JP2004210515A - フォークリフト - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単かつ安価な構成で、能率よく荷台の縁から奥まった位置への荷物の受渡しができるようにしたフォークリフトを提供することを目的とする。
【解決手段】車体1の前部に支持させたマスト2と、このマスト2に昇降可能に支持されているリフトブラケット3と、このリフトブラケット3に支持されるフォーク4とを備えるフォークリフトにおいて、前記リフトブラケット3にマスト2とフォーク3との前後間隔を拡大するスペーサ16が支持されている。これによりスペーサ16を追加するという簡単で安価な構成で、マスト2を荷台の縁やこれから垂れ下がったスィングゲートに接触させずに荷台の縁から奥まった位置への荷物の受渡しが、能率良く安全にできるようになる。
【選択図】 図1
【解決手段】車体1の前部に支持させたマスト2と、このマスト2に昇降可能に支持されているリフトブラケット3と、このリフトブラケット3に支持されるフォーク4とを備えるフォークリフトにおいて、前記リフトブラケット3にマスト2とフォーク3との前後間隔を拡大するスペーサ16が支持されている。これによりスペーサ16を追加するという簡単で安価な構成で、マスト2を荷台の縁やこれから垂れ下がったスィングゲートに接触させずに荷台の縁から奥まった位置への荷物の受渡しが、能率良く安全にできるようになる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はフォークリフトに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば図5の側面図に示すように、標準仕様のカウンタバランス型フォークリフトは車体101の前部にマスト102をティルト可能に支持させ、このマスト102に昇降可能に支持させたリフトブラケット103にフォーク104を支持させ、ティルトシリンダ105によりマスト102、リフトブラケット103及びフォーク104をティルトさせ、リフトシリンダ106を伸縮させることによりリフトブラケット103及びフォーク104をマスト102に沿って昇降させている。
【0003】
又、実開平59−68798号のマイクロフィルムに記録されているように、標準フォークに摺動可能に支持させたサヤフォークと、これを車体に対して進退させるように構成したフォークリフトもある。
【0004】
【特許文献1】
実開平59−68798号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の標準仕様のフォークリフトでは、荷取時にはフォークを所定の高さ、例えば荷物を載せているパレット107に差込める高さにフォーク104を位置させ、車体101を前進させることによりフォーク104をパレット107に差込んでからフォーク104を上昇させる。
【0006】
ところが、例えばトラックの荷台108に荷物を積む場合には、荷台108の縁に設けられたスィングゲート109とパレット107及び荷物とが干渉しないようにパレット107が荷台108の縁から若干の距離を置いて置かれることが多い。又、このスィングゲート109は開かれた状態で荷台108の横外側に垂れ下がるようになっている。
【0007】
このため、トラックからの荷取やトラックへの積込みのときには、マスト102とトラックのスィングゲート109や荷台108の縁との接触を避けるために、荷取時には、フォーク104を浅くパレット107に差込んだ状態で、パレット107が荷台108の縁から少しはみ出す位置にパレット107を置き、フォーク104を深く差し直してからパレット107を持上げて搬送している。又、トラックの荷台108への積込み時には、一旦、パレット107を荷台108の縁から少しはみ出す位置に置き、フォーク104を浅く差し直してから荷台108上の所定の位置に置き直している。
【0008】
つまり、標準仕様のフォークリフトによるトラックの荷台からの荷取作業やトラックの荷台への積込み作業はこのような2段階の荷役作業となり非能率であるという問題や、フォーク104を浅く差して荷物を動かすという安全上好ましくない作業が含まれるという問題がある。
【0009】
サヤフォークを用いる特別仕様車によれば、マストからサヤフォーク先端までのオーバーハングが大きくなるので、荷台の縁から奥まった位置にあるパレットでもさやフォークを十分に深く差込んで荷取したり、サヤフォークが深く差込まれた状態で直接に荷台の縁から奥まった所定の位置にパレットを置いたりすることができる。
【0010】
しかし、サヤフォークやこれを進退させる駆動機構は、容易に分解できないので、標準仕様車に仕様変更することが困難になるという問題がある。サヤフォークとこれを進退させる駆動機構を常備する特別仕様車にすれば、マストからさやフォークの先端までのオーバーハングが増大すると、転倒の危険を避けるために最大積載荷重を減少させること、即ち、減屯をしなければならないという問題がある。又、しかも、サヤフォークやこれを進退させる駆動機構は構成が複雑で高価になるという問題もある。
【0011】
本発明は、これらの従来技術を解決し、簡単かつ安価な構成で、能率よく荷台の縁から奥まった位置への荷物の受渡しができるようにしたフォークリフトを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明に係るフォークリフトは、車体の前部に支持させたマストと、このマストに昇降可能に支持されているリフトブラケットと、このリフトブラケットに支持されるフォークとを備えるフォークリフトにおいて、前記リフトブラケットにマストとフォークとの前後間隔を拡大するスペーサが支持されていることを特徴とするという技術的手段を採用する。
【0013】
これによれば、リフトブラケットとフォークとの間に介在させるスペーサを追加するだけでマストとフォークとの前後間隔が拡大されるという作用を得ることができので、サヤフォークを用いる場合と同様に、荷台の縁から奥まった位置に置かれたパレットにフォークを十分に根元まで深く差込んで安全に荷取したり、フォークが根元まで深く差込まれた状態で直接に荷台の縁から奥まった所定の位置にパレットを安全に置いたりすることができ、作業性及び安全性を高めることができる。
【0014】
ところで、本発明において、前記スペーサはリフトブラケット及び/又はフォークに分解不能に設けることも可能であるが、このスペーサをブラケット及びフォークに容易に分解できるように固定すると、このスペーサを取外してリフトブラケットに直接フォークを支持させることにより簡単に標準仕様に切替えることができるので好ましい。
【0015】
例えば、前記リフトブラケットがマストに昇降可能に支持される本体と、この本体の前部に容易に分解に組み付けられると共に、フォークを支持するフォーク支持部とに分割形成され、前記スペーサを挟んで本体とフォーク支持部とが容易に分解できるように連結されるように構成すれば、スペーサをリフトブラケットの本体及びフォーク支持部から容易に分解することができ、リフトブラケットの本体とフォーク支持部とを連結することによりリフトブラケットを容易に標準仕様に切替えることができ、又、標準仕様のリフトブラケットを本体とフォーク支持部とに分解し、本体とフォーク支持部との間にスペーサを挟んで、これら本体、スペーサ及びフォーク支持部を連結することにより、簡単に本発明の特別な仕様に切替えることができる。
【0016】
このように、標準仕様と特別仕様との切替えを容易にすると、例えばトラックの荷台との荷物の受渡し場合のように、マストとフォーク先端との間のオーバーハングを大きくするときにのみ、スペーサが挿入された特別仕様にし、それ以外の荷扱においてはスペーサのない標準仕様にして減屯を免れることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例に係るフォークリフトを図面に基づいて具体的に説明すると、以下の通りである。図面において、図1は本発明の一実施例に係るフォークリフトの側面図であり、この図1に示すように、この実施例に係るフォークリフトは、車体1と、車体1の前部にティルト可能に支持されているマスト2と、このマスト2に昇降可能に支持されているリフトブラケット3と、このリフトブラケット3に支持される2本のフォーク4を備えている。
【0018】
車体1とマスト2との間には例えば油圧シリンダからなるティルトシリンダ5が架着され、このティルトシリンダ5を伸縮させることによりマスト2をティルトさせる。又、マスト2は下端部が車体1にティルト可能に枢着された左右のアウタマスト6と、各アウタマスト6を案内にして昇降する左右のインナマスト7とを備え、各アウタマスト7に例えば油圧シリンダからなる左右のリフトシリンダ8を支持させている。
【0019】
左右のアウタマスト6の上端部どうしは連結枠9で連結され、左右のインナマスト7の上端寄り部分どうしも別の連結枠10で連結されている。そして、前記左右のリフトシリンダ8のピストンロッド上端部をこの連結枠10に固定することにより、前記左右のリフトシリンダの伸縮によりインナマスト7が昇降するようにしている。
【0020】
インナマスト7を連結する連結枠10にはチェーンホイール11が回転自在に支持され、このチェーンホイール11に逆U字形に巻掛けられるリフトチェーンの一端をアウタマスト6に、他端をリフトブラケット3に連結することにより、インナマスト7の2倍の速度で、インナマストの2倍の昇降ストロークにわたってリフトブラケット3が昇降するようにしている。
【0021】
なお、このフォークリフトは車体1の後部に懸架された左右の駆動輪12と、車体1の前部に懸架された左右の操舵輪13とを用いて自走できるようになっている。
【0022】
図2は前記リフトブラケットの縦断側面図であり、図1とこの図2とに示すように、このリフトブラケット3は、インナマスト7を案内にして昇降する本体14と、本体14の前方でフォーク4を支持するフォーク支持部15とに分割形成されている。そして、この本体14とフォーク支持部15とがスペーサ16を挟んで、図2に示す例えば通しボルト17により容易に分解できるように連結される。
【0023】
ここで、容易に分解できるように連結されるとは、自然には分解されることはないが、分解しようとすれば簡単な作業で分解できるように連結されるということであり、この簡単な作業の例としては、ボルトの緩解、抜ピン、尾錠の開錠、レバーの掛外しなどが挙げられる。
【0024】
図1に示すように、インナマスト7には車体内側に向かって開放された縦溝からなるガイド溝が形成され、図1と図2とに示すように、前記本体14は、このガイド溝の腹内面に転接させる上下のガイドローラ18、19と、このガイド溝のフランジ内面に転接させるガイドローラ20、21と、これらのガイドローラ18、19、20、21を支持する左右のサイドプレート22と、左右のサイドプレート22の下部どうしを連結する下部クロスメンバ23と、左右のサイドプレート22の上部どうしを連結する上部クロスメンバ24とを備えている。
【0025】
なお、左右いずれか一方のサイドプレート22には前記リフトチェーンを連結するチェーン連結具25が固定される。
【0026】
前記フォーク支持部15は、立板上の基板26と、この基板26の上端縁及び下端縁から前方に連出した上下のガイドレール27、28とを備え、各フォーク4の立上げ部29の後面に固定されている上下のクランプ爪30、31でこれらのガイドレール27、28を上下から抱き込むことにより各フォーク4がフォーク支持部15に支持される。
【0027】
なお、前記基板26の左右両端部にボルト32、33のよりバックレスト34が固定される。
【0028】
又、前記上側のガイドレール27には左右方向に適当な間隔を置いて設定された複数の位置決め溝35が形成され、各フォーク5の上のクランプ爪30にはフォーク5の左右方向の位置を固定するためのピン36が差込まれ、このピン36を前記複数の位置決め溝35の中から択一された位置決め溝35に差込むことにより、フォーク5の左右位置が選択的に位置決めされて固定される。
【0029】
さて、前記基板26とスペーサ16とにはそれぞれ例えば4本の通しボルト17を挿通する4口のボルト挿通孔が形成され、本体14左右両サイドサイドプレート22の内側には、スペーサ16又は基板26を選択的に受止めると共に、各通しボルト17が螺合されるネジ孔を備える受板37が設けられる。
【0030】
又、前記スペーサ16は、中実であってもよいが、ここでは操舵輪13より前方のフロントオーバーハング重量を軽量化するため、受板37に受止められる後面板38と、基板26を受止める前面板39と、これらの周縁部どうしを所定の距離を置いて連結する周面板40とで形成される中空の箱に形成されている。
【0031】
なお、これら後面板38、前面板39及び周面板40に重量軽減孔を設けることにより、フロントオーバーハング重量を更に軽減することができる。
【0032】
又、この実施例においては、必要に応じて、スペーサ16の後端部が本体14の前部に入れ子状に嵌合されるようにしてあり、又、必要に応じて、スペーサ16の前端部にフォーク支持部15が入れ子状に嵌合されるようにしてあるので、本体14とスペーサ16との位置合わせ及びスペーサ16とフォーク支持部15との位置合わせが短時間で簡単に、かつ正確に行える。
【0033】
更に、この実施例では、本体14の前部とフォーク支持部15とを入れ子状に嵌合できるようにしているので、スペーサ16を取除いて本体14に直接にフォーク支持部15を、短時間で簡単に、かつ正確に位置合わせして連結することもできる。
【0034】
この実施例によれば、リフトブラケット3の本体14とフォーク支持部15との間にスペーサ16を挟み、これらを長寸の通しボルト17で互いに固定するという簡単な構成で、マスト2とフォーク4との前後間隔が拡大され、これにより、マスト2を荷台の縁に接触させることなく、荷台の縁から距離を置いた位置に位置するパレットにフォーク4を根元まで深く差込んで安全に荷取したり、パレットにフォーク4が根元まで深く差込まれた状態で荷台の縁から距離を置いた位置にパレットを安全に下したりすることができ、従来の2段階の荷役作業で荷取や荷下しをする場合に比べて能率がよくなる。
【0035】
又、フォーク4の爪の上に張出す部材がないので、フォーク4を根元までパレットに差し込んで安全に荷役をすることができる。
【0036】
更に、この実施例によれば、通しボルト17の緩解という簡単な作業で、短時間でスペーサ16を取除くことができるので、図3に示すように、スペーサ16を取外し、本体14にフォーク支持部15を直接組付け短寸のボルト41でこれらを連結することにより、短時間で簡単にマスト2とフォーク4との前後間隔を標準仕様のそれに変更することができる。
【0037】
又更に、短寸のボルト41を緩解するという簡単な作業でリフトブラケット3を本体14とフォーク支持部15とに分解することができるので、短時間で簡単にリフトブラケット3の本体15とフォーク支持部15との間にスペーサ16を組付けてマスト2とフォーク4との間隔を拡大することができる。
【0038】
即ち、臨機応変にマスト2とフォーク4との前後間隔をスペーサ16により拡大したり、スペーサ16を取除いて標準仕様に戻したりすることができるのである。
【0039】
加えて、この実施例によれば、リフトブラケット3の本体14とフォーク支持部15とを溶接する必要がなくなり、リフトブラケット3の製造コストを削減できる。
【0040】
なお、この実施例では、スペーサ16は一体物であるが、前後長の異なる複数のスペーサ16を備え、その中から選択されたものを組付けたり、複数のスペーサ16を前後に重ねたりすることにより、フロントオーバーハング、即ち、操舵輪13からフォーク4の先端までの距離を異ならせることができる。
【0041】
図4は本発明の他の実施例に係るフォークリフトにおけるリフトブラケットの縦断側面図であり、このリフトブラケット3の本体14とフォーク支持部15とは例えば溶接で分解不能に連結されている。
【0042】
このフォーク支持部15は、基板26とその上下に固定した上下のガイドレール27、28を備え、スペーサ16の後面の上下に固定される第2の上下のクランプ爪42、43でこれら上下のガイドレール27、28を上下から抱え込むことによりスペーサ16がリフトブラケット3に支持される。
【0043】
スペーサ16の前部には、リフトブラケット3のフォーク支持部15と同様に基板45と、上下のガイドレール46、47を備える第2のフォーク支持部44が設けられ、リフトブラケット3にフォーク4を支持させる場合と同様にして、フォーク4の後面に固定される上下のクランプ爪30、31で第2のフォーク支持部44の上下両ガイドレール46、47を上下から抱え込むことによりフォーク4がスペーサ16に支持される。
【0044】
スペーサ16は、必要に応じてこれに挿通された通しボルト17でリフトブラケット15に固定され、フォーク4の左右方向の位置は前例と同様にして位置決めされる。
【0045】
この実施例によれば、本体14とフォーク支持部15とが一体的に固定されている従来の標準仕様車をそのまま利用して、スペーサ16を組付けたり、取外したりすることができる。
【0046】
この実施例のその他の構成、作用ないし効果は前例のそれらと同様である。
【0047】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明は、車体の前部に支持させたマストと、このマストに昇降可能に支持されているリフトブラケットと、このリフトブラケットに支持されるフォークとを備えるフォークリフトにおいて、前記リフトブラケットにマストとフォークとの前後間隔を拡大するスペーサが支持されていることを特徴とするので、このスペーサによりマストとフォークとの前後間隔が広げられるという作用を得ることができる。
【0048】
そして、この作用により、サヤフォークを用いる場合と同様に、フロントオーバーハングを増大させて、荷台の縁やその外側に垂れ下がるスィングゲートにマストを接触させることなく、荷台の縁から奥まった位置に位置する荷物を1段の荷取作業で能率良く安全に荷取をしたり、1段の荷下し作業で荷台の縁から奥まった位置に能率良く安全に荷下ししたりすることができるという効果を得ることができる。
【0049】
又、スペーサをリフトブラケットに支持させるだけの簡単な構成で、安価にできるという効果も得られる。
【0050】
特に、本発明において、スペーサをリフトブラケットに容易に分解可能に支持させると、スペーサを装着したり、交換したり、取外したりすることによりオーバーハングを簡単に変更することができるという効果を得ることができる。
【0051】
又、前記リフトブラケットがマストに昇降可能に支持される本体と、この本体の前部に容易に分解できるように固定されると共に、フォークを支持するフォーク支持部とに分割形成され、これら本体とフォーク支持部とが前記スペーサを挟んで容易に分解できるように連結される構成を採用すれば、部品点数の増加を少なくすることができると共に、本体とフォーク支持部とを溶接せずに済むのでリフトブラケットの製造コストを安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側面図である。
【図2】本発明の要部の縦断側面図である。
【図3】本発明の要部の縦断側面図である。
【図4】本発明の要部の縦断側面図である。
【図5】従来例の側面図である。
【符号の説明】
1 車体
2 マスト
3 リフトブラケット
4 フォーク
14 本体
15 フォーク支持部
16 スペーサ
【発明の属する技術分野】
本発明はフォークリフトに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば図5の側面図に示すように、標準仕様のカウンタバランス型フォークリフトは車体101の前部にマスト102をティルト可能に支持させ、このマスト102に昇降可能に支持させたリフトブラケット103にフォーク104を支持させ、ティルトシリンダ105によりマスト102、リフトブラケット103及びフォーク104をティルトさせ、リフトシリンダ106を伸縮させることによりリフトブラケット103及びフォーク104をマスト102に沿って昇降させている。
【0003】
又、実開平59−68798号のマイクロフィルムに記録されているように、標準フォークに摺動可能に支持させたサヤフォークと、これを車体に対して進退させるように構成したフォークリフトもある。
【0004】
【特許文献1】
実開平59−68798号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の標準仕様のフォークリフトでは、荷取時にはフォークを所定の高さ、例えば荷物を載せているパレット107に差込める高さにフォーク104を位置させ、車体101を前進させることによりフォーク104をパレット107に差込んでからフォーク104を上昇させる。
【0006】
ところが、例えばトラックの荷台108に荷物を積む場合には、荷台108の縁に設けられたスィングゲート109とパレット107及び荷物とが干渉しないようにパレット107が荷台108の縁から若干の距離を置いて置かれることが多い。又、このスィングゲート109は開かれた状態で荷台108の横外側に垂れ下がるようになっている。
【0007】
このため、トラックからの荷取やトラックへの積込みのときには、マスト102とトラックのスィングゲート109や荷台108の縁との接触を避けるために、荷取時には、フォーク104を浅くパレット107に差込んだ状態で、パレット107が荷台108の縁から少しはみ出す位置にパレット107を置き、フォーク104を深く差し直してからパレット107を持上げて搬送している。又、トラックの荷台108への積込み時には、一旦、パレット107を荷台108の縁から少しはみ出す位置に置き、フォーク104を浅く差し直してから荷台108上の所定の位置に置き直している。
【0008】
つまり、標準仕様のフォークリフトによるトラックの荷台からの荷取作業やトラックの荷台への積込み作業はこのような2段階の荷役作業となり非能率であるという問題や、フォーク104を浅く差して荷物を動かすという安全上好ましくない作業が含まれるという問題がある。
【0009】
サヤフォークを用いる特別仕様車によれば、マストからサヤフォーク先端までのオーバーハングが大きくなるので、荷台の縁から奥まった位置にあるパレットでもさやフォークを十分に深く差込んで荷取したり、サヤフォークが深く差込まれた状態で直接に荷台の縁から奥まった所定の位置にパレットを置いたりすることができる。
【0010】
しかし、サヤフォークやこれを進退させる駆動機構は、容易に分解できないので、標準仕様車に仕様変更することが困難になるという問題がある。サヤフォークとこれを進退させる駆動機構を常備する特別仕様車にすれば、マストからさやフォークの先端までのオーバーハングが増大すると、転倒の危険を避けるために最大積載荷重を減少させること、即ち、減屯をしなければならないという問題がある。又、しかも、サヤフォークやこれを進退させる駆動機構は構成が複雑で高価になるという問題もある。
【0011】
本発明は、これらの従来技術を解決し、簡単かつ安価な構成で、能率よく荷台の縁から奥まった位置への荷物の受渡しができるようにしたフォークリフトを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明に係るフォークリフトは、車体の前部に支持させたマストと、このマストに昇降可能に支持されているリフトブラケットと、このリフトブラケットに支持されるフォークとを備えるフォークリフトにおいて、前記リフトブラケットにマストとフォークとの前後間隔を拡大するスペーサが支持されていることを特徴とするという技術的手段を採用する。
【0013】
これによれば、リフトブラケットとフォークとの間に介在させるスペーサを追加するだけでマストとフォークとの前後間隔が拡大されるという作用を得ることができので、サヤフォークを用いる場合と同様に、荷台の縁から奥まった位置に置かれたパレットにフォークを十分に根元まで深く差込んで安全に荷取したり、フォークが根元まで深く差込まれた状態で直接に荷台の縁から奥まった所定の位置にパレットを安全に置いたりすることができ、作業性及び安全性を高めることができる。
【0014】
ところで、本発明において、前記スペーサはリフトブラケット及び/又はフォークに分解不能に設けることも可能であるが、このスペーサをブラケット及びフォークに容易に分解できるように固定すると、このスペーサを取外してリフトブラケットに直接フォークを支持させることにより簡単に標準仕様に切替えることができるので好ましい。
【0015】
例えば、前記リフトブラケットがマストに昇降可能に支持される本体と、この本体の前部に容易に分解に組み付けられると共に、フォークを支持するフォーク支持部とに分割形成され、前記スペーサを挟んで本体とフォーク支持部とが容易に分解できるように連結されるように構成すれば、スペーサをリフトブラケットの本体及びフォーク支持部から容易に分解することができ、リフトブラケットの本体とフォーク支持部とを連結することによりリフトブラケットを容易に標準仕様に切替えることができ、又、標準仕様のリフトブラケットを本体とフォーク支持部とに分解し、本体とフォーク支持部との間にスペーサを挟んで、これら本体、スペーサ及びフォーク支持部を連結することにより、簡単に本発明の特別な仕様に切替えることができる。
【0016】
このように、標準仕様と特別仕様との切替えを容易にすると、例えばトラックの荷台との荷物の受渡し場合のように、マストとフォーク先端との間のオーバーハングを大きくするときにのみ、スペーサが挿入された特別仕様にし、それ以外の荷扱においてはスペーサのない標準仕様にして減屯を免れることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例に係るフォークリフトを図面に基づいて具体的に説明すると、以下の通りである。図面において、図1は本発明の一実施例に係るフォークリフトの側面図であり、この図1に示すように、この実施例に係るフォークリフトは、車体1と、車体1の前部にティルト可能に支持されているマスト2と、このマスト2に昇降可能に支持されているリフトブラケット3と、このリフトブラケット3に支持される2本のフォーク4を備えている。
【0018】
車体1とマスト2との間には例えば油圧シリンダからなるティルトシリンダ5が架着され、このティルトシリンダ5を伸縮させることによりマスト2をティルトさせる。又、マスト2は下端部が車体1にティルト可能に枢着された左右のアウタマスト6と、各アウタマスト6を案内にして昇降する左右のインナマスト7とを備え、各アウタマスト7に例えば油圧シリンダからなる左右のリフトシリンダ8を支持させている。
【0019】
左右のアウタマスト6の上端部どうしは連結枠9で連結され、左右のインナマスト7の上端寄り部分どうしも別の連結枠10で連結されている。そして、前記左右のリフトシリンダ8のピストンロッド上端部をこの連結枠10に固定することにより、前記左右のリフトシリンダの伸縮によりインナマスト7が昇降するようにしている。
【0020】
インナマスト7を連結する連結枠10にはチェーンホイール11が回転自在に支持され、このチェーンホイール11に逆U字形に巻掛けられるリフトチェーンの一端をアウタマスト6に、他端をリフトブラケット3に連結することにより、インナマスト7の2倍の速度で、インナマストの2倍の昇降ストロークにわたってリフトブラケット3が昇降するようにしている。
【0021】
なお、このフォークリフトは車体1の後部に懸架された左右の駆動輪12と、車体1の前部に懸架された左右の操舵輪13とを用いて自走できるようになっている。
【0022】
図2は前記リフトブラケットの縦断側面図であり、図1とこの図2とに示すように、このリフトブラケット3は、インナマスト7を案内にして昇降する本体14と、本体14の前方でフォーク4を支持するフォーク支持部15とに分割形成されている。そして、この本体14とフォーク支持部15とがスペーサ16を挟んで、図2に示す例えば通しボルト17により容易に分解できるように連結される。
【0023】
ここで、容易に分解できるように連結されるとは、自然には分解されることはないが、分解しようとすれば簡単な作業で分解できるように連結されるということであり、この簡単な作業の例としては、ボルトの緩解、抜ピン、尾錠の開錠、レバーの掛外しなどが挙げられる。
【0024】
図1に示すように、インナマスト7には車体内側に向かって開放された縦溝からなるガイド溝が形成され、図1と図2とに示すように、前記本体14は、このガイド溝の腹内面に転接させる上下のガイドローラ18、19と、このガイド溝のフランジ内面に転接させるガイドローラ20、21と、これらのガイドローラ18、19、20、21を支持する左右のサイドプレート22と、左右のサイドプレート22の下部どうしを連結する下部クロスメンバ23と、左右のサイドプレート22の上部どうしを連結する上部クロスメンバ24とを備えている。
【0025】
なお、左右いずれか一方のサイドプレート22には前記リフトチェーンを連結するチェーン連結具25が固定される。
【0026】
前記フォーク支持部15は、立板上の基板26と、この基板26の上端縁及び下端縁から前方に連出した上下のガイドレール27、28とを備え、各フォーク4の立上げ部29の後面に固定されている上下のクランプ爪30、31でこれらのガイドレール27、28を上下から抱き込むことにより各フォーク4がフォーク支持部15に支持される。
【0027】
なお、前記基板26の左右両端部にボルト32、33のよりバックレスト34が固定される。
【0028】
又、前記上側のガイドレール27には左右方向に適当な間隔を置いて設定された複数の位置決め溝35が形成され、各フォーク5の上のクランプ爪30にはフォーク5の左右方向の位置を固定するためのピン36が差込まれ、このピン36を前記複数の位置決め溝35の中から択一された位置決め溝35に差込むことにより、フォーク5の左右位置が選択的に位置決めされて固定される。
【0029】
さて、前記基板26とスペーサ16とにはそれぞれ例えば4本の通しボルト17を挿通する4口のボルト挿通孔が形成され、本体14左右両サイドサイドプレート22の内側には、スペーサ16又は基板26を選択的に受止めると共に、各通しボルト17が螺合されるネジ孔を備える受板37が設けられる。
【0030】
又、前記スペーサ16は、中実であってもよいが、ここでは操舵輪13より前方のフロントオーバーハング重量を軽量化するため、受板37に受止められる後面板38と、基板26を受止める前面板39と、これらの周縁部どうしを所定の距離を置いて連結する周面板40とで形成される中空の箱に形成されている。
【0031】
なお、これら後面板38、前面板39及び周面板40に重量軽減孔を設けることにより、フロントオーバーハング重量を更に軽減することができる。
【0032】
又、この実施例においては、必要に応じて、スペーサ16の後端部が本体14の前部に入れ子状に嵌合されるようにしてあり、又、必要に応じて、スペーサ16の前端部にフォーク支持部15が入れ子状に嵌合されるようにしてあるので、本体14とスペーサ16との位置合わせ及びスペーサ16とフォーク支持部15との位置合わせが短時間で簡単に、かつ正確に行える。
【0033】
更に、この実施例では、本体14の前部とフォーク支持部15とを入れ子状に嵌合できるようにしているので、スペーサ16を取除いて本体14に直接にフォーク支持部15を、短時間で簡単に、かつ正確に位置合わせして連結することもできる。
【0034】
この実施例によれば、リフトブラケット3の本体14とフォーク支持部15との間にスペーサ16を挟み、これらを長寸の通しボルト17で互いに固定するという簡単な構成で、マスト2とフォーク4との前後間隔が拡大され、これにより、マスト2を荷台の縁に接触させることなく、荷台の縁から距離を置いた位置に位置するパレットにフォーク4を根元まで深く差込んで安全に荷取したり、パレットにフォーク4が根元まで深く差込まれた状態で荷台の縁から距離を置いた位置にパレットを安全に下したりすることができ、従来の2段階の荷役作業で荷取や荷下しをする場合に比べて能率がよくなる。
【0035】
又、フォーク4の爪の上に張出す部材がないので、フォーク4を根元までパレットに差し込んで安全に荷役をすることができる。
【0036】
更に、この実施例によれば、通しボルト17の緩解という簡単な作業で、短時間でスペーサ16を取除くことができるので、図3に示すように、スペーサ16を取外し、本体14にフォーク支持部15を直接組付け短寸のボルト41でこれらを連結することにより、短時間で簡単にマスト2とフォーク4との前後間隔を標準仕様のそれに変更することができる。
【0037】
又更に、短寸のボルト41を緩解するという簡単な作業でリフトブラケット3を本体14とフォーク支持部15とに分解することができるので、短時間で簡単にリフトブラケット3の本体15とフォーク支持部15との間にスペーサ16を組付けてマスト2とフォーク4との間隔を拡大することができる。
【0038】
即ち、臨機応変にマスト2とフォーク4との前後間隔をスペーサ16により拡大したり、スペーサ16を取除いて標準仕様に戻したりすることができるのである。
【0039】
加えて、この実施例によれば、リフトブラケット3の本体14とフォーク支持部15とを溶接する必要がなくなり、リフトブラケット3の製造コストを削減できる。
【0040】
なお、この実施例では、スペーサ16は一体物であるが、前後長の異なる複数のスペーサ16を備え、その中から選択されたものを組付けたり、複数のスペーサ16を前後に重ねたりすることにより、フロントオーバーハング、即ち、操舵輪13からフォーク4の先端までの距離を異ならせることができる。
【0041】
図4は本発明の他の実施例に係るフォークリフトにおけるリフトブラケットの縦断側面図であり、このリフトブラケット3の本体14とフォーク支持部15とは例えば溶接で分解不能に連結されている。
【0042】
このフォーク支持部15は、基板26とその上下に固定した上下のガイドレール27、28を備え、スペーサ16の後面の上下に固定される第2の上下のクランプ爪42、43でこれら上下のガイドレール27、28を上下から抱え込むことによりスペーサ16がリフトブラケット3に支持される。
【0043】
スペーサ16の前部には、リフトブラケット3のフォーク支持部15と同様に基板45と、上下のガイドレール46、47を備える第2のフォーク支持部44が設けられ、リフトブラケット3にフォーク4を支持させる場合と同様にして、フォーク4の後面に固定される上下のクランプ爪30、31で第2のフォーク支持部44の上下両ガイドレール46、47を上下から抱え込むことによりフォーク4がスペーサ16に支持される。
【0044】
スペーサ16は、必要に応じてこれに挿通された通しボルト17でリフトブラケット15に固定され、フォーク4の左右方向の位置は前例と同様にして位置決めされる。
【0045】
この実施例によれば、本体14とフォーク支持部15とが一体的に固定されている従来の標準仕様車をそのまま利用して、スペーサ16を組付けたり、取外したりすることができる。
【0046】
この実施例のその他の構成、作用ないし効果は前例のそれらと同様である。
【0047】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明は、車体の前部に支持させたマストと、このマストに昇降可能に支持されているリフトブラケットと、このリフトブラケットに支持されるフォークとを備えるフォークリフトにおいて、前記リフトブラケットにマストとフォークとの前後間隔を拡大するスペーサが支持されていることを特徴とするので、このスペーサによりマストとフォークとの前後間隔が広げられるという作用を得ることができる。
【0048】
そして、この作用により、サヤフォークを用いる場合と同様に、フロントオーバーハングを増大させて、荷台の縁やその外側に垂れ下がるスィングゲートにマストを接触させることなく、荷台の縁から奥まった位置に位置する荷物を1段の荷取作業で能率良く安全に荷取をしたり、1段の荷下し作業で荷台の縁から奥まった位置に能率良く安全に荷下ししたりすることができるという効果を得ることができる。
【0049】
又、スペーサをリフトブラケットに支持させるだけの簡単な構成で、安価にできるという効果も得られる。
【0050】
特に、本発明において、スペーサをリフトブラケットに容易に分解可能に支持させると、スペーサを装着したり、交換したり、取外したりすることによりオーバーハングを簡単に変更することができるという効果を得ることができる。
【0051】
又、前記リフトブラケットがマストに昇降可能に支持される本体と、この本体の前部に容易に分解できるように固定されると共に、フォークを支持するフォーク支持部とに分割形成され、これら本体とフォーク支持部とが前記スペーサを挟んで容易に分解できるように連結される構成を採用すれば、部品点数の増加を少なくすることができると共に、本体とフォーク支持部とを溶接せずに済むのでリフトブラケットの製造コストを安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側面図である。
【図2】本発明の要部の縦断側面図である。
【図3】本発明の要部の縦断側面図である。
【図4】本発明の要部の縦断側面図である。
【図5】従来例の側面図である。
【符号の説明】
1 車体
2 マスト
3 リフトブラケット
4 フォーク
14 本体
15 フォーク支持部
16 スペーサ
Claims (4)
- 車体の前部に支持させたマストと、このマストに昇降可能に支持されているリフトブラケットと、このリフトブラケットに支持されるフォークとを備えるフォークリフトにおいて、
前記リフトブラケットにマストとフォークとの前後間隔を拡大するスペーサが支持されていることを特徴とするフォークリフト。 - スペーサがリフトブラケットに容易に分解可能に支持されることを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト。
- 前記リフトブラケットがマストに昇降可能に支持される本体と、この本体の前部に容易に分解できるように固定されると共に、フォークを支持するフォーク支持部とに分割形成され、これら本体とフォーク支持部とが前記スペーサを挟んで容易に分解できるように連結されることを特徴とする請求項1又は2に記載のフォークリフト。
- 前記リフトブラケットの前面にフォークと同様の構造でスペーサが固定され、このスペーサの前部に、リフトブラケットの前面に設けたフォーク支持部と同様の構造を備える第2のフォーク支持部が設けられ、この第2のフォーク支持部にフォークを支持させることを特徴とする請求項1又は2に記載のフォークリフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003001630A JP2004210515A (ja) | 2003-01-08 | 2003-01-08 | フォークリフト |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004210515A true JP2004210515A (ja) | 2004-07-29 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2004210515A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111689439A (zh) * | 2020-06-12 | 2020-09-22 | 广东博智林机器人有限公司 | 货叉结构及叉车 |
-
2003
- 2003-01-08 JP JP2003001630A patent/JP2004210515A/ja not_active Withdrawn
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