JPH09215271A - 可変速モータの冷却装置 - Google Patents

可変速モータの冷却装置

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JPH09215271A
JPH09215271A JP3281296A JP3281296A JPH09215271A JP H09215271 A JPH09215271 A JP H09215271A JP 3281296 A JP3281296 A JP 3281296A JP 3281296 A JP3281296 A JP 3281296A JP H09215271 A JPH09215271 A JP H09215271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
speed motor
cooling air
variable speed
curved surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP3281296A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Inoue
岳司 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲の機械装置に熱影響を与えることがな
く、冷却ファンの冷却風量と吐出圧力を確保し、効率の
高い冷却を行う可変速モータの冷却装置を提供する。 【解決手段】 円筒状の固定子1の反負荷側に取りつけ
られ、固定子1を冷却した冷却風を通す通風穴31を設
けた反負荷側ブラケット3と、反負荷側ブラケット3に
取りつけた中空状のケーシング7と、ケーシング7の内
側に取りつけたラジアルファン6とを備えた可変速モー
タの冷却装置に置いて、ケーシング7は、内側にリング
状の突起部73と、突起部の頂上から吐出口までの表面
に形成した緩やかな曲面部74と、突起部73の頂上付
近の内側に設けたベルマウス75と、ラジアルファン6
のブレード63の外周端に対向するように、突起部73
の曲面部74の内側に複数個、円周方向に等間隔に設け
られた案内板77とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却ファンを外部
に設けた可変速モータの冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械の主軸を駆動するよう
な、数千回転の高速回転から数十回転の低速回転まで変
速させるような可変速モータの冷却装置は、可変速モー
タの回転と関係なく冷却風量や圧力を設定できる別置き
形の冷却ファンを、可変速モータの反負荷側に設置し、
反負荷側から可変速モータの側面を洗って負荷側に冷却
風を流し、可変速モータを冷却するが開示されている
(例えば、特開平2−188143号、特開平3−23
9142号公報)。また、可変速モータの反負荷側にラ
ジアルファンを別置きにして設け、負荷側から冷却風を
可変速モータの内部に吸引し、反負荷側に冷却風を流し
て、ラジアルファンによって可変速モータの軸方向に対
して直角方向に放出するものが開示されている(例え
ば、特開昭55−10861号、実開昭55−1064
68号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記前者の
従来技術では、負荷側に設けられている工作機械等の機
械装置に可変速モータの損失熱によって温度が高くなっ
た冷却風が当たり、機械装置に熱影響を与えるという問
題があった。また、後者の従来技術では、冷却風が可変
速モータの軸方向に対して直角方向に放出されるため、
可変速モータを機械装置の狭いところに収納する場合、
モータの周囲の機械装置に熱影響を与えるといる問題が
あった。なお、ラジアルファンの代わりに、アキシャル
ファンを用いて、冷却風を軸方向に吐出するものもある
が、アキシャルファンはラジアルファンに比べて吐出圧
力を大きくすることが難しく、可変速モータの冷却風の
通路抵抗が大きい場合には、十分な冷却風量が得られな
いという問題があった。本発明は、周囲の機械装置に熱
影響を与えることがなく、冷却ファンの冷却風量と吐出
圧力を確保し、効率の高い冷却を行う可変速モータの冷
却装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、円筒状の固定子の反負荷側に取りつけら
れ、前記固定子を冷却した冷却風を通す通風穴を設けた
反負荷側ブラケットと、前記反負荷側ブラケットに取り
つけた中空状のケーシングと、前記ケーシングの内側に
取りつけたラジアルファンとを備えた可変速モータの冷
却装置に置いて、前記ケーシングは、内側にリング状の
突起部と、前記突起部の頂上から吐出口までの表面に形
成した緩やかな曲面部と、前記突起部の頂上付近の内側
に設けたベルマウスと、前記ラジアルファンのブレード
の外周端に対向するように、前記突起部の曲面部の内側
に複数個、円周方向に等間隔に設けられた案内板とを備
えたものである。また、前記ベルマウスは前記ケーシン
グと一体成形されたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施例に
ついて説明する。図1は本発明の実施例を示す側断面
図、図2は正面図である。図において、1は可変速モー
タ、10は複数枚のリング状の積層鉄板を積層して形成
した固定子鉄心11に電機子コイル12を装着した固定
子で、固定子鉄心11の円周方向に等間隔に、軸方向に
貫通する複数の通風穴13を設けてある。2は固定子1
の負荷側端面に設けた負荷側ブラケット、3は固定子1
の反負荷側端面に設けた反負荷側ブラケットで、固定子
鉄心11の通風穴13と連通する通風穴31を設けてあ
る。4は固定子1の内側に空隙を介して設けられた回転
子で、シャフト41に固定され、シャフト41は軸受4
2、43を介して負荷側ブラケット2および反負荷側ブ
ラケット3に支持されている。5はシャフト41の回転
角度を検出するエンコーダで、反負荷側ブラケット3の
外側に設けられている。6はラジアルファンで、ファン
モータ61の回転部62の外周に複数のブレード63を
設けてある。7はラジアルファン6を収納する中空円筒
状のケーシング、71はケーシング7の一方端に形成さ
れ、可変速モータ1からの冷却風を取り入れる流入口
で、反負荷側ブラケット3にシャフト41と同心状に取
りつけられている。72はケーシング7の他方端に形成
された冷却風の吐出口である。ケーシング7の内側には
リング状の表面が曲面の突起部73を設けてあり、突起
部73の頂上から吐出口72までの表面には、緩やかな
曲面部74が形成して、冷却風が滑らかに流れるように
してある。突起部73の頂上付近の内側にはベルマウス
75を設けて、冷却風が円滑に流れるようにしてある。
76はファンモータ61の固定部64を支持する支持部
材で、突起部73の内側に固定されている。77はラジ
アルファン6のブレード63の外周端に対向するよう
に、曲面部74の内側に複数個、円周方向に等間隔に設
けられた案内板で、ブレード63によって放射状に吐き
出された冷却風の圧力損失が大きくならないように、曲
面によって形成されている。78は吐出口を覆う網状の
ファンガードである。
【0006】このような構成により、ファンモータ61
によりブレード63が回転すると、ラジアルファン6の
可変速モータ側の空気圧が低下するので、固定子鉄心1
1の負荷側端面に開口する通気穴13から外気が流れ込
み、矢印で示すように、冷却風となって固定子鉄心11
の熱を奪う。その後、冷却風は通風穴13、31を通っ
て可変速モータ1の反負荷側に出て、流入口71からケ
ーシング7の中をラジアルファン6に向かって吸引さ
れ、ベルマウス75を通り、ブレード63によって径方
向に押し付けられ、案内板77と突起部73の曲面部7
4によって軸方向に方向を変えられ、吐出口72から可
変速モータ1の軸方向に吐出される。このとき、ケーシ
ング7の内側に設けられた突起部73の曲面部74と案
内板77によって、滑らかな冷却風通路が形成され、渦
流が発生するような急激な断面の変化がないので、冷却
風は滑らかに流れ、渦流の発生が抑制され、十分な吐出
量と吐出圧力を確保することができる。また、冷却風は
可変速モータ1の反負荷側の軸方向に吐出されるので、
可変速モータ1の負荷側にも、側面側にも熱影響を与え
ることがなくなる。なお、このような構成では、吐出圧
力の損失が少ないことから、ケーシング7の吐出口72
に、一点鎖線で示すように、適当な長さの中空のダクト
79を取りつけて、機械装置から離れた外部に冷却風を
排出するようにしてもよい。また、上記ベルマウス75
はケーシング7と樹脂等により一体成形することによ
り、部品点数を少なくすることができる。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、可
変速モータを冷却した冷却風を軸方向に、かつ吐出圧力
や風量を低下させることなく排出するので、周囲の機械
装置に熱影響を与えることがなく、部品点数の少ない低
コスト。小形・軽量化が実現できる、効率の高い冷却を
行う可変速モータの冷却装置を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す側断面図である。
【図2】 本発明の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
1:可変速モータ、10:固定子、11:固定子鉄心、
12:電機子コイル、13、31:通風穴、4:回転
子、41:シャフト、42、43:軸受、5:エンコー
ダ、6:ラジアルファン、61:ファンモータ、62:
回転部、63:ブレード、64:固定部、7:ケーシン
グ、71:流入口、72:吐出口、73:突起部、7
4:曲面部、75:ベルマウス、76:支持部材、7
7:案内板、78:ファンガード、79:ダクト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の固定子の反負荷側に取りつけら
    れ、前記固定子を冷却した冷却風を通す通風穴を設けた
    反負荷側ブラケットと、前記反負荷側ブラケットに取り
    つけた中空状のケーシングと、前記ケーシングの内側に
    取りつけたラジアルファンとを備えた可変速モータの冷
    却装置に置いて、前記ケーシングは、内側にリング状の
    突起部と、前記突起部の頂上から吐出口までの表面に形
    成した緩やかな曲面部と、前記突起部の頂上付近の内側
    に設けたベルマウスと、前記ラジアルファンのブレード
    の外周端に対向するように、前記突起部の曲面部の内側
    に複数個、円周方向に等間隔に設けられた案内板とを備
    えたことを特徴とする可変速モータの冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記ベルマウスは前記ケーシングと一体
    成形された請求項1記載の可変速モータの冷却装置。
JP3281296A 1996-01-26 1996-01-26 可変速モータの冷却装置 Pending JPH09215271A (ja)

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Cited By (5)

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