JP2006213229A - 船舶 - Google Patents

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伸幸 山鹿
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Abstract

【課題】 荷役効率を向上させることができるとともに、荷役時間を短縮することができる船舶を提供すること。
【解決手段】 コンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物8が積載される船倉4を備えるとともに、前記コンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物8を積載したトレーラシャーシ7が、前記船倉4内に出入り可能に構成された船舶1であって、前記船倉4内の天井面に少なくとも一台の天井クレーン6が配置されているとともに、前記船倉4内の一平面上に、前記トレーラシャーシ7を走行させることのできる車路5が設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、船舶に関するものであり、特に、コンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物が船倉内に積み込まれるRORO(roll-on roll-off)船に関するものである。
現在運航されているRORO船においては、コンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物(以下、「コンテナ等」という)の積載されたトレーラシャーシ(「外来シャーシ」ともいう)が、自走により船倉内に出入りすることにより荷役が行われ、また、コンテナ等はトレーラシャーシに載せられたまま輸送されるようになっている。そのため、トレーラシャーシを船倉内で取り回すためのスペースや、あるいはトレーラシャーシの容積がデッドスペースとなり、LOLO(lift-on lift-off)船のようにコンテナ等を船倉内に隙間なく積載することができず、積載効率が低下するといった問題点があった。
そこで、このような問題点を解決するものとして、トレーラシャーシを使わずにコンテナ等を船倉内に積載するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−270491号公報
しかしながら、上記特許文献に記載されている発明では、船外から船倉内へのコンテナ等の積み込みが、専用の貨物搬送車両により行われるようになっている。すなわち、トレーラに載せられて船外まで運ばれてきたコンテナ等は、船外で一旦貨物搬送車両に積み替えられた後、この貨物搬送車両により船倉内に搬送されるようになっている。
すなわち、コンテナ等をその都度トレーラから貨物搬送車両に積み替えなければならず、荷役効率が悪く、荷役時間が長引いてしまうといった問題点があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、荷役効率を向上させることができるとともに、荷役時間を短縮することができる船舶を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
請求項1に記載の船舶は、コンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物が積載される船倉を備えるとともに、前記コンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物を積載したシャーシが、前記船倉内に出入り可能に構成された船舶であって、前記船倉内の天井面に少なくとも一台の天井クレーンが配置されているとともに、前記船倉内の一平面上に、前記シャーシを走行させることのできる車路が設けられていることを特徴とする。
このような船舶によれば、コンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物は、船外からシャーシに載せられたまま直接船倉内の車路上に運ばれ、天井クレーンによって船倉内の所定位置に搬送されることとなる。また、船倉内の所定位置に積載されていたコンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物は、天井クレーンによって車路上に位置する空のシャーシに積載された後、船外へ運ばれることとなる。
請求項2に記載の船舶は、コンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物が積載される船倉を備えるとともに、前記コンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物を積載した鉄道貨車が、前記船倉内に出入り可能に構成された船舶であって、前記船倉内の天井面に少なくとも一台の天井クレーンが配置されているとともに、前記船倉内の一平面上に、前記鉄道貨車を走行させることのできる車路が設けられていることを特徴とする。
このような船舶によれば、コンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物は、船外から鉄道貨車に載せられたまま直接船倉内の車路上に運ばれ、天井クレーンによって船倉内の所定位置に搬送されることとなる。また、船倉内の所定位置に積載されていたコンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物は、天井クレーンによって車路上に位置する空の鉄道貨車に積載された後、船外へ運ばれることとなる。
請求項3に記載の船舶は、前記船倉内に積載されたコンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物の上方を覆うとともに、前記車路と同一面を形成するハッチカバーが着脱可能に配置されていることを特徴とする。
このような船舶によれば、車路とハッチカバーにより船倉内に一つの平面が形成され、この平面上に、例えば、天井クレーンで吊りきれないコンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物を積載したシャーシや、貨物トラック等が積み込まれることとなる。
請求項4に記載の船舶は、前記車路が、前記船倉内の一平面上を周回可能に設けられていることを特徴とする。
このような船舶によれば、例えば、船尾ランプウェイを通って船外から船倉内に進入したシャーシあるいは鉄道貨車は、コンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物の積み卸しを行った後、船倉内を周回し、再び船尾ランプウェイから船外に出ていくこととなる。
請求項5に記載の船舶は、前記船倉内の所定区画が、リーファーコンテナだけを積載する専用区画とされていることを特徴とする。
このような船舶によれば、コンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物のうち、リーファーコンテナだけが所定区画内に集められ、これらリーファーコンテナは、そこで一括して保管されることとなる。
請求項6に記載の船舶は、前記船倉内の所定区画が、冷凍貨物倉あるいは冷蔵貨物倉として構成されていることを特徴とする。
このような船舶によれば、冷凍貨物倉あるいは冷蔵貨物倉内に積載されたコンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物は、低温状態で輸送されることとなる。
請求項7に記載の船舶は、前記車路と同一平面上に、X線装置を具備したセキュリティーゲートが設置されていることを特徴とする。
このような船舶によれば、セキュリティーゲートに具備されたX線装置によりコンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物の内部の状況が把握可能となる。
請求項8に記載の船舶は、アッパーデッキ上に、デッキクレーンが設けられていることを特徴とする。
このような船舶によれば、アッパーデッキ上にデッキクレーンが設けられているとともに、アッパーデッキ上にもコンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物が積載されることとなる。
請求項9に記載の船舶は、アッパーデッキ上に、客室を有するハウスが設けられていることを特徴とする。
このような船舶によれば、アッパーデッキ上に客室を有するハウスが設けられているとともに、この客室内には旅客やトラック運転手等が収容されることとなる。
本発明によれば、荷役効率を向上させることができるとともに、荷役時間を短縮することができるという効果を奏する。
以下、本発明による船舶の第1実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本発明による船舶1は、船首部右舷側に設けられた船首ランプウェイ2と、船尾部右舷側に設けられた船尾ランプウェイ3と、船倉4と、この船倉4内に設けられた一本の車路5と、船倉4の天井面に沿って配置された複数台(本実施形態では5台)の天井クレーン6と具備して構成されたものである。
船首ランプウェイ2および船尾ランプウェイ3は、航行時には折り畳んで収納され、船舶1が岸壁に接岸した時には延ばして岸壁に掛け渡される通路(橋)である。これら船首ランプウェイ2および船尾ランプウェイ3は、船倉4内に設けられた車路5とつながっている。
船倉4内には、コンテナ等8が、船首尾方向および船幅方向に規則正しく並んで収容されるとともに、高さ方向にも積載して収容される。本実施形態においては、船首尾方向に最大10列、船幅方向に最大8列、高さ方向に最大7列積載可能となっている。また、デッキDよりも下側の船倉4は、LOLO船(例えば、コンテナ船)と同様、セルガイド(図示せず)によって仕切られた貨物倉となっている。すなわち、コンテナ等8をラッシングする必要がない構造となっている。なお、デッキDよりも上側に位置するコンテナ等8は、実施形態により、セルガイドを延長して設置するか、若しくは、ラッシングロッド等を用いてその場に固定されるようになっている。
車路5は、船舶1の高さ方向における略中央部に設けられたデッキD上に、船首尾方向に沿って右舷側に形成された通路であり、その一端が船首ランプウェイ2とつながっているとともに、その他端が船尾ランプウェイ3とつながっている。すなわち、トレーラシャーシ(「外来シャーシ」ともいう)7に載せられた(あるいはストラドルキャリアやAGV等に把持された)コンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物(以下、「コンテナ等」という)8は、これら船首ランプウェイ2(または船尾ランプウェイ3)を通って船倉4内に入り、船倉4内でコンテナ等8の受け渡しが行われた後、船尾ランプウェイ3(または船首ランプウェイ2)を通って船倉4内から船外に出ていくこととなる。
天井クレーン6はそれぞれ、船幅方向に沿って船倉4の天井面に設置されたランウェイ6aと、このランウェイ6a上を船幅方向に移動するクレーンガーダ6bと、このクレーンガーダ6b上に設けられたレール(図示せず)上を船首尾方向に移動するクラブトロリ(図示せず)と、このクラブトロリから吊り下げられたスプレッダ(吊り具)6cとを備えてなるものであり、船首側(または船尾側)から2列毎の荷役を受け持つように配置されている。
図2は、トレーラシャーシ7に載せられて船倉4内に搬入されたコンテナ等8が、天井クレーン6により船倉4内の所定の位置に運ばれていく状態を示す概念図である。
本実施形態による船舶1によれば、船倉4内の一デッキD上に、トレーラシャーシ7が走行可能とされた車路5が設けられているとともに、船倉4の天井面に、トレーラシャーシ7に積載されたコンテナ等8を船倉4内の所定位置に搬送、あるいは船倉4内の所定位置に積載されたコンテナ等8をトレーラシャーシ7上に搬送する天井クレーン6が設けられているので、荷役効率を向上させることができる。
また、LOLO船のようにコンテナ等8を船倉4内に隙間なく積載することができるので、積載効率を向上させることができ、船倉4内の高さを従来のものよりも低くすることができて、貨物全体の重心を低い位置にもってくることができるようになる。
すなわち、船舶1の型深さを浅くすることができるとともに、船舶1の復原性を向上させ、船舶の幅を細くすることができるので、船舶1の推進性能を向上させることができ、速力の増加を図ることができるとともに、燃料消費量の低減化を図ることができる。
さらに、デッキDよりも下側の船倉4にはセルガイドが設けられているので、コンテナ等8をラッシングロッド等により固定する必要がないので、荷役効率を向上させることができるとともに、作業員の数を減らすことができる。
さらにまた、船首ランプウェイ2から船尾ランプウェイ3にかけて車路5が直線状に形成されており、トレーラシャーシ7を特に取り回す必要がないので、特殊な技能を有しない運転手でも船倉4内においてトレーラシャーシ7を走行させることができるようになっている。
本発明による船舶の第2実施形態を、図3を用いて説明する。
本実施形態における船舶20は、デッキDよりも下側の船倉4内に積載されたコンテナ等8の上面全体を覆うハッチカバー21を備えているという点で前述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
ハッチカバー21は複数枚の平坦な板状部材からなり、これら板状部材がすべて敷きつめられるとデッキDおよび車路5と同一平面を形成するようになっている。そして、このハッチカバー21上およびデッキD上に、天井クレーン6で吊りきれないコンテナ等(以下、「重量貨物」という)22を積載したトレーラシャーシ7や、貨物トラック23を積み込むことができるようになっている。
本実施形態による船舶20によれば、船倉4内のデッキD上およびハッチカバー21上にトレーラシャーシ7や貨物トラック23等といった車両を積み込むことができるようになっているので、船倉4内に設置された天井クレーン6で吊り上げることのできない重量貨物22や、貨物トラック23、あるいは商品車等でも積み込むことができる。
その他の作用効果は、前述した第1実施形態のものと同じであるのでここではその説明を省略する。
本発明による船舶の第3実施形態を、図4を用いて説明する。
本実施形態における船舶30は、デッキD上および車路5上をコンテナ等8の積み替えスペースとして利用するという点で前述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
本実施形態による船舶30によれば、デッキ上Dおよび車路5上をコンテナ等8の積み替えスペースとして利用することができるので、例えば、航行中にコンテナ等8の荷下ろし港が変更になった場合等でも、コンテナ等8の積み替えを船倉4内において予め行うことができて、荷下ろし港において迅速な荷役作業を行うことができる。
その他の作用効果は、前述した第1実施形態のものと同じであるのでここではその説明を省略する。
本発明による船舶の第4実施形態を、図5を用いて説明する。
本実施形態における船舶40は、船首ランプウェイ2上、船尾ランプウェイ3上、および車路5上に、鉄道用の引き込み線41が設けられているという点で前述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
本実施形態による船舶40によれば、鉄道貨車を、引き込み線41を介して直接船倉4内に引き込むことができ、かつ船倉4内において、鉄道貨車から天井クレーン6への、または天井クレーン6から鉄道貨車へのコンテナ等8の受け渡しが直接行われるようになっているので、荷役効率を大幅に向上させることができる。
また、従来のトレインフェリーのように、鉄道貨車ごと船倉4内に積み込む必要がないので、積み付け効率の改善を図ることができる。
なお、引き込み線41としては、種々のレール幅にも対応できるように(例えば、3本以上のレールで)構成されていればさらに好適である。
その他の作用効果は、前述した第1実施形態のものと同じであるのでここではその説明を省略する。
本発明による船舶の第5実施形態を、図6を用いて説明する。
本実施形態における船舶50は、船首部に車路5aが、左舷側に車路5bが設けられているという点で前述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
車路5aは、船舶50の高さ方向における略中央部に設けられたデッキD上の、船首部において船幅方向に沿って通路であり、その一端は車路5につながっている。また、車路5bは、船舶50の高さ方向における略中央部に設けられたデッキD上に、船首尾方向に沿って左舷側に形成された通路であり、その一端は車路5aの他端につながっているとともに、その他端は船尾ランプウェイ3aとつながっている。
船尾ランプウェイ3aは、トレーラシャーシ7同士がすれ違うことのできる幅に形成されている。すなわち、トレーラシャーシ7に載せられた(あるいはストラドルキャリア等に把持された)コンテナ等8は、船尾ランプウェイ3aを通って船倉4内に入り、船倉4内でコンテナ等8の受け渡しが行われた後、再び船尾ランプウェイ3を通って船倉4内から船外に出ていくこととなる。
本実施形態による船舶50によれば、車路5,5a,5bを通ってトレーラシャーシ7が船倉4内を周回できるように構成されているので、例えば、図に示すように船尾ランプウェイ3aのみを使用して荷役を行うことができる。
その他の作用効果は、前述した第1実施形態のものと同じであるのでここではその説明を省略する。
本発明による船舶の第6実施形態を、図7を用いて説明する。
本実施形態における船舶60は、そのアッパーデッキUD上にデッキクレーン(ジブクレーン等)61が設けられているとともに、アッパーデッキUD上にもコンテナ等8が積載され得るように構成されているという点で前述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
本実施形態による船舶60によれば、アッパーデッキUD上および船倉4内において同時に荷役を行うことができるので、荷役効率をさらに向上させることができる。
また、アッパーデッキUD上にもコンテナ等8を積載することができるので、一度に大量の荷物を運ぶことができて、輸送能力を向上させることができる。
その他の作用効果は、前述した第1実施形態のものと同じであるのでここではその説明を省略する。
本発明による船舶の第7実施形態を、図8を用いて説明する。
本実施形態における船舶70は、船倉4内の所定区画(本実施形態においては最も船首側に位置する区画)を、リーファーコンテナ(冷凍/冷蔵コンテナ)8aだけを積載する専用区画とする、あるいは船倉4内の所定区画全体を冷凍(あるいは冷蔵)貨物倉として使用するという点で前述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
本実施形態による船舶70によれば、リーファーコンテナ8aを所定区画内に集めることができるので、リーファーコンテナ専用の電源プラグを船倉4内の所定位置に集めることができて、設備費および建造費等のコストダウンを図ることができる。
また、船倉4内の所定区画全体を冷凍(あるいは冷蔵)貨物倉として使用することにより、リーファーコンテナ8aに入れられていない貨物もリーファーコンテナ8aに入れられているのと同じような状態で運ぶことができる。
その他の作用効果は、前述した第1実施形態のものと同じであるのでここではその説明を省略する。
本発明による船舶の第8実施形態を、図9を用いて説明する。
本実施形態における船舶80は、船尾部のデッキD上にセキュリティーゲート81が設けられているという点で前述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
セキュリティーゲート81は、コンテナ等8の内部を透視することができるX線装置を備えたものである。
したがって、本実施形態による船舶80によれば、船倉4内に積み込む前のコンテナ等8がセキュリティーゲート81を通過することによりコンテナ等8内の検査を行うことができるので、積み荷の安全性を瞬時に確認することができる。
また、船倉4内に積み込まれるコンテナ等8または船倉4内から積み出されるコンテナ等8の内部検査を迅速に行うことができるので、通関業務等の検査を簡便にすることができる。
その他の作用効果は、前述した第1実施形態のものと同じであるのでここではその説明を省略する。
本発明による船舶の第9実施形態を、図10を用いて説明する。
本実施形態における船舶90は、そのアッパーデッキUD上に客室を備えたハウスHが設けられているという点で前述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
本実施形態による船舶90によれば、アッパーデッキUD上に客室が設けられているので、旅客やトラック運転手等も一緒に輸送することができる。
また、旅客やトラック運転手が運転してきた自家用車(図示せず)やトラック23等は、図11に示すような、コンテナに対応した形状を有するフラットラックFに入れて、このフラットラックFをコンテナ等8と一緒に船倉4内に積載し、旅客やトラック運転手とともに目的地まで輸送されてもよい。この場合、自家用車やトラック等の運転手は、従来のフェリーのように自ら車両を船倉4内に搬入する必要がないので、一般の旅客と一緒に客室内に入ることができる。
さらに、船倉4内の構造を第2実施形態のところで説明した図3のような構成とすることにより、旅客やトラック運転手が運転してきた自家用車やトラック等を一緒に輸送することができるので、フェリーとしても活用することができる。
その他の作用効果は、前述した第1実施形態のものと同じであるのでここではその説明を省略する。
本発明による船舶の第1実施形態を示す図であって、(a)は横断面図、(b)は(a)のI−I矢視断面図である。 図1に示す船舶の船倉内における荷役状況を示す概念図である。 本発明による船舶の第2実施形態を示す図であって、図1(b)と同様の図である。 本発明による船舶の第3実施形態を示す図であって、図1(b)と同様の図である。 本発明による船舶の第4実施形態を示す図であって、図1(a)と同様の図である。 本発明による船舶の第5実施形態を示す図であって、図1(a)と同様の図である。 本発明による船舶の第6実施形態を示す図であって、図1(b)と同様の図である。 本発明による船舶の第7実施形態を示す図であって、(a)は横断面図、(b)は(a)のVIII−VIII矢視断面図である。 本発明による船舶の第8実施形態を示す図であって、図1(a)および図8(a)と同様の図である。 本発明による船舶の第9実施形態を示す図であって、図1(b)および図8(b)と同様の図である。 コンテナ等とともに船倉内に積載されるフラットラックの側面図であり、(a)はフラットラックに車両等が積み込まれる途中の状態を示しており、(b)はフラットラック内に車両等が完全に積み込まれた状態を示している。
符号の説明
1 船舶
4 船倉
5 車路
6 天井クレーン
7 トレーラシャーシ
8 コンテナ等
8a リーファーコンテナ
20 船舶
21 ハッチカバー
30 船舶
40 船舶
50 船舶
60 船舶
61 デッキクレーン
70 船舶
80 船舶
81 セキュリティーゲート
90 船舶
H ハウス
UD アッパーデッキ

Claims (9)

  1. コンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物が積載される船倉を備えるとともに、前記コンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物を積載したシャーシが、前記船倉内に出入り可能に構成された船舶であって、
    前記船倉内の天井面に少なくとも一台の天井クレーンが配置されているとともに、前記船倉内の一平面上に、前記シャーシを走行させることのできる車路が設けられていることを特徴とする船舶。
  2. コンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物が積載される船倉を備えるとともに、前記コンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物を積載した鉄道貨車が、前記船倉内に出入り可能に構成された船舶であって、
    前記船倉内の天井面に少なくとも一台の天井クレーンが配置されているとともに、前記船倉内の一平面上に、前記鉄道貨車を走行させることのできる車路が設けられていることを特徴とする船舶。
  3. 前記船倉内に積載されたコンテナもしくはこれに対応した形状の定型貨物の上方を覆うとともに、前記車路と同一面を形成するハッチカバーが着脱可能に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の船舶。
  4. 前記車路が、前記船倉内の一平面上を周回可能に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の船舶。
  5. 前記船倉内の所定区画が、リーファーコンテナだけを積載する専用区画とされていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の船舶。
  6. 前記船倉内の所定区画が、冷凍貨物倉あるいは冷蔵貨物倉として構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の船舶。
  7. 前記車路と同一平面上に、X線装置を具備したセキュリティーゲートが設置されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の船舶。
  8. アッパーデッキ上に、デッキクレーンが設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の船舶。
  9. アッパーデッキ上に、客室を有するハウスが設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の船舶。
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