JP2016191450A - 減速装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力軸側のファンとファンを覆うファンフードとを備える減速装置において、減速装置の入力軸側を効率的に冷却する。
【解決手段】減速装置10は、減速機構を収納するケーシング30と、ケーシング30から外部に突出する突出部12を有する入力軸と、入力軸の突出部12に設けられたファン40と、ファン40を覆うファンフード50と、を備える。ファンフード50は、筒状部54と、筒状部54に接続され負荷側に向かうに従って内面が入力軸から離れるように傾斜するラッパ状部52と、を備える。ラッパ状部52の内面には整流フィン62が設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、減速装置に関する。
減速装置内では歯車等の構成部品が高速で回転する。特に入力軸側は出力軸側よりも回転数が大きいため、発熱が問題になる。減速装置が高熱になると、シールやオイルの劣化、油膜の減少による早期の軸受損傷といった問題が生じうる。このため、減速装置の入力軸に冷却用のファンを設けたものが知られている。
特許文献1には、減速機構を収納するケーシングと、ケーシングから外部に突出する突出部を有する入力軸と、入力軸の突出部に設けられたファンと、ファンを覆うファンフードとを備えた減速装置において、ファンフードはケーシングの側面を覆う延在部を有し、延在部の内面に整流フィンを設けた構造が開示されている。
特開2013−204814号公報
上記特許文献1では、ファンによってファンフード内に吸入される空気の整流効果が不十分であり、必ずしも満足した冷却性能が得られるとは言えない。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、入力軸側のファンとファンを覆うファンフードとを備える減速装置において、減速装置の入力軸側を効率的に冷却する技術を提供することにある。
本発明のある態様は、減速機構を収納するケーシングと、ケーシングから外部に突出する突出部を有する入力軸と、入力軸の突出部に設けられたファンと、ファンを覆うファンフードと、を備えた減速装置である。ファンフードは、筒状部と、筒状部に接続され負荷側に向かうに従って内面が入力軸から離れるように傾斜するラッパ状部と、を備え、ラッパ状部の内面に整流フィンを有している。
この態様によると、ファンによってファンフード内に吸入された空気がラッパ状部の内面に設けられた整流フィンによって整流されて、ファンフードから出る空気がケーシングの外表面の近傍を流れるようになるので、冷却効果が高まる。
以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、入力軸側のファンとファンを覆うファンフードとを備える減速装置において、減速装置の入力軸側を効率的に冷却することができる。
本発明の一実施形態に係る減速装置の上方斜視図である。 図1の減速装置の下方斜視図である。 図1の減速装置の入力軸側の平面図である。 図1の減速装置の入力軸側の正面図である。 本発明の別の実施形態に係る減速装置の上方斜視図である。 図5の減速装置の下方斜視図である。 図5の減速装置の入力軸側の平面図である。 図5の減速装置の入力軸側の正面図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る減速装置10を左側斜め上方から見た斜視図であり、図2は、減速装置10を左側斜め下方から見た斜視図である。
減速装置10は、ベベルギヤを用いた直交型の3段減速機からなる減速機構(図示せず)を備えている。減速機構は、入力軸(突出部12のみ図示する)と、入力軸と直交する第1中間軸32と、第1中間軸32とヘリカルギヤを介して噛合する第2中間軸36と、第2中間軸36とヘリカルギヤを介して噛合する出力軸38と、を有している。
減速機構のうち、入力軸、第1中間軸32、第2中間軸36はケーシング30内に収納され、出力軸38は、ケーシング30内に収納されるとともに、一部がケーシング30から突出している。入力軸、第1中間軸32、第2中間軸36、出力軸38は、それぞれ軸受(図示せず)によってケーシング30に支持されている。ケーシング30によって画成される内部空間は、潤滑油によって満たされている。減速装置10は、ケーシング30の下面を床等に据え付けた状態で使用される。
このような減速装置の内部の減速機構自体は公知であるので、本明細書ではこれ以上の詳細な説明を省略する。
入力軸は、その一端がケーシング30から外部に突出する突出部12を有している。入力軸の突出部12は、駆動用モータ(図示せず)の出力軸にキーやカップリング等を使用して連結される。出力軸38は、その一端がケーシング30から突出する突出部38aを有している。突出部38aには、被駆動機械(図示せず)の入力軸がキーやカップリング等を使用して連結される。以下の説明では、減速装置10の入力軸がある側を反負荷側、出力軸38がある側を負荷側と呼称する。
入力軸の突出部12には、冷却用のファン40が取り付けられている。ファン40は、入力軸がいずれの方向に回転しても取り込んだ空気を径方向外側に送り出すために、ラジアルファンであることが好ましいが、入力軸が一方向にしか回転しない場合にはアキシャルファンであってもよい。
ケーシング30の反負荷側の端部には、ファン40を覆うようにファンフード50が取り付けられている。ファンフード50は、全体として略椀形に形成されている。
ファンフード50は、その内面が入力軸と平行に延在する部分である筒状部54と、筒状部54に接続され負荷側に向かうに従って内面が入力軸から離れるように傾斜する部分であるラッパ状部52と、を備えている。本実施形態では、筒状部54は8つの面で構成され、内面および外面の両方が入力軸と平行になっている。ラッパ状部52の反負荷側には、入力軸の突出部12側に向けて傾斜する傾斜部51が接続され、傾斜部51の内径側がファンフード50の反負荷側開口部53となっている。ファンフード50の負荷側は負荷側開口部58となっている。本実施形態では、負荷側開口部58とケーシング30の外表面との間には、20〜50mm程度の隙間が空いている。ファン40が回転すると、ファンフード50の反負荷側開口部53からファンフード50内に空気が吸入され、負荷側開口部58から減速装置10の負荷側に向けて空気流が吹き出される。
より詳細には、ファンフード50のラッパ状部52は、負荷側に向かうに従って内面が入力軸から離れるように傾斜する拡径部52aと、内面が入力軸と平行な平坦部52bと、で構成される。拡径部52aは、ケーシング30の上面側と下面側に一対設けられ、上下面の拡径部52aを接続するように平坦部52bが左右一対設けられている。平坦部52bは、筒状部54の側面と連続面を構成している。このような構造によって、ラッパ状部52の軸直角断面は8角形になっている。
ラッパ状部52を円形に近い8角形断面にすることで、ラッパ状部が四角形断面である場合と比較して、ファン40によって作り出された空気流がファンフードの四隅で滞留することが少なくなり、ファンフード50の負荷側開口部58からケーシング30の外表面に沿った平行気流を吹き出すことが可能になっている。
筒状部54の上面には、減速装置10を吊り下げる場合にケーシング30に取り付けられる吊り具(図示せず)を露出させるための切欠き70が形成されていてもよい。切り欠き70を形成した場合でも、筒状部54の軸方向の長さが十分確保されていれば、上面側での平行気流の形成に影響はほとんど及ばない。
図3および図4は、減速装置10の反負荷側の平面図および正面図である。図3および図4では、ファンフード50によって隠される構造を点線にて示している。
図から分かるように、ラッパ状部52の拡径部52aは、中央拡径部52a1と、中央拡径部52a1の左右に位置する左拡径部および右拡径部52a2と、を有している。そして、上面側の中央拡径部52a1の内面には、整流フィン62が設けられている。本実施形態では、整流フィン62は2本設けられているが、他の本数であってもよい。上面側の左拡径部および右拡径部52a2の内面には、整流フィンは設けられない。また、下面側では、中央拡径部52a1と左拡径部および右拡径部52a2のいずれの内面にも、整流フィンは設けられない。
このような整流フィンをファンフード50の内面に設けることで、ファン40によって作り出された気流が整流され、ケーシング30の外表面に沿った平行気流を形成することに寄与する。
ラッパ状部52の拡径部52aの内面に整流フィン62を設けるとともに、ラッパ状部52の平坦部52bに接続される筒状部54の内面にも、整流フィン(第2の整流フィン)64を設けてもよい。本実施形態では、筒状部54の左右の側面(ラッパ状部52の平坦部52bと連続する面)にそれぞれ3本ずつの整流フィン64が設けられているが、他の本数であってもよい。図4に示すように、ラッパ状部52の整流フィン62と筒状部54の整流フィン64とは、少なくとも一部が周方向に重なるように配置することが好ましい。つまり、整流フィン64が、ラッパ状部52の平坦部52bと筒状部54の両方にまたがって配置されていると好ましい。こうすると、整流の効果がさらに高まる。
径方向(図4中のA方向)から観察したときに、整流フィン62とファン40とが重ならないように整流フィン62を配置することが好ましい。こうすると、ファンフード50の取付位置が多少ずれた場合でも、ファン40の羽根が整流フィン62に衝突することを回避できる。
続いて、減速装置10の作用について説明する。
図示しないモータのモータ軸が回転すると、モータ軸と連結されている入力軸が回転する。入力軸が回転すると、ギヤの噛合を介して第1中間軸32、第2中間軸36、出力軸38が減速されつつ回転する。この回転が、図示しない被駆動機械に伝達される。
また、入力軸の突出部12に取り付けられているファン40が回転し、ファンフード50の反負荷側開口部53を通してファンフード50内に空気が取り込まれる。取り込まれた空気は、ファン40の回転によって径方向外側に空気流として送り出される。送り出された空気流は、ファンフード50のラッパ状部52、筒状部54によってその向きが変えられる。さらに、ラッパ状部52の内面に設けられた整流フィン62と、筒状部54の内面に設けられた整流フィン64とによって空気流が整流される。整流により、ファンフード50の負荷側開口部58から出た空気流は、ケーシング30の外表面とほぼ平行に沿うように指向される。これにより、最も回転数が大きく熱負荷の高い、入力軸、第1中間軸32およびそれらを噛合させるベベルギヤを収納しているケーシング30の近傍の冷却効果が特に向上する。さらに、平行気流によって第2中間軸36の冷却効果も向上する。
図5は、本発明の別の実施形態に係る減速装置110を左側斜め上方から見た斜視図であり、図6は、減速装置110を左側斜め下方から見た斜視図である。減速装置110のうち、図1および図2に示した減速装置10と同様の構成要素には、同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
減速装置110では、上記のファンフード50とは形状が異なるファンフード150がケーシング30の反負荷側の端部に取り付けられている。
ファンフード150は、ファンフード50と同様に、負荷側に向かうに従って内面が入力軸から離れるように傾斜するラッパ状部152を有している。ラッパ状部152の反負荷側には、入力軸と平行に延在する第1筒状部154が接続されている。ラッパ状部の負荷側には、同じく入力軸と平行に延在する第2筒状部156が接続されている。
第1筒状部154の反負荷側には、入力軸の突出部12側に向けて傾斜する傾斜部151が接続され、傾斜部151の内径側が反負荷側開口部153となっている。ファンフード150の負荷側は負荷側開口部158となっている。本実施形態では、負荷側開口部158とケーシング30の外表面との間には、20〜50mm程度の隙間が空いている。ファン40が回転すると、ファンフード150の反負荷側開口部153からファンフード150内に空気が吸入され、負荷側開口部158から減速装置110の負荷側に向けて空気流が吹き出される。
より詳細には、ファンフード150のラッパ状部152は、負荷側に向かうに従って内面が入力軸から離れるように傾斜する拡径部152aと、内面が入力軸と平行な平坦部152bと、で構成される。拡径部152aは、ケーシング30の上面側と下面側に一対設けられ、上下面の拡径部152aを接続するように平坦部152bが左右一対設けられている。平坦部152bは、第1筒状部154および第2筒状部156の側面と連続面を構成している。このような構造によって、ラッパ状部152の軸方向断面は8角形になっている。
ラッパ状部152を円形に近い8角形断面にすることで、ラッパ状部が四角形断面である場合と比較して、ファン40によって作り出された空気流がファンフードの四隅で滞留することが少なくなり、ファンフード150の負荷側開口部158からケーシング30の外表面に沿った平行気流を吹き出すことが可能になっている。
図7および図8は、減速装置110の反負荷側の平面図および正面図である。図7および図8では、ファンフード150によって隠される構造を点線にて示している。
図から分かるように、ラッパ状部152の拡径部152aは、中央拡径部152a1と、中央拡径部152a1の左右に位置する左拡径部および右拡径部152a2と、を有している。そして、上面側の中央拡径部152a1の内面には、整流フィン162が設けられている。本実施形態では、整流フィン162は2本設けられているが、他の本数であってもよい。上面側の左拡径部および右拡径部152a2の内面には、整流フィンは設けられない。また、下面側では、中央拡径部152a1と左拡径部および右拡径部152a2のいずれの内面にも、整流フィンは設けられない。
このような整流フィンをファンフード150の内面に設けることで、ファン40によって作り出された空気流が整流され、ケーシング30の外表面に沿った平行気流を形成することに寄与する。
ラッパ状部152の中央拡径部152a1の内面に整流フィン162を設けるとともに、ラッパ状部152の一対の平坦部152bの内面にも、整流フィン164を設けてもよい。本実施形態では、左右一対の平坦部152bにそれぞれ3本ずつの整流フィン164が設けられているが、他の本数であってもよい。整流フィン162は、整流フィン164よりも軸方向長さが長くてもよい。こうすると、整流の効果がさらに高まる。
上記のファンフード50とは異なり、ファンフード150では、第2筒状部156の内面には整流フィンが設けられていない。これは、ラッパ状部152の一対の平坦部152bの内面に設けられている整流フィン164によって、十分な整流効果が得られるためである。また、径方向から見たとき、整流フィン162、164とファン40とが重なることがない。
続いて、減速装置110の作用について説明する。
図示しないモータのモータ軸が回転すると、モータ軸と連結されている入力軸が回転する。入力軸が回転すると、ギヤの噛合を介して第1中間軸32、第2中間軸36、出力軸38が減速されつつ回転する。この回転が、図示しない被駆動機械に伝達される。また、入力軸の突出部12に取り付けられているファン40が回転し、ファンフード150の反負荷側開口部153を通してファンフード150内に空気が取り込まれる。取り込まれた空気は、ファン40の回転によって径方向外側に空気流として送り出される。送り出された空気流は、ファンフード150の第1筒状部154、ラッパ状部152および第2筒状部156によってその向きが変えられる。さらに、ラッパ状部152の内面に設けられた整流フィン162、164によって空気流が整流され、その効果によって、ファンフード150の負荷側開口部158から出た空気流は、ケーシング30の外表面とほぼ平行に沿うように指向される。これにより、最も回転数が大きく熱負荷の高い、入力軸、第1中間軸32およびそれらを噛合させるベベルギヤを収納しているケーシング30の近傍の冷却効果が特に向上する。さらに、平行気流によって第2中間軸36の冷却効果も向上する。
以上、本発明のいくつかの実施の形態について説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、直交型の減速装置を例として説明したが、本発明は、ケーシングから突出する入力軸の突出部にファンが設けられている構成であれば、平行軸型の減速装置などの、減速装置を含む他の動力伝達装置にも適用することができる。
整流フィンの本数や配置は実施の形態で述べた例に限定されない。例えば、ラッパ状部内面の整流フィンを1本や3本以上としてもよいし、ラッパ状部52の左拡径部および右拡径部52a2や、ラッパ状部152の左拡径部および右拡径部152a2の内面に整流フィンを設けてもよい。
ファンフードの断面は8角形に限定されない。例えば、8角形以外の多角形や円形の断面であってもよい。
10 減速装置、 12 突出部、 30 ケーシング、 40 ファン、 50 ファンフード、 52 ラッパ状部、 52a 拡径部、 52a1 中央拡径部、 52a2 左拡径部および右拡径部、 52b 平坦部、 54 筒状部、 62 整流フィン、 64 第2の整流フィン、 110 減速装置、 150 ファンフード、 152 ラッパ状部、 152a 拡径部、 152a1 中央拡径部、 152a2 左拡径部および右拡径部、 152b 平坦部、 154 第1筒状部、 156 第2筒状部、 162、164 整流フィン。

Claims (9)

  1. 減速機構を収納するケーシングと、
    前記ケーシングから外部に突出する突出部を有する入力軸と、
    入力軸の前記突出部に設けられたファンと、
    前記ファンを覆うファンフードと、
    を備えた減速装置であって、
    前記ファンフードは、筒状部と、該筒状部に接続され負荷側に向かうに従って内面が前記入力軸から離れるように傾斜するラッパ状部と、を備え、前記ラッパ状部の内面に整流フィンを有することを特徴とする減速装置。
  2. 当該減速装置は前記ケーシングの下面を据え付けて使用され、
    前記ラッパ状部は、
    負荷側に向かうに従って内面が入力軸から離れるように傾斜する拡径部と、
    内面が前記入力軸と平行な平坦部と、を有し、
    前記拡径部を前記ケーシングの上面側と下面側に一対有し、
    上下面の前記拡径部を接続するように前記平坦部を一対有し、
    上面側の前記拡径部と一対の前記平坦部の内面に前記整流フィンを有し、下面側の前記拡径部の内面には前記整流フィンを有しない
    ことを特徴とする請求項1に記載の減速装置。
  3. 前記筒状部の内面には前記整流フィンを有しないことを特徴とする請求項1または2に記載の減速装置。
  4. 前記ラッパ状部の内面に設けられる全ての前記整流フィンの少なくとも一部が周方向に重なることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の減速装置。
  5. 前記ラッパ状部は、
    負荷側に向かうに従って内面が前記入力軸から離れるように傾斜する拡径部と、
    内面が前記入力軸と平行な平坦部と、を有し、
    前記拡径部の内面に前記整流フィンが設けられるとともに、前記平坦部に接続される前記筒状部の内面に第2の整流フィンが設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の減速装置。
  6. 前記整流フィンと前記ファンとが径方向から見て重ならないことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の減速装置。
  7. 前記筒状部は、前記ラッパ状部の反負荷側に接続される第1筒状部と、前記ラッパ状部の負荷側に接続される第2筒状部と、を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の減速装置。
  8. 前記ラッパ状部は、
    負荷側に向かうに従って内面が前記入力軸から離れるように傾斜する拡径部と、
    内面が前記入力軸と平行な平坦部と、を有し、
    前記拡径部は、中央拡径部と、該中央拡径部の左右に位置する左拡径部および右拡径部と、を有し、前記中央拡径部の内面に前記整流フィンが設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の減速装置。
  9. 前記筒状部は、吊り具を露出させるための切欠きを有することを特徴とする請求項1なし8のいずれかに記載の減速装置。
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