JP2016203705A - 自動車運搬船及び自動車運搬船における自動車搭載方法 - Google Patents

自動車運搬船及び自動車運搬船における自動車搭載方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リフタブルデッキを備えた自動車運搬船において、船体に固定された上下の甲板の間に設けるリフタブルデッキの数を一層ではなく複層にすることで、比較的簡単な構成で、かつ、上下方向位置の変更に要する工数が比較的少なくて済み、搭載する自動車の多様な車高に応じることができて多数の自動車を搭載できる自動車運搬船及び自動車運搬船における自動車搭載方法を提供する。
【解決手段】船体に固定された上下の甲板31、33の間に設けられて、この上下の甲板31、33の間で昇降して、予め設定された複数の上下位置に移動してそれぞれの上下位置で固定支持されるリフタブルデッキ32a、32bを備えた自動車運搬船1において、単独で搭載される貨物を支持するように構成した前記リフタブルデッキ32a、32bを複数連続して配置した船倉30を有して構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車運搬船及び自動車運搬船における自動車搭載方法に関し、より詳細には、比較的簡単な構成で、搭載する自動車の多様な車高に応じることができて多数の自動車を搭載できる自動車運搬船及び自動車運搬船における自動車搭載方法に関する。
自動車運搬船においては、車両の積載量を増やすために、船体に固定された上下の甲板の間において、リフタブルデッキという昇降可能な甲板を用いて、搭載する自動車の車高の違いに対応することが行われている。車高の高い大型の自動車に対しては、リフタブルデッキを上昇させて下方の甲板に搭載し、車高の低い小型の自動車に対しては、リフタブルデッキを下降させて下方の甲板とリフタブルデッキの両方に搭載している。
このリフタブルデッキを備えた自動車運搬船としては、例えば、複数枚のデッキ板を並設して形成された分割式リフタブルデッキにおいて、設置位置と格納位置との間で任意の向きに移動可能な1台の昇降用駆動源のみで連動駆動される1組のドラムで、それぞれ1組みのワイヤロープを巻き上げ及び巻き下げることで、各デッキ板をそれぞれの設置位置および格納位置に昇降して、仰伏可能なストッパで止める自動車運搬船用リフタブルデッキ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、自動車運搬船の貨物区域の一部の中央ガイドポストを取り除き、カーデッキ上の交通性を良くし、荷役効率を向上させるために、上下の固定カーデッキ間に設けられるリフタブルカーデッキを昇降装置により上下すると共に、リフタブルカーデッキの船側の一側面を、少なくとも2組の前後左右の三方向のローラまたは案内板を船体付きガイドポストのレールに挟設し、対応する他側面は、少なくとも2組の四節三棒リンク機構からなる吊下装置より、最下点、中間位置および最上部の状態のカーデッキを形成するリフタブルカーデッキを有する自動車運搬船が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、自動車運搬船において、自動車の搭載スペースの拡大するために、船体に、乗込み甲板と上層甲板と下層甲板からなる自動車を積載可能な車倉を設けると共に、乗込み甲板と各甲板との間で自動車の移動を行う倉内ランプウェイを設け、また、乗込み甲板と上層甲板との間で昇降可能に支持されると共に自動車を積載可能なリフタブルデッキと、所定の搭載位置にあるリフタブルデッキから自動車を積載可能な固定デッキを設けた自動車運搬船が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、これらの自動車運搬船においては、船体に固定された上下の甲板の間において、一層のリフタブルデッキを昇降可能に設けているため、リフタブルデッキを設けない場合に比べれば、搭載する自動車の車高の違いにより対応できているが、更に、様々な車高の自動車を同時に運搬しようとすると、船内に空きスペースが生じ、まだ、十分に船内スペースを生かすことができていないという問題がある。
これに関連して、垂直方向に個別に移動した位置及び垂直方向に一緒に移動した位置のそれぞれにおいて、固定装置によって各々解除可能に固定されるように構成された、昇降可能な上側デッキ部及び昇降可能な下側デッキ部を備えて、上側デッキ部が下側デッキ部上で密接に重なった状態で一体になり、共通デッキユニットを形成して、上側デッキ部及び前記下側デッキ部が相互に作用することにより、形成された共通デッキユニットの強度を高め、たわみを減少させ得る船上の車両用のカーゴデッキのための構造が提案されている(例えば、特許文献4参照)。
しかしながら、この構造では、積載する貨物によっては、上側デッキ部に作用する荷重を上側デッキ部と一体化した下側デッキ部でも受け止めるために、上側デッキ部と下側デッキ部とを、溶接、リベット打ち、接着、ボルト止め、又はボルト以外の取り外し可能に固定留めによって、恒久的に結合してまたは取り外し可能にして一体化する必要があり、積み荷が比較的安定している場合には、対応が可能であるが、航海ごとに変化するような場合には、この一体化した上側デッキ部と下側デッキ部を分解する作業が必要になるという問題や、上側デッキ部と下側デッキ部とで構造が異なるため、2種類のデッキ部を制作し、しかも上下位置を間違えることなく、配置する必要が生じ工作性が悪くなるという問題がある。
特開平06−191474号公報 特開平10−181680号公報 特開2011−183866号公報 特許第4560047号公報
本発明は、上述の状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、リフタブルデッキを備えた自動車運搬船において、船体に固定された上下の甲板の間に設けるリフタブルデッキの数を一層ではなく連続した複層にすることで、比較的簡単な構成で、搭載する自動車の多様な車高に応じることができて多数の自動車を搭載できる自動車運搬船及び自動車運搬船における自動車搭載方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の自動車運搬船は、船体に固定された上下の甲板の間に設けられて、この上下の甲板の間で昇降して、予め設定された複数の上下位置に移動してそれぞれの上下位置で固定支持されるリフタブルデッキを備えた自動車運搬船において、単独で搭載される貨物を支持するように構成した前記リフタブルデッキを複数連続して配置した船倉を有するように構成される。
この構成によれば、自動車運搬船においては、従来技術から、リフタブルデッキと呼ばれる、高さ位置を調整できるデッキがあり、車高の異なる車種に対応できるようになっているが、この連続複数層のリフタブルデッキを同じ構造で設けることにより、従来技術における対応できる車高のケース数が3ケース程度であったのに対して、例えば、固定された甲板の間に連続2層のリフタブルデッキを配置し、デッキ高さも任意の位置(但し、予め設定される位置)で設定できるようにした場合には、積載可能な車高の車種を7ケース以上に増加でき、従来技術より4ケース以上に増加することができるようになる。
例えば、全長が200m程度、型幅が30m前後、型深さが40m前後の自動車運搬船では、リフタブルデッキを連続2層とすることにより、デッキ高さを任意に設定できるようになり、従来技術では12層であった車両甲板(カーデッキ)を14層に増加することが可能になり、その分、1隻あたりの自動車の積載台数を増加することが可能となる。つまり、自動車運搬船の全高が同一であっても、搭載する自動車の車高に応じて、連続2層のリフタブルデッキを用いて車両甲板を12層から14層に増加することが可能となるため、車両甲板2層分の自動車の搭載量を増加できるようになる。
しかも、リフタブルデッキを、単独で搭載される貨物を支持するように構成し、連続複数層のリフタブルデッキを同じ構造としているので、上側のリフタブルデッキと下側のリフタブルデッキとを固定留めして一体化する必要が無く、航海ごとに貨物が変化するような場合であっても迅速に変更でき、また、1種類のリフタブルデッキだけであるので、上下位置の配置違いの問題も発生しない。
上記の自動車運搬船において、前記リフタブルデッキの上下位置における固定支持を、前記リフタブルデッキ側に設けた固定用ピンを、船体側の支持柱に設けられた固定用穴に挿入することで行うように構成すると、非常に簡単な構成で、リフタブルデッキの上下位置を固定支持することができる。
上記の自動車運搬船において、前記リフタブルデッキに周囲に設けた、複数の前記固定用ピンを、前記リフタブルデッキの中央側に設けたワイヤーリールを回転させて該ワイヤーリールに固定されたワイヤーを緩めることで、前記固定ピンを外側に付勢するスプリング力により、前記固定ピンを突出させ、前記ワイヤーリールを逆回転させて前記ワイヤーリールに固定された前記ワイヤーを引張ることで、前記スプリング力に抗して前記固定ピンを引き込むように構成される。
この構成によれば、ワイヤーリールの回転という簡単な操作により、船体側の支持柱に設けられた固定用穴に対して、容易に固定用ピンを突出させたり、引っ込めたりすることができるようになる。
上記の自動車運搬船において、前記リフタブルデッキを昇降すると共に、前記ワイヤーリールと同軸のピニオンに噛合して前記ワイヤーリールを回転するラックを上下するシリンダを備えたリフトカーを備えて構成すると、比較的簡単な構成で、リフタブルデッキを支持柱に固定支持したり、固定支持の解除をしたりすることができるようになる。
上記の自動車運搬船において、リフトカーが前記リフタブルデッキを2層に重ね合わせたときに、下層の前記リフタブルデッキの前記ワイヤーリールを回転させるための前記ラックを押し出す第1のシリンダと、上層の前記リフタブルデッキの前記ワイヤーリールを回転させるための前記ラックを押し出す第2のシリンダとを備えて構成すると、下層のリフタブルデッキの固定支持及び固定支持の解除のみならず、上層のリフタブルデッキの固定支持及び固定支持の解除することができるようになる。
そして、上記の目的を達成するための自動車運搬船における自動車搭載方法は、船体に固定された上下の甲板の間に設けられて、この上下の甲板の間で昇降して、予め設定された複数の上下位置に移動してそれぞれの上下位置で固定支持されるリフタブルデッキを備えた自動車運搬船における自動車搭載方法において、単独で搭載される貨物を支持する構造の前記リフタブルデッキを複数連続して配置した船倉を備えて、この船倉で、上層の前記リフタブルデッキと下層の前記リフタブルデッキとを積層又は近接配置して、この間には自動車を積載しない第1積載方法と、上層の前記リフタブルデッキと下層の前記リフタブルデッキとを離間配置して、この間に自動車を積載する第2積載方法とを選択的に採用することを特徴とする方法である。
この方法によれば、この連続複数層のリフタブルデッキを設けて、この間には自動車を積載しない第1積載方法と、上層のリフタブルデッキと下層のリフタブルデッキとを離間配置して、この間に自動車を積載する第2積載方法とを選択的に採用することにより、従来技術において対応可能な車高のケース数に対して、対応可能なケースを増加させることができる。
上記の自動車運搬船における自動車搭載方法において、前記リフタブルデッキの上下位置における固定支持を、前記リフタブルデッキ側に設けた固定用ピンを、船体側の支持柱に設けられた固定用穴に挿入することで行うと、非常に簡単な構成で、リフタブルデッキの上下位置を固定支持することができる。
更には、上記の自動車運搬船における自動車搭載方法において、前記リフタブルデッキの中央側に設けたワイヤーリールと同軸のピニオンに噛合して前記ワイヤーリールを回転するラックを上下するシリンダを備えたリフトカーで、前記リフタブルデッキを載置したリフトテーブルを昇降すると共に、前記シリンダを駆動して、前記リフタブルデッキの中央側に設けた前記ワイヤーリールを回転させて前記ワイヤーリールに固定したワイヤーを緩めることで、前記固定ピンを外側に付勢するスプリング力により、前記固定ピンを突出させて支持柱に設けた固定用穴に挿入して、前記リフタブルデッキを前記支持柱に固定支持し、その後、前記リフトカーの前記リフトテーブルを降下させて、前記リフトカーを移動させるリフタブルデッキ固定工程と、前記リフトカーを移動させて、前記リフトカーの前記リフトテーブルを上昇させて、前記リフタブルデッキを前記リフトテーブルに載置してから、前記シリンダを駆動して、前記ワイヤーリールを逆回転させて前記ワイヤーリールに固定された前記ワイヤーを引張ることで、前記スプリング力に抗して前記固定ピンを引き込んで、前記支持柱に設けた固定用穴から抜き出して、前記リフタブルデッキを前記支持柱の固定支持を解除するリフタブルデッキ離脱工程と、前記リフタブルデッキを前記リフトテーブルに載置した状態で、前記リフトカーの前記リフトテーブルを昇降することで、前記リフタブルデッキの上下位置を変更するリフタブルデッキ移動工程とを含むと、これらのリフタブルデッキ固定工程、リフタブルデッキ離脱工程、リフタブルデッキ移動工程により、予め設定された固定用穴の位置にリフタブルデッキを配置したり、その配置を変更したりすることが容易にできるようになる。
本発明の自動車運搬船及び自動車運搬船における自動車搭載方法によれば、リフタブルデッキを備えた自動車運搬船において、船体に固定された上下の甲板の間に設けるリフタブルデッキの数を一層ではなく連続した複層にすることで、比較的簡単な構成で、かつ、上下方向位置の変更に要する工数が比較的少なくて済み、搭載する自動車の多様な車高に応じることができて多数の自動車を搭載できるようになる。
本発明に係る実施の形態における自動車運搬船のデッキの構成を模式的に示す横断面図である。 本発明に係る実施の形態における自動車運搬船のデッキの構成を模式的に示す側断面図である。 本発明に係る実施の形態における自動車運搬船の二層のリフタブルデッキを備えた貨物倉の構成を模式的に示す水平断面図である。 リフタブルデッキの固定支持及び固定支持の解除方法を説明するための模式的な水平断面図である。 リフタブルデッキの固定支持及び固定支持の解除方法を説明するための模式的な側断面図で、固定支持状態を示す図である。 リフタブルデッキの固定支持及び固定支持の解除方法を説明するための模式的な側断面図で、固定支持を解除している状態を示す図である。 リフトカーによる二層のリフタブルデッキの固定位置の変更方法の前半部分を説明するための模式的な側面図である。 リフトカーによる二層のリフタブルデッキの固定位置の変更方法の後半部分を説明するための模式的な側面図である。 固定金具と固定用穴と固定用ピンの状態を示す側面図である。 固定金具と固定用穴と固定用ピンの状態を示す断面を含む平面図である。 固定金具と固定用穴と固定用ピンの状態を示す断面を含む正面図である。 従来技術における、単層のリフタブルデッキを備えた自動車運搬船のデッキの構成を模式的に示す横断面である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施の形態の自動車運搬船及び自動車運搬船における自動車搭載方法について説明する。なお、ここで例示する自動車運搬船は、全長が200m程度、型幅が30m前後、型深さが40m前後、満載喫水が10m前後であるが、本発明は、これに限定されない。
図1〜図3に示すように、本発明に係る実施の形態の自動車運搬船1は、船側外板2と船底3と上甲板4とで囲まれて構成され、船首部分の上部には船橋5aと居住区5bを有する上部構造物5が設けられ、船首の満載喫水線より下には、船首バルブ6が、船尾の満載喫水線より下には、プロペラ7と舵8とが設けられている。
この自動車運搬船1は、図1に示すように、リフタブルデッキの無い貨物倉10と、船体に固定された下の甲板31と同じく船体に固定された上の甲板33の間に、連続した複数層(図では2層)の下層のリフタブルデッキ32aと上層のリフタブルデッキ32bを備えた貨物倉30とを有して構成される。この「連続して」の意味は、2つのリフタブルデッキ32a、32bの間に固定された甲板11、31、33を挟まないという意味である。また、この図1ではリフタブルデッキ32a、32bを一点鎖線で示している。なお、図1では、下の貨物倉30の上の甲板33は、その上の貨物艙30から見ると下の甲板31となる。また、この下層のリフタブルデッキ32aと上層のリフタブルデッキ32bは、それぞれが搭載される貨物を単独で支持するように構成される。
これらのリフタブルデッキ32a、32bは、この下の甲板31と上の甲板33と間で昇降して、予め設定された複数の上下位置に移動して、それぞれの上下位置で固定支持される。この場合に、例えば、図1の貨物倉30の内部の一点鎖線で示すように、下層のリフタブルデッキ32aと上層のリフタブルデッキ32bを積層した状態若しくは近傍に配置した状態で上下位置を移動した場合を左側の5段階に変更でき、更に、下層のリフタブルデッキ32aと上層のリフタブルデッキ32bを離間した状態に上下位置を移動した場合は右側の2段階に配置して使用することができる。
なお、このリフタブルデッキ32a、32bは、例えば、長さが10m〜20m、幅が8m〜12mで、重量は、15t〜30t程度である。
つまり、下の甲板31から下層のリフタブルデッキ32aまでの高さhaと、下層のリフタブルデッキ32aから上層のリフタブルデッキ32bまでの高さhbと、上層のリフタブルデッキ32bから上の甲板33までの高さhcと、3つの高さha、hb、hcを使い分けることができるようになる。なお、基本的には、高さha、hb、hcは、任意に設定できるが、車高はある程度決まっているため、予め、いくつかのパターンと位置に設定しておくことができる。
一方、図12に示すような従来技術の自動車運搬船1Xのように、単層のリフタブルデッキ22を有して構成される貨物倉20では、下の甲板21からリフタブルデッキ22までの高さhxと、リフタブルデッキ22から上の甲板23までの高さhyとの2つの高さhx、hyの使い分けになり、図1に示す本発明の自動車運搬船1よりも、使い分けできる範囲が少なくなっていることが分かる。図3では、3段階調整となっている。これは、車種により、ある程度、必要な高さが決まっているからである。
そして、図4に示すように、このリフタブルデッキ32a、32b(以下32)の上下位置における固定支持を、リフタブルデッキ32側に設けた固定用ピン65を、船体側の支持柱70に設けられた固定金具71の固定用穴72に挿入することで行うように構成する。これにより、非常に簡単な構成で、リフタブルデッキ32の上下位置を固定支持することができるようになる。
より具体的には、図4〜図6に示すように、リフタブルデッキ32に周囲(図4では4隅)に設けた、複数(図4では4個)の固定用ピン(ピンストッパー)65を、リフタブルデッキ32の中央側に設けたピン移動機構50のワイヤーリール51を回転させて、このワイヤーリール51に固定されたワイヤー61を緩めることで、シーブ62と中間軸63を経由して固定ピン65を外側に付勢するスプリング64の付勢力により、固定ピン65を突出させ、ワイヤーリール51を逆回転させてワイヤーリール51に固定されたワイヤー61を引っ張ることで、スプリング64の付勢力に抗して固定ピン65を引き込む。これにより、ワイヤーリール51の回転という簡単な操作により、容易に固定用ピン65を突出させたり、引っ込めたりすることができる。
つまり、図5では、固定ピン65は、スプリング64からの付勢力(反発力)により、常に、リフタブルデッキ32の本体よりも出ている固定ピンセット状態となっているが、図6に示すように、ワイヤー61と接続されているワイヤーリール51を約半回転すると、ワイヤー61が引張られ、固定用ピン65が支持柱70の固定金具71の固定用穴72の中に入り込む固定ピン解除状態になる。この固定金具71と固定用穴72と固定用ピン65の状態を図9〜図11に示す。
このワイヤーリール51の回転は、リフトテーブル81に装着したシリンダ81a(又は81b)を駆動して、ワイヤーリール51のピニオン51aに接続されたラック66を押し上げることで行う。このラック66の押し上げは、リフタブルデッキ32を昇降すると共に、ワイヤーリール51と同軸のピニオン51aに噛合してワイヤーリール51を回転するラック66を上下するシリンダ81a、81bを備えたリフトカー80で行う。これにより、比較的簡単な構成で、リフタブルデッキ32を支持柱70に固定支持したり、固定支持の解除をしたりすることができるようになる。
更に、リフトカー80がリフタブルデッキ32a、32bを2層に重ね合わせたときに、下層のリフタブルデッキ32aのワイヤーリール51を回転させるためのラック66a(下層のリフタブルデッキ32aのラック)を押し出す第1のシリンダ81aと、上層のリフタブルデッキ32bのワイヤーリール51を回転させるためのラック66b(上層のリフタブルデッキ32aのラック)を押し出す第2のシリンダ81bとを備えて構成する。
この下層のリフタブルデッキ32aのラック66aと上層のリフタブルデッキ32bのラック66bとは、互いに、ワイヤーリール51に対して線対称の位置、ワイヤーリール51の中心に対して反対の位置にして、第1のシリンダ81aと第2のシリンダ81bの配置が重ならないような位置にする。これにより、下層のリフタブルデッキ32aの固定支持及び固定支持の解除のみならず、上層のリフタブルデッキ32bの固定支持及び固定支持の解除することができるようになる。
次に、図7を参照しながら、リフトカー80による二層のリフタブルデッキ32a、32bの固定位置の変更方法について、下層のリフタブルデッキ32aを上層のリフタブルデッキ32bの位置荷変更する場合を例にして説明する。
最初に、格納場所からリフトカー80を車輪84を駆動して移動して、図7の左図に示すように、リフタブルデッキ32a、32bをリフトテーブル81に載置できる位置、通常は、リフタブルデッキ32a、32bの中央の位置に配置する。
次に、アウトトリガー85を延ばして、リフトカー80を下の甲板31に固定して、リフト可能状態にする。この後、リフトカー80を操作してリフトテーブル81を下側のリフタブルデッキ32aに当接して少し上昇するまで、基板82とリフトテーブル81との間に設置されている昇降用シリンダ83を延ばして、下側のリフタブルデッキ32aをリフトテーブル81に載置する。このとき、固定用ピン65は、固定用穴72に挿入している状態で有るが、固定用穴72の穴を上下方向に余裕を持たせた長穴としておくことで、この載置のための昇降用シリンダ83の微調操作を容易にすることができる。
次に、図7の中央の図に示すように、リフトテーブル81付きの第1のシリンダ81aを延ばして、下層のリフタブルデッキ32aにおいて、ラック66aを押し上げて、ワイヤーリール51を回転させて、ワイヤーリール51に固定されたワイヤー61を引張ることで、スプリング64の付勢力に抗して固定ピン65を引き込む。これにより、支持柱70の固定金具71からの固定支持を解除して、リフタブルデッキ32aをリフトテーブル81で支持する。この後、リフトカー80の昇降用シリンダ83を更に延ばして、リフトアップを行い、リフトテーブル81を上昇させる。
そして、図7の右図のように、リフトカー80の昇降用シリンダ83を更に延ばして、リフトテーブル81を上昇させて、リフトテーブル81の上に搭載された下層のリフタブルデッキ32aで上層のリフタブルデッキ32bを支持する。
次に、リフトテーブル81付きの第2のシリンダ81bを延ばして、上層のリフタブルデッキ32bにおいて、ラック66bを押し上げて、ワイヤーリール51を回転させて、ワイヤーリール51に固定されたワイヤー61を引張ることで、スプリング64の付勢力に抗して固定ピン65を引き込む。これにより、支持柱70の固定金具71からの固定支持を解除して、上層のリフタブルデッキ32bを下層のリフタブルデッキ32aを介して、リフトテーブル81で支持する。これで、下層のリフタブルデッキ32aと上層のリフタブルデッキ32bの両方を支持柱70の固定金具71による固定支持を解除できたことになる。
次に、図8の左図に示すように、リフトカー80の昇降用シリンダ83を延ばして、リフトテーブル81を上昇させて、リフトテーブル81の上に搭載された下層のリフタブルデッキ32aを上層のリフタブルデッキ32bがあった位置に押し上げる。
次に、リフトテーブル81付きの第1のシリンダ81aを縮めて、下層のリフタブルデッキ32aにおいて、ラック66aを引き下げて、ワイヤーリール51を回転させて、ワイヤーリール51に固定されたワイヤー61を緩めることで、スプリング64の付勢力により固定ピン65を突出させる。これにより、支持柱70の固定金具71の固定穴72に固定用ピン65を挿入する。
次に、図8の中央図に示すように、リフトテーブル81付きの第2のシリンダ81bを縮めると、上層のリフタブルデッキ32bにおいて、ラック66bが引き下がり、ワイヤーリール51が回転して、ワイヤーリール51に固定されたワイヤー61が緩まり、これにより、スプリング64の付勢力により固定ピン65が突出する。
次に、図8の右図に示すように、リフトカー80の昇降用シリンダ83を縮めて、リフトテーブル81を下降させて、リフトテーブル81を下層のリフタブルデッキ32aから引き離す。このときは、上層のリフタブルデッキ32bを、支持柱70に固定支持されている下層のリフタブルデッキ32aが支持しており、リフトテーブル81のみが下降してくる。リフトテーブル81が格納時の位置まで下降したら、アウトトリー85を引き込めて、車輪84で走行させて、リフトカー80を格納場所に戻す。
次に、本発明に係る実施の形態の自動車運搬船における自動車搭載方法について説明する。この方法は、船体に固定された上下の甲板31,33の間に設けられて、この上下の甲板31,33の間で昇降して、予め設定された複数の上下位置に移動してそれぞれの上下位置で固定支持されるリフタブルデッキ32a、32bを備えた自動車運搬船における自動車搭載方法であり、搭載される貨物を単独で支持する構成のリフタブルデッキ32a、32bの連続する層数を複数(ここでは2層)にした船倉30を備えて、この船倉30で、上層のリフタブルデッキ32bと下層のリフタブルデッキ32aとを積層又は近接配置して、この間には自動車を積載しない第1積載方法と、上層のリフタブルデッキ32bと下層のリフタブルデッキ33aとを離間配置して、この間に自動車を積載する第2積載方法とを選択的に採用する方法である。
この方法によれば、この連続2層のリフタブルデッキ32a、32bを設けて、この間には自動車を積載しない第1積載方法と、上層のリフタブルデッキ32bと下層のリフタブルデッキ32aとを離間配置して、この間に自動車を積載する第2積載方法とを選択的に採用することにより、従来技術における対応できる車高のケース数に対して、著しく対応可能なケースを増加させることができるようになる。
さらに、この方法で、リフタブルデッキ32a、32bの上下位置における固定支持を、リフタブルデッキ32a、32b側に設けた固定用ピン65を、船体側の支持柱70に設けられた固定用穴72に挿入して行うことで、非常に簡単な構成で、リフタブルデッキの上下位置を固定支持することができる。
この方法においては、リフタブルデッキ固定工程、リフタブルデッキ離脱工程、リフタブルデッキ移動工程を適宜組み合わせて順次行うことにより、予め設定された固定用穴72の位置にリフタブルデッキ32a、32bを配置したり、その配置を変更したりすることが容易にできるようになる。
このリフタブルデッキ固定工程では、リフタブルデッキ32a、32bの中央側に設けたワイヤーリール51と同軸のピニオン51aに噛合してワイヤーリール51を回転するラック66a、66bを上下するシリンダ81a、81bを備えたリフトカー80で、リフタブルデッキ32a、32bを載置したリフトテーブル81を昇降する。
それと共に、シリンダ81a、81bを駆動して、リフタブルデッキ66a、66bの中央側に設けたワイヤーリール51を回転させてワイヤーリール51に固定されたワイヤー61を緩めることで、固定ピン65を外側に付勢するスプリング64の付勢力により、固定ピン65を突出させて支持柱70に設けた固定用穴72に挿入して、リフタブルデッキ32a、32bを支持柱70に固定支持する。その後、リフトカー80のリフトテーブル81を降下させて、リフトカー80を移動させる。
また、リフタブルデッキ離脱工程では、リフトカー80を移動させて、リフトカー80のリフトテーブル81を上昇させて、リフタブルデッキ32a、32bをリフトテーブル81に載置してから、シリンダ81a、81bを逆駆動して、ワイヤーリール51を逆回転させてワイヤーリール51に固定されたワイヤー61を引張ることで、スプリング64の付勢力に抗して固定ピン65を引き込んで、支持柱70に設けた固定用穴71から抜き出して、リフタブルデッキ32a、32bを支持柱70の固定支持を解除する。
そして、リフタブルデッキ移動工程では、リフタブルデッキ32a、32bをリフトテーブル81に載置した状態で、リフトカー80のリフトテーブル81を昇降することで、リフタブルデッキ32a、32bの上下位置を変更する。
上記の構成の自動車運搬船1及び自動車運搬船における自動車搭載方法によれば、船体に固定された上下の甲板31,33の間に設けるリフタブルデッキ32a、32bの数を一層ではなく連続した複層にすることで、比較的簡単な構成で、かつ、上下方向位置の変更に要する工数が比較的少なくて済み、搭載する自動車の多様な車高に応じることができて多数の自動車を搭載できるようになる。
本発明の自動車運搬船及び自動車運搬船における自動車搭載方法によれば、比較的簡単な構成で、かつ、上下方向位置の変更に要する工数が比較的少なくて済み、搭載する自動車の多様な車高に応じることができて多数の自動車を搭載することができるようになるので、数多くの自動車運搬船に利用することができる。
1、1X 自動車運搬船
10 リフタブルデッキの無い貨物倉
20 単層のリフタブルデッキの有る貨物倉
21 下の甲板
22 リフタブルデッキ
23 上の甲板
30 2層のリフタブルデッキの有る貨物倉
31 下の甲板
32 リフタブルデッキ
32a 下層のリフタブルデッキ
32b 上層のリフタブルデッキ
33 上の甲板
50 ピン移動機構
51 ワイヤーリール
51a ピニオン
61 ワイヤー
62 シーブ
63 中間軸
64 スプリング
65 固定ピン
66 ラック
66a 下層のリフタブルデッキのラック
66b 上層のリフタブルデッキのラック
70 支持柱
71 固定金具
72 固定用穴
80 リフトカー
81 リフトテーブル
81a 第1のシリンダ
81b 第2のシリンダ
82 基板
83 昇降用シリンダ
84 車輪
85 アウトトリガー
ha 下の甲板から下層のリフタブルデッキまでの高さ
hb 下層のリフタブルデッキから上層のリフタブルデッキまでの高さ
hc 上層のリフタブルデッキから上の甲板での高さ
hx 下甲板からリフタブルデッキまでの高さ
hy リフタブルデッキから上の甲板までの高さ

Claims (8)

  1. 船体に固定された上下の甲板の間に設けられて、この上下の甲板の間で昇降して、予め設定された複数の上下位置に移動してそれぞれの上下位置で固定支持されるリフタブルデッキを備えた自動車運搬船において、単独で搭載される貨物を支持するように構成した前記リフタブルデッキを複数連続して配置した船倉を有することを特徴とする自動車運搬船。
  2. 前記リフタブルデッキの上下位置における固定支持を、前記リフタブルデッキ側に設けた固定用ピンを、船体側の支持柱に設けられた固定用穴に挿入することで行うことを特徴とする請求項1に記載の自動車運搬船。
  3. 前記リフタブルデッキに周囲に設けた、複数の前記固定用ピンを、前記リフタブルデッキの中央側に設けたワイヤーリールを回転させて該ワイヤーリールに固定されたワイヤーを緩めることで、前記固定ピンを外側に付勢するスプリング力により、前記固定ピンを突出させ、前記ワイヤーリールを逆回転させて前記ワイヤーリールに固定された前記ワイヤーを引張ることで、前記スプリング力に抗して前記固定ピンを引き込むことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車運搬船。
  4. 前記リフタブルデッキを昇降すると共に、前記ワイヤーリールと同軸のピニオンに噛合して前記ワイヤーリールを回転するラックを上下するシリンダを備えたリフトカーを備えたことを特徴とする請求項3に記載の自動車運搬船。
  5. リフトカーが前記リフタブルデッキを2層に重ね合わせたときに、下層の前記リフタブルデッキの前記ワイヤーリールを回転させるための前記ラックを押し出す第1のシリンダと、上層の前記リフタブルデッキの前記ワイヤーリールを回転させるための前記ラックを押し出す第2のシリンダとを備えたことを特徴とする請求項4に記載の自動車運搬船。
  6. 船体に固定された上下の甲板の間に設けられて、この上下の甲板の間で昇降して、予め設定された複数の上下位置に移動してそれぞれの上下位置で固定支持されるリフタブルデッキを備えた自動車運搬船における自動車搭載方法において、
    単独で搭載される貨物を支持する構造の前記リフタブルデッキを複数連続して配置した船倉を備えて、この船倉で、上層の前記リフタブルデッキと下層の前記リフタブルデッキとを積層又は近接配置して、この間には自動車を積載しない第1積載方法と、上層の前記リフタブルデッキと下層の前記リフタブルデッキとを離間配置して、この間に自動車を積載する第2積載方法とを選択的に採用することを特徴とする自動車運搬船における自動車搭載方法。
  7. 前記リフタブルデッキの上下位置における固定支持を、前記リフタブルデッキ側に設けた固定用ピンを、船体側の支持柱に設けられた固定用穴に挿入することで行うことを特徴とする請求項6に記載の自動車運搬船における自動車搭載方法。
  8. 前記リフタブルデッキの中央側に設けたワイヤーリールと同軸のピニオンに噛合して前記ワイヤーリールを回転するラックを上下するシリンダを備えたリフトカーで、前記リフタブルデッキを載置したリフトテーブルを昇降すると共に、前記シリンダを駆動して、前記リフタブルデッキの中央側に設けた前記ワイヤーリールを回転させて前記ワイヤーリールに固定したワイヤーを緩めることで、前記固定ピンを外側に付勢するスプリング力により、前記固定ピンを突出させて支持柱に設けた固定用穴に挿入して、前記リフタブルデッキを前記支持柱に固定支持し、その後、前記リフトカーの前記リフトテーブルを降下させて、前記リフトカーを移動させるリフタブルデッキ固定工程と、
    前記リフトカーを移動させて、前記リフトカーの前記リフトテーブルを上昇させて、前記リフタブルデッキを前記リフトテーブルに載置してから、前記シリンダを駆動して、前記ワイヤーリールを逆回転させて前記ワイヤーリールに固定された前記ワイヤーを引張ることで、前記スプリング力に抗して前記固定ピンを引き込んで、前記支持柱に設けた固定用穴から抜き出して、前記リフタブルデッキを前記支持柱の固定支持を解除するリフタブルデッキ離脱工程と、
    前記リフタブルデッキを前記リフトテーブルに載置した状態で、前記リフトカーの前記リフトテーブルを昇降することで、前記リフタブルデッキの上下位置を変更するリフタブルデッキ移動工程とを含むことを特徴とする請求項7に記載の自動車運搬船における自動車搭載方法。
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