面は必ずしも縮尺どおりではない。以下の詳細な説明は本発明を制限するものではなく、本発明の保護の範囲は添付の特許請求の範囲によって定義されるものである。
説明において、「実施形態」または「かかる実施形態」または「いくつかの実施形態」への言及は、実施形態を参照して記載された特定の特徴、構造、または要素が、記載された対象物の少なくとも一つの実施形態に含まれる、ことを意味する。そのため、記載中の「実施形態で」または「かかる実施形態で」または「幾つかの実施形態で」という文言は必ずしも同じ実施形態を指すものではない。さらに、特定の特徴、構造、または要素は、1つ以上または複数の実施形態で任意の適切な方法で組み合わせることができる。
図1は、下記の方法に従って生産された製品や衣類の平坦化された正面図を概略的に示す。図2は同じ製品または衣類の斜視図である。
図3は、ここに記載の方法を使用して衣類を編成することができる編機のニードルシリンダの回転軸を含み、垂直面に沿った断面図を概略的に示している。編機は、円形の針床を備えたニードルシリンダ101と、場合によっては各針Aの下方に配置されるジャックJとを備えていることが知られている。ニードルシリンダ101は、以下に記載のように、編成ステップに従って、連続または往復の動作でそれ自身の軸A−Aを中心に回転し、そうすることで針は、図中示されていないが2つ以上のフィードから給糸された糸で衣類を編成することが出来る。針の動きは、カム103及びセレクタ105及び針を制御するために必要な任意の他の部材から成る複数のグループで制御される。針を作動させ制御する部材は、好適には固定されており、つまりそれらはニードルシリンダ101の軸A−Aを中心に回転しない。ダイヤル105は、ニードルシリンダ101に関連付けてもよい。他の実施形態では、それは周知の通りで、編機は二重のニードルシリンダを備えてもよい。ここに記載の種類の衣類を編成するのに使用可能な編機の詳細は、当業者には公知であり説明は省略する。しかしながら、本発明の編成方法で編機を最適化するために使用される制御カムの幾つかの特徴が、以下に説明される。
幾つかの実施形態では、全体を符号1で示された衣類または製品は、第一の筒状脚片3と、第二の筒状脚片5とを備えている。2つの筒状脚片3及び5のそれぞれは、開閉可能なそれぞれの爪先または端部(図示せず)から本体7まで伸びている。筒状脚片は、例えばタイツやパンティーストッキングの場合には、製品のそれぞれの脚を形成する端部まで伸びることができる。他の実施形態では、筒状脚片3及び5は、もっと短くでき、一種のパンティ(下着)を形成するように本体7と一体で少数列のステッチを含むこともできる。
本体7は、符号11で示された仕上げ端部に囲まれた開口部9を有する。端部11は、弾性を有する端部が好適である。図2には弾性のある端部が示され、図1は、特に端部11が施される前の未完成の製品または衣類を示している。これは、本体7の上部に1つの開口部13だけを有し、引き続きその縁に沿って端部11が縫製される。開口部13は、衣類1を編成した後、それを裁断することで作ることができる。
有利な実施形態では、本体7は3つの部分から構成され、それらは1つの中央部15と2つの側部17及び19である。以下により詳細に説明されるように、側部17及び19は、それぞれ少なくとも1つの生地ポケットから構成される。
2つの側部17及び19を形成する生地ポケットはそれぞれ、ニードルシリンダの往復運動によって作られ、徐々に減少するステッチの部分的な列及び徐々に増加する長さを備えている。逆に、本体7の中央部15は、有利には、脚片と同様にニードルシリンダの連続運動によって編成することができる。
すべての編成ステップでは、ニードルシリンダの針は少なくとも2つのフィードすなわち少なくとも2本の糸で給糸される。好ましい実施形態では、4つのフィードがニードルシリンダ101の針Aの円形の針床に4本の糸を給糸するために備えられている。ニードルシリンダの直径寸法がそれを許容する場合、フィードの数は4つ以上、例えば6つまたはそれ以上のフィードであることができる。このように、製品または衣類を生産するのに必要な時間は短縮され且つ完成品はより高い品質を有する。実際には、(完全または部分的な)複数の列が、ニードルシリンダ101の回転毎に給糸される糸の数に等しく形成される。
生地ポケット17及び19のお蔭で、衣類の心地良いフィット感が改善され、本体中央部の弾力性を制限しないため、比較的大きいサイズを着用する人々も製品または衣類を使用することができる。
幾つかの実施形態では、製品または衣類1は、丸編機、例えば、場合によってはダイヤルを備えたシングルニードルシリンダ丸編機でシングル編成動作によって生産される。
編成工程は、実質的に、一連のステップで構成され、その工程の最後に、本体と筒状の脚片を備えた完全な製品が生産される。特に編成工程は、以下に説明されるように、例えば連続した7つのステップに細分されてもよい。
編成工程は、差別なく筒状脚片3または筒状脚片5から開始することができる。説明の現実性のために、筒状脚片3の編成から始めて筒状脚片5の編成で終える工程について以下に言及されることになるが、しかしながらその工程は反転させることができ、筒状脚片5の編成から始めて筒状脚片3の編成で終えることが理解される。
丸編機101での第一の編成ステップ(図2)では、筒状脚片3は連続運動で従来の編成方法を使用して編まれ、針制御カムが固定されていることが好適であり、またニードルシリンダ101はそれ自身の軸A−Aを中心に連続運動で回転する。筒状脚片3の編成には、針をすべて使用するか、または特別の編成効果を生み出すためにそれらのうちの幾つかを選択することが可能である。しかし、脚片が筒状拡張部を有するので、ステッチの列は一般的には針床のすべての周囲で少なくとも部分的に拡張するよう形成される。
筒状脚片3を編成するために、1つまたは複数のフィードすなわち1つまたは複数の糸を針Aの円形針床に給糸することができる。好ましくは、少なくとも4つのフィードが使用され、一般には偶数のフィード例えば6つのフィードが使用される。このようにニードルシリンダが回転する毎に、複数の列はフィードの数と等しく作られる。
少なくとも2つのフィードで、Z型またはS型の被覆糸、すなわち時計回り(Z糸)及び反時計回り(S糸)に撚られたフィラメントで被覆されたエラストマー芯を備えた糸を使用することができる。当業者には周知のように、Z糸及びS糸の同時使用は製品により良い一貫性を与えて、捻れない傾向がある。
S糸及びZ糸を組合せて使用する代わりに、所謂、ダブル糸を使用することが可能である、つまり被覆糸は逆の螺旋に沿ってエラストマー芯の周囲に撚られるので、糸は捻れない傾向がある。しかし、ダブル糸はS撚り及びZ撚りの糸に比べて高価である。そのため、ダブル糸の代わりにS糸及びZ糸を使用する機会は、かなり経済的な利点がある。
筒状脚片3の編成は、符号23で示されたステッチの最後の円形列を形成して終了する。好ましくは、完成した列23は、必ずしも必須ではないが、丸編機が提供する針の数に等しい複数のステッチで構成される。この列が完成したことつまり脚片全体の周囲で拡張することは単に重要である。
従って、図1のRG3で示された本質的に水平に伸びるステッチの列は、筒状脚片3に沿って形成される。図22のCG3で示されるように、列G3を形成するステッチは、ステッチの実質的に縦方向のカラムに従って、筒状脚片3の拡張に沿って配置される。
その後、プロセスの第二のステップが、丸編機で実行される。このステップは、生地ポケット17の第一の部分17Dを形成するために、往復運動で徐々に長さを減少させる部分的な列の第一のシリーズを編成することで構成されている。ポケットのこの部分及びポケット17、19の残りの部分がどのように形成されるかについては、図4及び図5A−5Mのシーケンスを参照して以下により詳細に説明される。
脚片と同様に、ポケット17の部分17Dは複数のフィードで編まれる。好ましくは、第一の筒状脚片3を編成するために使用されるフィードの数、つまり少なくとも2つ、好ましくは少なくとも4つ以上の数と同数の複数のフィードが、使用される。
ポケット17の部分17Dは、筒状脚片3の編成のために使用された糸と同じ糸で形成することができる。他の実施形態では、特定のまたはすべての糸が交換されてもよく、ポケット17の部分17Dは脚片3に使用された糸の数と等しい数の複数の糸で形成されるが、これらの糸は異なる種類の糸であり、例えば、これらの糸は異なるデニール、異なる組成または構造を有することができる。いくつかの実施形態では、糸の種類は、ポケット17の部分17Dを編成しながら一回または複数回変更することができる。
ポケット17の部分17Dが形成されている間に、符号R17で示されたステッチの部分的な列は、脚片3を編成する間に形成された最後の完成列23から開始され、最小の長さの列RM17までその長さを徐々に減少させて連続して編まれ、編成工程のこの第二のステップを終了する。正確には、生地のポケット17は複数のフィードで編成されるので、従って1つの方向または反対の方向でニードルシリンダ101の回転毎に複数の列を形成し、ポケット17の部分17Dの編成は、このステップで使用されるフィードの数、例えば4つのフィードと等しい最小の長さの複数の列RM17を形成して、終了する。
列または最小の長さの列RM17のグループは、2本の向い合った線L17の一方の端部ポイントから他方の端部ポイントに及び、両方ともC1で示されている。
以下により詳細に説明されるように、すべての往復ストロークつまり一方向または反対方向の往復運動で、ニードルシリンダ101のすべての回転で様々なフィードからの糸で形成されるシングルの列は、以下の詳細な説明から当業者には明らかである目的のために、好ましくは1つ以上または複数のステッチで、より好ましくは3つ以上のステッチで、例えば3から10のステッチで、相互に関わってシフトされる。
図1で全体として符号Rx17で示されるように、生地ポケット17の部分17Dを編成する間に編成される部分的な列の第一のグループは、針Aの円形の針床の部分的な弧だけを操作することによって編成され、従って、脚片を形成する列のステッチ数よりも少ない複数のステッチを有する。編機が、例えば400本の針を備える場合、脚片3(及び同様に脚片5)の列RG3のそれぞれは400ステッチで構成されるので、ポケット17の部分17Dの第一の部分的な列R17は、ニードルシリンダ101の針Aの半円弧を用いて編まれ、他の針は休止しているため、そのほぼ半分の針数で構成することができる。ニードルシリンダ101の往復回転が反転される毎に、様々な作動中のフィードからの糸で形成された部分的な列の長さは、減少する。例えば、動作が反転する毎に列の長さは、各部分的な列のそれぞれの端部で作業針の1本を除いて2ステッチ減少することができる。
本質的には、ニードルシリンダ101の回転方向を周期的に反転させることによって、連続して編成される部分17Dの部分的な列は、そのため、最小の長さの部分列RM17の数を形成するまで、作業から外す針の数を徐々に増やすことによって編成されるように、徐々に長さを減らし、つまりステッチの数を徐々に減らしている。
さらに、様々なフィードからの糸で一方向(時計回りまたは反時計回り)のシングル往復ストロークの間に形成された全ての列は、好ましくは、同数のステッチ(つまり同じ長さ)を有する。しかしながら、各往復ストロークまたはニードルシリンダ101の振動中に形成された列は相互に関わってシフトされる、すなわち等しい長さのシングル列の終端ステッチは1つのカラムで相互に揃うことはないが、所定のステッチ数でシフトされる。
ポケット17の部分17Dに沿って相互に続く部分的な列の端部は、列23から最小の長さの列RM17まで、傾斜して伸び(1つは衣類の正面に、他は衣類の背面にある)、2本の向い合った区切り線L17に沿って配置されている。それは、図中示されていないが、実際に、ポケット17の領域に本質的に鏡に映したような2本の線が、1つは正面に他は背面に存在することが理解される必要がある。これらの向い合った線L17は、編成工程のこのステップで形成された部分的な列の端部の整列によって構成される。
一旦ポケット17のこの部分17Dが完全に形成されたならば、ポケット17の第二の部分17Cを編成する次のステップが開始される。また、ポケット17の部分17Cは、ニードルシリンダの往復運動によって、且つ、徐々に増して、つまりポケット17のこの部分17Cを編成する間に相互に続く列の長さを徐々に増加して編成される。また、ポケット17の部分17Cは、複数のフィードからの糸を往復運動で回転するニードルシリンダ101に給糸することによって形成され、好ましくは、脚片3及びポケット17の部分17Dを編成するために使用されたものと同じ数の複数のフィードで形成される。
従って、ポケット17の部分17Dを形成する短くなる長さの列を参照して既に説明したように、一方向または反対方向でニードルシリンダ101の回転毎にポケット17の部分17Cを形成しながら、列のグループは、実際にはフィードの数に等しい複数の列を含む各グループを形成している。図示された実施形態では、各グループの列は同じ長さを持っている、つまりそれらは同数のステッチを備えている。これは好適ではあるが、厳密には必要ではない。他の実施形態では、各グループの列は相互に異なった長さを有してもよい。
さらに、各グループの列が同じ長さを持っている場合に、それらは部分17Dを編成する間に形成されたグループの列と同様に相互に関わってシフトされる。ステッチの数及び従って部分的な列の長さは、列RM17の最小の長さから開始して列のグループから次の1つに至るまで漸増する。
ポケット17の部分17Cを形成するための編成工程の第三のステップの間に形成された様々な部分的な列は、それらの端部で、部分17Dを形成する逓減する長さの部分的な列と連結する。図4、5A−5M、6A−6Fを参照して以下により良く説明されるように、逓減する部分的な列及び漸増する部分的な列は、線L17に沿って一体に連結する。
ポケット17の部分17Cの編成は、部分17Cの符号Ry17で示された最後の部分的な列、より正確には部分的な列の最後のグループを形成するまで、部分的な列R17の長さを漸増しながら継続する。
さて、編成工程の第四のステップは、ニードルシリンダ101の連続運動で作られ、第一の完成列25から再び開始して、始められる。列25は環状の拡張を有しており、好ましくは、編機の針の全体数と等しい複数のステッチによって形成される。この第四のステップで、本体7の中央部15は、ニードルシリンダ101の連続運動で編成され、針は、環状の拡張を有し、また列25と本質的に平行な完成列25Xのシーケンスを形成する。最後の完成列27の形成は、本体7の中央部15の編成を終了する。
特に図2に示されたように、ポケット17の部分17C及び本体7の中央部15に形成された生地のステッチは、衣類または製品1が着用される開口部を画定するエッジ11と本質的に平行なカラムに沿って配置される。従って、図1に示されるように、ステッチの列はカラムに対し本質的に直角である。
次の第五の編成ステップでは、生地ポケット19の2つの部分19D及び19Cは、ポケット17の形成のために使用されたものと本質的に対称的な工程を使用して形成される。生地ポケット19を編成する間に、複数のフィードが使用され、好ましくは先の第四のステップの編成工程で使用されたフィードの数と等しい。ニードルシリンダ101が一方向または反対方向に回転する毎に、列はフィードの数と等しい数で、また同じ長さを有して形成される。一方向または反対方向の回転毎にまたは往復ストローク毎に形成され、また好ましくは同じ長さを有して形成された列は、相互に関わってシフトされる。この動作が反転される毎に、列の長さは、好ましくは2ステッチ減少する。
特に、編成工程の第五のステップは、本体7の中央部15を完成する列27から開始して、ニードルシリンダ101の往復運動で長さを逓減させる部分的な列のシリーズの形成を含んでいる。Rx19は、部分的な列の第一のグループを示す。列Ry17と同様に、部分的な列Rx19は、ニードルシリンダ101の針の数のほぼ半分に等しい複数のステッチを有することができる。部分的な列Ry19に続く列はR19で示され、逓減する長さを有する。
ポケット19の部分19Dを形成する部分的な列は、2本の線L19に沿って配置される。2本の線のうちの1本だけが図示されており、他の1本は鏡に映したようになっている。線L19は、線L17と本質的に対称である。
符号RM19で示された最小の長さの部分的な列のグループの形成は、編成工程の第五のステップを終了し、これらの部分的な列は、2本の向い合う線L19の一方の端部ポイントC2から2本の向い合う線L19の他方まで伸びる。
この第五の編成ステップの後、第六の編成ステップは、ポケット19の第二の部分19Cの形成を含んで、始まる。この第六のステップで、漸増する長さのステッチの部分的な列は、符号R19で再び示され、最小の長さの列RM19から開始して最大の長さの部分的な列Ry19の最後のグループまで形成される。一方向または他の方向で、回転毎に形成された列の数は、フィードの数と等しく、またこれらの列は好ましくは同じ長さを有する。しかし部分17Cの編成を参照して既に説明したように、これらの列は相互にシフトされる。
次の第七のステップは、編成工程の最後のステップであり、それは、編機で利用可能な針の数と等しい複数のステッチで、好ましくは形成された環状の拡張を備えた完成列29の形成で始まる。編成は、筒状脚片5の始まりを構成する開始列29からの連続した列RG5を形成して、その端部(図示されていない)の最後の列まで、継続される。編成は、列29から開始して、針の連続運動及び製品または衣類の先の部分を形成するために使用されたフィードの数に好ましくは等しい複数のフィードで、例えば4つのフィードで形成される。
ポケット17及び筒状脚片3を参照して説明したこととは対称的に、ステッチのカラムCCは、ポケット19の部分19Dに沿ってエッジ11と本質的に平行して配置され、脚片5に沿ったカラムは、線CG5で概略的に示されるように、筒状脚片5の縦の拡張に沿って配置される。
往復運動で生地ポケット17、19を形成する工程は、図4及び図5A−5Mのシーケンスを参照して以下により詳細に説明される。以下に説明されることは、衣類または製品1を形成するために、編機が4つのフィードを使用する特別のケ−スを指すことに注視すべきである。これは、衣類または製品1を編成するために、現在のところ好適なフィード数である。この典型的な記述から、当業者には異なる数のフィードを使用してどのように製品または衣類を生産することが可能であるかを理解することができる。
(上記で簡単に説明したように)逓減する列の部分17D、すなわち、列の長さが逓減する領域の形成で始まり、次いで部分的な列の長さを漸増して領域17Cを編成することでポケット17を編成するステップについて、以下に言及する。編成工程のこれら2つのステップの説明から、ポケット19が対応する方法でどのように編成されるのかを理解するのは容易である。
工程は、部分列の長さが一定で直線的に減少する、すなわちニードルシリンダ101の回転毎にまたは振り子運動で列の長さが等しく減少し、前記長さは単一の列を形成するステッチの数として理解されることが以下に説明されるであろう。当業者には、これが好ましい操作工程であって、しかもここに記載された方法は、生地ポケットを編成する間に次の周期、すなわち往復ストロークの異なるステッチの数によって、部分的な列の長さを例えば減らすような異なる方法で実現することができると理解するであろう。
減少と増加のパターン、つまり、長さを増減する列のうち、2つのポケット17及び19のパターンは、好ましくは鏡に映したようにされるが、シーケンスは衣類の正面及び後部にとって必ずしも等しい必要がない。これは、異なる長さの後続の列が、生地の2枚の部分(正面及び後部)で異なる仕方で長さを増減され得ることを意味する。下記の説明では、動作が反転される毎に、ステッチの列の長さは端部毎に1ステッチ減ることが仮定されている。
図4は、ポケット17の領域に形成された生地を概略的に拡大した簡略図を示す。ポケット19は鏡に映したような方法で形成される。図4は、所定の数の列だけを示していることが理解されるべきであり、実際には、ポケット17及び19を形成する部分的な列の数は、図4に示された列の数より著しく多い。さらに、図4は、生地ポケットが編成される前後に連続運動で作られた生地の部分を省略して(非常に限られた数の列を除いて)増減する部分的な列の領域のみを示している。さらに表現の目的により、図4は部分的な列の端部のみを示しており、これらの列は中断されて示され、またその中央領域が省略されている。
図4では、「Ai」は針を示し、「i」は編機の円形の針床にある針の連続番号を示している。図示された実施例では、A1からA400まで番号が付され、400本の針を備えている。同じ符号A1は、i番目の針によって形成されたステッチを示すために使用される。F1、F2、F3及びF4は、編機が備えている4つの別々のフィードから給糸される4本の糸を示している。針Aのニードルシリンダ101の回転の方向は、Fで示されている。
図5A−5Mは、針Aの円形の針床の平面図を概略的に示している。ここでは、4つのフィードが、糸F1、F2、F3及びF4のそれぞれを給糸する糸ガイドG1、G2、G3及びG4のそれぞれによって表示されている。符号G1−G4は、またそれぞれのフィードを示すためにも使用される。Fは、円形の針床つまり針Aのニードルシリンダ101の回転の方向を示している。S1A、S2A、S3A及びS4Aは、ニードルシリンダ101が反時計回りの方向に回転する際に、4つのフィードG1−G4のそれぞれに関連した針を選択するためのセレクタを示している。S1O、S2O、S3O及びS4Oは、ニードルシリンダ101が時計回りの方向に回転する際に、フィードG1−G4のそれぞれに対応するセレクタを示している。図5A−5Mは、作動中のセレクタつまり図中に表示されたそれぞれのステップで作動しているセレクタだけを示している。
図4を最初に参照すると、RG3は、連続運動で編機1のニードルシリンダ101によって編成された最後の筒状の完成列を示している。図示された実施形態では、連続運動は、単に実施例として反時計回りであると仮定されている。図5Aは、連続運動で脚片3を編成するこの終了ステップを概略的に示している。
編機の針A1−A400は、すべて作動中で図4のRG3で示される最後4つの完成列を糸F1−F4で形成する。
図4との組み合わせで、図5Bは、ポケット17の部分17Dの、糸F1で形成され、図4に符号RxF1で示された第1の部分的な列が完全に編成される間のステップを示している。ニードルシリンダ101は反時計回りの方向(矢印F)に回転している。フィードG1の上流に配置されたセレクタS1Aは、針A200に続く針の作業から離れている。セレクタS1Aによって選択されなかったが針A201及びそれに続く針がステッチを形成せずにフィードG1の正面を通過する間に、針A200は列RxF1の最後のステッチを形成する。
図4との組み合わせで、図5Cを参照すると、ニードルシリンダ101は反時計回りの回転を継続し、針A200及びそれに続く針はセレクタS2Aの正面そして第二のフィードG2の正面を通過する。セレクタS2Aによって選択された最後の針はA197であり、第二のフィードG2の糸F2で、符号RxF2で示された後続の部分的な列の最後のステッチを形成する。針A197に続く針は選択されていないので、それらは糸F2でステッチを形成するものではない。部分的な列RxF2の端部は、糸F1で先に形成された列RxF1の端部に対し3ステッチをシフトする。
図4との組み合わせで、図5Dを参照すると、ニードルシリンダ101は、反時計回りの回転を継続して、最初に第三のフィードG3に関連したセレクタS3Aの正面に、次いで第三のフィードG3の正面に、針A200−A197をもたらす。セレクタS3Aは最後の針として針A194を選択し、それに続く針A195、A196...は休止状態である。従って、第三のフィードG3から給糸される糸F3は、針A194に対応するステッチを形成することを停止し、糸F3で形成され図4の符号RxF3で示された部分的な列は、糸F2で形成され符号RxF2で示された先の部分的な列に対し3ステッチをシフトされる、また糸F1で形成され符号RxF1で示された部分的な列に対しては6ステッチをシフトされる。
図4との組み合わせで、図5Eを参照すると、ニードルシリンダ101はそれに続く針A220、A199...をセレクタS4Aの正面に、次いで第4のフィードG4の正面にもたらすまで反時計回りに回転し続ける。セレクタS4Aは、最後の針として針A191を選択し、それに続く針は降ろした状態のままである。従って、第4のフィードから給糸される糸F4は、列RxF3に対し3ステッチを、列RxF2に対し6ステッチを、また列RxF1に対し9ステッチをシフトされた第一の部分的な列RxF4を、形成する。
図5Fは、ニードルシリンダ101の動作が反転される角度位置を示している(二重矢印Fを参照)。一旦反転が生じると、針A200、A197、A194及びA191は、部分的な列RxF1、RxF2、RxF3及びRxF4の端部ステッチを保持して、セレクタS4Aの位置を越えて大きく(ほぼ30度)移動する。
従って、反時計回りの方向のニードルシリンダ101の連続運動が終了すると、編成された4つの部分的な列は、(第一のフィードの糸F1のための)針A200、(第二のフィードの糸F2のための)A197、(第三のフィードの糸F3のための)A194及び(第4のフィードの糸F4のための)A191によって形成されるそれぞれの最後のステッチで終了して、形成される。これら4つの列RxF1−RxF4のシフトされた端部は、線L17(図2及び3)に沿って配置される。これらの部分的な列の端部は、単に実施例として、3本の針従って3ステッチを相互に対してシフトされる。部分的な列の端部とそれに続く部分的な列の端部との間に、3を超えるステッチ例えば5から9までのステッチがあっても良いことが理解されるべきである。
図4との組み合わせで、図5Gには、生地ポケット17を形成する方法の後続のステップについて示している。ここでは、ニードルシリンダ101は回転を反転して、時計回り(図5Gの矢印F)に回転を開始する。第4のフィードG4に関連したセレクタS4Oは、第一の針に針A190及び回転の方向に続く針(つまり針A189、A188...)を選択し、その他の針A191、A192...を休止状態のままにする。従って、次の列の形成は糸F4で始まる。この列は符号RF4で図4に示されている。
図4との組み合わせで、図5Hには、ニードルシリンダ101が時計回り方向で回転を継続する一方、セレクタS3Oは第三のフィードG3の糸F3でステッチの列を形成する針を選択し始める。第一の選択された針は針A193である。次の針A192、A191、A190が図4の符号RF3で示された、糸F3で形成されている列の後続のステッチを形成する間、先の針(A194、A195...)は休止状態である。
図4との組合せで、図5Iには、ニードルシリンダ101が時計回りに回転し続けている間、 第2のフィードG2に関連付けられ、時計回りの方向に対してこのフィードの上流に配置されるセレクタS2Oは、第一の針としてA196を選択し、先の針(A197、A198、A199...)を休止状態のままにして、第二のフィードの糸F2で列RF2の形成を開始するように次の針(A195、A194...)を選択する。同時に、第4のフィードG4に関連したセレクタS4Oは、第4のフィードの糸F4で部分的な列RF4の形成を終了するために最後の針(A2)を選択する。次の針(A1, A400...)は、ステッチを形成せず第4のフィードの正面を通過する。従って、部分的な列RF4は、針A197によって形成されたステッチから、針A2によって形成されたステッチまで拡張している。
図4との組合せで、図5Jには、ニードルシリンダ101が時計回りに回転を継続する間、第一のフィードに関連付けられ、時計回りの方向に対してこのフィードの上流に配置されるセレクタS1Oは、第1のフィードの糸F1でステッチを形成するための針を選択し、部分的な列RF1を形成する。選択された第一の針は、A199である。その一方で先の針(A200、A201...)は休止状態である。再び図5Jを参照して、第3のフィードに関連したセレクタS3Oは、針A5に続く針を降ろし、結果として第3のフィードの糸F3で形成された部分的な列RF3は、針A5を用いて形成されたステッチで終了し、また従って針A193、A192、A191... A5によって作成されたステッチで形成される。
図5に示されるように、ニードルシリンダ101は時計回りに回転を続ける。この図の中で、第二のフィードG2に関連したセレクタS2Oは、列RF2の最後のステッチを形成するための最後の針としての針A8を選択し、一方針A7、A6とそれに続く針は休止状態である。従って、糸F2で形成された部分的な列RF2は、針A8、A9、A10...A195によって形成されたステッチで構成される。セレクタS4Oはいずれの針も選択していない。
ニードルシリンダ101は、図4との組み合わせで、図5Lに示すように、部分的な列RF1が完全に形成されるまで時計回りに回転を続ける。A11は、部分的な列RF1の形成のためにセレクタS1Oによって選択された最後の針である。後続の針A10、A9、A8...は降ろされ、ステッチを形成しない。従って、部分的な列RF1(図4)は、針A199、A198、A197...A11によって形成されたステッチで構成される。
ニードルシリンダ101は、図5Mで示された位置まで、つまりセレクタS1Oによって選択された最後の針が次のセレクタS1Aを越えて通過するまで時計回りに回転し続ける。このように、ニードルシリンダ101の回転が再び反転される際には、セレクタS1Aは後続の部分的な列を形成するために正確に針を選択することができる。
この工程の結果は、図4に明白に示されている。連続運動でニードルシリンダの最後の反時計方向回転中に形成された最後の部分的な列RxF1、RxF2、RxF3、RxF4は、シフトされたポイントつまりこれらの列の各々で形成された最後のステッチが隣接した部分的な列の最後のステッチに対しシフトされたポイントで終了する。第一のフィードG1の糸F1で形成された列RxF1は、針A200によって形成されたステッチで終了する。第二のフィードG2の糸F2で形成された列RxF2は、針A197によって形成されたステッチで終了する。第三のフィードG3の糸F3で形成された列RxF3は、針A194によって形成されたステッチで終了する。最後に、第四のフィードG4の糸F4で形成された列RxF4は、針A191によって形成されたステッチで終了する。従って、各列の終了ステッチは、相互に対して3ステッチをシフトされている。部分的な列の第一のシリーズは、各列の長さを2ステッチ、それぞれの列の各端部で1ステッチを減らすことによって形成される。例えば、針A200で最後のステッチを形成した第一のフィードの糸F1は、針A199で次の列RF1の編成を開始する。さらに、部分的な列RF4、RF3、RF2、RF1は、3ステッチで相互にシフトされたポイントで開始し、同様に、同数のステッチで相互に対しシフトされて終了する、その結果、これらの列の各々は等しい数のステッチで形成される。
・ 列RF4は、針A190からA2で形成されたステッチで形成される。
・ 列RF3は、針A193からA5で形成されたステッチで形成される。
・ 列RF2は、針A196からA8で形成されたステッチで形成される。
・ 列RF1は、針A199からA11で形成されたステッチで形成される。
しかし、角度ストローク中、すなわち、ニードルシリンダ101の回転動作の振動または往復ストローク中、異なるフィードで形成された様々な部分の列の最後のステッチは、ステッチの同じカラムに揃っていないが、それらはシフトされる。
他の実施形態では、糸によって形成された列はそれぞれ、その両端部で、先の列に対し1ステッチ以上で減らすことができる。
尚、図6を参照すると、生地の各ポケットの第二部の編成中、部分的な列の長さは、ニードルシリンダの動作の各反転時に漸増されることが明白に理解され得る。示された実施形態では、そのような増加は、反転毎に実行され、その結果、各列はその両端部で成長する。典型的な実施形態では、列の長さの成長は、列の各端部で1ステッチである。つまり、長さを増加させる各列は、先の(短い)列に対してその両端で追加の1ステッチを有する。増えるステッチの数は、末端ごとに1つ以上(すなわち列当たり2つ以上)異なることができる、ことが理解される。
編成動作が、再び反時計回りで開始する際に、図5Mに示される位置から開始して、第一のフィードG1は、部分的な列RF1の最後のステッチを形成した針に隣接している針でステッチを形成し始め、従って、糸F1で形成された次の列の第一のステッチは、針A12によって形成されたステッチである。問題の列は、RF1’で図4に示されている。この列は、針A198によって形成されたステッチまで伸び、従って第一のフィードG1の糸F1で形成された先の部分的な列RF1に対し2ステッチ減らす(従って2ステッチ短くなる)。
同様に、第二のフィードの糸F2は、先の時計回りの操作で最後のステッチを形成した針A8に隣接している針A9から開始し、ステッチを形成し始め、前の針A195によって形成されたステッチで部分的な列RF2’の形成を終了し、そのため同じフィードで先に形成された列RF2に対し2ステッチ短くなる。2つの列RF1’、RF2’に対し3ステッチを相互にシフトされる(列RF1’は針A12から開始してA198で終了し、列RF2’は針A9から開始して針A195で終了する)。
図4に示すように、編成工程は、長さを減少させる4つの部分的な列の集合の編成を継続し、その結果、ニードルシリンダ101の振動または往復ストローク毎に形成された4つの列は、3ステッチを相互にシフトされる。
記載された実施形態では、4つのフィードで形成された列が、順序づけられた方法で、3ステッチを相互にシフトされるように針は選択されている、つまり、例えば列RF1−RF4の開始端部は、第4のフィード(糸F4)で形成される列まで第一のフィード(糸F1)で形成された列から開始して3ステッチを3回シフトされる。反対の端部で、列RF1’−RF4’の開始点は、糸F4で作られた第一のステッチから開始して糸F1で作られた第一のステッチまで反転してシフトされる。しかしながら、これは厳密に必要ではなく、以下に明白なように、幾つかの場合でシーケンスを変更することができる。
記載された編成工程の結果として、生地ポケット17の線L17に沿って、(図4の詳細では、単一の列RF1−RF4、RF1’−RF4’とそれに続く)部分的な列R17の端部は一致せず、それらは単糸の張力の低い集中でより均一な生地をもたらし、むしろステッチの帯に分散される。
ポケット17の部分17Dを形成する減少する部分的な列が一旦編成されると、図4に示されるように、工程は、生地の部分17Cを形成するために長さを漸増する部分的な列の形成を継続する。その工程は、長さを減少させる部分的な列の形成のために記載されたものとは本質的に対称的である。また、一方向または反対方向にニードルシリンダ101の角度ストローク毎に4つのフィードで形成された長さを漸増する部分的な列は、部分17Dの形成を参照して上記したように、3ステッチを相互にシフトする。所定のフィードからの糸で形成された各列は、同じフィードで形成された先の列に対し2ステッチを増加する。生地の部分17Cを形成する部分的な列の長さは、190ステッチと等しい長さまで増加する。190ステッチの長さを有する4つの列は、図1の線25に対応する列である。
明瞭性のために、図6A−6Fのシーケンスは、長さが増加する部分的な列を形成する6段階の連続するステップを示す。各ステップでは、4つの列は4つのフィードG1−G4からの糸F1−F4で編成される。
特に、図6Aは、糸F4、F3、F2及びF1で形成された4つの減少する列の最後のシリーズの形成を示す。この実施例では、ニードルシリンダの最後の動作は時計回りの方向である。
図6Bは、長さが増加する列で、生地の部分17Cの4つの(糸F1、F2、F3、F4が順に形成された)列の第一のシリーズの形成がある場合、反時計回りでこれに続く往復運動の端部を示す。
図6Cは、各列は先の周期中に形成された列に対して2ステッチ長くなるが、糸F4、F3、F2、F1で列の新しいシリーズの形成がある場合、時計回りでこれに続く往復運動の端部を示す。それに続く図6D−6Fは、この工程がどのように継続するかを示す。
図4、5A−5M、図6A−6Fの概略的な実施例では、これは、最も短い列で195から15を引いた180ステッチの長さであるように、長さを増減する列のうちの減少数を示していると理解されるべきである。しかし、実際には、減少した列数は以後大きくなり、大きい長さの部分的な列が例えば200ステッチで構成される一方で、最小の長さの列(図3の列RM17)は、例えば40から120ステッチの間、好ましくは70から90ステッチの間、より好ましくは約80ステッチで構成される長さを有する。明らかに、これらの値及び数は、単に非限定的な実施例である。
最後の部分的な列が線25に沿って完成すると、ニードルシリンダは、連続運動で本体7の中央部15を形成するために反時計回りに再び回転を開始する。図4は、脚片3の最後の連続した列と本体7の中央部15の第一の連続した列との間で、生地ポケット17を形成する列の増減を概略的に示している。
図7は、上記方法によって糸F1−F4で形成される列を概略的に示している。4本の糸によって形成された列は、4つの異なる種類の線で示されている。
生地ポケット19は、列27のグループから開始し、図4、5A−5M、図6A−6Fを参照して上記されたのと同じ手続きに従って作られる。最初に、減少する部分的な列は、列Rx19から開始して列RM19までを形成し、生地の部分19Dを形成する。ニードルシリンダ101の往復運動で、このステップで形成された部分的な列は、列RM19の最高190ステッチから最小の長さまで逓減する長さを有する。ポケット17の場合と同様に、 動作が反転する毎に生地の部分19Dを形成する場合、列は先の角度ストローク中に形成された列に対して2ステッチを減少する。時計回り及び反時計方向で、4つのフィードからの糸ですべての動作毎に形成された4つの列は、相互に対してシフトされ、図示実施例では、それらは3ステッチをシフトされて図示されている。
部分17Cと同様に、生地の部分19Cの形成は、往復運動の最後の部分的な回転の間に、列RM19の最小の長さから開始して、4つのフィードからの糸で形成される最後の部分的な4列の最大190ステッチの長さまで、徐々に列の長さを増加する。その後、編成は、第二の脚片5の筒状生地を形成するために反時計回りの方向に連続運動で継続する。
図4、5A−5M、6A−6F、7を参照して、編成プロセスは生地のポケット17及び19を編成するために説明されてきた。そこでは、編機に備えられた様々なフィードからの糸F1−F4によって形成された列の各グループの列のシーケンスは、逆方向での先の往復ストローク中に作成された列のシーケンスに対し対称的に一方向での往復ストローク毎に繰り返される。例えば、図4を参照すれば、列RxF1−RxF4は、次のような糸シーケンスF1、F2、F3、F4によって形成される。4つの次の列RF4−RF1のグループは、シーケンスF4、F3、F2、F1によって形成される。それに続く次の列のグループは、シーケンスF1、F2、F3、F4、その他によって形成されることになる。
しかし、この反転されたシーケンスは、糸のより容易な動作に帰着するので、それが好適であっても特に厳密には必要ではない。図8は、例えば、以下のシーケンスによって相互に続く4つのフィードG1−G4の糸F1−F4で形成された列を示し、連続運動で列の最後のシリーズは、F1、F2、F3、F4で、その後、F3、F2、F1、F4、F1、F2、F3、F4、F3、F2、F1、F4、F1、F2、F3、F4...と続く。このシーケンスは、特に、Z撚糸及びS撚糸、つまり、それぞれ時計回りまたは反時計回りの方向で、エラストマー芯の周囲に螺旋状に巻回された外側の糸で被覆されたエラストマー糸が使用される場合有用である。例えば、糸F1及びF3はZ撚糸で、糸F2及びF4はS撚り糸であることができる。上記定義されたシーケンスで、S撚糸及びZ撚糸は、相互に替ることができ、S撚糸で作られた各列は、Z撚糸で作られた列が追従し、そしてその逆もある。
しかしながら、長さが増減する部分的な列は、図4の実施形態の実施例のように、常に相互に対してシフトされる。
同様に、図7、図9は、図8の実施形態中、4つの糸F1、F2、F3、F4で形成される列を示している。
図10Aは、図10B、及び図10Cは、針を選択するためのそれぞれのセレクタを備えた編機のカムサポートの可能な構成の平面図を示し、それは本明細書に記載の編成方法を実施するために使用することができる。図中左側に、符号Aで示され、2本または3本の針が編成中に得られる様々な位置で概略的に示される。符号Tは、針Aのヒールを示している。符号TA及びTTは、針Aのフックの軌道及び針Aのヒールの軌道をそれぞれ示している。G1、G2、G3及びG4は、4つの糸F1、F2、F3、F4のための4つのフィードの糸ガイドを示している。S1Aは、S2A、S3A、S4Aは、往復運動による編成ステップで使用されまたニードルシリンダ101が反時計回りに回転するときに動作するフィードG1、G2、G3、G4に関連した針用のセレクタを示している。逆にS1O、S2O S3O S4Oは、図5A−5Mを参照して記載したように、時計回りの回転に使用された同じフィードG1−G4に関連するセレクタを示している。C1及びC2は、針を上げ下げするためのカムをそれぞれ示している。一対のカムC1、C2は、各フィードG1−G4に関連している。C3は、針を降ろすための補助的なカムを示し、以下により良く説明されるように、それは往復運動で編成中だけ作動する。補助カムC3は、連続運動の編成中サポートの内側に引き込まれるので、針Aのヒールに作用することはない。図10B及び10Cでは、さらに、それぞれの針が選択中かまたは休止中かに基づいて選択的に得られる2つの位置にジャックJが示されている。J1及びJ2は、ジャックの上位ヒール及び下位ヒールを示し、またTJ1及びTJ2は、これらのヒールJ1及びJ2のそれぞれの動作軌道を示している。TJは、ジャックのヘッドの軌道を示す。図10B及び10Cの図中下側は、ジャックJを下げるためのカムC4を示し、C5は、様々なフィードG1−G4及びそれぞれのセレクタに関連して、これらのジャックJを上げるためのカムを示す。
図10Aは、本体7の脚片3、5または中央部15の形成中に、例えば反時計回りの連続運動で回転中の稼働状況を概略的に示している。ニードルシリンダ101の動きは、矢印Fによって表される。すべての針が作動しており、すべて同じ軌道TAを追従している。図は、ニードルシリンダ101の内部から見た編成部材すなわちカムサポートを示している。
図10B及び10Cは、往復運動で部分的な列を編成する際の針の動きを示す。特に、図10Bは、ニードルシリンダ101の反時計回りで回転中の針の動作を示し、図10Cは、ニードルシリンダ101の時計回りで回転中の針の動作を示している。T0は、選択されていない針つまり休止中の針のヒールの軌道を示し、TTは、選択された針の軌道を示す。補助カムC3は作動中であり、補助カムC3がそれぞれ関連しているフィードから給糸されるそれぞれの糸を掴む前に、最大の高さ(Q1で示された)から中間の高さ(Q2で示された)まで各選択された針の部分的な降下をもたらす。例えば、図10Bは、フィードG2の上流で補助カムC3によって始動され、高さQ1から高さQ2までの部分的な降下を示す。図10Bの図中左側に示されるように、高さQ2は、この高さで針がシンカーPのステッチ形成面PMの高さまでその独自のラッチLで移動するようにされている。高さQ2への各選択された針を降下することによって、糸がそれぞれのフィードから正確に掴まれることを保証し、糸が針のラッチのレベルの下に動くのを防ぐ。このリスクは、糸の軌道に起因して往復運動での編成中に発生する可能性がある。連続運動での編成中ではないので、そのために針を部分的に下げる中間の高さは提供されていない。
図10Cは、図10Bで示すのと同じ基準及び同じ参照番号を使用して、往復運動で編成しながらニードルシリンダ101の時計回りの動作中に選択及び非選択(休止中)の針及びジャックの軌道を示している。
特に図4、6A−6Fを参照して、カムサポートの説明及び生地のポケットを編成する工程から明らかなように、往復運動で2つの生地ポケットを編成中にすべての針はアンロードされる、すなわち、そのステップの最中にポケットを形成する列の長さが増減する際に、形成された各ステッチは、それぞれの針からアンロードされ、結果として生地はどこからも保持されないステッチを有する。
図示された実施形態では、本体は往復運動で編成された生地の2つのサイドポケットだけを備えて形成されているが、他の実施形態では、より多数のポケットが、例えば本体の両側に2つの生地ポケットを形成してもよい。
上記工程では、製品または衣類が本体及び2つの脚片で生産され、それが丸編機から取り出される際にそれが完全に閉じられている、つまり、衣類を着用するための開口部なしに、また場合に応じて脚片の端部に対応する開口部だけを備えていると仮定する。衣服が一旦編機から取り出された後、線13に沿って裁断され既知の方法に従って弾性縁11を適用することにより、衣類を着用するためのウエスト部に対応する開口部が生成される。
図11及び図12は、ニードルシリンダ101の円形の針床を用いて製品または衣類を編成しながら生産される製品または衣類を裁断するための切断装置を備えた丸編機のニードルシリンダ101の長手方向の部分断面図を示す。一般的に、201は裁断装置を示す。
幾つかの実施形態では、裁断装置201は電気抵抗器203、つまりそれを通って流れる電流によるジュール効果によって加熱される要素を備えている。
電気抵抗器203は、コネクタ205によって2本の電線に接続することができる。電線207はそれぞれ、接触ブラシ208と電気的な接触状態にある。針Aのニードルシリンダ101と一体で回転する間に、これらの接触ブラシは電気抵抗器203に動力を供給する。
電気抵抗器203及びコネクタ205は、ニードルシリンダの軸線A−Aを囲み、またニードルシリンダ101と共に回転する環状支持部材209によってサポートすることができる。支持部材209は、図11及び12にそれぞれ示された2つの位置を選択的にとるように、矢印F209に従って、垂直動作つまりニードルシリンダの軸A−Aと平行な動作を備えている。第一の位置(図11)では、支持部材209及び電気抵抗器203は最も低い位置にある。電気抵抗器203は、ニードルシリンダ101の針Aによって編成されるニット製品または衣類1から離される。この条件では、裁断装置201は形成される製品または衣類1に作用するものではない。
図12では、支持部材209及び裁断装置201は上位にあるかまたは持ち上げられた位置にある。電気抵抗器203は、編成された製品または衣類1に差し込まれる。電気抵抗器203によって局所的に生じた熱は、ニット製品を形成する糸を溶かして開口部をそこに生成する。開口部は、ステッチのカラムの方向つまりステッチの列に直角に伸びる。
電気抵抗器203の上下動は、開口部が要求された位置に作られるよう編成工程と同期されている。
幾つかの実施形態によれば、裁断装置201の動作は、一旦編成が停止された後、ニット製品に作用するようにすることができる。例えば、上記のように、はじめに本体の第一の部分を編成し、次に裁断装置201を作動することは可能である。編機が停止され、そして裁断装置201はニードルシリンダ上で保持された衣類に開口部分を裁断するために持ち上げられる。その後、裁断装置201は降ろされる、つまり、それは休止状態になることであり、編成は製品または衣類1に続く部分を形成するために再び開始される。その後、編機は再び停止され、切断工程が再び裁断装置を持ち上げることで繰り返される。十分な長さの開口部が作られるまで、その工程が繰り返される。このプロセスは時間を要するが、裁断装置201は、必ずしもニードルシリンダ101と同期した方法で回転する必要はない。
好ましい実施形態によれば、編成工程を加速させるために、裁断装置201はニードルシリンダ101と一体で回転する。このように、裁断装置201は、持ち上げられ裁断(糸を融解すること)される本体の部分を編成するために、持ち上げられた作動中の位置で必要とされる時間の間、保持することができる。十分に長い開口部が作られると、裁断装置201が休止状態にされて下位の非作動位置にもたらされる一方で編成が続行される。
図11及び12は、この最後の実施形態を示す。そこでは裁断装置201は、ニードルシリンダ101と同期して回転する。幾つかの実施形態では、支持部材209は、リング213に向かって下方に伸びる垂直な直立体211に取り付けられている。リング213は、ニードルシリンダ101と衣類1の回収ダクト214と一体でニードルシリンダ101の軸A−Aを中心に回転する。衣類を回収するための回収ダクト214の上位部は、ダクト214内部の製品または衣類1の回収を容易にするために漏斗形状とすることができる。
リング213は、フォーク形状の末端部219Aで終わっていてホイール217を担持する可動アーム219によって支持され得るローラーまたはホイール217を係合する環状チャネル215を備えることができる。幾つかの実施形態では、アーム219は、水平軸の周りで編機の固定構造体に関節式に連結することができる。アクチュエータ221は、二重矢印F219に従ってアーム219を振動させるために備えることができる。アーム219の振動は、直立体211によってリング213及び支持部材209の上下動を制御している。ホイール217は環状チャネル215に係合し、同じニードルシリンダの軸A−Aを中心にニードルシリンダ101と共に、直立体211、リング213及び支持部材209が回転するのを可能にする。このように、電気抵抗器203はニードルシリンダ101と共に回転することができ、図11の位置から図12の位置まで及びその逆も、矢印F209に従って垂直に移動することができる。
他の実施形態では、異なる裁断装置が使用されてもよく、レーザー源を備えるものや電気抵抗器203に代わって機械的な切断装置を使用することもできる。幾つかの実施形態では、例えば、レーザー光を用いる場合切断装置を作動停止させるための垂直動作を省略してもよい。
図13、14及び15は、図4及び6Fに類似の方法で、生地ポケットの一部分及び関連したステッチの配置を変形例で示している。符号F1、F2、F3、F4は、4つのフィードの糸を示している。図4の中央部分と、図14及び15(図13の部分XIV及びXVの拡大図を示す)の拡大図との矢印は、それぞれのステッチの列の形成中の編成ニードルシリンダの運動方向を示している。示された典型的な実施形態では、4つのフィード及び対応する4本の糸が使用されている。それに代わって、異なる糸の数、好ましくは6本または8本の偶数の糸を使用することができる。符号Rx、Ry及びRzは、選択されたコースまたはステッチの列を示している。ステッチの各列は、その後続の針Aにより、ニードルシリンダ101の同じ回転中に同一の糸で形成される。符号C11、C12、C13、C14、C15及びC16は、ステッチのカラムを示し、各カラムのステッチは、ニードルシリンダ101の同じ針Aによって形成される。
図14及び15のそれぞれの拡大図で特に見ることができるように、各往復ストロークの各端部で、ステッチの2列が他のステッチの2列に対してシフトされている。より具体的には、図14では、糸F1及びF4によって形成されたステッチの列は、糸F2及びF4によって形成された2列のステッチに対し1ステッチ右にシフトされる。反転動作では、糸F2及びF4によって形成されたステッチの2列は、糸F1及びF3によって形成された2列のステッチに対して1ステッチ左にシフトされる。例えば、図14の第一の部分的な列を参照すれば、糸F1及びF3は、カラムC1にターミナルステッチを形成する。逆に、糸F2とF4は、隣接するカラムC12にターミナルステッチを形成する。糸F2とF4は、隣接するカラムC15でステッチの形成を終了する一方で、もう一方の端部で(図15)糸F1及びF3がカラムC14にそれぞれのターミナルステッチを伴ってステッチの形成を終了する。
従って、例えば図4に示された上記実施形態と同様に、同一の往復ストロークで異なる糸によって形成されたステッチの列がシフトされる。しかし、図4とは異なって、すべての列が他の列に対してシフトされるとは限らないが、これらは対になっており、すなわち、糸F1及びF3によって形成された列は、両方の列のターミナルステッチまたはエンドステッチが同じステッチのカラム、例えばカラムC11に配置されるように互いに整列されている。図14を参照。糸F2及びF4によって形成された列も同様に、例えばカラム12に沿って互いに整列されている。図14を参照。しかし、糸F1及びF3によって形成された列は、糸F2、F4によって形成された列に対して(図13、14、15に示された実施形態の1ステッチを)シフトされる。1ステッチをシフトすることは一例であって、糸F1、F3によって形成されたステッチの列は、糸F2、F4によって形成された列に対して1ステッチ(つまり1カラム)以上でシフトできることが理解される。
さらに、図13、14、15に示された実施形態では、ステッチの各列の長さは、前述の例とは逆に、列の両端ではなくむしろ一端のみで減少する。これは、例えば図14及び15を見ることによって最も理解され得る。
ここでは、糸F3を例に取り上げてみるが、同じことは残る糸F1、F2、F4にも当てはまる。図15では、糸F3で形成されたステッチの列Rxは、ステッチのカラムC14を生成する針で形成されたターミナルステッチを備えている。つまり、列Rxは、カラムC14に第一のターミナルステッチを有する。同じ列Rxは、カラムC11に第二のターミナルステッチを有する。図14を参照。このように、列Rxは、カラムC11からカラムC14までをまたがる長さを持っている。
ニードルシリンダ回転の反転時に、同じ糸F3は、次の列の形成またはステッチRyのコースで開始する。列Ryの左の端部の第一のステッチ(図15)は、同じステッチカラムC14で形成される。しかし、列Ryは反対側のカラムC13で終了する、つまり先に形成された列Rxより短い。図13、14及び15に示された実施形態では、列Rx、Ry(つまりニードルシリンダ101の往復回転運動の反転時に同じ糸によって形成された2つの後続列)は、5ステッチに等しい長さで差異を有し、つまり、カラムC11及びカラムC13は5ステッチだけ離されている。他の実施形態では、この長さの差は、5ステッチより大きくも小さくもできる。重要なのは、各糸がステッチのコースを生成することであり、その長さは回転運動の二度の反転の度に減少する。言いかえれば、各糸は、運動の反転時に形成されたステッチの数を列の対向端部ではなく一端のみで減らす。実際、同じ糸F3を再び例に取り上げると、運動の反転時に、次の列Rzは、カラムC13(つまり列Ryが終了するのと同じカラム)で開始するが、カラムC16まで伸びることになり、つまり列Rzは列Ryより5ステッチ短い。
上述の実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一実施例として詳細に説明されてきた。添付の特許請求の範囲で定義されるように、本発明の教示及び概念の範囲及び原理から逸脱することなく、修正、変更、追加及び省略が可能であることは、当業者には明白である。従って、本発明の範囲は添付の請求項の中で最も広い解釈に基づいて排他的に決定されるものであって、これらの修正、変更、追加及び省略はこの範囲内に含まれる。用語「備える」「備えるために」などは、請求項に記載されたものに加えて、さらなる要素またはステップの存在を除外するものではない。請求項の要素、手段、特徴の前置詞として、用語「1つの」とは、これらの複数の要素、手段または特徴の存在を除外するものではない。装置クレ−ムが複数の「手段」を主張した場合、一部またはすべてのこれらの「手段」は、単一の構成要素、部材、または構造により作動させることができる。明らかな従属項における所定の要素、特徴または手段の宣言は、前記要素、特徴または手段を一体で組み合わせる可能性を除外するものではない。方法クレームがステップのシーケンスを記載する場合、これらのステップが記載されるシーケンスは拘束するものではなく、特定のシーケンスが拘束するものとして示されていない場合は変更することができる。添付の特許請求の範囲における任意の参照符号は、説明及び図面を参照しながら、特許請求の範囲の読み取りを容易にするために提供され、そして特許請求の範囲で表される保護の範囲を限定するものではない。
1 製品または衣類
3 第一の筒状脚片
5 第二の筒状脚片
7 本体
9 開口部
11 エッジ
13 開口部
15 中央部
17 サイドポケット
17C ポケットの一部
17D ポケットの一部
19 サイドポケット
19C ポケットの一部
19D ポケットの一部
23 完成列
25 第一の完成列
25X 完成列のシーケンス
27 最後の完成列
29 完成列
101 ニードルシリンダ
103 カム
105 セレクタ、ダイヤル
201 裁断装置
203 電気抵抗器
205 コネクタ
207 配線
209 支持要素
211 垂直な直立体
213 リング
214 回収ダクト
215 環状チャネル
217 ホイール
219 可動アーム
221 アクチュエータ
A 針
A−A 軸
C1 ポイント
C2 ポイント
CC カラム
CG3 拡張部
CG5 線
F 針床の回転方向を示す矢印
F1−F4 編糸
G1−G4 糸ガイド
J ジャック
J1 ジャックの上位ヒール
J2 ジャックの下位ヒール
L17 線
L19 線
P シンカー
PM ステッチ形成面
Q1 最大の高さ
Q2 中間の高さ
R17 ステッチの列
R19 ステッチの列
RF1−RF4、RF1’−RF4’ 部分的な列
RG3 最後の円形の完成列
RG5 列
RM17 最小の長さの列
RM19 最小の長さの列
Rx17 部分的な列の第一のグループ
Ry17 部分的な列の最後のグループ
Rx19 部分的な列の第一のグループ
Ry19 部分的な列の最後のグループ
RG3 列
RxF1−RxF4 部分的な列
S1A−S4A 反時計回りのセレクタ
S1O−S4O 時計回りのセレクタ
T ヒール
TA フックの軌道
TT ヒールの軌道
TJ1 ヒールJ1の動作軌道
TJ2 ヒールJ2の動作軌道
C1−C5 図10A−Cにおけるカム
C11−C16 ステッチのカラム

Claims (36)

  1. 少なくとも1つの円形の針床を備えた丸編機で2つの脚片及び本体を備えたニット製品を生産するための方法において、
    − 複数のフィードによって第一の脚片を連続運動で編成するステップ、
    − 第一の脚片の端列から開始して、複数のフィードによって第一の生地ポケットを往復運動で編み、前記第一の生地ポケットが第一の本体サイド部を形成するステップ、
    − 本体の中央部から開始して第二の脚片の開始列に至るまで、複数のフィードによって第二の生地ポケットを往復運動で編み、前記第二のポケットが第二の本体サイド部を形成するステップ、
    − 複数のフィードによって第二の脚片を連続運動で編成するステップ、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. さらに、
    − 円形の針床の周囲に複数のフィードを配置するステップ、ここで各フィードは、それぞれの糸を円形の針床に給糸するためのフィード、針を上げるためのカム、針を下げるためのカムを備え、
    − 円形の針床が時計回りに回転している間に針を選択するために操作された第一のセレクタをまた円形の針床が反時計回りに回転している間に針を選択するために操作される第二のセレクタを各フィードに関連付けるステップ、
    − 第一及び第二の生地ポケットを往復運動で編みながら、円形の針床の回転方向に応じて、第一のセレクタまたは第二のセレクタを選択的に始動させるステップ、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 針を部分的に下降させるための補助カムを各フィードに関連付けるステップを含み、かかるステップが、第一及び第二の生地ポケットを往復運動で編成する間、補助カムが作動中である一方で、連続動作で編成する間は非作動状態であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記針が、ジャックの選択に作用するセレクタを用いることによって選択され、1つのジャックの選択が針のそれぞれに関連付けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の方法。
  5. 第一の生地ポケットが往復運動で編成された後、第二の生地ポケットが往復運動で編成される前に、2つのポケットの間にある本体の中央部が複数のフィードで連続運動で編成され形成されることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の方法。
  6. 第一の生地ポケット、第二の生地ポケット、第一の脚片、第二の脚片、そして本体の中央部が、同じ数のフィードで編成されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 第一の生地ポケット、第二の生地ポケット、本体の中央部、第一の脚片、そして第二の脚片が、偶数のフィードで編成されることを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
  8. 第一の生地ポケット、第二の生地ポケット、本体の中央部、第一の脚片、そして第二の脚片が、少なくとも2つのフィードによって、また好ましくは少なくとも4つのフィードによって編成されることを特徴とする請求項5、6または7に記載の方法。
  9. 少なくとも1本のZ撚糸および少なくとも1本のS撚糸が、第一の生地ポケット、第二の生地ポケット、第一の脚片、第二の脚片、そして本体の中央部を形成するために使用されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 本体の中央部が、複数のステッチの完成列を備える筒状構造を有することを特徴とする請求項5から9の何れか一項に記載の方法。
  11. 連続運動で本体の中央部を編成するステップが、円形の針床全体を使用して実行され、生地の筒部を編成する一方で、第一及び第二の生地ポケットを編成するステップが、円形の針床の作動中のア−クで減数した針を使用して実行され、補完的な針のア−クは休止状態であることを特徴とする請求項5から10の何れか一項に記載の方法。
  12. 第一の生地ポケットを往復運動で編成するステップが、
    − 第一の脚片から開始して、徐々に動作針の数を減らし、よって徐々に長さを減少させながら部分的な列を形成し、部分的な列の最小の長さの集団に至るまで、往復運動で部分的な列の第一のシーケンスを編成するステップ、
    − 部分的な列の最小の長さの集団から開始して、徐々に動作針の数を増やし、よって徐々に長さを増やしながら部分的な列を形成し、往復運動で部分的な列の第二のシーケンスを編成するステップ、を備え、
    また、円形の針床が一方向で回転する度にまた円形の針床が反対方向で回転する度に、複数の列がフィードの数に対応する数で形成される、ことを特徴とする請求項1から11の何れか一項に記載の方法。
  13. 往復運動で第二の生地ポケットを編成するステップが、
    − 本体中央部から開始して、徐々に動作針の数を減らして、よって徐々に長さを減らしながら部分的な列を形成し、部分的な列の最小の長さの集団に至るまで、往復運動で部分的な列の第三のシーケンスを編成するステップ、
    − 部分的な列の最小の長さの集団から開始して、徐々に動作針の数を増やし、よって徐々に長さを増やしながら部分的な列を形成し、往復運動で部分的な列の第四のシーケンスを編成するステップ、
    を備え、
    また、円形の針床が一方向で回転する度にまた円形の針床が反対方向で回転する度に、複数の列がフィードの数に対応する数で形成される、ことを特徴とする請求項1から12の何れか一項に記載の方法。
  14. 往復運動中すべてのフィードの糸が、針床の一方向または反対方向の回転でステッチの同じ数を形成しているので、第一及び第二の生地ポケットの形成中の各往復動回転で、部分的な列が、同じ長さで且つ円形の針床の往復ストロークの各々の間のフィードの数に等しい数で形成されることを特徴とする請求項12または13に記載の方法。
  15. 部分的な列の第一のシーケンス及び/又は部分的な列の第三のシーケンスの編成中、列の長さは列の両端で逓減することを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 部分的な列の第二のシーケンス及び/又は部分的な列の第四のシーケンスの編成中、列の長さは列の両端で漸増することを特徴とする請求項14または15に記載の方法。
  17. 往復運動で第一及び第二の生地ポケットの形成中、一方向の針床の回転で形成される複数の部分的な列及び反対方向の針床の回転で形成されるそれに続く複数の部分的な列が、ステッチの数で相互にシフトされることを特徴とする請求項12から16の何れか一項に記載の方法。
  18. 上記部分的な列が、2から15の間に含まれるステッチの数で、好ましくは3から10の間で、より好ましくは3から7の間のステッチの数で、相互に対してシフトされることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 本体の編成中に本体に1つの開口部を生成するステップをさらに備えていることを特徴とする請求項1から18の何れか一項に記載の方法。
  20. 本体の開口部が、開口線に沿って本体のステッチを形成する糸を溶融する加熱要素によって形成されることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 脚片の端部を閉じるステップを備えることを特徴とする請求項1から20の何れか一項に記載の方法。
  22. 往復運動で第一及び第二の生地ポケットを編成するステップ中、針を制御することによって、徐々に増減する長さを備えた列が形成されるので、全ての作動針がアンロードされることを特徴とする請求項1から21の何れか一項に記載の方法。
  23. 第一及び第二の生地ポケットを編成中、非連続的な列のうちの少なくとも一対のターミナルステッチが、ステッチの1つのカラムに配置され、非連続的な列のうちの少なくとも別の一対のターミナルステッチが配置されるステッチの1つのカラムに対してシフトされるように、対の糸のそれぞれで形成された対の列が相互に対してシフトされることを特徴とする請求項12または13に記載の方法。
  24. 1つの本体及び2つの筒状の脚片を備えるニット製品において、本体が編地の2つのサイドポケットを備え、各ポケットが2つの筒状の脚片を形成する編地の拡張を構成する部分的な列の第一のシリーズで形成され、前記部分的な列の第一のシリーズの列がそれぞれの脚片から開始してそれぞれのポケットの最小の長さの部分的な列のグループまで長さを減らし、且つ部分的な列の第二のシリーズで最小の長さの部分的な列のグループのそれぞれから開始して完成列のそれぞれまで長さを増やし、
    そこで、前記生地ポケットが往復運動による複数のフィードで形成されることを特徴とする衣類。
  25. 本体がさらに2つの生地ポケットの間に、連続運動による複数のフィードで形成される中央部を備えることを特徴とする請求項24に記載の衣類。
  26. 生地の各ポケットが、少なくとも2つのフィードで、好ましくは少なくとも4つのフィードで形成されることを特徴とする請求項24または25に記載の衣類。
  27. 2つの脚片が、連続運動による複数のフィードで形成される筒状の生地を備えることを特徴とする請求項24、25または26に記載の衣類。
  28. 生地のポケット、脚片、そして本体の中央部がすべて等しいフィードの数で形成されることを特徴とする請求項24から27の何れか一項に記載の衣類。
  29. 複数のフィードで形成され且つ各往復編成動作に対応する部分的な列が、相互対してシフトされるので、結果として、部分列の両端が2から15の間に含まれるステッチの数で、好ましくは3から10の間で、より好ましくは3から7の間で、相互に離間されることを特徴とする請求項24から28の何れか一項に記載の衣類。
  30. 部分的な列が、部分的な列のグループに細分化され、それぞれが編成に使用されるフィードの数に等しい列数を構成し、そこで、部分的な列の各グループの部分的な列が、同じ長さすなわち同じ数のステッチを有することを特徴とする請求項24から29の何れか一項に記載の衣類。
  31. 本体の生地ポケットを形成するすべてのステッチが、アンロードされたステッチであることを特徴とする請求項24から30の何れか一項に記載の衣類。
  32. S撚糸及びZ撚糸で形成された列を備えることを特徴とする請求項24から31の何れか一項に記載の衣類。
  33. 円形の針床を備えたニードルシリンダ、カムマントル、セレクタ、複数のフィード及び制御装置を備える編機において、前記制御装置が、請求項1から23の何れか一項に記載の編成方法を実現するプログラムを実行することを特徴とする編機。
  34. 編機が、
    − 円形の針床を備えたニードルシリンダと、
    − 円形の針床を周囲する複数のフィードと、を備え、各フィードが円形の針床にそれぞれの糸を給糸する供給部、針を持上げるカム、針を降下させるカムを備え、
    − さらに、各フィードに関連付けられ、ニードルシリンダが時計回りに回転する間、円形の針床の針を選択するよう構成されまた制御された第一のセレクタと、ニードルシリンダが反時計回りに回転する間、円形の針床の針を選択するよう構成されまた制御された第二のセレクタとを備える、ことを特徴とする編機。
  35. 補助カムが、針を降下させるために各フィードに関連付けされ、ニードルシリンダの往復運動中に作動するよう構成されまた制御されることを特徴とする請求項34に記載の編機。
  36. 針床の各針が、一本の選択されたジャックに関連付けられ、前記第一及び第二のセレクタがジャックに選択的に作用することを特徴とする請求項34または35に記載の編機。
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