JP6890769B2 - トップ反の耳ゴム切断装置およびタイヤゴム部材の製造装置 - Google Patents
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Description
複数のテキスタイルコードが並列に配置されたテキスタイル部材に、トッピングゴムを被覆して圧延することにより形成されるトップ反の耳ゴム部をカッターで切断するトップ反の耳ゴム切断装置であって、
前記トップ反の幅方向の中心側に向けて下向きに傾斜して配置される傾斜ガイドシャフトと、
前記傾斜ガイドシャフトに回転可能に取り付けられて、前記傾斜ガイドシャフト上を自重によって前記トップ反の幅方向の中心側に向けて摺動するカッター保持治具と、
前記カッター保持治具に張力を掛けた状態で取り付けられて、前記トップ反の耳ゴム部を切断するピアノ線で構成されたカッターとを備えており、
さらに、前記傾斜ガイドシャフトと前記カッター保持治具との間に滑りを発生させる滑り発生手段を備え、
前記滑り発生手段が、前記傾斜ガイドシャフトを回転させることにより滑りを発生させる滑り発生手段であることを特徴とするトップ反の耳ゴム切断装置である。
さらに、前記傾斜ガイドシャフトと前記カッター保持治具との間に潤滑油が塗布されていることを特徴とする請求項1に記載のトップ反の耳ゴム切断装置である。
前記カッターを受けるカッター受けローラーと、
前記カッターを前記カッター受けローラーの方向に押し付ける押し付け手段とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトップ反の耳ゴム切断装置である。
前記押し付け手段が、前記カッター保持治具から延設されるアームにウエイトを取り付けて構成されていることを特徴とする請求項3に記載のトップ反の耳ゴム切断装置である。
前記ピアノ線の直径が、0.30〜1.00mmであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のトップ反の耳ゴム切断装置である。
請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のトップ反の耳ゴム切断装置を備えていることを特徴とするタイヤゴム部材の製造装置である。
本発明に係るトップ反の耳ゴム切断装置(以下、単に「耳ゴム切断装置」ともいう)は、前記したように、テキスタイルトッピング工程において使用される装置であるため、予め、テキスタイルトッピング工程について説明する。
次に、本実施の形態に係るトップ反の耳ゴム切断装置について説明する。
図2は本実施の形態に係るトップ反の耳ゴム切断装置の要部を示す斜視図である。図2に示すように、本実施の形態において、耳ゴム切断装置2は、傾斜ガイドシャフト1と耳ゴム切断装置2の間に滑りを発生させる滑り発生手段(図2では、回転駆動装置7)を備えていることを除いては、基本的に、図3に示した従来の耳ゴム切断装置と同じ構成を有している。
傾斜ガイドシャフト1は、カッター保持治具21が自重によってトップ反の幅方向の中心側に向けて摺動できるように、トップ反の幅方向の中心側に向けて下向きに傾斜して設置されている。そして、この傾斜ガイドシャフト1は、カッター保持治具21のブッシュ25に挿通されている。
カッター保持治具21は、一方の端部に傾斜ガイドシャフト1が挿通されるシャフト孔を有しており、シャフト孔にはブッシュ25が設けられている。
カッター3は、カッター保持治具21に張力を掛けた状態でピアノ線が取り付けられて構成されている。ピアノ線の直径としては、0.30〜1.00mmであることが好ましい。
カッター3が、搬送されてきたトップ反が懸架されているカッター受けローラー4に、カッター保持治具21の回転に合わせて押し付けられることにより、トップ反の耳ゴム部を切断することができる。このような押し付け手段5は、カッター保持治具21のアームの一端に、ウエイト24が取り付けられて構成されている。
しかしながら、上記の構成の耳ゴム切断装置を長い間使用していると、稼働中に傾斜ガイドシャフト1とカッター保持治具21との間にかじりが発生して、カッター保持治具21の摺動に動作不良が生じ、カッター3の位置決め精度の低下を招く恐れがある。
次に、本実施の形態に係るトップ反の耳ゴム切断装置の動作を説明する。前記したように、耳ゴム切断装置2は傾斜ガイドシャフト1とカッター保持治具21とを備えている。傾斜ガイドシャフト1は、トップ反の幅方向の中心側に向けて下向きに傾斜して配置され、カッター保持治具21は、自重によって傾斜ガイドシャフト1上を摺動するように取り付けられている。このため、カッター3にもトップ反の幅方向の中心側に移動しようとする力が作用する。
2 耳ゴム切断装置
3 カッター
4 カッター受けローラー
5 押し付け手段
7 回転駆動装置
21 カッター保持治具
24 ウエイト
25 ブッシュ
a テキスタイル部材
b 繰り出しロール
c カレンダーロール
d トッピングゴム
e トップ反
f 巻き取りロール
B Vベルト
M モーター
P Vプーリー
Claims (6)
- 複数のテキスタイルコードが並列に配置されたテキスタイル部材に、トッピングゴムを被覆して圧延することにより形成されるトップ反の耳ゴム部をカッターで切断するトップ反の耳ゴム切断装置であって、
前記トップ反の幅方向の中心側に向けて下向きに傾斜して配置される傾斜ガイドシャフトと、
前記傾斜ガイドシャフトに回転可能に取り付けられて、前記傾斜ガイドシャフト上を自重によって前記トップ反の幅方向の中心側に向けて摺動するカッター保持治具と、
前記カッター保持治具に張力を掛けた状態で取り付けられて、前記トップ反の耳ゴム部を切断するピアノ線で構成されたカッターとを備えており、
さらに、前記傾斜ガイドシャフトと前記カッター保持治具との間に滑りを発生させる滑り発生手段を備え、
前記滑り発生手段が、前記傾斜ガイドシャフトを回転させることにより滑りを発生させる滑り発生手段であることを特徴とするトップ反の耳ゴム切断装置。 - さらに、前記傾斜ガイドシャフトと前記カッター保持治具との間に潤滑油が塗布されていることを特徴とする請求項1に記載のトップ反の耳ゴム切断装置。
- 前記カッターを受けるカッター受けローラーと、
前記カッターを前記カッター受けローラーの方向に押し付ける押し付け手段とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトップ反の耳ゴム切断装置。 - 前記押し付け手段が、前記カッター保持治具から延設されるアームにウエイトを取り付けて構成されていることを特徴とする請求項3に記載のトップ反の耳ゴム切断装置。
- 前記ピアノ線の直径が、0.30〜1.00mmであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のトップ反の耳ゴム切断装置。
- 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のトップ反の耳ゴム切断装置を備えていることを特徴とするタイヤゴム部材の製造装置。
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