JP2016190255A - 接合体、接合方法、及び、接合装置 - Google Patents

接合体、接合方法、及び、接合装置 Download PDF

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Hideaki Shirai
秀彰 白井
毅 早河
Takeshi Hayakawa
毅 早河
豪 倉内
Takeshi Kurauchi
豪 倉内
近藤 浩
Hiroshi Kondo
浩 近藤
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Abstract

【課題】 クラックの発生を防止し疲労強度を向上する接合体を提供する。
【解決手段】 接合体50は、第一部材51、第一部材51に当接するよう設けられる第二部材52、及び、第一部材51の端部に設けられる接合部55を有する。接合部55は、第二部材52が有する端面521と接合している。接合部55の外壁56は、端面511の第一延長面VP51と端面521との交線L50に対して垂直な平面であって接合部55の中心C55を通る平面を仮想平面とすると、当該仮想平面上の断面形状が端面521に垂直な方向における端面511の長さt51の二倍以下の半径R50を有する仮想円VC5の円弧形状となるよう形成されている。また、接合部55の外壁56は、端面521上の外壁56の当該仮想平面上の断面形状に接する接線L51と端面521の当該仮想平面上の断面形状線L52とがなす角度が90度以上となるよう形成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、少なくとも二つ以上の部材が溶接によって接合されている接合体、少なくとも二つ以上の部材を接合する接合方法、及び、その接合方法に用いる接合装置に関する。
従来、二つの部材のいずれか一方の部材の一部を熱または圧力によって溶融し、当該溶融した部位を利用して一の部材と他の部材とを接合する溶接方法が知られている。溶接によって接合された接合体は、溶接をおこなうときに溶融したのちに凝固する接合部を有する。この接合部には、溶接時の初期不良として、表面及び内部にクラックが発生する場合がある。クラックが発生すると、一の部材と他の部材との接合力が低下する。そこで、例えば、特許文献1には、第一部材、第二部材、及び、第一部材が有する第一接合面と第二部材が有する第二接合面とに接合する接合部を備え、第一部材、第二部材、及び、接合部を通る平面を仮想平面とすると、第二接合面上の接合部の外壁の仮想平面上における断面形状の接線と第二接合面の仮想平面上における断面形状に接する接線とがなす角度が90度以上となるよう接合部が形成されている接合体が記載されている。
特開平11−104865号公報
しかしながら、特許文献1に記載の接合体のように、二つの部材を重ね合わせたり突き合わせたりする構成の接合体では、接合部の表面に応力が集中し、クラックが発生しやすい。また、特許文献1に記載の接合体が炭素鋼やニッケル−リンめっきが表面に施されている銅合金から形成されている場合、クラックがさらに発生しやすい。このため、当該接合体に繰り返し応力が作用すると当該クラックが大きくなり、接合体が破損するおそれがある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、クラックの発生を防止し疲労強度を向上する接合体を提供することにある。
本発明は、接合体であって、第一部材、第二部材、及び、接合部を備える。
第一部材は、第一端面を有する。
第二部材は、第一部材と当接するよう設けられ、第一端面に非平行に形成されている第二端面を有する。
接合部は、第一部材の第一端面を有する端部に設けられ、第二端面と接合する。
本発明の接合体は、第一端面の第一延長面と第二端面との交線、または、第一端面と第二端面の第二延長面との交線に対して垂直な平面であって接合部の中心を通る平面を仮想平面とすると、接合部が有する外壁の仮想平面上の断面形状は、第二端面または第二延長面に垂直な方向における第一端面の長さの二倍以下の半径を有する仮想円の円弧形状であることを特徴とする。また、本発明の接合体は、第二端面上の外壁の仮想平面上の断面形状に接する第一接線と第二端面の仮想平面上の断面形状に接する第二接線とがなす角度は、90度以上であることを特徴とする。
本発明の接合体は、第二部材と接合する接合部を第一部材の端部に備える。接合部は、外壁の仮想平面上の断面形状が第二端面または第二延長面に垂直な方向における第一端面の長さの二倍以下の半径を有する仮想円の円弧形状となるよう形成されている。これにより、応力集中によって接合部にクラックが発生することを防止することができる。
また、接合部の外壁は、第二端面に接する接合部の外壁の仮想平面上の断面形状に接する第一接線と第二端面の仮想平面上の断面形状に接する第二接線とがなす角度が90度以上となるよう形成されている。これにより、接合部と第二端面との接合部分に繰り返し作用する応力によって接合部と第二部材との接合が解除されにくくなる。
このように、本発明の接合体は、クラックの発生を防止し、かつ、繰り返し作用する応力によって接合部と第二部材との接合が解除されにくくなるよう接合部の外壁が形成されている。これにより、応力の繰り返し作用による疲労破壊が起こりにくく、接合体の疲労強度を向上することができる。
本発明の第一実施形態による接合装置の模式図。 本発明の第一実施形態による接合体の模式図。 図2のIII−III線断面図。 (a)本発明の第二実施形態による接合体の接合前の断面図、(b)本発明の第二実施形態による接合体の接合後の断面図。 (a)本発明の第三実施形態による接合体の接合前の断面図、(b)本発明の第三実施形態による接合体の接合後の断面図。 (a)本発明の第四実施形態による接合体の斜視図、(b)本発明の第四実施形態による接合体の上面図。 本発明の第五実施形態による接合装置の模式図。 本発明の第五実施形態による接合体の模式図。 本発明の第六実施形態による接合装置の模式図。 本発明の第七実施形態による接合装置の模式図。 図10のXI矢視図。
本発明の複数の実施形態を図に基づき説明する。
(第一実施形態)
本発明の第一実施形態による接合体、接合方法、及び、接合装置を図1〜3に基づいて説明する。
最初に、接合体50の構成を説明する。接合体50は、第一部材51、第二部材52、接合部55などから構成されている。第一部材51及び第二部材52は、炭素鋼から平板状に形成されている部材である。接合体50では、図1に示すように、第一部材51の長手方向と第二部材52の長手方向とが略平行となるよう設けられている。
接合部55は、第二部材52の「第二端面」としての端面521上に載置されている第一部材51の端部512に設けられる。接合部55は、第一部材51の一部が溶接時に溶融され、その後凝固することで形成される。接合部55は、第二部材52の端面521と接合するよう設けられている。第一実施形態では、「第一端面」としての端面511の第一延長面VP51と端面521とは略垂直に交わるよう形成されている。なお、図1に示す接合部55には、接合部55の表面形状をわかりやすくするため、複数の形状線S50(図1中の二点鎖線)を示している。接合部55の形状の詳細は、後述する。
次に、第一部材51と第二部材52とを接合する接合装置1を図1に基づいて説明する。接合装置1は、第一支持部11、第二支持部12、「加熱手段」としてのレーザ発振部13、及び、制御部14などを備える。
第一支持部11は、第一部材51の第二部材52とは反対側の端面に当接可能に設けられている。第一支持部11は、第一部材51を第二部材52の方向に付勢可能である。
第二支持部12は、第二部材52の第一部材51とは反対側の端面に当接可能に設けられている。第二支持部12は、第二部材52を第一部材51の方向に付勢可能である。
第一支持部11及び第二支持部12は、図1に示すように、第一部材51と第二部材52とが当接している状態を維持するよう挟み込みつつ、レーザ発振部13が発振するレーザが所望の位置に照射されるよう第一部材51及び第二部材52を支持する。
レーザ発振部13は、第一部材51を溶融可能なレーザを発振する。レーザ発振部13が発振するレーザ(図1では、二点鎖線L1)は、第一支持部11が支持する第一部材51の端部512に照射される。
制御部14は、レーザ発振部13と電気的に接続している(図1の実線矢印L13)。制御部14は、外部から入力される情報に基づいてレーザ発振部13の作動を制御する。
次に、第一部材51と第二部材52とを接合する接合方法について説明する。
最初に、「当接工程」として、端面511の第一延長面VP51と第二部材52の端面521とが略垂直に交わるよう第二部材52の端面521上に第一部材51の端部512を載置する。
次に、「溶融工程」として、第一部材51の端部512の一部にレーザを照射し、端部512の一部を溶融する。溶融によって流動性を有するようになった端部512の一部は、変形しつつ端面521上を移動する。このとき、端部512の一部が有する熱などによって端面521に窪み522が形成される(図3参照)。
次に、「接合工程」として、溶融している端部512の一部を凝固させると、図3に示す断面形状を有する接合部55が形成される。第一実施形態による第一部材51と第二部材52とを接合する接合方法では、このようにして、接合部55を介して第一部材51と第二部材52とが接合する接合体50が形成される。
第一実施形態による接合体50は、接合部55の形状に特徴がある。ここでは、図2、3に基づいて接合部55の形状を説明する。
最初に、図3に示す断面図の位置について、図1においてレーザが照射される方向からみた接合体50を示す図2の模式図に基づいて説明する。
図3に示す第一部材51、第二部材52、及び、接合部55の断面図は、図2のIII−III線断面図である。具体的には、図3は、端面511の第一延長面VP51(図3参照)と端面521との交線L50に対して垂直な平面であって、接合部55の中心C55を通る平面である仮想平面VP1における断面図である。
接合部55の外壁56は、仮想平面VP1上の断面形状が図3に示す仮想円VC5の円弧状となるよう形成されている。仮想円VC5の半径R50は、端面521に垂直な方向において、第一部材51の端面521に当接する当接面513から第一部材51の第二部材52とは反対側の外壁514までの長さt51の二倍以下となるよう形成されている。また、第一実施形態では、外壁56の断面形状は、仮想円VC5の中心C50からみて凸状に形成されている。
また、外壁56は、端面521上の外壁56の断面形状に接する「第一接線」として接線L51と端面521の「第二接線」としての断面形状線L52とがなす角度αが90度以上になるよう形成されている。
第一実施形態による接合体50では、第一部材51と第二部材52とは接合部55によって接合されている。接合部55は、外壁56の形状が第一部材51の端面521に垂直な方向の長さt51の二倍以下となる半径R50を有する仮想円VC5の円弧状に形成されている。これにより、応力の集中によって接合部55にクラックが発生することを防止することができる。
また、外壁56は、端面521上の外壁56の断面形状に接する接線L51と端面521の断面形状線L52とがなす角度αが90度以上になるよう形成されている。これにより、第一部材51の一部が溶融されて形成される接合部55と第二部材52との接合部分に繰り返し作用する応力によって接合部55と第二部材52との接合が解除されにくくなる。
このように、接合体50は、クラックの発生を防止し、かつ、繰り返し作用する応力によって接合部55と第二部材52との接合が解除されにくくなるよう、接合部55の外壁56が形成されている。これにより、応力の繰り返し作用による疲労破壊が起こりにくく、接合体50の疲労強度を向上することができる。
また、第一部材51及び第二部材52は、炭素鋼から形成されている。炭素鋼の場合、第一部材51及び第二部材52における熱伝導率が高いため、「溶融工程」においてレーザが照射され流動性を有するようになった溶融部が凝固するとき応力が収集しやすい。第一実施形態では、外壁56の断面形状を半径R50を有する仮想円VC5の円弧状に形成することによって、このような熱伝導率が高い炭素鋼に適用してもクラックの発生を防止することができる。したがって。第一実施形態では、炭素鋼から形成される接合体50の疲労強度を向上することができる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態による接合体を図4に基づいて説明する。第二実施形態は、接合体の形状が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第二実施形態による接合体60の模式図を図4に示す。接合体60は、第一部材61、第二部材62、接合部65などから構成されている。第一部材61及び第二部材62は、炭素鋼から筒状に形成されている。第一部材61及び第二部材62は、それぞれの中心軸が中心軸CA6上にあるよう配置されている。第一部材61は、内径が第二部材62の外径と同じ大きさになるよう形成されている。これにより、第二部材62は、図4(a)に示すように、第一部材61の内側に挿入可能である。
接合部65は、第二部材62の径方向外側に形成されている「第二端面」としての外壁621上に載置されている第一部材61の端部612に設けられる。接合部65は、第一部材61の一部が溶接時に溶融され、その後凝固することで形成される。接合部65は、第二部材62の外壁621と接合するよう設けられている。第二実施形態では、「第一端面」としての端面611の第一延長面VP61と外壁621とは略垂直に交わるよう形成されている。
第二実施形態による接合方法では、「当接工程」として、第一部材61の端部612の内側に第二部材62を挿入する。これにより、第一部材61と第二部材62とが当接する。このとき、端面611の第一延長面VP61と第二部材62の外壁621との交線を交線L60とする。
次に、「溶融工程」として、第二部材62と当接している第一部材61の端部612にレーザを照射し、端部612を溶融する。このとき、第二実施形態では、レーザは、第一部材61の径方向外側を周方向に移動し、周方向に端部612を溶融する。溶融し流動性を有するようになった端部612は、変形しつつ外壁621上を移動する。
次に、「凝固工程」として、溶融した端部612を凝固させると、図4(b)に示す断面形状を有する接合部65が形成される。これにより、接合体60が形成される。
第二実施形態では、接合部65の外壁66は、交線L60に対して垂直な平面であって中心軸CA6を含む仮想平面上の断面形状が図4(b)に示す仮想円VC6の円弧状となるよう形成されている。仮想円VC6の半径R60は、外壁621に垂直な方向において第一部材61の外壁621に当接する当接面613から第一部材61の第二部材62とは反対側の外壁614までの長さt61の二倍以下とである。また、外壁66は、外壁621上の外壁66の断面形状に接する「第一接線」としての接線L61と外壁621の「第二接線」としての断面形状線L62とがなす角度βが90度以上になるよう形成されている。これにより、接合部65にクラックが発生することを防止し、かつ、繰り返し作用する応力によって接合部65と第二部材62との接合が解除されにくくする。したがって、接合体60の疲労強度を向上することができる。
また、接合部65は、第二部材62の周方向に延びるよう形成されている。これにより、接合体60の疲労強度をさらに向上することができる。
(第三実施形態)
次に、本発明の第三実施形態による接合体を図5に基づいて説明する。第三実施形態は、接合体の形状が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第三実施形態による接合体70の模式図を図5に示す。接合体70は、第一部材71、第二部材72、接合部75などから構成されている。第一部材71及び第二部材72は、炭素鋼から柱状に形成されている。第一部材71及び第二部材72は、それぞれの中心軸が中心軸CA7上にあるよう配置されている。第一部材71は、外径が第二部材72の外径より大きく形成されている。
接合部75は、第二部材72と当接する第一部材71の軸方向の端部712に設けられている。接合部75は、第二部材72の径方向外側に有する「第二端面」としての外壁721と接合するよう設けられている。接合部75は、第一部材71の一部が溶接時に溶融され、その後凝固することで形成される。第三実施形態では、「第一端面」としての端面711と外壁721の第二延長面VP72とは略垂直に交わるよう形成されている。
第三実施形態による接合方法では、「当接工程」として、第一部材71の端面711と第二部材72とを当接させる。このとき、端面711と外壁721の第二延長面VP72との交線を交線L70とする。
次に、「溶融工程」として、第一部材71の端部712にレーザを照射し、端部712の一部を溶融する。このとき、第三実施形態では、レーザは、第一部材71の径方向外側を周方向に移動し、周方向に端部712を溶融する。溶融し流動性を有するようになった端部712は、変形しつつ外壁721上を移動する。
次に、「凝固工程」として、溶融した端部712を凝固させると、図5(b)に示す形状の接合部75が形成される。これにより、接合体70が形成される。
第三実施形態では、接合部75の外壁76は、交線L70に対して垂直な平面であって中心軸CA7を含む仮想平面上の断面形状が図5(b)に示す仮想円VC7の円弧状となるよう形成されている。仮想円VC7の半径R70は、第二延長面VP72に垂直な方向において第二延長面VP72から第一部材71の径方向外側の外壁714までの長さt71の二倍以下となるよう形成されている。また、外壁76は、外壁721上の外壁76の断面形状に接する「第一接線」としての接線L71と外壁721の「第二接線」としての断面形状線L72とがなす角度γは、90度以上になるよう形成されている。これにより、接合部75にクラックが発生することを防止し、かつ、繰り返し作用する応力によって接合部75と第二部材72との接合が解除されにくくする。したがって、接合体70の疲労強度を向上することができる。
また、接合部75は、第二部材72の周方向に延びるよう形成されている。これにより、接合体70の疲労強度をさらに向上することができる。
(第四実施形態)
次に、本発明の第四実施形態による接合体を図6に基づいて説明する。第四実施形態は、接合体の形状が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第四実施形態による接合体80の模式図を図6に示す。接合体80は、「第一の部材」としての第一部材81、第二部材52、接合部55などから構成されている。第一部材81は、炭素鋼から平板状に形成されている。接合部55は、図6に示すように、第一部材81の端部812において第一部材81の中央寄りに設けられている。なお、図6に示す接合部55には、接合部55の表面形状をわかりやすくするため、複数の形状線S50(図6中の二点鎖線)を示している。
第一部材81は、第一部材81の端部812が有する二つの角部813、814が面取りされている。具体的には、図6(b)に示すように、第一部材81の「第一端面」としての端面811の第一延長面と第二部材52の端面521との交線L80の延長線を延長線L83とすると、角部813、814は、延長線L83に沿って接合部55から離れるに従って延長線L83から離れるよう形成されている。
例えば、角部が面取りされていない第一部材と第二部材とを接合するとき、接合部の交線の方向において一方の側から他方の側に順に第一部材の端部を加熱すると、先に加熱された一方の側の温度と後に加熱される他方の側の温度との差によって二つの角部に第二部材に対する第一部材の異なる拘束力が作用する。この拘束力の違いは、接合部に作用する応力となって接合部を破壊するおそれがある。
第四実施形態では、接合部55の両側に位置する第一部材81の二つの角部813、814が面取りされているため、面取りされた部分での第二部材52に対する第一部材81の拘束力が小さくなるため、当該拘束力に起因する接合部55への作用力が小さくなる。したがって、接合体80の疲労強度を向上することができる。
(第五実施形態)
次に、本発明の第五実施形態による接合方法及び接合装置を図7、8に基づいて説明する。第五実施形態は、接合方法及び接合装置が第四実施形態と異なる。なお、第四実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第五実施形態による接合装置2の模式図を図7に示す。接合装置2は、第一支持部11、第二支持部12、レーザ発振部13、駆動部25、及び、制御部14などを備える。
駆動部25は、レーザ発振部13を第一部材81及び第二部材52に対して相対移動可能に支持している。駆動部25は、制御部14と電気的に接続している(図7の実線矢印L25)。駆動部25は、制御部14が出力する指令信号に基づいてレーザ発振部13を駆動し、レーザが照射される位置を変更可能である。
第五実施形態による接合方法では、「溶融工程」として、端部812の一部を溶融する。このとき、駆動部25は、図8に示す点線矢印LM8のように、レーザが第一部材81と第二部材52とを交互に照射するようレーザ発振部13を駆動する。また、第五実施形態では、接合部55の中心C85を中心として回転するようレーザを照射する。溶融によって流動性を有するようになった端部812の一部は、変形しつつ端面521上を移動する。
「溶融工程」の後、「接合工程」として、溶融している端部812の一部を凝固させると、接合部55が形成される。
第五実施形態では、溶融工程において、レーザが第一部材81と第二部材52とに交互に照射されるようレーザ発振部13を駆動する。レーザが第一部材81と第二部材52とに交互に照射されると、第一部材81のみにレーザが照射される場合に比べ第二部材52も加熱されるため、第一部材81と第二部材52との温度差が小さくなる。これにより、接合工程において接合部55が形成されるとき、第一部材81の温度変化による変形量と第二部材52の温度変化による変形量との違いによって接合部55に作用する応力を小さくすることができる。したがって、接合体80の疲労強度を向上することができる。
(第六実施形態)
次に、本発明の第六実施形態による接合装置を図9に基づいて説明する。第六実施形態は、接合装置が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第六実施形態による接合装置3の模式図を図9に示す。接合装置3は、第一支持部11、第二支持部12、レーザ発振部13、「温度検出手段」としての温度検出部361、362、及び、制御部14などを備える。
温度検出部361、362は、いわゆる、放射温度計である。温度検出部361、362は、第二部材52の端面521の温度を非接触で検出する(図9の点線矢印L36)。具体的には、温度検出部361は、角部813近傍の端面521の温度を検出する。また、温度検出部362は、角部814近傍の端面521の温度を検出する。温度検出部361、362は、制御部14と電気的に接続している(図9の実線矢印L361、L362)。温度検出部361、362は、検出した温度を信号として制御部14に出力する。制御部14では、温度検出部361、362が出力する端面521の温度に基づいてレーザ発振部13が発振するレーザの強度を制御する。
第六実施形態による接合装置3では、制御部14は、温度検出部361、362が出力する端面521の二箇所の温度差が小さくなるようレーザの強度を調整する。これにより、接合工程において接合部55が形成されるとき、第一部材81の温度変化による変形量と第二部材52の温度変化による変形量との違いによって接合部55に作用する応力を小さくすることができる。したがって、接合体80の疲労強度を向上することができる。
(第七実施形態)
次に、本発明の第七実施形態による接合装置を図10、11に基づいて説明する。第七実施形態は、接合装置が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第七実施形態による接合装置4の模式図を図10に示す。接合装置4は、第一支持部11、第二支持部12、レーザ発振部13、「温度検出手段」としての温度検出部471、472、及び、制御部14などを備える。
温度検出部471、472は、いわゆる、熱電対である。温度検出部471、472は、図11に示すように、第二支持部12内に設けられている。温度検出部471、472は、第二部材52の温度を検出する。具体的には、温度検出部471は、角部813近傍の第二部材52の温度を検出する。また、温度検出部472は、角部814近傍の第二部材52の温度を検出する。温度検出部471、472は、制御部14と電気的に接続している(図10の実線矢印L471、L472)。温度検出部471、472は、検出した温度を信号として制御部14に出力する。制御部14では、温度検出部471、472が出力する第二部材52の温度に基づいてレーザ発振部13が発振するレーザの強度を制御する。
第七実施形態による接合装置4では、制御部14は、温度検出部471、472が出力する第二部材52の二箇所の温度差が小さくなるようレーザの強度を調整する。これにより、接合工程において接合部55が形成されるとき、第一部材81の温度変化による変形量と第二部材52の温度変化による変形量との違いによって接合部55に作用する応力を小さくすることができる。したがって、接合体80の疲労強度を向上することができる。
接合装置4では、第六実施形態の放射温度計に比べ比較的安価な熱電対を用いて第二部材52の温度を検出している。これにより、接合装置4の設備コストを低減することができる。
また、接合装置4では、温度検出部471、472が第二支持部12内に設けられているため、第六実施形態の放射温度計に比べ接合装置4の体格を小さくすることができる。
(他の実施形態)
「第一端面」の第一延長面と「第二端面」、または、「第一端面」と「第二端面」の第二延長面とは略垂直に交わるとした。しかしながら、「第一端面」と「第二端面」との関係はこれに限定されない。「第一端面」の第一延長面と「第二端面」、または、「第一端面」と「第二端面」の第二延長面とが交わるよう第一部材と第二部材とが設けられればよい。
第二実施形態では、第一部材及び第二部材は、筒状に形成されているとした。しかしながら、第二部材の形状はこれに限定されない。柱状であってもよい。
第四実施形態では、第一部材の二つの角部は、いずれも面取りされるとした。しかしながら、いずれか一方の角部のみ面取りされていてもよい。
第六、七実施形態では、放射温度計または熱電対を使って第二部材の端面の温度を検出するとした。しかしながら、第二部材の端面の温度を検出する方法は、これに限定されない。
第五実施形態では、面取りされた接合体を形成するとき、レーザが第一部材と第二部材とに交互に照射されるようレーザ発振部を駆動するとした。第一実施形態による接合体のように面取りされていない接合体や、第二実施形態による接合体のように筒状の接合体、第三実施形態による接合体のように柱状の接合体を形成するときにもレーザが第一部材と第二部材とに交互に照射されるようレーザ発振部を駆動してもよい。
第六、七実施形態では、面取りされた接合体を形成するとき、温度検出部によって第二部材の二箇所の温度を検出し、レーザの強度を調整するとした。第一実施形態による接合体のように面取りされていない接合体や、第二実施形態による接合体のように筒状の接合体、第三実施形態による接合体のように柱状の接合体を形成するときにも、温度検出部によって第二部材の二箇所の温度を検出し、レーザの強度を調整するとしてもよい。
上述の実施形態では、第一部材及び第二部材は、炭素鋼から形成されるとした。しかしながら、第一部材及び第二部材を形成する材料はこれに限定されない。ステンレス鋼、または、アルミから形成されてもよい。また、第一部材及び第二部材が銅から形成される場合、第一端面または第二端面の少なくとも一方には、ニッケル−リンめっきが設けられていてもよい。
上述の実施形態では、第一部材を加熱する「加熱手段」は、レーザであるとした。しかしながら、加熱手段の種類は、これに限定されない。電子ビーム、または、アークであってもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
50、60、70、80・・・接合体
51、61、71、81・・・第一部材
52、62、72 ・・・第二部材
55、65、75、85・・・接合部
56、66、76 ・・・外壁
511、611、711、811・・・端面(第一端面)
521、621、721・・・端面(第二端面)
L50、L60、L70、L80・・・交線
L51、L61、L71・・・接線(第一接線)
L52、L62、L72・・・接線(第二接線)
VP1 ・・・仮想平面
VP51、VP61 ・・・第一延長面
VP72 ・・・第二延長面
VC5、VC6、VC7・・・仮想円

Claims (13)

  1. 第一端面(511、611、711、811)を有する第一部材(51、61、71、81)と、
    前記第一部材に当接するよう設けられ、前記第一端面に非平行に形成されている第二端面(521、621、721)を有する第二部材(52、62、72)と、
    前記第一部材の前記第一端面を有する端部(512、612、712、712)に設けられ、前記第二端面と接合する接合部(55、65、75、85)と、
    を備え、
    前記第一端面の第一延長面(VP51、VP61)と前記第二端面との交線(L50、L60、L80)、または、前記第一端面と前記第二端面の第二延長面(VP72)との交線(L70)に対して垂直な平面であって前記接合部の中心(C55)を通る平面を仮想平面(VP1)とすると、
    前記接合部が有する外壁(56、66、76)の前記仮想平面上の断面形状は、前記第二端面または前記第二延長面に垂直な方向における前記第一端面の長さ(t51、t61、t71)の二倍以下の半径(R50、R60、R70)を有する仮想円(VC5、VC6、VC7)の円弧形状であり、かつ、前記第二端面上の前記外壁の前記仮想平面上の断面形状に接する第一接線(L51、L61、L71)と前記第二端面の前記仮想平面上の断面形状に接する第二接線(L52、L62、L72)とがなす角度は、90度以上であることを特徴とする接合体。
  2. 前記第一部材は、筒状に形成され、
    前記第二部材は、前記第一部材の内径と同じ外径を有する筒状または柱状に形成され、
    前記第二部材は、前記第一部材の内側に挿入されるよう設けられることを特徴とする請求項1に記載の接合体。
  3. 前記第一部材は、柱状に形成され、
    前記第二部材は、前記第一部材の外径より小さい外径を有する柱状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の接合体。
  4. 前記接合部は、前記第二部材の径方向外側の周方向に延びるよう形成されることを特徴とする請求項2または3に記載の接合体。
  5. 前記第一部材及び前記第二部材は、板状に形成され、
    前記端部は、前記第二部材の前記第二端面上に載置され、
    前記接合部は、前記端部の中央寄りに設けられ、
    前記端部の角部(813、814)の少なくとも一つは、前記交線の延長線(L83)に沿って前記接合部から離れるに従って前記交線から離れるよう形成されていることを特徴とする請求項1に記載の接合体。
  6. 前記第一部材及び前記第二部材は、炭素鋼、ステンレス鋼、または、アルミから形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の接合体。
  7. 前記第一部材及び前記第二部材は、銅から形成され、
    前記第一端面及び前記第二端面の少なくとも一方には、ニッケル−リンめっきが設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の接合体。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の接合体を形成する接合方法であって、
    前記第一端面と前記第二端面とを当接させる当接工程と、
    前記第一端面と前記第二端面とに接合可能な材料を前記第一端面と前記第二端面との間で溶融する溶融工程と、
    前記第一端面と前記第二端面との間で溶融した材料を凝固させて前記接合部を形成し、前記第一部材と前記第二部材とを接合する接合工程と、
    を含むことを特徴とする接合方法。
  9. 前記溶融工程において、前記第一部材と前記第二部材とを交互に加熱することを特徴とする請求項8に記載の接合方法。
  10. 請求項8または9に記載の接合方法に用いる接合装置(1、2、3、4)であって、
    前記第一部材を支持する第一支持部(11)と、
    前記第二部材を支持する第二支持部(12)と、
    前記第一部材と前記第二部材とを接合可能な材料を加熱可能な加熱手段(13)と、
    を備えることを特徴とする接合装置。
  11. 前記加熱手段は、レーザ、電子ビーム、または、アークであることを特徴とする請求項10に記載の接合装置。
  12. 前記第二部材の前記接合部と接合する部位の近傍の少なくとも二箇所以上の温度を検出し、当該検出した温度に応じた電気信号を出力する複数の温度検出手段(361、362、471、472)と、
    前記加熱手段及び前記温度検出手段と電気的に接続し、前記温度検出手段が出力する電気信号に基づいて前記加熱手段を制御する制御部(14)と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項10または11に記載の接合装置。
  13. 前記温度検出手段は、放射温度計であることを特徴とする請求項12に記載の接合装置。
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