JP2016514951A - カプセル化した、原形質分離させた微生物粒子 - Google Patents

カプセル化した、原形質分離させた微生物粒子 Download PDF

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Abstract

本明細書において、ガラス状粒子及び原形質分離した生物中でカプセル化したフレーバー及びフレグランスの調整物を提供する。また、本明細書において、カプセル化したフレーバー及びフレグランスの調整物の製造方法も提供する。

Description

本発明の技術分野は、ガラス状粒子及び原形質分離させた生物中でカプセル化したフレーバーの調整物に関する。
背景技術
フレーバー化合物又はフレグランス化合物の制御された放出のためのデリバリーシステム及びそれらの製造方法は報告されている。フレーバー又はフレグランスをカプセル化するために使用される生物から製造されるマイクロカプセルが公知である。これらの製品及びプロセスは、他の制限の中でも、カプセル化されうるフレーバー又はフレグランスの量での制限を有する。
発明の要旨
本明細書において、以下、
a)原形質分離させた微生物、
b)フレーバー又はフレグランス、及び
c)水
を含有する均質なペーストを含有する組成物が提供され、その際、微生物と水との割合は、質量で約1.5:1〜4:1の範囲の量で提供され、かつフレーバー又はフレグランスは、原形質分離させた生物中でカプセル化される。
本明細書において、フレーバー又はフレグランスと原形質分離させた微生物と水とを、粘稠なペースト又はケークを形成するために十分な時間混合することを含み、微生物と水との割合が、質量で約1.5:1〜約4:1の範囲である、フレーバー又はフレグランスをカプセル化した原形質分離させた微生物の製造方法も提供される。
さらに、本明細書において、以下、
a)フレーバー又はフレグランスをカプセル化した原形質分離させた微生物、ここで、フレーバー又はフレグランスをカプセル化した微生物は、原形質分離させた微生物とフレーバー又はフレグランスと水との混合物から形成された粘稠なケークを含み、微生物と水との割合は、質量で約1.5:1〜約4:1の範囲であり、かつケークは、粒子の全質量の約55質量%までの量で提供される、及び
b)ポリマーの水溶性乳化剤及び場合により炭水化物を含有するキャリヤー、ここで、乳化剤は、キャリヤーの全質量の約5質量%から約100質量%までの量で提供され、かつキャリヤーは、粒子の全質量の約80質量%までの量で提供される
を含有するガラス粒子又はガラスビーズが提供される。
APCI−MS嗅覚試験による種々のメントール及び清涼剤をフレーバー付与したチューインガム(Iso−Load)からのメントール放出の比較を示す図。 APCI−MS嗅覚試験によるチューインガム(Iso−Load)からのレモンフレーバー強度の比較を示す図。 APCI−MS嗅覚試験によるミントをフレーバー付与したチューインガム(Iso−dosage)からのメントール放出の比較を示す図。 APCI−MS嗅覚試験によるメントール及び清涼剤(CA)をフレーバー付与したチューインガム(Iso−dosage)からのメントール放出の比較を示す図。
発明の詳細
要約書、明細書及び特許請求の範囲について、“又は”の使用は、特に明記されない限り“及び/又は”を意味する。同様に、“含有する(comprise)”、“含有する(comprises)”、“含有している(comprising)”、“含む(include)”、“含む(includes)”及び“含んでいる(including)”は、置き換えることができ、かつ制限することを意図しない。
さらに、種々の実施態様の記載が“含有している(comprising)”の用語を使用する場合に、当業者は、ある特定の例において、一実施態様が“実質的にからなる(consisting essentially of)”又は“からなる(consisting of)”の言語を使用して代わりに記載されてよいことを理解していることを、さらに理解すべきである。
本明細書において提供される特定の実施態様を実施することにおいて、原形質分離させた微生物は、真菌、細菌、藻類、原生動物、又はそれらの2つ以上の混合物からなる群から選択される。特定の一実施態様において、微生物は真菌又は細菌であり、より詳述すれば、微生物は酵母を含んでよい。
微生物を前処理して、その浸透性を高めてよく、又は所望でないにおい又は芳香を除去してよい。かかる前処理は、US 5,521,089号の第2段落第58行目〜第4段落第63行目及びWO 93/11869号において開示されている。においの除去及び微生物の色の淡色化のための微生物の過酸素漂白が開示されている。除去されたその内在性細胞内材料の少なくとも一部を有する微生物が、本明細書において“原形質分離させた微生物”として定義されている。
本明細書において提供される原形質分離させた微生物ケークは、微生物と水との混合物を含み、その際その割合は、質量で、約1.5:1〜約1.5:4までの範囲である。他の態様において、微生物と水との混合物は、約1.5:1〜約2.5:1の範囲の割合で提供される。特定の一実施態様において、微生物と水との混合物は、質量で、約2:1の割合で提供される。
ある実施態様において、原形質分離させた微生物ケーク、及びその製造方法は、ケークの全質量の約50質量%まで、約55質量%まで、及びさらに約60質量%までの量でケーク中でフレーバー又はフレグランス容量を提供してよい。
さらに、本明細書において、
1)以下、
a)フレーバー又はフレグランスをカプセル化した原形質分離させた微生物、
ここで、フレーバー又はフレグランスをカプセル化した原形質分離させた微生物は、水とフレーバー又はフレグランスと原形質分離させた微生物との混合物から形成された粘稠なケークを含む、
b)ポリマーの水溶性乳化剤及び任意の炭水化物から構成されるキャリヤー
を混和すること、
2)溶融塊を形成するために十分な温度まで押出機中で混和物を加熱すること、
3)溶融塊を押し出すこと、
4)押し出した溶融塊を顆粒に切断すること、及び
5)顆粒を冷却させて、ガラス状の粒子を形成すること
を含む、ガラス粒子又はガラスビーズを製造する方法が提供される。
滑剤を混和物に添加してよい。
本明細書において提供されるキャリヤーは、水溶性ポリマー乳化剤及び任意の炭水化物を含むキャリヤーである。キャリヤーは、調整物の全質量で、本明細書において提供される粒子の全質量の約40質量%〜約80質量%までの範囲の量で、本明細書において記載されている調整物中で提供される。他の一実施態様において、キャリヤーは、本明細書において提供される粒子の全質量の、約50質量%〜約75質量%まで、より特に約55質量%〜約70質量%までの量で提供される。
特定の一実施態様において、本明細書において、押出技術によって容易に加工されて乾燥した押し出された固体を形成できる炭水化物又は炭水化物誘導体を含有するキャリヤーが提供される。適した材料の特定の例は、スクロース、グルコース、ラクトース、マルトース、フルクトース、リボース、デキストロース、イソマルト、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、ラクチトール、マルチトール、ペンタトール、アラビノース、ペントース、キシロース、ガラクトース、Trehalose(登録商標)、水素化コーンシロップ、マルトデキストリン、寒天、カラゲナン、ゴム、ポリデキストロース、並びにそれらの誘導体及び混合物からなる群から選択されるものを含む。他の適したキャリヤー成分は、参考文献、例えばH. Scherz, Hydrokolloide : Stabilisatoren, Dickungs− und Geliermittel in Lebensmittel, Band 2 der Schriftenreihe Lebensmittelchemie, Lebensmittelqualitaet, Behr’s Verlag GmbH & Co, Hamburg, 1996において挙げられている。本明細書において提供される特定の一実施態様においては、20を超えないデキストロース当量(≦20DE)を有するマルトデキストリンを含む。
特に、炭水化物は、乳化していない水溶性材料、例えば、制限されることなく、マルトデキストリンを含んでよい。特定の一実施態様において、炭水化物は、約1〜約20のデキストロース当量(DE)を有するマルトデキストリンである。特定の一実施態様において、マルトデキストリンは、約10のDEから約18DEまでを有するマルトデキストリンから選択される。他の実施態様において、炭水化物は、21から49までのDEを有するコーンシロップを含む。種々の源、例えば、制限されることなく、トウモロコシ、コムギ、ジャガイモ又は米からデンプンの加水分解によって製造されたあらゆる炭水化物を使用できる。他の実施態様において、炭水化物は、加水分解デンプン加水分解物(例えばHSPolysol)、フルクトースオリゴ糖(制限されることなくOrafitからの発光体)、可溶性繊維、例えば、制限されることなく、Nutriose(Roquette)及びα化デンプンである。
他の態様において、キャリヤーは、水溶性材料、例えばCapsul(Natuional starch)を含むポリマー乳化剤を含む。他の実施態様において、乳化剤は、アルケニルコハク化デンプン、より詳述すれば、オクテニルコハク化デンプン(OSS)である。ある特定の例は、制限されることなく、N−lock(Emcap)、Purity gum(Cargill)である。他の実施態様において、乳化剤はアラビアゴムである。
特定の一実施態様において、キャリヤーを、粒子又はビーズの全質量の約40質量%〜約80質量%の範囲の量で提供する。特に、キャリヤーを、約50質量%〜約75質量%及びより特に約55質量%〜約70質量%の量で提供する。
特定の一実施態様において、乳化剤を、キャリヤーの全質量の、約5質量%〜約100質量%、特に約5質量%〜約40質量%、さらにより特に約10質量%〜約40質量%、及びより特に約10質量%の量で提供してよい。
他の実施態様において、滑剤を本明細書において提供する。あらゆる理論に束縛されることを望まない一方で、滑剤は、出口側ダイで溶融塊の剪断及び膨張を低減することが考えられている。ある実施態様において、滑剤は、中鎖トリグリセリド(MCT)を含んでよい。他の実施態様において、滑剤は、ミセル状界面活性剤、例えばレシチン又は脂肪酸エステル(例えばクエン酸、酒石酸、酢酸)、DATEM、CITREM、又はそれらの混合物を含む。特定の一実施態様において、滑剤を、粒子の全質量の、約5質量%まで、特に約0.2〜約5質量%まで、より特に約0.8質量%〜約2質量%まで、及びさらにより特に約1質量%の量で提供してよい。
原形質分離した微生物ケークを含む押し出したガラス状粒子は、米国特許番号第6,607,771号(参照をもって本明細書にその全体を組込まれたものとする)において挙げた一般方法に従って得られてよい。特定の一実施態様において、炭水化物と少なくとも1つの水溶性乳化剤とを混合し、可塑化フレーバー又はフレグランスは混合物中に分散されない。一実施態様において、水を、易流動性粉末が形成されるまで混合物に添加する。理論的に、水は、ランプを形成することなく添加される。前記混合物の成分を、例えばボウル中で、又はさらに押出機中で段階的に前混合できる。前記成分を、押出機に添加する前に混合してよく、又は代わりに、段階的に、もしくは粒子を製造する成分の1つ以上の混合物として、添加してよい。
ある実施態様において、水は可塑剤として作用する。水の量を、30〜100℃、より特に約50℃のガラス転移温度(Tg)を得るために調節してよい。特定の一実施態様において、原形質分離させた微生物ケークのカプセル化を、原形質分離させた微生物ケークにおける含水率によって提供される水以外のあらゆる他の水の添加なしに実施してよい。他の実施態様において、水を、所望の範囲でガラス転移を生じるためのプロセスに添加してよい。特定の一実施態様において、実質的に水を添加せずに、例えば2%未満、より特に1%未満、さらにより特に0.5%未満で、ケーク及びキャリヤーを混和する。さらなる特定の一実施態様において、水を、原形質分離させた微生物ケーク中に含まれる水以外に添加しない。
混和した粉末を押し出してよい。特定の一実施態様において、粉末を、例えば、制限されることなく、ダイの出口で溶融物を顆粒化するためにカッターナイフを備えたThermo Prism 16mm二軸式研究室用押出機を使用して、0.7mmのダイ孔を通して500g/時間のスループットで押し出してよい。特定の一実施態様において、スクリューを2つの混合域を有するように配置する。他の一実施態様において、温度プロフィールは、ダイプレートへの第一の混合域において80℃〜100℃〜105℃〜108℃であってよい。溶融物温度は、約80℃から約120℃までの範囲であってよい。特定の一実施態様において、混合の温度は約108℃である。
他の一実施態様において、温度は、ダイの出口範囲で約90〜約130℃及び特に98℃の範囲である。特定の一実施態様において、圧力を100bar未満に維持する。特に、ダイ出口での温度は、予想されるTgよりも約50℃高くてよい。
軟化温度又はガラス転移温度を、有利には、40℃より高く維持して、周囲温度で製造された粉末の易流動性を確実にする。キャリヤーのガラス転移温度が室温より高い、及び有利には40℃より高いことを確実にする低い含水率で混合物に添加してよい。フレーバー又はフレグランス/炭水化物混合物のガラス転移温度は、最初の混合物に添加した水の量に依存する。Tgは、水の割合が増加した場合に減少する。理論的に、混合物に添加された水の割合は低く、すなわち、得られた混合物のガラス転移温度は、実質的に、最終のフレーバー又はフレグランスデリバリーシステム、すなわち押し出された生成物について所望されたガラス転移温度に等しい。一実施態様において、ガラス転移温度Tgを、粒子を貯蔵し続いて使用する温度より著しく高い温度で提供する。理論的に、温度は、少なくとも室温より高く、及び有利には40℃より高くあるべきである。使用される水の割合は、従って、当業者がマトリックスにおいて使用する炭水化物ガラスの均等として適用及び選択できる広範囲の値で変動してよい。例えば、DE(デキストロース当量)18を有する炭水化物ガラスについて、混合物中で5〜10%の割合の水を使用してよい。
ある実施態様において、本明細書において提供される粒子又はビーズのサイズ(直径)は、約0.4mmから約5mmまで、特に約0.5mmから約2mmまで、より特に約0.5mmから約1.4mmまで、より特に0.5mmから1mmまで、及びさらにより特に約0.6mm、0.7mm又は1.4mmのサイズの範囲である。
原形質分離させた微生物ケークを製造し、そしてさらに該ケークをカプセル化して、ガラス粒子又はビーズを製造するために使用する前記方法は、粒子中での高いフレーバー又はフレグランスの装填を提供する。ある実施態様において、粒子は、粒子の全質量の約20質量%まで、25質量%まで、特に30質量%まで、及びより特に33質量%までの量でフレーバー又はフレグランスを含む。ある実施態様において、粒子は、粒子の全質量の約12質量%より多く約25質量%までの量でフレーバー又はフレグランスを含む。
本明細書において特定の適用性を有するフレーバー及びフレグランスは、二軸式押出機を使用して大量に捕捉することが難しいが、しかし、原形質分離させた微生物の内側に、特に600ダルトンより小さいMwで2より大きいLog Pを有するフレーバー及びフレグランスを拡散できるものである。
“フレーバー又はフレグランス組成物”に関しては、本明細書において、その感覚刺激特性、特にそのフレーバー及び/又は味を付与、改良又は改質するために食用組成物又は咀嚼可能な生成物に添加されることを意図した、フレーバー調整物の製造のためにフレーバー成分、又はフレーバー成分、溶媒もしくは現行の付形剤の混合物を意味する。フレーバー成分は、当業者に周知であり、かつそれらの性質は、本明細書における詳細な記載を保証せず、あらゆる場合において網羅的ではなく、その際当業者は、一般の知識に基づいて、及び任意の使用又は適用及び達成するために所望された感覚刺激性効果に従って、前記ベースを選択することができる。それらのフレーバー成分の多くは、参考文献において、例えばS. ArctanderによるPerfume and Flavor Chemicals, 1969, Montclair, N.J., USAの本又はその最新版において、又は同様の他の研究、例えばFenaroli’s Handbook of Flavor Ingredients, 1975, CRC Press or Synthetic Food Adjuncts, 1947, by M. B. Jacobs, van Nostrand Co., Incにおいて挙げられている。フレーバー調整物の製造のための現行の溶媒及び付形剤は当業者に周知である。
特定の一実施態様において、フレーバーはミントフレーバーである。より特定の一実施態様において、ミントは、ペパーミント及びハッカからなる群から選択される。
他の一実施態様において、フレーバーは、清涼剤又はそれらの混合物である。
他の実施態様において、フレーバーはメントールフレーバーである。
クエン酸が主な天然に生じる酸であるフルーツに由来する又はフルーツを基礎とするフレーバーは、制限されることなく、例えば、柑橘フルーツ(例えばレモン、ライム)、リモネン、イチゴ、オレンジ、及びパイナップルを含む。一実施態様において、フレーバー食品は、直接フルーツから抽出されたレモン、ライム又はオレンジのジュースである。フレーバーの他の実施態様は、オレンジ、レモン、グレープフルーツ、キーライム、シトロン、クレメンタイン、マンダリン、タンジェリン及びあらゆる他の柑橘フルーツ、又はそれらの変種又は雑種から抽出されたジュース又は液体を含む。特定の一実施態様において、フレーバーは、オレンジ、レモン、グレープフルーツ、キーライム、シトロン、クレメンタイン、マンダリン、タンジェリン、あらゆる他の柑橘フルーツ又はそれらの変種もしくは雑種、ザクロ、キウイフルーツ、スイカ、リンゴ、バナナ、ブルーベリー、メロン、ショウガ、ピーマン、キュウリ、パッションフルーツ、マンゴー、ナシ、トマト、及びイチゴから抽出された又はそれらに由来する液体を含む。
特定の一実施態様において、フレーバーは、リモネンを含む組成物を含み、特定の一実施態様において、該組成物は、さらにリモネンを含む柑橘類である。
他の特定の実施態様において、フレーバーは、イチゴ、オレンジ、ライム、トロピカルフルーツ、ベリーミックス、及びパイナップルを含む群から選択されるフレーバーを含む。
フレーバーの語句は、食品のにおいを付与又は改質するフレーバーだけでなく、味覚を付与又は改質する成分も含む。フレーバーの語句は、食品のにおいを付与又は改質するフレーバーだけでなく、味覚を付与又は改質する成分も含む。後者は、それ自体、味覚又はにおいを有する必要はないが、味覚を改質することができ、他の成分は、例えば塩味増強成分、甘味増強成分、うまみ増強成分、苦味ブロック成分等を提供する。
他の一実施態様において、適した甘味成分は、本明細書において記載された粒子中に含まれてよい。特定の一実施態様において、甘味成分は、糖(例えば制限されることなくスクロース)、ステビア成分(例えば制限されることなくステビオシド又はレバウジオシドA)、シクラミン酸ナトリウム、アスパルテーム、スクラロース、サッカリンナトリウム、及びアセスルファムK、又はそれらの混合物からなる群から選択される。
本明細書において提供される乾燥粒子は、飲料、液体乳製品、調味料、焼成製品、フロスティング、ベーカリー用詰め物、チューインガム及び他の食品生成物にフレーバーを提供するために適していてよい。
飲料は、制限されることなく、コーラ、レモン−ライム、ルートビア、ヘビーシトラス(“デュータイプ”)、果物フレーバー及びクリームソーダを含む炭酸ソフトドリンク;粉末ソフトドリンク、並びに液体濃縮物、例えばファウンテンシロップ及びコーディアル;コーヒー及びコーヒー系ドリンク、コーヒー代用品及びシリアル系飲料;ドライミックス製品及びすぐ飲める紅茶(ハーブ及び茶葉ベース)を含む紅茶;果物ジュース及び野菜ジュース及びジュースフレーバー飲料並びにジュースドリンク、ネクター、濃縮物、パンチ及び“エード”;炭酸及びスチルの加糖及びフレーバー水;スポーツ/エナジー/健康ドリンク;ビール及び麦芽飲料、サイダー及びワイン(スチル、スパークリング、酒精強化ワイン及びワインクーラー)を含むアルコール飲料とアルコールフリー及び他の低アルコール製品;加熱(煎じ出し、加熱殺菌、超高温度、オーム加熱又は工業用無菌殺菌)及び熱充填包装で加工した他の飲料;並びに濾過又は他の保存技術を介して製造した清涼充填製品を含む。
液体乳製品は、制限されることなく、凍結していない、部分的に凍結した及び凍結した液体乳製品、例えばミルク、アイスクリーム、ソルベ及びヨーグルトを含む。
調味料は、制限されることなく、ケチャップ、マヨネーズ、サラダドレッシング、ウスターソース、果物フレーバーソース、チョコレートソース、トマトソース、チリソース、及びマスタードを含む。
焼成製品は、制限されることなく、ケーキ、クッキー、ペーストリー、パン、ドーナツ等を含む。
ベーカリー用詰め物は、制限されることなく、低い又は中性pHの詰め物、高い、中程度の又は低い固体の詰め物、フルーツ又はミルクベース(プリンタイプ又はムースタイプ)の詰め物、温かい又は冷たい詰め物、及び無脂から全脂肪の詰め物を含む。
一実施態様において、カプセル化したフレーバーは、最初にフレーバーの噴出、続いてフレーバーの持続した放出を提供する。
他の態様において、原形質分離させた微生物ケーク及び該ケークをカプセル化するガラス粒子は、典型的に、例えば典型的な押出法によって得られる大量のフレーバー又はフレグランスを含む。
本明細書において使用してよい特定のフレグランスは、1−ペンチル−2−プロペニルアセテート、ヘキシルシンナムアルデヒド、8,12−エポキシ−13,14,15,16−テトラノルラブダン、トリシクロ[5.2.1.0(2,6)]デセ−3,4−エン−1−イルアセテート、クマリン、2−ペンチル−1−シクロペンタノール、シクラメンアルデヒド、α−ダマスコン、ジヒドロミリセノール、ペンタデセノリド、メチルイオノン、Lilial(登録商標)、リナロール、シス−4−(1,1−ジメチル)−1−シクロヘキシルアセテート、3−メチル−(4,5)−シクロペンタデセン−1−オン、テトラヒドロ−2−イソブチル−4−メチル−4(2H)−ピラノール、γ−メチル−ベンゼンペンタノール、ヘキシルサリチレート、及びVertofix Coeurからなる群から選択される。
次の実施例は、例証のみであり、本明細書において提示された特許請求の範囲、要約又はあらゆる発明の範囲を制限することを意図しない。
実施例
実施例1
原形質分離させた生物をカプセル化したレモンフレーバー酵母ケークの製造
約50gの乾燥させた原形質分離させた酵母(Ohly washed williams)を、1リットルのガラスジャー内でスパチュラで75gのレモンフレーバー内で分散させた。約25gの蒸留水を添加し、そしてスパチュラで穏やかに撹拌して、約2:1の酵母細胞と水との割合を得た。そしてジャーをネジ口で密閉して12時間室温で放置し、その結果、液体分散液が均質な濃いペーストであったことを観察した。その分散液を、スパチュラで簡単に撹拌し、そしてそのペーストを、さらに12時間室温で放置した。さらに12時間の放置後に、分散させたペーストを観察し、茶色いケーク(“酵母ケーク”)であった。まとめると、該ケークは、約50%のレモンフレーバー、33%の空の細胞及び約17%の水を有した。
実施例2
ガラス粒子を含むカプセル化したレモンフレーバー酵母ケークの製造
実施例1に従って製造した約150gの“ケーク”を、35gのCapsul(National starch)、310gの18DEマルトデキストリン(Roquette)及び5gの滑剤(Firmenich)と、ブレードブレンダー(Cut−o−Matic、Switzerland)で混和し、そして10秒未満最高速度で混和した。得られた粉末を、Brabender(Switzerland)重量供給機中に注入し、そして二軸配置を有する緩和領域によって分けられた2つの混合域を有する押出機中に供給した。温度プロフィールは、混合域のレベルで約108℃、及びダイ領域で約98℃であった。ダイ領域での圧力を、20bar未満に維持し、そして混合物を混合域中で混合した。その混合物を、16mmのThermo Prism二軸式研究室用押出機(Thermo Electron Germany)を使用して0.7mmのダイ孔を通して0.5kg/時間のスループットで押し出した。押出機は、溶融物が未だプラスチックである場合にダイ出口で溶融物を刻むために使用されるカッターナイフを備えた。押し出した顆粒を採取し、そして空気サイクロンシステム(Thermo electron (Germany))によって運搬し、そして周囲温度で冷却させた。得られた粒子は、40℃より高いガラス転移温度及び約0.6mmのサイズ(直径)を有する。まとめると、押し出された粒子は、約30%のケーク、約69%のキャリヤー及び約1%の滑剤を含む。これは、15%の最終フレーバー量に相当する。水蒸留により測定して、90%より多いフレーバーを維持した。酵母細胞内に存在し、抽出キャリヤー内で全く捕捉されていないフレーバーの割合を評価するために、種々の重量測定法をケークで実施した。サーモグラムからレモンの60%を酵母内に捕捉した。1つの結論は、抽出された酵母ケークの15%の量で、9%のレモンを二重にカプセル化し、6%をキャリヤー内に分散させたことである。
実施例3
ガラス粒子を含むカプセル化したミントフレーバー酵母ケークの製造
実施例1及び2を繰り返したが、次の成分及び割合で繰り返した:酵母ケークは、約55%のミントフレーバー、30%の空の細胞、及び約15%の添加した水を有した。押し出した粒子は、約45%のケーク、+54%のキャリヤー、及び約1%の滑剤を含んだ。ケークの割合を増加することは、6.8%までの水の添加を増加し、キャリヤー分率を減少することを意味する。キャリヤーを、90%の10DEマルトデキストリン(Roquette−France)及び10%のCapsulTMオクテニルコハク化デンプンから製造した。押し出した粒子のガラス転移温度は、それらの物理安定性を確実にするために40℃より高かった。約25%のフレーバー量を、約100%のカプセル化効率で得た。
実施例4
ガラス粒子を含むカプセル化した清涼混合物のフレーバー酵母ケークの製造
実施例1及び2を繰り返したが、次の成分及び割合で繰り返した:酵母ケークは、約55%のメントールと清涼剤とから構成される清涼混合物(WS 23 n° 927878)、30%の空の細胞、及び約15%の添加した水を有した。押し出した粒子は、約45%のケーク、+54%のキャリヤー、及び約1%の滑剤を含んだ。
実施例3と同様に、キャリヤーは、90%の10DEマルトデキストリン(Roquette−France)及び10%のCapsulTMオクテニルコハク化デンプン(National Starch−USA)を基礎とし、40℃よりも高いガラス転移温度(52℃)を確実にした。約22%のフレーバー量を、約88%の混合物のカプセル化効率で得た。
実施例5
水中で分散させた原形質分離させた酵母の装填法
撹拌機を備えた密閉した二重ジャケット容器中で、113.2gの原形質分離させた酵母を、649.1gの温水中で分散させた。その分散液を絶えず撹拌し、そして40℃で20分間維持して、酵母を完全に水和させた。レモンフレーバー(37.7g)を分散液に添加し、そして全混合物を、密閉容器中で40℃で2時間撹拌した。この注入工程後に、分散液を、ミニBuechi研究室用噴霧乾燥器を使用して、約175℃の入口温度及び約85℃の出口温度で乾燥させる。得られた粉末は、カプセル化の収率96%に相当する約24%のフレーバー含有率を有した。同一のプロセスをミント及びメントールの清涼混合フレーバーで実施した。
実施例6
約500gの乾式混合調整物を次の成分を混和することにより製造した:
Figure 2016514951
押し出ししたガラス状粒子を、WO01/17372号A1に挙げた一般的な方法に従って得た。ボウルミキサー中で、397.5gの18DEマルトデキストリンを、45gのOctenylSuccinated Starch(CapsulTM)及び5gのレシチンと混合した。そして30gのレモンフレーバーを、混合物中に均質に分散させた。最終的に、22.5gの水を、ランプを形成せずに又は剪断により必要以上に温度を上昇させずに、混合物に注意深く添加した。得られた混合物は易流動性粉末であった。その粉末を、カッターナイフを備えたThermo Prism 16mm二軸式研究室用押出機を使用して、0.7mmのダイ孔を通して500g/時間のスループットで押し出しして、ダイ出口で溶融物を顆粒化した。スクリューの形状は2つの混合域を有する。第一の混合域からダイプレートまでの温度プロフィールは、80℃〜100℃〜105℃〜108℃であった。
得られた粒子は、40℃より高いTg及び95%より高いフレーバー保持力を有する。同一のプロセスをミント及び清涼混合フレーバーで実施した。
実施例7
チューイングガムの製造
次の成分を有するフレーバー付与していないチューイングガムベースを表1において示される量で製造した。
Figure 2016514951
Sigma−ブレードミキサーを、45℃〜50℃に前加熱し、そして半分のポリオール(結晶ソルビトールP60W及びMaltitol Syrup)を添加した。ガムベースを60℃〜65℃に前加熱し、そしてミキサーに添加した。混合を約4分間実施した。最終的に、残りのポリオール、甘味剤(アスパルテーム及びアセスルファンK)及び湿潤剤(グリセリン)を添加し、そして4分間混合を続けた。
実施例8
メントール/清涼フレーバーでのガム製造
次の試料を製造して、それぞれの試料(Iso−load)についてフレーバー付与したガム調整物の全質量の0.5質量%のメントール(50%)+清涼混合物(50%)フレーバーを得た。
試料#1:0.5質量%の液体フレーバー、0.5質量%のミント、及び99質量%の実施例7からのフレーバー付与していないガムベースを混和し、そして約2分間混合して、均質な分布を得た。最終的に得たフレーバー付与したガムを薄板にし、そして平板に切断した。
試料#2:8.3質量%の実施例6のカプセル化したフレーバー、1質量%のNeobee、0.5質量%のミント、及び90.2質量%の実施例7からのフレーバー付与していないガムベースを混和し、そして約2分間混合して、均質な分布を得た。最終的に得たフレーバー付与したガムを薄板にし、そして平板に切断した。
試料#3:1.9質量%の実施例5のカプセル化したフレーバー、1質量%のNeobee、0.5質量%のミント、及び96.6質量%の実施例7からのフレーバー付与していないガムベースを混和し、そして約2分間混合して、均質な分布を得た。最終的に得たフレーバー付与したガムを薄板にし、そして平板に切断した。
試料#4:3.3質量%の実施例4のカプセル化したフレーバー、1質量%のNeobee、0.5質量%のミント、及び95.2質量%の実施例7からのフレーバー付与していないガムベースを混和し、そして約2分間混合して、均質な分布を得た。最終的に得たフレーバー付与したガムを薄板にし、そして平板に切断した。
次の試料を製造して、それぞれの試料(Iso−dosage)についてフレーバー付与したガム調整物の全質量の1.5質量%の液体又はカプセル化したメントール(50%)+清涼混合物(50%)フレーバーを得た。
試料#5:1.5質量%の液体フレーバー(1.5質量%のフレーバー)、及び98.5質量%の実施例7からのフレーバー付与していないガムベースを混和し、そして約2分間混合して、均質な分布を得た。最終的に得たフレーバー付与したガムを薄板にし、そして平板に切断した。
試料#6:1.5質量%の実施例6のカプセル化したフレーバー(0.01質量%のフレーバー)、1質量%のNeobee、及び97.5質量%の実施例7からのフレーバー付与していないガムベースを混和し、そして約2分間混合して、均質な分布を得た。最終的に得たフレーバー付与したガムを薄板にし、そして平板に切断した。
試料#7:1.5質量%の実施例5のカプセル化したフレーバー(0.35質量%のフレーバー)、1質量%のNeobee、及び97.5質量%の実施例7からのフレーバー付与していないガムベースを混和し、そして約2分間混合して、均質な分布を得た。最終的に得たフレーバー付与したガムを薄板にし、そして平板に切断した。
試料#8:1.5質量%の実施例4のカプセル化したフレーバー(0.33質量%のフレーバー)、1質量%のNeobee、及び97.5質量%の実施例7からのフレーバー付与していないガムベースを混和し、そして約2分間混合して、均質な分布を得た。最終的に得たフレーバー付与したガムを薄板にし、そして平板に切断した。
実施例9
1.5質量%の種々のフレーバー調整物(Iso−dosage)の添加によるミントフレーバーで製造したガム
試料#9:1.5質量%の液体フレーバー(1.5質量%のフレーバー)、及び98.5質量%の実施例7からのフレーバー付与していないガムベースを混和し、そして約2分間混合して、均質な分布を得た。最終的に得たフレーバー付与したガムを薄板にし、そして平板に切断した(Iso−dosage)。
試料#10:1.5質量%の実施例6のカプセル化したフレーバー(0.01質量%のフレーバー)、1質量%のNeobee、及び97.5質量%の実施例8からのフレーバー付与していないガムベースを混和し、そして約2分間混合して、均質な分布を得た。最終的に得たフレーバー付与したガムを薄板にし、そして平板に切断した。
試料#11:1.5質量%の実施例5のカプセル化したフレーバー(0.31質量%のフレーバー)、1質量%のNeobee、及び97.5質量%の実施例7からのフレーバー付与していないガムベースを混和し、そして約2分間混合して、均質な分布を得た。最終的に得たフレーバー付与したガムを薄板にし、そして平板に切断した。
試料#12:1.5質量%の実施例3のカプセル化したフレーバー(0.38質量%のフレーバー)、1質量%のNeobee、及び97.5質量%の実施例7からのフレーバー付与していないガムベースを混和し、そして約2分間混合して、均質な分布を得た。最終的に得たフレーバー付与したガムを薄板にし、そして平板に切断した。
実施例10
レモンフレーバーでのガム製造
次の試料を製造して、それぞれの試料(Iso−load)についてフレーバー付与したガム調整物の全質量の0.7質量%のレモンフレーバーを得た。
試料#13:0.7質量%の液体フレーバー、1質量%のクエン酸、及び98.3質量%の実施例7からのフレーバー付与していないガムベースを混和し、そして約2分間混合して、均質な分布を得た。最終的に得たフレーバー付与したガムを薄板にし、そして平板に切断した。
試料#14:11.7質量%の実施例6のカプセル化したフレーバー、1質量%のNeobee、1質量%のクエン酸、及び86.3質量%の実施例7からのフレーバー付与していないガムベースを混和し、そして約2分間混合して、均質な分布を得た。最終的に得たフレーバー付与したガムを薄板にし、そして平板に切断した。
試料#15:2.9質量%の実施例5のカプセル化したフレーバー、1質量%のNeobee、1質量%のクエン酸、及び95.1質量%の実施例7からのフレーバー付与していないガムベースを混和し、そして約2分間混合して、均質な分布を得た。最終的に得たフレーバー付与したガムを薄板にし、そして平板に切断した。
試料#16:5.4質量%の実施例4のカプセル化したフレーバー、1質量%のNeobee、1質量%のクエン酸、及び92.6質量%の実施例7からのフレーバー付与していないガムベースを混和し、そして約2分間混合して、均質な分布を得た。最終的に得たフレーバー付与したガムを薄板にし、そして平板に切断した。
実施例11
感覚的評価
12人の訓練したパネリストが、フレーバー強度についてそれぞれのチューイングガム試料を評価した。試料1〜4及び13〜16(メントール+清涼混合物及びレモンをそれぞれ0.5%及び0.7%の同一量有する)を、0〜10の尺度で評価した(ここで、0はフレーバーがないことを示し、かつ10は非常に強いフレーバー効果を示す)。試料5〜12(ミント/清涼及びミント)を、0〜5の尺度で評価した(ここで、0はフレーバーがないことを示し、かつ5は非常に強いフレーバー効果を示す)。統計分析を、ANOVAとPost Hoc Duncanの試験を使用して実施した。
試料1〜4についての結果を第1表において示す。
Figure 2016514951
試料2及び4の双方は、噛んだ1分後、5分後、10分後及び15分後に(90%の信頼度で)、試料1よりも著しく高いミントフレーバー強度を有した。試料3は、噛んだ10分後及び15分後に(90%の信頼度で)、試料1よりも高いミントフレーバー強度を有した。噛んだ20分後(90%の信頼度で)に、あらゆる試料間のミントフレーバー強度における有意差はなかった。
試料13〜16(レモンフレーバー)についての結果を第2表において示す。
Figure 2016514951
噛んでいる20分の間(90%の信頼度で)、あらゆる時点での試料間のレモンフレーバー強度における有意差はなかった。
試料9〜12(ミントフレーバー)についての結果を第3表において示す。
Figure 2016514951
試料5〜8(清涼フレーバー)についての結果を第4表において示す。
Figure 2016514951
試料12は、ミントフレーバーに関して5分まで(第3表)、及びメントール+清涼剤混合物に関して3分まで(第4表)、全てのカプセル化システムを実施する。試料8は、実質的に、試料5、6及び7と比較した場合に、3分まで99.9%で有意差があることが見出された。
実施例12
大気圧化学イオン化質量分析装置(APCI−MS)嗅覚試験でのチューイングガムの評価
試料をAPCI−MS(大気圧化学イオン化質量分析装置)を使用して実時間で嗅覚で評価した。フレーバー量分析の技術を、以下の方法によって実施した:
1) ジエチルエーテル:ペンタン 2:1での溶剤抽出
2) Clevengerタイプの装置での蒸気蒸発
3) GC−FIDでの量子化(内部標準及び相対応答要因を使用する)。
それぞれの試料を5分間噛み、APCI−MS嗅覚インターフェイスを使用して鼻からのメントール放出について息をサンプリングした。
試料1〜4(Iso−Load清涼+メントール(ミントと共に)フレーバー)を、APCI−NS嗅覚を使用して実時間で試験し、その結果を第5表及び図1において示す。
Figure 2016514951
Figure 2016514951
試料4と他の試料との比較は、メントール強度に関して、試料4が試料1及び試料3よりも優れていることを示す。最大強度における実際の差はないが、試料4と試料2とは著しい時間遅延があった。
試料13〜16(Iso−Loadレモンフレーバー)を、APCI−MS嗅覚により前記のように試験した。その結果を第6表及び図2において示す。
Figure 2016514951
Figure 2016514951
レモンフレーバーシステムの比較は、試料16がIso−フレーバー量で試料13及び試料15より優れていたことを示す。この性能は、最大強度の点でわずかに下回り(感覚的に重要であると考えられない)、試料14及び試料15とのフレーバー放出における著しい時間遅延はない。
試料9〜12(Iso−Dosage−ミントフレーバー)を試験し(APCI−NS嗅覚)、その結果を第7表及び図3において示す。
Figure 2016514951
Figure 2016514951
試料5〜8(Iso−Dosageメントール+清涼剤)を試験し(APCI−NS嗅覚)、その結果を第8表及び図4において示す。
Figure 2016514951
Figure 2016514951
iso−dosage(ミントフレーバー − 第7表及び図3、並びにメントール − 清涼剤混合物、第8表及び図4)の双方の場合において、試料12及び試料8は、より高いメントール強度を有し、約30秒で他の試料よりも最大強度までより遅い時間を有した。

Claims (16)

  1. 以下、
    a)原形質分離させた微生物、
    b)フレーバー又はフレグランス、及び
    c)水
    を含有する均質なケークを含有する組成物であって、ケークにおける微生物と水との割合を、質量で約1.5:1〜1:4の量で提供し、フレーバー又はフレグランスを、原形質分離させた微生物中でカプセル化させる、前記組成物。
  2. 前記原形質分離させた微生物が酵母である、請求項1に記載の組成物。
  3. 以下、
    a)フレーバー又はフレグランスをカプセル化した原形質分離させた微生物、
    ここで、フレーバー又はフレグランスをカプセル化した原形質分離させた微生物は、水とフレーバー又はフレグランスの混合物から形成された粘稠なケークを含み、微生物と水との割合は、質量で約1.5:1〜4:1の範囲であり、かつケークを、粒子の全質量の約55質量%までの量で提供する、及び
    b)ポリマーの水溶性乳化剤及び場合により炭水化物を含有するキャリヤー、
    ここで、ポリマーの水溶性乳化剤をキャリヤーの全質量の約5質量%から約100質量%までの量で提供し、かつキャリヤーを粒子の全質量の約80質量%までの量で提供する
    を含有する、ガラス粒子又はガラスビーズ。
  4. 前記組成物が、約400ナノメートル以上のサイズを有する顆粒である、請求項3に記載の組成物。
  5. 前記顆粒が、約400nmから約5mm(ミリメートル)までの範囲のサイズを有する、請求項4に記載の組成物。
  6. 前記フレーバー又はフレグランスを、粒子の全質量の約33質量%までの量で提供する、請求項3から5までのいずれか1項に記載の組成物。
  7. 前記フレーバー又はフレグランスを、約12質量%から約25質量%までの量で提供する、請求項6に記載の組成物。
  8. 前記微生物が酵母である、請求項1から7までのいずれか1項に記載の組成物。
  9. 前記フレーバー又はフレグランスがフレーバーである、請求項1から8までのいずれか1項に記載の組成物。
  10. 請求項9に記載の組成物を含む食品組成物。
  11. 前記食品組成物が、飲料、チューイングガム、焼成製品、飴、良い風味の製品及びシリアルからなる群から選択される、請求項10に記載の食品組成物。
  12. 前記食品組成物が、チューイングガムである、請求項11に記載の食品組成物。
  13. 前記フレーバー又はフレグランスが清涼成分を含む、請求項3から12までのいずれか1項に記載の組成物。
  14. 前記フレーバーが、メントール及びミントからなる群から選択される、請求項1から13までのいずれか1項に記載の組成物。
  15. フレーバー又はフレグランスをカプセル化した原形質分離させた微生物の製造方法であって、
    I) フレーバー又はフレグランスと原形質分離させた微生物と水とを、粘稠なケークを形成するために十分な時間、混合することを含み、微生物と水との割合が、質量で約1.5:1〜約2.5:1の範囲であること
    を含む、前記方法。
  16. 以下、
    i) 請求項1に記載のフレーバー又はフレグランスをカプセル化した原形質分離させた微生物を、
    a. 炭水化物から構成されるキャリヤー、滑剤、及び
    b. 乳化剤
    と一緒に押出機中で混和すること、
    ii) 溶融塊を形成するために十分な温度まで混和物を加熱すること、
    iii)溶融塊を押し出すこと、
    iv)溶融塊を顆粒に切断すること、及び
    v)顆粒を冷却させて、ガラス状の粒子を形成すること
    を含む、ガラス組成物の製造方法。
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