JP2016528103A - 組み立て式小型レジャーボートとその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、組み立て式小型レジャーボートを開示する。本発明に係るレジャーボートは、人が搭乗する船体;一端が前記船体に結合されるものであって、前記船体を中心に対称的に配置される3つ以上の連結棒;前記連結棒の他端にそれぞれ連結された浮力体を含む。本発明によると、船体の周辺に対称的に配置された3つ以上の浮力体によってレジャーボートの安定性が大きく向上する。特に、浮力体の中央に船体が位置するため、使用者の動きや波にも船体の揺れが非常に少なく、容易に転覆しない。また、船体が破損しても容易に沈没しない長所がある。また、組み立て式であるため、運搬及び保管が容易であり、大量生産を通して安価な価格で供給でき、水上レジャーの底辺拡大と大衆化に大きく寄与することができる。また、既存のFRPの代わりに環境にやさしい素材で作製することにより、水質汚染を防止することができる。

Description

本発明は、小型レジャーボートに関し、具体的には、大量生産を通して価格が安価であるだけでなく、安全性及び使用便宜性が画期的に改善されたレジャーボートに関する。
一般的に、水遊び、釣り、水上スキー、スキン・スキューバダイビング等の水上レジャー活動に用いられるボートは、ビニール、ゴム材質等のソフトボートと、FRP(Fiber Glass Reinforced Plastics、ガラス繊維強化プラスチック)または金属材質のハードボートとに区別できる。
ソフトボートは、空気を抜くと体積が大きく減るため、運搬及び保管が容易な長所がある。しかし、重量が軽くて搭乗者の不注意や波により転覆しやすく、揺れが激しすぎるため、使用者が立ち上がったり、ボート上で移動したりすることがほとんど不可能な短所がある。また、パンクによる事故発生の危険が高く、使用するたびに空気を注入して、また抜き出さなければならない不便がある。
これに対して、ハードボートは、ソフトボートより大きくて相対的に安全性が高い長所はあるが、高い価格により大衆化しにくく、過度に大きく重くて運搬及び保管が容易でない問題がある。例えば、いくら小型であってもハードボートを所望の場所に運搬するためには、乗用車にボート用トレーラーを連結して移動するか、またはトラック等にボートを載せて運搬しなければならない。従って、ほとんどのボート所有者は、特定の船着き場にボートを停泊しておき、その周辺でのみボートを利用しなければならないので、使用範囲が非常に制限的な問題がある。
ハードボートのこのような不便を解決するために、韓国公開特許第10−2006−0134556号(2006.12.28 公開)は、一対の空気チューブの上部に折り畳み式搭乗ケージを取り付けた組み立て式ボートを開示しているが、依然として空気チューブに空気を注入して抜き出す不便さと空気チューブの破損危険があり、部品の数が多く、分解・組み立てに過度に多くの時間を必要とする問題がある。
また、従来のハードボートは、外部の衝撃により船体に亀裂が生じると、沈没を免れにくい問題がある。このような問題を解決するために、韓国登録特許第10−1224156号(2013.01.14 公告)のように、船体の外側面に空気チューブをさらに取り付ける場合があるが、この場合も、依然として空気を注入して抜き出す不便があるだけでなく、複雑な構造により作製コストが増加する問題がある。
一方、従来のFRP材質のハードボートは、雌型モールドの内部にプラスチック樹脂を塗布した後、接着剤を利用してガラス繊維を接合する方式で製造されるが、このような製造方法は、工程時間が長すぎるため、短期間で同一規格の製品を数千〜数万台以上生産しなければならない小型レジャーボートの作製には適していない問題がある。また、近来、FRPボートが水質汚染を誘発するという事実が知られ、環境にやさしいレジャーボートへの要求も漸次増加している。
本発明は、このような問題を解決するためのものであって、運搬及び保管が容易な組み立て式小型レジャーボートを提供することをその目的とする。また、使用者の不注意や高
い波にも容易に転覆せず、船体が破損しても沈没しない安全性の高い小型レジャーボートを提供することを目的とする。
また、大量生産を通してレジャーボートの価格を下げることにより、誰でも負担なしに購入できるようにして、水上レジャーの底辺拡大と大衆化に寄与することを目的とする。また、環境にやさしい素材のレジャーボートを提供することにより、水質環境を保護することを目的とする。
本発明は、前述した目的を達成するために、人が搭乗する船体;一端が前記船体に結合されるものであって、前記船体を中心に対称的に配置される3つ以上の連結棒;前記連結棒の他端にそれぞれ連結された浮力体を含む小型レジャーボートを提供する。
本発明に係る小型レジャーボートの前記船体は、人が搭乗する内部空間を備える下部体と、前記下部体の上部に結合される上部体を含み、前記連結棒は、前記下部体に結合され得る。
また、本発明に係る小型レジャーボートの前記下部体は、前記連結棒の一端が据え置かれる溝状の棒安着部と、前記棒安着部の内側から上部に突出したストッパーを含むことができる。
また、本発明に係る小型レジャーボートは、前記棒安着部の上部に位置し、前記連結棒に対応する曲面を有し、両端が前記下部体にそれぞれ結合される連結棒カバーを含むことができる。
また、本発明に係る小型レジャーボートの前記連結棒は、外側に突出した弾性突起を含み、前記棒安着部または前記連結棒カバーには、前記弾性突起が挿入される締結孔が形成され得る。
また、本発明に係る小型レジャーボートの前記下部体には、前記連結棒の一端が挿入されるパイプ状の棒安着部が結合され、前記棒安着部の内側から上部に突出したストッパーが形成され得る。
本発明に係る小型レジャーボートの前記連結棒は、前記船体の船首中央に連結された第1連結棒、前記船体の船尾一方側に連結された第2連結棒、前記船体の船尾他方側に連結された第3連結棒を含み、前記第1連結棒と前記第2連結棒の夾角と、前記第1連結棒と前記第3連結棒の夾角は、同一であってよい。
また、本発明は、人が搭乗する下部体を、熱可塑性樹脂を利用して成形し、前記下部体が3つ以上の棒安着部を備えるように成形する第1真空成形工程;熱可塑性樹脂を利用して上部体を成形する第2真空成形工程;前記下部体の前記棒安着部にそれぞれ連結棒の一端を結合する工程;前記連結棒の各他端に浮力体を結合する工程;前記下部体に前記上部体を結合する工程を含む小型レジャーボートの製造方法を提供する。
本発明によると、船体の周辺に対称的に配置された3つ以上の浮力体によってレジャーボートの安定性が大きく向上する。特に、浮力体の中央に船体が位置するため、使用者の動きや波にも船体の揺れが非常に少なく、容易に転覆しない。また、船体が破損しても容易に沈没しない長所がある。
また、組み立て式であるため、運搬及び保管が容易であり、大量生産を通して安価な価格
で供給でき、水上レジャーの底辺拡大と大衆化に大きく寄与することができる。また、既存のFRPの代わりに環境にやさしい素材で作製することにより、水質汚染を防止することができる。
本発明の実施例に係るレジャーボートの斜視図。 本発明の実施例に係るレジャーボートの底面斜視図。 本発明の実施例に係るレジャーボートの分解斜視図。 船体の棒安着部を示した図。 船体の棒安着部を示した図。 棒安着部の上部に連結棒カバーを取り付ける様子を示した図。 船体に連結棒を結合する方法を示した図。 船体に連結棒を結合する方法を示した図。 船体に連結棒を結合する様々な変形例を示した図。 船体に連結棒を結合する様々な変形例を示した図。 船体に連結棒を結合する様々な変形例を示した図。 船体に連結棒を結合する様々な変形例を示した図。 連結棒に浮力体を結合する方法を示した図。 連結棒に浮力体を結合する方法を示した図。 浮力体の変形例を示した図。 船体の組み立て過程を示した図。 船体の組み立て過程を示した図。 船体の組み立て過程を示した断面図。 下部体の作製過程を順に示した図。 下部体の作製過程を順に示した図。 下部体の作製過程を順に示した図。 下部体の作製過程を順に示した図。 下部体の作製過程を順に示した図。 下部体の作製過程を順に示した図。 上部体を作製する様子を示した図。
以下においては、添付の図面を参照して、本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
図2、図3及び図4は、それぞれ本発明の実施例に係るレジャーボート100の斜視図、底面斜視図及び分解斜視図である。
本発明の実施例に係るレジャーボート100は、図面に示したように、人が搭乗する船体110、一端が船体110に結合され、外側に突出した3つの連結棒131、132、133、各連結棒131、132、133の他端にそれぞれ結合される3つの浮力体121、122、123を含む。
本発明の実施例に係るレジャーボート100は、人が搭乗した船体110の荷重が3つの浮力体121、122、123に分散するので、船体110の浮力にのみ頼る従来のレジャーボートに比べて安全性が大きく高まる長所がある。
特に、各浮力体121、122、123が船体110から連結棒131、132、133の長さだけ離隔した位置で浮力を発揮するので、船体110が容易に揺れない長所がある。従って、搭乗者が船体110で立ち上がったり、動いたりしても、レジャーボート100が大きく揺れないので、不注意で水に溺れるか、船体110が転覆する可能性はほと
んどない。
本発明の実施例においては、3つの浮力体121、122、123を船体110の中心に対して角度約120度の間隔で配置した。即ち、船体110の船首中央に第1連結棒131を連結し、船尾一方側に第2連結棒132を連結し、船尾他方側に第3連結棒133を連結した後、各連結棒131、132、133に各浮力体121、122、123を結合した。
ところが、浮力体の個数が必ずしも3つに限定されるものではないので、4つ以上の浮力体を船体110の中心に対して同じ角度で配置することも可能である。
船体100の構造をさらに具体的に検討すると、船体110は、下部体112と上部体114が分離可能に組み立てられてなされる。
このように、下部体112と上部体114を分離作製すると、下部体112と上部体114の作製に用いられる各金型の形状が単純となり、金型作製に必要となるコスト及び時間を減らすことができ、真空成形を通した大量生産で作製コストを大きく下げることができる効果がある。
下部体112と上部体114は、それぞれABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)、PP(Polypropylene)、PE(Polyethylene)、PC(Polycarbonate)等の熱可塑性樹脂材質であることが好ましい。このような材質は、従来のFRP材質のハードボートに比べて水質汚染を減らすことができ、真空成形工程を通して工程時間を短縮することができる利点がある。
下部体112は、人が搭乗する凹んだ内部空間を備えて浮力を発生させる。図面には、下部体112の内部が空いているものと示されたが、使用者の便宜のために、シート等を成形過程で一体に形成するか、または下部体112にさらに結合してもよい。また、下部体112を透明材質で作製すると、使用者が水中を観察することができ、楽しさを倍加させることができる。
上部体114は、下部体112の上端に結合される縁部115と、縁部115から延びて下部体112の上部を一定部分隠すカバー116を含む。
縁部115とカバー116は、一体に作製されてもよく、分離作製後、組み立てられてもよい。また、カバー116は、必要に応じて省略してもよい。また、図示はしていないが、搭乗者を保護する別途の透明カバー(図示しない)を上部体114に結合してもよい。
また、図面に示したように、上部体114の後尾にモータを取り付けることのできるモータ装着部118を形成してもよい。
一方、図4aに示したように、下部体112には、各連結棒131、132、133を嵌め込む結合孔151と、各連結棒131、132、133の一端が据え置かれる棒安着部155が形成される。結合孔151は、図示されたように、円形の孔であってもよく、下部体112の上端から下に切開された溝に形成されてもよい。
棒安着部155は、各連結棒131、132、133の外周面に対応する溝であって、一端が結合孔151を通して外部と連通する。
棒安着部155の他端、即ち、結合孔151の反対側には、図4bに示したように、ス
トッパー157を形成することが好ましい。ストッパー157は、外部から挿入された連結棒131、132、133が結合位置からそれ以上進入しないようにすることで、組み立てを容易にする。
棒安着部155に各連結棒131、132、133を安着させた状態で、ボルト等で各連結棒131、132、133を下部体112に固定することができる。
組み立ての便宜のためには、図5に示したように、棒安着部155の上部に連結棒カバー160を結合することが好ましい。
本発明の実施例においては、連結棒カバー160を下部体112と同じ材質で作製し、熱融着等の方法で下部体112に固定する。
連結棒カバー160は、長手方向に切開されたパイプ状であって、内面は、各連結棒131、132、133の輪郭に対応する曲面からなる。従って、連結棒カバー160と棒安着部155との間には、連結棒131、132、133が挿入される空間が形成され、結局、連結棒カバー160と棒安着部155は、連結棒131、132、133が挿入されるパイプの役割をする。連結棒カバー160には、連結棒の固定のための締結孔162が形成され得る。
このように、連結棒カバー160が取り付けられた状態で、図6aに示したように、連結棒131を結合孔151に挿入すると、連結棒カバー160が連結棒131を支持することとなるので、使用者は、この状態で連結棒131を下部体112に対して固定すればよい。
結合作業の便宜のためには、連結棒131の一端に弾性を有する弾性突起137を設け、棒安着部155と連結棒カバー160に弾性突起137が挿入される締結孔159、162を形成することが好ましい。
このようにすれば、図6bに示したように、連結棒131がストッパー157に係止するまで結合孔151に押し込んだ状態で連結棒131を少しずつ回転させて弾性突起137を締結孔159、162に挿入させると、連結棒131の結合が完了する。
その他にも、様々な方法で連結棒131を取り付けることができる。
例えば、連結棒131と下部体112をボルトで直接固定してもよい。
また、図7aに示したように、連結棒カバー160を下部体112に融着させずに両端部をボルト170で下部体112に固定することもできる。
また、図7bに示したように、固定パイプ160’を棒安着部155に取り付け、連結棒131を固定パイプ160’に挿入することもできる。この場合も、棒安着部155の後端には、連結棒131の進入を防ぐストッパー157を設けることが好ましい。固定パイプ160’は、下部体112の内部に設けられてもよく、図7cに示したように、一端が下部体112の外部に突出するように設けられてもよい。
下部体112の外部にのみ棒安着部155を形成し、その上部に連結棒カバー160または固定パイプ160’を設けることもできる。
また、結合安定性を高めるために、連結棒131の弾性突起137の代わりに、図7dに示したように、連結棒カバー160、連結棒131及び下部体112を貫通するボルト170を利用して連結棒131を下部体112に固定してもよい。この場合、弾性突起1
37も共に用いられ得る。
各連結棒131、132、133は、軽くて耐久性に優れたカーボンパイプを用いることが好ましいが、材質は、これに限定されるものではない。
各連結棒131、132、133にそれぞれ結合される浮力体121、122、123は、軽くて耐久性に優れたEPP(Expandable Polypropylene、発泡ポリプロピレン)材質であることが好ましいが、材質は、必ずしもこれに限定されるものではない。
図8a及び図8bに示したように、各浮力体121、122、123は、各連結棒131、132、133が挿入される貫通孔127を備える。連結棒131、132、133を嵌め込んだ後には、浮力体121、122、123が抜けないように貫通孔127の反対側で連結棒131、132、133の端部に固定キャップ180を結合することが好ましい。固定キャップ180の外径が各連結棒より大きくなければならないことはもちろんである。
固定キャップ180は、連結棒131、132、133の端部に締まりばめ式で結合されてもよく、ネジ結合されてもよく、ボルト等で固定されてもよい。
図面には、浮力体121、122、123の貫通孔127の一端に固定キャップ180が挿入される拡張部128を形成したが、これに限定されるものではない。
浮力体121、122、123は、一体型の球体で作製するよりは、図9に示したように、2つの半球体を連結棒131、132、133に取り付けて球形浮力体を具現することがより好ましい。半球体を保管または運搬することがより容易であるためである。
また、浮力体121、122、123は、球形に限定されないので、様々な形状に作製され得る。また、娯楽性を倍加させることのできる様々なキャラクター形状のアクセサリーを各浮力体121、122、123に付けてもよい。また、各浮力体121、122、123が船体110から相当距離離れている点を考慮して、水に溺れた人が容易に取ることができる救助用持ち手を各浮力体121、122、123に取り付けてもよい。
先に説明したように、本発明の実施例に係るレジャーボート100の船体110は、別途作製された下部体112と上部体114が図10a及び図10bに示したように組み立てられることでなされる。
このとき、下部体112に形成された上端縁112aが上部体114に形成された下端縁114aの内部に挿入されることが好ましい。
図11を参照して具体的に検討すると、下部体112の上端縁112aの下端には、外側に係止ジョー112bが突出する。従って、下部体112の外側に位置する上部体114の下端縁114aは、係止ジョー112bにより支持される。
このように、下部体112と上部体114を結合した状態でそのまま使用することもできるが、より安全な使用のためには、下部体112の上端縁112aと上部体114の下端縁114aをボルト等で結合することが好ましい。
一方、本発明の実施例によると、熱可塑性樹脂を用いた真空成形方法で船体110の下部体112と上部体114をそれぞれ成形した後、互いに組み立てることにより、金型単
純化を通して作製コストを節減し、小型レジャーボートの大量生産が可能となる長所がある。
以下においては、図12a乃至図12fを参照して、本発明の実施例に係るレジャーボート100の船体110の製造方法を、下部体112を中心に説明する。
先ず、熱可塑性樹脂製の原板10を移動フレーム20に取り付ける。移動フレーム20は、図示しない移動手段に結合され、水平移動等が可能である。
次いで、移動フレーム20を加熱室に移動させ、上下に配置されたヒーターを利用して原板10を加熱する(図12a)。
原板10が十分に加熱されると、図面に示したように軟らかくなって中央部が下に若干垂れるようになり、この状態で用意した金型50の上部に原板10を移動させる。図示しないが、金型50には、多数の真空孔が形成されており、金型の下部空間は、真空ポンプに連結されている(図12b)。
次いで、金型50を上昇させるか、または移動フレーム20を下降させると、軟らかくなった原板10が金型50の表面にかけられるようになる。このとき、真空ポンプを動作させて金型50の下部空間に真空圧を発生させると、原板10が金型50の表面に完全に密着する。原板10が金型50の表面に密着した以後には、冷却ファンを稼動して原板10を冷却させる(図12c、図12d)。
次いで、成形された原板10を金型から分離し、切断ロボット等を利用して不要な部分を切り出すと、下部体112の成形が仕上げられる。このとき、連結棒131、132、133が挿入される結合孔151とボルト孔等を形成することもできる(図12e、図12f)。
次いで、前述した連結棒カバー160等を下部体112の棒安着部155の上部に設け、さらなる便宜設備等を取り付ける。
上部体114の真空成形過程も、図13の概略図に示したように、下部体112と実質的に同様の手順を経るようになる。
このような過程を経て下部体112と上部体114の作製が完了すれば、下部体112に連結棒131、132、133を結合する工程、下部体112の上部に上部体114を結合する工程、連結棒131、132、133の端部に浮力体121、122、123を結合する工程等を経ることによって小型レジャーボート100が完成する。
以上においては、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明は、前述した実施例に限定されず、様々な形態に変形、修正または置換されて実施され得る。
例えば、前述した実施例においては、3つの連結棒131、132、133を下部体112に取り付けたが、下部体112と上部体114をボルト等で非常に堅固に組み立てた場合は、上部体114に各連結棒131、132、133を結合することもできる。
また、図面には、3つの連結棒131、132、133が水平方向に設けられたものと示したが、船体110側が高く、各浮力体121、122、123側が低いように傾斜するように設けることもできる。
また、不注意で水に溺れる場合に備えて、各浮力体121、122、123を互いにひ
もで連結し、人命救助用に活用することもできる。
また、船体110の形状は、図示したものに限定されず、様々な形状に変形され得る。
また、本発明の実施例に係る小型レジャーボート100は、モータ、艪、帆等を用いて移動することができ、このために、モータ、艪、帆等を設けることのできる取り付け手段をさらに含むことができる。また、動力の獲得のために、船体110等にソーラーパネルを設けてもよく、夜にもボートの位置を確認することができるように、LED等の発光手段を設けてもよい。また、ボートの位置確認及び通信のためのGPS、衛星通信設備等を設けてもよい。
このように、本発明は、様々な形態に変形、修正または置換されて実施され得、このように変形、修正または置換されて実施される場合にも、後述する特許請求の範囲に開示された本発明の技術的思想を含むならば、本発明の権利範囲に属することはもちろんである。
10:原板、20:フレーム
50、50’:金型、100:レジャーボート
110:船体、112:下部体
112a:上端縁、114:上部体
114a:下端縁、115:縁部
116:カバー、118:モータ据え置き部
121、122、123:第1、第2、第3浮力体、127:貫通孔
128:拡張部、131、132、133:第1、第2、第3連結棒
137:弾性突起、151:結合孔
155:棒安着部、157:ストッパー
159:締結孔、160:連結棒カバー
160’:固定パイプ、162:締結孔
170:ボルト、180:固定キャップ

Claims (8)

  1. 人が搭乗する船体;
    一端が前記船体に結合されるものであって、前記船体を中心に対称的に配置される3つ以上の連結棒;
    前記連結棒の他端にそれぞれ連結された浮力体;
    を含む、小型レジャーボート。
  2. 前記船体は、人が搭乗する内部空間を備える下部体と、前記下部体の上部に結合される上部体を含み、前記連結棒は、前記下部体に結合されることを特徴とする、請求項1に記載の小型レジャーボート。
  3. 前記下部体は、前記連結棒の一端が据え置かれる溝状の棒安着部と、前記棒安着部の内側から上部に突出したストッパーを含むことを特徴とする、請求項2に記載の小型レジャーボート。
  4. 前記棒安着部の上部に位置し、前記連結棒に対応する曲面を有し、両端が前記下部体にそれぞれ結合される連結棒カバーを含むことを特徴とする、請求項3に記載の小型レジャーボート。
  5. 前記連結棒は、外側に突出した弾性突起を含み、前記棒安着部または前記連結棒カバーには、前記弾性突起が挿入される締結孔が形成されたことを特徴とする、請求項3に記載の小型レジャーボート。
  6. 前記下部体には、前記連結棒の一端が挿入されるパイプ状の棒安着部が結合され、前記棒安着部の内側から上部に突出したストッパーが形成されたことを特徴とする、請求項2に記載の小型レジャーボート。
  7. 前記連結棒は、
    前記船体の船首中央に連結された第1連結棒、前記船体の船尾一方側に連結された第2連結棒、前記船体の船尾他方側に連結された第3連結棒を含み、
    前記第1連結棒と前記第2連結棒の夾角と、前記第1連結棒と前記第3連結棒の夾角は、同一であることを特徴とする、請求項1に記載の小型レジャーボート。
  8. 人が搭乗する下部体を、熱可塑性樹脂を利用して成形し、前記下部体が3つ以上の棒安着部を備えるように成形する第1真空成形工程;
    熱可塑性樹脂を利用して上部体を成形する第2真空成形工程;
    前記下部体の前記棒安着部にそれぞれ連結棒の一端を結合する工程;
    前記連結棒の各他端に浮力体を結合する工程;
    記下部体に前記上部体を結合する工程;
    を含む、小型レジャーボートの製造方法。
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