JP2016208766A - 制御装置一体型回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】放熱性を向上しつつ体格を小型化することのできる制御装置一体型回転電機を提供すること。
【解決手段】制御装置一体型回転電機10は、回転電機11と、Z方向においてシャフト21の一端側に配置される制御装置12を備えている。制御装置は、回転電機側と反対の第2面33dに電子部品33bが実装された回路基板33と、回路基板を収容する筐体30を有している。筐体は、Z方向に延設されて制御装置の側面をなすとともに、回転電機と反対側が開口されている。制御装置は、筐体内に配置されて回路基板を封止する封止樹脂体34と、Z方向において第2面側に配置され、第2面に実装された電子部品の少なくとも1つと熱的に接続される金属製の放熱プレート35をさらに有している。放熱プレートは、封止樹脂体の接着性により、封止樹脂体に接着固定されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、回転電機に、該回転電機を制御する制御装置が一体化されてなる制御装置一体型回転電機に関する。
たとえば特許文献1には、制御装置一体型回転電機が開示されている。この制御装置一体型回転電機では、金属製のカバーが、回路基板(制御回路基板)の電子部品と、伝熱性の樹脂シートを介して熱的に接続されている。このため、電子部品の熱を、樹脂シートを介してカバーに伝達させ、カバーから外部に放熱することができる。
特開2006−33986号公報
特許文献1では、カバーが、電子部品を含む回路基板の熱を放熱せるための放熱プレートとして機能する。この放熱プレート(カバー)は、制御装置の側面をなす筐体(シャーレ状基台の樹脂製部材)に固定されている。具体的には、放熱プレートが筐体に嵌合されている。
このように、放熱プレートが、筐体との嵌合を主として保持される。嵌合のためには、回転電機を構成するシャフトの軸方向に直交する方向において、たとえば放熱プレートと筐体が重なるようにし、一方に突起、他方に溝を設ける必要がある。このように、所定の固定幅が必要となる。嵌合以外にも、ねじ締結や接着による保持が考えられる。しかしながら、ねじ締結の場合も、たとえば筐体の端部にねじ孔を設けるため、所定の固定幅が必要となる。また、接着の場合、接着強度を確保するために、たとえば筐体の端部に溝を設け、溝内に配置した接着材に対して放熱プレート側の突起を挿入するなどの工夫が必要となる。この場合も所定の固定幅が必要となる。したがって、従来の構造では、制御装置一体型回転電機の体格を小型化するのが困難である。
本発明は上記問題点に鑑み、放熱性を向上しつつ体格を小型化することのできる制御装置一体型回転電機を提供することを目的とする。
ここに開示される発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲及びこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
開示された発明のひとつは、ステータ(20)と、ステータに対して相対回転可能に設けられたロータ(22)と、ロータとともに回転するシャフト(21)と、を有する回転電機(11)と、
回転電機側の第1面(33c)及び該第1面と反対の第2面(33d)のうち、少なくとも第2面に電子部品(33b)が実装されており、回転電機を制御する回路基板(33)と、回路基板を収容する筐体(30)と、を有し、シャフトの軸方向においてシャフトの一端側に配置されるとともに回転電機に固定される制御装置(12)と、
を備える制御装置一体型回転電機であって、
筐体は、軸方向に延設されて制御装置の側面をなすとともに、回転電機と反対側が開口されており、
制御装置は、筐体内に配置されて回路基板を封止する封止樹脂体(34)と、軸方向において第2面側に配置され、第2面に実装された電子部品の少なくとも1つと熱的に接続される金属製の第1放熱プレート(35)と、をさらに有し、
第1放熱プレートは、封止樹脂体の接着性により、封止樹脂体に接着固定されていることを特徴とする。
これによれば、電子部品の生じる熱は第1放熱プレートに伝達され、第1放熱プレートから制御装置の外部に放熱される。したがって、放熱性を向上することができる。また、電子部品の熱を含む回路基板の生じる熱は、回路基板を覆う封止樹脂体に拡散する。したがって、従来よりも放熱性を向上することができる。
また、第1放熱プレートは封止樹脂体に接着固定されている。したがって、第1放熱プレートが主として筐体に固定されて保持される構造、たとえば筐体との固定のみにより保持される構造に較べて、制御装置、ひいては制御装置一体型回転電機の軸方向に直交する方向の体格を小型化することができる。
第1実施形態に係る制御装置一体型回転電機の概略構成を示す斜視図である。 制御装置周辺を示すとともに、第1放熱プレートを外した状態を示す斜視図である。 制御装置において、回路基板を外した状態を示す斜視図である。 制御装置一体型回転電機の、図3に示すIV-IV線に対応する断面図である。 電子部品の放熱構造を示す断面図である。 第1変形例を示す断面図であり、図5に対応している。 第2実施形態に係る制御装置一体型回転電機のうち、制御装置において回路基板を外した状態を示す斜視図であり、図3に対応している。 制御装置一体型回転電機の概略構成を示す断面図であり、図7のVIII-VIII線に対応している。 第3実施形態に係る制御装置一体型回転電機の概略構成を示す断面図であり、図4に対応している。 第4実施形態に係る制御装置一体型回転電機の概略構成を示す断面図であり、図4に対応している。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。なお、各実施形態において、共通乃至関連する要素には同一の符号を付与するものとする。以下においては、シャフトの軸方向をZ方向と示す。また、Z方向に直交する一方向をX方向、X方向及びZ方向の両方向に直交する方向をY方向と示す。特に断りのない限り、XY平面に沿う形状、換言すればZ方向から見た形状を平面形状とする。
(第1実施形態)
先ず、図1〜図4に基づき、制御装置一体型回転電機の構成について説明する。
図1に示すように、制御装置一体型回転電機10は、回転電機11と、回転電機11を制御する制御装置12と、を備えており、制御装置12が制御対象である回転電機11と一体化されている。
回転電機11は、たとえば車両のエンジンにより駆動され、発電する発電機(オルタネータ)としての機能、エンジンを始動させる電動機(スタータモータ)としての機能を有している。このような回転電機11は、ISG(Integrated Starter Generator)とも称される。この回転電機11は、図4に示すように、ステータ20と、シャフト21と、ロータ22と、を有している。
ステータ20は円筒状のステータコア20aを有し、ステータコア20aには、内壁から突出する複数の突極(図示略)が形成されている。そして、それぞれの突極に、三相のステータコイル20bが巻きつけられている。この三相のステータコイル20bに位相がずれた交流電流を流すことにより、ステータ20は、ロータ22を回転させる回転磁界を発生する。
シャフト21は、ロータ22と一体的に形成され、ロータ22とともに回転する。図4では、シャフト21の回転軸をLと示している。シャフト21の一端側には、プーリ23が固定されている。このため、シャフト21の回転とともにプーリ23も回転する。プーリ23には図示しないベルトが係合され、このベルトを介して、たとえばエンジンにシャフト21の回転運動が伝達される。シャフト21には、プーリ23が固定された一端と反対の他端に図示しない磁石が固定されている。この磁石は、回転電機11の回転角度を検出する回転位置検出部の構成要素である。
ロータ22は、ステータ20と同軸の円筒状の部材であり、ステータ20の内周側に配置されている。そして、ロータ22の軸を含む、中央の空洞部にシャフト21が挿入固定されている。ロータ22は、その内部にロータコイル22aを有している。このロータコイル22aに流れる電流により形成される磁界と、ステータ20により形成される回転磁界とが相互作用して、ロータ22に回転のモーメントが発生する。なお、ロータコイル22aの代わりに、ロータ22に永久磁石を埋め込んだ構成を採用しても良い。
ロータ22には、冷却用のファン24が一体的に形成されている。本実施形態では、ファン24として、ロータ22におけるプーリ23側の面に配置されたファン24aと、プーリ23側の面と反対の面、すなわち制御装置12側の面に配置されたファン24bと、を有している。ファン24は、ロータ22とともに回転し、ステータ20及びロータ22を冷却する冷却風を発生させる。
ステータ20とロータ22は、図1及び図4に示すように、モータケース25に収容されている。モータケース25は、プーリ23側のドライブフレーム25aと、制御装置12側のリアフレーム25bと、を有しており、ステータ20におけるZ方向の中央付近は、モータケース25から露出されている。モータケース25には、回転軸Lに沿ってシャフト21を挿通するための挿通孔25cが形成されている。挿通孔25cには、シャフト21を回転可能に支持する軸受26が配置されている。
ドライブフレーム25aは有底筒状をなしており、その底壁部には、ファン24aの回転にともなってドライブフレーム25a内(モータケース25内)に冷却風を吸い込むための吸気孔25dが形成されている。吸気孔25dは、Z方向からの投影視において、ロータ22と重なる位置に形成されている。また、ドライブフレーム25aの側壁部には、吸い込んだ冷却風を排気するための排気孔25eが形成されている。図4の実線矢印は、冷却風の流れを示している。ロータ22とともにファン24aが回転すると、吸気孔25dからドライブフレーム25a内に冷却風が吸い込まれ、吸い込まれた冷却風は排気孔25eから排出される。この冷却風により、ステータ20及びロータ22が冷却される。
リアフレーム25bも有底筒状をなしており、その底壁部には、ファン24bの回転にともなってリアフレーム25b内(モータケース25内)に冷却風を吸い込むための吸気孔25fが形成されている。吸気孔25fは、Z方向からの投影視において、ロータ22と重なる位置に形成されている。また、リアフレーム25bの側壁部には、吸い込んだ冷却風を排気するための排気孔25gが形成されている。
シャフト21におけるプーリ23と反対側の端部の外周には、図示しないスリップリングが配置されている。そしてスリップリングの周りに、スリップリングと接触可能にブラシ27が配置されている。
制御装置12は、図1、図2、及び図4に示すように、Z方向においてシャフト21の一端側に配置されている。この配置状態で、制御装置12は、図1及び図2に示すように、ねじ締結部などの固定部13によって、回転電機11に固定されている。制御装置12は複数箇所で回転電機11に固定されている。詳しくは、制御装置12が、固定部13によってリアフレーム25bに固定されている。
この制御装置12は、図1〜図4に示すように、筐体30と、電力を変換するためのスイッチング素子31と、放熱プレート32と、回路基板33と、封止樹脂体34と、放熱プレート35と、を有している。放熱プレート32が第2放熱プレートに相当し、放熱プレート35が第1放熱プレートに相当する。
筐体30は、樹脂などの電気絶縁性の材料を用いて形成されており、Z方向の一端側が開口する有底筒状をなしている。筐体30の内部には、電気中継機能を果たす図示しないバスバーがインサートされている。筐体30は、図3及び図4に示すように、底壁部30aと、外壁部30bと、内壁部30cと、を有している。底壁部30aには、貫通孔30dが形成されており、貫通孔30dが形成された部分にスイッチング素子31が配置されている。外壁部30bは筒状をなしており、Z方向に延設されている。そして、外壁部30bの外周面が、制御装置12の側面をなしている。内壁部30cは、貫通孔30dが形成されることで、外壁部30bに連結されていない底壁部30aの端部に連結されており、Z方向において回転電機11側に延設されている。外壁部30b及び内壁部30cの回転電機11側の端部の位置は、Z方向において互いにほぼ同じ位置となっている。
スイッチング素子31は、電力を変換して回転電機11に供給、又は、回転電機11の電力を変換する電力変換器を構成している。本実施形態では、図2に示すように6つのスイッチング素子31によって、三相インバータが構成されている。三相インバータは、たとえば12Vもしくは48Vの電圧を発生する図示しない車載バッテリに接続されている。なお、車載バッテリから供給される動作電圧の安定化のために、車載バッテリと並列に図示しない平滑コンデンサが接続されている。
スイッチング素子31としては、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)やMOSFETを採用することができる。スイッチング素子31は筐体30の内部に配置されている。本実施形態では、スイッチング素子31の生じる熱を効率よく放熱するために、スイッチング素子31が、回路基板33と別に設けられるとともに金属製の放熱プレート32に固定されている。そして、スイッチング素子31の図示しない端子の一部が、筐体30のバスバーや回路基板33に接続されている。
放熱プレート32は、筐体30に形成された貫通孔30dを閉塞するように、筐体30に対して回転電機11側に配置されている。放熱プレート32は、基部32aと、基部32aからZ方向において回転電機11側に突出するフィン32bと、を有している。基部32aは、Z方向からの投影視において、筐体30を構成する底壁部30a、外壁部30b、及び内壁部30cと重なるように設けられるとともに、貫通孔30dとも重なるように設けられている。そして、基部32aは、貫通孔30dを閉塞するように、外壁部30b及び内壁部30cの回転電機11側の端部に固定されている。固定方法としては、ねじ締結や接着などを採用することができる。
基部32aにおける回転電機11と反対の面には、スイッチング素子31が接着固定されている。放熱プレート32は、筐体30に固定されるとともに、筐体30の貫通孔30dを閉塞しているため、筐体30と放熱プレート32により、スイッチング素子31及び回路基板33を収容する有底筒状のケースが構成されているとも言える。
フィン32bは、基部32aにおける回転電機11側の面から突出しており、Z方向からの投影視において、少なくとも一部がスイッチング素子31と重なるように設けられている。放熱プレート32は、主として、スイッチング素子31の生じる熱を筐体30、ひいては制御装置12の外部に放熱する役割を果たす。フィン32bを有することで、外気との接触面積が増加し、効率よく放熱することができる。図2及び図3に示すように、放熱プレート32は複数のフィン32bを有している。
また、放熱プレート32には、図3に示すように、貫通孔13aが形成されており、この貫通孔13aを図示しないねじが挿通して固定部13が形成されている。この貫通孔13aは、基部32aのうち、XY平面において外壁部30bよりも外側に延設された部分に形成されている。
回路基板33は、スイッチング素子31とともに回転電機11を制御するものであり、この回路基板33には、スイッチング素子31の駆動を制御する回路も形成されている。回路基板33は、プリント基板33aと、該プリント基板33aに実装された電子部品33bと、を有している。回路基板33は筐体30に収容されており、筐体30に収容された位置決め状態で、プリント基板33aの厚み方向は、Z方向と略一致する。
電子部品33bは、プリント基板33aにおける回転電機11側の第1面33c及び第1面33cと反対の第2面33dのうち、少なくとも第2面33dに実装されている。回路基板33における回転電機11側の面は、プリント基板33aの第1面33cと一致し、回路基板33における回転電機11と反対側の面は、プリント基板33aの第2面33dと一致する。したがって、以下においては、回路基板33の第1面33c、第2面33dとも称する。
電子部品33bとしては、スイッチング素子31用のドライバIC、ドライバICに対して制御信号を出力するなどの各種機能を実行するマイコン(マイクロコンピュータ)、電源IC、ASIC、ロータコイル22aに流れる電流を制御するためのスイッチ(たとえばMOSFET)、回転位置検出部の構成要素である磁電変換素子、などを含んでいる。このスイッチは、筐体30内のバスバーなどを通じてブラシ27と電気的に接続されている。
回路基板33は、筐体30の底壁部30aに配置され、XY平面内の位置が決定されている。たとえば、外壁部30bの内面から突出する支持部によって、回路基板33の第1面33cの周縁部が支持される構成としてもよい。
封止樹脂体34は、筐体30の内部に配置されて、回路基板33を封止している。本実施形態ではさらに、封止樹脂体34がスイッチング素子31も封止している。封止樹脂体34の材料としては、たとえばエポキシ樹脂を採用することができる。本実施形態では、筐体30及び放熱プレート32により形成される収容空間に、封止樹脂体34が満たされている。封止樹脂体34は、Z方向において、放熱プレート32におけるスイッチング素子31の配置面から、外壁部30bにおける回転電機11と反対側の端部30eの位置まで配置されている。この端部30eは、筐体30における開口側の端部である。
放熱プレート35は、金属材料を用いて形成されており、Z方向において回路基板33の第2面33d側に配置されている。そして、第2面33dに配置された電子部品33bのうちの少なくとも1つと熱的に接続されている。本実施形態では、第2面33dに配置された複数の電子部品33bのうち、そのなかでも特に発熱量の大きい電子部品33bと、熱伝導部材36を介して熱的に接続されている。熱伝導部材36としては、周知の放熱ゲルや熱伝導性接着材を採用することができる。
また、放熱プレート35は、封止樹脂体34の接着性により、封止樹脂体34に接着固定されている。本実施形態では、エポキシ樹脂を硬化させて封止樹脂体34を形成する際に、放熱プレート35が封止樹脂体34に接着固定される。放熱プレート35は、基部35aと、基部35aから回路基板33側に突出する台座部35bと、を有している。台座部35bは、放熱対象である電子部品33bに対応して形成されている。詳しくは、Z方向からの投影視において、台座部35bが、放熱対象である電子部品33bの少なくとも一部と重なるように形成されている。このような放熱プレート35は、型内に溶融金属を流すことで形成することができる。一例としてアルミダイカストがある。それ以外にも、金属板をプレスすることによって形成することもできる。
本実施形態では、基部35aが平板状とされ、図1及び図4に示すように、Z方向からの投影視において、基部35aの周縁部が筐体30の端部30eと重なるように設けられている。そして、基部35aは、筐体30の端部30eに配置されている。このため、基部35aにおける回路基板33側の面、すなわち基部35aの内面は、端部30eとほぼ面一となっており、基部35aの内面のうち、台座部35bの形成部分を除く部分が封止樹脂体34に接着固定されている。台座部35b及び熱伝導部材36は、封止樹脂体34によって封止されている。すなわち、台座部35bも封止樹脂体34に接着固定されている。
このような放熱プレート35の接着構造は、たとえば以下のようにして形成される。具体的には、先ず回路基板33を筐体30内に配置する。次いで、放熱させたい電子部品33b上又は台座部35b上に熱伝導部材36を配置した状態で、筐体30の開口側の端部30e上に放熱プレート35を配置する。そして、放熱プレート35の位置がずれないように放熱プレート35を回路基板33側に押圧した状態で、放熱プレート35に形成されたスリット(貫通孔)から筐体30内にエポキシ樹脂を注入する。より詳しくは、筐体30と放熱プレート32による収容空間内に、放熱プレート35の基部35aの内面に接触するまでエポキシ樹脂を注入する。次いで、注入したエポキシ樹脂を硬化させ、封止樹脂体34を形成する。このとき、封止樹脂体34の接着性により、放熱プレート35は封止樹脂体34に接着固定される。また、筐体30、スイッチング素子31、放熱プレート32の基部32a、及び回路基板33も封止樹脂体34に接着固定される。
このように構成される制御装置一体型回転電機10では、固定部13によって制御装置12が回転電機11に固定された状態で、シャフト21周りにおいて、回転電機11と制御装置12とがZ方向において離れている。すなわち、回転電機11と制御装置12との間に、図4に示す所定の隙間40を有している。詳しくは、回転電機11のリアフレーム25bと制御装置12の筐体30及び放熱プレート32との間に隙間40を有している。この隙間40は、固定部13を除く部分において外部に開口している。この開口部分が、外部から隙間40に冷却風を導入するための吸気口41として機能する。ロータ22とともにファン24bが回転すると、吸気口41から隙間40に冷却風が吸い込まれ、さらに吸気孔25fを通じてリアフレーム25b内に流れ込む。そして、冷却風は、排気孔25gから排出される。図4の実線矢印は、冷却風の流れを示している。この冷却風により、放熱プレート32、ひいてはスイッチング素子31が冷却される。また、ステータ20及びロータ22が冷却される。
次に、制御装置一体型回転電機10の効果について説明する。
上記したように、回路基板33は、筐体30内に配置された封止樹脂体34によって封止されている。また、回路基板33の第2面33dに配置された電子部品33bの少なくとも1つが、Z方向において第2面33d側に配置された放熱プレート35と熱的に接続されている。
このため、電子部品33bの生じる熱は、図5に示すように放熱プレート35に伝達され、さらに放熱プレート35から制御装置12の外部に放熱される。したがって、電子部品33bの熱を効率よく放熱させることができる。また、電子部品33bの熱を含む回路基板33の生じる熱は、回路基板33を覆う封止樹脂体34に拡散する。したがって、従来よりも放熱性を向上することができる。
ところで、従来のように放熱プレートが筐体との嵌合を主として保持される場合、Z方向に直交する方向において、たとえば放熱プレートと筐体が重なるようにし、一方に突起、他方に溝を設ける必要がある。このように、Z方向に直交する方向において所定の固定幅が必要となる。また、嵌合以外にも、ねじ締結や接着による保持が考えられるが、ねじ締結の場合も、たとえば筐体の端部にねじ孔を設けるため、所定の固定幅が必要となる。接着の場合も、接着強度を確保するために、たとえば筐体の端部に溝を設け、溝内に配置した接着材に対して放熱プレート側の突起を挿入するなどの工夫が必要となる。このように従来の保持構造では、所定の固定幅が必要となる。
これに対し、本実施形態では、放熱プレート35が封止樹脂体34に接着固定されている。すなわち、放熱プレート35が、主として封止樹脂体34との固定により保持される。このため、放熱プレート35と筐体30との間に、従来の嵌合のような固定幅が不要となる。したがって、Z方向に直交する方向において、制御装置12、ひいては制御装置一体型回転電機10の体格を小型化することができる。
本実施形態では、放熱プレート35が筐体30の端部30eに配置される、すなわち単に置かれる例を示した。しかしながら、放熱プレート35を筐体30の端部30eに接着固定してもよい。上記したように、放熱プレート35が、主として封止樹脂体34との固定により保持されるため、筐体30との接着のみによって強度を確保する必要はない。このため、従来のような接着構造が不要となり、基部35aの内面と筐体30の端部30eとの対向部分に、単に接着材が介在するだけの仮止め程度の接着で良い。したがって、放熱プレート35を筐体30の端部30eに接着固定する場合でも、その接着構造を従来よりも簡素化でき、制御装置12、ひいては制御装置一体型回転電機10の体格を小型化することができる。
本実施形態では、放熱プレート35の第2面33d側の面(内面)のうち、電子部品33bとの接続部分を除く部分が、封止樹脂体34に接着固定されている。このように封止樹脂体34とにより放熱プレート35を支持しているため、放熱プレート35の耐振強度を下げることができる。すなわち、放熱プレート35の厚みを、封止樹脂体34を有さない場合に較べて薄くすることができる。これにより、Z方向において、制御装置12、ひいては制御装置一体型回転電機10の体格を小型化することもできる。
上記した実施形態では、電子部品33bと放熱プレート35の間に、放熱ゲルなどの熱伝導部材36が介在する例を示した。しかしながら、封止樹脂体34の熱伝導率は、放熱ゲルなどの熱伝導部材36より劣るものの空気よりは高く、電子部品33bと放熱プレート35との間の隙間は狭い。その隙間は、たとえば0.5mm程度である。そこで、図6に示す第1変形例のように、封止樹脂体34が、放熱プレート35と電子部品33bとの間に介在する介在部34aを有し、この介在部34aを介して、電子部品33bの熱が放熱プレート35に伝達されるようにしてもよい。すなわち、封止樹脂体34を介して、放熱プレート35が電子部品33bと熱的に接続されてもよい。これによれば、放熱ゲルなどの熱伝導部材36をなくすことができ、制御装置一体型回転電機10の構成を簡素化することができる。
(第2実施形態)
本実施形態において、第1実施形態に示した制御装置一体型回転電機10と共通する部分についての説明は割愛する。
本実施形態では、放熱プレート35に熱的に接続された電子部品33bが、放熱プレート32とも熱的に接続されている。
図7及び図8に示すように、放熱プレート32は、基部32aからZ方向において回路基板33側に突出する台座部32cを有している。図7では、第2面33dに実装された電子部品33bのうち、ロータコイル22aに流れる電流を制御するためのスイッチに対応して、台座部32cが形成されている。詳しくは、Z方向からの投影視において、上記スイッチと少なくとも一部が重なるように台座部32cが設けられている。
台座部32cは、図8に示すように、筐体30における外壁部30bと内壁部30cとの対向領域に配置されている。そして、回路基板33の第1面33cと台座部32cとの間に熱伝導部材36が介在している。プリント基板33a(回路基板33)における電子部品33b(スイッチ)に対応する部分には、熱伝達のためにサーマルビア33eが形成されている。
電子部品33b(スイッチ)の生じる熱は、第1実施形態に示したように、熱伝導部材36を介して放熱プレート35に伝達される。さらに本実施形態では、回路基板33のサーマルビア33e及び第1面33c側の熱伝導部材36を介して、放熱プレート32にも伝達される。したがって、電子部品33bをZ方向において挟む2つの放熱プレート32,35により、電子部品33bの熱を放熱させることができる。このように電子部品33bの熱を両面放熱させることができるため、より放熱性を向上することができる。なお、第1実施形態同様、電子部品33bの熱を含む回路基板33の生じる熱は、封止樹脂体34に拡散する。
本実施形態では、電子部品33bの熱が、熱伝導部材36を介して放熱プレート32に伝達される例を示した。しかしながら、上記した第1変形例(図6参照)のように、封止樹脂体34を介して、電子部品33bの熱が放熱プレート32に伝達されるようにしてもよい。この場合、回路基板33の第1面33cと放熱プレート32の台座部32cの間に、封止樹脂体34が介在することとなる。
(第3実施形態)
本実施形態において、第1実施形態に示した制御装置一体型回転電機10と共通する部分についての説明は割愛する。
本実施形態では、図9に示すように、放熱プレート35が、基部35aからZ方向において回転電機11側に延設された延設部35cをさらに有している。
基部35aは、Z方向に直交する方向において、筐体30の端部30eよりも外側まで延設されている。延設された基部35aの端部に延設部35cの一端が連結されている。
上記したように、回転電機11と制御装置12との間には隙間40があり、この隙間40の端部は、制御装置一体型回転電機10の側面に、吸気口41として開口している。そして、ロータ22とともにファン24bが回転すると、図9に実線矢印で示すように、吸気口41から隙間40に冷却風が吸い込まれる。
延設部35cは、板厚方向がZ方向と略一致するように配置された基部35aに対して略90度の角度を有して屈曲し、その板厚方向がZ方向に対して略直交している。そして、吸気口41を通じて隙間40に吸い込まれる冷却風が当たる位置まで延設されている。ただし、吸気口41を完全にふさがないように、延設部35cが配置されている。本実施形態では、延設部35cが、Z方向において吸気口41よりもステータ20側まで延設されている。延設部35cは、Z方向に直交する方向からの投影視において、吸気口41の少なくとも一部と重なるように配置されている。
また、延設部35cは、Z方向に直交する方向において、筐体30(外壁部30b)、放熱プレート32、リアフレーム25bと離れて設けられている。たとえば筐体30の外壁部30bと延設部35cとの間に隙間42を有している。このように、筐体30などとの間に隙間42を有するため、Z方向に直交する方向からの投影視において、吸気口41の少なくとも一部と重なるように延設部35cが配置されながらも、ファン24bが回転すると、吸気口41を通じて隙間40に冷却風が吸い込まれる。
上記構成によれば、ロータ22とともにファン24bが回転すると、延設部35cを冷やしながら、吸気口41から隙間40に冷却風が吸い込まれる。したがって、電子部品33bの生じる熱を、より効率よく放熱させることができる。特に本実施形態では、筐体30などと延設部35cとの間に隙間42を有するため、放熱面積を増やして、さらに効率よく冷却させることができる。
なお、延設部35cは、吸気口41全体に対向するように配置してもよいし、吸気口と対向する部分の少なくとも一部に、貫通孔、切り欠きなど有する構成としてもよい。ファン23bの回転により隙間40に吸い込まれる冷却風が当たる位置に、延設部35cが配置されればよい。
(第4実施形態)
本実施形態において、第1実施形態に示した制御装置一体型回転電機10と共通する部分についての説明は割愛する。
本実施形態では、図10に示すように、放熱プレート35の基部35aが、Z方向において封止樹脂体34と離れて配置されている。すなわち、筐体30の開口から露出する封止樹脂体34の表面34bと基部35aとの間に隙間43を有している。
上記構成によれば、放熱プレート35において放熱に寄与する表面積を増やすことができる。換言すれば、Z方向における両面から基部35a(放熱プレート35)が放熱することができる。したがって、放熱性をより向上することができる。
特に本実施形態では、放熱プレート35が、回転軸Lを含む中央部分に、基部35aを貫通する貫通部35dを有している。詳しくは、貫通部35dとして、貫通孔(スリット)を有している。また、基部35aは、Z方向において筐体30の端部30eよりも第2面33dから離れた位置に配置されている。すなわち、基部35aは端部30eに配置されておらず、基部35aと端部30eとの間には隙間がある。さらには、Z方向からの投影視において、基部35aの外周端が、端部30eよりも内側の位置になっている。
上記構成によれば、図10に実線矢印で示すように、基部35aと端部30eとの間の隙間と貫通部35dを通じて、外気(空気)が自然対流する。図10では、紙面左側を車両において下方、右側を上方となるように、車両に取り付けた場合を例示している。放熱対象である2つの電子部品33bの一方に対しては、基部35aと端部30eとの間から空気が隙間43に入り込み、貫通部35dから抜ける。電子部品33bの他方に対しては、貫通部35dから隙間43に空気が入り込み、基部35aと端部30eとの間から抜ける。外気の対流により、隙間43が閉鎖空間とされる場合よりも、放熱性を向上することができる。また、外気が対流する際に、放熱プレート35だけでなく、封止樹脂体34の表面34bからも熱を奪うため、放熱性をさらに向上することができる。
また、基部35aの外周端を、端部30eよりも内側の位置としているため、外気が対流しやすい。さらには、放熱プレート35の面積が小さくなるため、基部35aが封止樹脂体34に支持されなくても、車両振動に対して共振しないようにすることもできる。
放熱プレート35の構成は上記例に限定されない。たとえば、第1実施形態に示した構成において、エポキシ樹脂の充填を端部30eよりも低い位置までとし、基部35aと封止樹脂体34の表面34bとの間に隙間43を有するようにしてもよい。また、この構成において、基部35aに複数の貫通部35d(貫通孔)を設け、隙間43を通じて外気が対流するようにしてもよい。
また、放熱プレート35は、筐体30と非接触でも良いので、放熱プレート35を複数に分割してもよい。
貫通部35dとしては貫通孔に限定されない。切り欠きも採用することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
電力変換用のスイッチング素子31が放熱プレート32上に配置される例を示した。しかしながら、他の電子部品33b同様、回路基板33(プリント基板33a)への実装も可能である。すなわち、スイッチング素子31を、電子部品33bの一部としてもよい。この場合、スイッチング素子31の生じる熱を効率よく放熱させるために、スイッチング素子31と放熱プレート35とを熱的に接続するとよい。
放熱プレート32を有さない構成としてもよい。たとえば、底壁部30aに貫通孔30dを有さない筐体30を採用することも可能である。
回転電機11はISGに限定されない。回転電機11の駆動対象はエンジンに限定されない。
10…制御装置一体型回転電機、11…回転電機、12…制御装置、13…固定部、13a…貫通孔、20…ステータ、20a…ステータコア、20b…ステータコイル、21…シャフト、22…ロータ、22a…ロータコイル、23…プーリ、24,24a,24b…ファン、25…モータケース、25a…ドライブフレーム、25b…リアフレーム、25c,25e…吸気孔、25d,25f…排気孔、26…軸受、27…ブラシ、30…筐体、30a…底壁部、30b…外壁部、30c…内壁部、30d…貫通孔、30e…端部、31…スイッチング素子、32…放熱プレート、32a…基部、32b…フィン、32c…台座部、33…回路基板、33a…プリント基板、33b…電子部品、33c…第1面、33d…第2面、33e…サーマルビア、34…封止樹脂体、34a…介在部、34b…表面、35…放熱プレート、35a…基部、35b…台座部、35c…延設部、35d…貫通部、36…熱伝導部材、40,42,43…隙間、41…吸気口

Claims (7)

  1. ステータ(20)と、前記ステータに対して相対回転可能に設けられたロータ(22)と、前記ロータとともに回転するシャフト(21)と、を有する回転電機(11)と、
    前記回転電機側の第1面(33c)及び該第1面と反対の第2面(33d)のうち、少なくとも前記第2面に電子部品(33b)が実装されており、前記回転電機を制御する回路基板(33)と、前記回路基板を収容する筐体(30)と、を有し、前記シャフトの軸方向において前記シャフトの一端側に配置されるとともに前記回転電機に固定される制御装置(12)と、
    を備える制御装置一体型回転電機であって、
    前記筐体は、前記軸方向に延設されて前記制御装置の側面をなすとともに、前記回転電機と反対側が開口されており、
    前記制御装置は、前記筐体内に配置されて前記回路基板を封止する封止樹脂体(34)と、前記軸方向において前記第2面側に配置され、前記第2面に実装された前記電子部品の少なくとも1つと熱的に接続される金属製の第1放熱プレート(35)と、をさらに有し、
    前記第1放熱プレートは、前記封止樹脂体の接着性により、前記封止樹脂体に接着固定されていることを特徴とする制御装置一体型回転電機。
  2. 前記制御装置は、前記軸方向において前記第1面側に配置された金属製の第2放熱プレート(32)をさらに有し、
    前記第1放熱プレートに熱的に接続された前記電子部品が、前記第2放熱プレートとも熱的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の制御装置一体型回転電機。
  3. 前記回転電機は、前記ロータとともに回転するファン(24b)をさらに有し、
    前記ファンの回転により、前記回転電機と前記制御装置との間の隙間(40)に冷却風が導入され、
    前記第1放熱プレートは、前記第2面に対向配置された基部(35a)と、前記基部から前記回転電機側に前記冷却風が当たる位置まで延設された延設部(35c)と、を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の制御装置一体型回転電機。
  4. 前記軸方向に直交する方向において、前記延設部は、前記筐体と離れて配置されていることを特徴とする請求項3に記載の制御装置一体型回転電機。
  5. 前記第1放熱プレートは、前記第2面に対向配置された基部と、前記基部から前記回路基板に向けて突出する台座部(35b)と、を有し、
    前記台座部は、前記第2面に実装された前記電子部品と熱的に接続されるとともに前記封止樹脂体に接着固定され、
    前記基部は、前記軸方向において前記封止樹脂体と離れて配置されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の制御装置一体型回転電機。
  6. 前記第1放熱プレートは前記基部を貫通する貫通部(35d)を有し、
    前記基部は、前記軸方向において前記筐体と離れて配置されていることを特徴とする請求項5に記載の制御装置一体型回転電機。
  7. 前記封止樹脂体を介して、前記電子部品と前記第1放熱プレートとが熱的に接続されていることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の制御装置一体型回転電機。
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