JPH09330030A - 立体模様シュリンクラベル - Google Patents

立体模様シュリンクラベル

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JPH09330030A
JPH09330030A JP15123996A JP15123996A JPH09330030A JP H09330030 A JPH09330030 A JP H09330030A JP 15123996 A JP15123996 A JP 15123996A JP 15123996 A JP15123996 A JP 15123996A JP H09330030 A JPH09330030 A JP H09330030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
patterns
film
label
pattern
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15123996A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Sakata
哲 坂田
Takuji Ohashi
拓治 大橋
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Tobi Co Ltd
Original Assignee
Tobi Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09330030A publication Critical patent/JPH09330030A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚障害者にとっても有用な、触覚情報によ
って容器内容物の識別を容易とする。 【解決手段】 熱収縮性フィルム(1)の片面に紫外線
硬化型インクを用いて任意の図柄(2)を印刷し、その
印刷面を外側にして容器(5)に被せ、加温収縮させ、
紫外線硬化型インクの図柄部を凸状の立体模様として得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は立体模様のシュリ
ンクラベルに関するものである。さらに詳しくは、この
発明は、化粧品や食品、その他各種の日常雑貨品等のパ
ッケージのラベルに有用な、立体模様のシュリンクラベ
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来より、化粧品や食品、日
常雑貨品等をパッケージするために、缶、瓶、ボトル容
器、アルミホイル等による各種のパッケージ手段が用い
られてきている。そして自社の商品や他社の類似品を消
費者が容易に区別できるように、このようなパッケージ
手段にはその形状、色調、表示等の点で多くの工夫がな
されてきている。
【0003】たとえば、パッケージに配色される色彩を
変化させることにより、視覚的に判別する方法や、さら
に、最近においては、色彩などの視覚的情報だけでな
く、目の不自由な人にも容易に区別できるように、また
健常者であっても、形状等の触覚情報からも識別できる
ようにするなどの工夫も採用されている。具体例を示す
と、たとえばシャンプーとリンスという類似品を、洗髪
中であっても容易に区別できるようにするために、容器
全体の形状を変えたり、容器の一部の形状のみを変形さ
せたり、容器の一部に立体的な模様を付加する方法が施
されている。
【0004】しかしながら、このような容器の形状変更
や立体模様の付与は利用者にとっての識別性の点では有
用であるものの、容器の成形方法として特異な形状とす
ることや立体模様を付与することは、その多品種の類似
商品を製造するとの観点からは、その製造に多大なコス
トがかかり、必ずしも最善の方法とは言い難かった。そ
こでこの発明は、上記の通りの課題を解決するためにな
されたものであり、コストをそれほどかけずに、視覚障
害者にとっても有用な、容器の形状や模様に係わる触覚
的情報としての識別を容易とする新しい技術手段を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、熱収縮性フィルムの片面に紫外
線硬化型インクを用いて任意の図柄を印刷したラベルで
あって、その印刷面を外側にして円筒状として容器に被
せ、加温収縮させて容器に密着させ、紫外線硬化型イン
クの図柄部を凸状の立体模様として得ることを特徴とす
る立体模様シュリンクラベルを提供する。
【0006】さらにこの発明は、前記の立体模様シュリ
ンクラベルにおいて、紫外線硬化型インクを用いて任意
の図柄を印刷する前に、またはその後に、汎用インクを
用いて任意の図柄を印刷した立体模様シュリンクラベル
をも提供する。さらにこの発明は、前記の立体模様シュ
リンクラベルの態様として、紫外線硬化型インクに含ま
れる紫外線硬化型樹脂の収縮度が、熱収縮性フィルムの
収縮度に対して、10%以上小さいことを特徴とする立
体模様シュリンクラベルや、容器に被せた熱収縮性フィ
ルムの円筒径の大きさが、容器の円筒部径に対して、2
〜4%大きい立体模様シュリンクラベル等をも提供す
る。
【0007】
【実施の形態】つまり、この発明においては、熱収縮性
フィルムに紫外線硬化型インクを所要の図柄で印刷塗布
することにより、紫外線硬化型インクが塗布された部分
が、塗布されない部分よりも収縮度が小さくなり、フィ
ルムを加温収縮させると、紫外線硬化型インクが塗布さ
れた部分では収縮速度が遅く、塗布されない部分では収
縮速度が速く、結果として、紫外線硬化型インクが塗布
された部分が、凸状の立体模様として浮かび上がってく
る。
【0008】熱収縮性フィルムとしては従来公知のもの
をはじめとして各種のものが使用でき、たとえばその収
縮度が30%程度までの、塩ビ樹脂系、ポリエステル
系、ポリプロピレン系、ポリスチレン系等の各種のフィ
ルムであってよく、その厚みを適宜に選択される。紫外
線硬化型インクも同様である。アクリル系、ウレタン
系、ポリオレフィン系等の各種のものであってよい。
【0009】ただ、紫外線硬化型インクに含まれるこれ
らの紫外線硬化型樹脂の収縮度が、熱収縮性フィルムの
収縮度に対して、およそ5%以上、より好ましくは10
%以上小さいものとする。なお、紫外線硬化型インク
は、任意の図柄を印刷する時に紫外線照射される。この
発明のシュリンクラベルでは、当然のことであるが、立
体模様を得るとともに、汎用のインクによる印刷で、文
字、図案、色彩等を施すことができる。
【0010】そして、この発明のシュリンクラベルにつ
いては、容器に被せた熱収縮性フィルムラベルの円筒径
の大きさが、容器の円筒部径に対して、少くとも1%以
上で8%未満、より好ましくは2〜4%程度の大きさに
なるようにする。熱収縮のための加温や、紫外線(U
V)の照射は、従来公知の手段として様々な態様で採用
することができる。
【0011】以下、実施例を示し、さらに詳しくこの発
明の実施の形態について説明する。
【0012】
【実施例】図1に例示したように、14cm×15cm
の塩化ビニル系樹脂フィルム(1)の片面にアクリル系
紫外線硬化型インクを用いて縦方向に並列の図柄(2)
を印刷したシュリンクラベル(3)を円筒形とした。図
柄(2)の印刷インクの収縮度は、フィルム(1)に対
して約15%小さいものとした。なお、フィルム(1)
には図柄(2)の反対面に汎用インクにより花柄(4)
をも印刷した。
【0013】この円筒形としたラベル(3)を、図柄
(2)の印刷面を外側にして、図2に例示したようにシ
ャンプー用のプラスチック容器(5)の円筒部に被せ、
加温してフィルム(1)を収縮させて容器(5)に密着
させた。なお、ラベル(3)の図1に示した円筒の径
(d)は、容器(5)の円筒部の径よりも3%大きなも
のとした。
【0014】これによって、この図柄(2)が凸状の立
体模様とし浮び上がり、容器(5)の両側部において、
手触りではっきりと識別できるものとなった。この図柄
(2)の色は透明インクを用いていることからフィルム
(1)の色と同じで、色彩としても意匠的に全く問題の
ないものであった。
【0015】
【発明の効果】以上詳しく述べたように、この発明のラ
ベルによって、熱収縮性フィルムに紫外線硬化型インク
を印刷塗布することにより、紫外線硬化型インクを印刷
した部分を、容器外周部において凸状の立体模様として
浮かび上がらせることが可能となり、コストをそれほど
かけずに、触覚的情報による識別を容易とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のラベルを例示した斜視図である。
【図2】ラベルを容器に密着させた状態を例示した斜視
図である。
【符号の説明】
1 熱収縮性フィルム 2 図柄 3 ラベル 4 花柄 5 容器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱収縮性フィルムの片面に紫外線硬化型
    インクを用いて任意の図柄を印刷したラベルであって、
    その印刷面を外側にして円筒状として容器に被せ、加温
    収縮させて容器に密着させ、紫外線硬化型インクの図柄
    部を凸状の立体模様として得ることを特徴とする立体模
    様シュリンクラベル。
  2. 【請求項2】 紫外線硬化型インクを用いて任意の図柄
    を印刷する前に、またはその後に、汎用インクを用いて
    任意の図柄を印刷した請求項1の立体模様シュリンクラ
    ベル。
  3. 【請求項3】 紫外線硬化型インクに含まれる紫外線硬
    化型樹脂の収縮度が、熱収縮性フィルムの収縮度に対し
    て、10%以上小さい、請求項1または2の立体模様シ
    ュリンクラベル。
  4. 【請求項4】 容器に被せた熱収縮性フィルムの円筒径
    の大きさが、容器の円筒部径に対して、2〜4%大きい
    請求項1〜3のいずれかの立体模様シュリンクラベル。
JP15123996A 1996-06-12 1996-06-12 立体模様シュリンクラベル Withdrawn JPH09330030A (ja)

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