JP2016187277A - 3レベル電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】抵抗成分による発熱を抑制しつつ、小型化することができる3レベル電力変換装置を提供する。
【解決手段】第1スイッチング素子1のコレクタ電極に接続される第1コレクタ端子1a及び第2スイッチング素子2のエミッタ電極に接続される第2エミッタ端子2bは第1の直線L1上に配置される。第3スイッチング素子3のコレクタ電極に接続される第3コレクタ端子3a及び第4スイッチング素子4のエミッタ電極に接続される第4エミッタ端子4bは第1の直線L1に平行な第2の直線L2上に配置される。第1スイッチング素子1と第4スイッチング素子4の間に、第1ダイオード素子5と第2ダイオード素子6が配置される。
【選択図】図4

Description

本発明は、3レベル電力変換装置に関する。
一般に、交流電圧を直流電圧に変換するコンバータや直流電圧を交流電圧に変換するインバータなどの電力変換装置は、系統電源を用いて交流電動機を可変速駆動する目的で使用されている。電力変換装置の回路方式として、2レベル電力変換回路やより変換効率の良いマルチレベル電力変換回路がある。特に、中容量及び大容量の分野では、3レベル電力変換回路が実用化されている。2レベル電力変換回路では、正極と負極の2段階の電位を出力するために2直列に接続されたパワー半導体素子を必要とするが、3レベル電力変換回路では、正極と中性点と負極の3段階の電位を出力するために4直列に接続されたパワー半導体素子に加え、中性点クランプダイオードが必要となるため、主回路構成が複雑化する。
このような3レベル電力変換回路において、装置をより小型化するためには、パワー半導体素子のスイッチング速度をより高速にして損失を低減する手段が取られる。しかしながら、各パワー半導体素子間を接続する配線に寄生インダクタンスが存在する場合、スイッチング時にパワー半導体素子の端子間に大きなサージ電圧が発生してしまう。このサージ電圧がパワー半導体素子の安全動作領域を超えた場合、パワー半導体素子は破壊してしまう。
このサージ電圧を低減するために、複数の配線板を積層状に構成した積層配線板を用いて各パワー半導体素子間を接続することで、配線の寄生インダクタンスを低減させる方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、複数のスイッチング素子を直線上に配列し、複数のダイオード素子を前記スイッチング素子の配列方向と直交する方向に離間させて配置することで、それらの半導体素子間を接続する配線の寄生インダクタンスを低減し、かつ、配線形態を簡略化している。
特開2005−160248号公報
特許文献1に記載されるような3レベル電力変換装置では、正極、中性点、負極を供給する直流端子から遠ざかる方向へ複数のスイッチング素子が直線上に配列するため、3レベル電力変換回路を形成するための積層配線板は少なくとも3層の配線板を必要とする。また、3層の配線板の内、直流端子から最も遠い位置にあるスイッチング素子に接続する配線板と、中性点クランプダイオードに接続する配線板がスイッチング素子の配列方向へ長くなるため、配線板の抵抗成分による発熱が大きくなってしまう。この発熱を低減するためには、配線板の幅を大きくするか、積極的に配線板を冷却する手段が必要となる。これにより、3レベル電力変換装置の寸法が大きくなってしまう。
本発明の目的は、抵抗成分による発熱を抑制しつつ、小型化することができる3レベル電力変換装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、正極端子から交流端子へ直列接続される第1及び第2スイッチング素子と、前記交流端子から負極端子へ直列接続される第3及び第4スイッチング素子と、正極端子から負極端子へ直列接続される第1及び第2コンデンサと、前記第1コンデンサと前記第2コンデンサの接続点である中性点に接続される第1アノード端子及び前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子の接続点に接続される第1カソード端子を有する第1ダイオード素子と、前記第3スイッチング素子と前記第4スイッチング素子の接続点に接続される第2アノード端子と前記中性点に接続される第2カソード端子を有する第2ダイオード素子と、を備える。
前記第1スイッチング素子のコレクタ電極に接続される第1コレクタ端子及び前記第2スイッチング素子のエミッタ電極に接続される第2エミッタ端子は第1の直線上に配置され、前記第3スイッチング素子のコレクタ電極に接続される第3コレクタ端子及び前記第4スイッチング素子のエミッタ電極に接続される第4エミッタ端子は前記第1の直線に平行な第2の直線上に配置され、前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子の間に、前記第1ダイオード素子と前記第2ダイオード素子が配置される。
本発明によれば、抵抗成分による発熱を抑制しつつ、小型化することができることができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施形態の3レベル電力変換装置に搭載される3レベル電力変換回路の回路図を示す図である。 3レベル電力変換回路におけるモード1の電流経路を示す図である。 3レベル電力変換回路におけるモード2の電流経路を示す図である。 3レベル電力変換回路におけるモード3の電流経路を示す図である。 3レベル電力変換回路におけるモード4の電流経路を示す図である。 3レベル電力変換回路におけるモード5の電流経路を示す図である。 3レベル電力変換回路におけるモード6の電流経路を示す図である。 モード1からモード2へ転換した際の電流変化を示す図である。 モード2からモード3へ転換した際の電流変化を示す図である。 モード4からモード5へ転換した際の電流変化を示す図である。 モード5からモード6へ転換した際の電流変化を示す図である。 本発明の第1実施形態のパワーモジュールユニットの構成図を示す図である。 本発明の第2実施形態のパワーモジュールユニットの構成図を示す図である。 本発明の第3実施形態のパワーモジュールユニットの構成図を示す図である。 本発明の第4実施形態のパワーモジュールユニットの構成図を示す図である。 本発明の第5実施形態のパワーモジュールユニットの構成図を示す図である。 本発明の第3実施形態における接続導体の構成図を示す図である。 本発明の第3実施形態における接続導体の第1階層の構成図を示す図である。 本発明の第3実施形態における接続導体の第2階層の構成図を示す図である。 第1実施形態のパワーモジュールユニットの応用例を示す図である。
以下、図面を用いて、本発明の第1〜第5の実施形態による3レベル電力変換装置の構成及び作用効果を説明する。なお、各図において、同一符号は同一部分を示す。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態の3レベル電力変換装置に搭載される3レベル電力変換回路の回路図を示す。
3レベル電力変換回路100は、パワーモジュールユニット110とコンデンサユニット120で構成される。
パワーモジュールユニット110は、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)に代表されるスイッチング素子と逆並列接続されたダイオード素子とから成る第1スイッチング素子1、第2スイッチング素子2、第3スイッチング素子3、第4スイッチング素子4と、第1ダイオード素子5、第2ダイオード素子6と、で構成される。
直流電源の正極端子(P)31から負極端子(N)33に向けて、第1スイッチング素子1、第2スイッチング素子2、第3スイッチング素子3、第4スイッチング素子4が、この順で直列接続される。
換言すると、第1スイッチング素子1及び第2スイッチング素子2は、正極端子(P)31から交流端子(AC)34へこの順で直列接続される。また、第3スイッチング素子3及び第4スイッチング素子4は、交流端子(AC)34から負極端子負極端子(N)33へこの順で直列接続される。
正極端子(P)31と第1スイッチング素子1の第1端子1a(コレクタ端子)とは接続導体11で接続される。第1スイッチング素子1の第2端子1b(エミッタ端子)と第2スイッチング素子2の第1端子2a(コレクタ端子)とは接続導体12で接続される。第2スイッチング素子2の第2端子2b(エミッタ端子)と第3スイッチング素子3の第1端子3a(コレクタ端子)とは接続導体13で接続される。第3スイッチング素子3の第2端子3b(エミッタ端子)と第4スイッチング素子4の第1端子4a(コレクタ端子)とは接続導体14で接続される。第4スイッチング素子4の第2端子4b(エミッタ端子)と負極端子(N)33とは接続導体15で接続される。接続導体13には交流端子(AC)34が設けられる。
中性点端子(C)32と第1ダイオード素子5のアノード端子5aと第2ダイオード素子6のカソード端子6bとは接続導体16で接続される。第1ダイオード素子5のカソード端子5bは接続導体12に接続される。第2ダイオード素子6のアノード端子6aは接続導体14に接続される。
換言すれば、第1ダイオード素子5は、第1コンデンサ群21(第1コンデンサ)と第2コンデンサ群22(第2コンデンサ)の接続点である中性点(C)32に接続される第1アノード端子5a及び第1スイッチング素子1と第2スイッチング素子2の接続点に接続される第1カソード端子5bを有する。
また、第2ダイオード素子6は、第3スイッチング素子3と第4スイッチング素子4の接続点に接続される第2アノード端子6aと中性点(C)32に接続される第2カソード端子6bを有する。
コンデンサユニット120は、正極端子(P)31と中性点端子(C)32の間に接続される第1コンデンサ群21と、中性点端子(C)32と負極端子(N)33との間に接続される第2コンデンサ群22と、で構成される。
換言すれば、第1コンデンサ群21(第1コンデンサ)及び第2コンデンサ群22(第2コンデンサ)は、正極端子(P)31から負極端子(N)33へこの順で直列接続される。
図2A〜図2Fは、3レベル電力変換回路100における6つのモードでの電流経路を示す。図2A〜図2Cは、交流端子(AC)34に流れる電流が正の場合における各モード(モード1〜3)を示し、図2D〜図2Fは、交流端子(AC)34に流れる電流が負の場合における各モード(モード4〜6)を示す。
図2Aはモード1の電流経路であり、交流端子(AC)34に流れる電流が正の場合において、第1スイッチング素子1と第2スイッチング素子2がONし、第3スイッチング素子3と第4スイッチング素子4がOFFした状態を示す。電流は、正極端子(P)31、第1スイッチング素子1のIGBT1s、第2スイッチング素子2のIGBT2s、交流端子(AC)34の経路(i)で流れる。
図2Bはモード2の電流経路であり、交流端子(AC)34に流れる電流が正の場合において、第2スイッチング素子2と第3スイッチング素子3がONし、第1スイッチング素子1と第4スイッチング素子4がOFFした状態を示す。電流は、中性点端子(C)32、第1ダイオード素子5、第2スイッチング素子2のIGBT2s、交流端子(AC)34の経路(ii)で流れる。
図2Cはモード3の電流経路であり、交流端子(AC)34に流れる電流が正の場合において、第3スイッチング素子3と第4スイッチング素子4がONし、第1スイッチング素子1と第2スイッチング素子2がOFFした状態を示す。電流は、負極端子(N)33、第4スイッチング素子4のダイオード4d、第3スイッチング素子3のダイオード3d、交流端子(AC)34の経路(iii)で流れる。
図2Dはモード4の電流経路であり、交流端子(AC)34に流れる電流が負の場合において、第3スイッチング素子3と第4スイッチング素子4がONし、第1スイッチング素子1と第2スイッチング素子2がOFFした状態を示す。電流は、交流端子(AC)34、第3スイッチング素子3のIGBT3s、第4スイッチング素子4のIGBT4s、負極端子(N)33の経路(iv)で流れる。
図2Eはモード5の電流経路であり、交流端子(AC)34に流れる電流が負の場合において、第2スイッチング素子2と第3スイッチング素子3がONし、第1スイッチング素子1と第4スイッチング素子4がOFFした状態を示す。電流は、交流端子(AC)34、第3スイッチング素子3のIGBT3s、第2ダイオード素子6、中性点端子(C)32の経路(v)で流れる。
図2Fはモード6の電流経路であり、交流端子(AC)34に流れる電流が負の場合において、第1スイッチング素子1と第2スイッチング素子2がONし、第3スイッチング素子3と第4スイッチング素子4がOFFした状態を示す。電流は、交流端子(AC)34、第2スイッチング素子2のダイオード2d、第1スイッチング素子1のダイオード1d、正極端子(P)31の経路(vi)で流れる。
次に、図3A〜図3Dを用いて、モード転換時における電流変化について説明する。
図3Aは、モード1からモード2へ転換した際の電流変化を示す。図2Aと図2Bを対比することで、接続導体11に流れる電流は減少し、接続導体12と接続導体16に流れる電流は増加することが分かる。すなわち、電流変化量は経路(A)の方向へ増加することになる。また、このモード転換時には、第1スイッチング素子1のIGBT1sの電流がdi/dtの変化率を持って遮断されることより、経路(A)の電流変化率もdi/dtとなる。
ここで、経路(A)を構成する接続導体11、接続導体12、接続導体16には寄生インダクタンスが存在する。これより、第1スイッチング素子1には、(正極端子(P)31と中性点端子(C)32間電圧)+(接続導体11、接続導体12、接続導体16の寄生インダクタンス)×(di/dt)の電圧が印加される。
図3Bは、モード2からモード3へ転換した際の電流変化を示す。図2Bと図2Cを対比することで、接続導体12と接続導体16に流れる電流は減少し、接続導体14と接続導体15に流れる電流は増加することが分かる。すなわち、電流変化量は経路(B)の方向へ増加することになる。また、このモード転換時には、第2スイッチング素子2のIGBT2sの電流がdi/dtの変化率を持って遮断されることより、経路(B)の電流変化率もdi/dtとなる。
ここで、経路(B)を構成する接続導体12、接続導体13、接続導体14、接続導体15、接続導体16には寄生インダクタンスが存在する。これより、第2スイッチング素子2には、(中性点端子(C)32と負極端子(N)33間電圧)+(接続導体12、接続導体13、接続導体14、接続導体15、接続導体16の寄生インダクタンス)×(di/dt)の電圧が印加される。
図3Cは、モード4からモード5へ転換した際の電流変化を示す。図2Dと図2Eを対比することで、接続導体15に流れる電流は減少し、接続導体14と接続導体16に流れる電流は増加することが分かる。すなわち、電流変化量は経路(C)の方向へ増加することになる。また、このモード転換時には、第4スイッチング素子4のIGBT4sの電流がdi/dtの変化率を持って遮断されることより、経路(C)の電流変化率もdi/dtとなる。
ここで、経路(C)を構成する接続導体14、接続導体15、接続導体16には寄生インダクタンスが存在する。これより、第4スイッチング素子4には、(中性点端子(C)32と負極端子(N)33間電圧)+(接続導体14、接続導体15、接続導体16の寄生インダクタンス)×(di/dt)の電圧が印加される。
図3Dは、モード5からモード6へ転換した際の電流変化を示す。図2Eと図2Fを対比することで、接続導体14と接続導体16に流れる電流は減少し、接続導体11と接続導体12に流れる電流は増加することが分かる。すなわち、電流変化量は経路(D)の方向へ増加することになる。また、このモード転換時には、第3スイッチング素子3のIGBT3sの電流がdi/dtの変化率を持って遮断されることより、経路(D)の電流変化率もdi/dtとなる。
ここで、経路(D)を構成する接続導体11、接続導体12、接続導体13、接続導体14、接続導体16には寄生インダクタンスが存在する。これより、第3スイッチング素子3には、(正極端子(P)31と中性点端子(C)32間電圧)+(接続導体11、接続導体12、接続導体13、接続導体14、接続導体16の寄生インダクタンス)×(di/dt)の電圧が印加される。
以上のように、スイッチング素子の遮断によりモードが転換する際、遮断したスイッチング素子には、接続導体が有する寄生インダクタンスと電流変化率で定まるサージ電圧が重畳される。スイッチング素子の破壊防止のためサージ電圧が素子耐圧を超えないようにするためには、接続導体の寄生インダクタンスを低減する必要がある。
その方法として、インダクタンスの原因である磁束密度を低減するために、各々の接続導体の幅を大きくするか、各接続導体間で発生する磁束を打ち消すように互いの接続導体を近接かつ電流の向きが逆になるようにすればよい。本実施形態は、このような接続導体の寄生インダクタンスを低減させるためのスイッチング素子及びダイオード素子の配置関係に関するものであり、さらには、これらの接続手段を簡略化することが可能である。
図4は、本発明の第1の実施形態のパワーモジュールユニット110の構成図を示す。
スイッチング素子1〜4は、IGBT1s〜4s及びダイオード1d〜4dをそれぞれ内蔵した独立パッケージであり、第1端子1a〜4aと第2端子1b〜4bとをそれぞれ備える。第1端子と第2端子とは直線上に配置する。
ダイオード素子5及び6は、アノード端子5a及び6aとカソード端子5b及び6bとをそれぞれ備えた独立パッケージである。アノード端子とカソード端子とは直線上に配置する。
第1スイッチング素子群SG1は、第1スイッチング素子1と第2スイッチング素子2とで構成され、正極端子(P)31に接続される第1スイッチング素子1の第1端子1aから第1スイッチング素子1の第2端子1b、第2スイッチング素子2の第1端子2a、第2スイッチング素子2の第2端子2bの順で各端子位置が直線L1上に配置される。
すなわち、第1スイッチング素子1のコレクタ電極に接続される第1端子1a(第1コレクタ端子)及び第2スイッチング素子2のエミッタ電極に接続される第2端子2b(第2エミッタ端子)は第1の直線L1上に配置される。
また、第1スイッチング素子1のエミッタ電極に接続される第2端子1b(第1エミッタ端子)及び第2スイッチング素子2のコレクタ電極に接続される第1端子2a(第2コレクタ端子)は第1の直線上L1に配置される。
第2スイッチング素子群SG2は、第3スイッチング素子3と第4スイッチング素子4とで構成され、負極端子(N)33に接続される第4スイッチング素子4の第2端子4bから第4スイッチング素子4の第1端子4a、第3スイッチング素子3の第2端子3b、第3スイッチング素子3の第1端子3aの順で各端子位置が直線L2上に配置される。
すなわち、第3スイッチング素子3のコレクタ電極に接続される第1端子3a(第3コレクタ端子)及び第4スイッチング素子4のエミッタ電極に接続される第2端子4b(第4エミッタ端子)は第1の直線L1に平行な第2の直線L2上に配置される。
また、第3スイッチング素子3のエミッタ電極に接続される第2端子3b(第3エミッタ端子)及び第4スイッチング素子4のコレクタ電極に接続される第1端子4a(第4コレクタ端子)は第2の直線L2上に配置される。
第1スイッチング素子群SG1と第2スイッチング素子群SG2は、正極端子(P)31と中性点端子(C)32と負極端子(N)33とが配列する方向に離間して配置される。
この離間された空間に、第1ダイオード素子5と第2ダイオード素子6とが配置される。すなわち、第1スイッチング素子1と第4スイッチング素子4の間に、第1ダイオード素子5と第2ダイオード素子6が配置される。
第1ダイオード素子5は、中性点端子(C)32に接続される第1ダイオード素子5のアノード端子5aが、第1スイッチング素子1の第1端子1aに隣接し、第1ダイオード素子5のカソード端子5bが、第1スイッチング素子1の第2端子1bに隣接するように、配置される。
換言すれば、第1ダイオード素子5のアノード端子5a(第1アノード端子)及びカソード端子5b(第1カソード端子)は、第1の直線L1に隣接する平行な第3の直線L3上に配置される。
第2ダイオード素子6は、中性点端子(C)32に接続される第2ダイオード素子6のカソード端子6bが、第4スイッチング素子4の第2端子4bに隣接し、第2ダイオード素子6のアノード端子6aが、第4スイッチング素子4の第1端子4aに隣接するように、配置される。
換言すれば、第2ダイオード素子6のアノード端子6a(第2アノード端子)及びカソード端子6b(第2カソード端子)は、第2の直線L2に隣接する平行な第4の直線L4上に配置される。
本実施形態では、第1スイッチング素子1の第1端子1a(第1コレクタ端子)、第1ダイオード素子5のアノード端子5a(第1アノード端子)、第2ダイオード素子6のカソード端子6b(第2カソード端子)、及び第4スイッチング素子4の第2端子4b(第4エミッタ端子)は、第1の直線L1に垂直な第5の直線L5上に配置される。
また、第1スイッチング素子1の第2端子1b(第1エミッタ端子)、第1ダイオード素子5のカソード端子5b(第1カソード端子)、第2ダイオード素子6のアノード端子6a(第2アノード端子)、及び第4スイッチング素子4の第1端子4a(第4コレクタ端子)は、第1の直線L1に垂直な第6の直線L6上に配置される。
なお、本実施形態では、第1〜第4スイッチング素子1〜4、第1ダイオード素子5及び第2ダイオード素子6は、直方体状であり、直方体の向きがそろっている。
以上説明したように、本実施形態によれば、抵抗成分による発熱を抑制しつつ、小型化することができる。具体的には、同電位となる端子が隣接(近接)するように配置されるため、図9及び図10を用いて後述するように、各端子を接続する導体の寸法を小さくすることができる。これにより、抵抗成分による発熱を抑制しつつ、小型化することができる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態のパワーモジュールユニット110の構成図を示す。
スイッチング素子1〜4は、IGBT1s〜4s及びダイオード1d〜4dをそれぞれ内蔵した独立パッケージであり、第1端子1a〜4aと第2端子1b〜4bとをそれぞれ備える。第1端子と第2端子とは直線上に配置する。
ダイオード素子5及び6は、アノード端子5a及び6aとカソード端子5b及び6bとをそれぞれ備えた独立パッケージである。アノード端子とカソード端子とは直線上に配置する。
第1スイッチング素子群は、並列配置する2つ以上の第1スイッチング素子1と並列配置する2つ以上の第2スイッチング素子2とで構成され、正極端子(P)31に接続される第1スイッチング素子1の第1端子1aから第1スイッチング素子1の第2端子1b、第2スイッチング素子2の第1端子2a、第2スイッチング素子2の第2端子2bの順で各端子位置が直線上に配置される。
第2スイッチング素子群は、並列配置する2つ以上の第3スイッチング素子3と並列配置する2つ以上の第4スイッチング素子4とで構成され、負極端子(N)33に接続される第4スイッチング素子4の第2端子4bから第4スイッチング素子4の第1端子4a、第3スイッチング素子3の第2端子3b、第3スイッチング素子3の第1端子3aの順で各端子位置が直線上に配置される。
第1スイッチング素子群と第2スイッチング素子群は、正極端子(P)31と中性点端子(C)32と負極端子(N)33とが配列する方向に離間して配置される。
この離間された空間に、並列配置する2つ以上の第1ダイオード素子5と並列配置する2つ以上の第2ダイオード素子6とが配置される。
第1ダイオード素子5は、中性点端子(C)32に接続される第1ダイオード素子5のアノード端子5aが、第1スイッチング素子1の第1端子1aに隣接し、第1ダイオード素子5のカソード端子5bが、第1スイッチング素子1の第2端子1bに隣接するように、配置される。
第2ダイオード素子6は、中性点端子(C)32に接続される第2ダイオード素子6のカソード端子6bが、第4スイッチング素子4の第2端子4bに隣接し、第4ダイオード素子4のアノード端子6aが、第4スイッチング素子4の第1端子4aに隣接するように、配置される。
以上説明したように、本実施形態によれば、抵抗成分による発熱を抑制しつつ、小型化することができる。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態のパワーモジュールユニット110の構成図を示す。
スイッチング素子1〜4は、IGBT1s〜4s及びダイオード1d〜4dをそれぞれ内蔵した独立パッケージであり、並列配置する2つ以上の第1端子1a〜4aと並列配置する2つ以上の第2端子1b〜4bとをそれぞれ備える。第1端子と第2端子とは直線上に配置する。
ダイオード素子506は、第1ダイオード素子5と第2ダイオード素子6を内蔵した一体パッケージであり、第1ダイオード素子5のアノード端子5aとカソード端子5bと、第2ダイオード素子6のアノード端子6aとカソード端子6bと、を備える。アノード端子とカソード端子とは直線上に配置し、かつ、第1ダイオード素子5と第2ダイオード素子6は反転した位置関係を有する。
第1スイッチング素子群は、第1スイッチング素子1と第2スイッチング素子2とで構成される。正極端子(P)31に接続される第1スイッチング素子1の第1端子1aから第1スイッチング素子1の第2端子1b、第2スイッチング素子2の第1端子2a、第2スイッチング素子2の第2端子2bの順で各端子位置が直線上に配置される。
第2スイッチング素子群は、第3スイッチング素子3と第4スイッチング素子4とで構成される。負極端子(N)33に接続される第4スイッチング素子4の第2端子4bから第4スイッチング素子4の第1端子4a、第3スイッチング素子3の第2端子3b、第3スイッチング素子3の第1端子3aの順で各端子位置が直線上に配置される。
第1スイッチング素子群と第2スイッチング素子群は、正極端子(P)31と中性点端子(C)32と負極端子(N)33とが配列する方向に離間して配置される。
この離間された空間に、ダイオード素子506が配置される。
ダイオード素子506は、中性点端子(C)32に接続される第1ダイオード素子5のアノード端子5aが、第1スイッチング素子1の第1端子1aに隣接し、第1ダイオード素子5のカソード端子5bが、第1スイッチング素子1の第2端子1bに隣接し、中性点端子(C)32に接続される第2ダイオード素子6のカソード端子6bが、第4スイッチング素子4の第2端子4bに隣接し、第4ダイオード素子4のアノード端子6aが、第4スイッチング素子4の第1端子4aに隣接するように、配置される。
以上説明したように、本実施形態によれば、抵抗成分による発熱を抑制しつつ、小型化することができる。
(第4実施形態)
図7は、本発明の第4実施形態のパワーモジュールユニット110の構成図を示す。
スイッチング素子102及び304は、それぞれが、IGBT1s及び2sとダイオード1d及び2d、IGBT3s及び4sとダイオード3d及び4dを内蔵した一体パッケージである。スイッチング素子102は、IGBT1sのコレクタ電極である第1端子1aとIGBT2sのエミッタ電極である第2端子2bとIGBT1sのエミッタ電極とIGBT2sのコレクタ電極が接続された中間端子1b2aを備える。スイッチング素子304は、IGBT3sのコレクタ電極である第1端子3aとIGBT4sのエミッタ電極である第2端子4bとIGBT3sのエミッタ電極とIGBT4sのコレクタ電極が接続された中間端子3b4aを備える。第1端子と中間端子と第2端子とは、この順にて直線上に配置する。
すなわち、第1スイッチング素子1のコレクタ電極に接続される第1端子1a(第1コレクタ端子)及び第2スイッチング素子2のエミッタ電極に接続される第2端子2b(第2エミッタ端子)は第1の直線L1上に配置される。
また、第1スイッチング素子1のエミッタ電極及び第2スイッチング素子2のコレクタ電極に接続される第1中間端子1b2aは第1の直線L1上に配置される。
一方、第3スイッチング素子3のコレクタ電極に接続される第1端子3a(第3コレクタ端子)及び第4スイッチング素子4のエミッタ電極に接続される第2端子4b(第4エミッタ端子)は第1の直線L1に平行な第2の直線L2上に配置される。
また、第3スイッチング素子3のエミッタ電極及び第4スイッチング素子4のコレクタ電極に接続される第2中間端子3b4aは第2の直線L2上に配置される。
ダイオード素子506は、第1ダイオード素子5と第2ダイオード素子6を内蔵した一体パッケージであり、第1ダイオード素子5のアノード端子5aと第2ダイオード素子5のカソード端子6bが接続された中間端子5a6bと、第1ダイオード素子5のカソード端子5bと、第2ダイオード素子6のアノード端子6aと、を備える。カソード端子5bとアノード端子6aの配列は、中間端子5a6bに対して平行となる位置関係を有する。
換言すれば、第1ダイオード素子5のアノード端子5a(第1アノード端子)と第2ダイオード素子6のカソード端子6b(第2カソード端子)は、一体成形される。
スイッチング素子102は、正極端子(P)31に接続される第1端子1aから中間端子1b2a、第2端子2bの順で各端子位置が直線上に配置される。
スイッチング素子304は、負極端子(N)33に接続される第2端子4bから中間端子3b4a、第1端子3aの順で各端子位置が直線上に配置される。
スイッチング素子102とスイッチング素子304は、正極端子(P)31と中性点端子(C)32と負極端子(N)33とが配列する方向に離間して配置される。
この離間された空間に、ダイオード素子506が配置される。
ダイオード素子506は、中性点端子(C)32に接続される中間端子5a6bの一端がスイッチング素子102の第1端子1aに、他端がスイッチング素子304の第2端子4bに隣接し、カソード端子5bがスイッチング素子102の中間端子1b2aに隣接し、アノード端子6aがスイッチング素子304の中間端子3b4aに隣接するように、配置される。
以上説明したように、本実施形態によれば、抵抗成分による発熱を抑制しつつ、小型化することができる。また、中間端子1b2a、中間端子3b4aにより、さらに小型化することができ、組み立て工数を削減することができる。さらに、中間端子5a6bにより、組み立て工数の削減を実現できる。これにより、製造コストを削減することができる。
(第5実施形態)
図8は、本発明の第5実施形態のパワーモジュールユニット110の構成図を示す。
スイッチング素子102及び304は、それぞれが、IGBT1s及び2sとダイオード1d及び2d、IGBT3s及び4sとダイオード3d及び4dを内蔵した一体パッケージである。スイッチング素子102は、IGBT1sのコレクタ電極である第1端子1aとIGBT2sのエミッタ電極である第2端子2bとIGBT1sのエミッタ電極とIGBT2sのコレクタ電極が接続された中間端子1b2aを備える。スイッチング素子304は、IGBT3sのコレクタ電極である第1端子3aとIGBT4sのエミッタ電極である第2端子4bとIGBT3sのエミッタ電極とIGBT4sのコレクタ電極が接続された中間端子3b4aを備える。第1端子と第2端子は直線上に配置し、中間端子は第1端子と第2端子を結ぶ直線から離間された位置に配置する。
ダイオード素子506は、第1ダイオード素子5と第2ダイオード素子6を内蔵した一体パッケージであり、第1ダイオード素子5のアノード端子5aと第2ダイオード素子5のカソード端子6bが接続された中間端子5a6bと、第1ダイオード素子5のカソード端子5bと、第2ダイオード素子6のアノード端子6aと、を備える。カソード端子5bとアノード端子6aの配列は、中間端子5a6bに対して平行となる位置関係を有する。
スイッチング素子102は、正極端子(P)31に接続される第1端子1aから第2端子2bの順で各端子位置が直線上に配置される。
スイッチング素子304は、負極端子(N)33に接続される第2端子4bから第1端子3aの順で各端子位置が直線上に配置される。
スイッチング素子102とスイッチング素子304は、正極端子(P)31と中性点端子(C)32と負極端子(N)33とが配列する方向に離間して配置される。
この離間された空間に、ダイオード素子506が配置される。
ダイオード素子506は、中性点端子(C)32に接続される中間端子5a6bの一端がスイッチング素子102の第1端子1aに、他端がスイッチング素子304の第2端子4bに隣接し、カソード端子5bがスイッチング素子102の中間端子1b2aに隣接し、アノード端子6aがスイッチング素子304の中間端子3b4aに隣接するように、配置される。
図9及び図10は、本発明の第3実施形態における、接続導体11〜16の構成を示す図である。
図9は、接続導体11〜16を1階層で実現する構成である。
接続導体11すなわち正極端子(P)31は、第1スイッチング素子1の第1端子1a(第1コレクタ端子)に接続される矩形板状の導体である。接続導体16すなわち中性点端子(C)32は、第1ダイオード素子5のアノード端子5a(第1アノード端子)及び第2ダイオード素子6のカソード端子6b(第2カソード端子)に接続される矩形板状の導体である。接続導体15すなわち負極端子(N)33は、第4スイッチング素子4の第2端子4b(第4エミッタ端子)に接続される矩形板状の導体である。
接続導体12(第1導体)は、矩形板状であり、第1スイッチング素子1の第2端子1b(第1エミッタ端子)、第2スイッチング素子2の第1端子2a(第2コレクタ端子)、及び第1ダイオード素子5のカソード端子5b(第1カソード端子)に接続される。
接続導体14(第2導体)は、矩形板状であり、第3スイッチング素子3の第2端子3b(第3エミッタ端子)、第4スイッチング素子4の第1端子4a(第4コレクタ端子)、及び第2ダイオード素子6のアノード端子6a(第2アノード端子)に接続される。
接続導体13すなわち交流端子(AC)34は、第2スイッチング素子2の第2端子2b(第2エミッタ端子)、及び第3スイッチング素子3の第1端子3a(第3コレクタ端子)に接続されるT字板状の導体34Tを有する。
正極端子(P)31、中性点端子(C)32、負極端子(N)33、接続導体12(第1導体)、接続導体14(第2導体)、交流端子(AC)34のT字板状の導体34Tは、第1の平面上に配置される。
この構成にすることで、スイッチング素子1〜4及びダイオード素子506を同一面で接続可能となるため、接続手段が簡略化される。さらに、低背な接続形態となるため、電力変換装置を小型化することができる。
図10A〜図10Bは、接続導体11〜16を2階層で実現する構成であり、図10Aに第1階層にて形成する接続導体11、12、14、15、16の構成を、図10Bに第2階層にて形成する接続導体13の構成を示す。
図10Bに示すように、接続導体13すなわち交流端子(AC)34は、L曲げされた板状の2つの導体34Lを有する。なお、図10Bの点線は、導体34LのL曲げによる稜線である。
接続導体11すなわち正極端子(P)31、接続導体16すなわち中性点端子(C)32、接続導体15すなわち負極端子(N)33、接続導体12(第1導体)、接続導体14(第2導体)、接続導体13すなわち交流端子(AC)34のL曲げされた板状の2つの導体34L(構成する面の1つ)は、第1の平面上に配置される。
接続導体13すなわち交流端子(AC)34のT字板状の導体34Tは、第1の平面に平行な第2の平面上に配置され、接続導体12(第1導体)及び接続導体14(第2導体)を覆う。
この構成にすることで、接続導体12と接続導体13、接続導体14と接続導体13、をそれぞれ近接積層することが可能となり、寄生インダクタンスをより低減することが可能となる。
また、同電位となる端子が隣接(近接)するように配置されるため、各端子を接続する導体の寸法を小さくすることができる。これにより、抵抗成分による発熱を抑制しつつ、小型化することができる。
(応用例)
図11は、第1実施形態のパワーモジュールユニット110の応用例を示す。この例では、前記第1〜第4スイッチング素子1〜4のゲート電極にそれぞれ印加するゲート電圧をオン/オフするゲートドライバGDは、第2スイッチング素子2と第3スイッチング素子3の間に配置される。
換言すれば、ゲートドライバGDは、前記第1〜第4スイッチング素子1〜4、第1ダイオード素子5、第2ダイオード素子6に囲まれる。これにより、各素子を配置するスペースを有効に利用することができ、電力変換器100を小型化することができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものでなく、その趣旨から逸脱しない範囲で、他の様々な形に変更することができる。
例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
上記実施形態では、スイッチング素子1〜4及びダイオード素子5,6に備わる各々の端子が直線L1〜L4上または直線L5,L6上に整然として配置される場合の代表例であるため、接続導体11,12,14,15,16は矩形の簡易形状であることが最善策である。しかしながら、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で各々の端子が直線L1〜L6の直上に配置されない場合は、接続導体11,12,14,15,16は多辺で構成された多角形であってもよい。また、接続導体13の形状はT字に限定されるものではなく、矩形や多角形であってもよい。
上記実施形態では、第1コンデンサ群21及び第2コンデンサ群22は、それぞれ複数のコンデンサを並列接続して構成されるが、それぞれ1つのコンデンサで構成されるようにしてもよい。
1…第1スイッチング素子
1a…第1端子(第1コレクタ端子)
1b…第2端子(第1エミッタ端子)
1d…ダイオード
1s…IGBT
1b2a…中間端子
2…第2スイッチング素子
2a…第1端子(第2コレクタ端子)
2b…第2端子(第2エミッタ端子)
2d…ダイオード
2s…IGBT
3…第3スイッチング素子
3a…第1端子(第3コレクタ端子)
3b…第2端子(第3エミッタ端子)
3d…ダイオード
3s…IGBT
3b4a…中間端子
4…第4スイッチング素子
4a…第1端子(第4コレクタ端子)
4b…第2端子(第4エミッタ端子)
4d…ダイオード
4s…IGBT
5…第1ダイオード素子
5a…アノード端子(第1アノード端子)
5b…カソード端子(第1カソード端子)
5a6b…中間端子(第1中間端子)
6…第2ダイオード素子
6a…アノード端子(第2アノード端子)
6b…カソード端子(第2カソード端子)
11、12、13、14、15、16…接続導体
21…第1コンデンサ群(第1コンデンサ)
22…第2コンデンサ群(第2コンデンサ)
31…正極端子(P)
32…中性点端子(C)
33…負極端子(N)
34…交流端子(AC)
100…3レベル電力変換回路
110…パワーモジュールユニット
120…コンデンサユニット

Claims (10)

  1. 正極端子から交流端子へ直列接続される第1及び第2スイッチング素子と、
    前記交流端子から負極端子へ直列接続される第3及び第4スイッチング素子と、
    正極端子から負極端子へ直列接続される第1及び第2コンデンサと、
    前記第1コンデンサと前記第2コンデンサの接続点である中性点に接続される第1アノード端子及び前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子の接続点に接続される第1カソード端子を有する第1ダイオード素子と、
    前記第3スイッチング素子と前記第4スイッチング素子の接続点に接続される第2アノード端子と前記中性点に接続される第2カソード端子を有する第2ダイオード素子と、を備え、
    前記第1スイッチング素子のコレクタ電極に接続される第1コレクタ端子及び前記第2スイッチング素子のエミッタ電極に接続される第2エミッタ端子は第1の直線上に配置され、
    前記第3スイッチング素子のコレクタ電極に接続される第3コレクタ端子及び前記第4スイッチング素子のエミッタ電極に接続される第4エミッタ端子は前記第1の直線に平行な第2の直線上に配置され、
    前記第1スイッチング素子と前記第4スイッチング素子の間に、前記第1ダイオード素子と前記第2ダイオード素子が配置される
    ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1に記載の電力変換装置であって、
    前記第1スイッチング素子のエミッタ電極に接続される第1エミッタ端子及び前記第2スイッチング素子のコレクタ電極に接続される第2コレクタ端子は前記第1の直線上に配置され、
    前記第3スイッチング素子のエミッタ電極に接続される第3エミッタ端子及び前記第4スイッチング素子のコレクタ電極に接続される第4コレクタ端子は前記第2の直線上に配置される
    ことを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項1に記載の電力変換装置であって、
    前記第1スイッチング素子のエミッタ電極及び前記第2スイッチング素子のコレクタ電極に接続される第1中間端子は前記第1の直線上に配置され、
    前記第3スイッチング素子のエミッタ電極及び前記第4スイッチング素子のコレクタ電極に接続される第2中間端子は前記第2の直線上に配置される
    ことを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項1に記載の電力変換装置であって、
    前記第1ダイオード素子の前記第1アノード端子及び前記第1カソード端子は、前記第1の直線に隣接する平行な第3の直線上に配置され、
    前記第2ダイオード素子の前記第2アノード端子及び前記第2カソード端子は、前記第2の直線に隣接する平行な第4の直線上に配置される
    ことを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項1に記載の電力変換装置であって、
    前記第1スイッチング素子の前記第1コレクタ端子、前記第1ダイオード素子の前記第1アノード端子、前記第2ダイオード素子の前記第2カソード端子、及び前記第4スイッチング素子の前記第4エミッタ端子は、前記第1の直線に垂直な第5の直線上に配置され、
    前記第1スイッチング素子の第1エミッタ端子、前記第1ダイオード素子の前記第1カソード端子、前記第2ダイオード素子の前記第2アノード端子、及び前記第4スイッチング素子の第4コレクタ端子は、前記第1の直線に垂直な第6の直線上に配置される
    ことを特徴とする電力変換装置。
  6. 請求項1に記載の電力変換装置であって、
    前記第1ダイオード素子の前記第1アノード端子と前記第2ダイオード素子の前記第2カソード端子は、一体成形される
    ことを特徴とする電力変換装置。
  7. 請求項1に記載の電力変換装置であって、
    前記第1ダイオード素子の前記第1アノード端子及び前記第2ダイオード素子の前記第2カソード端子に接続される板状の導体である中性点端子と、
    前記第1スイッチング素子の第1エミッタ端子、前記第2スイッチング素子の第2コレクタ端子、及び第1ダイオード素子の前記第1カソード端子に接続される板状の第1導体と、
    前記第3スイッチング素子の第3エミッタ端子、前記第4スイッチング素子の第4コレクタ端子、及び第2ダイオード素子の前記第2アノード端子に接続される板状の第2導体と、を備え、
    前記正極端子は、
    前記第1スイッチング素子の前記第1コレクタ端子に接続される板状の導体であり、
    前記負極端子は、
    前記第4スイッチング素子の前記第4エミッタ端子に接続される板状の導体であり、
    前記交流端子は、
    前記第2スイッチング素子の前記第2エミッタ端子、及び前記第3スイッチング素子の前記第3コレクタ端子に接続される板状の導体を有する
    ことを特徴とする電力変換装置。
  8. 請求項7に記載の電力変換装置であって、
    前記正極端子、前記中性点端子、前記負極端子、前記第1導体、前記第2導体、前記交流端子の板状の導体は、第1の平面上に配置される
    ことを特徴とする電力変換装置。
  9. 請求項7に記載の電力変換装置であって、
    前記交流端子の一部は、
    L曲げされた板状の2つの導体を有し、
    前記正極端子、前記中性点端子、前記負極端子、前記第1導体、前記第2導体、前記交流端子のL曲げされた板状の2つの導体は、第1の平面上に配置され、
    前記交流端子の他部の板状の導体は、
    前記第1の平面に平行な第2の平面上に配置され、前記第1導体及び前記第2導体を覆う
    ことを特徴とする電力変換装置。
  10. 請求項1に記載の電力変換装置であって、
    前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子の間に配置され、前記第1〜第4スイッチング素子のゲート電極にそれぞれ印加するゲート電圧をオン/オフするゲートドライバを備える
    ことを特徴とする電力変換装置。
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