JP2016175984A - 両面粘着テープ - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器部品固定用途や車輌部品固定用途に好適に用いることができる、高い粘着力、耐衝撃性、耐電圧性を発揮できる両面粘着テープを提供する。
【解決手段】ポリオレフィン発泡体からなる基材の両面にアクリル粘着剤層を有する両面粘着テープであって、前記ポリオレフィン発泡体からなる基材は、MD方向及びTD方向における平均セル径がそれぞれ80μm未満、発泡倍率が1.4〜2.2倍であり、前記アクリル粘着剤層は、動的粘弾性測定から求められるガラス転移温度Tgが5〜18℃、23℃における貯蔵弾性率G’が2×10〜9×10Paである両面粘着テープ。
【選択図】 なし

Description

本発明は、電子機器部品固定用途や車輌部品固定用途に好適に用いることができる、高い粘着力、耐衝撃性、耐電圧性を発揮できる両面粘着テープに関する。
画像表示装置又は入力装置を搭載した携帯電子機器(例えば、携帯電話、携帯情報端末等)においては、組み立てのために両面粘着テープが用いられている。具体的には、例えば、携帯電子機器の表面を保護するためのカバーパネルをタッチパネルモジュール又はディスプレイパネルモジュールに接着したり、タッチパネルモジュールとディスプレイパネルモジュールとを接着したりするために両面粘着テープが用いられている。このような両面粘着テープは、例えば、額縁状等の形状に打ち抜かれ、表示画面の周辺に配置されるようにして用いられる(例えば、特許文献1、2)。また、車輌部品(例えば、車載用パネル)を車両本体に固定する用途にも両面粘着テープが用いられている。
電子機器部品の固定や車載部品の固定に用いられる両面粘着テープには、高い粘着力のみならず、耐衝撃性や耐電圧性等が要求される。耐衝撃性等に優れる両面粘着テープとしては、例えば、特許文献1及び2に、基材層の少なくとも片面にアクリル系粘着剤層が積層一体化されており、該基材層が特定の架橋度及び気泡のアスペクト比を有する架橋ポリオレフィン系樹脂発泡シートであるものが開示されている。
近年の大型の携帯電子機器における部品の接着固定、車輌部品の接着固定等の用途においては、重量の大きな部品又は部材を貼り合わせる必要があり、両面粘着テープにかかる負荷が大きくなっている。また、近年の携帯電子機器では、表示画面の周辺を狭くしてより広い画面を確保する、いわゆる狭額縁化が進んでおり、狭額縁化した携帯電子機器では画面の周辺部の幅が極めて狭いため、接着面積が狭くとも確実に部材を固定できる高い粘着力が求められている。このように、電子機器部品の固定や車載部品の固定に用いられる両面粘着テープには、従来以上に高い粘着力、耐衝撃性、耐電圧性が求められるようになってきている。
特開2009−242541号公報 特開2009−258274号公報
本発明は、上記現状に鑑み、電子機器部品固定用途や車輌部品固定用途に好適に用いることができる、高い粘着力、耐衝撃性、耐電圧性を発揮できる両面粘着テープを提供することを目的とする。
本発明は、ポリオレフィン発泡体からなる基材の両面にアクリル粘着剤層を有する両面粘着テープであって、前記ポリオレフィン発泡体からなる基材は、MD方向及びTD方向における平均セル径がそれぞれ80μm未満、発泡倍率が1.4〜2.2倍であり、前記アクリル粘着剤層は、動的粘弾性測定から求められるガラス転移温度Tgが5〜18℃、23℃における貯蔵弾性率G’が2×10〜9×10Paである両面粘着テープである。
以下に本発明を詳述する。
本発明者らは、鋭意検討の結果、基材として平均セル径が小さいポリオレフィン発泡体からなる基材を採用し、該基材の両面にガラス転移温度Tg及び貯蔵弾性率G’を一定範囲に制御した粘着剤層を形成することにより、従来に比べて高い粘着力、耐衝撃性、耐電圧性を発揮できる両面粘着テープが得られることを見出し、本発明を完成した。
本発明の両面粘着テープは、ポリオレフィン発泡体からなる基材(以下、単に「基材」ともいう。)の両面にアクリル粘着剤層(以下、単に「粘着剤層」ともいう。)を有する。
上記ポリオレフィン発泡体は、MD方向及びTD方向における平均セル径がそれぞれ80μm未満である。このような平均セル径の小さな発泡体を基材として用いることにより、特に両面粘着テープの耐衝撃性、耐電圧性を向上させることができる。上記ポリオレフィン発泡体のMD方向及びTD方向における平均セル径は、70μm以下であることが好ましく、60μm以下であることがより好ましい。
なお、MD方向(Machine Direction)とは、ポリオレフィン発泡体をシート状に押出加工する際の押出方向をいい、TD方向(Transverse Direction)とはMD方向に対して垂直方向をいう。
上記MD方向の平均セル径は、以下の方法により測定することができる。
まず、ポリオレフィン発泡体のサンプルを50mm四方にカットし、液体窒素に1分間浸した後、カミソリ刃でMD方向及び厚さ方向に平行な面に沿って切断する。次いで、デジタルマイクロスコープ(例えば、キーエンス社製、「VHX−900」等)を用いて、200倍倍率で拡大写真を撮影し、MD方向における長さ2mmの切断面に存在する全てのセルについてMD方向のセル径を測定する。その操作を5回繰り返し、全てのMD方向のセル径の平均値をMD方向の平均セル径とする。
上記TD方向の平均セル径も、ポリオレフィン発泡体のサンプルをTD方向及び厚さ方向に平行な面に沿って切断する以外は、同様にして測定することができる。
上記ポリオレフィン発泡体は、発泡倍率の下限が1.4倍、上限が2.2倍である。発泡倍率をこの範囲に調整したポリオレフィン発泡体を基材として用いることにより、特に両面粘着テープの耐衝撃性、耐電圧性を向上させることができる。上記ポリオレフィン発泡体の発泡倍率の好ましい下限は1.6倍、好ましい上限は2.0倍である。
なお、発泡倍率は、JISK−6767に準拠して電子比重計(例えば、ミラージュ社製、「ED120T」)を使用して測定した密度の逆数から算出できる。
上記ポリオレフィン発泡体は、密度の好ましい下限が0.45g/cm、好ましい上限が0.71g/cmである。密度が0.45g/cm未満であると、基材の強度が低下し、強い衝撃が加わった場合に破壊しやすくなる。密度が0.71g/cmを超えると、基材の柔軟性が低下し、強い衝撃が加わった場合に上記粘着剤層との界面で剥離しやすくなる。密度の好ましい下限は0.50g/cm、好ましい上限は0.63g/cmである。なお、密度は、JISK−6767に準拠して電子比重計(例えば、ミラージュ社製、「ED120T」)を使用して測定し算出できる。
上記ポリオレフィン発泡体は、厚み方向の25%圧縮強度が600kPa以上であることが好ましい。厚み方向の25%圧縮強度が600kPa以上であるポリオレフィン発泡体を基材として用いることにより、特に両面粘着テープの耐衝撃性、耐電圧性をより向上させることができる。上記25%圧縮強度のより好ましい上限は1500kPaである。上記25%圧縮強度が1500kPaを超えると、基材の柔軟性が低下し、強い衝撃が加わった場合に粘着剤層との界面で剥離しやすくなる。上記25%圧縮強度のより好ましい下限は700kPa、より好ましい上限は1300kPaである。
なお、厚み方向の25%圧縮強度は、JISK−6767に準拠して測定できる。例えば、2cm×2cmに裁断したポリオレフィン発泡体を重ね合わせて厚み10mmの積層体を作製し常温下に放置した後、常温下で、この積層体の厚み方向の25%圧縮強度を測定すればよい。
上記ポリオレフィン発泡体は、ポリオレフィン系樹脂を含む発泡体であれば特に限定されず、例えば、ポリエチレン系発泡体、ポリプロピレン系発泡体、エチレン−プロピレン系発泡体等が挙げられる。なかでも、ポリエチレン系発泡体が好適である。
上記ポリオレフィン発泡体を構成するポリオレフィン樹脂は特に限定されないが、重合触媒として四価の遷移金属を含むメタロセン化合物を用いて得られたポリオレフィン樹脂が好ましい。なかでも、メタロセン化合物を用いて得られたポリエチレン樹脂がより好ましい。上記メタロセン化合物として、例えば、カミンスキー触媒等が挙げられる。
上記メタロセン化合物を用いて得られたポリエチレン樹脂として、例えば、上記メタロセン化合物を用いて、エチレンと、必要に応じて配合される他のα−オレフィンとを共重合することにより得られたポリエチレン樹脂等が挙げられる。上記他のα−オレフィンとして、例えば、プロペン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン等が挙げられる。
上記メタロセン化合物を用いて得られたポリエチレン樹脂は、他のオレフィン樹脂と併用されてもよい。上記他のオレフィン樹脂として、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等が挙げられる。
上記ポリオレフィン発泡体は、架橋されていることが好ましい。上記ポリオレフィン発泡体を架橋することで、見かけ密度や厚み方向の25%圧縮強度を上記範囲に調整しやすくなる。
上記ポリオレフィン発泡体を架橋する方法は特に限定されず、例えば、上記ポリオレフィン発泡体に電子線、α線、β線、γ線等の電離性放射線を照射する方法、上記ポリオレフィン発泡体に予め配合しておいた有機過酸化物を加熱により分解させる方法等が挙げられる。
上記ポリオレフィン発泡体の製造方法は特に限定されないが、例えば、ポリオレフィン系樹脂と発泡剤とを含有する発泡性樹脂組成物を調製し、押出機を用いて発泡性樹脂組成物をシート状に押出加工する際に発泡剤を発泡させ、得られたポリオレフィン発泡体を必要に応じて架橋する方法が好ましい。
上記ポリオレフィン発泡体からなる基材の厚みは特に限定されないが、好ましい下限は80μm、好ましい上限は300μmである。厚みが80μm未満であると、上記基材の強度が低下し、強い衝撃が加わった場合に破壊することがある。厚みが300μmを超えると、上記基材の柔軟性が低下し、強い衝撃が加わった場合に上記粘着剤層との界面で剥離することがあり、また、被着体の形状に沿って密着させて貼り合わせることが困難になることがある。
上記アクリル粘着剤層は、動的粘弾性測定から求められるガラス転移温度Tgの下限が5℃、上限が18℃である。アクリル粘着剤層のガラス転移温度Tgをこの範囲に調整することにより、特に両面粘着テープの粘着力を向上させることができる。上記ガラス転移温度Tgの好ましい下限は10℃、好ましい上限は14℃である。
上記アクリル粘着剤層は、動的粘弾性測定から求められる23℃における貯蔵弾性率G’の下限が2×10Pa、上限が9×10Paである。上記アクリル粘着剤層の20℃における貯蔵弾性率G’をこの範囲に調整することにより、特に両面粘着テープの粘着力を向上させることができる。
なお、ガラス転移温度Tg及び23℃における貯蔵弾性率G’は、動的粘弾性測定装置(例えば、アイティー計測制御社製のDVA−200)を用いて、周波数10Hz、昇温速度3℃/minで−40℃から140℃まで測定を行いことにより求めることができる。
上記アクリル粘着剤層のガラス転移温度Tg及び23℃における貯蔵弾性率G’を目的とする範囲に調整する方法として、例えば、アクリル共重合体の組成、重量平均分子量、分子量分布等を調整する方法、異なる組成、重量平均分子量、分子量分布等のアクリル共重合体を混合する方法、粘着付与樹脂の軟化点、含有量等を調整する方法、上記アクリル粘着剤層の架橋度を調整する方法等が挙げられる。
上記アクリル粘着剤層を構成するアクリル共重合体は、ブチルアクリレートと2−エチルヘキシルアクリレートとを含むモノマー混合物を共重合して得られることが好ましい。
全モノマー混合物に占めるブチルアクリレートの好ましい含有量は、40〜80重量%である。ブチルアクリレートの含有量が40重量%未満であると、上記アクリル粘着剤層が柔らかくなりすぎて凝集力が低下し、両面粘着テープのせん断粘着力が低下することがある。ブチルアクリレートの含有量が80重量%を超えると、上記アクリル粘着剤層が硬くなって粘着力又はタックが低下し、両面粘着テープのせん断粘着力が低下することがある。
全モノマー混合物に占める2−エチルヘキシルアクリレートの好ましい含有量は、10〜40重量%である。2−エチルヘキシルアクリレートの含有量が10重量%未満であると、上記アクリル粘着剤層の粘着力が低下し、両面粘着テープのせん断粘着力が低下することがある。2−エチルヘキシルアクリレートの含有量が40重量%を超えると、上記アクリル粘着剤層が柔らかくなりすぎて凝集力が低下し、両面粘着テープのせん断粘着力が低下することがある。
上記モノマー混合物は、必要に応じてブチルアクリレート及び2−エチルヘキシルアクリレート以外の共重合可能な他の重合性モノマーを含んでいてもよい。
上記共重合可能な他の重合性モノマーとして、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル等のアルキル基の炭素数が1〜3の(メタ)アクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸トリデシル、(メタ)アクリル酸ステアリル等のアルキル基の炭素数が13〜18の(メタ)アクリル酸アルキルエステル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル、グリセリンジメタクリレート、(メタ)アクリル酸グリシジル、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネート、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、無水マレイン酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、等の官能性モノマーが挙げられる。
上記モノマー混合物を共重合して上記アクリル共重合体を得るには、上記モノマー混合物を、重合開始剤の存在下にてラジカル反応させればよい。上記モノマー混合物をラジカル反応させる方法、即ち、重合方法としては、従来公知の方法が用いられ、例えば、溶液重合(沸点重合又は定温重合)、乳化重合、懸濁重合、塊状重合等が挙げられる。
上記重合開始剤は特に限定されず、例えば、有機過酸化物、アゾ化合物等が挙げられる。上記有機過酸化物として、例えば、1,1−ビス(t−ヘキシルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、t−ヘキシルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオキシピバレート、2,5−ジメチル−2,5−ビス(2−エチルヘキサノイルパーオキシ)ヘキサン、t−ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシイソブチレート、t−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシラウレート等が挙げられる。上記アゾ化合物として、例えば、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスシクロヘキサンカルボニトリル等が挙げられる。これらの重合開始剤は単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記アクリル共重合体の重量平均分子量(Mw)は、好ましい下限が40万、好ましい上限が200万である。重量平均分子量が40万未満であると、上記アクリル粘着剤層の凝集力が低下し、両面粘着テープのせん断粘着力が低下することがある。重量平均分子量が200万を超えると、上記アクリル粘着剤層の粘着力が低下し、両面粘着テープのせん断粘着力が低下することがある。重量平均分子量のより好ましい下限は50万、より好ましい上限は150万である。
重量平均分子量を上記範囲に調整するためには、重合開始剤、重合温度等の重合条件を調整すればよい。
なお、重量平均分子量(Mw)とは、GPC(Gel Permeation Chromatography:ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)による標準ポリスチレン換算の重量平均分子量である。
上記アクリル粘着剤層は、粘着付与樹脂を含有してもよい。
上記粘着付与樹脂として、例えば、ロジンエステル系樹脂、水添ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、テルペンフェノール系樹脂、クマロンインデン系樹脂、脂環族飽和炭化水素系樹脂、C5系石油樹脂、C9系石油樹脂、C5−C9共重合系石油樹脂等が挙げられる。これらの粘着付与樹脂は単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記粘着付与樹脂の含有量は特に限定されないが、上記アクリル共重合体100重量部に対する好ましい下限は10重量部、好ましい上限は60重量部である。上記粘着付与樹脂の含有量が10重量部未満であると、上記アクリル粘着剤層の粘着力が低下し、両面粘着テープのせん断粘着力が低下することがある。上記粘着付与樹脂の含有量が60重量部を超えると、上記アクリル粘着剤層が硬くなって粘着力又はタックが低下し、両面粘着テープのせん断粘着力が低下することがある。
上記アクリル粘着剤層は、架橋剤が添加されることにより上記アクリル粘着剤層を構成する樹脂(上記アクリル共重合体及び/又は上記粘着付与樹脂)の主鎖間に架橋構造が形成されていることが好ましい。
上記架橋剤は特に限定されず、例えば、イソシアネート系架橋剤、アジリジン系架橋剤、エポキシ系架橋剤、金属キレート型架橋剤等が挙げられる。なかでも、イソシアネート系架橋剤が好ましい。上記アクリル粘着剤層にイソシアネート系架橋剤が添加されることで、イソシアネート系架橋剤のイソシアネート基と上記アクリル粘着剤層を構成する樹脂中のアルコール性水酸基とが反応して、上記アクリル粘着剤層の架橋が緩くなる。従って、上記アクリル粘着剤層は、断続的に加わる剥離応力を分散させることができ、両面粘着テープのせん断粘着力がより向上する。
上記架橋剤の添加量は、上記アクリル共重合体100重量部に対して0.01〜10重量部が好ましく、0.1〜3重量部がより好ましい。
上記アクリル粘着剤層の架橋度は5〜60重量%が好ましく、10〜50重量%がより好ましく、15〜40重量%が特に好ましい。
なお、アクリル粘着剤層の架橋度は、アクリル粘着剤層をW1(g)採取し、このアクリル粘着剤層を酢酸エチル中に23℃にて24時間浸漬して不溶解分を200メッシュの金網で濾過し、金網上の残渣を真空乾燥して乾燥残渣の重量W2(g)を測定し、下記式(1)により算出する。
架橋度(重量%)=100×W2/W1 (1)
上記アクリル粘着剤層の厚みは特に限定されないが、片面のアクリル粘着剤層の厚みが10〜100μmであることが好ましい。上記アクリル粘着剤層の厚みが10μm未満であると、両面粘着テープの粘着力や耐衝撃性が低下することがある。上記アクリル粘着剤層の厚みが100μmを超えると、両面粘着テープのリワーク性又は再剥離性が損なわれることがある。
本発明の両面粘着テープは、両面粘着テープの総厚みが100〜400μmであることが好ましい。両面粘着テープの総厚みが100μm未満であると、両面粘着テープの粘着力や耐衝撃性が低下することがある。両面粘着テープの総厚みが400μmを超えると、携帯電子機器を構成する部品の接着固定、車載部品の接着固定等の用途に適さなくなることがある。両面粘着テープの総厚みのより好ましい下限は150μm、より好ましい上限は300μmである。
本発明の両面粘着テープの製造方法として、例えば、以下のような方法が挙げられる。
まず、アクリル共重合体、粘着付与樹脂、必要に応じて架橋剤等に溶剤を加えて粘着剤Aの溶液を作製して、この粘着剤Aの溶液を基材の表面に塗布し、溶液中の溶剤を完全に乾燥除去してアクリル粘着剤層Aを形成する。次に、形成されたアクリル粘着剤層Aの上に離型フィルムをその離型処理面がアクリル粘着剤層Aに対向した状態に重ね合わせる。
次いで、上記離型フィルムとは別の離型フィルムを用意し、この離型フィルムの離型処理面に粘着剤Bの溶液を塗布し、溶液中の溶剤を完全に乾燥除去することにより、離型フィルムの表面にアクリル粘着剤層Bが形成された積層フィルムを作製する。得られた積層フィルムをアクリル粘着剤層Aが形成された基材の裏面に、アクリル粘着剤層Bが基材の裏面に対向した状態に重ね合わせて積層体を作製する。そして、上記積層体をゴムローラ等によって加圧することによって、基材の両面にアクリル粘着剤層を有し、かつ、アクリル粘着剤層の表面が離型フィルムで覆われた両面粘着テープを得ることができる。
また、同様の要領で積層フィルムを2組作製し、これらの積層フィルムを基材の両面のそれぞれに、積層フィルムのアクリル粘着剤層を基材に対向させた状態に重ね合わせて積層体を作製し、この積層体をゴムローラ等によって加圧することによって、基材の両面にアクリル粘着剤層を有し、かつ、アクリル粘着剤層の表面が離型フィルムで覆われた両面粘着テープを得てもよい。
本発明の両面粘着テープの用途は特に限定されないが、電子機器部品の固定や車載部品の固定に特に好適に用いることができる。具体的には、大型の携帯電子機器における電子機器部品の接着固定、車載部品(例えば、車載用パネル)の接着固定等に、本発明の両面粘着テープを用いることができる。
これらの用途における本発明の両面粘着テープの形状は特に限定されないが、長方形、額縁状、円形、楕円形、ドーナツ型等が挙げられる。
本発明によれば、電子機器部品固定用途や車輌部品固定用途に好適に用いることができる、高い粘着力、耐衝撃性、耐電圧性を発揮できる両面粘着テープを提供することができる。
両面粘着テープの落下衝撃試験を説明する模式図である。 両面粘着テープのPUSH粘着力試験を説明する模式図である。 両面粘着テープの耐電圧性試験を示す模式図である。
以下に実施例を挙げて本発明の態様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。
(粘着剤(A)の調製)
温度計、攪拌機、冷却管を備えた反応器にブチルアクリレート78重量部、2−エチルヘキシルアクリレート19重量部、アクリル酸3重量部、2−ヒドロキシエチルアクリレート0.2重量部、及び、酢酸エチル80重量部を加え、窒素置換した後、反応器を加熱して還流を開始した。続いて、上記反応器内に、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.1重量部を添加した。5時間還流させて、アクリル共重合体(a)の溶液を得た。得られたアクリル共重合体(a)について、カラムとしてWater社製「2690 Separations Model」を用いてGPC法により重量平均分子量を測定したところ、71万であった。
得られたアクリル共重合体(a)の溶液に含まれるアクリル共重合体(a)の固形分100重量部に対して、軟化点150℃の重合ロジンエステル15重量部、軟化点150℃のテルペンフェノール10重量部、軟化点70℃のロジンエステル10重量部、酢酸エチル(不二化学薬品社製)125重量部、イソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン社製 商品名「コロネートL45」)2.2重量部を添加し、攪拌して、粘着剤(A)を得た。
(粘着剤(B)の調製)
モノマーとしてブチルアクリレート65重量部、2−エチルヘキシルアクリレート32重量部、アクリル酸3重量部、2−ヒドロキシエチルアクリレート0.2重量部、を用い、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.06重量部を添加したこと以外はアクリル共重合体(a)の調製方法と同様にして、重量平均分子量144万のアクリル共重合体(b)の溶液を得た。得られたアクリル共重合体(b)の溶液を用いたこと以外は粘着剤(A)の調製方法と同様にして、粘着剤(B)を得た。
(粘着剤(C)の調製)
モノマーとしてブチルアクリレート97重量部とし、2−エチルヘキシルアクリレートを使用しなかったこと以外はアクリル共重合体(a)の調製方法と同様にして、重量平均分子量89万のアクリル共重合体(c)の溶液を得た。
得られたアクリル共重合体(c)の溶液を用いたこと以外は粘着剤(A)の調製方法と同様にして、粘着剤(C)を得た。
(粘着剤(D)の調製)
粘着付与樹脂として軟化点150℃の重合ロジンエステル15重量部、軟化点150℃のテルペンフェノール18重量部、軟化点70℃のロジンエステル15重量部を用いたこと以外は粘着剤(A)の調製方法と同様にして、粘着剤(D)を得た。
(粘着剤(E)の調製)
粘着付与樹脂として軟化点135℃の重合ロジンエステル12重量部、軟化点150℃のテルペンフェノール10重量部、軟化点100℃のロジンエステル8重量部を用いたこと以外は粘着剤(A)の調製方法と同様にして、粘着剤(E)を得た。
(粘着剤(F)の調製)
粘着付与樹脂として軟化点135℃の重合ロジンエステル10重量部、軟化点130℃のテルペンフェノール8重量部、軟化点70℃のロジンエステル6重量部を用いたこと以外は粘着剤(A)の調製方法と同様にして、粘着剤(F)を得た。
(粘着剤(G)の調製)
粘着付与樹脂として軟化点150℃の重合ロジンエステル15重量部を用いたこと以外は粘着剤(A)の調製方法と同様にして、粘着剤(G)を得た。
(粘着剤(H)の調製)
ブチルアクリレートの添加量を77重量部に変更し、更に、2−エチルヘキシルアクリレート19重量部の代わりにメチルメタクリレート20重量部を添加したこと以外はアクリル共重合体(a)の調製方法と同様にして、重量平均分子量79万のアクリル共重合体(h)の溶液を得た。
得られたアクリル共重合体(h)の溶液を用いたこと、粘着付与樹脂として軟化点135℃の重合ロジンエステル20重量部を用いたこと以外は粘着剤(A)の調製方法と同様にして、粘着剤(H)を得た。
(実施例1)
厚み150μmの離型紙を用意し、この離型紙の離型処理面に粘着剤(A)を塗布し、100℃で5分間乾燥させることにより、厚み50μmのアクリル粘着剤層を形成した。このアクリル粘着剤層を、表1に示す平均セル径、発泡倍率、密度、25%圧縮強度及び厚みを有するポリオレフィン発泡体からなる基材の表面と貼り合わせた。次いで、同様の要領で、このポリオレフィン発泡体からなる基材の反対の表面にも上記と同じアクリル粘着剤層を貼り合わせた。これにより、厚み150μmの離型紙で覆われた表1に示す総厚みの両面粘着テープを得た。
得られた両面粘着テープのアクリル粘着剤層について、動的粘弾性測定装置(アイティー計測制御社製のDVA−200)を用いて、周波数10Hz、昇温速度3℃/minで−40℃から140℃まで測定を行い、ガラス転移温度Tg、23℃における貯蔵弾性率G’及び損失正接tanδを算出して表1に示した。
(実施例2〜10、比較例1〜7)
基材又はアクリル粘着剤層を表1及び表2に示したものに代えた以外は実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
<評価>
実施例、比較例で得られた両面粘着テープについて以下の評価を行った。結果を表1及び表2に示した。
(1)耐落下衝撃性の評価
図1に、両面粘着テープの落下衝撃試験の模式図を示す。得られた両面粘着テープを外径が幅46mm、長さ61mm、内径が幅44.6mm、長さ59.6mmに打ち抜き、幅0.7mmの枠状の試験片を作製した。次いで、図1(a)に示すように、中央部分に幅38mm、長さ50mmの四角い穴のあいた厚さ2mmのポリカーボネート板3に対して離型紙を剥がした試験片1を四角い穴がほぼ中央に位置するように貼り付けた後、試験片1の上面から幅50mm、長さ75mm、厚さ4mmのガラス板2を試験片1がほぼ中央に位置するように貼り付け、試験装置を組み立てた。
その後、試験装置の上面に位置するポリカーボネート板側から5kgfの圧力を10秒間加えて上下に位置するポリカーボネート板と試験片とを圧着し、常温で24時間放置した。
図1(b)に示すように、作製した試験装置を裏返して支持台に固定し、四角い穴を通過する大きさの150gの重さの鉄球4を四角い穴を通過するように落とした。鉄球を落とす高さを徐々に高くしていき、鉄球の落下により加わった衝撃により試験片とガラス板が剥がれた時の鉄球を落した高さを計測した。
得られた計測値をもとに、以下の基準により耐落下衝撃性を判定した。
○:剥離時の鉄球の高さが50cm以上
×:剥離時の鉄球の高さが50cm未満
(2)PUSH粘着力の評価
図2に、両面粘着テープのPUSH粘着力試験の模式図を示す。得られた両面粘着テープを外径が幅46mm、長さ61mm、内径が幅44.6mm、長さ59.6mmに打ち抜き、幅0.7mmの枠状の試験片を作製した。次いで、図2(a)に示すように、中央部分に幅38mm、長さ50mmの四角い穴のあいた厚さ2mmのポリカーボネート板3に対して離型紙を剥がした試験片1を四角い穴がほぼ中央に位置するように貼り付けた後、試験片1の上面から幅50mm、長さ75mm、厚さ4mmのガラス板2を試験片1がほぼ中央に位置するように貼り付け、試験装置を組み立てた。
その後、試験装置の上面に位置するポリカーボネート板側から5kgfの圧力を10秒間加えて上下に位置するポリカーボネート板と試験片とを圧着し、常温で24時間放置した。
図2(b)に示すように、作製した試験装置を裏返して支持台に固定し、四角い穴を通して10mm/minの速度でゆっくりと荷重5をかけていき、荷重により試験片とガラス板が剥がれた時の荷重の値を計測した。
得られた計測値をもとに、以下の基準によりPUSH粘着力を判定した。
○:剥離時の荷重が50N以上
×:剥離時の荷重が50N未満
(3)耐電圧性の評価
図3に、両面粘着テープの耐電圧性の評価方法を示す模式図を示す。
図3(a)に示すように、0.7mmの幅の線状に打ち抜いた両面粘着テープ6を、2枚の厚さ2mmのアクリル板7に挟み込んだ。両面粘着テープ6の幅方向に電圧がかかるように、アクリル板の両側の隙間から2枚のアルミ板8を差し込み、両面粘着テープ6に接触させた。次いで、各々のアルミ板8に正極及び負極を接続し、耐電圧試験機TOS5101(菊水電子工業社製、最大電圧12KV)を用いて直流にて試験片の厚み方向に電圧を印加し、その電圧で5秒間通電がないことを確認した後、0.5KV刻みで印加電圧を上昇させていき、通電したときの電圧を求めた。
得られた計測値をもとに、以下の基準により耐電圧性を判定した。
○:通電したときの電圧が8kV以上
×:通電したときの電圧が8kV未満
Figure 2016175984
Figure 2016175984
本発明によれば、電子機器部品固定用途や車輌部品固定用途に好適に用いることができる、高い粘着力、耐衝撃性、耐電圧性を発揮できる両面粘着テープを提供することができる。
1 両面粘着テープ試験片(枠状)
2 ガラス板
3 ポリカーボネート板
4 鉄球
5 荷重
6 両面粘着テープ試験片(線状)
7 アクリル板
8 アルミ板

Claims (6)

  1. ポリオレフィン発泡体からなる基材の両面にアクリル粘着剤層を有する両面粘着テープであって、
    前記ポリオレフィン発泡体からなる基材は、MD方向及びTD方向における平均セル径がそれぞれ80μm未満、発泡倍率が1.4〜2.2倍であり、
    前記アクリル粘着剤層は、動的粘弾性測定から求められるガラス転移温度Tgが5〜18℃、23℃における貯蔵弾性率G’が2×10〜9×10Paである
    ことを特徴とする両面粘着テープ。
  2. ポリオレフィン発泡体からなる基材は、厚み方向の25%圧縮強度が600kPa以上であることを特徴とする請求項1記載の両面粘着テープ。
  3. ポリオレフィン発泡体からなる基材は、厚みが80〜300μmであることを特徴とする請求項1又は2記載の両面粘着テープ。
  4. ポリオレフィン発泡体からなる基材は、ポリエチレンからなることを特徴とする請求項1、2又は3記載の両面粘着テープ。
  5. 両面粘着テープの総厚みが100〜400μmであることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の両面粘着テープ。
  6. 電子機器部品固定用途又は車載部品固定用途に用いられるものであることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の両面粘着テープ。
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