JP2016193762A - 錠剤取出装置および除包システムならびに錠剤取出装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
上記錠剤供給装置では、個装されていない錠剤がタブレットケースに移し替えられて用いられる。個装されていない錠剤(いわゆるバラの錠剤)は販売単位に含まれる数量が多いため、在庫が多くなりやすい。特に、近年では後発医薬品が広く用いられるため、多種類の錠剤を用意することが必要となり、在庫の増大という問題が生じやすい。また、上記錠剤供給装置では、錠剤の変質を避けるため、タブレットケース内の湿気除去などの措置が必要となっていた。
錠剤を1錠ずつ包装した錠剤シート(いわゆるPTPシート)は、販売単位に含まれる錠剤が少数であるため在庫の削減を図ることができる。また、錠剤の変質も生じにくい。
このため、錠剤シートの使用が検討されている。
錠剤シートから錠剤を取り出す装置もあるが(例えば特開2004−131149号公報を参照)、取出装置を使用する場合でも、取り出した錠剤は上記タブレットケースに収容して用いられるため、錠剤収容作業や変質予防措置(湿気除去など)が必要であり、作業性の改善が要望されていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、作業性に優れ、かつ錠剤の変質を防ぐことが可能な錠剤供給装置および除包システムならびに錠剤取出しユニットの提供を目的としている。
本発明は、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートから錠剤を取り出して供給する錠剤供給装置であって、錠剤取出しユニットを備え、前記錠剤取出しユニットが、前記錠剤シートを収容できる錠剤シート収容部と、前記錠剤シートを搬送する搬送機構と、前記搬送機構により搬送された前記錠剤シートが載置される載置台と、前記載置台上の錠剤シートの前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構と、前記錠剤シートの幅寸法に合わせて間隔を調整可能な一対の側壁と、を有し、前記載置台は、前記押出し機構により取り出された錠剤を落とし込む開口部を備え、当該開口部の前記搬送方向の幅は、前記一対の側壁の間隔が離間するのと連動して前記錠剤シートの搬送方向に互いに離間するように設けられた一対の主支持体で規定されており、前記一対の側壁の間隔の調整によって、前記一対の主支持体の間隔が前記搬送方向に互いに接近および離間する方向に調整されることで、前記開口部の前記搬送方向の大きさを調整可能であることを特徴とする。
本発明は、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートから錠剤を取り出して供給する錠剤供給装置であって、錠剤取出しユニットを備え、前記錠剤取出しユニットが、前記錠剤シートを収容できる錠剤シート収容部と、前記錠剤シートを搬送する搬送機構と、前記搬送機構により搬送された前記錠剤シートが載置される載置台と、前記載置台上の錠剤シートの前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構と、前記錠剤シートの幅寸法に合わせて間隔を調整可能な一対の側壁と、を有し、前記載置台は、前記押出し機構により取り出された錠剤を落とし込む開口部を備え、当該開口部の前記幅方向の幅は、前記一対の側壁の間隔が離間するのと連動して前記錠剤シートの搬送方向に互いに離間するように設けられた一対の端部支持体で規定されており、前記一対の側壁の間隔の調整によって、前記一対の端部支持体の間隔が前記幅方向に互いに接近および離間する方向に調整されることで、前記開口部の前記幅方向の大きさを調整可能であることを特徴とする。
本発明は、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートから錠剤を取り出して供給する錠剤取出しユニットであって、前記錠剤シートを収容できる錠剤シート収容部と、前記錠剤シートを搬送する搬送機構と、前記搬送機構により搬送された前記錠剤シートが載置される載置台と、前記載置台上の錠剤シートの前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構と、前記錠剤シートの幅寸法に合わせて間隔を調整可能な一対の側壁と、を有し、前記載置台は、前記押出し機構により取り出された錠剤を落とし込む開口部を備え、当該開口部の前記搬送方向の幅は、前記一対の側壁の間隔が離間するのと連動して前記錠剤シートの搬送方向に互いに離間するように設けられた一対の主支持体で規定されており、前記一対の側壁の間隔の調整によって、前記一対の主支持体の間隔が前記搬送方向に互いに接近および離間する方向に調整されることで、前記開口部の前記搬送方向の大きさを調整可能であることを特徴とする。
本発明は、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートから錠剤を取り出して供給する錠剤取出しユニットであって、前記錠剤シートを収容できる錠剤シート収容部と、前記錠剤シートを搬送する搬送機構と、前記搬送機構により搬送された前記錠剤シートが載置される載置台と、前記載置台上の錠剤シートの前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構と、前記錠剤シートの幅寸法に合わせて間隔を調整可能な一対の側壁と、を有し、前記載置台は、前記押出し機構により取り出された錠剤を落とし込む開口部を備え、当該開口部の前記幅方向の幅は、前記一対の側壁の間隔が離間するのと連動して前記錠剤シートの搬送方向に互いに離間するように設けられた一対の端部支持体で規定されており、前記一対の側壁の間隔の調整によって、前記一対の端部支持体の間隔が前記幅方向に互いに接近および離間する方向に調整されることで、前記開口部の前記幅方向の大きさを調整可能であることを特徴とする。
また、錠剤が密封された錠剤シートを使用するため、錠剤の変質の問題が起こりにくい。錠剤シートは販売単位に含まれる錠剤が少数であるため、薬局や病院等における在庫の削減を図ることもできる。
本発明では、排出口の大きさを調整可能な載置台を用いることによって、複数種類の錠剤シートに対応できる。従って、錠剤シートごとに錠剤供給装置の構成部品を交換する必要がなく、コスト面で有利となる。
図1および図2に示すように、ここに示す除包システムは、錠剤供給装置10と、錠剤供給装置10から供給された錠剤を包装する包装装置5とを備えている。
錠剤供給装置10は、錠剤シート51(図25参照)から錠剤50を取り出して供給する装置であって、複数の錠剤取出しユニット1と、錠剤取出しユニット1で取り出された錠剤を供給する供給ユニット2と、錠剤50が取り出された錠剤シート51を排出する排出ユニット3(図33参照)と、これらを収納する支持架体4とを備えている。
以下の説明において、図1におけるX1方向を前方、X2方向を後方と呼ぶ場合がある。図1におけるY1、Y2方向は、水平面内でX1、X2方向に直行する方向であり、それぞれ左方および右方と呼ぶ場合がある。また、左右方向を幅方向ということがある。なお、図示例の錠剤供給装置10は複数の錠剤取出しユニット1を備えているが、錠剤取出しユニット1の数は1でもよい。
図3〜図6に示すように、錠剤シート収容部11は、天板31上に、仕切板34と、一対の可動側板35、35とを有し、これらに囲まれた空間に、1または複数の錠剤シート51を収容できる。錠剤シート収容部11には、長さ方向を前後方向に向けた錠剤シート51が収容される。仕切板34は、天板31に対して垂直かつ幅方向に沿って設けられている。可動側板35、35は、仕切板34の前側に、天板31に対して垂直かつ前後方向に沿って設けられている。可動側板35、35は、互いに平行に、向かい合って形成されている。
延出部60、60は、調整ダイヤル57を操作することによりネジシャフト58を回動させることによって、互いに接近または離間する方向に移動するように設計されているため、調整ダイヤル57の操作により可動側板35、35を互いに接近または離間する方向に移動させ、その幅方向の位置を錠剤シート51の幅寸法に合わせて設定できる。図6は、比較的幅が狭い錠剤シート51を使用した場合の例であり、図10は比較的幅が広い錠剤シート51を使用した場合の例である。
このため、受光部17bからの受光信号に基づいて錠剤収容部52の位置を検出できる。
図3に示すように、駆動力伝達機構59は、調整ダイヤル57の回転駆動力をネジシャフト58の軸回り方向の力に変換してネジシャフト58に伝達できる。駆動力伝達機構59としては公知の機構を採用でき、例えば調整ダイヤル57の回動に応じて回動する伝達シャフト62と、伝達シャフト62の回動に応じてネジシャフト58を回動させる変換機構63とを有する構成を採用できる。
図6および図8に示すように、駆動体61、61を互いに接近する方向に移動させ、端部支持体22、22を互いに接近させると、主支持体21に当接する部分の端部支持体22(傾斜縁部22b)の幅が狭くなる。基体26に反力を得た付勢部材28(コイルスプリングなど)が受け部29を内方に押圧することにより、主支持体21、21は互いに接近する方向に移動する。
このように、駆動体61、61によって、主支持体21および端部支持体22の間隔を調整でき、排出口30の大きさを錠剤シート51に合わせて任意に設定できる。排出口30が大きすぎるとシート部53が撓んで錠剤50が取り出しにくくなるおそれがあり、排出口30が小さすぎると錠剤50が支持体21、22に当たって取り出し操作に支障が生じるおそれがあるが、排出口30の大きさを調整することにより、錠剤50のスムーズな取り出しが可能となる。
錠剤押圧部81は、錠剤収容部52の中央部分を押圧する内側押圧体83と、錠剤収容部52の中央部分より外側の部分を押圧する外側押圧体84とを備えている。外側押圧体84は、前壁部86と、前壁部86から後方に間隔をおいて前壁部86と平行に設けられた後壁部87と、前壁部86と後壁部87の内縁に設けられた内壁部88とを有する。すなわち、外側押圧体84は、向かい合う一対の対面壁部である前後壁部86、87と、これらの一方の縁部間に設けられた内壁部88(一方側壁部)を有する。外側押圧体84の下縁部84aは、内壁部88の下縁部の前後端からそれぞれ前壁部86および後壁部87の下縁部が幅方向に延出する形状であるため、外側押圧体84が下降すると、前後壁部86、87および内壁部88の下縁部が錠剤収容部52を押圧する。
内側押圧体83は、下端に向け幅が狭くなる延出端部83aを有する板状体であり、前壁部86、後壁部87および内壁部88に囲まれた空間内に挿通し、この空間内で上下に移動できる。
第1昇降機構91は、外側押圧体84が取り付けられた第1昇降体93と、図示せぬ駆動機構によって回転駆動して第1昇降体93を昇降させるカム94と、第1昇降体93を上昇方向に付勢する付勢部材97とを備えている。
図3〜図6に示すように、1または複数の錠剤シート51を錠剤シート収容部11に収容する。必要に応じて調整ダイヤル57の操作により駆動体61、61の位置を調整し、可動側板35、35の幅方向の位置を錠剤シート51の幅寸法に合わせる。図示せぬ駆動源により下部ローラ38、39、上部ローラ41を回転駆動させ、錠剤シート51を後方に搬送する。仕切板34には移動阻止部44が形成されているため、1つの正姿勢の錠剤シート51のみが錠剤シート収容部11から搬出される。
上述のように、駆動体61、61の位置を錠剤シート51の幅寸法に応じて調整したことによって、側壁部15、15の幅方向位置は錠剤シート51の幅寸法に応じた位置となっているため、錠剤シート51は側壁部15、15によって幅方向位置を規定されつつ搬送される。
従って、錠剤シート51ごとに錠剤供給装置10の構成部品を交換する必要がなく、コスト面で有利となる。
本発明は、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートを収容できる錠剤シート収容部と、前記錠剤シート収容部から錠剤を取り出す錠剤取出位置にまで前記錠剤シートを搬送する搬送機構と、前記錠剤取出位置へと搬送された前記錠剤シートの前記錠剤収容部を、錠剤押圧部により押圧して錠剤を取り出す取出動作を行う押出し機構と、前記錠剤シートの幅寸法に合わせて間隔を調整可能な一対の側壁と、を備える錠剤取出装置であって、前記錠剤押圧部は、独立して動作可能な、前記錠剤収容部の外側の部分を押圧するための第1の押圧体と、当該第1の押圧体よりも錠剤収容部の内側の部分を押圧するための第2の押圧体とを少なくとも有しており、1つの錠剤収容部から錠剤を取り出す取出動作の際に、前記第1の押圧体で前記錠剤収容部を押圧した後に、前記第2の押圧体で前記錠剤収容部を押圧することを特徴とする。
本発明は、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートを収容できる錠剤シート収容部と、前記錠剤シート収容部から錠剤を取り出す錠剤取出位置にまで前記錠剤シートを搬送する搬送機構と、前記錠剤取出位置へと搬送された前記錠剤シートの前記錠剤収容部を、錠剤押圧部により押圧して錠剤を取り出す取出動作を行う押出し機構であって、前記錠剤押圧部は、独立して動作可能な、前記錠剤収容部の外側の部分を押圧する第1の押圧体と、当該第1の押圧体よりも錠剤収容部の内側の部分を押圧する第2の押圧体とを少なくとも有する前記押し出し機構と、備える錠剤取出装置の制御方法であって、1つの錠剤収容部から錠剤を取り出す取出動作の際に、前記第1の押圧体で前記錠剤収容部を押圧した後に、前記第2の押圧体で前記錠剤収容部を押圧することを特徴とする。
Claims (9)
- 複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートから錠剤を取り出して供給する錠剤供給装置であって、
錠剤取出しユニットを備え、
前記錠剤取出しユニットが、前記錠剤シートを収容できる錠剤シート収容部と、前記錠剤シートを搬送する搬送機構と、前記搬送機構により搬送された前記錠剤シートが載置される載置台と、前記載置台上の錠剤シートの前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構と、前記錠剤シートの幅寸法に合わせて間隔を調整可能な一対の側壁と、を有し、
前記載置台は、前記押出し機構により取り出された錠剤を落とし込む開口部を備え、当該開口部の前記搬送方向の幅は、前記一対の側壁の間隔が離間するのと連動して前記錠剤シートの搬送方向に互いに離間するように設けられた一対の主支持体で規定されており、
前記一対の側壁の間隔の調整によって、前記一対の主支持体の間隔が前記搬送方向に互いに接近および離間する方向に調整されることで、前記開口部の前記搬送方向の大きさを調整可能であることを特徴とする錠剤供給装置。 - 前記開口部の前記幅方向の幅は、前記一対の側壁の間隔が離間するのと連動して前記幅方向に互いに離間するように設けられた一対の端部支持体で規定されており、
前記一対の側壁の間隔の調整によって、前記一対の端部支持体の間隔が前記幅方向に互いに接近および離間する方向に調整されることで、前記開口部の前記錠剤シートの幅方向の大きさを調整可能であることを特徴とする請求項1に記載の錠剤供給装置。 - 複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートから錠剤を取り出して供給する錠剤供給装置であって、
錠剤取出しユニットを備え、
前記錠剤取出しユニットが、前記錠剤シートを収容できる錠剤シート収容部と、前記錠剤シートを搬送する搬送機構と、前記搬送機構により搬送された前記錠剤シートが載置される載置台と、前記載置台上の錠剤シートの前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構と、前記錠剤シートの幅寸法に合わせて間隔を調整可能な一対の側壁と、を有し、
前記載置台は、前記押出し機構により取り出された錠剤を落とし込む開口部を備え、当該開口部の前記幅方向の幅は、前記一対の側壁の間隔が離間するのと連動して前記錠剤シートの搬送方向に互いに離間するように設けられた一対の端部支持体で規定されており、
前記一対の側壁の間隔の調整によって、前記一対の端部支持体の間隔が前記幅方向に互いに接近および離間する方向に調整されることで、前記開口部の前記幅方向の大きさを調整可能であることを特徴とする錠剤供給装置。 - 前記開口部の前記搬送方向の幅は、前記一対の側壁の間隔が離間するのと連動して前記搬送方向に互いに離間するように設けられた一対の主支持体で規定されており、
前記一対の側壁の間隔の調整によって、前記一対の主支持体の間隔が前記搬送方向に互いに接近および離間する方向に調整されることで、前記開口部の前記搬送方向の大きさを調整可能であることを特徴とする請求項3に記載の錠剤供給装置。 - 前記開口部は、前記一対の主支持体と前記一対の端部支持体とに囲まれることで規定されており、
前記端部支持体が、前記互いに接近および離間する方向に対して傾斜する傾斜部を有し、前記傾斜部の少なくとも一部が、前記一対の主支持体の間に配置可能であり、
前記端部支持体は、互いに接近および離間する方向に移動することにより、前記傾斜部によって前記一対の主支持体の間隔を調整可能であることを特徴とする請求項2または4に記載の錠剤供給装置。 - 前記端部支持体と前記一対の主支持体とはそれぞれ傾斜部を備えており、当該傾斜部によって、前記端部支持体の前記幅方向に互いに近接および離間する方向への移動に連動して、前記一対の主支持体が前記搬送方向に互いに近接および離間する方向に移動することを特徴とする請求項2または4に記載の錠剤供給装置。
- 請求項1〜6のうちいずれか1項に記載の錠剤供給装置と、前記錠剤供給装置から供給された錠剤を包装する包装装置とを備えていることを特徴とする除包システム。
- 複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートから錠剤を取り出して供給する錠剤取出しユニットであって、
前記錠剤シートを収容できる錠剤シート収容部と、前記錠剤シートを搬送する搬送機構と、前記搬送機構により搬送された前記錠剤シートが載置される載置台と、前記載置台上の錠剤シートの前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構と、前記錠剤シートの幅寸法に合わせて間隔を調整可能な一対の側壁と、を有し、
前記載置台は、前記押出し機構により取り出された錠剤を落とし込む開口部を備え、当該開口部の前記搬送方向の幅は、前記一対の側壁の間隔が離間するのと連動して前記錠剤シートの搬送方向に互いに離間するように設けられた一対の主支持体で規定されており、
前記一対の側壁の間隔の調整によって、前記一対の主支持体の間隔が前記搬送方向に互いに接近および離間する方向に調整されることで、前記開口部の前記搬送方向の大きさを調整可能であることを特徴とする錠剤取出しユニット。 - 複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートから錠剤を取り出して供給する錠剤取出しユニットであって、
前記錠剤シートを収容できる錠剤シート収容部と、前記錠剤シートを搬送する搬送機構と、前記搬送機構により搬送された前記錠剤シートが載置される載置台と、前記載置台上の錠剤シートの前記錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構と、前記錠剤シートの幅寸法に合わせて間隔を調整可能な一対の側壁と、を有し、
前記載置台は、前記押出し機構により取り出された錠剤を落とし込む開口部を備え、当該開口部の前記幅方向の幅は、前記一対の側壁の間隔が離間するのと連動して前記錠剤シートの搬送方向に互いに離間するように設けられた一対の端部支持体で規定されており、
前記一対の側壁の間隔の調整によって、前記一対の端部支持体の間隔が前記幅方向に互いに接近および離間する方向に調整されることで、前記開口部の前記幅方向の大きさを調整可能であることを特徴とする錠剤取出しユニット。
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