JP2016207286A - 電極および電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】セルユニットをケースによって適切にケーシングできる電極を提供する。【解決手段】面方向に延在する集電体61と、集電体の両面に、集電体の一部を露出すように積層された一対の活物質層62と、集電体を挟んで対向して配置され、活物質層から前記露出部61aにかけて境界を覆うように配置された一対の絶縁部材80と、を有し、一対の絶縁部材に覆われた部位の電極厚みの最大値をL1、一対の活物質層に覆われていない活物質層部位の電極厚みの最大値をL2としたときに、1<L1/L2≦1.25を満たす。【選択図】図5

Description

本発明は、電極および電池に関する。
近年、自動車産業や先端電子産業などの分野において、自動車用電池や電子機器用電池への需要が増大しており、特に小型・薄型化や、高容量化などが要求されている。中でも、他の電池に比べて高エネルギー密度である非水電解質二次電池が注目されている。
非水電解質二次電池は、負極活物質層が負極集電体上に塗布された負極と、正極活物質層が正極集電体上に塗布された正極と、負極および正極の間に配置されるセパレータと、を有する。電池内における負極と正極との内部短絡を防止するために、正極の活物質層の端部に絶縁性の被覆材(絶縁部材)を設けることが提案されている(特許文献1)。
特開2004−259625号公報
ところで、特許文献1に示す絶縁部材は、電極の集電体上の活物質層から集電体の露出部にかけて設けられている。露出部のみを覆うように絶縁部材を設けるのでは、活物質層および露出部の境界に微小な隙間が形成されてしまい、製造時に混入した異物が当該隙間に接触して、内部短絡が発生する可能性があるためである。活物質層から露出部にかけて絶縁部材を形成することによって、上記のような内部短絡を防止できる。
しかしながら、このように構成された絶縁部材を備える電極をセパレータを介して積層して積層体を形成し外装体によって封止して電池を形成した場合、絶縁部材の厚さ分だけ、電池の高さが局所的に厚み方向に大きくなってしまう。したがって、電池を複数積層して形成されるセルユニットをケースによってケーシングする際に、適切にケーシングできない虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、セルユニットをケースによって適切にケーシングできる電極および電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る電極は、面方向に延在する集電体と、前記集電体の両面に、前記集電体の一部を露出させた露出部を残すように配置された一対の活物質層と、を有する。電極は、前記集電体を挟んで対向して配置され、前記活物質層から前記露出部にかけて境界を覆うように配置された一対の絶縁部材を有する。また、前記一対の絶縁部材に覆われた部位の電極厚みの最大値をL1、前記一対の絶縁部材に覆われていない前記活物質層部位の電極厚みの最大値をL2としたときに、1<L1/L2≦1.25を満たす。
また、上記目的を達成する本発明に係る電池は、上述の電極を積層し、外装体で封止した扁平形状の電池である。前記一対の絶縁部材に覆われた部位の電池厚みの最大値をL3、前記一対の絶縁部材に覆われていない前記活物質層部位の電池厚みの最小値をL4としたときに、1<L3/L4≦1.16を満たす。
このように構成された電極および電池によれば、電池を複数積層して形成されるセルユニットをケースによって適切にケーシングできる。
電池モジュールを示す斜視図である。 電池モジュールのケースの内部のセルユニットを示す斜視図である。 リチウムイオン二次電池の外観を模式的に示す斜視図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図であって、リチウムイオン二次電池の基本構成を模式的に示す断面図である。 電極の構成を模式的に示す断面図である。 変形例に係る電極の構成を模式的に示す断面図である。 変形例に係る電極の構成を模式的に示す断面図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。また、以下の説明において、活物質層が配置される方向を「厚み方向」、集電体が延在する方向を「面方向」と称する。
本実施形態は、二次電池に含まれる電極に適用される。二次電池は電池モジュールに含まれる。したがって、以下では、まず電池モジュールおよび二次電池の概要を説明する。その後、二次電池に含まれる電極について説明する。
図1は、電池モジュール1を示す斜視図である。
電池モジュール1は、図1に示すように、ケース110と、ケース110から引き出される外部出力負極端子121および外部出力正極端子122とを有する。
ケース110は、略矩形の箱形状をなすロアケース112と、蓋体をなすアッパーケース114と、を有する。ロアケース112およびアッパーケース114は、比較的薄肉の鋼板またはアルミ板から形成されている。ロアケース112およびアッパーケース114は、隅部の4箇所に配置された貫通孔116を有する。貫通孔116は、ケース110内に収容されるセルユニットに設けられる貫通孔と位置合わせされ、締結部品を挿入するために用いられる。
外部出力負極端子121は、ケース110内のセルユニットの負極タブに接続される。外部出力正極端子122は、ケース110内のセルユニットの正極タブに接続される。
図2は、電池モジュール1のケース110の内部のセルユニット130を示す斜視図である。
セルユニット130は、複数の二次電池100と、複数の二次電池100を支持するスペーサ140、142と、を有する。本実施形態において、複数の二次電池100は、非水電解質二次電池である。特に、本実施形態では、非水電解質二次電池として、リチウムイオン二次電池100を例示して説明する。
複数のリチウムイオン二次電池100は、それぞれ扁平形に形成され、積層されて、相互に直列または並列に電気的に接続されている。本実施形態では、セルユニット130が4つのリチウムイオン二次電池100A〜100Dを含む場合について説明するが、これに限定されない。セルユニット130は、より多いまたは少ないリチウムイオン二次電池100を含んでもよい。
スペーサ140、142は、積層されたリチウムイオン二次電池100を両端から支持し、リチウムイオン二次電池100の積層間隔を維持する。スペーサ140、142は、電気絶縁性の樹脂材料により形成される。スペーサ140、142は、ケース110の4隅に対応する位置に貫通孔146を有する。貫通孔146は、上述したように、ロアケース112およびアッパーケース114の貫通孔116とともに位置合わせされて、締結部品を挿入するために使用される。
片側のスペーサ140は、後述するリチウムイオン二次電池100の負極タブおよび正極タブを保持しつつ、外部出力負極端子121および外部出力正極端子122との接続を許容する。
電池モジュール1は、単独で使用することが可能であるが、例えば、複数の電池モジュール1を更に直列化および/または並列化することによって、所望の電流、電圧、容量に対応した組電池を形成することができる。
次にリチウムイオン二次電池100の構成について説明する。
図3は、リチウムイオン二次電池100の外観を模式的に示す斜視図である。図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図であって、リチウムイオン二次電池100の基本構成を模式的に示す断面図である。
本実施形態に係るリチウムイオン二次電池100は、図3に示すように、扁平形の外装体10から、負極タブ20および正極タブ22が引き出されている。外装体10は、周囲が熱融着され、内部の発電要素(積層体)を密封している。
なお、電極タブ20,22の取り出し位置については図示した位置に制限されない。例えば、負極タブ20および正極タブ22を同じ辺から引き出すようにしてもよいし、負極タブ20および正極タブ22をそれぞれ複数個に分けて、各辺から引き出すようにしてもよい。
図4に示すように、外装体10内の積層体30は、電極である負極40と、セパレータ50と、電極である正極60と、を積層した構成を有する。
負極40は、負極集電体41と、当該負極集電体41の両面に形成される負極活物質層42と、を有する。複数の負極40の各負極集電体41は、所定の方向に伸延し、先端で相互に束ねられ、負極タブ20と電気的に接続される。負極タブ20は、外装体10による内部の密閉を損なうことなく、外装体10の外部に引き出される。
セパレータ50は、ポーラス形状によって構成され、通気性を有する。またセパレータ50は、電解質が含浸されることによって電解質層を構成する。
正極60は、正極集電体61と、当該正極集電体61の両面に形成される正極活物質層62と、を有する。複数の正極60の各正極集電体61は、所定の方向に伸延し、先端で相互に束ねられ、正極タブ22と電気的に接続される。正極タブ22は、外装体10による内部の密閉を損なうことなく、外装体10の外部に引き出される。正極60には、所定の条件に従って、絶縁部材80が取り付けられている。絶縁部材80の詳細については、後述する。
1つの負極活物質層42と1つの正極活物質層62とが、セパレータ50を介して対向するように、負極40、セパレータ50、および正極60がこの順に積層されている。セパレータ50と、当該セパレータ50を介して対向する負極活物質層42および正極活物質層62とによって、1つの単電池層70が形成される。このような単電池層70が複数積層されることによって、単電池層70が電気的に並列接続されてなる積層体30が構成される。
本実施形態では、正極60には後述するように絶縁部材80が形成されるため、外装体10には厚み方向に膨出する膨出部10Aが形成される。図4において、厚み方向に沿って視て正極活物質層62が設けられる範囲において、リチウムイオン二次電池100の厚み方向に沿う最大長さ(一対の絶縁部材80に覆われた部位の電池厚みの最大値)をL3とする。また、最小長さ(一対の絶縁部材80に覆われていない活物質層部位の電池厚みの最小値)をL4とする。L3、L4の好ましい数値については後述の実施例において説明する。
なお、図4に示す例では、両最外層に負極40が位置するが、これに限定されない。両最外層が正極60であってもよいし、一方の最外層が負極40で他方の最外層が正極60であってもよい。
次に図5を参照して、本実施形態に係る正極60の構成、特に、絶縁部材80についてさらに詳述する。
正極60は、図5に示すように、正極集電体61と、正極活物質層62と、絶縁部材80と、を有する。
正極活物質層62は、正極集電体61上に正極集電体61の一部を露出させた露出部61aが残るように配置される。また、正極活物質層62は、露出部61aに向かって厚さが薄くなるように傾斜する傾斜部63を形成するように配置される。
なお、正極60の正極集電体61上に配置されている正極活物質層62は、負極40の負極集電体41上に配置されている負極活物質層42よりも面方向内方に形成される。
絶縁部材80は、正極集電体61を挟んで対向して配置される。絶縁部材80は、正極活物質層62および露出部61aの境界61bを覆い、露出部61aから傾斜部63にかけて、配置される。絶縁部材80は、負極40、セパレータ50、正極60を積層してリチウムイオン二次電池100を構成するとき、負極40と正極60とがずれてセパレータ50を越えて直接両極が接触することを防止する。結果として、絶縁部材80は、内部短絡の発生を防止する。
また、絶縁部材80は、負極40の負極集電体41または負極活物質層42の面方向の端部45よりも面方向外方に延在して設けられる。この構成によれば、より好適に負極40が正極60に接触することを防止でき、内部短絡の発生を防止できる。
一対の絶縁部材80の厚み方向に沿う一端80aから他端80bまでの長さをL1(一対の絶縁部材80に覆われた部位の電極厚みの最大値)とする。また、一対の正極活物質層62の厚み方向に沿う一端62aから62bまでの長さをL2(一対の絶縁部材80に覆われていない活物質層部位の電極厚み)とする。このとき、本実施形態に係る正極60は、1<L1/L2≦1.25を満たす。
本実施形態に係る絶縁部材80の面方向の内側の内側端部80cは、傾斜部63上に配置される。このとき以下に示す関係式を満たす。
絶縁部材80の厚みをT、正極活物質層62の厚み方向に沿う高さをH、境界61bから絶縁部材80の配置開始位置までの距離をL、傾斜部63の正極集電体61に対する傾斜角をθとする(図5参照)。
絶縁部材80の面方向の内側の内側端部80cは、傾斜部63上に配置され、Ltanθ+Tcosθ<H+Tを満たす。絶縁部材80の厚みTは、例えば、15〜27μmである。また、境界61bから絶縁部材80の配置開始位置までの距離Lは、例えば、2.8mmである。
絶縁部材の長さが例えば7mmである場合、0.033<tanθ<0.075を満たすことが好ましい。
以下に示す実施例により、1<L1/L2≦1.25を満たす正極60を用いることによって、ケース110がセルユニット130を適切にケーシングできることを実証した。以下、実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
まず、負極40の形成方法について説明する。負極40の負極集電体41は、厚さ10μmのCu箔である。負極40の負極活物質層42(負極スラリー)は、Gr粉末(活物質)、PVdF(ポリフッ化ビニリデン、結着材)をそれぞれ95:5(重量比)でNMP(N−メチルピロリドン)に分散させて形成した。その後、厚さ10μmのCu箔の両面にダイコーターにて負極スラリーを塗布し、乾燥させ、乾燥後にプレスすることにより、厚さ130μmの負極40を形成した。負極40の負極活物質層42は、大きさが200mm×200mmの矩形状に形成した。
次に、正極60の形成方法について説明する。正極60の正極集電体61は、厚さ20μmのAl箔である。正極60の正極活物質層62(正極スラリー)は、ニッケル酸リチウム粉末(活物質)、PVdF(ポリフッ化ビニリデン、結着材)、カーボン粉末(導電助剤)をそれぞれ90:5:5(重量比)でNMP(N−メチルピロリドン)に分散させて形成した。その後、厚さ20μmのAl箔の両面にダイコーターにて正極スラリーを塗布し、乾燥させ、乾燥後にプレスした。また、正極活物質層62は、正極活物質層62と露出部61aとの境界61bから4mm内側の位置から露出部61aに向かって厚さが薄くなるように傾斜する傾斜部63を設けた。絶縁部材80には、幅12mmのポリプロプレン製のテープを用いた。正極活物質層62と露出部61aとの境界61bを覆うように、絶縁部材80を配置することによって、正極60を形成した。正極60の正極活物質層62は、大きさが190mm×190mmの矩形状に形成した。このように、正極60は、アスペクト比が1:1になるように設けた。絶縁部材80の厚さ、L1、L2、L1/L2、tanθの数値については、後述の表1に示す。
次に、リチウムイオン二次電池100の形成方法について説明する。セパレータ50として、ポリエチレン製微多孔質膜(厚さ=25μm)を準備した。また、電解液として、1M LiPF EC:DEC=1:1(体積比)を用いた。
上述のように形成した正極60を20枚、負極40を21枚、セパレータ50を20枚用意し、正極60/セパレータ50/負極40/セパレータ50/正極60・・・の順に積層して、積層体30を作製した。得られた積層体30を厚さ150μmのアルミラミネートシート製の外装体10中に載置し、電解液を注液した。真空条件下において、負極40および正極60に接続された電流取り出し用の負極タブ20、正極タブ22が導出するようにアルミラミネートシート製外装体の開口部を封止し、試験用セルを完成させた。L3/L4の数値については、後述の表1に示す。
そして、この試験用セルを8セル積層したセルユニット130を、ケース110によってケーシングすることで、電池モジュール1を完成させた。
ケース110の材質は、Fe、Al、SUSの3種を使用し、ケースの内寸は64mmとした。8セル積層時の最大厚みについては、後述の表1に示す。
次に、評価方法について説明する。不都合なくケーシングできた場合を○、突起部分が盛り上がるがケースの加圧力で吸収できた場合を△、ケースが閉じられずケーシング不可であった場合を×とする。
表1にL1/L2の比、およびケースの材質を適宜変更した場合における試験結果をまとめて示す。
<比較結果>
L1/L2を1.25以下とすることで、ケース110が、セルユニット130を適切にケーシングできることが分かった。
また、1<L1/L2≦1.25を満たす正極60、セパレータ50、および負極40を積層して積層体30を構成し、リチウムイオン二次電池100を構成した。このとき、1<L3/L4≦1.16を満たすことが分かった。
以上説明したように、本実施形態に係る正極60は、面方向に延在する正極集電体61を有する。また正極60は、正極集電体61の両面に、正極集電体61の一部を露出させた露出部61aを残すように配置された一対の正極活物質層62を有する。また正極60は、正極集電体61を挟んで対向して配置され、正極活物質層62から前記露出部61aにかけて境界を覆うように配置された一対の絶縁部材80を有する。また、一対の絶縁部材80の厚み方向に沿う一端80aから他端80bまでの長さをL1(一対の絶縁部材80に覆われた部位の電極厚みの最大値)、一対の正極活物質層62の厚み方向に沿う一端62aから他端62bまでの長さをL2(一対の絶縁部材80に覆われていない活物質層部位の電極厚みの最大値)としたときに、正極60は、L1/L2≦1.25を満たす。このため、リチウムイオン二次電池100を複数積層して形成されるセルユニット130をケース110によって適切にケーシングできる。また、1<L1/L2を満たす。このとき、図5に示すように、絶縁部材80の厚み方向に沿う一端80aは、厚み方向において正極活物質層62よりも高く配置される。したがって、絶縁部材80は、正極活物質層62の傾斜部63のうち、境界61bから所定の距離離間した位置に亘って形成される始端部61cを覆う。始端部61cは、一般的に密度が高いため割れが発生しやすく、始端部61cの割れに起因して熱耐性が低下する場合がある。本実施形態に係る正極60であれば、1<L1/L2を満たすことで絶縁部材80が始端部61cを覆うために、上述の熱耐性の低下を好適に防止することができる。
また、正極活物質層62は、露出部61aに向かって厚さが薄くなるように傾斜する傾斜部63を有する。このため、境界61bにおける正極活物質層62の傾斜がなだらかになる。したがって、絶縁部材80を境界61bに対してより好適に配置することができる。
また、絶縁部材80の面方向の内側の内側端部80cは、傾斜部63上に配置される。このため、図5に示すように、Ltanθ+Tcosθ<H+Tを満たし、L1/L2の値をより小さい値とすることができる。したがって、セルユニット130をケース110によってより確実にケーシングできる。
また、傾斜部63が正極集電体61に対して傾斜する傾斜角をθとしたときに、0.033<tanθ<0.075を満たす。ここで、0.033<tanθを満たすとき、リチウムイオン二次電池100全体として所望の容量を有することができる。また、tanθ<0.075を満たすとき、絶縁部材80の面方向の内側の内側端部80cは、傾斜部63上に配置される。したがって、セルユニット130をケース110によってより確実にケーシングできる。
また、絶縁部材80の厚みは、15〜27μmである。このような厚さの絶縁部材80を用いることによって、膨出部10Aの膨出を抑制することができ、ケース110は、より好適にセルユニット130をケーシングできる。
また、以上説明したように本実施形態に係るリチウムイオン二次電池100は、上述の正極60を積層し、外装体10で封止した扁平形状の電池である。また、厚み方向に沿って視て正極活物質層62が設けられる範囲において、リチウムイオン二次電池100の厚み方向に沿う最大長さ(一対の絶縁部材80に覆われた部位の電池厚みの最大値)をL3とする。また、最小長さをL4(一対の絶縁部材80に覆われていない活物質層部位の電池厚みの最小値)とする。このとき、1<L3/L4≦1.16を満たす。このため、リチウムイオン二次電池100を複数積層して形成されるセルユニット130をケース110によって適切にケーシングできる。
そのほか、本発明は、特許請求の範囲に記載された構成に基づき様々な改変が可能であり、それらについても本発明の範疇である。
例えば、上述した実施形態では、絶縁部材80の面方向の内側の内側端部80cは、図5に示すように、傾斜部63上に配置された。しかしながら、図6に示すように、絶縁部材80の面方向の内側の内側端部80cは、傾斜部63を越えて、正極活物質層62の平坦部66に配置されてもよい。
また、上述した実施形態では、絶縁部材80が正極60に配置される場合を説明した。しかしながら、絶縁部材80が負極40に配置されてよい。あるいは、絶縁部材80は、負極40および正極60の両者に配置されてもよい。
また、上述した実施形態では、正極活物質層62は傾斜部63を有した。しかしがら、図7に示すように、正極160の正極活物質層162は、傾斜部63が設けられない構成であってもよい。
なお、自動車用途などにおいては、昨今、大型化されたリチウムイオン二次電池100が求められている。大型化電池の観点として、電池面積や電池容量の関係からリチウムイオン二次電池100の大型化を規定することもできる。例えば、扁平積層型ラミネート電池の場合には、定格容量に対するリチウムイオン二次電池100の面積(外装体まで含めた電池の投影面積)の比の値は、5cm/Ah以上であり、かつ、定格容量は、3Ah以上とすることができる。このように、電極の物理的な大きさの観点とは異なる、大型化電池の観点として、電池面積や電池容量の関係からリチウムイオン二次電池100の大型化を規定することもできる。
さらに、矩形状の正極60のアスペクト比は1〜3であることが好ましく、1〜2であることがより好ましい。なお、正極60のアスペクト比は、矩形状の正極60の正極活物質層62の縦横比として定義される。アスペクト比をこのような範囲とすることで、面方向に均一に反応ガスを排出することが可能となる。
リチウムイオン二次電池100の定格容量は、以下により求められる。
定格容量は、試験用電池について、電解液を注入した後で、10時間程度放置し、初期充電を行う。その後、温度25℃、3.0Vから4.15Vの電圧範囲で、次の手順1〜5によって測定される。
手順1:0.2Cの定電流充電にて4.15Vに到達した後、5分間休止する。
手順2:手順1の後、定電圧充電にて1.5時間充電し、5分間休止する。
手順3:0.2Cの定電流放電によって3.0Vに到達後、定電圧放電にて2時間放電し、その後、10秒間休止する。
手順4:0.2Cの定電流充電によって4.1Vに到達後、定電圧充電にて2.5時間充電し、その後、10秒間休止する。
手順5:0.2Cの定電流放電によって3.0Vに到達後、定電圧放電にて2時間放電し、その後、10秒間停止する。
定格容量:手順5における定電流放電から定電圧放電に至る放電における放電容量(CCCV放電容量)を定格容量とする。
また、リチウムイオン二次電池100の構成は、一般的なリチウムイオン二次電池100に用いられている公知の材料を用いればよく、特に限定されるものではない。リチウムイオン二次電池100に使用することのできる負極集電体41、正極集電体61、負極活物質層42、正極活物質層62、セパレータ50、および絶縁部材80等について参考までに説明する。
負極集電体41および正極集電体61は、例えば、ステンレススチール箔である。しかし、これに特に限定されず、アルミニウム箔、ニッケルとアルミニウムのクラッド材、銅とアルミニウムのクラッド材、あるいはこれらの金属の組み合わせのめっき材を利用することも可能である。
負極40の負極活物質層42は、例えば、ハードカーボン(難黒鉛化炭素材料)である。しかし、これに特に限定されず、黒鉛系炭素材料や、リチウム−遷移金属複合酸化物を利用することも可能である。特に、カーボンおよびリチウム−遷移金属複合酸化物からなる負極活物質は、容量および出力特性の観点から好ましい。
正極60の正極活物質層62は、例えば、LiMnである。しかし、これに特に限定されない。なお、容量および出力特性の観点から、リチウム−遷移金属複合酸化物を適用することが好ましい。
負極40および正極60の厚さは、特に限定されず、電池の使用目的(例えば、出力重視、エネルギー重視)や、イオン伝導性を考慮して設定する。
セパレータ50の素材は、例えば、電解質を浸透し得る通気性を有するポーラス状のPE(ポリエチレン)である。しかし、これに特に限定されず、PP(ポリプロピレン)などの他のポリオレフィン、PP/PE/PPの3層構造をした積層体、ポリアミド、ポリイミド、アラミド、不織布を、利用することも可能である。不織布は、例えば、綿、レーヨン、アセテート、ナイロン、ポリエステルである。
ホストポリマーに保持される電解液は、例えば、PC(プロピレンカーボネート)およびEC(エチレンカーボネート)からなる有機溶媒、支持塩としてのリチウム塩(LiPF)を含んでいる。有機溶媒は、PCおよびECに特に限定されず、その他の環状カーボネート類、ジメチルカーボネート等の鎖状カーボネート類、テトラヒドロフラン等のエーテル類を適用することが可能である。リチウム塩は、LiPFに特に限定されず、その他の無機酸陰イオン塩、LiCFSO等の有機酸陰イオン塩を、適用することが可能である。
なお、下記の電解質のホストポリマーを含んでもよい。電解質のホストポリマーは、例えば、HFP(ヘキサフルオロプロピレン)コポリマーを10%含むPVDF−HFP(ポリフッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンの共重合体)である。しかし、これに特に限定されず、その他のリチウムイオン伝導性を持たない高分子や、イオン伝導性を有する高分子(固体高分子電解質)を適用することも可能である。その他のリチウムイオン伝導性を持たない高分子は、例えば、PAN(ポリアクリロニトリル)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)である。イオン伝導性を有する高分子は、例えば、PEO(ポリエチレンオキシド)やPPO(ポリプロピレンオキシド)である。
絶縁部材80の基材の材料は、熱可塑性樹脂である。絶縁部材80の基材は例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリスチレン(PS)、ポリ酢酸ビニル(PVAc)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS樹脂)、アクリロニトリルスチレン樹脂(AS樹脂)、アクリル樹脂(PMMA)、ポリアミド(PA)、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、グラスファイバー強化ポリエチレンテレフタレート(GF−PET)、環状ポリオレフィン(COP)、ポリフェニレンスルファイド(PPS)、ポリサルフォン(PSF)、ポリエーテルサルフォン(PES)、非晶ポリアリレート(PAR)、液晶ポリマー(LCP)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、熱可塑性ポリイミド(PI)、ポリアミドイミド(PAI)等である。
絶縁部材80の基材に塗布する図示しない接着材は、例えば有機溶剤系バインダ(非水系バインダ)でも、水分散系バインダ(水系バインダ)のいずれも用いることができるなど、特に限定されない。例えば、以下の材料が挙げられる。ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフクレート、ポリエーテルニトリル、ポリアクリロニトリル、ポリイミド、ポリアミド、セルロース、カルポキシメチルセルロース、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、スチレン・ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、エチレン・プロピレンゴム、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体、スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体およびその水素添加物、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体およびその水素添加物などの熱可塑性高分子、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、エチレン・クロロトリフルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニル等のフッ素樹脂、ビニリデンフルオライド−ヘキサフルオロプロピレン系フッ素ゴム、ビニリデンフルオライド−ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン系フッ素ゴム、ビニリデンフルオライド系フッ素ゴム、エポキシ樹脂等が挙げられる。中でも、ポリフッ化ビニリデン、ポリイミド、スチレン・ブタジエンゴム、カルポキシメチルセルロース、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアクリロニトリル、ポリアミドであることがより好ましい。これらの好適なバインダは、耐熱性に優れ、電解液との反応性が低く、さらに耐溶性に優れており、正極および負極のそれぞれの活物質層上に塗布して使用することが可能である。これらのバインダは、1種単独で用いてもよいし、2種併用してもよい。
1 電池モジュール、
10 外装体、
20 負極タブ、
22 正極タブ、
30 積層体、
40 負極、
41 負極集電体、
42 負極活物質層、
50 セパレータ、
60、160 正極(電極)、
61 正極集電体、
61a 露出部、
61b 境界、
62、162 正極活物質層、
62a 一対の正極活物質層の厚み方向に沿う一端、
62b 一対の正極活物質層の厚み方向に沿う他端、
63 傾斜部、
70 単電池層、
80 絶縁部材、
80a 一対の絶縁部材の厚み方向に沿う一端、
80b 一対の絶縁部材の厚み方向に沿う他端、
80c 内側端部、
100 リチウムイオン二次電池(電池)、
L1 一対の絶縁部材の厚み方向に沿う一端から他端までの長さ、
L2 一対の活物質層の厚み方向に沿う一端から他端までの長さ、
L3 リチウムイオン二次電池の厚み方向に沿う最大長さ、
L4 リチウムイオン二次電池の厚み方向に沿う最小長さ、
θ 傾斜部が集電体に対して傾斜する傾斜角。

Claims (8)

  1. 面方向に延在する集電体と、
    前記集電体の両面に、前記集電体の一部を露出させた露出部を残すように配置された一対の活物質層と、
    前記集電体を挟んで対向して配置され、前記活物質層から前記露出部にかけて境界を覆うように配置された一対の絶縁部材と、を有する電極であって、
    前記一対の絶縁部材に覆われた部位の電極厚みの最大値をL1、前記一対の絶縁部材に覆われていない前記活物質層部位の電極厚みの最大値をL2としたときに、1<L1/L2≦1.25を満たす電極。
  2. 前記活物質層は、前記露出部に向かって厚さが薄くなるように傾斜する傾斜部を有する請求項1に記載の電極。
  3. 前記絶縁部材の前記面方向の内側の内側端部は、前記傾斜部上に配置される請求項2に記載の電極。
  4. 前記傾斜部が前記集電体に対して傾斜する傾斜角をθとしたときに、0.033<tanθ<0.075を満たす請求項2または3に記載の電極。
  5. 前記絶縁部材の厚みは、15〜27μmである請求項1〜4のいずれか1項に記載の電極。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電極を積層し、外装体で封止した扁平形状の電池であって、
    前記一対の絶縁部材に覆われた部位の電池厚みの最大値をL3、前記一対の絶縁部材に覆われていない前記活物質層部位の電池厚みの最小値をL4としたときに、1<L3/L4≦1.16を満たす電池。
  7. 定格容量に対する前記電池の面積(前記外装体まで含めた前記電池の投影面積)の比の値は、5cm/Ah以上であり、かつ、前記定格容量は、3Ah以上である、請求項6に記載の電池。
  8. 矩形状の前記活物質層の縦横比として定義される前記電極のアスペクト比は、1〜3である、請求項6または7に記載の電池。
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