JP5855509B2 - 圧電/電歪膜型素子及び圧電/電歪膜型素子を製造する方法 - Google Patents
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図1の模式図は、圧電/電歪膜型素子の断面図である。
基板1020においては、流路形成板1040、キャビティ形成板1042及び振動板1044が記載された順序で下側から上側へ積層される。流路形成板1040、キャビティ形成板1042及び振動板1044は、焼成により一体化され、明確な界面を有さない場合もある。
振動板1044の板厚は、望ましくは1μm以上である。振動板1044の板厚がこの範囲を下回る場合は、振動板1044が損傷しやすい。振動板1044の板厚は、望ましくは30μm以下であり、さらに望ましくは15μm以下である。振動板1044の板厚がこれらの範囲を上回る場合は、振動板1044の屈曲変位量が小さくなりやすい。
基板1020は、絶縁セラミックスからなる。
振動体1022においては、下部電極膜1080、圧電/電歪体膜1082及び上部電極膜1084が記載された順序で下側から上側へ積層される。
基板1020及び下部電極膜1080は、固着される。下部電極膜1080及び圧電/電歪体膜1082は、固着される。固着とは、一の構成物及び他の構成物が熱処理時の相互拡散反応により強固に接合されることを意味する。一の構成物及び他の構成物が固着される場合は、無機接着剤、有機接着剤等の接合媒体は用いられない。基板1020及び下部電極膜1080の固着並びに下部電極膜1080及び圧電/電歪体膜1082の固着は、基板1020、下部電極膜1080及び圧電/電歪体膜1082が共焼成されることに起因する。
下部電極膜1080及び上部電極膜1084は、導電体からなる。導電体は、望ましくは白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)、金(Au)、銀(Ag)等の金属又はこれらを主成分とする合金である。これらは、耐熱性が高く、電気抵抗が小さい。導電体は、さらに望ましくは白金又は白金を主成分とする合金である。これらは、耐熱性が特に高い。下部電極膜1080は、基板1020及び圧電/電歪体膜1082とともに共焼成され、圧電/電歪体膜1082への白金の拡散源ともなる。このため、下部電極膜1080の材質は、白金又は白金を主成分とする合金であることが特に期待される。
下部電極膜1080及び上部電極膜1084の膜厚は、望ましくは1μm以下である。下部電極膜1080及び上部電極膜1084の膜厚がこの範囲を上回る場合は、屈曲変位量が小さくなりやすい。下部電極膜1080及び上部電極膜1084の膜厚は、望ましくは0.1μm以上である。下部電極膜1080及び上部電極膜1084の膜厚がこの範囲を下回る場合は、下部電極膜1080及び上部電極膜1084の電気抵抗が上昇しやすい。
圧電/電歪体膜1082の膜厚は、望ましくは5μm以下である。圧電/電歪体膜1082の膜厚がこの範囲を上回る場合は、焼成収縮により屈曲振動部1060に加わる応力が大きくなりやすい。圧電/電歪体膜1082の膜厚は、望ましくは1μm以上である。圧電/電歪体膜1082の膜厚がこの範囲を下回る場合は、圧電/電歪体膜1082が緻密化しにくい。
圧電/電歪体膜1082は、圧電/電歪セラミックスからなる。
圧電/電歪セラミックスは、望ましくは白金及び鉛を含む化合物が粒内に偏析している微構造を有する。白金は、望ましくは下部電極膜からの拡散物である。この微構造によれば、圧電/電歪セラミックスの電界誘起歪が向上する。電界誘起歪の向上は、ドメインが細かくなることによると考えられる。圧電/電歪セラミックスが低温焼成に寄与するBNNを含み低温焼成される場合は、白金及び鉛を含む化合物が効率よく粒内に偏析し、圧電/電歪セラミックスの特性が向上する。これに対して、圧電/電歪セラミックスが高温焼成される場合は、鉛成分の揮発により白金粒子だけが粒内及び粒界に偏析しやすい。
図2から図6までの模式図は、圧電/電歪膜型素子を製造する方法を示す断面図である。
図2に示すように、基板1020が作製される。基板1020が作製される場合は、最終的に流路形成板1040、キャビティ形成板1042及び振動板1044となる成形体が積層され焼成される。他の方法により基板1020が作製されてもよい。例えば、素材基板にエッチング、切削加工等がなされ、基板1020が作製されてもよい。
基板1020が準備された後に、図3に示すように、基板1020の上面1142に下部電極膜1080が形成される。
下部電極膜1080が形成された後に、図4に示すように、圧電/電歪セラミックスの原料粉末の膜状成形体1200が基板1020の上面1142に形成される。膜状成形体1200は、下部電極膜1080に重ねて形成される。原料粉末は、仮焼粉末及び焼結助剤の混合物である。仮焼粉末は、チタン酸ジルコン酸鉛及びビスマス化合物を含む。仮焼粉末においては、チタン酸ジルコン酸鉛及びビスマス化合物の固溶体のペロブスカイト型酸化物が主成分になるまで素原料が反応させられている。焼結助剤は、PbOの粉末及びBi2O3の粉末である。膜状成形体1200の膜厚は、後記の膜状焼結体1220の膜厚が5μm以下になるように選択される。PbOがPbO以外の鉛の酸化物に置き換えられてもよい。例えば、PbOがPbO2、Pb3O4等に置き換えられてもよい。PbOが焼成後に鉛の酸化物になる鉛の酸化物の前駆体に置きかえられてもよい。鉛の酸化物の前駆体には、水酸化物、塩化物、炭酸塩、シュウ酸塩等がある。Bi2O3がBi2O3以外のビスマスの酸化物に置き換えられてもよい。例えば、Bi2O3がBi2O5等に置き換えられてもよい。Bi2O3が焼成後にビスマスの酸化物になるビスマスの酸化物の前駆体に置きかえられてもよい。ビスマスの酸化物の前駆体には、水酸化物、塩化物、炭酸塩、シュウ酸塩等がある。
膜状成形体1200が形成された後に、基板1020、下部電極膜1080及び膜状成形体1200が共焼成される。共焼成により、図5に示すように、膜状成形体1200は、膜状焼結体1220に変化する。共焼成により、基板1020及び下部電極膜1080は固着し、下部電極膜1080及び膜状焼結体1220は固着する。膜状成形体1200は基板1020に拘束される。このため、膜状成形体1200の面内の収縮は阻害される。しかし、原料粉末は焼結助剤を含むので、面内の収縮が阻害される場合でも、膜状焼結体1220は十分に緻密化する。
共焼成の後に、図6に示すように、膜状焼結体1220がパターニングされ、圧電/電歪体膜1082が形成される。膜状成形体1200が被覆領域1160から大きくはみ出さない場合は、膜状焼結体1220のパターニングが省略されてもよい。この場合は、形成された膜状焼結体1220がそのまま圧電/電歪体膜1082になる。スクリーン版を用いてスクリーン印刷が行われる場合等においては膜状成形体1200が被覆領域1160から大きくはみ出さない場合がある。
圧電/電歪体膜1082が形成された後に、上部電極膜1084が圧電/電歪体膜1082の上面1182に形成され、図1に示す圧電/電歪膜型素子1000が完成する。上部電極膜1084が形成される場合は、蒸着、スパッタ、めっき、スクリーン印刷等により上部導電体膜が基板1020の上面1142に形成される。上部導電体膜は、下部電極膜1080及び圧電/電歪体膜1082に重ねて形成される。上部導電体膜がパターニングされ、上部電極膜1084が形成される。上部導電体膜が圧電/電歪体膜1082の上面1182からはみ出さない場合は、上部導電体膜のパターニングが省略されてもよい。この場合は、形成された上部導電体膜がそのまま上部電極膜1084になる。マスクを用いて蒸着、スパッタ等が行われる場合、スクリーン版を用いてスクリーン印刷が行われる場合等においては上部導電体膜が圧電/電歪体膜1082の上面1182からはみ出さない場合がある。
圧電/電歪膜型素子を試作した。
実施例2においては、焼成プロファイルの最高温度を維持する時間を1時間に変更したこと以外は実施例1と同じように圧電/電歪膜型素子を試作した。実施例3においては、焼成プロファイルの最高温度を維持する時間を3時間に変更したこと以外は実施例1と同じように圧電/電歪膜型素子を試作した。
比較例1においては、スラリーを調製する場合にPbOの粉末及びBi2O3の粉末に代えてPtの粉末を混合し、焼成プロファイルの最高温度を1200℃へ変更したこと以外は実施例1と同じように圧電/電歪膜型素子を試作した。比較例2においては、スラリーを調製する場合にPbOの粉末及びBi2O3の粉末に代えてLiFの粉末を混合したこと以外は実施例1と同じように圧電/電歪膜型素子を試作した。比較例3においては、スラリーを調製する場合にPbOの粉末及びBi2O3の粉末を混合せず、焼成プロファイルの最高温度を1200℃へ変更したこと以外は実施例1と同じように圧電/電歪膜型素子を試作した。
圧電/電歪膜型素子を40℃、85%RHの環境下におき、上部電極膜及び下部電極膜の間に直流30Vを80時間印加する耐久試験を行った。絶縁破壊した圧電/電歪膜型素子を不合格とした。
上部電極膜及び下部電極膜の間に10kV/mmの電圧を印加し、その変位量をレーザードップラー変位計で測定した。実施例1〜3では、変位量が0.320μmであった。比較例1では、変位量が0.300μmであった。比較例2では、変位量が0.280μmであった。比較例3では、変位量が0.300μmであった。これらの結果からは、白金及び鉛を含む化合物が粒内に偏析する場合は電界誘起歪を反映する変位量が向上することが認識される。
図7は、実施例1の圧電/電歪セラミックスの電子顕微鏡写真(SEM)像である。当該像は、照射電流量を増加させチャネリング像を観察することにより得られた。
圧電/電歪体膜のみを溶解し、誘導結合プラズマ(ICP)法で圧電/電歪セラミックスに含まれる白金の含有量を分析した。実施例1では、白金の含有量は0.03重量%であった。実施例2では、白金の含有量は0.1重量%であった。実施例3では、白金の含有量が0.01重量%であった。
1020 基板
1080 下部電極膜
1082 圧電/電歪体膜
1084 上部電極膜
Claims (6)
- 基体と、
前記基体に固着される第1の電極膜と、
第1の主面及び第2の主面を有し、前記第1の主面に前記第1の電極膜が形成され、前記第1の電極膜に固着され、鉛系圧電/電歪セラミックスからなり、白金及び鉛を含む化合物が粒内に偏析した微構造を前記鉛系圧電/電歪セラミックスが有する圧電/電歪体膜と、
前記第2の主面に形成される第2の電極膜と、
を備える圧電/電歪膜型素子。 - 前記鉛系圧電/電歪セラミックスがチタン酸ジルコン酸鉛及びビスマス化合物を含む請求項1の圧電/電歪膜型素子。
- 前記ビスマス化合物がBi(Ni2/3Nb1/3)O3からなる請求項2の圧電/電歪膜型素子。
- 前記第1の電極膜が白金又は白金を主成分とする合金からなる請求項1から請求項3までのいずれかの圧電/電歪膜型素子。
- 前記鉛系圧電/電歪セラミックスが焼結助剤であるPbO及びBi2O3の痕跡物を含む
請求項1から請求項4までのいずれかの圧電/電歪膜型素子。 - (a) 基体を準備する工程と、
(b) 白金又は白金を主成分とする合金からなる第1の電極膜を前記基体の表面に形成する工程と、
(c) チタン酸ジルコン酸鉛及びビスマス化合物を含む仮焼粉末、鉛の酸化物又は鉛の酸化物の前駆体の粉末並びにビスマスの酸化物又はビスマスの酸化物の前駆体の粉末の混合物である圧電/電歪セラミックスの原料粉末の膜状成形体を前記第1の電極膜に重ねて形成する工程と、
(d) 前記基体、前記第1の電極膜及び前記膜状成形体を共焼成し、前記膜状成形体を膜状焼結体に変化させ、前記第1の電極膜から前記膜状焼結体へ白金を拡散させ、白金及び鉛を含む化合物が粒内に偏析した微構造を前記膜状焼結体に形成し、前記膜状焼結体により圧電/電歪体膜を形成する工程と、
(e) 前記圧電/電歪体膜に重ねて第2の電極膜を形成する工程と、
を備える圧電/電歪膜型素子を製造する方法。
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