JP2016175652A - ラベル付き容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の熱収縮性筒状ラベル1は、熱収縮性フィルム2を筒状に形成した周方向に熱収縮可能な筒状体を有し、前記筒状体の内面に、筒状体の縦方向に延びる帯状基材7が設けられている熱収縮性筒状ラベル1が、容器9の胴部91に熱収縮装着され、前記帯状基材7に対応する筒状体の外面に、突条が形成されている。
【選択図】 図10
Description
この改正の中で、ボディーソープを収納する容器の胴部に、容器の縦方向に延びる縦長突部を形成することが追加されている。具体的には、この改正前から、シャンプーを収納する容器の胴部に、容器の縦方向に横長突部を所定間隔を開けて多段状に形成することが行われている。そして、昨今におけるボディーソープの使用増加傾向を考慮して、ボディーソープとシャンプー及びリンスとを区別するために、ボディーソープを収納する容器(以下、ボディーソープ用容器という)の胴部に、容器の縦方向に延びる縦長突部を形成することがJIS改正で追加されている。なお、シャンプーを収納する容器(以下、シャンプー用容器という)の胴部には、縦方向に横長突部を所定間隔を開けて多段状に形成し、リンスを収納する容器(以下、リンス用容器という)の胴部には、突部を形成しないことになっている。
しかしながら、金型作製は、比較的高価であり、容器の製造コストアップに繋がる。さらに、商品のライフサイクルが短く、多品種小生産が主流になっている近年においては、ボディーソープの種類毎に容器が必要であるところ、それらの全てのボディーソープ用容器の金型を新調することはコスト的に困難である。
特許文献1には、シャンプー用容器及びリンス用容器に、指触判別する標識となる所定形状の透孔を縦列に所定間隔をおいて設けた熱収縮性合成樹脂フィルムからなる熱収縮性筒状ラベルを装着することが開示されている。
しかしながら、シャンプーやボディーソープなどの容器は、水回りで使用されるため、特許文献1のように熱収縮性フィルムに透孔を設けると、比較的多くの水が、その透孔から容器と熱収縮性筒状ラベルの間に入り込み、カビが生じやすくなる。
さらに、前記透孔を設ける方法では、ボディーソープ用容器に必要とされる縦方向に延びる縦長突部に形成できない。
かかるラベル付き容器を外観すると、前記帯状基材に起因した突条を視認でき、ラベル付き容器を手で持つと、突条を指触判別できるようになる。このように本発明のラベル付き容器は、縦長突部や複数の横長突部を有さない容器を用いても、それらの突部と同様の突条を有する。
帯状基材とシール部が対向しているので、容器の1つの側面に帯状基材に起因した突条を形成でき、その側面とは反対側の側面に対向するシール部に起因する突条を形成できる。
かかる帯状基材は、筒状体の所望位置に容易に設けることができる。
かかるラベル付き容器は、筒状体の外面にJIS規格の横長突部同様な横突条が多段条に形成されているので、シャンプー用容器として好適に使用できる。
かかる厚肉フィルム部が設けられた熱収縮性筒状ラベルは、その厚肉フィルム部に起因して筒状体の外面に、突条が形成される。従って、前記帯状基材と厚肉フィルム部の双方に起因した2つの突条を有するラベル付き容器を構成できる。
ただし、方向を示す用語として、「内面」とは、熱収縮性筒状ラベルとした際の内側の面を指す。「外面」とは、前記「内面」とは反対側の面であって、熱収縮性筒状ラベルとした際の外側の面を指す。
また、「PPP〜QQQ」という記載は、「PPP以上QQQ以下」を意味する。各図における厚み及び大きさなどは、実際のものと異なっていることに留意されたい。
本発明のラベル付き容器は、熱収縮性筒状ラベルと、容器と、を有し、熱収縮性筒状ラベルがその容器の胴部に熱収縮装着されている。
この熱収縮性筒状ラベルは、熱収縮性フィルムを筒状に形成した周方向に熱収縮可能な筒状体を有し、前記筒状体の内面に筒状体の縦方向に延びる帯状基材が設けられており、容器に装着された状態で、前記帯状基材に対応する筒状体の外面に、突条が形成されている。
以下、熱収縮性筒状ラベル及び容器について先に説明した後、ラベル付き容器について説明する。
図1及び図2は、筒状に開口させた熱収縮性筒状ラベル1の図であり、図3乃至図6は、その熱収縮性筒状ラベル1を扁平状に折り畳んだ状態の図である。
熱収縮性筒状ラベル1は、後述するように、通常、筒状長尺体を切断することによって得られるが、この筒状長尺体は、切断時には、扁平状となっている。
図3及び図4のように、扁平状に折り畳まれた熱収縮性筒状ラベル1は、容器に装着する際には、図1に示すように、筒状に開口される。
本発明においては、筒状体の内面に、筒状体の縦方向に延びる帯状基材7が設けられている。
本明細書において、熱収縮性は、所要温度(例えば70℃〜100℃)に加熱されると収縮する性質をいう。
熱収縮性フィルム2は、例えば、横方向(横方向は、筒状体とした際に、その周方向。以下同じ)に大きく熱収縮し得るフィルムが用いられる。なお、前記熱収縮性フィルム2は、縦方向(縦方向は、フィルムの面内において前記横方向と直交する方向)に若干熱収縮又は若干熱膨張してもよい。熱収縮性フィルム2としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリ乳酸などのポリエステル系樹脂;ポリプロピレン、環状オレフィン系樹脂などのポリオレフィン系樹脂;ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体などのポリスチレン系樹脂;ポリ塩化ビニル系樹脂などの熱可塑性樹脂から選ばれる1種又は2種以上の混合物などからなる合成樹脂製フィルムを用いることができる。収縮応力が大きく且つ比較的腰が強いことから、熱収縮性フィルム2として、ポリエステル系樹脂を含むフィルムを用いることが好ましく、中でも、ポリエチレンテレフタレート系樹脂を含むフィルムを用いることがより好ましい。また、前記熱収縮性フィルム2は、熱収縮性及び自己伸縮性を有するものを用いてもよい。前記自己伸縮性は、常温下、引っ張ると伸び且つその引っ張り力を解除するとほぼ元に復元する性質をいう。
熱収縮性フィルム2の厚みは、特に限定されないが、例えば、20μm〜120μmであり、好ましくは30μm〜80μmである。
前記熱収縮性フィルム2の横方向における熱収縮率は、例えば、20%以上であり、好ましくは30%以上であり、より好ましくは40%以上である。前記熱収縮性フィルム2が縦方向に若干熱収縮又は熱膨張するフィルムである場合、その縦方向における熱収縮率は、好ましくは−3%〜15%である。
ただし、前記熱収縮率は、加熱前のフィルムの長さ(元の長さ)と、フィルムを90℃の温水中に10秒間浸漬した後のフィルムの長さ(浸漬後の長さ)の割合であり、下記式に代入して求められる。
前記熱収縮率(%)=[{(横方向又は縦方向の元の長さ)−(横方向又は縦方向の浸漬後の長さ)}/(横方向又は縦方向の元の長さ)]×100。
また、前記熱収縮性フィルム2は、非透明でもよいが、印刷層を内面側に設ける場合には、透明性に優れたものが用いられる。透明(無色透明又は有色透明)な熱収縮性フィルム2の透明性の指標は、全光線透過率70%以上であり、好ましくは80%以上であり、より好ましくは90%以上である。ただし、全光線透過率は、JIS K7105(プラスチックの光学的特性試験方法)に準拠した測定法によって測定される。
印刷層の厚みは特に限定されないが、例えば、0.1μm〜5μmであり、好ましくは、0.2μm〜3μmである。
また、熱収縮性フィルム2には、必要に応じて、印刷層以外の機能層(図示せず)が設けられていてもよい。前記機能層としては、印刷層の表面を保護する保護層、熱収縮性筒状ラベル1の内面の滑り性を向上させるための滑り層、容器の外面に接着させるための接着層などが挙げられる。
熱収縮性フィルム2の第1側端部21は、縦方向に延びる2つの側端部のうちの一方の側端部であり、熱収縮性フィルム2の第2側端部22は、もう一方の側端部である。第1側端部21と第2側端部22は、横方向において向かい合っている。
なお、シール部23の形成方法について、図5(a)の構成に代えて、同図(b)に示すように、第1側端部21の内面と第2側端部22の内面を重ね合わせ(又は第1側端部21の外面と第2側端部22の外面を重ね合わせ)、その重ね合わせ部分の少なくとも一部を接着することによってシール部23が形成されていてもよい。
帯状基材7は、特に限定されず、紙、合成紙、合成樹脂フィルム、発泡樹脂フィルム、金属蒸着フィルム、これらの積層シートなどが挙げられる。帯状基材7は、熱収縮性を有する基材を用いてもよく、熱収縮性を実質的に有さない基材(非熱収縮性基材)を用いてもよい。
例えば、帯状基材7は、熱収縮性を有する基材が用いられる。熱収縮性を有する基材の種類としては、上記熱収縮性フィルム2として例示したような合成樹脂製フィルム又はそれを含む積層フィルムなどが挙げられる。
熱収縮性を有する帯状基材7は、熱収縮性フィルム2と同様に、1つの方向に主として熱収縮し、その主たる熱収縮方向と直交する方向には実質的に収縮しないか、又は若干熱収縮若しくは熱伸張する。帯状基材7の主たる熱収縮方向が横方向である)。帯状基材7の主たる熱収縮方向は、その短手方向である。なお、帯状基材7の短手方向(主たる熱収縮方向)を筒状体の周方向として、帯状基材7は筒状体の内面に設けられる。
帯状基材7の短手方向における熱収縮率は、例えば、20%以上であり、好ましくは30%以上であり、より好ましくは40%以上である。また、帯状基材7が長手方向に若干熱収縮又は熱膨張する場合、その長手方向における熱収縮率は、好ましくは−3%〜15%である。
熱収縮性を有する帯状基材7は、熱収縮性フィルム2と同じものでもよく、又は、異なっていてもよいが、好ましくは、熱収縮性フィルム2と同様な収縮曲線を描く熱収縮特性を有するものが好ましい。例えば、熱収縮性を有する帯状基材7は、熱収縮性フィルム2と同じフィルムが用いられる。
帯状基材7の厚みは、特に限定されないが、余りに小さいと、後述する縦長突部と同様な縦突条の高さが小さくなり過ぎ、余りに大きいと、熱収縮性筒状ラベル1の製造、保管時やそれを容器に装着する際のハンドリング性が悪くなる。このような観点から、帯状基材7の厚みは、100μm〜500μmが好ましく、150μm〜400μmがより好ましく、200μm〜350μmがさらに好ましい。
帯状基材7は、熱収縮性筒状ラベル1の熱収縮時に一部又は全部が筒状体から剥がれない程度の接着力にて、筒状体の内面に貼付されている。
帯状基材7の筒状体に対する貼付方法としては、粘着剤層(又は接着剤層)を用いて帯状基材7を筒状体の内面に貼付する、或いは、帯状基材7が熱収縮性フィルム2に溶剤接着可能な材質からなる場合には、溶剤を用いて帯状基材7を筒状体の内面に接着する、或いは、超音波を用いて帯状基材7を筒状体の内面に接着する、などの方法が挙げられる。
図示例では、帯状基材7は、粘着剤層71(又は接着剤層)を介して筒状体の内面に貼付されている(図7参照)。前記粘着剤層71の厚みは、特に限定されず、例えば、5μm〜30μmであり、好ましくは10μm〜25μmである。
帯状基材7の配置は、特に限定されず、筒状体の周方向の何れの位置に設けられていてもよい。好ましくは、帯状基材7は、前記シール部23と対向する位置に設けられている。
図7に示すように、長尺状の熱収縮性フィルム(以下、原反4という)のロールから原反4を引き出すと共に、長尺状の帯状基材7のロールから帯状基材7を引き出し、帯状基材7を原反4の内面に長手方向に貼り付ける。予め粘着剤層が設けられている長尺状の帯状基材7を用いる場合には、ロールから引き出した帯状基材7を、その粘着剤層を介して原反4に貼付する。粘着剤層が設けられていない長尺状の帯状基材7を用いる場合には、ロールから帯状基材7を引き出した後、帯状基材7の一方面又は/及び原反4の所定箇所に接着剤などを塗布して帯状基材7を貼付する。或いは、粘着剤層が設けられていない長尺状の帯状基材7を用いる場合には、所定箇所にホットメルト接着剤を塗布した原反4を用い、その原反4をロールから引き出した後、ホットメルト接着剤を加熱溶融し、その接着剤に帯状基材7を貼付してもよい。
そして、原反4の第2側端部22の外面と第1側端部21の内面とを重ねて接着することにより、筒状長尺体41が得られる。前記筒状長尺体41は、筒状ラベルの前駆体の如きものであって、概念上、複数の熱収縮性筒状ラベル1が連続的に繋がったものである。なお、前記長尺状は、長手方向の長さが短手方向の長さよりも十分に大きい長方形状をいい、例えば、長手方向の長さが短手方向の長さの10倍以上、好ましくは50倍以上である。
この筒状長尺体41を所定長さに切断することによって、図1乃至図6に示すような本発明の熱収縮性筒状ラベル1が得られる。
なお、前記原反4の第1側端部21と第2側端部22の接着方法として溶剤接着を例示しているが、これに限定されず、接着剤による接着方法を用いる場合には溶剤に代えて接着剤を塗布し、或いは、超音波による接着方法を用いる場合には溶剤を塗布せずに、原反4の第2側端部22の外面と第1側端部21の内面を重ね合わせた後、重ね合わせ部分の所要箇所に超音波を当てて加圧する。
具体的には、ロールから原反を引き出し、その原反の内面に、溶融させたホットメルト樹脂を押し出しながら、所定幅(例えば、上記帯状基材7の幅と略同じ)で長手方向に積層する。積層させた後にホットメルト樹脂が固化することにより、原反の内面に所定幅で帯状に延びる基材(つまり帯状基材)が形成される。なお、前記積層する樹脂の厚みは、上記帯状基材7の厚みと同様であることが好ましい。事後、上記熱収縮性筒状ラベルの製法と同様にして、原反の第1側端部と第2側端部を重ねて接着することにより、筒状長尺体を得ることができる。上記熱収縮性筒状ラベルの製法は、予め帯状に形成された基材(長尺状の帯状基材7)を原反に貼り付ける方法であったが、ここでの製法は、帯状基材の原料である樹脂材料を原反に溶融押出によって積層することにより、概念的には、原反上で帯状基材の形成と原反への帯状基材の貼付を同時に行う方法と言える。かかる熱収縮性筒状ラベルは、帯状基材7が、熱収縮性フィルムの内面に溶融押出によって積層した樹脂材料から構成されている。
このように樹脂材料を積層する方法によれば、部分的な帯状基材を容易に形成できる。かかる方法によれば、後述する[第5実施形態]のように、筒状体の縦方向中途部に帯状基材7が設けられている熱収縮性筒状ラベル1(換言すると、筒状体の上方領域及び下方領域を除いて帯状基材7が設けられている熱収縮性筒状ラベル1)を容易に形成できる。この場合、熱収縮性フィルムの内面に溶融押出によって積層した樹脂材料から構成された帯状基材が筒状体の縦方向中途部に設けられた熱収縮性筒状ラベル1が得られる。
容器は、いずれも、内部に収納部を有する胴部と、注出部と、を有する。
具体的には、図8及び図9に示すように、容器9は、胴部の第1側面91及び第2側面92が凹凸を有さない面である。なお、凹凸を有さない面とは、JIS規格の縦長突部や横長突部のような凹凸を有さない面であることを意味する。従って、胴部の側面は、一般的な容器の機能やデザインのための凹凸曲面などになっていてもよい。
容器9の注出部99は、例えば、ポンプ構造にてボディーソープなどを注出できるものからなるが、このような注出部99に限られず、開口からなる注出部をキャップにて閉塞する構造でもよい。
図8及び図9に示すように、シール部23が容器9の胴部の第1側面91に位置するように、熱収縮性筒状ラベル1をその容器9の胴部に外嵌する。上記熱収縮性筒状ラベル1は、帯状基材7がシール部23に対向して配置されているので、シール部23を容器9の第1側面91に位置合わせると、帯状基材7が容器9の胴部の第2側面92(第2側面は第1側面とは反対の側面である)に位置するようになる。
外嵌後、熱収縮性筒状ラベル1を所要温度に加熱することによって、熱収縮性筒状ラベル1(熱収縮性フィルム2)が、周方向に収縮し、第1側面91に対応してシール部23が配置され且つ第2側面92に対応して帯状基材7が配置された状態で熱収縮性筒状ラベル1が容器9の胴部に密着されたラベル付き容器10が得られる(図10及び図11参照)。
この帯状基材7は、筒状体の縦方向に延在されているので、容器9に装着後の熱収縮性筒状ラベル1の外面には、前記帯状基材7に起因して縦方向に延びる突条(縦突条)が形成される。
特に、熱収縮性を有する帯状基材7を用いることにより、加熱によって熱収縮性フィルム2と共に帯状基材7もその幅方向(筒状体の周方向)に熱収縮するので、加熱後の帯状基材7の肉厚は、加熱前よりも大きくなる。もっとも、帯状基材7は、熱収縮性フィルム2の内面に接着されているので、帯状基材7の熱収縮率は、フリーな状態に比して若干低下するが、熱収縮性の帯状基材7は肉厚増加を生じる。帯状基材7の肉厚増加により、前記帯状基材7に対応する筒状体(熱収縮性フィルム2)の外面の突条の突出高さがより大きくなり、視覚又は触覚を通じてより判別し易い縦突条を有するラベル付き容器10を構成できる。
本発明のラベル付き容器は、縦長突部を有さない既存の容器に熱収縮性筒状ラベル1を装着することによって、JIS規格に適合するようになる。
また、上記縦方向に延びるシール部23は、フィルムが2重に重なった部分なので、シール部23も指で触ると、縦突条と判別することもできる。このため、例えば、上述の帯状基材7とシール部23が対向して配置されている熱収縮性筒状ラベル1を用いれば、縦長突部の形成されていない容器9の両方の側面91,92に、縦長突部と同様の縦突条が形成されたラベル付き容器10が得られる。
第2実施形態は、第1側端部に厚肉フィルム部が形成されている熱収縮性筒状ラベルが容器に熱収縮装着されたラベル付き容器に関する。
本実施形態においては、前記第1側端部21に、熱収縮性フィルム2の厚みの2倍以上の厚みを有する厚肉フィルム部3が形成されている。この厚肉フィルム部3は、熱収縮性フィルム2の側部を折り返すことによって形成された被折返しフィルム部31と、このフィルム部31が重なる部分である被折返しフィルム部32と、を少なくとも有する。して、前記折返しフィルム部31と被折返しフィルム部32とは、直接的に、又は、第2側端部を介して一体化されている。また、前記厚肉フィルム部3は、前記シール部23又はシール部23の近傍において、前記シール部23に沿って配置されている。
なお、筒状体の内面に帯状基材7が設けられていることは、上記第1実施形態と同様である。
詳しくは、内面に帯状基材7が設けられた熱収縮性フィルム2は、図16に示すように、その一方の側部が縦方向に延びる折り目Aにて熱収縮性フィルム2の第1面側に折り返されている。この熱収縮性フィルム2を折り返した部分である折返しフィルム部31は、熱収縮性フィルム2の縦方向に帯状に延び、熱収縮性フィルム2の第1面に重ねられている。前記折返しフィルム部31は、それが重なる被折返しフィルム部32(被折返しフィルム部32は、折り返した折返しフィルム部31が重なる熱収縮性フィルム2の一部分(折り返しの相手領域)である)の第1面に重ねられているが、その被折返しフィルム部32には接着されていない。つまり、折返しフィルム部31は、被折返しフィルム部32に非接着で重ねられている。かかる折返しフィルム部31と被折返しフィルム部32とから、厚肉フィルム部3が構成されている。換言すると、厚肉フィルム部3は、熱収縮性フィルム2の一部分が2重に重なった部分(以下、2重フィルム部という場合がある)から構成されている。フィルム部が2重になった厚肉フィルム部3の厚みは、熱収縮性フィルム2の厚みの2倍以上である。
また、熱収縮性フィルム2を折り返しているので、折返しフィルム部31に相当する熱収縮性フィルム2の第2面とその折返しフィルム部31に隣接する1重フィルム部211に相当する熱収縮性フィルム2の第1面とは、同じ側の面となる。
前記折返しフィルム部31の幅は、特に限定されないが、余りに大きい又は小さいと、後述する縦長突部と同様な縦突条の幅が大きくなり過ぎる又は小さくなり過ぎる。このような観点から、折返しフィルム部31の幅は、3mm〜15mmが好ましく、さらに、3mm〜10mmがより好ましく、4mm〜8mmがさらに好ましい。なお、厚肉フィルム部3の幅は、折返しフィルム部31の幅に等しい。前記折返しフィルム部31及び厚肉フィルム部3の幅は、折返しフィルム部31及び厚肉フィルム部3の横方向の長さである。なお、折返しフィルム部31及び厚肉フィルム部3の長さは、熱収縮性フィルム2の縦方向の長さに等しい。
前記第1側端部21の幅は、第1側縁2aからの横方向の長さをいい、第2側端部22の幅は、第2側縁2bからの横方向の長さをいう。
詳しくは、図12、図14及び図15に示すように、第1側端部21と第2側端部22を重ね合わせた部分のうち、第1側端部21の一部と第2側端部22の一部を接着することにより、シール部23が形成されている。このシール部23は、筒状体の上縁1aから下縁1bにまで縦方向に延設されている。
厚肉フィルム部3については、そのうち折返しフィルム部31の先端縁31aから所要幅の部分(折返しフィルム部31の先端部)が第2側端部22に接着され、且つ、厚肉フィルム部3のうち第1側縁2a(折り目A)から所要幅の部分は、第2側端部22に接着されておらず余り片Bとされている。換言すると、厚肉フィルム部3の一部を除いて、第1側端部21は第2側端部22に接着されている。
前記厚肉フィルム部3のうち第2側端部22に接着されない部分(余り片B)は、シール部23に沿って縦方向に延在されている。
前記厚肉フィルム部3の一部である余り片Bの幅は、特に限定されず、例えば、2mm〜10mmであり、好ましくは2mm〜5mmである。なお、余り片Bの幅は、筒状体の周方向における余り片Bの長さをいう。
なお、図15では、厚肉フィルム部3の内部の閉鎖空間が大きく開口し、厚肉フィルム部3が扁平管状でないように見えるが、これは、厚肉フィルム部3を構成する折返しフィルム部31が被折返しフィルム部32に対して非接着であることを判り易く表すことを意図したためであり、実際には、折返しフィルム部31と被折返しフィルム部32が密着した扁平管状となっていることに留意されたい。
前記第1側端部21と第2側端部22の接着方法は、特に限定されず、熱収縮性フィルム2が溶剤接着可能な材質からなる場合には溶剤を用いた接着、接着剤を用いた接着、超音波接着などが挙げられる。図示例では、第1側端部21の一部と第2側端部22の一部は、溶剤を用いて接着されている。
シール部23の幅は、特に限定されず、例えば、2mm〜12mmであり、好ましくは3mm〜10mmである。
図17に示すように、ロールから原反4を引き出し、その原反4の内面に、長尺状の帯状基材7のロールから帯状基材7を引き出し、それを原反4の内面に長手方向に貼り付ける。
次に、原反4の長手方向に延びる一方の側部を、折り目Aにて内側に折り返して折返しフィルム部31を形成する。次に、この折り返した原反4の第2側端部22の外面及び/又は折返しフィルム部31を含む第1側端部21の内面の所要箇所に、溶剤を塗布する(溶剤の塗布工程は図示せず)。そして、原反4の第2側端部22の外面と折返しフィルム部31を含む第1側端部21の内面とを重ねて接着することにより、筒状長尺体41が得られる。この筒状長尺体41を所定長さに切断することによって、図12乃至図15に示すような第2実施形態の熱収縮性筒状ラベル1が得られる。
外嵌後、熱収縮性筒状ラベル1を所要温度に加熱することによって、熱収縮性筒状ラベル1(熱収縮性フィルム2)が、周方向に収縮し、第1側面91に対応して厚肉フィルム部3が配置され且つ第2側面92に対応して帯状基材7が配置された状態で熱収縮性筒状ラベル1が容器9の胴部に密着されたラベル付き容器10が得られる(図19及び図20参照)。
前記ラベル付き容器10は、熱収縮性筒状ラベル1が周方向に熱収縮しているので、シール部23及びその周辺領域の内面が胴部の第1側面91の外面に密着し、且つ、帯状基材7及びその周辺領域の内面が胴部の第2側面92の外面に密着している。
熱収縮性筒状ラベル1の外面には、上記第1実施形態と同様に、前記帯状基材7に起因して縦方向に延びる突条(縦突条)が形成される。
上述のように、厚肉フィルム部3を有し且つ帯状基材7とシール部23(厚肉フィルム部3)が対向して配置されている熱収縮性筒状ラベル1を用いれば、縦長突部の形成されていない容器9の両方の側面91,92に、縦長突部と同様の縦突条が形成されたラベル付き容器10が得られる。
すなわち、前記加熱した際、熱収縮性フィルム2の一部分からなり且つ管状に形成された厚肉フィルム部3も熱収縮するので、図20に示すように、扁平管状に畳まれていた厚肉フィルム部3が、外側に膨らんだ状態で突出する(換言すると、管状の閉鎖空間の断面形状が楕円形に変化すると共に、厚肉フィルム部3の肉厚自体も増加する)。
なお、加熱後に厚肉フィルム部3の肉厚が大きくなること及び厚肉フィルム部3が径外方向へ膨らむ立体形状変化を生じることから、加熱後の厚肉フィルム部3の幅は、扁平管状の加熱前の厚肉フィルム部3の幅よりも小さくなる。熱収縮性フィルム2の横方向における熱収縮率にも影響を受けるが、上記熱収縮率の熱収縮性フィルム2の場合には、加熱後の厚肉フィルム部3の幅は、扁平管状の加熱前の厚肉フィルム部3の幅の0.3倍〜0.6倍程度に変化し、加熱後の厚肉フィルム部3の突出高さは、扁平管状の加熱前の厚肉フィルム部3の高さ(加熱前の厚肉フィルム部3の高さは、厚肉フィルム部3の厚みに等しい)の1.5倍〜3倍程度に変化する。
第3実施形態は、第2実施形態で示した厚肉フィルム部に目印表示が施されている熱収縮性筒状ラベル1に関する。
具体的には、図21に示すように、厚肉フィルム部3に、目印層8が設けられている。この目印層8は、熱収縮性フィルム2に施されたデザインの印刷層とは異なる外観を呈する層である。目印層8としては、パール顔料などのキラキラと輝く成分を含むインキからなる印刷層、蛍光色を呈するインキからなる印刷層、ホログラム調の外観を呈するホログラム層などが挙げられる。
この目印層8は、厚肉フィルム部3の全幅に亘って視認できるように設けられていることが好ましい。例えば、少なくとも折返しフィルム部31(折返しフィルム部31の先端縁31aから折り目Aまで)に目印層8を設けることによって、目印層8が折返しフィルム部31の全幅に亘って視認できるようになる。図示例では、目印層8は、折返しフィルム部31と被折返しフィルム部32の一部とに跨がって設けられている。
目印層8は、外面に設けられていてもよいが、傷付き防止のため、図示例のように内面に設けられていることが好ましい。
本実施形態のように厚肉フィルム部3に目印層8が設けられていることにより、厚肉フィルム部3が目立つようになり、使用者は、縦長突部と同様の縦突条である厚肉フィルム部3の存在を、視覚によって容易に判別できるようになる。
第4実施形態は、第2実施形態の厚肉フィルム部の様々な変形例である。
上記第2実施形態では、厚肉フィルム部3は2重フィルム部から構成されているが、これに限定されず、フィルムが3重以上に重なった部分から構成されていてもよい。例えば、図22に示すように、熱収縮性フィルム2の側部を渦を描くように内側に2回折り返すことにより、厚肉フィルム部3が、2つの折返しフィルム部311,312と被折返しフィルム部32とからなる3重フィルム部から構成されていてもよい。
この場合、第1折返しフィルム部311と被折返しフィルム部32の間に入れ込んだ第2折返しフィルム部312を、第1折返しフィルム部311及び被折返しフィルム部32の双方、又は、第1折返しフィルム部311若しくは被折返しフィルム部32の一方に対して非接着とし(接着しない)、第1折返しフィルム部311の少なくとも一部を第2側端部22に接着することにより、第2側端部22を介して折返しフィルム部31と被折返しフィルム部32を一体化し且つそれを管状に形成できる(管状の厚肉フィルム部3を構成できる)。
図示例では、厚肉フィルム部3のうち第1折返しフィルム部311の先端部のみが第2側端部22に接着されている。
なお、第1折返しフィルム部311を第2側端部22に接着することに代えて、第2折返しフィルム部312の端部を被折返しフィルム部32に接着した場合でも、管状の厚肉フィルム部3を構成できる。
この場合、第1折返しフィルム部313と被折返しフィルム部32の間に入れ込んだ第2折返しフィルム部314を、第1折返しフィルム部313及び被折返しフィルム部32の双方、又は、第1折返しフィルム部313若しくは被折返しフィルム部32の一方に対して非接着とし(接着しない)、第1折返しフィルム部313の少なくとも一部を第2側端部22に接着することにより、第2側端部22を介して折返しフィルム部31と被折返しフィルム部32を一体化し且つそれを管状に形成できる(管状の厚肉フィルム部3を構成できる)。この場合、第1側端部21と第2側端部22の重ね合わせ部分において、筒状体の周方向に離れた2つのシール部23が形成される。
なお、図22及び図23において、厚肉フィルム部3を4重フィルム部以上で構成する場合については、図22及び図23と同様にして形成できるので、特に図示しない。
このような厚肉フィルム部3も、加熱によってその幅方向(熱収縮性筒状ラベル1の周方向)に熱収縮し得るので、加熱後の厚肉フィルム部3の肉厚は、加熱前よりも大きくなる。もっとも、2重以上のフィルム部が互いに接着されている場合には、若干熱収縮率が低下すること、及び、上記実施形態のように、管状に形成された厚肉フィルム部3は、加熱すると、径外方向に膨らむ立体形状変化を生じるので、厚肉フィルム部3は、管状とされていることが好ましい。
このように厚肉フィルム部3の全体が第2側端部22に接着されていない場合にも、加熱によって管状の厚肉フィルム部3が、収縮すると共に外側へ膨らむように変形するようになる。もっとも、上記第1実施形態のように、折返しフィルム部31の先端縁31aから所要幅の部分が第2側端部22に接着され且つ厚肉フィルム部3が管状に形成されている場合、径外方向に膨らんだ厚肉フィルム部3がシール部23から離れ過ぎないため、ラベル付き容器10の使用時に、使用者の指が厚肉フィルム部3に引っ掛かるなどの不都合を生じ難くなるので好ましい。
この場合、折返しフィルム部31と被折返しフィルム部32は、図24のように全面接着されていてもよく、或いは、部分的に接着されていてもよく、或いは、全面非接着であってもよい。折返しフィルム部31と被折返しフィルム部32が部分的に接着又は全面非接着である場合には、管状の厚肉フィルム部3が構成される。
また、上記実施形態では、第1側端部21が第2側端部22の外面に重ねられているが(つまり、シール部23において、第1側端部21が筒状体の外側に配置されているが)、これに限定されず、例えば、図29に示すように、厚肉フィルム部3が設けられた第1側端部21の外面に第2側端部22を重ね合わせ、その重ね合わせ部分の少なくとも一部を接着することにより、シール部23が形成されていてもよい。
なお、上記実施形態では、第1側端部21と第2側端部22の重ね合わせ部分の一部が接着されているが、重ね合わせ部分の全部が接着されていてもよい。
上記各実施形態における熱収縮性筒状ラベル1は、帯状基材7が筒状体の上縁1aから下縁1bにまで設けられているが、これに限定されず、例えば、図30に示すように、帯状基材7が筒状体の縦方向中途部において縦方向に設けられていてもよい。帯状基材7は、筒状体の縦方向長さにもよるが、筒状体の縦方向に5cm以上の長さで設けられていることが好ましく、従って、図24に示す帯状基材7の上縁7aと筒状体の上縁1aまでの長さ及び帯状基材7の下縁7bと筒状体の下縁1bまでの長さも、これを考慮して適宜設定できる。
なお、長尺状の帯状基材を長尺状の熱収縮性フィルム(原反)に貼り付けて筒状長尺体(熱収縮性筒状ラベル)を形成する場合には、それを容易に製造できることから、帯状基材7は筒状体の上縁1aから下縁1bにまで設けられていることが好ましい。
第6実施形態は、横突条が所定間隔を開けて多段状に形成された熱収縮性筒状ラベルに関する。
上述のように、上記各実施形態の熱収縮性筒状ラベル1は、縦方向に延びる帯状基材7(必要に応じて厚肉フィルム部3)を設けることによって、JIS規格に適合する縦長突部と同様な縦突条を有するラベル付き容器を構成できる。
例えば、一方面(又は両面)に凹凸が形成された帯状基材7を用いることにより、シャンプー用容器のJIS規格である複数の横長突部と同様な横突条を有するラベル付き容器を構成できる。
図31及び図32に示すように、本実施形態に用いられる帯状基材7は、その一方面に短手方向に延びる長状凸部61と短手方向に延びる長状凹部62が長手方向に交互に形成されている。上述のように、帯状基材7の短手方向は、帯状基材7が筒状体に設けられたときには、筒状体の周方向に相当し、帯状基材7の長手方向は、筒状体の縦方向に相当する。図31において、太線は長状凹部62を表し、その太線の間の白抜き部分が長状凸部61である。なお、特に図示しないが、帯状基材7の両面に前記長状凹部及び長状凸部が形成されていてもよい。
長状凹部62の縦長L62は、特に限定されず、例えば、3mm〜10mmであり、好ましくは、4mm〜6mmである。長状凸部61の縦長L61は、特に限定されず、例えば、1mm〜8mmであり、好ましくは、1mm〜5mmである。
なお、図32に示すように、前記長状凹部62の深さD62は、長状凹部62の底部と長状凸部61の頂部との間の長さであり、前記長状凹部62の縦長L62は、隣接する長状凸部61の端部間の長さであり、前記長状凸部61の縦長L61は、1つの長状凸部61の両端部間の長さである。
前記長状凹部62及び長状凸部61を有する帯状基材7は、例えば、基材の一方面にエンボス加工又は切削加工を施す、基材の一方面に凸条の樹脂を付着させる、一方面がストライプ凹凸に成形された基材を用いる、などの方法によって得ることができる。
帯状基材7は、図33に示すように、その凹凸形成面を熱収縮性フィルム2の内面側に向けて貼付することが好ましい。このようにすると、帯状基材7の長状凹部62と熱収縮性フィルム2の内面との間に、筒状体の周方向に延びる空間69が生じるので、熱収縮性筒状ラベル1を熱収縮させたときに、筒状体の外面に比較的大きな凹み(換言すると比較的大きな凸)が生じるようになる。
帯状基材7の熱収縮性フィルム2に対する接着方法は、特に限定されず、上記実施形態で例示したようなものを用いることができるが、図示例では、帯状基材7の長状凸部61が接着剤層73を介して熱収縮性フィルム2の内面に接着されている。
前記熱収縮性筒状ラベル1の帯状基材7が容器の胴部側面に位置するように、熱収縮性筒状ラベル1をその容器の胴部に外嵌した後、加熱することにより、図34に示すようなラベル付き容器10が得られる。
帯状基材7には長状凹部62が形成されているので、図35に示すように、熱収縮性フィルム2が帯状基材7の長状凹部62の中(つまり、空間69)にまで大きく収縮し、熱収縮性フィルム2(筒状体)の外面には、図34及び図35に示すように、周方向に延びる凹み1cが形成される。つまり、帯状基材7の長状凹部62に対応して、熱収縮性ラベル1の外面に、その縦方向に間隔を開けて周方向に延びる凹み1cが多段状に形成され、縦方向において隣接する凹み1cの間には、それぞれ凸1dが形成される。この凹み1c及び凸1dが形成されることによって、熱収縮性筒状ラベル1の外面には、それぞれ隣接する凹み1cの間に、周方向に延びる横突条が縦方向に多段状に形成される。本実施形態のラベル付き容器10は、JIS規格の複数の横長突部と同様な横突条を有するので、シャンプー用容器として好適に使用できる。
また、上記第2実施形態などで示した厚肉フィルム部3に対してさらに凹凸加工を施すことにより、第6実施形態と同様に、シャンプー用容器のJIS規格である複数の横長突部と同様な横突条を有するラベル付き容器1を提供できる。
特に、第6実施形態で説明した、凹凸付きの帯状基材7が設けられた熱収縮性筒状ラベル1の前記帯状基材7に対向して厚肉フィルム部3を設け、その厚肉フィルム部3に本実施形態の凹凸加工を施すことにより、容器の両方の側面に、横長突部と同様な横突条を有するラベル付き容器を得ることができる。
厚肉フィルム部3の外面には、周方向に延びる横長凸部81と周方向に延びる横長凹部82が縦方向に交互に連続して形成されている。なお、図36において、太線は横長凹部82を表し、その太線の間の白抜き部分が横長凸部81である。
このような凹凸外面を有する厚肉フィルム部3は、代表的には、厚肉フィルム部3にエンボス加工を施すことによって形成できる。例えば、シール部23を超音波接着で形成する際にエンボス加工(例えば、ローレット加工など)を行うことにより、第1側端部21と第2側端部22の接着(シール部23の形成)と同時に、厚肉フィルム部3に横長凸部81と横長凹部82の形成(凹凸形成)を行うことができる。
この場合、上記第1実施形態の熱収縮性筒状ラベル1の製造方法で説明したように、折返しフィルム部31を形成した原反4の第2側端部22と第1側端部21を重ね合わせた後、その重ね合わせ部分にローレットエンボスロールを転動させながら重ね合わせ部分を超音波接着することにより、筒状長尺筒状体が得られ、それを切断することより、本実施形態の熱収縮性筒状ラベル1が得られる。
この熱収縮性筒状ラベル1のシール部23が容器の胴部側面に位置するように、熱収縮性筒状ラベル1をその容器の胴部に外嵌した後、加熱することにより、熱収縮性筒状ラベル1が容器の胴部に密着されたラベル付き容器10が得られる。
厚肉フィルム部3に形成された横長凸部81及び横長凹部82は、熱収縮性筒状ラベル1の周方向に延びているので、熱収縮性筒状ラベル1が周方向に熱収縮しても前記横長凸部81及び横長凹部82は消失することがない。このため、容器に熱収縮させた後の熱収縮性筒状ラベル1には、厚肉フィルム部3の凹凸に応じて、複数の横突条が縦方向に多段状に形成されている。本実施形態のラベル付き容器10は、JIS規格の複数の横長突部と同様な横突条を有するので、シャンプー用容器として好適に使用できる。
また、上記第1乃至第7実施形態で示した1つ又は2つ以上の構成を適宜組み合わせ、置換、又は変更することもできる。
2 熱収縮性フィルム
21 第1側端部
22 第2側端部
23 シール部
3 厚肉フィルム部
61 長状凸部
62 長状凹部
7 帯状基材
10 ラベル付き容器
Claims (7)
- 熱収縮性フィルムを筒状に形成した周方向に熱収縮可能な筒状体を有し、前記筒状体の内面に筒状体の縦方向に延びる帯状基材が設けられている熱収縮性筒状ラベルが、容器の胴部に熱収縮装着され、
前記帯状基材に対応する筒状体の外面に、突条が形成されている、ラベル付き容器。 - 前記筒状体が、前記熱収縮性フィルムの第1側端部と第2側端部を重ね合わせた部分の少なくとも一部を接着することにより形成された縦方向に延びるシール部を有し、
前記帯状基材が、前記シール部と対向する位置に設けられている、請求項1に記載のラベル付き容器。 - 前記帯状基材が、熱収縮性フィルムの内面に溶融押出によって積層した樹脂材料から構成されている、請求項1または2に記載のラベル付き容器。
- 前記帯状基材が、前記筒状体の周方向に熱収縮性を有する、請求項1または2に記載のラベル付き容器。
- 前記帯状基材が、前記筒状体の上縁から下縁にまで設けられている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のラベル付き容器。
- 前記帯状基材の一方面に、筒状体の周方向に延びる長状凸部が縦方向に間隔を開けて複数形成されており、
前記長状凸部に対応する筒状体の外面に凸が形成されることにより、前記帯状基材に対応する筒状体の外面に、横突条が縦方向に多段状に形成されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のラベル付き容器。 - 前記筒状体が、前記熱収縮性フィルムの第1側端部と第2側端部を重ね合わせた部分の少なくとも一部を接着することにより形成された縦方向に延びるシール部を有し、
前記第1側端部が、前記熱収縮性フィルムの厚みの2倍以上の厚肉フィルム部を有する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のラベル付き容器。
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