JP2016197932A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主端子から各外部端子への電流のばらつきの発生を抑制する。【解決手段】半導体装置100は、半導体素子と、当該半導体素子に電気的に接続され、同じ向きに導出される複数の主端子1321〜1324と、を備える複数の半導体ユニット1000a〜1000dと、略同一平面上に配列された半導体ユニット1000a〜1000dを電気的に並列に接続し、同じ向きに導出される複数の外部端子1411〜1414を備える接続ユニット1400と、を備え、半導体ユニット1000a〜1000dにおける主端子1321〜1324の配置と、接続ユニット1400における複数の外部端子1411〜1414の配置とが類似の配置関係を有する。【選択図】図5

Description

本発明は半導体装置に関する。
太陽光発電用パワーコンディショナーや電気自動車用モータ制御装置等において、高効率で低ノイズ性の電力変換装置が開発されている。電力変換装置は、インバータ装置によって構成されており、インバータ装置は、パワー半導体モジュールと呼ばれる半導体装置を組み合わせて構成されている。パワー半導体モジュールは、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor)、還流ダイオード(FWD:Free Wheeling Diode)等の半導体素子が形成された半導体チップを含んでいる。また、電流容量が小さな半導体ユニットを複数組み合わせることにより、パワー半導体モジュールの電流の大容量化等を図ることが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、複数の半導体ユニットの縦方向に並べられた主端子同士を、外部端子が設けられたバスバーでそれぞれ並列に接続している。各外部端子はパワー半導体モジュール用ケースの上面から露出して、横方向に並べられて配列している。
特開2014−236150号公報
しかし、上記特許文献1では、半導体ユニットの各主端子から各外部端子までの配線長がバスバーごとに大きく異なり、そこを通電する電流にばらつきが生じる。このため、半導体ユニットごとにインダクタンス、電気抵抗が不均等になる。したがって、各半導体ユニットの動作中において発熱が偏って生じてしまい、また、定格電流を超えてしまう箇所が発生してしまうという問題点があった。
本発明は、このような点を鑑みてなされたものであり、主端子から各外部端子への電流のばらつきの発生が抑制された半導体装置を提供することを目的とする。
本発明では上記の課題を解決するために、半導体素子と、前記半導体素子に電気的に接続され、同じ向きに導出される複数の主端子と、を備える複数の半導体ユニットと、略同一平面上に配列された前記半導体ユニットを電気的に並列に接続し、同じ向きに導出される複数の外部端子を備える接続ユニットと、を備え、前記半導体ユニットにおける前記主端子の配置と、前記接続ユニットにおける前記外部端子の配置と、が類似の配置関係を有する、半導体装置が提供される。
上記構成の半導体装置は、電流のばらつきの発生が抑制されて、電気的特性が向上する。
第1の実施の形態の半導体ユニットを示す図である。 第1の実施の形態の半導体ユニットの積層基板の上面図である。 第1の実施の形態の半導体ユニットのプリント基板の上面図である。 第1の実施の形態の半導体ユニット内に構成された回路構成を示す回路図である。 第1の実施の形態の半導体ユニットで構成される半導体装置を示す図である。 第1の実施の形態の接続ユニットの詳細を示す図である。 第1の実施の形態の接続ユニットの詳細を示す図である。 半導体装置の参考例を示す図である。 第1の実施の形態の半導体装置の特定を示すグラフである。 第1の実施の形態の半導体ユニットの様々な組み合わせ方を示す図である。 第2の実施の形態の半導体ユニットの外観斜視図である。 第2の実施の形態の半導体ユニット内に構成される回路構成を示す回路図である。 第2の実施の形態の半導体装置を示す図である。 第2の実施の形態の半導体装置の接続ユニットを構成する回路層の上面図(その1)である。 第2の実施の形態の半導体装置の接続ユニットを構成する回路層の上面図(その2)である。 第2の実施の形態の半導体装置の接続ユニットを構成する回路層の上面図(その3)である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、第1の実施の形態の半導体ユニットについて、図1を用いて説明する。
図1は、第1の実施の形態の半導体ユニットを示す図である。
図1(A)は、半導体ユニット1000の外観斜視図である。図1(B)は、図1(A)の矢視Xから見た、樹脂1100で封止されていない半導体ユニット1000の側面図である。
半導体ユニット1000は、図1(A)に示されるように、熱硬化性樹脂で構成される樹脂1100によりモールド成形されている。半導体ユニット1000には、主端子1321,1322,1323,1324が設けられ、同じ方向に導出している。ここで、主端子1321はP端子に、主端子1322はN端子に、主端子1323は負荷に対して出力するU端子に、主端子1324はP端子とN端子との中間電位であるM端子に、それぞれ対応する。なお、第1の実施の形態において、主端子1321〜1324はすべて2本ずつ備えられているが、これは各主端子に流れる電流量を確保するためであり、2本の主端子は同一の機能を有する。すなわち、主端子1321〜1324は必ずしも2本である必要は無く、それぞれ一体で構成されていてもよい。そのため、第1の実施の形態では、半導体ユニット1000において、主端子1321〜1324はいずれも一体で構成されているとして説明する。
半導体ユニット1000には、さらに、制御端子1221a,1221b,1222a,1222b,1223a,1223b,1224a,1224bが設けられ、主端子と同じ方向に導出している。制御端子1221a〜1224aはゲート端子の機能を有し、制御端子1221b〜1224bは補助ソース端子の機能を有する。
なお、図1(A)では、半導体ユニット1000単体が、樹脂1100によりモールド成形されている場合を図示しているが、半導体ユニット1000単体で、樹脂1100によるモールド成形を必ずしも行う必要はない。例えば、一般的なパワー半導体モジュールのように、すべての部品を電気的・機械的に接続した後に、シリコーンゲル等で封止してもよい。しかしながら、樹脂1100によるモールド成形を行うことにより、シリコーンゲル等による封止に比べ、耐圧特性が向上し、また、パワーサイクル・ヒートサイクル耐量等も向上する。そして、半導体ユニット1000単体で樹脂モールドされていれば、内部への異物混入による破損等が防げるため、複数個を組み付ける時の取り扱いが容易となる。
半導体ユニット1000の樹脂1100は、図1(B)に示されるように、プリント基板1200と、プリント基板1200に対向配置された積層基板1300とを封止している。
プリント基板1200は、樹脂層1211のおもて面及び裏面に回路層1212,1213がそれぞれ配置されている。また、回路層1212に、制御端子1221a〜1224a,1221b〜1224bが固定されている。なお、プリント基板1200の詳細については後述する。
積層基板1300は、絶縁板1311と、絶縁板1311のおもて面に設けられた複数の回路板1312と、絶縁板1311の裏面に設けられた金属板1313とを有する。また、回路板1312上に、主端子1321〜1324が固定されている。主端子1321〜1324は、プリント基板1200の貫通孔1232,1233を貫通して、上方に突出している。
図2は、第1の実施の形態の半導体ユニットの積層基板の上面図である。
積層基板1300は、セラミックス等で構成された絶縁板1311と、絶縁板1311の主面(おもて面)に配置された回路板1312a〜1312dとを有する。
回路板1312a〜1312dは、銅等の導電材料で構成されており、各回路板1312a〜1312dは互いに電気的に絶縁されて、絶縁板1311の主面に配置されている。積層基板1300は、例えば、DCB(Direct Copper Bonding)基板やAMB(Active Metal Brazing)基板を用いることができる。
このうち、回路板1312a,1312bには、IGBTである半導体素子1011,1012が配置されている。また、回路板1312b,1312dには、逆阻止型IGBTである半導体素子1013,1014が配置されている。そして、半導体素子1011〜1014の裏面のコレクタ電極は、回路板1312a,1312b,1312dと、導電性接合材を用いて電気的に接続されている。
回路板1312a,1312bには、SBD(Schottky Barrier Diode)であるダイオード1015,1016が配置されている。そして、ダイオード1015,1016の裏面のカソード電極は、回路板1312a,1312bと、導電性接合材を用いて電気的に接続されている。
また、主端子1321は、回路板1312aに、導電性接合材を用いて電気的に接続されている。したがって、主端子1321は、回路板1312aを経由して半導体素子1011のコレクタ電極と、ダイオード1015のカソード電極と電気的に接続されている。
主端子1322は、回路板1312cに、導電性接合材を用いて電気的に接続されている。
主端子1323は、回路板1312bに、導電性接合材を用いて電気的に接続されている。したがって、主端子1323は、回路板1312bを経由して半導体素子1012,1013のコレクタ電極と、ダイオード1016のカソード電極と電気的に接続されている。
主端子1324は、回路板1312dに、導電性接合材を用いて電気的に接続されている。したがって、主端子1324は、回路板1312dを経由して半導体素子1014のコレクタ電極と電気的に接続されている。
半導体ユニット1000は、このような積層基板1300に、プリント基板1200と複数の導電ポストがセットされて構成される。
図3は、第1の実施の形態の半導体ユニットのプリント基板の上面図である。
なお、図3は、プリント基板1200のおもて面(上面)を示しており、プリント基板1200に対する積層基板1300の配置を破線で示している。
プリント基板1200は、図3に示されるように、平面矩形状の樹脂により構成された樹脂層1211と、樹脂層1211のおもて面に配置された導電性の回路層1212a〜1212gと、裏面に配置された回路層1213(図1(B)参照)とを備える。
また、プリント基板1200には、プリント基板1200のおもて面側、裏面側にそれぞれ突出する複数の導電ポスト1241a〜1244a,1241b〜1244b,1245〜1249が設けられている。そして、複数の導電ポスト1241a〜1244a,1241b〜1244b,1245〜1249と、回路層1212a〜1212gとが電気的に接続されている。
導電ポスト1241a〜1244aは、半導体素子1011〜1014のゲート電極に、それぞれ電気的に接続されている。導電ポスト1241b〜1244bは、半導体素子1011〜1014のエミッタ電極に、それぞれ電気的に接続されている。導電ポスト1245,1246は、ダイオード1015,1016のアノード電極に、それぞれ電気的に接続されている。導電ポスト1247,1248は、積層基板1300の回路板1312b,1312dに、それぞれ電気的に接続されている。また、導電ポスト1249は、積層基板1300の回路板1312cに、電気的に接続されている。
プリント基板1200には、制御端子1221a〜1224a,1221b〜1224bが配置されている。制御端子1221a〜1224aは、回路層1212a,1212b,1212e,1212fに、それぞれ電気的に接続されている。すなわち、制御端子1221a〜1224aは、対応する回路層及び導電ポストを経由して、半導体素子1011〜1014の各ゲート電極に、それぞれ電気的に接続されている。
制御端子1221b〜1224bは、樹脂層1211の裏面に設けられた回路層1213(図示を省略)に、電気的に接続されている。そして、制御端子1221b〜1224bは、対応する回路層と導電ポストを経由して、半導体素子1011〜1014の各エミッタ電極に、それぞれ電気的に接続されている。
図4は、第1の実施の形態の半導体ユニット内に構成された回路構成を示す回路図である。
積層基板1300と、半導体素子1011〜1014と、ダイオード1015,1016と、プリント基板1200と、導電ポスト1241a〜1244a,1241b〜1244b,1245〜1249により、半導体ユニット1000の内部に、図4で示す3レベルインバータ回路が構成される。
そして、P端子である主端子1321に、外部電源の高電位端子を接続し、N端子である主端子1322に、外部電源の低電位端子を接続する。また、M端子である主端子1324には、外部電源の中間電位端子を接続する。そして、半導体ユニット1000の出力端子(U端子)である主端子1323に負荷(図示を省略)を接続する。これにより、半導体ユニット1000は、3レベルインバータとして機能する。
そして、外部からの制御信号に基づいて、制御端子1221aにゲート電圧を印加すると、半導体素子1011のゲート電極にゲート電圧が印加され、半導体素子1011(T1)がオフ状態(遮断状態)からオン状態(導通状態)になる。
また、外部からの制御信号に基づいて、制御端子1222aにゲート電圧を印加すると、半導体素子1012のゲート電極にゲート電圧が印加され、半導体素子1012(T2)がオフ状態からオン状態になる。
また、外部からの制御信号に基づいて、制御端子1223aにゲート電圧を印加すると、半導体素子1013のゲート電極にゲート電圧が印加され、半導体素子1013(T3)がオフ状態からオン状態になる。
また、外部からの制御信号に基づいて、制御端子1224aにゲート電圧を印加すると、半導体素子1014のゲート電極にゲート電圧が印加され、半導体素子1014(T4)がオフ状態からオン状態になる。
3レベルインバータでは、一般的にインバータ出力電圧極性が正の場合は、T1及びT3を交互にオンオフさせ、T4は常時オン状態、T2は常時オフ状態にさせておく。逆にインバータ出力電圧極性が負の場合は、T2及びT4を交互にオンオフさせ、T3は常時オン状態、T1は常時オフ状態にさせておく。
さて、半導体素子1011(T1)のコレクタ電極には、P端子である主端子1321から、外部電源からの入力電圧が印加されている。そして、例えば、上述の正の電圧極性を出力する場合においては、T1にオン信号を与える。すると、半導体素子1011のおもて面にあるエミッタ電極から電流が出力され、これが出力電流となる。
そして、半導体素子1011(T1)のエミッタ電極から出力された電流は、U端子の主端子1323から出力される。
また、半導体素子1014のコレクタ電極には、M端子である主端子1324から、外部電源からの中間電圧が印加されている。そして、半導体素子1011(T1)をオフ状態にすると、オン状態であった半導体素子1014(T4)に出力電流が転流し、半導体素子1014のおもて面にあるエミッタ電極から電流が出力される。
そして、半導体素子1014(T4)のエミッタ電極から出力された電流は、U端子の主端子1323から出力される。
また、半導体素子1012(T2)のコレクタ電極には、U端子である主端子1323から、負荷が接続されている。そして、インバータが負の電圧極性を出力する場合には、半導体素子1012(T2)をオン状態にすると、半導体素子1012のおもて面にあるエミッタ電極から電流が出力される。
そして、半導体素子1012(T2)のエミッタ電極から出力された電流は、N端子の主端子1322から出力される。
また、半導体素子1013(T3)のコレクタ電極には、U端子である主端子1323から、負荷が接続されている。そして、半導体素子1012(T2)をオフ状態にすると、オン状態であった半導体素子1013(T3)に出力電流が転流する。
そして、半導体素子1013(T3)のエミッタ電極から出力された電流は、M端子の主端子1324から出力される。
半導体ユニット1000は、上記の各動作を適切に制御することにより、外部電源から入力された直流電力を交流電力に高効率に変換することができる。
次に、複数の半導体ユニット1000と、接続ユニット1400を組み合わせて構成された半導体装置について、図5〜図7を用いて説明する。
図5は、第1の実施の形態の半導体装置を示す図である。
なお、図5(A)は、半導体装置100の分解斜視図、図5(B)は、半導体装置100の上面図をそれぞれ示している。但し、図5(A)では、外部制御端子の図示は省略している。また、図5(B)では、半導体ユニット1000の各主端子の位置を破線で示している。
半導体装置100は、4つの半導体ユニット1000a〜1000dが略同一平面上に縦横2列ずつ配列されている。そして、接続ユニット1400を用いて、半導体ユニット1000a〜1000dが電気的に並列に接続されている。
接続ユニット1400は、プリント基板1460と、プリント基板1460から同じ向きに導出される外部端子1411〜1414とを有する。外部端子1411〜1414は、3レベルインバータ回路を備えた半導体装置100の外部端子として機能する。
プリント基板1460には、半導体ユニット1000a〜1000dのそれぞれの主端子1321〜1324と電気的に接続される、複数の回路層を内部に備える。また、この複数の回路層と、外部端子1411〜1414とが、それぞれ電気的に接続されている。すなわち、プリント基板1460の回路層を経由して、主端子1321〜1324と、対応する外部端子1411〜1414とが電気的に接続されている。
また、プリント基板1460は、半導体ユニット1000a〜1000dの制御端子1221a〜1224a,1221b〜1224bにそれぞれ電気的に接続される複数の制御回路層を備えている。そして、接続ユニット1400は、これらの制御回路層に電気的に接続されている外部制御端子1470を備える。
外部端子1411〜1414は、例えば、断面がU字状を成している。外部端子1411〜1414は、回路層上において2列に配置され、図5(B)中の左上から時計回りにP端子、N端子、U端子、M端子の順に配置されている。また、配列されたすべての半導体ユニット1000a〜1000dに関しても、主端子1321〜1324は2列に配置され、図5(B)中の左上から時計回りにP端子、N端子、U端子、M端子の順に配置されている。すなわち、半導体ユニット1000a〜1000dにおける主端子1321〜1324の配置と、接続ユニット1400における外部端子1411〜1414の配置が、類似の配置関係を有している。
これにより、図5(B)に示すように、各半導体ユニット1000a〜1000dのP端子であるすべての主端子1321から所定距離以内の位置に、P端子である外部端子1411を配置することができる。同様に、各半導体ユニット1000a〜1000dのN端子であるすべての主端子1322から所定距離以内の位置に、N端子である外部端子1412を配置することができる。また、各半導体ユニット1000a〜1000dのU端子であるすべての主端子1323から所定距離以内の位置に、U端子である外部端子1413を配置することができる。さらに、各半導体ユニット1000a〜1000dのM端子であるすべての主端子1324から所定距離以内の位置に、M端子である外部端子1414を配置することができる。
第1の実施の形態により、半導体ユニットの各主端子から各外部端子までの配線長をそろえることができ、そこを通電する電流のばらつきを抑制することができる。このため、半導体ユニットごとにインダクタンス、電気抵抗を均等にすることができる。したがって、各半導体ユニットの動作中において電流値や発熱をそろえることができ、半導体装置の信頼性を向上させることができる。
図6及び図7は、第1の実施の形態の接続ユニットの詳細を示す図である。
なお、図7(A)は、回路層1420,1430の上面図、図7(B)は、回路層1440,1450の上面図をそれぞれ示している。また、図7には、回路層1420〜1450に各領域に対応する半導体ユニット1000a〜1000dの符号を表記している。
プリント基板1460は、図6に示すように、一組の回路層1420,1430と一組の回路層1440,1450とが図示を省略する絶縁層を介して積層されている。このような回路層1420,1430上に、外部端子1411〜1414が配置される。なお、プリント基板1460には、ゲート端子用の制御回路層と、センスエミッタ端子用の制御回路層とが別途設けられている(いずれも図示を省略)。
半導体ユニット1000cでは、P端子の主端子1321は、回路層1440の貫通孔1441を貫通して、回路層1420に接続点1421cで接続される。N端子の主端子1322は、回路層1450に接続点1442cで接続され、回路層1420の貫通孔1422から突出する。U端子の主端子1323は、回路層1440の貫通孔1443から突出して、回路層1430に接続点1423aで接続される。M端子の主端子1324は、回路層1440に接続点1444aで接続され、回路層1420の貫通孔1424から突出される。
半導体ユニット1000dでは、P端子の主端子1321は、回路層1450の貫通孔1452から突出して、回路層1420に接続点1432cで接続される。N端子の主端子1322は、回路層1450に接続点1451cで接続され、回路層1430の貫通孔1431から突出する。U端子の主端子1323は、回路層1450の貫通孔1454から突出して、回路層1430に接続点1434aで接続される。M端子の主端子1324は、回路層1440に接続点1453aで接続され、回路層1430の貫通孔1433から突出される。
半導体ユニット1000aでは、P端子の主端子1321は、回路層1440の貫通孔1445から突出して、回路層1420に接続点1425cで接続される。N端子の主端子1322は、回路層1450に接続点1446cで接続され、回路層1420の貫通孔1426から突出する。U端子の主端子1323は、回路層1440の貫通孔1447から突出して、回路層1430に接続点1427aで接続される。M端子の主端子1324は、回路層1440に接続点1448aで接続され、回路層1420の貫通孔1428から突出される。
半導体ユニット1000bでは、P端子の主端子1321は、回路層1450の貫通孔1456から突出して、回路層1420に接続点1436cで接続される。N端子の主端子1322は、回路層1450に接続点1455cで接続され、回路層1430の貫通孔1435から突出する。U端子の主端子1323は、回路層1450の貫通孔1458から突出して、回路層1430に接続点1438aで接続される。M端子の主端子1324は、回路層1440に接続点1457aで接続され、回路層1430の貫通孔1437から突出される。
なお、詳細については記載しないが、半導体ユニット1000a〜1000dの制御端子1221a〜1224a,1221b〜1224bは、回路層1420〜1450の所定の貫通孔から突出して、対応する制御回路層に電気的に接続されている。
また、P端子の外部端子1411は、回路層1420に電気的に接続されて、回路層1440の貫通孔1449を貫通している。N端子の外部端子1412は、回路層1430の貫通孔1439を貫通して、回路層1450に電気的に接続される。U端子の外部端子1413は、回路層1430に電気的に接続されて、回路層1450の貫通孔1459を貫通している。M端子の外部端子1414は、回路層1420の貫通孔1429を貫通して、回路層1440に電気的に接続される。
上記第1の実施の形態の構成により、接続ユニット1400を用いて、複数の半導体ユニット1000a〜1000dを電気的に並列に接続することができる。
このような半導体装置100では、接続ユニット1400の外部端子1411に外部電源の高電位端子を接続し、外部端子1412に低電位端子を接続する。また、外部端子1414に外部電源の中間電位端子を接続し、外部端子1413に負荷を接続する。これにより、半導体装置100は、半導体ユニット1000の定格電流の4倍の定格電流を持つ3レベルインバータとして機能する。
次に、第1の実施の形態における配線のインダクタンス及び抵抗の評価結果について、図8及び図9を用いて説明する。
図8は、半導体装置の参考例を示す図である。図9は、第1の実施の形態の半導体装置の特定を示すグラフである。
なお、図9(A)は、横軸は、U端子、M端子、N端子、P端子を表し、縦軸は、各端子に対するインダクタンス([μH])を表している。図9(B)は、横軸は、U端子、M端子、N端子、P端子を表し、縦軸は、各端子に対する電気抵抗([mΩ])を表している。
ここでは、半導体装置100の配線のインダクタンス及び電気抵抗の参考のために、図8に示す半導体装置100aを用いた。
半導体装置100aは、第1の実施の形態の半導体ユニット1000a〜1000dの各主端子を、第1の実施の形態とは異なる接続ユニット1400aで並列に接続させたものである。接続ユニット1400aにおいて、外部端子1411a〜1414aは、回路層上において1列に配置され、図8中の左から右にP端子、N端子、U端子、M端子の順に配置されている。すなわち、半導体ユニット1000a〜1000dにおける主端子1321〜1324の配置と、接続ユニット1400aにおける外部端子1411a〜1414aの配置が、異なる配置関係を有している。なお、接続ユニット1400aのプリント基板1460aを構成する回路層は、外部端子1411a〜1414aの配置位置に応じた回路構成となっている。
また、半導体装置100,100aに対して1MHzでゲート電圧を印加した際の各端子における配線のインダクタンス及び電気抵抗の評価をそれぞれ行った。
図9に示す評価結果によれば、配線のインダクタンス及び電気抵抗のいずれの場合も、第1の実施の形態の半導体装置100の方が、参考例の半導体装置100aよりも低減していることが分かる。また、各端子間の配線のインダクタンス及び電気抵抗のばらつきも抑えられていることが分かる。
上記半導体装置100では、半導体ユニット1000a〜1000dにおける主端子1321〜1324の配置と、接続ユニット1400における外部端子1411〜1414の配置が、類似の配置関係を有している。これにより、外部端子1411〜1414と各主端子1321〜1324との間が所定距離に均一化され、この間を通電する電流と、電流による発熱とのばらつきの発生が抑制される。したがって、外部端子1411〜1414と各主端子1321〜1324との間の距離の偏りによる、特定の半導体ユニットへの配線インダクタンス、電気抵抗の増加を抑制することができる。このことから、半導体装置100は高速スイッチングが可能となる。
なお、第1の実施の形態では、半導体ユニット1000a〜1000dを縦横2列ずつに組み合わせて配列した場合を例に挙げて説明した。複数の半導体ユニット1000の配列はこの場合に限らない。以下では、半導体ユニット1000の別の配列について図10を用いて説明する。
図10は、第1の実施の形態の半導体ユニットの様々な組み合わせ方を示す図である。
図10(A)は、半導体ユニット1000を縦1列、横2列に配列した場合を、図10(B)は、半導体ユニット1000を縦2列、横3列に配列した場合をそれぞれ示している。また、図10では、接続ユニットの外部制御端子の記載は省略している。
図10(A)では、半導体ユニット1000a,1000bを縦1列、横2列に配列し、それらが接続ユニット1400bで並列に接続される。そして、接続ユニット1400bにおいて、回路層上において2列に配置され、図10(A)中の左上から時計回りにP端子、N端子、U端子、M端子の順に配置されている。すなわち、半導体ユニット1000a,1000bにおける主端子1321〜1324の配置と、接続ユニット1400bにおける外部端子1411〜1414の配置が、類似の配置関係を有している。これにより、外部端子1411〜1414は、半導体ユニット1000a,1000bの主端子1321〜1324から所定の距離以内になるように配置することができる。例えば、外部端子1411は、半導体ユニット1000a,1000bのP端子の各主端子1321からそれぞれ等しい距離d1の位置に設けることができる。これにより、外部端子1411と、半導体ユニット1000a,1000bの各主端子1321との間に導通される電流のばらつきの発生を抑制できる。
なお、上記を踏まえると、半導体ユニット1000を縦1列、横2列以上に配列した場合には、外部端子1411〜1414は、配列した半導体ユニット1000のうち両端の半導体ユニット1000の各主端子1321〜1324から等距離になるように配置するとよい。これにより、外部端子1411〜1414と、配列されたすべての半導体ユニット1000の各主端子1321〜1324との間に導通される電流のばらつきの発生を抑制することができる。
また、図10(B)では、半導体ユニット1000a〜1000fを縦2列、横3列に配列し、接続ユニット1400cで並列に接続される。そして、接続ユニット1400cにおいて、回路層上において2列に配置され、図10(B)中の左上から時計回りにP端子、N端子、U端子、M端子の順に配置されている。すなわち、各半導体ユニット1000a〜1000fにおける主端子1321〜1324の配置と、接続ユニット1400cにおける外部端子1411〜1414の配置が、類似の配置関係を有している。これにより、外部端子1411〜1414は、各半導体ユニット1000a〜1000fの主端子1321〜1324から所定の距離以内になるように配置することができる。例えば、外部端子1411は、半導体ユニット1000a,1000c,1000d,1000fのP端子の各主端子1321からそれぞれ等しい距離d2の位置に設けることができる。また、外部端子1411は、半導体ユニット1000b,1000eのP端子の主端子1321からそれぞれ等しい距離d3の位置に設けることができる。すなわち、外部端子1411は、半導体ユニット1000a〜1000fのP端子の主端子1321からそれぞれ距離d2以内の位置に設けることができる。これにより、外部端子1411と、各半導体ユニット1000a〜1000fの各主端子1321との間に導通される電流のばらつきの発生を抑制できる。
なお、上記を踏まえると、半導体ユニット1000を縦横2列以上に配列した場合には、外部端子1411〜1414は、少なくとも、配列した半導体ユニット1000のうち四隅の半導体ユニット1000の各主端子1321〜1324から等距離になるように配置するとよい。これにより、外部端子1411〜1414と、配列されたすべての半導体ユニット1000の各主端子1321〜1324との間に導通される電流のばらつきの発生を抑制することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、2レベルインバータ回路の機能を有する半導体ユニットを用いた場合について説明する。
まず、第2の実施の形態の半導体ユニットについて、図11及び図12を用いて説明する。
図11は、第2の実施の形態の半導体ユニットの外観斜視図である。
図12は、第2の実施の形態の半導体ユニット内に構成される回路構成を示す回路図である。
半導体ユニット2000は、IGBTである半導体素子T1,T2とダイオードD1,D2とが積層基板(不図示)上に配置されて2レベルインバータ回路を構成し、樹脂2100により封止されている。半導体ユニット2000は、図11に示されるように、樹脂2100により略直方体形状を有し、すべて同じ向きに導出されるP端子の主端子2223、N端子の主端子2224、U端子の主端子2225を有する。なお、第2の実施の形態において、主端子2223〜2225はすべて2本ずつ備えられているが、これは各主端子に流れる電流量を確保するためであり、2本の主端子は同一の機能を有する。すなわち、主端子2223〜2225は必ずしも2本である必要は無く、それぞれ一体で構成されていてもよい。そのため、本実施の形態では、半導体ユニット2000において、主端子2223〜2225はいずれも一体で構成されているとして説明する。
半導体ユニット2000は、さらに、ゲート(G1)端子の制御端子2221a、ゲート(G2)端子の制御端子2221b、センスエミッタ(E1s)端子の制御端子2222a、センスエミッタ(E2s)端子の制御端子2222bを有する。
このような半導体ユニット2000では、図11に示されるように、半導体素子T1とダイオードD1とが逆並列で接続され、インバータの上アームを構成している。また、半導体素子T2とダイオードD2とが逆並列で接続され、インバータの下アームを構成している。
そして、P端子である主端子2223に、外部電源の高電位端子を接続し、N端子である主端子2224に、外部電源の低電位端子を接続する。そして、半導体ユニット2000の出力端子(U端子)である主端子2225に負荷(図示を省略)を接続する。これにより、半導体ユニット2000は、2レベルインバータとして機能する。
2レベルインバータ回路では、一般的にインバータ出力電圧極性が正の場合は、T1は常時オン状態、T2は常時オフ状態にさせておく。逆にインバータ出力電圧極性が負の場合は、T2は常時オン状態、T1は常時オフ状態にさせておく。
さて、半導体素子T1のコレクタ電極には、P端子である主端子2223から、外部電源からの入力電圧が印加されている。そして、例えば、上述の正の電圧極性を出力する場合においては、T1にオン信号を与える。すると、半導体素子T1のエミッタ電極から電流が出力され、これが出力電流となる。
半導体素子T1のエミッタ電極から出力された電流は、U端子の主端子2225から出力される。
また、半導体素子T2のコレクタ電極には、U端子である主端子2225から、負荷が接続されている。そして、インバータが負の電圧極性を出力する場合には、半導体素子T2をオン状態にすると、半導体素子T2のエミッタ電極から電流が出力される。
半導体素子T2のエミッタ電極から出力された電流は、N端子の主端子2224から出力される。
半導体ユニット2000は、上記の各動作を適切に制御することにより、外部電源から入力された直流電力を交流電力に高効率に変換することができる。
次に、半導体ユニット2000を複数組み合わせて構成された半導体装置200について、図13〜図16を用いて説明する。
図13は、第2の実施の形態の半導体装置を示す図である。
図13(A)は、半導体装置200の分解側面図、図13(B)は、半導体装置200の上面図をそれぞれ示している。但し、図13(A)では、外部制御端子の図示は省略している。図13(B)及び図14〜図16では、半導体ユニット2000の位置を破線で示している。また、図13(B)及び図14〜図16では、半導体ユニット2000aの主端子のみに符号を付しているが、他の半導体ユニット2000b〜2000hにも半導体ユニット2000aと同様の符号が適用される。
半導体装置200は、8つの半導体ユニット2000a〜2000hが略同一平面上に縦4列、横2列に配列されている。そして、接続ユニット2400を用いて半導体ユニット2000a〜2000hが電気的に並列に接続されている。
接続ユニット2400は、プリント基板2460と、プリント基板2460から同じ向きに導出される外部端子2421〜2423とを有する。
プリント基板2460は、配列された半導体ユニット2000a〜2000hのそれぞれの主端子2223〜2225とそれぞれ電気的に接続される、複数の回路層を内部に備える。また、この複数の回路層と、外部端子2421〜2423とが、それぞれ電気的に接続されている。すなわち、プリント基板2460の回路層を経由して、主端子2223〜2225と、対応する外部端子2421〜2423とが電気的に接続されている。
また、プリント基板2460は、半導体ユニット2000a〜2000hの制御端子2221a,2221b,2222a,2222bにそれぞれ電気的に接続される、複数の制御回路層を備えている。そして、接続ユニット2400は、これらの制御回路層に電気的に接続されている複数の外部制御端子2470を備える。
外部端子2421〜2423は、第1の実施の形態の外部端子1411〜1414と同様に、断面がU字状を成している。外部端子2421〜2423は、回路層上において1列に配置され、図13(B)中の左から右にU端子、N端子、P端子の順に配置されている。また、配列されたすべての半導体ユニット2000a〜2000hに関しても、主端子2223〜2225は1列に配置され、図13(B)中の左から右にU端子、N端子、P端子の順に配置されている。すなわち、半導体ユニット2000a〜2000hにおける主端子2223〜2225の配置と、接続ユニット2400における外部端子2421〜2423の配置が、類似の配置関係を有している。
これにより、図13(B)に示すように、各半導体ユニット2000a〜2000hのU端子であるすべての主端子2225から所定距離以内の位置に、U端子である外部端子2421を配置することができる。同様に、各半導体ユニット2000a〜2000hのN端子であるすべての主端子2224から所定距離以内の位置に、N端子である外部端子2422を配置することができる。また、各半導体ユニット2000a〜2000hのP端子であるすべての主端子2223から所定距離以内の位置に、P端子である外部端子2423を配置することができる。
図14〜図16は、第2の実施の形態の半導体装置の接続ユニットを構成する回路層の上面図である。
図14に示される回路層2411は、各半導体ユニット2000a〜2000hのU端子の主端子2225と、U端子の外部端子2421とを電気的に接続している。
図15に示される回路層2412は、各半導体ユニット2000a〜2000hのN端子の主端子2224と、N端子の外部端子2422とを電気的に接続している。
図16に示される回路層2413は、各半導体ユニット2000a〜2000hのP端子の主端子2223と、P端子の外部端子2423とを電気的に接続している。
そして、プリント基板2460には、回路層2411,2412,2413が、図示を省略する絶縁層を介して積層されている。上記実施の形態の構成により、接続ユニット2400を用いて、複数の半導体ユニット2000a〜2000hを電気的に並列に接続することができる。
第2の実施の形態の半導体装置200では、接続ユニット2400の外部端子2423に外部電源の高電位端子を接続し、外部端子2422に低電位端子を接続する。また、接続ユニット2400の外部端子2421に負荷を接続する。これにより、半導体装置200は、半導体ユニット2000の定格電流の8倍の定格電流を持つ2レベルインバータとして機能する。
上記半導体装置200では、半導体ユニット2000a〜2000hにおける主端子2223〜2225の配置と、接続ユニット2400における外部端子2421〜2423の配置が、類似の配置関係を有している。これにより、外部端子2421〜2423と各主端子2223〜2225との間が所定距離に均一化されて、この間を通電する電流と、電流による発熱とのばらつきの発生が抑制される。したがって、外部端子2421〜2423と各主端子2223〜2225との間の特定の半導体ユニットへの配線インダクタンス、電気抵抗の増加を抑制することができる。このことから、半導体装置200は高速スイッチングが可能となる。
100 半導体装置
1000,1000a〜1000d 半導体ユニット
1011〜1014 半導体素子
1015,1016 ダイオード
1100 樹脂
1200 プリント基板
1300 積層基板
1321〜1324 主端子
1400 接続ユニット
1411〜1414 外部端子
1420,1430,1440,1450 回路層
1460 プリント基板

Claims (9)

  1. 半導体素子と、前記半導体素子に電気的に接続され、同じ向きに導出される複数の主端子と、を備える複数の半導体ユニットと、
    略同一平面上に配列された前記半導体ユニットを電気的に並列に接続し、同じ向きに導出される複数の外部端子を備える接続ユニットと、
    を備え、
    前記半導体ユニットにおける前記主端子の配置と、前記接続ユニットにおける前記外部端子の配置と、が類似の配置関係を有する、
    半導体装置。
  2. 前記半導体ユニットは4個の主端子を備え、
    前記接続ユニットは4個の外部端子を備え、
    前記半導体ユニットにおいて4個の前記主端子が2列に配置され、
    前記接続ユニットにおいて4個の前記外部端子が2列に配置された
    請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記半導体ユニットは3個の主端子を備え、
    前記接続ユニットは3個の外部端子を備え、
    前記半導体ユニットにおいて3個の前記主端子が1列に配置され、
    前記接続ユニットにおいて3個の前記外部端子が1列に配置された
    請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記接続ユニットは複数の回路層をさらに備え、
    前記回路層を経由して、前記主端子と、対応する前記外部端子とが電気的に接続されている請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 前記半導体ユニットは1列に配列され、
    前記外部端子は、両端に配置された前記半導体ユニットの前記主端子からそれぞれ等距離に配置されている、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 前記半導体ユニットは縦横にそれぞれ2列以上に配列され、
    前記外部端子は、四隅に配置された前記半導体ユニットの前記主端子からそれぞれ等距離に配置されている、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 前記半導体ユニットは、3レベルインバータ回路を備える、
    請求項1または2に記載の半導体装置。
  8. 前記半導体ユニットは、2レベルインバータ回路を備える、
    請求項1または3に記載の半導体装置。
  9. 4個の外部端子が2列に配置された、3レベルインバータ回路を備える、
    請求項1または2に記載の半導体装置。
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