JP2016186965A - 圧電素子および圧電素子の製造方法 - Google Patents

圧電素子および圧電素子の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016186965A
JP2016186965A JP2015065865A JP2015065865A JP2016186965A JP 2016186965 A JP2016186965 A JP 2016186965A JP 2015065865 A JP2015065865 A JP 2015065865A JP 2015065865 A JP2015065865 A JP 2015065865A JP 2016186965 A JP2016186965 A JP 2016186965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric
layer
electrode
piezoelectric element
electrode material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015065865A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6617268B2 (ja
Inventor
隆文 福井
Takafumi Fukui
隆文 福井
清 山腰
Kiyoshi Yamagoshi
清 山腰
佳子 東
Yoshiko Azuma
佳子 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2015065865A priority Critical patent/JP6617268B2/ja
Priority to US15/074,005 priority patent/US10243135B2/en
Publication of JP2016186965A publication Critical patent/JP2016186965A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6617268B2 publication Critical patent/JP6617268B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • H10N30/708
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/01Manufacture or treatment
    • H10N30/07Forming of piezoelectric or electrostrictive parts or bodies on an electrical element or another base
    • H10N30/074Forming of piezoelectric or electrostrictive parts or bodies on an electrical element or another base by depositing piezoelectric or electrostrictive layers, e.g. aerosol or screen printing
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/01Manufacture or treatment
    • H10N30/07Forming of piezoelectric or electrostrictive parts or bodies on an electrical element or another base
    • H10N30/074Forming of piezoelectric or electrostrictive parts or bodies on an electrical element or another base by depositing piezoelectric or electrostrictive layers, e.g. aerosol or screen printing
    • H10N30/079Forming of piezoelectric or electrostrictive parts or bodies on an electrical element or another base by depositing piezoelectric or electrostrictive layers, e.g. aerosol or screen printing using intermediate layers, e.g. for growth control
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/80Constructional details
    • H10N30/85Piezoelectric or electrostrictive active materials
    • H10N30/853Ceramic compositions
    • H10N30/8548Lead based oxides
    • H10N30/8554Lead zirconium titanate based

Abstract

【課題】圧電体層と電極層との界面の剥離を抑制できる圧電素子を提供する。
【解決手段】本開示における圧電素子は、基板と、基板の上方に設けられる下部電極と、下部電極の上面に設けられる下部接合層と、圧電材料を含み下部接合層の上面に設けられる圧電体層と、圧電体層の上方に設けられる上部電極とを備え、下部接合層は、下部電極の電極材料を含む第一電極材料部および圧電材料を含む第一圧電材料部を有し、下部接合層において、第一電極材料部および第一圧電材料部は入り組んでいる圧電素子。
【選択図】図2

Description

本開示は、圧電素子および圧電素子の製造方法に関する。
圧電素子は、振動や圧力などの機械的なエネルギーを電気的なエネルギーに変換する圧電効果を有する。例えば、圧電素子に歪みを加えることにより、圧電素子は、加えられる歪みの大きさに応じた電力を発生させる。そのため、圧電素子は、発電装置などに利用される。また、圧電素子は、電気的なエネルギーを機械的なエネルギーに変換する逆圧電効果も有する。例えば、圧電素子に電圧を印加すると、圧電素子は変形する。そのため、圧電素子は、センサやインクジェットヘッドなどに用いられる。
従来の圧電素子は、基板と、下部電極と、圧電体層と、上部電極とを備える。下部電極は、基板上に形成される。圧電膜は、下部電極と上部電極との間に形成される。圧電膜としては、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)などが用いられる。また、下部電極は、導電性金属層、導電性金属と導電性酸化物との混合層、及び、導電性酸化物層を備える。このように、導電性金属層と導電性酸化物層との間に混合層を設けることにより、下部電極において導電性金属層と導電性酸化物層と間に生じる剥離を抑制することができる。
特開2007−300071号公報
従来の圧電素子において、圧電体層の熱膨張係数は、電極の熱膨張係数と大きく異なる。そのため、従来の圧電素子は、圧電体層と下部電極との間で剥離が生じやすいという課題がある。
本開示の圧電素子は、基板と、基板の上方に設けられる下部電極と、下部電極の上面に設けられる下部接合層と、圧電材料を含み、下部接合層の上面に設けられる圧電体層と、圧電体層の上方に設けられる上部電極と、を備え、下部接合層は、下部電極の電極材料を含む第一電極材料部および圧電材料を含む第一圧電材料部を有し、下部接合層において、第一電極材料部および第一圧電材料部は入り組んでいる。
また、本開示の圧電素子の製造方法は、基板の上方に下部電極を形成するために下部電極材料ペーストを塗布し、塗布した下部電極材料ペーストの上面に下部接合層を形成するために圧電体層を形成する圧電材料ペーストと下部電極材料ペーストとを混練した下部接合材料ペーストを塗布し、塗布した下部接合材料ペーストの上面に圧電体層を形成するために圧電材料ペーストを塗布し、塗布した圧電材料ペーストの上方に、上部電極を形成するために上部電極材料ペーストを塗布し、下部電極材料ペースト、下部接合材料ペースト、圧電材料ペーストおよび上部電極材料ペーストが塗布された基板を焼成する。
本開示に係る圧電素子および圧電素子の製造方法は、圧電体層と下部電極との間に生じる剥離を抑制することができる。
実施の形態における圧電素子を模式的に示す上面図 実施の形態における圧電素子を模式的に示す断面図 実施の形態における下部接合層の一部を模式的に示す拡大断面図 実施の形態における圧電素子の製造方法を説明する断面図 実施の形態における圧電素子の製造方法を説明する断面図 実施の形態における圧電素子の製造方法を説明する断面図 実施の形態における圧電素子の製造方法を説明する断面図 実施の形態における圧電素子の別の例を模式的に示す断面図 実施の形態における圧電素子の変形例を模式的に示す断面図
以下では、本開示の実施の形態に係る圧電素子及び圧電素子の製造方法について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態などは、一例であり、本開示を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。各図において、実質的に同一の構造については同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化している。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態における圧電素子10を模式的に示す上面図である。図2は、図1における圧電素子10の2−2断面を模式的に示す断面図である。
圧電素子10は、振動や圧力などの機械的なエネルギーを電気的なエネルギーに変換することができる。
圧電素子10は、基板1と、下部電極3と、下部接合層4と、圧電体層5と、上部電極6とを備える。基板1と、下部電極3と、下部接合層4と、圧電体層5と、上部電極6とは、この順に積層されている。
基板1は、圧電素子10の土台である。基板1は、ステンレス等の金属板や、セラミクスなどが用いられる。
下部電極3は、圧電体層5に生じる電荷を取り出すための一方の電極である。下部電極3は、導電性の金属等を含む電極材料により形成される。下部電極3は、基板1の上方に設けられる。電極材料は、例えば、銀とパラジウムの合金である。下部電極3の厚みは、圧電素子10の大きさや、流れる電流の大きさに応じて決定される。下部電極3の厚みは、例えば、5μmである。
下部接合層4は、下部電極3と圧電体層5との密着強度を向上させることができる。下部接合層4を設けることにより、下部電極3と圧電体層5との間に生じる剥離を抑制することができる。
図3は、下部接合層4の一部の領域7を模式的に示した拡大断面図である。
下部接合層4は、下部電極3の上面に設けられる。言い換えると、下部電極3と圧電体
層5との間に設けられる。下部接合層4は、下部電極3の電極材料を含む電極材料部4Aと圧電体層5の圧電材料を含む圧電材料部4Bとを有する。下部接合層において、電極材料部4Aと圧電材料部4Bとの割合は、例えば、重量比で12:88〜55:45である。
電極材料部4Aの電極材料は、下部電極3の電極材料と同じ組成を有する。圧電材料部4Bの圧電材料は、圧電体層5の圧電材料と同じ組成を有する。
なお、第一電極材料部は、下部接合層4の電極材料部4Aを意味する。また、第一圧電材料部は、下部接合層4の圧電材料部4Bを意味する。
下部接合層4において、電極材料部4Aおよび圧電材料部4Bは、入り組んでいる。また、電極材料部4Aおよび圧電材料部4Bは、不均一に分布している。ここで、電極材料部4Aと圧電材料部4Bとが不均一に分布している状態とは、断面図において、電極材料部4Aと圧電材料部4Bとはそれぞれが独立して存在している状態をいう。そのため、電極材料部4Aと圧電材料部4Bとは、区別することができる。つまり、下部接合層4において、電極材料部4Aを構成する電極材料および圧電材料部4Bを構成する圧電材料は、拡散層を形成していない。また、電極材料と圧電材料とは、下部電極3から圧電体層5に向かって組成的に一様な傾斜を持たない。電極材料と圧電材料とは、ランダムに分布している。なお、電極材料の一部は、圧電材料部4Bの内部に分布していてもよい。また、圧電材料の一部は、電極材料部4Aの内部に分布していてもよい。
電極材料部4Aは、下部電極3と結合しているとともに、下部電極3から圧電体層5に向かって突出する突出部41Aを有する。突出部41Aは、下部電極3の電極材料と同じ材料で構成されている。そのため、突出部41Aは、下部電極3と一体となって結合している。ここで、第一突出部は、電極材料部4Aの突出部41Aを意味する。
突出部41Aは、圧電体層5と結合している圧電材料部4Bで覆われている。複数の突出部41Aの間には、圧電材料が充填されている。つまり、突出部41Aは、圧電材料部4Bに埋設されている。圧電材料部4Bは、圧電体層5の圧電材料と同じ材料で構成されている。そのため、圧電材料部4Bは、圧電体層5と一体となって結合している。
また、一部の突出部411Aにおいて、先端側の径d2は、根元側の径d1よりも大きい。ここで、突出部411Aにおいて、径d2を有する位置は、径d1を有する位置よりも圧電体層5側である。
同じように、圧電材料部4Bは、圧電体層5と結合しているとともに、圧電体層5から下部電極3に向かって突出する突出部41Bを有する。突出部41Bは、圧電体層5の圧電材料と同じ材料で構成されている。そのため、突出部41Bは、圧電体層5と一体となって結合している。
突出部41Bは、下部電極3と結合している電極材料部4Aで覆われている。複数の突出部41Bの間には、電極材料が充填されている。つまり、突出部41Bは、電極材料部4Aに埋設されている。電極材料部4Aは、下部電極3の電極材料と同じ材料で構成されている。そのため、電極材料部4Aは、下部電極3と一体となって結合している。
また、一部の突出部411Bにおいて、先端側の径r2は、根元側の径r1よりも大きい。ここで、突出部411Bにおいて、径r2を有する位置は、径r1を有する位置よりも下部電極3側である。
このように、圧電素子10は、圧電素子10の厚み方向において、圧電材料部4Bに挟まれた電極材料部4Aを有する。したがって、下部接合層4において、圧電材料部4Bは、電極材料部4Aに対して引っかかりを持つ構造を有する。つまり、電極材料部4Aは、圧電材料部4Bに対して嵌合するように形成される。
このような構成とすることにより、下部電極3と圧電体層5との密着性を向上させることができる。
圧電体層5は、圧電素子10に加えられる力を電圧に変換することができる。
圧電材料を含む圧電体層5は、下部接合層4の上面に設けられる。圧電体層5は、上部電極6側の上面と下部電極3側の下面を有する。圧電体層5の断面は、略台形である。圧電体層5の断面において、下面側の長さは上面側の長さより大きい。また、圧電体層5の側面は、圧電体層5の下面に対して鋭角に形成されている。
圧電体層5は、セラミクス材料又は単結晶材料等を含む層である。圧電体層5は、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛、窒化アルミニウム、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウムまたは水晶等により形成される。なお、圧電体層5は、組成式(1)に示す圧電材料により形成されることが好ましい。
Pb1.015Zr0.44Ti0.46(Zn1/3Nb2/30.103.015 (1)
組成式(1)で示す圧電材料は、優れた圧電特性を示す。組成式(1)で示す圧電材料は、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)のBサイトをPb(Zn1/3Nb2/3)Oで10モル%置換している。Pbサイト比は1.015であり、ストイキオメトリーよりも過剰である。
また、圧電体層5には、圧縮応力が予め付与されていてもよい。圧縮応力は、製造過程における基板1の熱膨張を利用することにより、圧電体層5に圧縮応力を付与することができる。そのため、基板1の材料は、熱膨張係数の大きい材料であることが好ましい。例えば、基板1は、ステンレス等の金属板であることが好ましい。
圧縮応力が付与された圧電体層5は、大きな変形に対しても壊れにくくなる。そのため、圧縮応力を付与した圧電体層5を備える圧電素子10は、大きな変形により、大きな電気エネルギーを生じさせることができる。
上部電極6は、圧電体層5に生じる電荷を取り出すための他方の電極である。上部電極6は、導電性の金属等を含む電極材料により形成される。上部電極6は、圧電体層5の上方に設けられる。電極材料は、例えば、金や銅などである。また、下部電極3の電極材料と同じ材料である銀とパラジウムの合金を上部電極6の電極材料として用いてもよい。上部電極6の厚みは、圧電素子10の大きさや、流れる電流の大きさに応じて決定される。上部電極6の厚みは、例えば、2μmである。上部電極6は、下部電極3と同じ厚みでもよい。
次に、圧電素子10の製造方法を説明する。
図4は、圧電素子10の製造方法を説明する断面図である。
基板1の上面に、下部電極3を形成するために、下部電極材料ペーストをスクリーン印刷により塗布する。これにより、基板1の上面に下部電極材料層23を形成する。基板1
は、アルミニウムを少量含むSUS430等の耐熱性ステンレス板である。基板1は、例えば、幅12.5mm、長さ18mm、厚さ0.1mmである。基板1の大きさは、圧電素子10の用途に応じて決定される。
下部電極材料ペーストは、例えば、銀90%とパラジウム10%とからなる銀−パラジウム合金粒子を含むペーストである。銀パラジウム合金粒子の粒径は、例えば、0.9μm程度とすることが好ましい。
下部電極材料層23は、例えば、幅12mm、長さ12mm、厚さ5μmである。
次に、塗布した下部電極材料ペーストの上面に、下部接合層4を形成するために、下部接合材料ペーストをスクリーン印刷により塗布する。これにより、下部電極材料層23の上面に、下部接合材料層24を形成する。
下部接合材料ペーストは、圧電体層5を形成する圧電材料ペーストと下部電極材料ペーストを混練したペーストである。
下部接合材料ペーストにおいて、圧電材料と銀−パラジウム合金との混合比は、重量比で12:88〜55:45であることが好ましい。圧電材料ペーストと下部電極材料ペーストとは、3本ロールミル等を用いて混合される。下部接合材料層24は、例えば、幅11.9mm、長さ11.9mm、厚さ3μmである。
次に、塗布した下部接合ペーストの上面に、圧電体層5を形成するために、圧電材料ペーストをスクリーン印刷により塗布する。これにより、下部接合材料層24の上面に、圧電材料層25を形成する。
圧電材料ペーストは、例えば、圧電特性を有する圧電材料を含む。圧電材料層25は、例えば、幅11.8mm、長さ11.8mm、厚さ35μmである。
以下、組成式(1)で示した圧電材料を含む圧電体層5の形成に用いられる圧電材料ペーストについて説明する。
圧電材料ペーストは、圧電材料および有機ビヒクルを、適量のリン酸エステル系分散剤と共に混練することにより作製される。圧電材料は、圧電材料組成粉末を、固相法を用いて処理することにより得られる。圧電材料は、粉末である。
圧電材料組成粉末は、酸化鉛(PbO)、酸化チタン(TiO)、酸化ジルコニウム(ZrO)、酸化亜鉛(ZnO)および酸化ニオブ(Nb)の粉末を、組成式(1)に示すモル比となるように調整することにより得られる。なお、金属酸化物の粉末の純度は99.9%以上であることが好ましい。これにより、圧電材料組成粉末のモル比を容易に調整することができる。また、金属酸化物の粉末の粒径は0.5μm未満であることが好ましい。これにより、圧電体層5の焼結温度を900℃未満とすることができる。
有機ビヒクルは、有機バインダと溶剤とを配合することにより作製される。
有機バインダとしては、例えば、エチルセルロース樹脂、アクリル樹脂及びブチラール樹脂等のうちの少なくとも1つを用いることができる。溶剤としては、例えば、α−ターピネオール、ジヒドロターピニルアセテート又はブチルカルビトール等を用いることができる。有機バインダと溶剤との配合比は、例えば、2:8である。
有機ビヒクルと圧電材料とを、適量のリン酸エステル系分散剤と共に混練することによ
り圧電材料ペーストが得られる。有機ビヒクルと圧電材料との混合比は重量比率にて例えば20:80である。これらの材料は、3本ロールミル等を用いて混練される。
その後、塗布した圧電材料ペーストの上面に、上部電極6を形成するために、上部電極材料ペーストをスクリーン印刷により塗布する。これにより、圧電材料層25の上面に、上部電極材料層26を形成する。上部電極材料ペーストの材料は、圧電素子10の大きさや用途に合わせて適宜決定される。なお、上部電極材料ペーストの材料は、下部電極材料ペーストと同じであってもよい。上部電極材料層26は、例えば、幅11.1mm、長さ11.1mm、厚さ2μmである。
以上の製造過程により、未焼結素子20が作成される。
次に、未焼結素子20を850℃で2時間焼成する。焼成過程では、未焼結素子20は焼成さやの中に配置されている。焼結することにより、下部電極材料層23、下部接合材料層24、圧電材料層25および上部電極材料層26は焼結緻密化される。これにより、基板1と一体となった焼結素子が作成される。焼結素子は、下部電極3、下部接合層4、圧電体層5および上部電極6を有する。
焼結素子において、下部電極3および上部電極6の厚さは、例えば、5μmである。また、下部接合層4の厚さは、1μm以上、10μm未満である。圧電体層5の厚さは、例えば、35μmである。なお、各要素の厚みは、圧電素子10の用途に合わせて適宜決められる値である。
その後、焼結素子は、下部電極3と上部電極6との間に、100Vの電圧を、120℃の環境下で30分間印加される。このように、高温下で電圧を印加することにより、焼成素子の圧電体層5を分極する。これにより、圧電素子10が作成される。
なお、それぞれのペーストを塗布する方法は、スクリーン印刷に限られない。例えば、凸版印刷、凹版印刷、インクジェットまたは描写等を用いて、それぞれのペーストを塗布してもよい。
図5は、圧電素子10の別の例を示す断面図である。
圧電素子10は、圧電体層5と上部電極6との間に設けられる上部接合層8を有する。
上部接合層8は、圧電体層5と上部電極6との密着強度を向上させることができる。下部接合層4を設けることにより、下部電極3と圧電体層5との間に生じる剥離を抑制することができる。
上部接合層8は、圧電体層5の上面に設けられる。上部接合層8は、上部電極6の電極材料を含む電極材料部8Aと圧電体層5の圧電材料を含む圧電材料部8Bとを有する。電極材料部8Aの電極材料は、上部電極6の電極材料と同じ組成を有する。圧電材料部8Bの圧電材料は、圧電体層5の圧電材料と同じ組成を有する。なお、第二電極材料部は、上部接合層8の電極材料部8Aを意味する。また、第二圧電材料部は、上部接合層8の圧電材料部8Bを意味する。
上部接合層8は、電極材料部8Aの電極材料以外は、下部接合層4と同様の構成である。つまり、上部接合層8の電極材料部8Aは、下部接合層4の電極材料部4Aに相当する。また、上部接合層8の圧電材料部8Bは、下部接合層4の圧電材料部4Bに相当する。
上部接合層8は、上記製造方法において、塗布した圧電材料ペーストの上面に、圧電材料ペーストと上部電極6を形成する上部電極ペーストとを混練した上部接合材料ペーストを、スクリーン印刷を用いて塗布することにより形成される。
さらに、圧電素子10は、基板1と下部電極3との間に設けられる中間層9を有する。
中間層9は、基板1と下部電極3との密着強度を向上させることができる。中間層9を設けることにより、基板1と下部電極3との間に生じる剥離を抑制することができる。
中間層9は、例えば、γ−アルミナを中間層材料で形成される層である。中間層9の厚みは、例えば、0.5μmである。
中間層9は、上記製造方法において、基板1の上面に、中間層材料ペーストを、スクリーン印刷を用いて塗布することにより形成される。
なお、圧電素子10において、基板1と下部電極3とが強固に接合される場合は、下部電極3の剥離は生じにくい。そのため、中間層9は設けなくてもよい。
(実施の形態の変形例)
以下、本実施の形態の変形例における圧電素子30について説明する。
上記実施の形態では、下部接合層4を備える圧電素子10の構成について説明した。圧電素子30は、圧電体層5の下面側の周縁部を覆うカバー部31をさらに備える点で、上記実施の形態と異なる。
図6は、圧電素子30を模式的に表す断面図である。
圧電素子30は、基板1、下部電極3、下部接合層4、圧電体層5、上部接合層8、上部電極6、中間層9およびカバー部31を備える。
カバー部31は、圧電体層5の下部電極3側の周縁部32の一部を覆うように設けられる。そのため、カバー部31は、圧電体層5の下部電極3側の周縁部32の剥離を抑制することができる。
例えば、圧電体層5が多角形である場合、カバー部31は、圧電体層5の辺の一部または頂点に設けることができる。また、カバー部31は、圧電体層5の下部電極側の周縁部32を全周にわたって覆うように設けられてもよい。カバー部31を周縁部32の全周にわたって設けることにより、圧電素子30は、圧電体層5の周縁部32の剥離の発生をさらに抑制することができる。
カバー部31は、下部接合層4と同じ材料で形成されることが好ましい。この場合、上記実施の形態の未焼結素子20に対して、さらに、下部接合材料ペーストを圧電材料ペースト層の下部電極3側の周縁部32を覆うように設ける。その後、未焼成素子を焼成する。これにより、カバー部31は形成される。
カバー部31として、下部接合層4と同じ材料を用いることにより、カバー部31に含まれる圧電材料は、下部接合層4の圧電材料および圧電体層5の圧電材料と一体となるように結合する。また、カバー部31に含まれる電極材料は、下部接合層4の電極圧電と一体となるように結合する。そのため、カバー部31は、下部接合層4および圧電体層5と強固に結合する。
なお、カバー部31は、下部電極3と同じ材料により形成されてもよい。この場合は、下部接合材料ペーストの代わりに、下部電極材料ペーストを用いることができる。
カバー部31として、下部電極3と同じ電極材料を用いることにより、カバー部31に含まれる電極材料は、下部接合層4の電極材料と一体となるように結合する。そのため、カバー部31は、下部接合層4とより強固に結合する。
これらの構成とすることにより、圧電体層5の下部電極3側の周縁部32は、カバー部31と下部接合層4との間に挟まれる構造となる。そのため、圧電素子30において、圧電体層5の周縁部32は、下部接合層4からさらに剥離し難くなる。
なお、カバー部31は、上部電極6と離間して設けられている。したがって、カバー部31は、上部電極6と電気的に接続しない。これにより、下部電極3と上部電極6とが電気的に接続することを抑制することができる。
従来の圧電素子は、製造過程における焼成工程、または、高温高湿環境下における使用時等において、下部電極と圧電体層との間の剥離がより生じやすいという課題があった。
それに対して、本実施の形態の圧電素子10および変形例の圧電素子30は、製造過程における焼成工程、または、高温高湿環境下における使用時等において、圧電体層の剥離を顕著に抑制できるという大きな効果を奏する。特に、基板1として、熱膨張係数の大きいステンレス板などの金属板等を用いる場合、上記の圧電体層5の剥離を抑制する効果が大きい。
また、下部電極3と圧電体層5とを強固に接合することにより、圧電素子10、30において、圧電素子に加わる振動は圧電体層5に効率よく伝達される。そのため、振動を効率よく電気エネルギーに変換することができる。
以上、一つまたは複数の態様に係る圧電素子および圧電素子の製造方法について、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、この実施の形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
本開示に係る圧電素子は、振動発電等に用いられる環境発電装置において有効である。
1 基板
3 下部電極
4 下部接合層
4A、8A 電極材料部
4B、8B 圧電材料部
41A、41B、411A、411B 突出部
5 圧電体層
6 上部電極
7 領域
8 上部接合層
9 中間層
10、30 圧電素子
20 未焼結素子
23 下部電極材料層
24 下部接合材料層
25 圧電材料層
26 上部電極材料層
31 カバー部
32 周縁部

Claims (14)

  1. 基板と、
    前記基板の上方に設けられる下部電極と、
    前記下部電極の上面に設けられる下部接合層と、
    圧電材料を含み、前記下部接合層の上面に設けられる圧電体層と、
    前記圧電体層の上方に設けられる上部電極と、を備え、
    前記下部接合層は、前記下部電極の電極材料を含む第一電極材料部および前記圧電材料を含む第一圧電材料部を有し、
    前記下部接合層において、前記第一電極材料部および前記第一圧電材料部は入り組んでいる、
    圧電素子。
  2. 前記第一電極材料部は、前記下部電極と結合しているとともに、前記下部電極から前記圧電体層に向かって突出する第一突出部を有し、
    前記下部接合層において、前記第一突出部は、前記圧電体層と結合している前記圧電材料部で覆われている、
    請求項1に記載の圧電素子。
  3. 前記第一突出部の先端側の径は、前記突出部の根元側の径よりも大きく、
    前記第一電極材料部と前記圧電材料部とは、前記第一突出部を介して接合している、
    請求項2に記載の圧電素子。
  4. 前記下部接合層において、前記第一電極材料部と前記第一圧電材料部との割合は、重量比で12:88〜55:45である、
    請求項3に記載の圧電素子。
  5. 前記基板は、ステンレスである、
    請求項3に記載の圧電素子。
  6. 前記圧電体層と前記上部電極との間に上部接合層をさらに備え、
    前記上部接合層は、前記圧電材料を含む第二圧電材料部および前記上部電極の電極材料を含む第二電極材料部を有し、
    前記上部接合層において、前記第二電極材料部および前記第二圧電材料部は入り組んでいる、
    請求項3に記載の圧電素子。
  7. 前記第二電極材料部は、前記上部電極と結合しているとともに、前記上部電極から前記圧電体層に向かって突出する第二突出部を備え、
    前記上部接合層において、前記第二突出部は、前記圧電体層と結合している前記第二圧電材料部で覆われている、
    請求項6に記載の圧電素子。
  8. 前記圧電体層の前記下部電極側の周縁部の一部を覆うカバー部をさらに備える、
    請求項1に記載の圧電素子。
  9. 前記カバー部は、前記下部接合層と同じ材料で形成されている、
    請求項8に記載の圧電素子。
  10. 前記カバー部は、前記下部電極の前記電極材料で形成されている、
    請求項8に記載の圧電素子。
  11. 基板の上方に、下部電極を形成するために下部電極材料ペーストを塗布し、
    塗布した前記下部電極材料ペーストの上面に下部接合層を形成するために、圧電体層を形成する圧電材料ペーストと前記下部電極材料ペーストとを混練した下部接合材料ペーストを塗布し、
    塗布した前記下部接合材料ペーストの上面に、圧電体層を形成するために前記圧電材料ペーストを塗布し、
    塗布した前記圧電材料ペーストの上方に、上部電極を形成するために上部電極材料ペーストを塗布し、
    前記下部電極材料ペースト、前記下部接合材料ペースト、前記圧電材料ペーストおよび前記上部電極材料ペーストが塗布された前記基板を焼成する、
    圧電素子の製造方法。
  12. 前記下部接合材料ペーストは、前記下部電極材料ペーストと前記圧電材料ペーストとを重量比で12:88〜55:45の割合で混練することにより作製される、
    請求項11に記載の圧電素子の製造方法。
  13. カバー層を形成するために、前記塗布された前記圧電材料ペーストの前記下部電極材料ペースト側の周縁部を覆うように前記下部接合材料ペーストをさらに塗布する、
    請求項11に記載の圧電素子の製造方法。
  14. カバー層を形成するために、前記塗布された前記圧電材料ペーストの前記下部電極材料ペースト側の周縁部を覆うように前記下部電極材料ペーストをさらに塗布する、
    請求項11に記載の圧電素子の製造方法。
JP2015065865A 2015-03-27 2015-03-27 圧電素子および圧電素子の製造方法 Active JP6617268B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015065865A JP6617268B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 圧電素子および圧電素子の製造方法
US15/074,005 US10243135B2 (en) 2015-03-27 2016-03-18 Piezoelectric device and method for manufacturing piezoelectric device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015065865A JP6617268B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 圧電素子および圧電素子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016186965A true JP2016186965A (ja) 2016-10-27
JP6617268B2 JP6617268B2 (ja) 2019-12-11

Family

ID=56976510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015065865A Active JP6617268B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 圧電素子および圧電素子の製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10243135B2 (ja)
JP (1) JP6617268B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019059050A1 (ja) * 2017-09-22 2019-03-28 Tdk株式会社 圧電薄膜素子
WO2019181407A1 (ja) * 2018-03-22 2019-09-26 株式会社東海理化電機製作所 圧電素子及び触覚呈示装置
WO2020153289A1 (ja) * 2019-01-25 2020-07-30 Tdk株式会社 圧電素子
US11611034B2 (en) 2020-03-27 2023-03-21 Seiko Epson Corporation Piezoelectric element and liquid droplet ejection head

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10312429B2 (en) * 2016-07-28 2019-06-04 Eyob Llc Magnetoelectric macro fiber composite fabricated using low temperature transient liquid phase bonding
US10670544B2 (en) * 2018-08-13 2020-06-02 Saudi Arabian Oil Company Impedance-based flowline water cut measurement system
US11187044B2 (en) 2019-12-10 2021-11-30 Saudi Arabian Oil Company Production cavern
US11460330B2 (en) 2020-07-06 2022-10-04 Saudi Arabian Oil Company Reducing noise in a vortex flow meter

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000079689A (ja) * 1998-07-01 2000-03-21 Seiko Epson Corp 機能性薄膜、圧電体素子、インクジェット式記録ヘッド、プリンタ、圧電体素子の製造方法およびインクジェット式記録ヘッドの製造方法、
JP2001111126A (ja) * 1999-10-13 2001-04-20 Sumitomo Metal Electronics Devices Inc 圧電素子
JP2007283729A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Fujifilm Corp 液体吐出ヘッドの製造方法及び画像形成装置
JP2014175577A (ja) * 2013-03-12 2014-09-22 Seiko Epson Corp 圧電素子、液体噴射ヘッド、液体噴射装置、超音波トランデューサー及び超音波デバイス

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5188076B2 (ja) 2006-04-03 2013-04-24 キヤノン株式会社 圧電素子及びその製造方法、電子デバイス、インクジェット装置
JP5556514B2 (ja) * 2010-09-06 2014-07-23 日立金属株式会社 圧電体薄膜ウェハの製造方法、圧電体薄膜素子、及び圧電体薄膜デバイス
JP2013201198A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Ricoh Co Ltd 電気機械変換素子及びその製造方法、圧電型アクチュエータ、液滴吐出ヘッド、インクジェット記録装置
JP5817926B2 (ja) * 2012-05-01 2015-11-18 コニカミノルタ株式会社 圧電素子
US10141497B2 (en) * 2012-07-31 2018-11-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Thin film stack
TW201407091A (zh) * 2012-08-09 2014-02-16 Sheng-Yi Chuang 提升散熱效率之發光二極體燈泡結構

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000079689A (ja) * 1998-07-01 2000-03-21 Seiko Epson Corp 機能性薄膜、圧電体素子、インクジェット式記録ヘッド、プリンタ、圧電体素子の製造方法およびインクジェット式記録ヘッドの製造方法、
JP2001111126A (ja) * 1999-10-13 2001-04-20 Sumitomo Metal Electronics Devices Inc 圧電素子
JP2007283729A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Fujifilm Corp 液体吐出ヘッドの製造方法及び画像形成装置
JP2014175577A (ja) * 2013-03-12 2014-09-22 Seiko Epson Corp 圧電素子、液体噴射ヘッド、液体噴射装置、超音波トランデューサー及び超音波デバイス

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019059050A1 (ja) * 2017-09-22 2019-03-28 Tdk株式会社 圧電薄膜素子
JPWO2019059050A1 (ja) * 2017-09-22 2020-09-03 Tdk株式会社 圧電薄膜素子
JP7215425B2 (ja) 2017-09-22 2023-01-31 Tdk株式会社 圧電薄膜素子
WO2019181407A1 (ja) * 2018-03-22 2019-09-26 株式会社東海理化電機製作所 圧電素子及び触覚呈示装置
WO2020153289A1 (ja) * 2019-01-25 2020-07-30 Tdk株式会社 圧電素子
JP2020120028A (ja) * 2019-01-25 2020-08-06 Tdk株式会社 圧電素子
JP7010247B2 (ja) 2019-01-25 2022-01-26 Tdk株式会社 圧電素子
US11611034B2 (en) 2020-03-27 2023-03-21 Seiko Epson Corporation Piezoelectric element and liquid droplet ejection head

Also Published As

Publication number Publication date
US10243135B2 (en) 2019-03-26
US20160284979A1 (en) 2016-09-29
JP6617268B2 (ja) 2019-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6617268B2 (ja) 圧電素子および圧電素子の製造方法
JP3151644B2 (ja) 圧電/電歪膜型素子
EP1930962B1 (en) Layered piezoelectric element and injection device using the same
JP5669452B2 (ja) 振動体の製造方法
JP5718910B2 (ja) 圧電素子
JP2009124791A (ja) 振動体及び振動波アクチュエータ
JP2003258328A (ja) 積層型圧電アクチュエータ
JP5289322B2 (ja) 積層型圧電素子、これを用いた噴射装置及び積層型圧電素子の製造方法
JP5717975B2 (ja) 振動体及び振動波アクチュエータ
JP2994492B2 (ja) 積層型圧電アクチュエータおよびその製造方法
JP6081449B2 (ja) 圧電/電歪膜型素子及び圧電/電歪膜型素子を製造する方法
JP3506609B2 (ja) 積層型圧電アクチュエータ
JP2013518422A (ja) 圧電素子
JP6940330B2 (ja) 積層型圧電素子
JP2010199271A (ja) 積層型圧電素子およびその製法ならびに振動体
JP2004274029A (ja) 圧電アクチュエータ
WO2013146975A1 (ja) 圧電/電歪膜型素子及び圧電/電歪膜型素子を製造する方法
JPWO2015166914A1 (ja) 圧電素子、圧電素子の製造方法、および圧電素子を備える圧電振動子
JP5855509B2 (ja) 圧電/電歪膜型素子及び圧電/電歪膜型素子を製造する方法
US20200313069A1 (en) Multilayer piezoelectric element
JP6898167B2 (ja) 積層型圧電素子
JPWO2018123354A1 (ja) 圧電素子
JP4986486B2 (ja) 積層型圧電素子およびこれを用いた噴射装置
JP2010171360A (ja) 積層型圧電素子およびその製法ならびに振動体
JPH04273183A (ja) 圧電効果素子および電歪効果素子並びにその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160523

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190111

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191014

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6617268

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151