JP2016513093A5 - - Google Patents

Claims (21)

1. ２以上のアジド基が付着しているアジド化合物と、２以上のアルキン基が付着しているアルキン化合物との反応生成物であって、前記アジド基及び前記アルキン基が１，３−双極子付加環化において反応して１，４−二置換トリアゾールを形成し、前記アジド化合物若しくは前記アルキン化合物又はその両方が−Ｏ−（Ｃ＝Ｏ）−ＮＲ−官能基（Ｒは水素又はアルキルである）を含む、反応生成物。
2. 前記アジド化合物及び／又は前記アルキン化合物が、各官能基が付着しているプレポリマーを含む、請求項１に記載の反応生成物。
3. 前記プレポリマーがポリウレタンプレポリマーである、請求項２に記載の反応生成物。
4. 前記アジド化合物が前記アジド基のβ−炭素上にヒドロキシル基を有する、請求項１〜３のいずれか一項に記載の反応生成物。
5. 前記アジド化合物が、ポリイソシアネート又はイソシアネート終端ポリウレタンプレポリマーと、イソシアネートに対して反応性の官能基を有するエポキシ化合物との反応、及び求核性アジドとのその後の反応により得ることができる、請求項４に記載の反応生成物。
6. 前記官能基が、ヒドロキシル基である、請求項５に記載の反応生成物。
7. 前記アジド化合物が、求核性アジドとエポキシ化合物との反応、及びポリイソシアネートとのその後の反応により得ることができる、請求項１〜３のいずれか一項に記載の反応生成物。
8. 前記エポキシ化合物はグリシドールである、請求項５〜７のいずれか一項に記載の反応生成物。
9. 前記ポリイソシアネートがＭＤＩ又は末端ＭＤＩ残基を含有するプレポリマーである、請求項５〜８のいずれか一項に記載の反応生成物。
10. 前記アルキン化合物が、エポキシ化合物と、エポキシドに対して反応性の官能基を有するアルキンとの反応、及びアルキン基含有アルキル化剤とのその後の反応により得ることができる、請求項１〜９のいずれか一項に記載の反応生成物。
11. 前記官能基が、アミン基又はチオール基である、請求項１０に記載の反応生成物。
12. 前記アルキン基含有アルキル化剤がプロパルギルハロゲン化物である、請求項１０又は１１に記載の反応生成物。
13. 前記アルキン化合物が、ポリイソシアネートと、イソシアネートに対して反応性の官能基を有するアルキンとの反応によって得ることができる、請求項１〜９のいずれか一項に記載の反応生成物。
14. 前記官能基が、アミン基、ヒドロキシ基又はチオール基である、請求項１３に記載の反応生成物。
15. コーティング剤、シーラント、接着剤としての、及びエラストマー用途における請求項１〜１４のいずれか一項に記載の反応生成物の使用。
16. 前記コーティング剤が、フラットルーフ用コーティング剤である、請求項１５に記載の使用。
17. 請求項１〜１４のいずれか一項に記載の反応生成物を作製する方法であって、該方法が、
    ２以上のアジド基が付着しているアジド化合物と、２以上のアルキン基が付着しているアルキン化合物とを、任意の触媒及び溶媒の存在下で反応させることを含む、
    請求項１〜１４のいずれか一項に記載の反応生成物を作製する方法。
18. 前記溶媒が、ＤＭＦ、ＤＭＳＯ、若しくはメトキシプロピルアセテート、又はそれらの混合物を含む、請求項１７に記載の方法。
19. 前記反応生成物を提供する反応が、Ｃｕ^Ｉ系触媒とトリフェニルホスフィンとを含むものである、請求項１７又は１８に記載の方法。
20. 前記Ｃｕ ^Ｉ 系触媒が、酢酸銅（ＩＩ）一水和物からｉｎ ｓｉｔｕで調製される触媒である、請求項１９に記載の方法。
21. 請求項１〜１４のいずれか一項に記載の反応生成物のコーティング剤を含む基層。