JPH054763U - 検出器付電動機 - Google Patents
検出器付電動機Info
- Publication number
- JPH054763U JPH054763U JP3488791U JP3488791U JPH054763U JP H054763 U JPH054763 U JP H054763U JP 3488791 U JP3488791 U JP 3488791U JP 3488791 U JP3488791 U JP 3488791U JP H054763 U JPH054763 U JP H054763U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- detector
- electric motor
- cover
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インバータ駆動される検出器付電動機の電磁
騒音低下と、ファン冷却効果の向上による温度上昇低減
を目的とした。 【構成】 ファンカバー内周に、ファンガイドを取付け
一体化させる。このファンガイドは、筒部をファン外径
に近接させ、更に出口をテーパ状とする。 【効果】 ファンガイドを一体化させたことによりファ
ンカバーの剛性を向上させ、インバータ駆動時のカバー
振動をおさえ騒音を低下する。ファンガイド筒部を設け
たことによりファンの乱流を防止し、又出口のテーパ部
で風路の急変を避け圧損低下をおさえて冷却効果を向上
させた。
騒音低下と、ファン冷却効果の向上による温度上昇低減
を目的とした。 【構成】 ファンカバー内周に、ファンガイドを取付け
一体化させる。このファンガイドは、筒部をファン外径
に近接させ、更に出口をテーパ状とする。 【効果】 ファンガイドを一体化させたことによりファ
ンカバーの剛性を向上させ、インバータ駆動時のカバー
振動をおさえ騒音を低下する。ファンガイド筒部を設け
たことによりファンの乱流を防止し、又出口のテーパ部
で風路の急変を避け圧損低下をおさえて冷却効果を向上
させた。
Description
【0001】
この考案は、検出器付電動機の騒音低下及び冷却技術に関するものである。
【0002】
図3は従来の検出器を内蔵する電動機の半断面図であり、図において、1は固 定子、2は回転子、3は反負荷側のブラケット、4は負荷側のブラケット、5は 回転子用の軸受、6は軸、7はエンコーダ等の検出器、8は冷却用のファン9は ファンカバー、10はフレームを示す。
【0003】 次に、従来の検出器を内蔵する電動機の作用、動作について説明する。 上述の電動器は、制御用として近年、自動化、省力化機器の駆動源としてあら ゆる分野で使用されてきているが、図4に、その中の全閉他冷形電動機の一例を 示す。 図の断面図に示す様、ブラケット3に速度、位置を検出するエンコーダ等の検 出器7を取付け、電動機の速度、位置を制御している。その他の電動機としての 作用、動作は、一般のかご形誘導電動機と同様である。
【0004】
従来の図3に示す検出器を内蔵する電動機は、以上の様に構成されているので 、検出器7と冷却ファン8を囲うファンカバー9は、軸方向寸法が長くなり相対 的に剛性が低下していた。又、冷却ファン8外径とファンカバー9内径のスキマ が大きいものは、羽根外周部で冷却風が渦をまき、乱流を生じ、冷却ファンの冷 却効果が低下している等の課題があった。
【0005】 この考案は上記の様な課題を解決するためになされたもので、容易に、ファン カバーの剛性向上及びファンの冷却向上を図ることができ、電動機の騒音低減、 冷却効果向上を狙った検出器付電動機を得ることを目的とする。
【0006】
この考案による装置は、電動機構成部品の一つであるファンカバーを改善する ものである。その手段として、ファンカバー内周にテーパ部を持つ筒状のファン ガイドを取付けた。このファンガイドは、ファンカバーに固定され、一体化して いる。
【0007】
この考案における装置の作用は、 (1)ファンカバー内周に固定したファンガイド外周部が、ファンガイドの補 強リブの役割をはたしファンカバーの剛性を向上させる。 (2)ファン外径に近接した筒形のファンガイドにより、冷却風の流れを整流 する事におより風量の低下を抑制させる。
【0008】
実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1において、1は固定子 でフレーム10に取付けられている。2は回転子であり軸受け5、軸6と共に負 荷側ブラケット4、反負荷側ブラケット3に支えられている。7は検出器であり 、冷却ファン8と共に反負荷側ブラケット3に取付けられている。9はファンカ バーであり、反負荷側ブラケット3に取付けられている。11は本考案のファン ガイドであり、ファンカバー9内周に固定されて取付けられる。冷却ファン8外 径とは、渦流が生じない程度のスキマをとり、またテーパ部を設けることにより 、流路の急激な拡大を避け圧力損失の低減を図り、スムーズな風の流れを作るも のである。又、このファンガイド11は、薄鉄板等で製作する。以上のファンカ バー9、ファンガイド11を一体とした装置で構成する。図2において、11は 本考案のファンガイドであり樹脂、Al材等軽量部材を用い、厚肉状の円筒で構 成とする。
【0009】 実施例の作用としては (1)ファンカバー9内周に固定したファンガイド11外周部が、ファンガイ ド11の補強リブの役割を果たし、ファンカバー9の剛性を向上させる。 (2)冷却ファン8外径に近接した筒形のファンガイド1により羽根外周部の 乱流を抑制し整流することにより風量の低下をおさえる。
【0010】
以上の様に、この考案によればファンカバーに、ファンガイド部を一体固定さ せることにより、ファンカバーの剛性が向上する。これは、商用電源ではなく、 インバータ駆動される場合、剛性の低いファンカバーを使用すると電源波形の影 響を受けカバーが振動し、電磁騒音が大きくなるが、本考案の様に剛性の高いカ バーを使用すれば、効果がある。 次に、もう一つの効果として、ファンガイド筒部をファンに近接させ更に、出 口をテーパ状とすることにより乱流をおさえ、整流化し、冷却を向上させ、電動 機の温度を低下させる働きが期待できる。
【図1】この考案の一実施例による検出器付電動機の半
断面側面図である。
断面側面図である。
【図2】この考案の一実施例による全閉他冷形電動機の
半断面側面図である。
半断面側面図である。
【図3】従来の検出器付電動機の半断面側面図である。
【図4】従来の全閉他冷形電動機の判断面側面部であ
る。
る。
1 固定子 2 回転子 3 反負荷側ブラケット 4 負荷側ブラケット 5 軸受 6 電動機軸 7 検出器 8 冷却ファン 9 ファンカバー 10 フレーム 11 ファンガイド
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 検出器を内蔵する電動機において、ファ
ンカバーの内側にテーパ部を持つ薄肉円筒状のファンガ
イドを取付け、さらに上記ファンカバーの内側にテーパ
部を持つ厚肉円筒状のファンガイドを取付けたことを特
徴とする検出器付電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3488791U JPH054763U (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 検出器付電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3488791U JPH054763U (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 検出器付電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054763U true JPH054763U (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=12426665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3488791U Pending JPH054763U (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 検出器付電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054763U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005091471A1 (ja) * | 2004-03-24 | 2005-09-29 | Daikin Industries, Ltd. | モータの冷却装置 |
WO2005091470A1 (ja) * | 2004-03-24 | 2005-09-29 | Daikin Industries, Ltd. | モータの冷却装置 |
US10221935B2 (en) | 2015-03-31 | 2019-03-05 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Speed reduction apparatus |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP3488791U patent/JPH054763U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005091471A1 (ja) * | 2004-03-24 | 2005-09-29 | Daikin Industries, Ltd. | モータの冷却装置 |
WO2005091470A1 (ja) * | 2004-03-24 | 2005-09-29 | Daikin Industries, Ltd. | モータの冷却装置 |
KR100849014B1 (ko) * | 2004-03-24 | 2008-07-30 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 모터의 냉각 장치 |
US7615897B2 (en) | 2004-03-24 | 2009-11-10 | Daikin Industries, Ltd. | Cooling device of motor |
US10221935B2 (en) | 2015-03-31 | 2019-03-05 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Speed reduction apparatus |
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