JP2003079162A - 電力変換装置 - Google Patents
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- Power Conversion In General (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各半導体素子の発熱損失による温度上昇の平
準化を図り、インダクタンスの低減も図ることができる
電力変換装置を提供することである。 【解決手段】 電力変換装置の素子配置は、それぞれの
半導体素子の短辺側が風の流れに直面する方向としつ
つ、発熱損失の小さい第1のダイオードおよび第2のダ
イオードを受熱部の中央に、その両側に発熱損失の大き
い第2の半導体素子および第3の半導体素子を、それら
より発熱損失の小さい第1の半導体素子および第4の半
導体素子を受熱部の両端に配置し受熱部の温度分布を平
準化する。
準化を図り、インダクタンスの低減も図ることができる
電力変換装置を提供することである。 【解決手段】 電力変換装置の素子配置は、それぞれの
半導体素子の短辺側が風の流れに直面する方向としつ
つ、発熱損失の小さい第1のダイオードおよび第2のダ
イオードを受熱部の中央に、その両側に発熱損失の大き
い第2の半導体素子および第3の半導体素子を、それら
より発熱損失の小さい第1の半導体素子および第4の半
導体素子を受熱部の両端に配置し受熱部の温度分布を平
準化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば鉄道車両の
床下に設置される半導体素子を用いた電力変換装置に関
する。
床下に設置される半導体素子を用いた電力変換装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体素子で構成する電力変換
装置には、直流電源を交流に変換するインバータ回路や
交流電源を直流に変換するコンバータ回路等があり、イ
ンバータ回路には、その交流出力の電圧および周波数を
可変に制御する可変電圧可変周波数(VVVF)インバ
ータ回路がある。このVVVFインバータ回路は、電力
変換装置で多く使用されている。
装置には、直流電源を交流に変換するインバータ回路や
交流電源を直流に変換するコンバータ回路等があり、イ
ンバータ回路には、その交流出力の電圧および周波数を
可変に制御する可変電圧可変周波数(VVVF)インバ
ータ回路がある。このVVVFインバータ回路は、電力
変換装置で多く使用されている。
【0003】例えば、鉄道車両システムの直流電車で
は、電力変換装置としてVVVFインバータ回路が一般
的に使用され、直流を可変電圧可変周波数の交流に変換
して交流誘導電動機を制御するようにしている。また、
交流電車では、交流電源をコンバータ回路で一旦直流に
変換し、この直流電源をインバータ回路で可変電圧可変
周波数の交流に変換し、交流誘導電動機を駆動するよう
にしている。
は、電力変換装置としてVVVFインバータ回路が一般
的に使用され、直流を可変電圧可変周波数の交流に変換
して交流誘導電動機を制御するようにしている。また、
交流電車では、交流電源をコンバータ回路で一旦直流に
変換し、この直流電源をインバータ回路で可変電圧可変
周波数の交流に変換し、交流誘導電動機を駆動するよう
にしている。
【0004】これら、半導体素子を用いた電力変換装置
の変換回路部では、半導体素子より発熱損失による熱が
発生するので、冷却器によりその熱を電力変換装置の外
部に排出し、半導体素子温度を許容値以下にするように
している。電力変換装置に使用される冷却器の基本構成
は、半導体素子が取り付けられる受熱部と外気へ熱放散
を行う放熱部とから成るが、受熱部は電力変換装置の密
閉室部分に置かれ、放熱部は外気と通ずる開放室部分に
置かれる。
の変換回路部では、半導体素子より発熱損失による熱が
発生するので、冷却器によりその熱を電力変換装置の外
部に排出し、半導体素子温度を許容値以下にするように
している。電力変換装置に使用される冷却器の基本構成
は、半導体素子が取り付けられる受熱部と外気へ熱放散
を行う放熱部とから成るが、受熱部は電力変換装置の密
閉室部分に置かれ、放熱部は外気と通ずる開放室部分に
置かれる。
【0005】放熱部に置かれる開放室部分は、電力変換
装置の筐体よりも若干突出させて外気へ放出しやすくさ
せたり、電動送風機により強制的に冷却風を流す冷却風
洞としたり、鉄道車両床下に設置される電力変換装置で
は、車両走行時に装置外表面に相対的に流れる走行風を
受けやすい部位に設けたりしている。以下の説明では、
電動送風機による交流電車の電力変換装置について説明
する。
装置の筐体よりも若干突出させて外気へ放出しやすくさ
せたり、電動送風機により強制的に冷却風を流す冷却風
洞としたり、鉄道車両床下に設置される電力変換装置で
は、車両走行時に装置外表面に相対的に流れる走行風を
受けやすい部位に設けたりしている。以下の説明では、
電動送風機による交流電車の電力変換装置について説明
する。
【0006】図5は、交流電車に使用される電力変換装
置の構成図である。交流電源1はコンバータ回路2で直
流に変換され、インバータ回路3により可変電圧可変周
波数の交流に変換される。すなわち、コンバータ回路2
は交流電源を入力し、交流を直流に変換する。インバー
タ回路3は、このコンバータ回路2により電力変換され
た直流電源を可変電圧可変周波数の交流に変換し、鉄道
車両を駆動する電動機4に電力を供給するようにしてい
る。
置の構成図である。交流電源1はコンバータ回路2で直
流に変換され、インバータ回路3により可変電圧可変周
波数の交流に変換される。すなわち、コンバータ回路2
は交流電源を入力し、交流を直流に変換する。インバー
タ回路3は、このコンバータ回路2により電力変換され
た直流電源を可変電圧可変周波数の交流に変換し、鉄道
車両を駆動する電動機4に電力を供給するようにしてい
る。
【0007】コンバータ回路2は、U相およびV相の2
相の変換回路を有し、各1相分が1個の冷却器に取り付
けられる。また、インバータ回路3は、U相、V相、W
相の3相の変換回路を有し、各1相分を1個の冷却器に
取り付けられる。これは、1相分の回路を構成する半導
体素子Qの周辺回路部品の配置や電気的な接続の構成が
し易くなり、電力変換装置が機能的に区分した機器配置
となって、機能毎の変換回路でまとまった構成になるか
らである。
相の変換回路を有し、各1相分が1個の冷却器に取り付
けられる。また、インバータ回路3は、U相、V相、W
相の3相の変換回路を有し、各1相分を1個の冷却器に
取り付けられる。これは、1相分の回路を構成する半導
体素子Qの周辺回路部品の配置や電気的な接続の構成が
し易くなり、電力変換装置が機能的に区分した機器配置
となって、機能毎の変換回路でまとまった構成になるか
らである。
【0008】図6は、コンバータ回路2の1相分の一例
を示す回路図である。コンバータ回路は、a系とb系と
の2パラ構成されている。まず、a系は、直流正端子P
と直流負端子Nとの間に第1の半導体素子Q1a〜第4
の半導体素子Q4aからなる4個の半導体素子を直列に
接続すると共に、第1のダイオードDd1aおよび第2
のダイオードDd2aを直列に接続して構成される。同
様に、b系も、直流正端子Pと直流負端子Nとの間に第
1の半導体素子Q1b〜第4の半導体素子Q4bからな
る4個の半導体素子を直列に接続すると共に、第1のダ
イオードDd1bおよび第2のダイオードDd2bを直
列に接続して構成される。
を示す回路図である。コンバータ回路は、a系とb系と
の2パラ構成されている。まず、a系は、直流正端子P
と直流負端子Nとの間に第1の半導体素子Q1a〜第4
の半導体素子Q4aからなる4個の半導体素子を直列に
接続すると共に、第1のダイオードDd1aおよび第2
のダイオードDd2aを直列に接続して構成される。同
様に、b系も、直流正端子Pと直流負端子Nとの間に第
1の半導体素子Q1b〜第4の半導体素子Q4bからな
る4個の半導体素子を直列に接続すると共に、第1のダ
イオードDd1bおよび第2のダイオードDd2bを直
列に接続して構成される。
【0009】第1のダイオードDd1a、Dd1bおよ
び第2のダイオードDd1a、Dd2bの直列回路に
は、コンデンサCF1、CF2が接続され、また、スナ
バ回路5が設けられている。そして、第2の半導体素子
Q2と第3の半導体素子Q3との接続点には交流端子M
が接続され、第1のダイオードDd1と第2のダイオー
ドDd2との接続点には中性点端子Cが接続されている。
また、直流正端子Pと直流負端子Nとの間にはフィルタ
コンデンサFCが接続されている。
び第2のダイオードDd1a、Dd2bの直列回路に
は、コンデンサCF1、CF2が接続され、また、スナ
バ回路5が設けられている。そして、第2の半導体素子
Q2と第3の半導体素子Q3との接続点には交流端子M
が接続され、第1のダイオードDd1と第2のダイオー
ドDd2との接続点には中性点端子Cが接続されている。
また、直流正端子Pと直流負端子Nとの間にはフィルタ
コンデンサFCが接続されている。
【0010】図7は、このような交流電車の床下に設置
される電力変換装置の外観説明図であり、図7(a)
は、冷却器に取り付けられた電力変換装置の平面図、図
7(b)は側面図、図7(c)は正面図である。
される電力変換装置の外観説明図であり、図7(a)
は、冷却器に取り付けられた電力変換装置の平面図、図
7(b)は側面図、図7(c)は正面図である。
【0011】電力変換装置の各1相分は一つのユニット
として冷却器に取り付けられる。すなわち、コンバータ
冷却器6u、6vはコンバータ回路2のU相およびV相
の各1相分であり、また、インバータ冷却器7u、7
v、7wは、インバータ回路3のU相、V相、W相の各
1相分である。これら冷却器6、7は風洞8に配置さ
れ、電動送風機9からの強制風により冷却風が送風され
る。冷却器6、7は、受熱部10に半導体素子Qが取り
付けられ、背面の放熱部11より半導体素子Qで発熱し
た熱を放熱する。
として冷却器に取り付けられる。すなわち、コンバータ
冷却器6u、6vはコンバータ回路2のU相およびV相
の各1相分であり、また、インバータ冷却器7u、7
v、7wは、インバータ回路3のU相、V相、W相の各
1相分である。これら冷却器6、7は風洞8に配置さ
れ、電動送風機9からの強制風により冷却風が送風され
る。冷却器6、7は、受熱部10に半導体素子Qが取り
付けられ、背面の放熱部11より半導体素子Qで発熱し
た熱を放熱する。
【0012】図8は、一つの冷却器上での半導体素子Q
およびダイオードDdの配置を示す平面図である。図8
ではコンバータ回路の1相分の回路を示している。コン
バータ回路2は3レベル2パラ構成であり、冷却器への
素子配置は、図8に示すように、回路図に合わせるよう
に配置される。つまり、冷却器の受熱部10の端から第
1の半導体素子Q1〜第4の半導体素子Q4と配置し、
クランプダイオードは第1のダイオードDd1を第1の
半導体素子Q1と第2の半導体素子Q2との間に、第2
のダイオードDd2を第3の半導体素子Q3と第4の半
導体素子Q4との間とし、風の流れFに沿う方向で風上
にa系側を風下にb系側が配置される。
およびダイオードDdの配置を示す平面図である。図8
ではコンバータ回路の1相分の回路を示している。コン
バータ回路2は3レベル2パラ構成であり、冷却器への
素子配置は、図8に示すように、回路図に合わせるよう
に配置される。つまり、冷却器の受熱部10の端から第
1の半導体素子Q1〜第4の半導体素子Q4と配置し、
クランプダイオードは第1のダイオードDd1を第1の
半導体素子Q1と第2の半導体素子Q2との間に、第2
のダイオードDd2を第3の半導体素子Q3と第4の半
導体素子Q4との間とし、風の流れFに沿う方向で風上
にa系側を風下にb系側が配置される。
【0013】そして、a系およびb系の第1の半導体素
子Q1a、Q1bを導体12Aで接続して直流正端子P
を取り出し、a系およびb系の第4の半導体素子Q4
a、Q4bを導体12Bで接続して直流負端子Nを取り
出している。また、a系およびb系の第2の半導体素子
Q2a、Q2bおよび第3の半導体素子Q3a、Q3b
を導体12Cで接続して交流端子Mを取り出し、a系お
よびb系の第1のダイオードDd1a、Dd1bおよび
第2のダイオードDd2a、Dd2bを導体12Dで接
続して中性点端子Cを取り出している。
子Q1a、Q1bを導体12Aで接続して直流正端子P
を取り出し、a系およびb系の第4の半導体素子Q4
a、Q4bを導体12Bで接続して直流負端子Nを取り
出している。また、a系およびb系の第2の半導体素子
Q2a、Q2bおよび第3の半導体素子Q3a、Q3b
を導体12Cで接続して交流端子Mを取り出し、a系お
よびb系の第1のダイオードDd1a、Dd1bおよび
第2のダイオードDd2a、Dd2bを導体12Dで接
続して中性点端子Cを取り出している。
【0014】受熱部10は電力変換装置の密閉室部分に
置かれ、放熱部11は風洞8内に構成し、電動送風機9
の冷却風により外気へ熱放散することで半導体素子Qが
冷却され許容温度以下での使用が可能となる。
置かれ、放熱部11は風洞8内に構成し、電動送風機9
の冷却風により外気へ熱放散することで半導体素子Qが
冷却され許容温度以下での使用が可能となる。
【0015】ここで、最近の高耐圧化した半導体素子Q
は、半導体素子Q内のチップの個数が多くなり、半導体
素子Qの表面積が大型化し、1つの半導体素子Qの中で
も温度上昇のばらつきが生じることがある。このばらつ
きに対しては、発熱損失の大きいIGBTチップを端側
に、比較的損失の小さいFRDチップを中央よりとし、
半導体素子Qの中で温度分布の平準化の工夫がなされて
いるので、半導体素子Q事態の発熱損失によるばらつき
は特に問題はない。
は、半導体素子Q内のチップの個数が多くなり、半導体
素子Qの表面積が大型化し、1つの半導体素子Qの中で
も温度上昇のばらつきが生じることがある。このばらつ
きに対しては、発熱損失の大きいIGBTチップを端側
に、比較的損失の小さいFRDチップを中央よりとし、
半導体素子Qの中で温度分布の平準化の工夫がなされて
いるので、半導体素子Q事態の発熱損失によるばらつき
は特に問題はない。
【0016】
【発明が解決しようとしている課題】ところが、このよ
うな従来の冷却器は、冷媒を用いていない冷媒レス冷却
器であるので、周囲の発熱損失からのあおりや冷却風の
影響を受けやすく、適切に冷却できない場合がある。
うな従来の冷却器は、冷媒を用いていない冷媒レス冷却
器であるので、周囲の発熱損失からのあおりや冷却風の
影響を受けやすく、適切に冷却できない場合がある。
【0017】例えば、周囲に発熱損失の大きい素子を配
置すると、その素子からの発熱の影響を受けて温度が上
昇することがある。風上に発熱損失の大きい半導体素子
を配置した場合にも同様の影響を受ける。従って、発熱
損失の大きい素子は十分な冷却が行えないことがあり、
許容温度を超えることがある。
置すると、その素子からの発熱の影響を受けて温度が上
昇することがある。風上に発熱損失の大きい半導体素子
を配置した場合にも同様の影響を受ける。従って、発熱
損失の大きい素子は十分な冷却が行えないことがあり、
許容温度を超えることがある。
【0018】このような周囲からの熱影響を回避するた
めには、素子間の距離を離すなどの対策を施すことが必
要となるが、そうすると、冷却器の大型化につながり電
力変換装置の小型軽量化を阻害する要因となる。
めには、素子間の距離を離すなどの対策を施すことが必
要となるが、そうすると、冷却器の大型化につながり電
力変換装置の小型軽量化を阻害する要因となる。
【0019】なお、電力変換装置の3レベル回路の各素
子からの発熱損失は、半導体素子Q1、Q4はクランプ
ダイオードDdより大きく、半導体素子Q2、Q3は半
導体素子Q1、Q4より大きい。コンバータ回路2での
2パラ構成の各a系およびb系は同等の損失である。
子からの発熱損失は、半導体素子Q1、Q4はクランプ
ダイオードDdより大きく、半導体素子Q2、Q3は半
導体素子Q1、Q4より大きい。コンバータ回路2での
2パラ構成の各a系およびb系は同等の損失である。
【0020】また、コンバータ回路2は電気回路的に
は、半導体素子Q1側の直流正端子Pが端に位置し、半
導体素子Q2、Q3間の中性点端子Cが中央に位置し、
半導体素子Q4側の直流負端子Nが直流正端子Pの反対
側の端に位置する。
は、半導体素子Q1側の直流正端子Pが端に位置し、半
導体素子Q2、Q3間の中性点端子Cが中央に位置し、
半導体素子Q4側の直流負端子Nが直流正端子Pの反対
側の端に位置する。
【0021】本来は、サージ電圧を抑制するために、直
流正端子Pと中性点端子C、中性点端子Cと直流負端子
Nとを近付け閉回路の面積を極力小さくしインダクタン
スを減らす必要があるが、前述の通り、直流正端子Pと
中性点端子C、中性点端子Cと直流負端子Nは、冷却器
の端と中央に位置するので、インダクタンスが大きくな
る。
流正端子Pと中性点端子C、中性点端子Cと直流負端子
Nとを近付け閉回路の面積を極力小さくしインダクタン
スを減らす必要があるが、前述の通り、直流正端子Pと
中性点端子C、中性点端子Cと直流負端子Nは、冷却器
の端と中央に位置するので、インダクタンスが大きくな
る。
【0022】インダクタンスを低減する方法としては、
各端子間導体の沿う面積を大きくすることであるが、そ
れぞれの端子から接続した導体を面積の大きい平板とし
た場合には、互いの導体間に絶縁板を構成したり、サー
ジ吸収回路としてのスナバ回路5の強化が必要となる。
各端子間導体の沿う面積を大きくすることであるが、そ
れぞれの端子から接続した導体を面積の大きい平板とし
た場合には、互いの導体間に絶縁板を構成したり、サー
ジ吸収回路としてのスナバ回路5の強化が必要となる。
【0023】いずれにおいても、インダクタンス低減の
ためには部品点数が多くなり、複雑な構成となる。ま
た、スナバ回路5の用品の大容量化による部品の大型化
やパラ構成による部品点数の増加などによりコスト増と
なる要因となっていた。
ためには部品点数が多くなり、複雑な構成となる。ま
た、スナバ回路5の用品の大容量化による部品の大型化
やパラ構成による部品点数の増加などによりコスト増と
なる要因となっていた。
【0024】本発明の目的は、各半導体素子の発熱損失
による温度上昇の平準化を図り、インダクタンスの低減
も図ることができる電力変換装置を提供することであ
る。
による温度上昇の平準化を図り、インダクタンスの低減
も図ることができる電力変換装置を提供することであ
る。
【0025】
【発明を解決するための手段】請求項1の発明に係る電
力変換装置は、電力変換部を構成する各相が一つのユニ
ットで構成され、その主回路は、直流正端子と直流負端
子との間に第1の半導体素子から第4の半導体素子の4
個の半導体素子を直列に接続すると共に、第1のダイオ
ードおよび第2のダイオードを直列に接続し、第2の半
導体素子と第3の半導体素子との接続点に交流端子を接
続すると共に、第1のダイオードと第2のダイオードと
の接続点に中性点端子を接続し、第1のダイオードは第
1の半導体素子と第2の半導体素子との接続点に接続さ
れ、第2のダイオードは第3の半導体素子と第4の半導
体素子との接続点に接続されて構成され、一つのユニッ
トを構成する半導体素子群は同一平面上の受熱部に設置
され放熱部を通風する冷却風により放熱するようにした
電力変換装置において、一つのユニットを構成する各々
の半導体素子の短辺側を冷却風の流れに直面する方向に
向け、前記受熱部の中央に第1のダイオードおよび第2
のダイオードを、第1のダイオードの端側に第2の半導
体素子を、第2のダイオードの端側に第3の半導体素子
を、第2の半導体素子の端側に第1の半導体素子を、第
3の半導体素子の端側に第4の半導体素子を配置するこ
とを特徴とする。
力変換装置は、電力変換部を構成する各相が一つのユニ
ットで構成され、その主回路は、直流正端子と直流負端
子との間に第1の半導体素子から第4の半導体素子の4
個の半導体素子を直列に接続すると共に、第1のダイオ
ードおよび第2のダイオードを直列に接続し、第2の半
導体素子と第3の半導体素子との接続点に交流端子を接
続すると共に、第1のダイオードと第2のダイオードと
の接続点に中性点端子を接続し、第1のダイオードは第
1の半導体素子と第2の半導体素子との接続点に接続さ
れ、第2のダイオードは第3の半導体素子と第4の半導
体素子との接続点に接続されて構成され、一つのユニッ
トを構成する半導体素子群は同一平面上の受熱部に設置
され放熱部を通風する冷却風により放熱するようにした
電力変換装置において、一つのユニットを構成する各々
の半導体素子の短辺側を冷却風の流れに直面する方向に
向け、前記受熱部の中央に第1のダイオードおよび第2
のダイオードを、第1のダイオードの端側に第2の半導
体素子を、第2のダイオードの端側に第3の半導体素子
を、第2の半導体素子の端側に第1の半導体素子を、第
3の半導体素子の端側に第4の半導体素子を配置するこ
とを特徴とする。
【0026】請求項1の発明に係る電力変換装置におい
ては、電力変換装置の素子配置は、それぞれの半導体素
子の短辺側が風の流れに直面する方向としつつ、発熱損
失の小さい第1のダイオードおよび第2のダイオードを
受熱部の中央に、その両側に発熱損失の大きい第2の半
導体素子および第3の半導体素子を、それらより発熱損
失の小さい第1の半導体素子および第4の半導体素子を
受熱部の両端に配置し受熱部の温度分布を平準化する。
ては、電力変換装置の素子配置は、それぞれの半導体素
子の短辺側が風の流れに直面する方向としつつ、発熱損
失の小さい第1のダイオードおよび第2のダイオードを
受熱部の中央に、その両側に発熱損失の大きい第2の半
導体素子および第3の半導体素子を、それらより発熱損
失の小さい第1の半導体素子および第4の半導体素子を
受熱部の両端に配置し受熱部の温度分布を平準化する。
【0027】請求項2の発明に係る電力変換装置は、電
力変換部を構成する各相が一つのユニットで構成され、
その主回路は、直流正端子と直流負端子との間に第1の
半導体素子から第4の半導体素子の4個の半導体素子を
直列に接続すると共に、第1のダイオードおよび第2の
ダイオードを直列に接続し、第2の半導体素子と第3の
半導体素子との接続点に交流端子を接続すると共に、第
1のダイオードと第2のダイオードとの接続点に中性点
端子を接続し、第1のダイオードは第1の半導体素子と
第2の半導体素子との接続点に接続され、第2のダイオ
ードは第3の半導体素子と第4の半導体素子との接続点
に接続されて構成され、一つのユニットを構成する半導
体素子群は同一平面上の受熱部に設置され放熱部を通風
する冷却風により放熱するようにした電力変換装置にお
いて、一つのユニットを構成する各々の半導体素子の短
辺側を冷却風の流れに直面する方向に向け、前記受熱部
の中央の風上側に第2の半導体素子および第3の半導体
素子を、その風下側に第1のダイオードおよび第2のダ
イオードを、第2のダイオードの端側に第1の半導体素
子を、第3のダイオードの端側に第4の半導体素子を配
置することを特徴とする。
力変換部を構成する各相が一つのユニットで構成され、
その主回路は、直流正端子と直流負端子との間に第1の
半導体素子から第4の半導体素子の4個の半導体素子を
直列に接続すると共に、第1のダイオードおよび第2の
ダイオードを直列に接続し、第2の半導体素子と第3の
半導体素子との接続点に交流端子を接続すると共に、第
1のダイオードと第2のダイオードとの接続点に中性点
端子を接続し、第1のダイオードは第1の半導体素子と
第2の半導体素子との接続点に接続され、第2のダイオ
ードは第3の半導体素子と第4の半導体素子との接続点
に接続されて構成され、一つのユニットを構成する半導
体素子群は同一平面上の受熱部に設置され放熱部を通風
する冷却風により放熱するようにした電力変換装置にお
いて、一つのユニットを構成する各々の半導体素子の短
辺側を冷却風の流れに直面する方向に向け、前記受熱部
の中央の風上側に第2の半導体素子および第3の半導体
素子を、その風下側に第1のダイオードおよび第2のダ
イオードを、第2のダイオードの端側に第1の半導体素
子を、第3のダイオードの端側に第4の半導体素子を配
置することを特徴とする。
【0028】請求項2の発明に係る電力変換装置におい
ては、電力変換装置の素子配置は、それぞれの素子の短
辺側が風の流れに直面する方向としつつ、発熱損失の大
きい第2の半導体素子および第3の半導体素子を受熱部
中央の風上側に、それらより発熱損失の小さい第1の半
導体素子および第4の半導体素子をそれぞれ第2の半導
体素子および第3の半導体素子の端側に、発熱損失の小
さい第1のダイオードおよび第2のダイオードをそれぞ
れ第2の半導体素子および第3の半導体素子の風下側中
央に配置し受熱部の温度分布を平準化する。
ては、電力変換装置の素子配置は、それぞれの素子の短
辺側が風の流れに直面する方向としつつ、発熱損失の大
きい第2の半導体素子および第3の半導体素子を受熱部
中央の風上側に、それらより発熱損失の小さい第1の半
導体素子および第4の半導体素子をそれぞれ第2の半導
体素子および第3の半導体素子の端側に、発熱損失の小
さい第1のダイオードおよび第2のダイオードをそれぞ
れ第2の半導体素子および第3の半導体素子の風下側中
央に配置し受熱部の温度分布を平準化する。
【0029】請求項3の発明に係る電力変換装置は、電
力変換部を構成する各相が一つのユニットで構成され、
その主回路は、直流正端子と直流負端子との間に第1の
半導体素子から第4の半導体素子の4個の半導体素子を
直列に接続すると共に、第1のダイオードおよび第2の
ダイオードを直列に接続し、第2の半導体素子と第3の
半導体素子との接続点に交流端子を接続すると共に、第
1のダイオードと第2のダイオードとの接続点に中性点
端子を接続し、第1のダイオードは第1の半導体素子と
第2の半導体素子との接続点に接続され、第2のダイオ
ードは第3の半導体素子と第4の半導体素子との接続点
に接続されて構成され、一つのユニットを構成する半導
体素子群は同一平面上の受熱部に設置され放熱部を通風
する冷却風により放熱するようにした電力変換装置にお
いて、一つのユニットを構成する各々の半導体素子の短
辺側を冷却風の流れに直面する方向に向け、前記受熱部
の中央の風上側に第2の半導体素子および第3の半導体
素子を、前記第2の半導体素子の風下側に第1の半導体
素子を、前記第3の半導体素子の風下側に第4の半導体
素子を、前記第2の半導体素子の端側に第1のダイオー
ドを、前記第3の半導体素子の端側に第2のダイオード
を配置することを特徴とする。
力変換部を構成する各相が一つのユニットで構成され、
その主回路は、直流正端子と直流負端子との間に第1の
半導体素子から第4の半導体素子の4個の半導体素子を
直列に接続すると共に、第1のダイオードおよび第2の
ダイオードを直列に接続し、第2の半導体素子と第3の
半導体素子との接続点に交流端子を接続すると共に、第
1のダイオードと第2のダイオードとの接続点に中性点
端子を接続し、第1のダイオードは第1の半導体素子と
第2の半導体素子との接続点に接続され、第2のダイオ
ードは第3の半導体素子と第4の半導体素子との接続点
に接続されて構成され、一つのユニットを構成する半導
体素子群は同一平面上の受熱部に設置され放熱部を通風
する冷却風により放熱するようにした電力変換装置にお
いて、一つのユニットを構成する各々の半導体素子の短
辺側を冷却風の流れに直面する方向に向け、前記受熱部
の中央の風上側に第2の半導体素子および第3の半導体
素子を、前記第2の半導体素子の風下側に第1の半導体
素子を、前記第3の半導体素子の風下側に第4の半導体
素子を、前記第2の半導体素子の端側に第1のダイオー
ドを、前記第3の半導体素子の端側に第2のダイオード
を配置することを特徴とする。
【0030】請求項3の発明に係る電力変換装置におい
ては、電力変換装置の素子配置は、それぞれの素子の短
辺側が風の流れに直面する方向としつつ、発熱損失の大
きい第2の半導体素子および第3の半導体素子を受熱部
中央の風上側に、それらより発熱損失の小さい第1の半
導体素子および第4の半導体素子をそれぞれ第2の半導
体素子および第3の半導体素子の風下側に、発熱損失の
小さい第1のダイオードおよび第2のダイオードをそれ
ぞれ第2の半導体素子および第3の半導体素子の端側に
配置し受熱部の温度分布を平準化する。
ては、電力変換装置の素子配置は、それぞれの素子の短
辺側が風の流れに直面する方向としつつ、発熱損失の大
きい第2の半導体素子および第3の半導体素子を受熱部
中央の風上側に、それらより発熱損失の小さい第1の半
導体素子および第4の半導体素子をそれぞれ第2の半導
体素子および第3の半導体素子の風下側に、発熱損失の
小さい第1のダイオードおよび第2のダイオードをそれ
ぞれ第2の半導体素子および第3の半導体素子の端側に
配置し受熱部の温度分布を平準化する。
【0031】請求項4の発明に係る電力変換装置は、電
力変換部を構成する各相が一つのユニットで構成され、
その主回路は、直流正端子と直流負端子との間に第1の
半導体素子から第4の半導体素子の4個の半導体素子を
直列に接続すると共に、第1のダイオードおよび第2の
ダイオードを直列に接続し、第2の半導体素子と第3の
半導体素子との接続点に交流端子を接続すると共に、第
1のダイオードと第2のダイオードとの接続点に中性点
端子を接続し、第1のダイオードは第1の半導体素子と
第2の半導体素子との接続点に接続され、第2のダイオ
ードは第3の半導体素子と第4の半導体素子との接続点
に接続されて構成され、一つのユニットを構成する半導
体素子群は同一平面上の受熱部に設置され放熱部を通風
する冷却風により放熱するようにした電力変換装置にお
いて、一つのユニットを構成する各々の半導体素子の長
辺側を冷却風の流れに直面する方向に向け、前記受熱部
の中央の風上側に第1の半導体素子および第4の半導体
素子を、第1の半導体素子の端側に第2の半導体素子
を、第4の半導体素子の端側に第3の半導体素子を、第
1の半導体素子および第2の半導体素子の風下側に第1
のダイオードを、第3の半導体素子および第4の半導体
素子の風下側に第2のダイオードを配置することを特徴
とする。
力変換部を構成する各相が一つのユニットで構成され、
その主回路は、直流正端子と直流負端子との間に第1の
半導体素子から第4の半導体素子の4個の半導体素子を
直列に接続すると共に、第1のダイオードおよび第2の
ダイオードを直列に接続し、第2の半導体素子と第3の
半導体素子との接続点に交流端子を接続すると共に、第
1のダイオードと第2のダイオードとの接続点に中性点
端子を接続し、第1のダイオードは第1の半導体素子と
第2の半導体素子との接続点に接続され、第2のダイオ
ードは第3の半導体素子と第4の半導体素子との接続点
に接続されて構成され、一つのユニットを構成する半導
体素子群は同一平面上の受熱部に設置され放熱部を通風
する冷却風により放熱するようにした電力変換装置にお
いて、一つのユニットを構成する各々の半導体素子の長
辺側を冷却風の流れに直面する方向に向け、前記受熱部
の中央の風上側に第1の半導体素子および第4の半導体
素子を、第1の半導体素子の端側に第2の半導体素子
を、第4の半導体素子の端側に第3の半導体素子を、第
1の半導体素子および第2の半導体素子の風下側に第1
のダイオードを、第3の半導体素子および第4の半導体
素子の風下側に第2のダイオードを配置することを特徴
とする。
【0032】請求項4の発明に係る電力変換装置におい
ては、電力変換装置の素子配置は、それぞれの素子の長
辺側が風の流れに直面する方向としつつ、発熱損失の大
きい第2の半導体素子および第3の半導体素子を受熱部
の両端に、それらより発熱損失の小さい第1の半導体素
子および第4の半導体素子をそれぞれ第2の半導体素子
および第3の半導体素子の中央よりに、発熱損失の小さ
い第1のダイオードおよび第2のダイオードを受熱部の
風下側に配置し受熱部の温度分布を平準化する。
ては、電力変換装置の素子配置は、それぞれの素子の長
辺側が風の流れに直面する方向としつつ、発熱損失の大
きい第2の半導体素子および第3の半導体素子を受熱部
の両端に、それらより発熱損失の小さい第1の半導体素
子および第4の半導体素子をそれぞれ第2の半導体素子
および第3の半導体素子の中央よりに、発熱損失の小さ
い第1のダイオードおよび第2のダイオードを受熱部の
風下側に配置し受熱部の温度分布を平準化する。
【0033】請求項5の発明に係る電力変換装置は、電
力変換部を構成する各相が一つのユニットで構成され、
その主回路は、直流正端子と直流負端子との間に第1の
半導体素子から第4の半導体素子の4個の半導体素子を
直列に接続すると共に、第1のダイオードおよび第2の
ダイオードを直列に接続し、第2の半導体素子と第3の
半導体素子との接続点に交流端子を接続すると共に、第
1のダイオードと第2のダイオードとの接続点に中性点
端子を接続し、第1のダイオードは第1の半導体素子と
第2の半導体素子との接続点に接続され、第2のダイオ
ードは第3の半導体素子と第4の半導体素子との接続点
に接続されて構成され、一つのユニットを構成する半導
体素子群は同一平面上の受熱部に設置され放熱部を通風
する冷却風により放熱するようにした電力変換装置にお
いて、一つのユニットを構成する各々の半導体素子の長
辺側を冷却風の流れに直面する方向に向け、前記受熱部
の風上側に第2の半導体素子および第3の半導体素子
を、第2の半導体素子の風下側に第1のダイオードを、
第3の半導体素子の風下側に第2のダイオードを、第1
のダイオードの風下側に第1の半導体素子を、第2のダ
イオードの風下側に第4の半導体素子を、配置すること
を特徴とする。
力変換部を構成する各相が一つのユニットで構成され、
その主回路は、直流正端子と直流負端子との間に第1の
半導体素子から第4の半導体素子の4個の半導体素子を
直列に接続すると共に、第1のダイオードおよび第2の
ダイオードを直列に接続し、第2の半導体素子と第3の
半導体素子との接続点に交流端子を接続すると共に、第
1のダイオードと第2のダイオードとの接続点に中性点
端子を接続し、第1のダイオードは第1の半導体素子と
第2の半導体素子との接続点に接続され、第2のダイオ
ードは第3の半導体素子と第4の半導体素子との接続点
に接続されて構成され、一つのユニットを構成する半導
体素子群は同一平面上の受熱部に設置され放熱部を通風
する冷却風により放熱するようにした電力変換装置にお
いて、一つのユニットを構成する各々の半導体素子の長
辺側を冷却風の流れに直面する方向に向け、前記受熱部
の風上側に第2の半導体素子および第3の半導体素子
を、第2の半導体素子の風下側に第1のダイオードを、
第3の半導体素子の風下側に第2のダイオードを、第1
のダイオードの風下側に第1の半導体素子を、第2のダ
イオードの風下側に第4の半導体素子を、配置すること
を特徴とする。
【0034】請求項5の発明に係る電力変換装置におい
ては、電力変換装置の素子配置は、それぞれの素子の長
辺側が風の流れに直面する方向としつつ、発熱損失の大
きい第2の半導体素子と第3の半導体素子を受熱部の最
風上側に、それらより発熱損失の小さい第1の半導体素
子と第4の半導体素子をそれぞれ最風下側に、発熱損失
の小さい第1のダイオードと第2のダイオードをそれぞ
れ第2の半導体素子と第3の半導体素子の風下側に配置
し受熱部の温度分布を平準化する。
ては、電力変換装置の素子配置は、それぞれの素子の長
辺側が風の流れに直面する方向としつつ、発熱損失の大
きい第2の半導体素子と第3の半導体素子を受熱部の最
風上側に、それらより発熱損失の小さい第1の半導体素
子と第4の半導体素子をそれぞれ最風下側に、発熱損失
の小さい第1のダイオードと第2のダイオードをそれぞ
れ第2の半導体素子と第3の半導体素子の風下側に配置
し受熱部の温度分布を平準化する。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る電力変換
装置での一つの冷却器上での半導体素子Qおよびダイオ
ードDdの配置を示す平面図である。図1では、a系お
よびb系の2パラ構成のコンバータ回路の1相分の回路
を示している。
する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る電力変換
装置での一つの冷却器上での半導体素子Qおよびダイオ
ードDdの配置を示す平面図である。図1では、a系お
よびb系の2パラ構成のコンバータ回路の1相分の回路
を示している。
【0036】図1に示すように、各々の半導体素子Q
は、短辺側が風の流れFに直面する方向に取り付けられ
ている。受熱部10の中央部には、発熱損失の小さい第
1のダイオードDd1と第2のダイオードDd2とが風の
流れFに沿って風上にa系側、風下にb系側が配置され
る。すなわち、a系の第1のダイオードDd1aが風上
側にb系の第1のダイオードDd1bが風下側に取り付
けられると共に、a系の第2のダイオードDd2aが風
上側にb系の第2のダイオードDd2bが風下側に取り
付けられる。そして、a系およびb系の第1のダイオー
ドDd1a、Dd1bおよび第2のダイオードDd2
a、Dd2bを導体12Dで接続して中性点端子Cが取
り出されている。
は、短辺側が風の流れFに直面する方向に取り付けられ
ている。受熱部10の中央部には、発熱損失の小さい第
1のダイオードDd1と第2のダイオードDd2とが風の
流れFに沿って風上にa系側、風下にb系側が配置され
る。すなわち、a系の第1のダイオードDd1aが風上
側にb系の第1のダイオードDd1bが風下側に取り付
けられると共に、a系の第2のダイオードDd2aが風
上側にb系の第2のダイオードDd2bが風下側に取り
付けられる。そして、a系およびb系の第1のダイオー
ドDd1a、Dd1bおよび第2のダイオードDd2
a、Dd2bを導体12Dで接続して中性点端子Cが取
り出されている。
【0037】発熱損失の小さい第1のダイオードDd1
と第2のダイオードDd2との両側の隣りに、発熱損失
の大きい第2の半導体素子Q2および第3の半導体素子
が配置される。この場合も風の流れFに沿って風上にa
系側、風下にb系側が配置される。そして、a系および
b系の第2の半導体素子Q2a、Q2bおよび第3の半
導体素子Q3a、Q3bを導体12Cで接続して交流端
子Mが取り出されている。
と第2のダイオードDd2との両側の隣りに、発熱損失
の大きい第2の半導体素子Q2および第3の半導体素子
が配置される。この場合も風の流れFに沿って風上にa
系側、風下にb系側が配置される。そして、a系および
b系の第2の半導体素子Q2a、Q2bおよび第3の半
導体素子Q3a、Q3bを導体12Cで接続して交流端
子Mが取り出されている。
【0038】さらに、受熱部の両端に発熱損失の小さい
第1の半導体素子Q1および第4の半導体素子Q4を、
風の流れFに沿って風上にa系側、風下にb系側が配置
される。そして、a系およびb系の第1の半導体素子Q
1a、Q1bを導体12Aで接続して直流正端子Pが取
り出され、a系およびb系の第4の半導体素子Q4a、
Q4bを導体12Bで接続して直流負端子Nが取り出さ
れている。
第1の半導体素子Q1および第4の半導体素子Q4を、
風の流れFに沿って風上にa系側、風下にb系側が配置
される。そして、a系およびb系の第1の半導体素子Q
1a、Q1bを導体12Aで接続して直流正端子Pが取
り出され、a系およびb系の第4の半導体素子Q4a、
Q4bを導体12Bで接続して直流負端子Nが取り出さ
れている。
【0039】このように、発熱損失の大きい第2の半導
体素子Q2と第3の半導体素子Q3とが隣合わず、それ
らより発熱損失の小さい半導体素子Q1、Q4を両側に
配置しているので、第2の半導体素子Q2と第3の半導
体素子Q3の温度上昇を抑えることができる。
体素子Q2と第3の半導体素子Q3とが隣合わず、それ
らより発熱損失の小さい半導体素子Q1、Q4を両側に
配置しているので、第2の半導体素子Q2と第3の半導
体素子Q3の温度上昇を抑えることができる。
【0040】すなわち、風の流れFの垂直方向に発熱損
失の大きさの大と小との半導体素子Qのを交互に配置し
ているので、受熱部10の温度分布が一部分に集中する
ことなく平準化され効率的な冷却が可能となる。これに
より、冷却器全体が効率良く熱伝導し放熱することがで
き、大容量発熱損失で構成する半導体素子の冷却が可能
となり、中小容量の発熱損失で構成する半導体素子では
更なる小型化が可能となる。
失の大きさの大と小との半導体素子Qのを交互に配置し
ているので、受熱部10の温度分布が一部分に集中する
ことなく平準化され効率的な冷却が可能となる。これに
より、冷却器全体が効率良く熱伝導し放熱することがで
き、大容量発熱損失で構成する半導体素子の冷却が可能
となり、中小容量の発熱損失で構成する半導体素子では
更なる小型化が可能となる。
【0041】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図2は本発明の第2の実施の形態に係る電力変換装
置での一つの冷却器上での半導体素子Qおよびダイオー
ドDdの配置を示す平面図である。図2では、図1と同
様に、a系およびb系の2パラ構成のコンバータ回路の
1相分の回路を示している。
る。図2は本発明の第2の実施の形態に係る電力変換装
置での一つの冷却器上での半導体素子Qおよびダイオー
ドDdの配置を示す平面図である。図2では、図1と同
様に、a系およびb系の2パラ構成のコンバータ回路の
1相分の回路を示している。
【0042】図2に示すように、各々の半導体素子Q
は、短辺側が風の流れFに直面する方向に取り付けられ
ている。受熱部10の中央部には、発熱損失の大きい第
2の半導体素子Q2および第3の半導体素子Q3がa系
およびb系共にすべてが風上側に配置されている。そし
て、a系およびb系の第2の半導体素子Q2a、Q2b
および第3の半導体素子Q3a、Q3bは、導体12C
で接続され交流端子Mが取り出されている。
は、短辺側が風の流れFに直面する方向に取り付けられ
ている。受熱部10の中央部には、発熱損失の大きい第
2の半導体素子Q2および第3の半導体素子Q3がa系
およびb系共にすべてが風上側に配置されている。そし
て、a系およびb系の第2の半導体素子Q2a、Q2b
および第3の半導体素子Q3a、Q3bは、導体12C
で接続され交流端子Mが取り出されている。
【0043】第2の半導体素子Q2および第3の半導体
素子Q3の風下側には、第1のダイオードDd1と第2
のダイオードDd2とをa系およびb系共に配置し、a
系およびb系の第1のダイオードDd1a、Dd1bお
よび第2のダイオードDd2a、Dd2bを導体12D
で接続して中性点端子Cを取り出している。
素子Q3の風下側には、第1のダイオードDd1と第2
のダイオードDd2とをa系およびb系共に配置し、a
系およびb系の第1のダイオードDd1a、Dd1bお
よび第2のダイオードDd2a、Dd2bを導体12D
で接続して中性点端子Cを取り出している。
【0044】また、受熱部10の両端部に発熱損失の小
さい第1の半導体素子Q1および第4の半導体素子Q4
を、風の流れFに沿って風上にa系側、風下にb系側を
配置している。そして、a系およびb系の第1の半導体
素子Q1a、Q1bは導体12Aで接続され直流正端子
Pが取り出され、a系およびb系の第4の半導体素子Q
4a、Q4bは導体12Bで接続され直流負端子Nが取
り出されている。
さい第1の半導体素子Q1および第4の半導体素子Q4
を、風の流れFに沿って風上にa系側、風下にb系側を
配置している。そして、a系およびb系の第1の半導体
素子Q1a、Q1bは導体12Aで接続され直流正端子
Pが取り出され、a系およびb系の第4の半導体素子Q
4a、Q4bは導体12Bで接続され直流負端子Nが取
り出されている。
【0045】このように、発熱損失の大きい第2の半導
体素子Q2と第3の半導体素子Q3とを風上に配置し、
それらより発熱損失の小さい第1の半導体素子Q1と第
4の半導体素子Q4とを受熱部10の両端に配置するこ
とにより、第2の半導体素子Q2と第3の半導体素子Q
3との温度上昇は抑えられる。
体素子Q2と第3の半導体素子Q3とを風上に配置し、
それらより発熱損失の小さい第1の半導体素子Q1と第
4の半導体素子Q4とを受熱部10の両端に配置するこ
とにより、第2の半導体素子Q2と第3の半導体素子Q
3との温度上昇は抑えられる。
【0046】すなわち、受熱部10中央では、風の流れ
Fに沿って風上側に発熱損失の大きい半導体素子Q2、
Q3を、風下側に発熱損失の小さいダイオードDdを配
置し、受熱部10の両端部に発熱損失の小さい半導体素
子Q1、Q4を配置しているので、風上側は新鮮な冷却
風により効率よく冷却でき温度上昇を抑えることができ
る。また、風下側は、発熱損失が小さく温度上昇に余裕
があるので、風上からのあおりを受けても温度上昇の規
定値内に抑えることができる。
Fに沿って風上側に発熱損失の大きい半導体素子Q2、
Q3を、風下側に発熱損失の小さいダイオードDdを配
置し、受熱部10の両端部に発熱損失の小さい半導体素
子Q1、Q4を配置しているので、風上側は新鮮な冷却
風により効率よく冷却でき温度上昇を抑えることができ
る。また、風下側は、発熱損失が小さく温度上昇に余裕
があるので、風上からのあおりを受けても温度上昇の規
定値内に抑えることができる。
【0047】以上の説明では、風上側にダイオードDd
を配置したものを示したが、第1の半導体素子Q1と第
1のダイオードDd1、第4の半導体素子Q4と第2の
ダイオードDd2とを入れ替えても同様の効果を得られ
る。以上のような配置により、冷却器全体が効率よく熱
伝導し放熱できるので冷却器の小型化が図れ、さらには
電力変換装置の小型軽量化につながる。
を配置したものを示したが、第1の半導体素子Q1と第
1のダイオードDd1、第4の半導体素子Q4と第2の
ダイオードDd2とを入れ替えても同様の効果を得られ
る。以上のような配置により、冷却器全体が効率よく熱
伝導し放熱できるので冷却器の小型化が図れ、さらには
電力変換装置の小型軽量化につながる。
【0048】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図3は本発明の第3の実施の形態に係る電力変換装
置での一つの冷却器上での半導体素子Qおよびダイオー
ドDdの配置を示す平面図である。図3では、図1と同
様に、a系およびb系の2パラ構成のコンバータ回路の
1相分の回路を示している。
る。図3は本発明の第3の実施の形態に係る電力変換装
置での一つの冷却器上での半導体素子Qおよびダイオー
ドDdの配置を示す平面図である。図3では、図1と同
様に、a系およびb系の2パラ構成のコンバータ回路の
1相分の回路を示している。
【0049】図3に示すように、各々の半導体素子Q
は、長辺側が風の流れFに直面する方向に取り付けられ
ている。受熱部10の中央部には、発熱損失の小さい第
1の半導体素子Q1および第4の半導体素子Q4が風の
流れFに沿って風上にa系側、風下にb系側が配置され
ている。そして、a系およびb系の第1の半導体素子Q
1a、Q1bは導体12Aで接続され直流正端子Pが取
り出され、a系およびb系の第4の半導体素子Q4a、
Q4bは導体12Bで接続され直流負端子Nが取り出さ
れている。
は、長辺側が風の流れFに直面する方向に取り付けられ
ている。受熱部10の中央部には、発熱損失の小さい第
1の半導体素子Q1および第4の半導体素子Q4が風の
流れFに沿って風上にa系側、風下にb系側が配置され
ている。そして、a系およびb系の第1の半導体素子Q
1a、Q1bは導体12Aで接続され直流正端子Pが取
り出され、a系およびb系の第4の半導体素子Q4a、
Q4bは導体12Bで接続され直流負端子Nが取り出さ
れている。
【0050】また、発熱損失の大きい第2の半導体素子
Q2および第3の半導体素子Q3が受熱部10の両端に
風の流れFに沿って風上にa系側、風下にb系側が配置
されている。そして、a系およびb系の第2の半導体素
子Q2a、Q2bおよび第3の半導体素子Q3a、Q3
bは、導体12Cで接続され交流端子Mが取り出されて
いる。
Q2および第3の半導体素子Q3が受熱部10の両端に
風の流れFに沿って風上にa系側、風下にb系側が配置
されている。そして、a系およびb系の第2の半導体素
子Q2a、Q2bおよび第3の半導体素子Q3a、Q3
bは、導体12Cで接続され交流端子Mが取り出されて
いる。
【0051】さらに、第1の半導体素子Q1および第2
の半導体素子Q2の風下側に第1のダイオードDd1
を、第3の半導体素子Q3および第4の半導体素子Q4
の風下側に第2のダイオードDd2が配置されている。
そして、a系およびb系の第1のダイオードDd1a、
Dd1bおよび第2のダイオードDd2a、Dd2bを
導体12Dで接続して中性点端子Cを取り出している。
の半導体素子Q2の風下側に第1のダイオードDd1
を、第3の半導体素子Q3および第4の半導体素子Q4
の風下側に第2のダイオードDd2が配置されている。
そして、a系およびb系の第1のダイオードDd1a、
Dd1bおよび第2のダイオードDd2a、Dd2bを
導体12Dで接続して中性点端子Cを取り出している。
【0052】このように、半導体素子Qの長辺側を風の
流れFに直面する方向に配置するので、各半導体素子Q
の単品内の個々のチップにおいて、風下側のチップがあ
おりの影響を受けにくい配置となる。従って、受熱部1
0の両端部に配置する第2の半導体素子Q2や第3の半
導体素子Q3の温度上昇を抑えることができる。
流れFに直面する方向に配置するので、各半導体素子Q
の単品内の個々のチップにおいて、風下側のチップがあ
おりの影響を受けにくい配置となる。従って、受熱部1
0の両端部に配置する第2の半導体素子Q2や第3の半
導体素子Q3の温度上昇を抑えることができる。
【0053】また、電気的には、直流正端子P、中性点
端子C、直流負端子Nの各端子が中央風下側に集中する
構成となるので、インダクタンスを減少させるのに有効
な配置となる。
端子C、直流負端子Nの各端子が中央風下側に集中する
構成となるので、インダクタンスを減少させるのに有効
な配置となる。
【0054】すなわち、発熱損失の大きい第2の半導体
素子Q2と第3の半導体素子Q3とを受熱部10の両端
部に配置することにより、周囲からの熱影響が少なく、
温度上昇を抑えることができる。また、発熱損失の小さ
いクランプダイオードDdを最風下に配置することによ
り、受熱部10の温度分布が平準化され効率的な冷却が
可能となる。
素子Q2と第3の半導体素子Q3とを受熱部10の両端
部に配置することにより、周囲からの熱影響が少なく、
温度上昇を抑えることができる。また、発熱損失の小さ
いクランプダイオードDdを最風下に配置することによ
り、受熱部10の温度分布が平準化され効率的な冷却が
可能となる。
【0055】また、半導体素子Qは長辺側が風の流れF
に直面する方向に取り付けられていることから、半導体
素子Qは風の流れる方向が短辺方向となるため、風上か
らの熱影響が少なく、温度上昇を抑えることができる。
に直面する方向に取り付けられていることから、半導体
素子Qは風の流れる方向が短辺方向となるため、風上か
らの熱影響が少なく、温度上昇を抑えることができる。
【0056】各端子を取り出す導体12A〜12Dの構
成は、直流正端子Pを取り出す回路が中性点端子Cを取
り出す回路と重なる構成となり、同様に、直流負端子N
を取り出す回路も中性点端子Cを取り出す回路と重なる
構成となることから、電気的に閉回路の面積を小さくで
きる。従って、インダクタンスを減らせる構成となる。
成は、直流正端子Pを取り出す回路が中性点端子Cを取
り出す回路と重なる構成となり、同様に、直流負端子N
を取り出す回路も中性点端子Cを取り出す回路と重なる
構成となることから、電気的に閉回路の面積を小さくで
きる。従って、インダクタンスを減らせる構成となる。
【0057】このような配置により熱的には、冷却器全
体は効率よく熱伝導して放熱でき、冷却器の小型化が可
能となる。また、電気的にはスナバ回路5の用品の小型
化や削減が可能となり、電力変換装置の小型軽量化につ
ながる。
体は効率よく熱伝導して放熱でき、冷却器の小型化が可
能となる。また、電気的にはスナバ回路5の用品の小型
化や削減が可能となり、電力変換装置の小型軽量化につ
ながる。
【0058】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図4は本発明の第4の実施の形態に係る電力変換装
置での一つの冷却器上での半導体素子Qおよびダイオー
ドDdの配置を示す平面図である。図4では、図1と同
様に、a系およびb系の2パラ構成のコンバータ回路の
1相分の回路を示している。
る。図4は本発明の第4の実施の形態に係る電力変換装
置での一つの冷却器上での半導体素子Qおよびダイオー
ドDdの配置を示す平面図である。図4では、図1と同
様に、a系およびb系の2パラ構成のコンバータ回路の
1相分の回路を示している。
【0059】図4に示すように、各々の半導体素子Q
は、長辺側が風の流れFに直面する方向に取り付けられ
ている。受熱部10の風上側に発熱損失の大きい第2の
半導体素子Q2と第3の半導体素子Q3がa系およびb
系共に配置されている。そして、a系およびb系の第2
の半導体素子Q2a、Q2bおよび第3の半導体素子Q
3a、Q3bは、導体12Cで接続され交流端子Mが取
り出されている。
は、長辺側が風の流れFに直面する方向に取り付けられ
ている。受熱部10の風上側に発熱損失の大きい第2の
半導体素子Q2と第3の半導体素子Q3がa系およびb
系共に配置されている。そして、a系およびb系の第2
の半導体素子Q2a、Q2bおよび第3の半導体素子Q
3a、Q3bは、導体12Cで接続され交流端子Mが取
り出されている。
【0060】第2の半導体素子Q2と第3の半導体素子
Q3との風下に第1のダイオードDd1と第2のダイオ
ードDd2を配置する。そして、a系およびb系の第1
のダイオードDd1a、Dd1bおよび第2のダイオー
ドDd2a、Dd2bを導体12Dで接続して中性点端
子Cを取り出す。
Q3との風下に第1のダイオードDd1と第2のダイオ
ードDd2を配置する。そして、a系およびb系の第1
のダイオードDd1a、Dd1bおよび第2のダイオー
ドDd2a、Dd2bを導体12Dで接続して中性点端
子Cを取り出す。
【0061】また、第1の半導体素子Q1と第4の半導
体素子Q4とを最風下に配置する。そして、そして、a
系およびb系の第1の半導体素子Q1a、Q1bは導体
12Aで接続され直流正端子Pが取り出され、a系およ
びb系の第4の半導体素子Q4a、Q4bは導体12B
で接続され直流負端子Nが取り出されている。
体素子Q4とを最風下に配置する。そして、そして、a
系およびb系の第1の半導体素子Q1a、Q1bは導体
12Aで接続され直流正端子Pが取り出され、a系およ
びb系の第4の半導体素子Q4a、Q4bは導体12B
で接続され直流負端子Nが取り出されている。
【0062】このように、半導体素子Qの長辺側を風の
流れに直面する方向に配置するので、各半導体素子Qの
単品内の個々のチップにおいて、風下側の半導体素子が
あおりの影響を受けにくい配置となる。素子配置的に
は、発熱損失の大きい第2の半導体素子Q2と第3の半
導体素子Q3とが最風上に配置されるので、第2の半導
体素子Q2と第3の半導体素子Q3との温度上昇を抑え
ることができる。
流れに直面する方向に配置するので、各半導体素子Qの
単品内の個々のチップにおいて、風下側の半導体素子が
あおりの影響を受けにくい配置となる。素子配置的に
は、発熱損失の大きい第2の半導体素子Q2と第3の半
導体素子Q3とが最風上に配置されるので、第2の半導
体素子Q2と第3の半導体素子Q3との温度上昇を抑え
ることができる。
【0063】また、電気的には、直流正端子P、中性点
端子C、直流負端子Nの各端子が中央風下側に集中する
構成となるので、インダクタンスを減少させるのに有効
な配置となる。
端子C、直流負端子Nの各端子が中央風下側に集中する
構成となるので、インダクタンスを減少させるのに有効
な配置となる。
【0064】すなわち、発熱損失の大きい第2の半導体
素子Q2と第3の半導体素子Q3とを最風上に配置する
ことにより、あおりなどの熱影響がなくなるので、温度
上昇を抑えることができる。発熱損失の小さいクランプ
ダイオードDdや、第1の半導体素子Q1と第4の半導
体素子Q4とを風下側に配置するので、受熱部10の温
度分布が平準化されて効率的な冷却が可能となる。
素子Q2と第3の半導体素子Q3とを最風上に配置する
ことにより、あおりなどの熱影響がなくなるので、温度
上昇を抑えることができる。発熱損失の小さいクランプ
ダイオードDdや、第1の半導体素子Q1と第4の半導
体素子Q4とを風下側に配置するので、受熱部10の温
度分布が平準化されて効率的な冷却が可能となる。
【0065】また、半導体素子Qは長辺側が風の流れF
に直面する方向に取り付けられていることから、風の流
れる方向が半導体素子Qの短辺方向となる。このため、
半導体素子Q内のチップ配置による熱影響は、風の流れ
る方向が半導体素子Qの長辺方向の場合より風上からの
熱影響が少なくなるので、温度上昇を抑えることができ
る。
に直面する方向に取り付けられていることから、風の流
れる方向が半導体素子Qの短辺方向となる。このため、
半導体素子Q内のチップ配置による熱影響は、風の流れ
る方向が半導体素子Qの長辺方向の場合より風上からの
熱影響が少なくなるので、温度上昇を抑えることができ
る。
【0066】各端子を取り出す導体12A〜12Dの構
成は、直流正端子Pを取り出す回路が中性点端子Cを取
り出す回路と重なる構成となり、同様に、直流負端子N
を取り出す回路も中性点端子Cを取り出す回路と重なる
構成となることから、電気的に閉回路の面積を小さくで
きる。従って、インダクタンスを減らせる構成となる。
成は、直流正端子Pを取り出す回路が中性点端子Cを取
り出す回路と重なる構成となり、同様に、直流負端子N
を取り出す回路も中性点端子Cを取り出す回路と重なる
構成となることから、電気的に閉回路の面積を小さくで
きる。従って、インダクタンスを減らせる構成となる。
【0067】このような配置により熱的には、冷却器全
体は効率よく熱伝導して放熱でき、冷却器の小型化が可
能となる。また、電気的にはスナバ回路5の用品の小型
化や削減が可能となり、電力変換装置の小型軽量化につ
ながる。
体は効率よく熱伝導して放熱でき、冷却器の小型化が可
能となる。また、電気的にはスナバ回路5の用品の小型
化や削減が可能となり、電力変換装置の小型軽量化につ
ながる。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、冷
却器の受熱部上の複数の半導体素子の効率的な配置によ
り、受熱部の温度上昇の平準化が実現し発熱損失の大き
い半導体素子の温度上昇を許容温度内に抑えることが可
能となる。従って、必要最小限の大きさを可能とした効
率の良い冷却器となり、電気的にもインダクタンス低減
可能な構成となり、スナバ回路の簡略化や削除が可能と
なる。全体的には、電力変換装置の小型軽量化が実現す
ることができる。
却器の受熱部上の複数の半導体素子の効率的な配置によ
り、受熱部の温度上昇の平準化が実現し発熱損失の大き
い半導体素子の温度上昇を許容温度内に抑えることが可
能となる。従って、必要最小限の大きさを可能とした効
率の良い冷却器となり、電気的にもインダクタンス低減
可能な構成となり、スナバ回路の簡略化や削除が可能と
なる。全体的には、電力変換装置の小型軽量化が実現す
ることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電力変換装置
での一つの冷却器上での半導体素子およびダイオードの
配置を示す平面図。
での一つの冷却器上での半導体素子およびダイオードの
配置を示す平面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る電力変換装置
での一つの冷却器上での半導体素子およびダイオードの
配置を示す平面図。
での一つの冷却器上での半導体素子およびダイオードの
配置を示す平面図。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る電力変換装置
での一つの冷却器上での半導体素子およびダイオードの
配置を示す平面図。
での一つの冷却器上での半導体素子およびダイオードの
配置を示す平面図。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る電力変換装置
での一つの冷却器上での半導体素子およびダイオードの
配置を示す平面図。
での一つの冷却器上での半導体素子およびダイオードの
配置を示す平面図。
【図5】従来の交流電車に使用される電力変換装置の構
成図。
成図。
【図6】従来のコンバータ回路の1相分の一例を示す回
路図
路図
【図7】従来の交流電車の床下に設置される電力変換装
置の外観説明図であり、図7(a)は、冷却器に取り付
けられた電力変換装置の平面図、図7(b)は側面図、
図7(c)は正面図。
置の外観説明図であり、図7(a)は、冷却器に取り付
けられた電力変換装置の平面図、図7(b)は側面図、
図7(c)は正面図。
【図8】従来の一つの冷却器上での半導体素子およびダ
イオードの配置を示す平面図。
イオードの配置を示す平面図。
1…交流電源、2…コンバータ回路、3…インバータ回
路、4…電動機、5…スナバ回路、6…コンバータ冷却
器、7…インバータ冷却器、8…風洞、9…電動送風
機、10…受熱部、11…放熱部、12…導体
路、4…電動機、5…スナバ回路、6…コンバータ冷却
器、7…インバータ冷却器、8…風洞、9…電動送風
機、10…受熱部、11…放熱部、12…導体
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H05K 7/20
(72)発明者 宮入 正樹
東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東
芝トランスポートエンジニアリング株式会
社内
(72)発明者 橋本 隆
東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝
府中事業所内
Fターム(参考) 5E322 BB07 EA10
5F036 AA01 BA04 BB35 BC06 BE01
5H007 AA05 AA06 AA17 BB06 CB05
CC04 CC06 CC23 DC08 HA03
HA04 HA06
5H740 AA08 BB05 BB09 BB10 MM08
MM10 PP01 PP02 PP03 PP05
Claims (5)
- 【請求項1】 電力変換部を構成する各相が一つのユニ
ットで構成され、その主回路は、直流正端子と直流負端
子との間に第1の半導体素子から第4の半導体素子の4
個の半導体素子を直列に接続すると共に、第1のダイオ
ードおよび第2のダイオードを直列に接続し、第2の半
導体素子と第3の半導体素子との接続点に交流端子を接
続すると共に、第1のダイオードと第2のダイオードと
の接続点に中性点端子を接続し、第1のダイオードは第
1の半導体素子と第2の半導体素子との接続点に接続さ
れ、第2のダイオードは第3の半導体素子と第4の半導
体素子との接続点に接続されて構成され、一つのユニッ
トを構成する半導体素子群は同一平面上の受熱部に設置
され放熱部を通風する冷却風により放熱するようにした
電力変換装置において、一つのユニットを構成する各々
の半導体素子の短辺側を冷却風の流れに直面する方向に
向け、前記受熱部の中央に第1のダイオードおよび第2
のダイオードを、第1のダイオードの端側に第2の半導
体素子を、第2のダイオードの端側に第3の半導体素子
を、第2の半導体素子の端側に第1の半導体素子を、第
3の半導体素子の端側に第4の半導体素子を配置するこ
とを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項2】 電力変換部を構成する各相が一つのユニ
ットで構成され、その主回路は、直流正端子と直流負端
子との間に第1の半導体素子から第4の半導体素子の4
個の半導体素子を直列に接続すると共に、第1のダイオ
ードおよび第2のダイオードを直列に接続し、第2の半
導体素子と第3の半導体素子との接続点に交流端子を接
続すると共に、第1のダイオードと第2のダイオードと
の接続点に中性点端子を接続し、第1のダイオードは第
1の半導体素子と第2の半導体素子との接続点に接続さ
れ、第2のダイオードは第3の半導体素子と第4の半導
体素子との接続点に接続されて構成され、一つのユニッ
トを構成する半導体素子群は同一平面上の受熱部に設置
され放熱部を通風する冷却風により放熱するようにした
電力変換装置において、一つのユニットを構成する各々
の半導体素子の短辺側を冷却風の流れに直面する方向に
向け、前記受熱部の中央の風上側に第2の半導体素子お
よび第3の半導体素子を、その風下側に第1のダイオー
ドおよび第2のダイオードを、第2のダイオードの端側
に第1の半導体素子を、第3のダイオードの端側に第4
の半導体素子を配置することを特徴とする電力変換装
置。 - 【請求項3】 電力変換部を構成する各相が一つのユニ
ットで構成され、その主回路は、直流正端子と直流負端
子との間に第1の半導体素子から第4の半導体素子の4
個の半導体素子を直列に接続すると共に、第1のダイオ
ードおよび第2のダイオードを直列に接続し、第2の半
導体素子と第3の半導体素子との接続点に交流端子を接
続すると共に、第1のダイオードと第2のダイオードと
の接続点に中性点端子を接続し、第1のダイオードは第
1の半導体素子と第2の半導体素子との接続点に接続さ
れ、第2のダイオードは第3の半導体素子と第4の半導
体素子との接続点に接続されて構成され、一つのユニッ
トを構成する半導体素子群は同一平面上の受熱部に設置
され放熱部を通風する冷却風により放熱するようにした
電力変換装置において、一つのユニットを構成する各々
の半導体素子の短辺側を冷却風の流れに直面する方向に
向け、前記受熱部の中央の風上側に第2の半導体素子お
よび第3の半導体素子を、前記第2の半導体素子の風下
側に第1の半導体素子を、前記第3の半導体素子の風下
側に第4の半導体素子を、前記第2の半導体素子の端側
に第1のダイオードを、前記第3の半導体素子の端側に
第2のダイオードを配置することを特徴とする電力変換
装置。 - 【請求項4】 電力変換部を構成する各相が一つのユニ
ットで構成され、その主回路は、直流正端子と直流負端
子との間に第1の半導体素子から第4の半導体素子の4
個の半導体素子を直列に接続すると共に、第1のダイオ
ードおよび第2のダイオードを直列に接続し、第2の半
導体素子と第3の半導体素子との接続点に交流端子を接
続すると共に、第1のダイオードと第2のダイオードと
の接続点に中性点端子を接続し、第1のダイオードは第
1の半導体素子と第2の半導体素子との接続点に接続さ
れ、第2のダイオードは第3の半導体素子と第4の半導
体素子との接続点に接続されて構成され、一つのユニッ
トを構成する半導体素子群は同一平面上の受熱部に設置
され放熱部を通風する冷却風により放熱するようにした
電力変換装置において、一つのユニットを構成する各々
の半導体素子の長辺側を冷却風の流れに直面する方向に
向け、前記受熱部の中央の風上側に第1の半導体素子お
よび第4の半導体素子を、第1の半導体素子の端側に第
2の半導体素子を、第4の半導体素子の端側に第3の半
導体素子を、第1の半導体素子および第2の半導体素子
の風下側に第1のダイオードを、第3の半導体素子およ
び第4の半導体素子の風下側に第2のダイオードを配置
することを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項5】 電力変換部を構成する各相が一つのユニ
ットで構成され、その主回路は、直流正端子と直流負端
子との間に第1の半導体素子から第4の半導体素子の4
個の半導体素子を直列に接続すると共に、第1のダイオ
ードおよび第2のダイオードを直列に接続し、第2の半
導体素子と第3の半導体素子との接続点に交流端子を接
続すると共に、第1のダイオードと第2のダイオードと
の接続点に中性点端子を接続し、第1のダイオードは第
1の半導体素子と第2の半導体素子との接続点に接続さ
れ、第2のダイオードは第3の半導体素子と第4の半導
体素子との接続点に接続されて構成され、一つのユニッ
トを構成する半導体素子群は同一平面上の受熱部に設置
され放熱部を通風する冷却風により放熱するようにした
電力変換装置において、一つのユニットを構成する各々
の半導体素子の長辺側を冷却風の流れに直面する方向に
向け、前記受熱部の風上側に第2の半導体素子および第
3の半導体素子を、第2の半導体素子の風下側に第1の
ダイオードを、第3の半導体素子の風下側に第2のダイ
オードを、第1のダイオードの風下側に第1の半導体素
子を、第2のダイオードの風下側に第4の半導体素子
を、配置することを特徴とする電力変換装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001266217A JP2003079162A (ja) | 2001-09-03 | 2001-09-03 | 電力変換装置 |
CNB2005100529410A CN100440714C (zh) | 2001-09-03 | 2002-09-03 | 电力转换装置 |
CN 02132254 CN1236544C (zh) | 2001-09-03 | 2002-09-03 | 电力转换装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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