JP2016215539A - トップ反の耳ゴム切断装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】切断後のトップ反において安定した耳ゴム量となるように耳ゴムを切断するトップ反の耳ゴム切断装置を提供する。
【解決手段】トップ反の幅方向の中心側に向けて下向きに傾斜して配置される傾斜ガイドシャフトと、傾斜ガイドシャフトに取り付けられて、自重によってトップ反の幅方向の中心側に向けて摺動するカッター保持治具と、カッター保持治具に張力を掛けた状態で取り付けられてトップ反の耳ゴムを切断するピアノ線で構成されたカッターとを備えているトップ反の耳ゴム切断装置。
【選択図】図1
【解決手段】トップ反の幅方向の中心側に向けて下向きに傾斜して配置される傾斜ガイドシャフトと、傾斜ガイドシャフトに取り付けられて、自重によってトップ反の幅方向の中心側に向けて摺動するカッター保持治具と、カッター保持治具に張力を掛けた状態で取り付けられてトップ反の耳ゴムを切断するピアノ線で構成されたカッターとを備えているトップ反の耳ゴム切断装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、タイヤ部材用のトップ反の耳ゴムをカッターで切断して除去するトップ反の耳ゴム切断装置に関する。
空気入リタイヤの製造工程においては、複数のテキスタイルコードが平行に配列されたテキスタイル部材をトッピングゴムにより被覆してトップ反を作製するテキスタイルトッピング工程が設けられている。
図5はテキスタイルトッピング工程の概略を説明する図である。図5に示すように、テキスタイルトッピング工程においては、繰り出しロールbから繰り出されたテキスタイル部材aが、所定の張力を加えられながら搬送された後、カレンダーロールc(圧延ロール)においてトッピングゴムdに挟み込まれて圧延されることによりトップ反e(テキスタイルコード・ゴム複合体)が作製される。そして、作製されたトップ反eは巻き取りロールfに巻き取られる。
図6はテキスタイルトッピング工程におけるカレンダーロールの拡大図であり、図7は図6の黒塗り矢印の方向から見たカレンダーロールとカッターとの位置関係を示す図である。なお、図6の細線矢印はテキスタイル部材の搬送方向を示している。
図7に示すように、作製されたトップ反eの幅方向の両側には余分にゴムが付着して耳ゴムhが形成されるため、カレンダーロールcの下流側にカッターgとカッター受けローラー(図示せず)を設けて、作製後のトップ反eから耳ゴムhを切断、除去している。
このため、作製されたトップ反の幅を幅センサで監視することにより、トップ反に形成された耳ゴムを検知する耳ゴム検知手段と、耳ゴム検知手段の下流側に配置されて、耳ゴム検知手段による検知結果に基づいて自動コントロールにより耳ゴムを切断する耳ゴム切断手段(カッター)とを備えたトップ反の耳ゴム切断装置が提案されている(特許文献1)。
しかし、このような耳ゴムを検知して自動コントロールにより切断する技術では、幅センサの検知ミス等によって切断する耳ゴム量が不安定となりスクラップとなってしまうという問題があった。また、切断後のトップ反において耳ゴム量が多いと、次工程でトップ反の両端部がジョイントされることによりオープンジョイントコードが発生する。すなわち、成形工程に流出した場合、O/THディフェクトとしてスクラップとなるという問題があった。
そこで、本発明は、切断後のトップ反において安定した耳ゴム量となるように耳ゴムを切断するトップ反の耳ゴム切断装置を提供することを課題とする。
本発明者は、上記の課題を解決するため鋭意検討を行った結果、以下に記載する発明により上記の課題が解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
請求項1に記載の発明は、
複数のテキスタイルコードが並列に配置されたテキスタイル部材に、トッピングゴムを被覆して圧延することにより形成されるタイヤ部材用のトップ反の耳ゴムをカッターで切断するトップ反の耳ゴム切断装置であって、
前記トップ反の幅方向の中心側に向けて下向きに傾斜して配置される傾斜ガイドシャフトと、
前記傾斜ガイドシャフトに取り付けられて、自重によって前記トップ反の幅方向の中心側に向けて摺動するカッター保持治具と、
前記カッター保持治具に張力を掛けた状態で取り付けられて前記トップ反の耳ゴムを切断するピアノ線で構成されたカッターと、
を備えていることを特徴とするトップ反の耳ゴム切断装置である。
複数のテキスタイルコードが並列に配置されたテキスタイル部材に、トッピングゴムを被覆して圧延することにより形成されるタイヤ部材用のトップ反の耳ゴムをカッターで切断するトップ反の耳ゴム切断装置であって、
前記トップ反の幅方向の中心側に向けて下向きに傾斜して配置される傾斜ガイドシャフトと、
前記傾斜ガイドシャフトに取り付けられて、自重によって前記トップ反の幅方向の中心側に向けて摺動するカッター保持治具と、
前記カッター保持治具に張力を掛けた状態で取り付けられて前記トップ反の耳ゴムを切断するピアノ線で構成されたカッターと、
を備えていることを特徴とするトップ反の耳ゴム切断装置である。
請求項2に記載の発明は、
切断された耳ゴムを案内して、トッピングゴムが形成されるフィードロールに戻すためのコンベアに排出するガイド用フリーロールを備え、
前記ガイド用フリーロールは、耳ゴムが切断された前記トップ反の側縁部の外側に位置するように前記カッター保持治具に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のトップ反の耳ゴム切断装置である。
切断された耳ゴムを案内して、トッピングゴムが形成されるフィードロールに戻すためのコンベアに排出するガイド用フリーロールを備え、
前記ガイド用フリーロールは、耳ゴムが切断された前記トップ反の側縁部の外側に位置するように前記カッター保持治具に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のトップ反の耳ゴム切断装置である。
請求項3に記載の発明は、
前記カッターを受けるカッター受けローラーと、
前記カッターを前記カッター受けローラーの方向に押し付ける押し付け手段とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトップ反の耳ゴム切断装置である。
前記カッターを受けるカッター受けローラーと、
前記カッターを前記カッター受けローラーの方向に押し付ける押し付け手段とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトップ反の耳ゴム切断装置である。
請求項4に記載の発明は、
前記押し付け手段は、前記カッター保持治具から延設されるアームにウエイトを取り付けて構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のトップ反の耳ゴム切断装置である。
前記押し付け手段は、前記カッター保持治具から延設されるアームにウエイトを取り付けて構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のトップ反の耳ゴム切断装置である。
請求項5に記載の発明は、
前記ピアノ線の直径は0.30〜1.00mmであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のトップ反の耳ゴム切断装置である。
前記ピアノ線の直径は0.30〜1.00mmであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のトップ反の耳ゴム切断装置である。
本発明によれば、切断後のトップ反において安定した耳ゴム量となるように耳ゴムを切断するトップ反の耳ゴム切断装置を提供することができる。
以下、本発明を実施の形態に基づき、図面を用いて説明する。
図1、図2は本実施の形態に係るトップ反の耳ゴム切断装置を示す図であり、図1は斜視図であり、図2(a)は側面図、図2(b)は平面図である。
1.トップ反の耳ゴム切断装置
図1に示すように、本実施の形態に係るトップ反の耳ゴム切断装置は、傾斜ガイドシャフト1と、傾斜ガイドシャフト1に摺動可能に取り付けられるカッター保持治具2と、トップ反の耳ゴムを切断するピアノ線で構成されるカッター3と、カッター受けローラー4と、カッター3をカッター受けローラー4の方向に押し付ける押し付け手段5と、ガイド用フリーロール6とを備えている。
図1に示すように、本実施の形態に係るトップ反の耳ゴム切断装置は、傾斜ガイドシャフト1と、傾斜ガイドシャフト1に摺動可能に取り付けられるカッター保持治具2と、トップ反の耳ゴムを切断するピアノ線で構成されるカッター3と、カッター受けローラー4と、カッター3をカッター受けローラー4の方向に押し付ける押し付け手段5と、ガイド用フリーロール6とを備えている。
(1)傾斜ガイドシャフト
傾斜ガイドシャフト1は、後述のカッター保持治具2が自重によってトップ反の幅方向の中心側(図1に示すY方向)に向けて移動するように、トップ反の幅方向の中心側に向けて下向きに傾斜して支持体(図示せず)に片持ち式に取り付けられている。
傾斜ガイドシャフト1は、後述のカッター保持治具2が自重によってトップ反の幅方向の中心側(図1に示すY方向)に向けて移動するように、トップ反の幅方向の中心側に向けて下向きに傾斜して支持体(図示せず)に片持ち式に取り付けられている。
(2)カッター保持治具およびカッター
図2に示すように、カッター保持治具2は、傾斜ガイドシャフト1が挿通されるシャフト孔21が上部に形成されており、傾斜ガイドシャフト1に摺動自在に取り付けられている保持治具本体22と、保持治具本体22の上部から延設されるアーム23とで構成され、アーム23の先端にはウエイト24が取り付けられている。なお、図中の符号25はシャフト孔21に取り付けられるブッシュである。
図2に示すように、カッター保持治具2は、傾斜ガイドシャフト1が挿通されるシャフト孔21が上部に形成されており、傾斜ガイドシャフト1に摺動自在に取り付けられている保持治具本体22と、保持治具本体22の上部から延設されるアーム23とで構成され、アーム23の先端にはウエイト24が取り付けられている。なお、図中の符号25はシャフト孔21に取り付けられるブッシュである。
保持治具本体22の上部と下部にはカッター(ピアノ線)3を張設する張設部材26、27が設けられ、下方の張設部材26には保持治具本体22に沿って移動してカッター3の張力を調整する調整手段28が取り付けられている。
図1に示すように、調整手段28には、螺子30を螺合させるための螺子穴29が設けられている。この螺子30の先端にはハンドル31が取付けられており、ハンドル31を螺進退させることにより調整手段28を移動させてカッター3の張力の大きさを調整する。
なお、カッター3として用いられるピアノ線の直径は0.30〜1.00mmであることが好ましい。
(3)押し付け手段
押し付け手段5はカッター保持治具2から延設されるアーム23にウエイト24が取り付けられて構成されている。このようにウエイト24を設けることにより、その重みに応じて、カッター保持治具2が傾斜ガイドシャフト1を中心にしてX方向に回転する。これにより、カッター3がカッター受けローラー4の方向に回転してトップ反に押し付けられてトップ反の耳ゴムが切断される。
押し付け手段5はカッター保持治具2から延設されるアーム23にウエイト24が取り付けられて構成されている。このようにウエイト24を設けることにより、その重みに応じて、カッター保持治具2が傾斜ガイドシャフト1を中心にしてX方向に回転する。これにより、カッター3がカッター受けローラー4の方向に回転してトップ反に押し付けられてトップ反の耳ゴムが切断される。
(4)ガイド用フリーロール
ガイド用フリーロール6は、切断された耳ゴムを、トッピングゴムが形成されるフィードロール(図示せず)に戻すコンベア(図示せず)にガイドするものであって、耳ゴムが切断されたトップ反の側縁部の外側に位置するようにロール軸受を介してカッター保持治具2に取り付けられており、カッター3がトップ反の幅方向に移動するときに、カッター3と一定の間隔を保ったままカッター3と共に移動する。
ガイド用フリーロール6は、切断された耳ゴムを、トッピングゴムが形成されるフィードロール(図示せず)に戻すコンベア(図示せず)にガイドするものであって、耳ゴムが切断されたトップ反の側縁部の外側に位置するようにロール軸受を介してカッター保持治具2に取り付けられており、カッター3がトップ反の幅方向に移動するときに、カッター3と一定の間隔を保ったままカッター3と共に移動する。
2.トップ反の耳ゴム切断装置の動作説明
(1)前記したように、トップ反の耳ゴム切断装置は傾斜ガイドシャフト1とカッター保持治具2とを備えており、傾斜ガイドシャフト1は、トップ反の幅方向の中心側に向けて下向きに傾斜して配置されている。そして、カッター保持治具2は、自重によって傾斜ガイドシャフト1上を摺動するように取り付けられているため、カッター3もトップ反の幅方向の中心側(Y方向)に移動してトップ反のテキスタイル部材の外側縁に沿って耳ゴムを切断する。
(1)前記したように、トップ反の耳ゴム切断装置は傾斜ガイドシャフト1とカッター保持治具2とを備えており、傾斜ガイドシャフト1は、トップ反の幅方向の中心側に向けて下向きに傾斜して配置されている。そして、カッター保持治具2は、自重によって傾斜ガイドシャフト1上を摺動するように取り付けられているため、カッター3もトップ反の幅方向の中心側(Y方向)に移動してトップ反のテキスタイル部材の外側縁に沿って耳ゴムを切断する。
そして、カッター3はピアノ線で構成されているため、耳ゴムの切断には適しているものの、切断抵抗の大きいテキスタイル部材を切断することができない。このため、耳ゴムの切断中にカッター3がテキスタイル部材に当接すると、テキスタイル部材から反力を受けてトップ反の幅方向の中心から離れる方向に移動する。この結果、カッター3はトップ反のテキスタイル部材と耳ゴムとの境目に常に位置して、この境目部分を切断する。
具体的には、テキスタイル部材の幅が広い場合には上記境目部分が外側に移動するため、カッター3はトップ反の幅方向の中心から離れる方向に移動する。一方、テキスタイル部材の幅が狭い場合には上記境目部分が内側に移動するため、カッター3はトップ反の幅方向の中心側に向けて移動する。この結果、上記したようにカッター3が、常にテキスタイル部材の外縁部に近い上記境目部分を切断できるような位置に移動して、テキスタイル部材の幅寸法の変動に自在に追従して、耳ゴムを切断することができる。
そして、押し付け手段5が、ウエイト24の重みでカッター保持治具2が傾斜ガイドシャフト1を中心にしてX方向に回転する。これにより、カッター3がカッター受けローラー4に押し付けられて、トップ反の耳ゴムを切り残しなく安定して切断することができる。
(2)また、本実施の形態によれば、耳ゴムが切断されたトップ反の側縁部の外側に位置するようにガイド用フリーロールがカッター保持治具に取り付けられているため、切断された耳ゴムをコンベアに乗せて、トッピングゴムを形成するフィードロールに戻して再度カレンダーロールに投入することができる。
3.実施の形態の効果
これらの特徴点により、切断後のトップ反において安定した耳ゴム量となるように耳ゴムを切断することができ、また、スクラップ率の減少を図ることができるため、タイヤの生産性が向上する。また、耳ゴムの再利用によりタイヤ材料の有効利用が図れる。
これらの特徴点により、切断後のトップ反において安定した耳ゴム量となるように耳ゴムを切断することができ、また、スクラップ率の減少を図ることができるため、タイヤの生産性が向上する。また、耳ゴムの再利用によりタイヤ材料の有効利用が図れる。
上記した本実施の形態の装置を用い、ピアノ線の直径(ピアノ線径)を表1のように変化させてトップ反を1万m製造した(実験例1〜6)。
各実験例において、耳ゴムの切り残しの有無、ピアノ線の断線の有無およびタイヤ不良の発生の有無を測定した。結果を表1に示す。
ピアノ線の断線の有無は、トップ反の製造中における断線の有無を目視で確認した。
また、タイヤ不良の発生の有無は、1000本のタイヤ生産において、コード関係の不良(バルジと呼ばれる局部的な凹凸、オープンコード)の発生の有無を確認した。そして、タイヤ不良の発生率が0%の場合には「無し」、タイヤ不良の発生率が0.3%の場合には「僅かに発生」、タイヤ不良の発生率が5%の場合には「発生」と評価した。
また、図3は実験例6におけるタイヤのバルジの発生を示すタイヤ外観のX線写真であり、図4はインフレートした時にタイヤサイドの一部がラジアル(縦)方向に膨らんだ様子を示すタイヤ外観の写真であり、矢印で示した部分にタイヤ不良が発生していることを示している。
表1より、実験例1〜3に近い条件の線径のピアノ線を用いることが好ましいと言える。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、上記の実施の形態に対して種々の変更を加えることができる。
1 傾斜ガイドシャフト
2 カッター保持治具
3 カッター
4 カッター受けローラー
5 押し付け手段
6 ガイド用フリーロール
21 シャフト孔
22 保持治具本体
23 アーム
24 ウエイト
25 ブッシュ
26、27 張設部材
28 調整手段
29 螺子穴
30 螺子
31 ハンドル
a テキスタイル部材
b 繰り出しロール
c カレンダーロール
d トッピングゴム
e トップ反
f 巻き取りロール
g カッター
h 耳ゴム
2 カッター保持治具
3 カッター
4 カッター受けローラー
5 押し付け手段
6 ガイド用フリーロール
21 シャフト孔
22 保持治具本体
23 アーム
24 ウエイト
25 ブッシュ
26、27 張設部材
28 調整手段
29 螺子穴
30 螺子
31 ハンドル
a テキスタイル部材
b 繰り出しロール
c カレンダーロール
d トッピングゴム
e トップ反
f 巻き取りロール
g カッター
h 耳ゴム
Claims (5)
- 複数のテキスタイルコードが並列に配置されたテキスタイル部材に、トッピングゴムを被覆して圧延することにより形成されるタイヤ部材用のトップ反の耳ゴムをカッターで切断するトップ反の耳ゴム切断装置であって、
前記トップ反の幅方向の中心側に向けて下向きに傾斜して配置される傾斜ガイドシャフトと、
前記傾斜ガイドシャフトに取り付けられて、自重によって前記トップ反の幅方向の中心側に向けて摺動するカッター保持治具と、
前記カッター保持治具に張力を掛けた状態で取り付けられて前記トップ反の耳ゴムを切断するピアノ線で構成されたカッターと、
を備えていることを特徴とするトップ反の耳ゴム切断装置。 - 切断された耳ゴムを案内して、トッピングゴムが形成されるフィードロールに戻すためのコンベアに排出するガイド用フリーロールを備え、
前記ガイド用フリーロールは、耳ゴムが切断された前記トップ反の側縁部の外側に位置するように前記カッター保持治具に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のトップ反の耳ゴム切断装置。 - 前記カッターを受けるカッター受けローラーと、
前記カッターを前記カッター受けローラーの方向に押し付ける押し付け手段とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトップ反の耳ゴム切断装置。 - 前記押し付け手段は、前記カッター保持治具から延設されるアームにウエイトを取り付けて構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のトップ反の耳ゴム切断装置。
- 前記ピアノ線の直径は0.30〜1.00mmであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のトップ反の耳ゴム切断装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015104680A JP2016215539A (ja) | 2015-05-22 | 2015-05-22 | トップ反の耳ゴム切断装置 |
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---|---|---|---|---|
JP2018118493A (ja) * | 2017-01-27 | 2018-08-02 | 株式会社ブリヂストン | フィラー付きビードの製造方法および装置 |
JP2018202715A (ja) * | 2017-06-02 | 2018-12-27 | 住友ゴム工業株式会社 | トップ反の耳ゴム切断装置およびタイヤゴム部材の製造装置 |
JP2019006116A (ja) * | 2017-06-22 | 2019-01-17 | 三ツ星ベルト株式会社 | 未加硫ゴムベルト形成装置、及び未加硫ゴムベルト形成方法 |
JP2019010868A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 三ツ星ベルト株式会社 | 結合ベルト形成装置、及び結合ベルト形成方法 |
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2015
- 2015-05-22 JP JP2015104680A patent/JP2016215539A/ja active Pending
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JP7057233B2 (ja) | 2017-06-22 | 2022-04-19 | 三ツ星ベルト株式会社 | 未加硫ゴムベルト形成装置、及び未加硫ゴムベルト形成方法 |
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