JP2016177122A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】かぶりの発生を抑制することができる画像形成装置の提供を目的とする。
【解決手段】画像形成装置(1)は、静電潜像を担持する像担持体(41)と、像担持体(41)の静電潜像を現像剤により現像する現像剤担持体(43)と、現像剤担持体(43)に付着する現像剤の層の厚さを規制する現像剤規制部材(45)と、現像剤担持体(43)に現像剤を供給する供給部材(44)とを備える。現像剤規制部材(48)への印加電圧(BB)の絶対値は、供給部材(44)への印加電圧(SB)の絶対値よりも大きい。
【選択図】図1

Description

この発明は、電子写真法を用いて画像を形成する画像形成装置に関する。
従来より、電子写真方式を用いて、白色の現像剤像と、他の色の現像剤像とを重ね合わせて画像を形成する画像形成装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2014−032280号(図2、図5)
ここで、白色の現像剤は、電気抵抗が比較的低い金属酸化物を多く含んでおり、他の色の現像剤と比較して帯電しにくい。そのため、白色の現像剤は、正規の帯電極性とは逆極性に帯電するか、あるいは帯電量が少なくなりやすい性質がある。その結果、画像を形成する予定でない領域に現像剤が付着する「かぶり」と呼ばれる現象が発生する場合がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、かぶりの発生を抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、静電潜像を担持する像担持体と、像担持体の静電潜像を現像剤により現像する現像剤担持体と、現像剤担持体に付着する現像剤の層の厚さを規制する現像剤規制部材と、現像剤担持体に現像剤を供給する供給部材とを備える。現像剤規制部材への印加電圧の絶対値は、供給部材への印加電圧の絶対値よりも大きい。
本発明によれば、現像剤規制部材への印加電圧を供給部材への印加電圧よりも大きくすることにより、逆極性に帯電した現像剤または帯電量が少ない現像剤を正規帯電させることができる。その結果、かぶりの発生を抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの構成を示す斜視図である。 第1の実施の形態におけるIDユニットの構成を示す図である。 第1の実施の形態におけるプリンタの制御系を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるIDユニット配置テーブルの一例を示す図である。 第1の実施の形態における電圧設定テーブルの一例を示す図である。 第1の実施の形態におけるプリンタの印刷処理を説明するためのフローチャートである。 IDユニットの配置例を示す図である。 図7の配置において、白色のIDユニットのブレード電圧を−430Vとし、供給電圧を−430Vとした場合の白色トナーのかぶりおよび汚れのレベルの評価結果、並びに印刷デューティ100%の白色画像のOD値の測定結果を示す図である。 かぶりレベルおよび汚れレベルの評価に用いたテストパターンを説明するための模式図である。 第1の実施の形態におけるIDユニットの配置例を示す図である。 図10の配置において、白色のIDユニットのブレード電圧を−430Vとし、供給電圧を−430Vとした場合の白色トナーのかぶりおよび汚れのレベルの評価結果、並びに印刷デューティ100%の白色画像のOD値の測定結果を示す図である。 現像剤規制ブレードにより、現像ローラ上のかぶりトナーを正規帯電させる作用を示す模式図である。 図10の配置において、白色のIDユニットのブレード電圧を−550Vとし、供給電圧を−550Vとした場合の白色トナーのかぶりおよび汚れのレベルの評価結果、並びに印刷デューティ100%の白色画像のOD値の測定結果を示す図である。 図10の配置において、白色のIDユニットのブレード電圧を−550Vとし、供給電圧を−430Vとした場合の白色トナーのかぶりおよび汚れのレベルの評価結果、並びに印刷デューティ100%の白色画像のOD値の測定結果を示す図である。 第1の実施の形態の変形例のプリンタの構成を示す図である。
<プリンタの全体構成>
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態における画像形成装置としてのプリンタ1の構成を示す斜視図である。プリンタ1は、ここでは、電子写真法を用いて画像を形成するカラープリンタである。プリンタ1は、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)および白色(W)のトナー像を形成するイメージドラムユニット4K,4Y,4M,4C,4W(以下、IDユニットと称する)を備えている。
これらのIDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wは、図1における左側から右側に一列に配列されている。また、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wは、プリンタ1の本体部に対してそれぞれ着脱可能に取り付けられている。なお、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wは、画像形成ユニット(プロセスユニット)とも称する。また、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンおよび白色のトナー(現像剤)は、有色トナー(有色現像剤)とも称する。
IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wの上側には、露光部としてのLEDヘッド6K,6Y,6M,6C,6Wが配置されている。LEDヘッド6K,6Y,6M,6C,6Wは、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wの感光体ドラム41K,41Y,41M,41C,41W(後述)に光を照射して静電潜像を形成する。また、LEDヘッド6K,6Y,6M,6C,6Wは、露光制御部320(図3)によって発光制御される。
IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wの下側には、中間転写部材としての中間転写ベルト11(転写体)が配置されている。中間転写ベルト11は、高抵抗の半導電性プラスチックフィルムで形成されたエンドレスベルトである。中間転写ベルト11は、ベルト駆動ローラ12、従動ローラ13、および2次転写バックアップローラ14に架け渡されている。
ベルト駆動ローラ12は、モータ制御部330によって回転制御される。ベルト駆動ローラ12の回転によって、中間転写ベルト11が図中矢印Aで示す方向に移動する。従動ローラ13は、ベルト駆動ローラ12から離間する方向にスプリングにより付勢され、中間転写ベルト11に張力を付与する。
IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wの感光体ドラム41K,41Y,41M,41C,41Wには、中間転写ベルト11を挟んで、1次転写ローラ5K,5Y,5M,5C,5W(1次転写部)が対向配置されている。1次転写ローラ5K,5Y,5M,5C,5Wには、転写電圧制御部315により1次転写電圧TR1が印加される。
この1次転写電圧TR1により、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wの感光体ドラム41K,41Y,41M,41C,41Wに形成されたトナー像が、中間転写ベルト11の表面(外周面)に転写される。
2次転写バックアップローラ14には、中間転写ベルト11を挟んで2次転写ローラ21(2次転写部)が対向配置されている。2次転写ローラ21には、転写電圧制御部315により2次転写電圧TR2が印加される。
この2次転写電圧TR2により、中間転写ベルト11の外周面に転写されたトナー像が、2次転写ローラ21と2次転写バックアップローラ14との間を通過する記録媒体3に転写される。
中間転写ベルト11を挟んで従動ローラ13に対向する位置には、クリーニングブレード15が配置されている。クリーニングブレード15は、中間転写ベルト11の外周面に当接して、トナー等の付着物を掻き落とす。クリーニングブレード15の下側には、クリーニングブレード15によって掻き落とされたトナー等の付着物を収容するクリーナー容器16が設けられている。
プリンタ1は、また、印刷用紙等の記録媒体3を収容した媒体カセット2を備えている。媒体カセット2は、ここではプリンタ1の下部に着脱可能に装着されている。媒体カセット2の給紙側(図中右上側)には、給紙部としてのホッピングローラ31が配置されている。ホッピングローラ31は、モータ制御部330(図3)によって回転制御され、媒体カセット2から記録媒体3を搬送路32に送り出す。
記録媒体3の搬送路32に沿って、レジストローラ18aとピンチローラ18bとからなるレジストローラ対18、および搬送ローラ19aとピンチローラ19bとからなる搬送ローラ対19が配置されている。
レジストローラ18aは、モータ制御部330(図3)の制御によって回転する。ピンチローラ18bはレジストローラ18aに当接し、レジストローラ18aに追従して回転する。レジストローラ18aは、ホッピングローラ31から送られてきた記録媒体3がレジストローラ18aとピンチローラ18bとの当接部(ニップ部)に当接してから所定のタイミングで回転を開始する。これにより、レジストローラ対18は、記録媒体3のスキューを矯正し、搬送路32に沿って搬送する。
搬送ローラ19aは、モータ制御部330(図3)の制御によって回転する。ピンチローラ19bは搬送ローラ19aに当接し、搬送ローラ19aに追従して回転する。搬送ローラ対19は、レジストローラ対18から搬送されてきた記録媒体3を、搬送路32に沿って、2次転写ローラ21(2次転写部)に向けて搬送する。
記録媒体3の搬送路32に沿って2次転写ローラ21の下流側には、定着部としての定着ユニット50が配置されている。定着ユニット50は、ヒータ53を内蔵した定着ローラ51と、定着ローラ51に当接する加圧ローラ52と、定着ローラ51の温度を検出するための温度センサ54とを有している。定着ローラ51と加圧ローラ52とによって記録媒体3を加熱および加圧し、記録媒体3上のトナーを融解させて記録媒体3の表面に定着させる。
記録媒体3の搬送路32に沿って定着ユニット50の下流側には、記録媒体3をプリンタ1の外部に排出する排出ローラ対36が配置されている。排出ローラ対36は、排出ローラ36aとピンチローラ36bとを有している。排出ローラ36aは、モータ制御部330(図3)の制御によって回転する。ピンチローラ36bは排出ローラ36aに当接し、排出ローラ36aに追従して回転する。排出ローラ対36は、定着が完了した記録媒体3をプリンタ1の外部に排出する。プリンタ1の上部には、排出された記録媒体3を載置するスタッカ部39が設けられている。
また、搬送路32に沿って定着ユニット50の下流側には、記録媒体3の搬送路を切り換えるセレクタ(セパレータ)33が設けられている。セレクタ33は、両面印刷モードにおいて、記録媒体3を再搬送路34に案内するものである。再搬送路34は、表面にトナー像が定着した記録媒体3の表裏を反転して再び2次転写ローラ21に搬送するものであり、上述したレジストローラ対18よりも上流側で搬送路32に合流している。また、再搬送路34に沿って、再搬送ローラ対35a,35b,35cが配置されている。ここでは、再搬送路34および両面印刷モードに関する詳細説明は、省略する。
記録媒体3の搬送路32には、記録媒体3の通過を検知する書き出しセンサ37および排出センサ38が配置されている。書き出しセンサ37は、搬送路32に再搬送路34が合流する位置の近傍に配置されている。排出センサ38は、セレクタ33の近傍に配置されている。書き出しセンサ37および排出センサ38は、例えば、記録媒体3に当接して倒れる可動レバーを備えたセンサである。
<IDユニットの構成>
次に、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wの構成について説明する。IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wは、使用するトナーを除いて共通の構成を有するため、ここでは「IDユニット4」と称する。
図2は、IDユニット4の構成を示す説明図である。IDユニット4は、像担持体としての感光体ドラム41(41K,41Y,41M,41C,41W)と、帯電部材としての帯電ローラ42(42K,42Y,42M,42C,42W)と、現像剤担持体としての現像ローラ43(43K,43Y,43M,43C,43W)と、供給部材としての供給ローラ44(44K,44Y,44M,44C,44W)と、現像剤規制部材としての現像ブレード45(45K,45Y,45M,45C,45W)と、現像剤収容部としてのトナーカートリッジ46(46K,46Y,46M,46C,46W)と、クリーニング部材としてのクリーニングブレード47とを有する。
感光体ドラム41は、例えば、金属(例えばアルミニウム)で形成された円筒部材の表面に感光層(電荷発生層および電荷輸送層)を積層したものである。感光体ドラム41は、モータ制御部330(図3)により回転制御されるドラムモータによって図中反時計周りに回転する。
帯電ローラ42は、例えば、金属シャフトの表面に半導電性の弾性層(例えばエピクロルヒドリンゴム)を設けたローラである。帯電ローラ42は、感光体ドラム41の表面に当接するように配置され、感光体ドラム41に追従して回転する。帯電ローラ42は、帯電電圧制御部311(図3)によって帯電電圧CHが印加され、感光体ドラム41の表面を一様に帯電させる。帯電ローラ42によって一様に帯電した感光体ドラム41の表面は、上述したLEDヘッド6(6K,6Y,6M,6C,6W)によって露光され、静電潜像が形成される。
現像ローラ43は、例えば、金属シャフトの表面に、半導電性の弾性層(例えばウレタンゴム)を設けたローラである。現像ローラ43は、感光体ドラム41の表面に当接するように配置され、ドラムモータからの回転伝達により回転する。現像ローラ43は、現像電圧制御部312(図3)によって現像電圧DBが印加される。現像ローラ43は、その表面にトナーを保持し、感光体ドラム41の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させることにより静電潜像を現像し、トナー像を形成する。
供給ローラ44は、例えば、金属シャフトの表面に弾性層(例えば発泡性のシリコーンゴム)を設けたローラである。供給ローラ44は、現像ローラ43の表面に当接するかまたは一定間隔をあけて配置され、ドラムモータからの回転伝達により回転する。供給ローラ44は、供給電圧制御部313(図3)によって供給電圧SBが印加される。供給ローラ44は、トナーカートリッジ46から補給されたトナーを現像ローラ43に供給すると共に、トナーを帯電させる。
現像ブレード45は、例えば、金属(例えばステンレス)で形成された長尺状の板部材を幅方向の所定箇所で屈曲させたものである。現像ブレード45は、長手方向が現像ローラ43の軸方向と平行になるように配置され、屈曲部分を現像ローラ43の表面に押し当てている。現像ブレード45は、ブレード電圧制御部314によってブレード電圧BBが印加される。現像ブレード45は、現像ローラ43に付着したトナー層の厚さを規制すると共に、トナーを帯電させる。
トナーカートリッジ46は、IDユニット4に着脱可能に取り付けられる容器であり、トナー(現像剤)を貯蔵している。トナーカートリッジ46は、現像ローラ43および供給ローラ44の上方に配置されており、現像ローラ43および供給ローラ44にトナーを補給する。
クリーニングブレード47は、例えばゴム製のブレードであり、長手方向が感光体ドラム41の軸方向と平行になるように配置されている。クリーニングブレード47は、先端部分を感光体ドラム41の表面に押し当てており、感光体ドラム41の表面に残留したトナーを除去する。
RFID(Radio Frequency Identifier)48は、IDユニット4に内蔵されたIC(Integrated Circuit)タグである。RFID48には、例えば、IDユニット4のトナーの色および識別情報、並びにトナーカートリッジ46の識別情報(シリアル番号等)が書き込まれている。
<プリンタの制御系>
図3は、プリンタ1の制御系を示すブロック図である。プリンタ1には、PC(パーソナルコンピュータ)100が接続されている。PC100は、表示部110および入力部120を有している。
入力部120は、例えばキーボード、マウス等で構成されている。入力部120は、ユーザが図示しないアプリケーション等を用いて印刷データの画像を作成し、また、プリンタ1から送信された指示に対する応答を入力するために用いられる。表示部110は、例えば液晶ディスプレイ等である。表示部110は、図示しないアプリケーションで作成される印刷画像を表示し、また、プリンタ1から送信された指示を表示する。
プリンタ1の主制御部200は、CPU(Central Processing Unit)210、ROM(Read Only Memory)220、RAM(Random Access Memory)230、タイマ240、ホストI/F(インターフェース)250、および外部I/F260を備え、これらの構成要素は内部バス270にて接続されている。
CPU210は、ROM220に記憶されている印刷処理プログラムに従って、RAM230、タイマ240、ホストI/F250および外部I/F260を制御する。また、CPU210は、外部I/F260を介してプロセス制御部300を制御する。
ROM220は、印刷処理プログラム等を記憶する領域であり、プリンタ1の電源がオフの状態でもデータを保持可能な不揮発メモリである。ROM220には、IDユニット配置テーブル221および設定テーブル222が格納されている。IDユニット配置テーブル221および設定テーブル222の内容については、後述する。
RAM230は、プリンタ1の電源がオフの状態でデータが消去される揮発メモリである。RAM230は、PC100から入力された印刷データを記憶する。RAM230は、また、タイマ240によって計測されて、各種制御のタイミングを決定するための時間情報を保持している。
タイマ240は時間を計測し、その計測した時間をCPU210に出力する。ホストI/F250は、PC100とCPU210との間の各種制御信号および印刷データ等の送信および受信を行う。例えば、ホストI/F250は、PC100から送信された印刷コマンドおよび印刷データを受信する。
外部I/F260は、濃度センサ17から出力される濃度測定結果、書き出しセンサ37および排出センサ38から出力される記録媒体3の搬送位置を示す出力信号、定着ユニット50の温度センサ54から出力される定着ローラ51の表面温度を表す信号を受け取る。
プロセス制御部300は、記録媒体3の搬送、並びに帯電、現像、転写および定着を含む印刷プロセス(電子写真プロセス)を制御するものであり、高圧制御部310、露光制御部320およびモータ制御部330を有する。
高圧制御部310は、記録媒体3にトナー像を転写するために、各ローラに印加する電圧を制御するものであり、帯電電圧制御部311、現像電圧制御部312、供給電圧制御部313、ブレード電圧制御部314および転写電圧制御部315を有する。
帯電電圧制御部311(帯電電圧印加手段)は、帯電ローラ42(42K,42Y,42M,42C,42W)に印加する帯電電圧CHを制御する。
現像電圧制御部312(現像電圧印加手段)は、現像ローラ43(43K,43Y,43M,43C,43W)に印加する現像電圧DBを制御する。
供給電圧制御部313(供給電圧印加手段)は、供給ローラ44(44K,44Y,44M,44C,44W)に印加する供給電圧SBを制御する。
ブレード電圧制御部314(現像剤規制部材電圧印加手段)は、現像ブレード45(45K,44Y,44M,44C,44W)に印加するブレード電圧BBを制御する。
転写電圧制御部315(転写電圧印加手段)は、1次転写ローラ5(5K,5Y,5M,5C,5W)に印加する1次転写電圧TR1、および、2次転写ローラ21に印加する2次転写電圧TR2を制御する。
露光制御部320は、LEDヘッド6K,6Y,6M,6C,6Wの発光を制御する。なお、露光制御部320は、LEDヘッド6K,6Y,6M,6C,6Wのそれぞれに設けられているが、図3では一つのブロックで表している。
モータ制御部330は、プリンタ1内の各モータの回転を制御する。具体的には、モータ制御部330は、感光体ドラム41(41K,41Y,41M,41C,41W)を回転させる各ドラムモータ(図示せず)の回転を制御する。感光体ドラム41は、ドラムモータの回転により、図2に矢印alで示す方向に回転する。また、現像ローラ43および供給ローラ44は、それぞれのシャフトの端部に設けられたギアを介して各ドラムモータの回転が伝達されて回転する。
モータ制御部330は、また、ベルト駆動ローラ12、ホッピングローラ31、レジストローラ18a、搬送ローラ19a、セレクタ33、排出ローラ36a、および加圧ローラ52を回転させる各モータの回転を制御する。
<IDユニット配置テーブルおよび設定テーブル>
次に、ROM220に格納されたIDユニット配置テーブル221および設定テーブル222について説明する。IDユニット配置テーブル221は、プロセス制御部300が各構成要素を制御する際に用いるIDユニット4(4K,4Y,4M,4C,4W)の配置を記憶している。
図4は、IDユニット配置テーブル221の一例を示す図である。図4には、中間転写ベルト11の移動方向(図1における左から右)に沿って、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wを配列した場合の設定例を示している。
図4で示すように、中間転写ベルト11の移動方向に沿ったIDユニット4の位置をS1,S2,S3,S4,S5とすると、IDユニット配置テーブル221は、位置S1,S2,S3,S4,S5に、K(ブラック)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、W(白色)のIDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wをそれぞれ対応付けて記憶している。
一方、設定テーブル222は、プロセス制御部300が各構成要素を制御する際に用いるパラメータを記憶している。図5は、ブレード電圧BB、供給電圧SB、現像電圧DBおよび帯電電圧CHに関する設定テーブル(電圧設定テーブル)222の一例を示したものである。
例えば、位置S1のIDユニット4K(ブラック)については、ブレード電圧BB、供給電圧SB、現像電圧DBおよび帯電電圧CHとして、−135V、−285V、−205Vおよび−1010Vがそれぞれ記憶されている。
位置S2のIDユニット4Y(イエロー)については、ブレード電圧BB、供給電圧SB、現像電圧DBおよび帯電電圧CHとして、−150V、−300V、−200Vおよび−1030Vがそれぞれ記憶されている。
位置S3のIDユニット4M(マゼンタ)については、ブレード電圧BB、供給電圧SB、現像電圧DBおよび帯電電圧CHとして、−230V、−380V、−200Vおよび−1060Vがそれぞれ記憶されている。
位置S4のIDユニット4C(シアン)については、ブレード電圧BB、供給電圧SB、現像電圧DBおよび帯電電圧CHとして、−150V、−300V、−170Vおよび−1000Vがそれぞれ記憶されている。
位置S5のIDユニット4C(白色)については、ブレード電圧BB、供給電圧SB、現像電圧DBおよび帯電電圧CHとして、−550V、−430V、−230Vおよび−965Vがそれぞれ記憶されている。
<プリンタの動作>
次に、上記のように構成されたプリンタ1の印刷処理について説明する。図6は、プリンタ1の印刷処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートは、主制御部200のCPU210の制御によって実行されるものである。
プリンタ1の電源がONされると(ステップS101)、CPU210は、PC100からの印刷データを受信可能なオンライン状態に移行する(ステップS102)。
PC100から印刷データを受信すると(ステップS102でYES)、CPU210は印刷データをRAM230に格納する。また、CPU210は、各IDユニット4に取り付けられたRFID48から各IDユニット4のトナー色情報を読み出し、ROM220に格納されたIDユニット配置テーブル221を参照する(ステップS103)。
その後、CPU210は、モータ制御部330により、感光体ドラム41、ベルト駆動ローラ12および加圧ローラ52を回転させる(ステップS104)。また、定着ローラ51のヒータ53の加熱制御を開始する。
次に、CPU210は、ステップS103でRFID48から読み出した各IDユニット4のトナー色情報と、ROM220に格納されたIDユニット配置テーブルとを対比して、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wの配置が変化したか否かを判定する(ステップS105)。IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wの配置が変化していない場合には(ステップS105でNO)、ステップS112に進んで印刷動作を実行する。
IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wの配置が変化している場合には(ステップS105でYES)、トナーカートリッジ46とIDユニット4との組み合わせが、正しい組み合わせか否かを判断する(ステップS106)。例えば、IDユニット4の識別情報およびトナーカートリッジ46の識別情報をRFID48から読み出して、これらが正しい組み合わせか否かを判断する。
トナーカートリッジ46とIDユニット4との組み合わせが正しい組み合わせでない場合には(ステップS106でNO)、エラーメッセージ(アラーム)を表示する(ステップS116)。
トナーカートリッジ46とIDユニット4との組み合わせが正しい組み合わせである場合には(ステップS106でYES)、CPU210は、濃度補正処理を行う(ステップS107)。
具体的には、CPU210は、プロセス制御部300を介して、中間転写ベルト11の表面に、ブラック、マゼンタ、イエロー、シアンおよび白色の濃度補正用パターンを形成する。すなわち、感光体ドラム41K,41Y,41M,41C,41Wの表面を帯電ローラ42K,42Y,42M,42C,42Wによってそれぞれ一様に帯電させ、LEDヘッド6K,6Y,6M,6C,6Wから光を照射して静電潜像を形成する。さらに、感光体ドラム41K,41Y,41M,41C,41Wの表面の静電潜像を現像ローラ43K,43Y,43M,43C,43Wによって現像して各色のトナー像(濃度補正用パターン)を形成し、1次転写ローラ5K,5Y,5M,5C,5Wによって中間転写ベルト11の表面に転写する。そして、中間転写ベルト11の表面の各色の濃度補正用パターンの濃度を、濃度センサ17によって検出する。
濃度センサ17によって検出された各色の濃度補正用パターンの濃度に、所定の範囲を下回るものがある場合には、その色のIDユニット4における現像電圧DBを所定量だけ高くして、再度、濃度補正用パターンを中間転写ベルト11の表面に形成する。また、検出された濃度補正用パターンの濃度が所定の範囲を下回るものについては、その色のIDユニット4における現像電圧DBを所定量だけ低くして、再度、濃度補正用パターンを中間転写ベルト11の表面に形成する。
次に、CPU210は、中間転写ベルト11の表面に形成した各色の濃度補正用パターンの濃度を濃度センサ17によって検出し、検出した各色の濃度補正用パターンの濃度が所定の範囲内か否かを判断する(ステップS108)。所定の範囲内であった場合には(ステップS108でYES)、濃度補正値を現在の設定値(濃度設定値)に足し合わせる(ステップS109)。
なお、濃度設定値は、記録媒体3の種類および厚さ並びに印刷速度によって決定される初期値と、感光体ドラム41の使用状況によって決定される経時補正値と、周囲の温度および湿度によって決定される環境補正値との組み合わせで求められる。これらの値はテーブル形式でROM220に格納されている。濃度設定に関する詳細説明は、省略する。
濃度センサ17で検出した各色の濃度補正用パターンの濃度が所定の範囲内でない場合には(ステップS108でNO)、濃度補正回数を表す変数Nに1を加算し(ステップS110)、濃度補正回数(N)が3回以上か否かを判断する(ステップS111)。濃度補正回数(N)が3回未満の場合には(ステップS111でNO)、ステップS107〜S108の処理を繰り返す。濃度補正回数(N)が3回に到達した場合には(ステップS111でYES)、ステップS112に進んで印刷動作に移行する。
ステップS112では、CPU210は、モータ制御部330を介してホッピングローラ31を回転させ、媒体カセット2から記録媒体3を給紙する。また、モータ制御部330を介してレジストローラ18aおよび搬送ローラ19aを回転させ、記録媒体3を搬送路32に沿って搬送する。
次に、CPU210は、ROM220から各設定テーブルを読み出し(ステップS113)、帯電電圧制御部311、現像電圧制御部312、供給電圧制御部313、ブレード電圧制御部314を介して、各IDユニット4(4K,4Y,4M,4C,4W)の帯電ローラ42、現像ローラ43、供給ローラ44および現像ブレード45に、帯電電圧CH、現像電圧DB、供給電圧SBおよびブレード電圧BBをそれぞれ印加する(ステップS114)。
また、CPU210は、媒体カセット2から給紙された記録媒体3の先端が書き出しセンサ37によって検知されると、RAM230から各色の印刷データを読み出し、露光制御部320を介してLEDヘッド6K,6Y,6M,6C,6Wの発光制御を順次開始する。これにより、感光体ドラム41K,41Y,41M,41C,41Wの表面に各色の静電潜像を形成する。
各IDユニット4(4K,4Y,4M,4C,4W)では、トナーカートリッジ46から補給されたトナーが、供給ローラ44によって現像ローラ43の表面に供給される。現像ローラ43の表面には、現像ブレード45によって一定の厚さのトナー層が形成される。現像ローラ43の表面のトナーは、供給ローラ44および現像ブレード45の作用によって所定の極性(ここでは負極性)に帯電している。感光体ドラム41の表面の静電潜像は、現像ローラ43の表面のトナーによって現像され、トナー像が形成される。
次に、CPU210は、転写電圧制御部315を介して、1次転写ローラ5K,5Y,5M,5C,5Wに1次転写電圧TR1を印加する。これにより、感光体ドラム41K,41Y,41M,41C,41Wの表面の各色のトナー像が、中間転写ベルト11の表面に順次転写される。
さらに、CPU210は、転写電圧制御部315を介して、2次転写ローラ21に2次転写電圧TR2を印加する。レジストローラ対18および搬送ローラ対19によって搬送される記録媒体3が、2次転写ローラ21と2次転写バックアップローラ14との間のニップ部を通過する際に、中間転写ベルト11の表面のトナー像が記録媒体3に転写される。
トナー像が転写された記録媒体3は、定着ユニット50に搬送される。定着ユニット50では、ヒータ53によって予め所定温度まで加熱されている定着ローラ51と加圧ローラ52とのニップ部(定着ニップ部)で熱および圧力を加えられ、トナー像が記録媒体3に定着する。トナー像が定着した記録媒体3は、加圧ローラ52の回転によってさらに搬送される。
CPU210は、記録媒体3の先端が排出センサ38によって検知されると、モータ制御部330を介して排出ローラ36aを回転させ、記録媒体3をプリンタ1の外部に排出する(ステップS115)。排出された記録媒体3は、プリンタ1の上部に設けられたスタッカ部39に載置される。これにより、画像形成動作が完了する。
<かぶりの抑制作用>
次に、本実施の形態によるかぶりの抑制作用について説明する。かぶりとは、画像を形成する予定でない領域に現像剤が付着する現象である。かぶりは、逆帯電トナー(本来の帯電極性とは逆極性に帯電したトナー)および帯電量が少ないトナーによって生じる。そのため、これら逆帯電トナーおよび帯電量が少ないトナーを、かぶりトナーと称する。
白色トナーは、着色剤として、金属酸化物(例えば二酸化チタン)等の電気抵抗が低い物質(以下、低抵抗の物質と称する)を含んでいる。これに対し、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)およびシアン(C)のトナーは、着色剤として、例えば、カーボンブラック、ピグメントイエロー、ピグメントマゼンタ、ピグメントシアン等の電気抵抗が高い物質を含んでいる。
このように、白色トナーは、他の色のトナーと比較して、低抵抗の物質を多く含むため、他の色のトナーよりも帯電しにくい性質を有している。従って、白色トナーについては、逆帯電トナーおよび帯電量が少ないトナー(すなわち、かぶりトナー)が生じやすい。そのため、白色かぶりトナーの発生を抑制することが必要である。
図7は、IDユニット4W,4Y、4M,4C,4Kを、中間転写ベルト11の移動方向(矢印A)に沿ってこの順に配置した場合(すなわちIDユニット4Wを最上流側に配置した場合)における、白色かぶりトナーの中間転写ベルト11への転写状態を示す模式図である。ここでは、トナーの正規帯電極性を、負極性とする。
図7に示した配置では、IDユニット4Wが最上流側に配置されているため、IDユニット4Wから中間転写ベルト11に転写された白色かぶりトナーの量は、中間転写ベルト11がIDユニット4Y,4M,4C,4Kを通過するにつれて低減する。
これは、IDユニット4Y,4M,4C,4Kの感光体ドラム41の表面には負の電荷が発生しており、1次転写ローラ5Y,5M,5C,5K(図7では省略)には正の1次転写電圧が印加されているため、正に帯電(すなわち逆帯電)しているかまたは帯電量の少ない白色かぶりトナーは、IDユニット4Y,4M,4C,4Kの感光体ドラム41の表面に吸着しやすいためである。
図8は、図7に示した配置において、IDユニット4Wの現像ブレード45Wに印加するブレード電圧BBを−430Vとし、供給ローラ44Wに印加する供給電圧SBを−430Vとした場合の、中間転写ベルト11上の白色トナーのかぶりレベルおよび汚れレベルの評価結果を示す。
なお、IDユニット4Wの帯電ローラ42Wに印加する帯電電圧CHおよび現像ローラ43Wに印加する現像電圧DBは、図5に示したとおりである。また、白色以外のIDユニット4K,4Y,4M,4Cの各ローラに印加する電圧も、図5に示した通りである。
かぶりレベルおよび汚れレベルの評価方法は、以下の通りである。まず、プリンタ1を用いて、青色の用紙(記録媒体)に白色トナーによりテストパターンを印刷した。青色の用紙としては、北越紀州製紙株式会社製の色上質紙(青色)を用いた。用紙の大きさは、A3ノビ(328mm×453mm)であり、用紙の重さは、四六判(1091mm×788mm)換算で80kgである。なお、用紙の重さとは、用紙を1000枚重ねた重さを言う。
図9は、青色の用紙に印刷したテストパターンを示す模式図である。ここでは、青色の用紙(図9では符号101で示す)の四隅と中央の合計5箇所に、略正方形の白色のテストパターン(図9では符号102で示す)を印刷した。
用紙101にテストパターン102を印刷したのち、テストパターン102以外の部分(すなわち非印字部)103における白色トナーの付着状態を確認した。そして、白色トナーの付着が視認できないものをレベル10とし、白色トナーの付着が顕著なものをレベル1とした。また、レベル1とレベル10の間の付着状態を、程度毎にレベル2〜9とした。レベル1〜10の判断は、予め用意したサンプル(見本)と見比べることによって行った。
かぶりと汚れは、画像が形成されないはずの領域に現像剤(トナー)が付着する点で共通する。しかしながら、かぶりは、逆帯電トナーまたは帯電量の少ないトナーによって生じ、印字部(図9のテストパターン102)の濃度が所定濃度よりも薄くなるのに対し、汚れは、過剰帯電トナーによって生じ、印字部の濃度が所定濃度よりも濃くなるという違いがある。そのため、上述した非印字部103のトナー付着状態と、テストパターン102の濃度とから、かぶりレベルと汚れレベルを判断した。
かぶりおよび汚れのいずれについても、レベル9以上を合格レベル(実用上、問題が無いレベル)とし、レベル8以下を不合格レベルとした。
また、記録媒体3に印刷デューティ100%の白色画像(ベタ画像)を形成し、そのOD(Optical Density)値を測定した。図8に、OD値の測定結果を併せて示す。OD値の測定には、分光濃度計「X−Rite」(X−Rite社製)を用いた。OD値が0.3以下の場合には合格とし、0.3よりも大きければ不合格とした。
図8に示した結果では、かぶりレベルおよび汚れレベルは、いずれもレベル9であり、合格レベルである。しかしながら、印刷デューティ100%の白色画像のOD値は0.35であり、不合格レベルである。すなわち、白色画像の濃度が薄い。
白色画像の濃度を向上させるためには、IDユニット4Wを最下流に配置する構成が有効である。図10は、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wを中間転写ベルト11の移動方向(矢印A)に沿ってこの順に配置した場合(すなわちIDユニット4Wを最下流側に配置した場合)における、白色かぶりトナーの中間転写ベルト11への転写状態を示す模式図である。
図10に示した配置では、白色のIDユニット4Wよりも下流側にIDユニットが存在しないため、IDユニット4Wから中間転写ベルト11に転写された白色かぶりトナーは、そのまま中間転写ベルト11の表面に残ることになる。
図11は、図10に示した配置において、IDユニット4Wの現像ブレード45Wに印加するブレード電圧BBを−430Vとし、供給ローラ44Wに印加する供給電圧SBを−430Vとした場合の、中間転写ベルト11上の白色トナーのかぶりレベルおよび汚れレベルの評価結果、並びに印刷デューティ100%の白色画像のOD値の測定結果を示す。
なお、IDユニット4Wの帯電ローラ42Wに印加する帯電電圧CHおよび現像ローラ43Wに印加する現像電圧DBは、図5に示したとおりである。また、白色以外のIDユニット4K,4Y,4M,4Cの各ローラに印加する電圧も、図5に示した通りである。
図11に示した結果では、印刷デューティ100%の白色画像のOD値は0.25であり、合格レベルである。また、汚れレベルはレベル9であり、合格レベルである。しかしながら、かぶりレベルはレベル5であり、不合格レベルである。これは、IDユニット4Wで発生した白色かぶりトナーが、他の色のIDユニット4K,4Y,4M,4Cの感光体ドラム41K,41Y,41M,41Cに吸着されないためである。そのため、図10に示した配置において、IDユニット4Wで発生する白色かぶりトナーを抑制する必要があることが分かる。
図12は、トナーの正規の帯電極性と同極性で且つ高い電圧を帯びた現像ブレード45Wが、現像ローラ43Wの表面のかぶりトナー(逆帯電トナーまたは帯電量が少ないトナー)を正規帯電させる様子を示す模式図である。
本実施の形態では、現像ブレード45Wに、トナーの正規の帯電極性(図12では負極性)と同極性の高い電圧を印加している。これにより、現像ブレード45Wが現像ローラ43Wの表面のトナー層の厚さ(トナー量)を規制する際に、現像ブレード45からかぶりトナーに電荷を注入することができる。すなわち、かぶりトナーを正規の帯電量まで帯電させて正規帯電トナーに変え、かぶりの発生を抑制することができる。
ここで、かぶりトナーに電荷を注入する方法としては、供給ローラ44に高い電圧を印加して、供給ローラ44から現像ローラ43にトナーを供給する際に、かぶりトナーに電荷を注入することも考えられる。
しかしながら、供給ローラ44に高い電圧を印加すると、供給ローラ44から現像ローラ43に供給されるトナーの量も増加するため、過剰帯電トナーが発生する可能性があり、上述した汚れの原因となる。
図13は、図10に示した配置において、IDユニット4Wの現像ブレード45Wに印加するブレード電圧BBを−550Vとし、供給ローラ44Wに印加する供給電圧SBを−550Vとした場合の、中間転写ベルト11上の白色トナーのかぶりレベルおよび汚れレベルの評価結果、並びに印刷デューティ100%の白色画像のOD値の測定結果を示す。
なお、IDユニット4Wの帯電ローラ42Wに印加する帯電電圧CHおよび現像ローラ43Wに印加する現像電圧DBは、図5に示したとおりである。また、白色以外のIDユニット4K,4Y,4M,4Cの各ローラに印加する電圧も、図5に示した通りである。
図13に示した測定結果では、白色トナーのかぶりレベルは、レベル9であり、合格レベルである。しかしながら、汚れレベルは、レベル5であり、不合格レベルである。
そのため、本実施の形態では、現像ブレード45Wに印加するブレード電圧BBの絶対値を、供給ローラ44に印加する供給電圧SBの絶対値よりも大きくする。例えば、ブレード電圧BBを、供給電圧SB(−430V)よりも絶対値の大きい−550Vとする。
これにより、供給ローラ44から現像ローラ43へのトナー供給を、過剰帯電トナーが発生しない程度に抑えて汚れの発生を抑制する一方で、現像ブレード45からトナーへの電荷の注入を増加させることによりかぶりトナーを正規帯電トナーに変え、かぶりの発生を低減することができる。
図14は、図10に示した配置において、IDユニット4Wの現像ブレード45Wに印加するブレード電圧BBを−550Vとし、供給ローラ44Wに印加する供給電圧SBを−430Vとした場合の、中間転写ベルト11上の白色トナーのかぶりレベルおよび汚れレベルの評価結果、並びに印刷デューティ100%の白色画像のOD値の測定結果を示す。
図14に示した測定結果では、白色トナーのかぶりレベルおよび汚れレベルは、いずれもレベル9であり、合格レベルである。また、印刷デューティ100%の白色画像のOD値は0.25であり、合格レベルである。
このように、IDユニット4Wの現像ブレード45Wに印加するブレード電圧BBの絶対値を、供給ローラ44Wに印加する供給電圧SBの絶対値よりも大きくすることで、白色トナーのかぶりおよび汚れを抑制することができる。
ここで、白色のIDユニット4Wの現像ブレード45Wに印加するブレード電圧BBの絶対値から、供給ローラ44Wに印加する供給電圧SBの絶対値を引いた値は、|−550V|−|−430V|=120Vである。
これに対し、ブラックのIDユニット4Kにおけるブレード電圧BBの絶対値から、供給電圧SBの絶対値を引いた値は、|−135V|−|−285V|=−150Vである。また、イエローのIDユニット4Yにおけるブレード電圧BBの絶対値から、供給電圧SBの絶対値を引いた値は、|−150V|−|−305V|=−150Vである。
同様に、マゼンタのIDユニット4Mにおけるブレード電圧BBの絶対値から、供給電圧SBの絶対値を引いた値は、|−230V|−|−380V|=−150Vである。また、シアンのIDユニット4Cにおけるブレード電圧BBの絶対値から、供給電圧SBの絶対値を引いた値は、|−150V|−|−300V|=−150Vである。
すなわち、本実施の形態では、白色のIDユニット4Wにおけるブレード電圧BBの絶対値から供給電圧SBの絶対値を引いた値(+120V)が、他のIDユニット4K,4Y,4M,4Cにおけるブレード電圧BBの絶対値から供給電圧SBの絶対値を引いた値(−150V)よりも大きい。
上記の通り、かぶりの発生は、低抵抗の物質(または導電性物質)の含有量が多いトナー(白色トナー)で顕著である。本実施の形態では、最もかぶりが発生しやすいトナーを用いるIDユニット4Wにおけるブレード電圧BBの絶対値から供給電圧SBの絶対値を引いた値を、他のIDユニット4K,4Y,4M,4Cにおけるブレード電圧BBの絶対値から供給電圧SBの絶対値を引いた値よりも大きくしている。
すなわち、本実施の形態では、最もかぶりが発生しやすいトナー(最も帯電しにくいトナー)を用いるIDユニット4Wでは、ブレード電圧BBの絶対値から供給電圧SBの絶対値を引いた値を大きくすることで、かぶりトナー(逆帯電トナーまたは帯電量が少ないトナー)を正規帯電させている。一方、比較的かぶりが発生しにくいトナーを用いるIDユニット4K,4Y,4M,4Cでは、ブレード電圧BBを小さくすることで、トナーの過剰帯電を抑えている。
なお、かぶりを抑制するための方法としては、IDユニット4Wにおける感光体ドラム41Wの表面電位の絶対値から現像電圧DBの絶対値を引いた値を、他のIDユニット4K,4Y,4M,4Cよりも小さくする方法もあるが(例えば特許文献1参照)、この場合には、環境変化または経過変化により色味が変化する可能性がある。本実施の形態では、感光体ドラム41Wの表面電位の絶対値から現像電圧DBの絶対値を引いた値を小さくする必要がないため、色味の変化も生じない。
本実施の形態では、かぶりが発生しやすいトナー(帯電しにくいトナー)の例として、白色トナーについて説明したが、本発明は、白色トナーを用いた場合に限定されるものではない。本発明は、例えば、金トナー、銀トナー、透明トナー、マイカトナー、またはUVトナー(紫外線吸収トナー)など、導電性物質または低抵抗の物質の含有量が多いトナー(現像剤)を用いた場合にも適用することができる。
<実施の形態の効果>
以上説明したように、本実施の形態では、かぶりが発生しやすいトナーを用いるIDユニット4(例えばIDユニット4W)において、現像ブレード45に印加する電圧(ブレード電圧BB)の絶対値を、供給ローラ44に印加する電圧(供給電圧SB)の絶対値よりも大きくすることにより、かぶりトナー(逆帯電トナーおよび帯電量が少ないトナー)を正規帯電させて、かぶりの発生を抑制することができる。
また、かぶりが発生しやすいトナーを用いるIDユニット(例えばIDユニット4W)におけるブレード電圧BBの絶対値から供給電圧SBの絶対値を引いた値を、他のトナーを用いるIDユニット(例えばIDユニット4K,4Y,4M,4C)におけるブレード電圧BBの絶対値から供給電圧SBの絶対値を引いた値よりも大きくすることにより、かぶりの発生を抑制すると共に、比較的かぶりが発生しにくいIDユニットではトナーの過剰帯電を抑えて汚れの発生を抑えることができる。
また、かぶりが発生しやすいトナーを用いるIDユニット(例えばIDユニット4W)を、中間転写ベルト11の移動方向の最下流側に配置することで、当該トナー像のOD値の低下を抑制することができる。
変形例.
次に、第1の実施の形態の変形例について説明する。上記の第1の実施の形態では、図1および図10に示すように、かぶりが発生しやすいトナーを用いるIDユニット4Wを、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wのうち、中間転写ベルト11の移動方向の最下流側に配置した。しかしながら、かぶりが発生しやすいトナーを用いるIDユニット(例えばIDユニット4W)は、必ずしも最下流側に配置されていなくてもよい。
例えば、図7に示すように、IDユニット4Wを中間転写ベルト11の移動方向の最上流側に配置した場合であっても、IDユニット4Wにおいて現像ブレード45Wに印加するブレード電圧BBの絶対値を、供給ローラ44Wに印加する供給電圧SBの絶対値よりも大きくすることにより、かぶりトナーを正規帯電させて、かぶりの発生を抑制する効果は得られる。
同様に、IDユニット4Wを、中間転写ベルト11の移動方向の上流側から2番目、3番目または4番目に配置した場合であっても、IDユニット4Wにおいて現像ブレード45Wに印加するブレード電圧BBの絶対値を、供給ローラ44Wに印加する供給電圧SBの絶対値よりも大きくすることにより、かぶりの発生を抑制する効果は得られる。
また、第1の実施の形態では、中間転写ベルト11を用いた中間転写方式のプリンタ1について説明したが、本発明は直接転写方式のプリンタにも適用することができる。
図15は、直接転写方式のプリンタ1Aの構成例を示す。図15に示すプリンタ1Aは、中間転写ベルト11(図1)の代わりに、搬送ベルト11Aを有している。搬送ベルト11Aの移動方向(矢印A)は、中間転写ベルト11(図1)とは反対方向である。IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wは、搬送ベルト11Aによる記録媒体3の搬送方向に沿って、図15の右から左に向かって配列されている。また、2次転写ローラ21および2次転写バックアップローラ14は設けられていない。
媒体カセット2からホッピングローラ31で給紙された記録媒体3(転写体)は、レジストローラ対18および搬送ローラ対19によって、搬送ベルト11Aまで搬送される。搬送ベルト11Aは、記録媒体3を吸着保持してIDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wに沿って搬送し、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wの感光体ドラム41K,41Y,41M,41C,41Wのトナー像が記録媒体3に順次転写される。記録媒体3は、搬送ベルト11Aによって更に定着ユニット50に搬送され、記録媒体3にトナー像が定着する。トナー像が定着した記録媒体3は、排出ローラ対36によってプリンタ1Aから排出される。
このような構成においても、IDユニット4Wの現像ブレード45Wに印加するブレード電圧BBの絶対値を、供給ローラ44Wに印加する供給電圧SBの絶対値よりも大きくすることにより、かぶりの発生を抑制することができる。
本発明は、プリンタに限らず、複写機、ファクシミリ装置、複合機など、電子写真法を用いて画像を形成する画像形成装置に適用することができる。
1 プリンタ(画像形成装置)、 2 媒体カセット、 3 記録媒体、 4,4K,4Y,4M,4C,4W IDユニット(画像形成ユニット)、 5(5K、5Y,5M,5C,5W) 1次転写ローラ(1次転写部)、 6(6K、6Y,6M,6C,6W) LEDヘッド(露光部)、 11 中間転写ベルト、 41(41K,41Y,41M,41C,41W) 感光体ドラム(像担持体)、 42(42K,42Y,42M,42C,42W) 帯電ローラ(帯電部材)、 43(43K,43Y,43M,43C,43W) 現像ローラ(現像剤担持体)、 44(44K,44Y,44M,44C,44W) 供給ローラ(供給部材)、 45(45K,45Y,45M,45C,45W) 現像ブレード(現像剤規制部材)、 46(46K,46Y,46M,46C,46W) トナーカートリッジ(現像剤収容体)、 200 主制御部、 210 CPU、 220 ROM、 221 IDユニット配置テーブル、 222 設定テーブル、 300 プロセス制御部、 310 高圧制御部、 311 帯電電圧制御部(帯電電圧印加手段)、 312 現像電圧制御部(現像電圧印加手段)、 313 供給電圧制御部(供給電圧印加手段)、 314 ブレード電圧制御部(現像剤規制部材電圧印加手段)、 315 転写電圧制御部、 320 露光制御部。

Claims (12)

  1. 静電潜像を担持する像担持体と、
    前記像担持体の前記静電潜像を現像剤により現像する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に付着する現像剤の層の厚さを規制する現像剤規制部材と、
    前記現像剤担持体に現像剤を供給する供給部材と、
    を備え、
    前記現像剤規制部材への印加電圧の絶対値が、前記供給部材への印加電圧の絶対値よりも大きいこと
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像剤規制部材への印加電圧は、前記現像剤の正規帯電極性と同極性であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 種類の異なる現像剤を用いて現像剤像を形成する複数の画像形成ユニットを備え、
    最も帯電しにくい現像剤を用いて現像剤像を形成する第1の画像形成ユニットでは、前記現像剤規制部材への印加電圧の絶対値から前記供給部材への印加電圧の絶対値を引いた値が、他の現像剤を用いて現像剤像を形成する第2の画像形成ユニットよりも大きいこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記最も帯電しにくい現像剤は、導電性物質または低電気抵抗の物質の含有量が最も多い現像剤であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記複数の画像形成ユニットは、転写体の移動方向に沿って上流側から下流側に配列され、
    前記第1の画像形成ユニットは、前記転写体の移動方向において最も下流側に配置されていること
    を特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記転写体は、前記複数の画像形成ユニットに沿って移動する中間転写ベルトであることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記複数の画像形成ユニットに沿って移動する搬送ベルトを更に備え、
    前記転写体は、前記搬送ベルトによって搬送される記録媒体であること
    を特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1の画像形成ユニットは、白色の現像剤を用いて現像剤像を形成することを特徴とする請求項3から7までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第2の画像形成ユニットは、白色以外の現像剤を用いて現像剤像を形成することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記第2の画像形成ユニットは、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの少なくとも一つの現像剤を用いて現像剤像を形成することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記第2の画像形成ユニットでは、前記現像剤規制部材への印加電圧の絶対値が、前記供給部材への印加電圧の絶対値よりも小さいことを特徴とする請求項3から10までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記現像剤規制部材は、前記現像剤担持体に対向配置された現像ブレードであることを特徴とする請求項1から11までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
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