JP2016515938A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. カルボン酸基を含む生成物にプロピレンを転化する触媒であって、
   前記触媒は、
   ＭｏＶＧａＰｄＮｂＸＹ
   を含み、
   式中、
   Ｘは、Ｌａ、Ｔｅ、Ｇｅ、Ｚｎ、Ｉｎ、またはＷを含み、
   Ｙは、ＡｌまたはＳｉを含み、
   前記Ｍｏ、Ｖ、Ｇａ、Ｐｄ、Ｎｂ、Ｌａ、Ｔｅ、Ｇｅ、Ｚｎ、Ｉｎ、Ｗ、Ａｌ、および／またはＳｉの１つ以上は、必要に応じて酸素と結合して存在し、
   前記触媒は、前記プロピレンを前記生成物に転化する触媒として作用する、追加の元素を含まない、
   ことを特徴とする、カルボン酸基を含む生成物にプロピレンを転化する触媒。
2. 前記生成物が、実質的にアクロレインを含まないことを特徴とする、請求項１に記載の触媒。
3. 前記生成物が、アクロレインを含まないことを特徴とする、請求項１または２のいずれかに記載の触媒。
4. カルボン酸基を含む生成物にプロピレンを転化する触媒であって、
   前記触媒は、本質的に、
   ＭｏＶＧａＰｄＮｂＸＹ
   から成り、
   式中、
   Ｘは、Ｌａ、Ｔｅ、Ｇｅ、Ｚｎ、Ｉｎ、またはＷを含み、
   Ｙは、ＡｌまたはＳｉを含み、
   前記Ｍｏ、Ｖ、Ｇａ、Ｐｄ、Ｎｂ、Ｌａ、Ｔｅ、Ｇｅ、Ｚｎ、Ｉｎ、Ｗ、Ａｌ、および／またはＳｉは、必要に応じて酸素と結合して存在する、
   ことを特徴とする、カルボン酸基を含む生成物にプロピレンを転化する触媒。
5. 前記触媒が担体上にあり、および、
   前記触媒が、
   Ｍｏ _ａ Ｖ _ｂ Ｇａ _ｃ Ｐｄ _ｄ Ｎｂ _ｅ Ｘ _ｆ Ｙ _ｇ
   を含み、
   式中、ａは１であり、ｂの存在量は、０．０１から０．９０の範囲であり、ｃの存在量は、０超から０．２０の範囲であり、ｄの存在量は、０．００００００１から０．２０の範囲であり、ｅの存在量は、０超から０．２０の範囲であり、ｆの存在量は、０超から０．８０の範囲であり、ｇの存在量は、０．５０超から０．９０の範囲であって、
   前記ａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅ、ｆ、およびｇの数値は、前記触媒中の元素の相対的グラム原子比を表す、ことを特徴とする、請求項１〜３のいずれか１項に記載の触媒。
6. カルボン酸基を含む生成物にプロピレンを転化する方法であって、
   前記方法は、
   前記プロピレンを触媒と接触させる工程を含み、
   前記触媒は、
   ＭｏＶＧａＰｄＮｂＸＹ
   を含み、
   式中、
   Ｘは、Ｌａ、Ｔｅ、Ｇｅ、Ｚｎ、Ｉｎ、またはＷを含み、
   Ｙは、ＡｌまたはＳｉを含み、
   前記Ｍｏ、Ｖ、Ｇａ、Ｐｄ、Ｎｂ、Ｌａ、Ｔｅ、Ｇｅ、Ｚｎ、Ｉｎ、Ｗ、Ａｌ、および／またはＳｉは、必要に応じて酸素と結合して存在する、
   ことを特徴とする、カルボン酸基を含む生成物にプロピレンを転化する方法。
7. 前記触媒が、
   Ｍｏ_ａＶ_ｂＧａ_ｃＰｄ_ｄＮｂ_ｅＸ_ｆＹ_ｇ
   を含み、
   式中、ａは１であり、ｂの存在量は、０．０１から０．９０の範囲であり、ｃの存在量は、０超から０．２０の範囲であり、ｄの存在量は、０．００００００１から０．２０の範囲であり、ｅの存在量は、０超から０．２０の範囲であり、ｆの存在量は、０超から０．８０の範囲であり、ｇの存在量は、０超から０．９０の範囲であって、
   前記ａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅ、ｆ、およびｇの数値は、前記触媒中の元素の相対的グラム原子比を表す、
   ことを特徴とする、請求項６に記載の方法。
8. 前記生成物が、酢酸、アクリル酸、もしくはプロパン酸、またはこれらの組み合わせを含むことを特徴とする、請求項６または７に記載の方法。
9. 前記生成物が、実質的にアクロレインを含まないことを特徴とする、請求項６〜８のいずれか１項に記載の方法。
10. 前記生成物が、アクロレインを含まないことを特徴とする、請求項６〜９のいずれか１項に記載の方法。