JP2016216999A - 多階式駐車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一層効率的な入出庫処理を可能にした多階式駐車装置を提供する。
【解決手段】リフト装置から駐車スペース階に降ろした後のトレーを駐車スペース階内で移動する階トレー制御部18と、リフト装置による移動形態のうち消費電力が少ない区分形態に属するかどうかを判定する省電力時検出部22と、省電力時検出部22により消費電力が少ない区分形態を検出したときに階トレー制御部18による駐車スペース階内でのトレーの移動を許可するタイミング管理部24とを設けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、駐車車両を複数の階駐車スペースに格納する多階式駐車装置に関する。
従来の多階式駐車装置として、車両を入出庫させる入出庫部と、車両を載置して搬送するためのパレットが配置された複数の格納棚及び前記パレットが配置されない空き領域となる1箇所以上の格納棚が格子状に配置された格納庫と、前記入出庫部と前記格納庫の間を昇降して前記パレットを搬送する昇降装置と、を備え、前記格納棚は、電気自動車を充電させるための電源設備を有する1箇所以上の充電棚を含み、複数の前記パレットのうち少なくとも1つに充電機構を備えた充電パレットを含み、前記パレットが前記格納棚間を水平面内で縦方向及び横方向に移動することで、前記格納庫内で車両の搬送を行う機械式駐車装置に適用される制御装置であって、前記電気自動車を前記格納棚に格納し充電する要求に基づいて、前記電気自動車が載置された前記充電パレットを、前記充電棚を有する前記格納段まで前記昇降装置により搬送させた後、前記充電パレットが搬送された前記格納段に対する次の入庫予約または出庫予約を検出した場合には、前記充電パレットを前記充電棚に搬送させる搬送処理より、次に予約された入庫処理または出庫処理を優先させる制御装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2014−91934号公報
しかしながら、従来の多階式駐車装置は、駐車車両を搭載した状態のトレー(充電パレット)をリフト装置の昇降口から所定のエリアまで移動する時間、または所定のエリアからリフト装置の昇降口近傍まで移動する時間がかかるので、その他の駐車車両を移動するためのリフト装置の昇降とに優先順位を定めているが、リフト装置と駐車車両を搭載した状態のトレーとを直列的に順次移動するため、バッテリー充電を行う電気自動車の入出庫が続くなどその他の状況に対応することができず、結局、効率的な運用が難しかった。
そこで本発明の目的は、一層効率的な入出庫処理を可能にした多階式駐車装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、出入口階と、駐車車両を格納する駐車スペース階と、前記出入口階と前記駐車スペース階との間で昇降されトレーに搭載された状態の駐車車両を移動するリフト装置とを備えた多階式駐車装置において、前記リフト装置から前記駐車スペース階に降ろした後の前記トレーを前記駐車スペース階内で移動する階トレー制御部と、前記リフト装置による移動形態のうち消費電力が少ない区分形態に属するかどうかを判定する省電力時検出部と、前記省電力時検出部により前記消費電力が少ない区分形態を検出したときに前記階トレー制御部による前記駐車スペース階内での前記トレーの移動を許可するタイミング管理部とを設けたことを特徴とする。
このような構成によれば、リフト装置と、階トレー制御部によるトレーとの並列動作は、省電力時検出部によって消費電力が小さくなる区分形態に限って許可されるように構成したため、多階式駐車装置の電源容量を考慮しながら、消費電力が小さくなる区分形態ではリフト装置と階トレー制御部によるトレーとの並列動作が許可されて、消費電力を抑えながら効率的な処理を行うことができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記消費電力が少ない区分形態は、前記リフト装置の未使用時と、前記リフト装置によって前記駐車車両を搭載した状態の前記トレーの下降運転時とを含むことを特徴とする。
このような構成によれば、リフト装置が昇降台側とバランスウェートとの重量差によって生じる消費電力の小さい区分形態を確実に見分けて、リフト装置における消費電力の小さいときの動作時を利用してトレーとの並列動作が許可され、消費電力を抑えながら効率的な処理を行うことができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記消費電力が少ない区分形態は、前記リフト装置によって前記駐車車両を搭載した状態の前記トレーの上昇運転時を含めないことを特徴とする。
このような構成によれば、リフト装置が昇降台側とバランスウェートとの重量差によって生じる消費電力の大きな状態を確実に見分けて除外し、リフト装置における消費電力の小さいときの動作時を利用してトレーとの並列動作が許可されることになり、消費電力を抑えながら効率的な処理を行うことができる。
本発明による多階式駐車装置によれば、リフト装置と、階トレー制御部によるトレーとの並列動作は、省電力時検出部によって消費電力が小さくなる区分形態に限って許可されるように構成したため、多階式駐車装置の電源容量を考慮しながら、消費電力が小さくなる区分形態ではリフト装置と階トレー制御部によるトレーとの並列動作が許可されて、消費電力を抑えながら効率的な処理を行うことができる。
本発明の一実施の形態による多階式駐車装置を示す斜視図である。 図1に示した多階式駐車装置の断面図である。 図1に示した多階式駐車装置における制御装置の概略構成を示すブロック構成図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1および図2は、本発明の一実施例による多階式駐車装置を示す斜視図および断面図である。
多階式駐車装置は、建屋の出入口1Aを有する出入口階1と、地下一階などに形成された第一駐車スペース階2と、地下二階などに形成された第二駐車スペース階3とを有し、出入口階1と各駐車スペース階2,3との間で駐車車両5を昇降移動するリフト装置6を構成している。このリフト装置6は、昇降路壁に固定された一対のガイドレール7A,7Bと、これらのガイドレール7A,7Bに沿って昇降可能な昇降台8と、昇降台8を昇降駆動させる図2に示した駆動装置9などから構成されている。リフト装置6は、出入口階1の昇降口に位置させたときの昇降台8上にトレー10と共に駐車車両5を搭載し、その後、例えば第一駐車スペース階2へと移動させ、駐車車両5を搭載した状態のトレー10を昇降台8からその階の昇降口近傍に降ろすように構成されている。
リフト装置6によって第一駐車スペース階2または第二駐車スペース階3へと移動されたトレー10は、その下面側に構成されたトレー駆動装置と、床面側に構成されたモータ駆動方式のトレー駆動装置とを使用しながら、また第一駐車スペース階2または第二駐車スペース階3に形成されている少なくとも一つの空スペース29,30を利用しながら、トレー10上に搭載されている駐車車両5を任意の位置へと移動して格納される。
このトレー10は、通常使用タイプと充電用タイプとがあり、電気自動車の駐車中にバッテリーの充電を行う場合は、充電用タイプのトレー10が使用される。充電用タイプのトレー10は、出入口階1で駐車車両5をトレー10上に載せたとき、運転手等が電気自動車のバッテリーとトレー側充電装置間を接続する第一接続作業を行う。その後、充電用タイプのトレー10が所定の充電エリアに格納されると、格納位置に構成されている充電設備の集電子に上述のトレー側充電装置の集電部が接触状態となって充電回路が形成されて、充電が開始される。ここでは、説明の都合上、第一駐車スペース2にだけ電気自動車の駐車中にバッテリーの充電を行う充電設備が配備された充電エリアが形成されているものとする。
図3は、上述した多階式駐車装置における制御装置の概略構成を示すブロック構成図である。
運転手等の操作者が操作する出入口階操作盤11には、入庫するときに操作される入庫操作部12と、出庫するときに操作される出庫操作部13と、駐車中に電気自動車のバッテリーを充電するときに選択的に操作される充電操作部14などが設けられている。出入口階操作盤11からの各入力信号は、制御装置15に取り込まれる。
制御装置15は、出入口階操作盤11からの信号を取り込む受信部16と、リフト装置6を中心に制御するリフト制御部17と、第一駐車スペース2および第二駐車スペース3におけるトレー10を制御する階トレー制御部18と、各部を制御するプログラムを格納した記憶部19と、このプログラムに基づいて各部を制御する制御部20とを有している。
ここで、リフト制御部17と、第一駐車スペース2および第二駐車スペース3におけるトレー10を制御する階トレー制御部18とを分割しているのは、両者を直列的に作動させるのではなく、並列的に作動させて効率を高めるためである。しかし、単純に両者を並列的に作動させると、多階式駐車装置の電源容量に対する消費電力が大きくなってしまう。そこで、消費電力を考慮しながら、両者の並列運転を許可するための消費電力が少ない形態区分を設定している。次に、この消費電力が少ない形態区分と共に具体構成について説明する。
リフト制御部17は、受信部16に取り込まれた信号に応じて対応する階を判定する階判定部21と、階判定部21からの信号に応じてリフト装置6を駆動するリフト駆動部22と、階判定部21およびリフト駆動部22からの信号に応じて詳細を後述する消費電力が少ない形態区分かどうかを検出する省電力時検出部22とを有している。
上述した階判定部21は、受信部16に取り込まれた信号が、例えば出庫操作部13からの信号であれば、対応する駐車車両が格納されている階を判定し、一方、入庫操作部12と充電操作部14からの信号であれば充電エリアが形成された格納階を判定する。
上述したリフト駆動部22は、受信部16に取り込まれた信号が、例えば入庫操作部12からの信号だけであれば出入口階に空のトレー10を載せたリフト装置6の昇降台8を準備し、駐車車両5をトレー10上に搭載した後、空の収納スペースがある階へと昇降台8を移動させる。またリフト駆動部22は、出庫操作部13からの信号であれば、先ず、対応する駐車車両が格納させている階へとリフト装置6の昇降台8を移動させ、その後、トレー10上に乗せた対応する駐車車両5を昇降台8に搭載して出入口階へと移動させたりする。
上述した省電力時検出部22は、多階式駐車装置における電力容量と消費電力を考慮し、消費電力が少ない形態区分を予め設定している。例えば、リフト装置6の使用がない時間帯、あるいは入庫時に駐車車両を搭載して下降運転を行う時間帯を他と区別して検出するようにしている。消費電力が少ない区分形態を検出したときは、階トレー制御部18に動作許可信号を与える。
消費電力が少ない区分形態の決定に際しては、リフト装置6の使用がない時、入庫時に駐車車両を搭載して下降運転を行う時を含み、駐車車両を搭載していない状態での昇降台8の下降運転時、駐車車両を搭載していない状態での昇降台8の上降運転時についても、消費電力を算出して消費電力が少ない区分形態に含めるかどうかを決定する。しかし、駐車車両を搭載した状態での昇降台8の上降運転時は、消費電力が大きいのでこの区分形態には含めない。
上述の消費電力が少ない区分形態に、入庫時において駐車車両を搭載して行う下降運転を含めたのは、駆動装置9において、例えば昇降台8側の重量に対して半分程度の重さのバランスウェートがあるために、この重量差によって駆動装置9の駆動モータの負荷は同様の上昇運転時よりも小さく、消費電力は少なくなるからである。
上述した階トレー制御部18は、省電力時検出部22からの動作許可信号を受けたとき、リフト駆動部21からの信号を取り込んで実際の開始および終了タイミングを作成するタイミング管理部24と、タイミング管理部24からの開始信号に基づいて第一駐車スペース階2におけるトレー10を制御する第一トレー駆動部25と、タイミング管理部24からの開始信号に基づいて第二駐車スペース階3におけるトレー10を制御する第二トレー駆動部26とを有している。
ここで、第一トレー駆動部25と第二トレー駆動部26とにおける処理内容は、担当する階が異なるだけでほぼ同様であるから第一トレー駆動部25について説明し、第二トレー駆動部26の説明は省略する。また、駐車車両として電気自動車を駐車しながらそのバッテリーの充電を行う場合を例に各部の動作について説明する。
先ず、運転手は図3に示した入庫操作部12と充電操作部14とを操作する。このとき、これらの信号は受信部16に取り込まれる。受信部16の信号は、階判定部21に与えられる。階判定部21は、充電操作部14からの信号が含まれているので、電気自動車を駐車しながらバッテリーの受電を行うものと判定し、駐車階として第一駐車スペース階2を選択し、リフト駆動部21と省電力時検出部22とに入庫および充電信号を与える。
この信号を受けたリフト駆動部22は、入庫に備えて昇降台8上に空のトレーを載せた状態で出入口階に待機させる。また、この信号を受けた省電力時検出部22は、入庫時の下降運転が含まれているので、並列動作を許可する動作許可信号をタイミング管理部24に与える。
タイミング管理部24は、省電力時検出部22からの動作許可信号と、リフト駆動部22からの状態信号とを受けて実際のタイミングを作成し、第一トレー駆動部25に与える。第一トレー駆動部25は、このタイミングを利用して第一駐車スペース2におけるトレー10を制御する。例えば、第一駐車スペース階2における事前準備処理として、リフト装置6から対応する駐車車両が送られてきたとき、この駐車車両をバッテリー充電のために充電設備が配備されている充電エリアへ円滑に移動できるように準備作業を行ってもよい。具体的には、第一トレー駆動部25は、第一駐車スペース階2におけるリフト装置6の昇降口近傍に空スペースを作り、その後に駐車車両を充電設備が配備されている充電エリアへと円滑に移動できるようにする。この事前準備処理は、省略することもできるが、実施する場合は、リフト装置6の昇降台8が第一駐車スペース階2に到着した後、待機位置である出入口階1に戻るときリフト装置6の消費電力が大きくなるので、その前に完了するようにするのが望ましい。
その後、図3に示したリフト制御部17のリフト駆動部22は、図1および図2に示すように、昇降台8にトレー10および駐車車両5を搭載させ、駆動装置9を用いて昇降台8を第一駐車スペース階2へと移動させる。駐車車両5を搭載した状態のトレー10を昇降台8から第一駐車スペース階2の昇降口近傍に降ろすと、リフト装置6における今回の昇降動作が完了となり、待機状態になれば出入口階1へと戻される。このときの上昇運転が、消費電力が小さい形態区分に含まれない場合は、並列動作が不許可となり、第一トレー駆動部25によるトレー10の移動は中断となる。
その後、省電力時判定部22がリフト装置6の使用がない時間帯と判定すると、並列動作を許可する動作許可信号はタイミング管理部24を通して第一トレー駆動部25に与えられる。この信号を受けた第一トレー駆動部25は、トレー10の送り処理を継続させ、駐車車両5を充電設備が配備されている充電エリアへと移動させる。上述したように、このときの駐車車両5を搭載した状態のトレー10は、空スペース26を利用しながら近傍の可動トレーを移動して空スペースの位置を変えながら移動される。トレー10が所定エリアに到着すると、充電設備とトレー側充電装置との電気的な回路が完成してバッテリーの充電が開始される。
一方、上述した第一駐車スペース階2でのトレー10の移動中に、出入口階操作盤11から出庫操作部13が操作され、第一駐車スペース階2に格納されている駐車車両を出庫させることになったとする。省電力時検出部22は、この出庫操作において、昇降台8に駐車車両を搭載した状態で上昇運転するという消費電力が大きくなる区分形態が含まれていることを判定し、並列動作不許可信号をタイミング管理部24に与える。
タイミング管理部24は、リフト駆動部21からの実際の信号を取り込んで昇降台8の上昇運転となる前に、第一トレー駆動部25によるトレー10の送り操作を中断させ、リフト装置6との並列運転を回避させる。
その後、リフト装置6の上昇運転が完了すると、今度は省電力時判定部22からタイミング管理部24に並列動作許可信号が与えられる。タイミング管理部24は、タイミングを図って第一トレー駆動部25によるトレーの移動処理を再開させ完了させる。
このようにして、リフト装置6と、第一トレー駆動部25または第二トレー駆動部26との並列動作は、省電力時検出部22によって消費電力が小さくなる区分形態に限って許可されるように構成したため、多階式駐車装置の電源容量を考慮しながら、消費電力が小さくなる区分形態ではリフト装置6と第一トレー駆動部25または第二トレー駆動部26によるトレー10との並列動作が許可されて、消費電力を抑えながら効率的な処理を行うことができる。特に、従来のように、第一駐車スペース階2においてトレー10の移動が完了するまで、リフト装置6の昇降台8の移動が阻止される方式に比べて、トレー10を格納するために要する時間を短縮し、入出庫時処理効率を高めることができる。
上述した実施例では、駐車車両として電気自動車を駐車しながらバッテリーの充電を行う場合を例示したが、その他の一般的な駐車車両を駐車する場合にも同様に適用することができる。また本発明は、上述した構成に限らず種々の構成の多階式駐車装置に適用することができ、さらに、充電エリアも特定の階にだけ形成された方式に限らず、多階に分散してそれぞれ形成された構成であっても同様に適用することができる。
以上説明したように本発明は、出入口階1と、駐車車両5を格納する駐車スペース階2,3と、出入口階1と駐車スペース階2,3との間で昇降されトレー10に搭載された状態の駐車車両5を移動するリフト装置6とを備えた多階式駐車装置において、リフト装置6から駐車スペース階2,3に降ろした後のトレー10を駐車スペース階2,3内で移動する階トレー制御部18と、リフト装置6による移動形態のうち消費電力が少ない区分形態に属するかどうかを判定する省電力時検出部22と、省電力時検出部22により消費電力が少ない区分形態を検出したときに階トレー制御部18による駐車スペース階2,3内でのトレー10の移動を許可するタイミング管理部24とを設けたことを特徴とする。
このような構成によれば、リフト装置6と、階トレー制御部18によるトレー10との並列動作は、省電力時検出部22によって消費電力が小さくなる区分形態に限って許可されるように構成したため、多階式駐車装置の電源容量を考慮しながら、消費電力が小さくなる区分形態ではリフト装置6と階トレー制御部18によるトレー10との並列動作が許可されて、消費電力を抑えながら効率的な処理を行うことができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、消費電力が少ない区分形態は、リフト装置6の未使用時と、リフト装置6によって駐車車両5を搭載した状態のトレー10を下降運転する時とを含むことを特徴とする。
このような構成によれば、リフト装置6が昇降台8側とバランスウェートとの重量差によって生じる消費電力の小さい区分形態を確実に見分けて、リフト装置6における消費電力の小さいときの動作時を利用してトレー10との並列動作が許可され、消費電力を抑えながら効率的な処理を行うことができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記消費電力が少ない区分形態は、前記リフト装置6によって前記駐車車両5を搭載した状態の前記トレー10の上昇運転時を含めないことを特徴とする。
このような構成によれば、リフト装置6が昇降台8側とバランスウェートとの重量差によって生じる消費電力の大きな状態を確実に見分けて除外し、リフト装置6における消費電力の小さいときの動作時を利用してトレー10との並列動作が許可されることになり、消費電力を抑えながら効率的な処理を行うことができる。
1 出入口階
2 駐車スペース
3 駐車スペース
5 駐車車両
6 リフト装置
8 昇降台
10 トレー
15 制御装置
17 リフト制御部
18 階トレー制御部
21 リフト駆動部
22 省電力時検出部
24 タイミング管理部

Claims (3)

  1. 出入口階と、駐車車両を格納する駐車スペース階と、前記出入口階と前記駐車スペース階との間で昇降されトレーに搭載された状態の駐車車両を移動するリフト装置とを備えた多階式駐車装置において、
    前記リフト装置から前記駐車スペース階に降ろした後の前記トレーを前記駐車スペース階内で移動する階トレー制御部と、前記リフト装置による移動形態のうち消費電力が少ない区分形態に属するかどうかを判定する省電力時検出部と、前記省電力時検出部により前記消費電力が少ない区分形態を検出したときに前記階トレー制御部による前記駐車スペース階内での前記トレーの移動を許可するタイミング管理部とを設けたことを特徴とする多階式駐車装置。
  2. 前記消費電力が少ない区分形態は、前記リフト装置の未使用時と、前記リフト装置によって前記駐車車両を搭載した状態の前記トレーの下降運転時とを含むことを特徴とする請求項1に記載の多階式駐車装置。
  3. 前記消費電力が少ない区分形態は、前記リフト装置によって前記駐車車両を搭載した状態の前記トレーの上昇運転時を含めないことを特徴とする請求項1に記載の多階式駐車装置。
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