JP2005067277A - リフタブルカーデッキの多段支持装置とリフタブルカーデッキ装置 - Google Patents

リフタブルカーデッキの多段支持装置とリフタブルカーデッキ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 近年の多様化する自動車の車高に応じてクリヤー高さを必要最小限で変更できるリフタブルカーデッキがない。
【解決手段】 自動車運搬船のリフタブルカーデッキ1を支持する支持部23を船体22に設け、前記リフタブルカーデッキ1の周縁部に、リフタブルカーデッキ1から突出/後退可能な複数の可動支持部材2を設け、この可動支持部材2をリフタブルカーデッキ1の周縁から突出する方向に付勢する圧縮バネ13を設け、この可動支持部材2を、突出させて前記船体の22支持部23でリフタブルカーデッキ1を支持する突出位置と後退させてリフタブルカーデッキ1を昇降させる後退位置とに切換え可能に構成し、この可動支持部材2の先端の上下方向に、前記支持部23に係止する所定の高低差の段部9を設けて支持面7,8を形成し、この高低差でクリヤー高さを変更できるようにする。
【選択図】 図1


Description

本願発明は、自動車運搬船におけるリフタブルカーデッキの多段支持装置とリフタブルカーデッキ装置に関するものである。
従来より、大量の自動車を運搬するために自動車運搬船が用いられている。この自動車運搬船は、大型の場合には十数層のカーデッキが設けられており、各カーデッキ間には、積載する車両の上部に所定の隙間が形成される所定のクリヤー高さ(デッキ間隙間)が設けられている。
一方、このようなカーデッキには、積載する車両に応じて予めクリヤー高さが決定された固定デッキと、積載する車両に応じてクリヤー高さを変更することが可能なリフタブルカーデッキとがある。このリフタブルカーデッキは、通常、船幅方向中央部に柱を設け、この柱と船側との間に支持されている。前記した十数層のカーデッキが設けられた大型自動車運搬船の場合、船全体として10m〜20m四方で形成されたリフタブルカーデッキが4層又は5層に約100〜180枚程度設けられている。
図9はリフタブルカーデッキの概念を示す斜視図である。固定デッキ100,101間に設けられたリフタブルカーデッキ102は、予め設定された上部のベースクリヤー高さH1と、そのクリヤー高さH1を狭くしたクリヤー高さH2とに調整可能なように構成されている。このリフタブルカーデッキ102の高さを変更することにより、リフタブルカーデッキ102の上部のクリヤー高さがH1の時には下部のクリヤー高さをH3、上部のクリヤー高さがH2の時には下部のクリヤー高さをH4に変更することができ、積載する車両の高さ(車高)に応じたクリヤー高さに変更できるように構成されている。
このようにカーデッキの高さを変更可能としたリフタブルカーデッキとして、リフトカーでカーデッキを昇降させるように構成し、このリフトカーでリフタブルカーデッキを所定の位置に保持した状態で、リフタブルカーデッキから船体側に支持部材を突出させて支持し、リフタブルカーデッキの高さを変更する場合は支持部材を格納してリフトカーで昇降させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
図10は、このような従来のリフタブルカーデッキの周縁部の一例を示す縦断面図であり、図11は、このリフタブルカーデッキを支持する船体側の側面図である。図10に示すように、リフタブルカーデッキ102には、側面から突出/後退可能なように構成された支持部材104が設けられており、この支持部材104は、リフタブルカーデッキ102の側面から突出する方向にバネ105で付勢されている。また、この支持部材104からリフタブルカーデッキ102の中央側に向けてワイヤー106が設けられており、このワイヤー106を引くことによって、支持部材104をリフタブルカーデッキ102内に格納できるように構成されている。一方、図11に示すように、船体107には支持部材104を挿入して支持するように開口した支持部が設けられており、この例では、下側支持部108,109と上側支持部110とが上下方向に設けられている。このようなリフタブルカーデッキ102によれば、支持部材104を格納した状態のリフタブルカーデッキ102を下側支持部108又は109又は上側支持部110の高さに位置させ、支持部材104を突出させて支持部108,109,110に挿入することにより、リフタブルカーデッキ102をそれぞれの高さで支持することができる。したがって、支持部108,109,110の高低差がクリヤー高さの変更可能な高さとなる。なお、111は、リフタブルカーデッキ102を格納する格納支持部である。
実公平4−41034号(第2〜3頁、図1、図4)
ところで、近年、自動車運搬船で運搬する自動車のタイプが多様化している。例えば、一般的な乗用車でも、セダンタイプやスポーツタイプ以外に、ワゴンタイプ、ミニバンタイプ、キャブワゴンタイプ、2BOXタイプ、スポーツユーティリティビークルタイプ等、種々なタイプがある。また、トラックの場合も、大型や小型トラックがあり、その他、建設車両や特殊車両もある。そのため、自動車の車高も多様化している。
しかも、近年、様々な国の自動車を同一の自動車運搬船で運搬するような場合があり、このような場合には、各国の規格に応じて製造された車高の自動車を積載することとなり、より車高差が多様な自動車を運搬しなければならなくなっている。
しかしながら、前記した構成のリフタブルカーデッキでは、図11に示すように、車両を積載したリフタブルカーデッキを支持部材104の部分で支持できる強度を支持部108,109に持たせなければならないため、各支持部間の上下方向に強度部材が必要となる。また、作業者が目視で確認できない部分で各支持部108,109に支持部材104を突出又は格納させるためには、各支持部108,109と支持部材104との間に所定の隙間(オーバーランストローク分)を必要とするため、各支持部108,109はその隙間を上下方向に確保した大きな開口とする必要がある。
そのため、支持部108,109,110の間の高さ方向にこれら強度と隙間を満足するための寸法が必要となり、例えば、一般的な自動車運搬船におけるリフタブルカーデッキの場合、支持部108,109,110間でクリヤー高さを変更できる高低差としては、数百mm(例えば、400mm〜500mm)を必要とする。
したがって、前記したリフタブルカーデッキでは、前記したように多様化した自動車の車高に応じてクリヤー高さを適切に変更することができない場合がある。例えば、リフタブルカーデッキ102に車高差が100mm〜200mm程度の車両を積載したい場合、リフタブルカーデッキ102の高さを100mm〜200mmの間で変更してクリヤー高さを変更できれば最も効率良く積載することができるが、前記したように、クリヤー高さを400mm〜500mmで変更した場合、リフタブルカーデッキの上下一方が狭くなりすぎて、その狭くなったデッキに適切な自動車を積載できなくなるおそれがある。
つまり、クリヤー高さを最適に変更できない場合、場合によってはリフタブルカーデッキに上下一方に自動車を積載できない場合や、効率良く積載できない場合が生じ、非常に効率の悪い運搬を余儀なくされる。
なお、小さな高低差でクリヤー高さを変更できるように、異なる高さで支持する支持部材と支持部とを対にして複数個所に設けることも考えられるが、前記したように全体として約100〜180枚のリフタブルカーデッキの全てに備えるにはコスト上昇が著しく、現実的ではない。
そこで、本願発明は、このような近年の多様化する自動車の車高に応じてクリヤー高さを必要最小限で変更できるようなリフタブルカーデッキの多段支持装置とリフタブルカーデッキ装置とを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本願発明に係るリフタブルカーデッキの多段支持装置は、リフタブルカーデッキを支持する支持部を船体に設け、前記リフタブルカーデッキの周縁部に該リフタブルカーデッキから突出/後退可能な複数の可動支持部材を設け、該可動支持部材をリフタブルカーデッキの周縁から突出する方向に付勢する付勢部材を設け、該可動支持部材を、突出させて前記船体の支持部でリフタブルカーデッキを支持する突出位置と後退させてリフタブルカーデッキを昇降させる後退位置とに切換え可能に構成し、該可動支持部材の先端の上下方向に、前記支持部に係止する所定の高低差を設けた複数の支持面を形成している。
また、このリフタブルカーデッキの多段支持装置において、前記複数の支持面を可動支持部材の先端の上下方向に形成した段部で形成し、該段部の可動支持部材後端側角部に、該段部に形成した支持面から縦方向の面に連続して湾曲する凹状の応力拡散部を形成し、該応力拡散部の下部に船体の側面に当接する当接部を形成してもよい。
さらに、これらのリフタブルカーデッキの多段支持装置において、前記リフタブルカーデッキの所定位置に固定支持部材を設け、前記船体に該固定支持部材を支持する固定側支持部を設け、該固定側支持部に固定支持部材の支持面を支持した時のリフタブルカーデッキの上面位置と、前記支持部に可動支持部材の支持面を支持した時のリフタブルカーデッキの上面位置とに所定の高低差を持たせるように前記可動支持部材と固定支持部材とを配設して、固定支持部材と可動支持部材とで複数の高さ変更が可能なようにしてもよい。
また、これらいずれかのリフタブルカーデッキの多段支持装置において、前記支持面の高低差が100mm〜200mmの範囲となるように複数の支持面を形成して、クリヤー高さの高低差を小さく変更できるようにしてもよい。
一方、本願発明のリフタブルカーデッキ装置は、リフタブルカーデッキを上面に載置して昇降させる昇降テーブルを備えたリフトカーを設け、該昇降テーブルの略中央部に、上方向へ移動する作動部と該作動部を駆動する駆動機とを設け、前記リフタブルカーデッキの略中央部の内部下面側に、前記リフトカーの昇降テーブルに設けた駆動機の作動部により上方向へ駆動される垂直方向駆動部材と該垂直方向駆動部材で回転させるドラムとを備えた駆動力変換機構を設け、該駆動力変換機構のドラムのワイヤ巻取部と前記リフタブルカーデッキに設けた可動支持部材の後部とをワイヤで連結して該可動支持部材の突出・後退機構を構成し、該リフタブルカーデッキに前記いずれかの多段支持装置を具備させている。
また、このリフタブルカーデッキ装置において、前記リフタブルカーデッキに設けた可動支持部材の突出/後退状態と該リフタブルカーデッキの高さ位置と該リフタブルカーデッキの昇降状態とを検出する制御機を設け、該制御機に、前記可動支持部材を後退させた状態で該可動支持部材が船体の支持部と所定の隙間を有する位置までリフタブルカーデッキを所定量上下移動させ、該位置で可動支持部材を突出させ、該可動支持部材が支持部と当接するまでリフタブルカーデッキを下降させる機能を具備させてもよい。
本願発明は、以上説明したような手段により、カーデッキのクリヤー高さを小刻みに変更することができるので、多様化する自動車の車高に応じてクリヤー高さを必要最小限で変更して自動車積載効率を大幅に高めることが可能となる。
以下、本願発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本願発明の一実施形態に係るリフタブルカーデッキの多段支持装置における可動支持部材を設けた位置の周縁部を示す縦断面図であり、図2は同リフタブルカーデッキの多段支持装置における固定支持部材を設けた位置の周縁部を示す縦断面図、図3は同リフタブルカーデッキを支持する船体側の側面図、図4は同リフタブルカーデッキを支持する船体側の平面図である。なお、以下の実施形態では、リフタブルカーデッキのクリヤー高さ変更寸法の一例として約150mmピッチ(高低差)で3段階に変更することが可能な構成を例に説明する。
図1に示すように、リフタブルカーデッキ1の周縁部には、このリフタブルカーデッキ1から突出又は後退可能なように可動支持部材2が設けられている。この可動支持部材2は、リフタブルカーデッキ1の周縁部の複数個所に設けられている。この例では、リフタブルカーデッキ1の4隅に可動支持部材2が設けられている。
この可動支持部材2は、所定の高さ寸法と所定の厚み寸法で形成された縦長長方形断面の部材であり、リフタブルカーデッキ1の周縁部に設けられた支持フレーム3,4の貫通孔5,6に沿って横方向にスライド可能なように設けられている。支持フレームの外側フレーム3と内側フレーム4とは、可動支持部材2でリフタブルカーデッキ1を支持した時の荷重を可動支持部材2を介して支持することができる厚さと高さで形成されている。外側フレーム3は、可動支持部材2の先端と内側フレーム4との間で大きな荷重を受けるので太く形成されている。
そして、可動支持部材2の先端には、所定の高低差を設けた上部支持面7と下部支持面8とが上下方向に形成されている。上部支持面7は、可動支持部材2の上下方向に形成された段部9によって形成されており、下部支持面8は可動支持部材2の下面で形成されている。
また、上部支持面7を形成した段部9の可動支持部材後端側角部には、上部支持面7から縦方向の面に連続した曲面で反先端側に湾曲する凹状の応力拡散部10が形成されている。この応力拡散部10によって段部9の角に応力集中が生じるのを防止している。また、この応力拡散部10の下部には、上部支持面7で支持する時に可動支持部材2を船体22の側面に当接させて位置決めするための当接部11が形成されている。この当接部11は、段部9の船体22と接する縦方向の面に凹状の応力拡散部10を形成した下端に設けられているので、船体22との接触面積は小さい。
このように、可動支持部材2の先端側に形成した段部9によって上下方向の所定位置に上部支持面7を形成することにより、この可動支持部材2の下面で形成した下部支持面8との高低差を小さくすることができる。これら上部支持面7と下部支持面8との高低差としては、例えば、100mm〜200mmの狭い範囲とすることが容易に可能である。この高低差としては、後述するように上部支持面7で支持するために可動支持部材2を突出させた時に、前記当接部11を船体22に当接させてストッパーとして機能させることができるように、100mm〜150mm程度は設けるのが好ましい。
この可動支持部材2の後端にはブラケット12が設けられており、付勢部材である圧縮バネ13を設けたロッド14の可動支持部材側端部に設けられた取付部材15とピン16で連結されている。この取付部材15は、平面視がL字状に形成されており、可動支持部材側が可動支持部材2の両側面から突出する方向に対称配置されている(図3)。この取付部材15のL字状両端を突出させることにより、この取付部材15が内側フレーム4の内側に当接した位置が可動支持部材2の最大突出位置となるようにしている。前記ロッド14の所定位置にはバネ受17が設けられており、このバネ受17と前記取付部材15との間に前記圧縮バネ13が設けられている。また、バネ受17は、可動支持部材2を所定の付勢力で突出方向に付勢させるような位置に設けられており、リフタブルカーデッキ1のリブ19で位置決めされている。
さらに、ロッド14の後端には、ワイヤ18の端部が連結されている。このワイヤ18は、後述するように、リフタブルカーデッキ1の中央部に設けられた突出・後退機構20の構成であるワイヤ巻取部に連結されており、遠隔操作によって可動支持部材2を突出位置又は後退位置に位置させることができるように構成されている。
図2に示すように、リフタブルカーデッキ1の周縁部には固定支持部材21が設けられている。この固定支持部材21はリフタブルカーデッキ1の4隅に設けられており、前記可動支持部材2と対に並設されている(図3)。この固定支持部材21は、支持面を形成する横方向に設けられた板部材と、その上部に縦方向に設けられた板部材とで構成されており、リフタブルカーデッキ1の周縁部に溶接等の手段で一体的に固定されている。
一方、図3,4に示すように、船体22には、前記可動支持部材2の支持面7,8を支持する支持部23と、固定支持部材21を支持する固定側支持部24とが設けられている。これらの支持部23,24は、船体22の所定位置に設けられた柱25の両側部に設けられている。柱25から突設された支持板26に下向きに所定深さの凹状部27が形成され、この凹状部27の上面が前記固定側支持部24に形成されている。また、この支持板26の所定位置には、固定側支持部24と所定の高低差で支持部23が形成されている。この支持部23の下側は、前記支持板26の板面によってリフタブルカーデッキ1を支持する時の強度部材となっている。
これらの配設位置は、前記リフタブルカーデッキ1の所定位置に設けられた固定支持部材21の支持面を船体側に設けた固定側支持部24で支持した時のリフタブルカーデッキ1の上面位置と、前記可動支持部材2の上部支持面7を支持部23で支持した時のリフタブルカーデッキ1の上面位置とに、所定の高低差となる約150mmの差を持たせ、この支持部23で可動支持部材2の下部支持面8を支持した時には、更にリフタブルカーデッキ1の上面位置とに約150mmの高低差を持たせるようにしている(図1)。なお、柱25の上部には、リフタブルカーデッキ1を上端に格納する時の格納支持部28が設けられている。
このような構成によれば、固定支持部材21を固定側支持部24で支持した状態(図2)では、図1に実線で示すように、可動支持部材2は先端が船体22の支持板26に当接した状態となり(図3)、図1に太い二点鎖線で示すように、可動支持部材2の上部支持面7を支持部23で支持した状態(中間位置)では、固定支持部材21は浮いた状態となり、図1に細い二点鎖線で示すように、可動支持部材2の下面支持面8を支持部23で支持した状態(上部位置)でも、固定支持部材21は浮いた状態となる。つまり、この実施形態では、リフタブルカーデッキ1は常に4隅で4点支持された状態となる。
図5は本願発明の一実施形態に係るリフタブルカーデッキ装置を示す斜視図であり、図6は同リフタブルカーデッキ装置において可動支持部材を突出/後退させる突出・後退機構を透視した斜視図である。図7は図5に示すリフタブルカーデッキ装置における駆動力変換機構の要部拡大図であり、(a) は可動支持部材の突出位置における斜視図、(b) は後退位置における斜視図である。
図5に示すように、前記リフタブルカーデッキ1は、リフトカー31によって所定の高さ位置に昇降させられる。このリフトカー31は、リフタブルカーデッキ1を上面に載置して昇降させる昇降テーブル32を備えており、昇降テーブル32は、車台33上に設けられたX形のリンク機構34を介して昇降可能に構成されている。このリンク機構34は、左右1対のフレーム35で構成されており、フレーム35の前端は車台33に回動可能な状態で支持され、後端は遊転輪36によって移動可能となっている。このフレーム35と昇降テーブル32との間に油圧シリンダ37が設けられており、この油圧シリンダ37を伸縮させることによって昇降テーブル32が昇降駆動させられる。
図6に示すように、リフタブルカーデッキ1の内部には、4隅に設けられた可動支持部材2を突出又は後退させる突出・後退機構20が設けられている。この突出・後退機構20は、前記可動支持部材2の後端に設けられたワイヤ18をリフタブルカーデッキ1の幅方向略中央部で滑車38によって中心方向へ曲げ、リフタブルカーデッキ1の略中央部に設けられた駆動力変換機構39のドラム40によってワイヤ18を引く又は緩めるように構成されている。各可動支持部材2は圧縮バネ13によって突出する方向に付勢されているので、ワイヤ18を引けば全可動支持部材2が後退し、緩めれば圧縮バネ13によって全可動支持部材2が突出する。
図7(a) に示すように、前記ワイヤ18は、リフタブルカーデッキ1の4隅に設けられた可動支持部材2の2個所毎にドラム40の上部又は下部に連結されている。また、前記昇降テーブル32の中央部に設けられた作動部41には、前記リフタブルカーデッキ1の略中央部に設けられた駆動力変換機構39を駆動する駆動機42が設けられている。この駆動機42は、油圧シリンダ(以下、42を付す。)で構成されており、昇降テーブル32の上面の一部に形成された前記作動部41を下側から上下方向に移動させるように構成されている。この作動部41が当接するリフタブルカーデッキ1の略中央部の内側下面側には、上方向に駆動される垂直方向駆動部材たるラック部材43が設けられており、このラック部材43と噛合するピニオン44が前記ドラム40に設けられている。
したがって、このように構成されたリフタブルカーデッキ装置45によれば、前記リフトカー31の昇降テーブル32に設けられた油圧シリンダ37を伸長させて作動部41を上昇させると、この作動部41によってラック部材43が上方向へ駆動される。このラック部材43が上方向に駆動されると、このラック部材43に噛合したピニオン44を設けたドラム40が回動させられ、ドラム40のワイヤ巻取部46にワイヤ18が巻き取られる。このようにワイヤ18が巻き取られると、その先端に連結された可動支持部材2が圧縮バネ13のバネ力に抗して可動支持部材2をリフタブルカーデッキ1の周縁部から後退させる(図7(b) )。また、油圧シリンダ37を縮めて作動部41を下降させると、各可動支持部材2が圧縮バネ13の付勢力によってリフタブルカーデッキ1の周縁部から突出する(図7(a) )。
しかも、このリフタブルカーデッキ装置45には、前記リフタブルカーデッキ1に設けられた可動支持部材2の突出/後退状態と、リフタブルカーデッキ1の高さ位置と、このリフタブルカーデッキ1の昇降状態とを制御する制御機47が設けられている(図5,6)。この制御機47は、可動支持部材2を後退させて格納したか否かを油圧シリンダ37の伸縮量で検出している。この検出は、例えば、リミットスイッチによるストローク検出によって行われる。この可動支持部材2が船体22の支持部23と所定の隙間(オーバーランストローク)を有する位置まで移動したか否かを油圧シリンダ37の伸縮量で検出し、その位置で可動支持部材2を突出させたか否かは油圧シリンダ37の突出量又は油圧で検出し、この可動支持部材2が支持部23と当接するまでリフタブルカーデッキ1を下降させたか否かも油圧シリンダ37の伸縮量又はその油圧で検出している。これらの検出結果は、作業者が確認できるように示される。
したがって、このようなリフタブルカーデッキ装置45によれば、可動支持部材2の突出/後退動作、リフタブルカーデッキ1の昇降動作等の各操作を作業者が制御機の表示装置等を確認しながら安定して行うことができる。
図8(a) 〜(e) は図1に示す多段支持装置によるリフタブルカーデッキの支持位置変更状態を示す縦断面図である。
(a) に示す状態は、固定側支持部24によって固定支持部材21が支持された状態を示しており、リフタブルカーデッキ1の上部にはベースのクリヤー高さが保たれている(図11)。
(b) に示す状態は、クリヤー高さを−150mm変更する場合の中間状態を示しており、可動支持部材2を所定量後退させて船体側との接触を断った後退位置とし(二点鎖線で示す)、リフタブルカーデッキ1を所定量上昇させた後、可動支持部材2を突出させた突出位置とした状態を示している。この時、リフタブルカーデッキ1の上昇量としては、可動支持部材2の上部支持面7を船体22の支持部23よりも所定量上昇させるオーバーランストロークHOとクリヤー高さの−150mm分とを加算した量となる。この例の場合、オーバーランストローク分の50mmとクリヤー高さの150mm分とで約200mm上昇させられる。また、この上昇量は、この実施形態では、
作業者が目視で確認できない部分において、
2段で形成された支持面の上部支持面7でリフタブルカーデッキ1を支持する場合に重要であり、図示するように、可動支持部材2を突出させた時に可動支持部材2の下部に形成した当接部11が船体22の側面(支持板26)に当接して可動支持部材2の突出量を制限するストッパーとして機能する量にしている。
(c) に示す状態は、前記(b) に示す状態からリフタブルカーデッキ1を下げることにより可動支持部材2の上部支持面7を船体22の支持部23に当接させてリフタブルカーデッキ1を支持した状態を示している。この時、上述したように、当接部11は船体22との接触面積が小さいので、接触抵抗も小さく、可動支持部材2を突出方向に付勢した状態で安定して下げることができる。この状態では、前記固定支持部材21は船体22と接触することなく浮いた状態となる。この実施形態では、固定支持部材21を船体22の固定側支持部24で支持している状態と、可動支持部材2の上部支持面7を船体22の支持部23で支持している状態とに約150mmの高低差が生じるようにそれぞれを配設しているので、(a) に示す状態からは、リフタブルカーデッキ1の上面が約150mm上昇し、クリヤー高さはベースから−150mmとなる。
(d) に示す状態は、クリヤー高さを更に−150mm変更する場合の中間状態を示しており、可動支持部材2を所定量後退させて船体側との接触を断った後退位置とし(二点鎖線で示す)、リフタブルカーデッキ1を所定量上昇させた後、可動支持部材2を突出させた突出位置とした状態を示している。この時、リフタブルカーデッキ1の上昇量としては、可動支持部材2の下面である下部支持面8を船体22の支持部23よりも所定量上昇させるオーバーランストロークHOとクリヤー高さの−150mm分とを加算した量となる。この例の場合も、約200mm上昇させられる。この状態では、可動支持部材2の後端に設けられた取付部材15が内側フレーム4に当接して可動支持部材2のストッパーとして機能する。
(e) に示す状態は、前記(d) に示す状態からリフタブルカーデッキ1を下げることにより可動支持部材2の下部支持面8を船体22の支持部23に当接させてリフタブルカーデッキ1を支持した状態を示している。この状態でも、前記固定支持部材21は船体と接触することなく浮いた状態である。この実施形態では、前記(c) に示す可動支持部材2の上部支持面7を船体22の支持部23で支持している状態と、この可動支持部材2の下部支持面8を船体22の支持部23で支持している状態とに約150mmの高低差を設けているので、リフタブルカーデッキ1の上面が更に約150mm上昇し、クリヤー高さは更に−150mmとなる。つまり、固定支持部材21を船体22の固定側支持部24で支持しているベースの状態からは−300mmとなる。
このように、この実施形態によれば、可動支持部材2に2つの支持面7,8を形成し、固定支持部材21と組合わせることでリフタブルカーデッキ1の支持高さを約150mmの小さい高低差で3段階に変更することができるので、カーデッキクリヤー高さを150mmステップで小刻みに変更することにより、積載する車高差に応じてクリヤー高さを最小限の差で変更することができ、自動車運搬船の自動車積載効率を大幅に高めることができる。
また、クリヤー高さを積載する車両に応じて適した寸法に調整することができるので、車高差が小さい車両を運搬する自動車運搬船にあっては、船体の最大高さを減少できる場合もあり、非常に経済効果の高い自動車運搬船を構成することもできる。
なお、前記実施の形態では、2段の支持面7,8を形成した可動支持部材2を例に説明したが、リフタブルカーデッキ1の厚み寸法やクリヤー高さ(図11に示すH1〜H4等)の変更寸法に応じて複数の支持面を形成するようにすればよく、支持面7,8は2段に限定されるものではない。
また、クリヤー高さの変更可能な高低差も、上述した実施形態では150mmピッチで3段階に変更可能としているが、この高低差は、積載する車両の車高変化に応じて最小限の高低差でクリヤー高さを変更することができるようにすればよい。しかも、高低差を同一ピッチで変更可能とする以外に異なるピッチで変更可能とすることもでき、可動支持部材2によるリフタブルカーデッキ1の変更寸法は上述した実施形態に限定されるものではない。
さらに、上述した実施形態は最良の実施形態の一例を示しており、本願発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本願発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
以上のように、本願発明に係るリフタブルカーデッキは、自動車の車高に応じた小さなクリヤー高さ変更に対応して、様々な自動車を積載する自動車運搬船に適用できる。
本願発明の一実施形態に係るリフタブルカーデッキの多段支持装置における可動支持部材を設けた位置の周縁部を示す縦断面図である。 図1に示すリフタブルカーデッキの多段支持装置における固定支持部材を設けた位置の周縁部を示す縦断面図である。 図1に示すリフタブルカーデッキを支持する船体側の側面図である。 図1に示すリフタブルカーデッキを支持する船体側の平面図である。 本願発明の一実施形態に係るリフタブルカーデッキ装置を示す斜視図である。 図5に示すリフタブルカーデッキ装置において可動支持部材を突出/後退させる突出・後退機構を透視した斜視図である。 図5に示すリフタブルカーデッキ装置における駆動力変換機構の要部拡大図であり、(a) は可動支持部材の突出位置における斜視図、(b) は後退位置における斜視図である。 (a) 〜(e) は図1に示す多段支持装置によるリフタブルカーデッキの支持位置変更状態を示す縦断面図である。 リフタブルカーデッキの概念を示す斜視図である。 従来のリフタブルカーデッキの周縁部の一例を示す縦断面図である。 図10に示すリフタブルカーデッキを支持する船体側の側面図である。
符号の説明
1…リフタブルカーデッキ
2…可動支持部材
3,4…支持フレーム
5,6…貫通孔
7…上部支持面
8…下部支持面
9…段部
10…応力拡散部
11…当接部
12…ブラケット
13…圧縮バネ
14…ロッド
15…取付部材
16…ピン
17…バネ受
18…ワイヤ
19…リブ
20…突出・後退機構
21…固定支持部材
22…船体
23…支持部
24…固定側支持部
25…柱
26…支持板
31…リフトカー
32…昇降テーブル
33…車台
34…リンク機構
35…フレーム
37…油圧シリンダ
39…駆動力変換機構
40…ドラム
41…作動部
42…駆動機
43…ラック部材
44…ピニオン
45…リフタブルカーデッキ装置
46…ワイヤ巻取部
47…制御機
HO…オーバーランストローク
H1〜H3…クリヤー高さ

Claims (6)

  1. リフタブルカーデッキを支持する支持部を船体に設け、前記リフタブルカーデッキの周縁部に該リフタブルカーデッキから突出/後退可能な複数の可動支持部材を設け、該可動支持部材をリフタブルカーデッキの周縁から突出する方向に付勢する付勢部材を設け、該可動支持部材を、突出させて前記船体の支持部でリフタブルカーデッキを支持する突出位置と後退させてリフタブルカーデッキを昇降させる後退位置とに切換え可能に構成し、該可動支持部材の先端の上下方向に、前記支持部に係止する所定の高低差を設けた複数の支持面を形成したリフタブルカーデッキの多段支持装置。
  2. 請求項1記載のリフタブルカーデッキの多段支持装置において、
    前記複数の支持面を可動支持部材の先端の上下方向に形成した段部で形成し、該段部の可動支持部材後端側角部に、該段部に形成した支持面から縦方向の面に連続して湾曲する凹状の応力拡散部を形成し、該応力拡散部の下部に船体の側面に当接する当接部を形成したリフタブルカーデッキの多段支持装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載のリフタブルカーデッキの多段支持装置において、
    前記リフタブルカーデッキの所定位置に固定支持部材を設け、前記船体に該固定支持部材を支持する固定側支持部を設け、該固定側支持部に固定支持部材の支持面を支持した時のリフタブルカーデッキの上面位置と、前記支持部に可動支持部材の支持面を支持した時のリフタブルカーデッキの上面位置とに所定の高低差を持たせるように前記可動支持部材と固定支持部材とを配設したリフタブルカーデッキの多段支持装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のリフタブルカーデッキの多段支持装置において、
    前記支持面の高低差が100mm〜200mmの範囲となるように複数の支持面を形成したリフタブルカーデッキの多段支持装置。
  5. リフタブルカーデッキを上面に載置して昇降させる昇降テーブルを備えたリフトカーを設け、該昇降テーブルの略中央部に、上方向へ移動する作動部と該作動部を駆動する駆動機とを設け、前記リフタブルカーデッキの略中央部の内部下面側に、前記リフトカーの昇降テーブルに設けた駆動機の作動部により上方向へ駆動される垂直方向駆動部材と該垂直方向駆動部材で回転させるドラムとを備えた駆動力変換機構を設け、該駆動力変換機構のドラムのワイヤ巻取部と前記リフタブルカーデッキに設けた可動支持部材の後部とをワイヤで連結して該可動支持部材の突出・後退機構を構成し、該リフタブルカーデッキに前記請求項1〜4のいずれか1項に記載の多段支持装置を具備させたリフタブルカーデッキ装置。
  6. 請求項5記載のリフタブルカーデッキ装置において、
    前記リフタブルカーデッキに設けた可動支持部材の突出/後退状態と該リフタブルカーデッキの高さ位置と該リフタブルカーデッキの昇降状態とを検出する制御機を設け、該制御機に、前記可動支持部材を後退させた状態で該可動支持部材が船体の支持部と所定の隙間を有する位置までリフタブルカーデッキを所定量上下移動させ、該位置で可動支持部材を突出させ、該可動支持部材が支持部と当接するまでリフタブルカーデッキを下降させる機能を具備させたリフタブルカーデッキ装置。

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