JPH07329977A - 組み容器 - Google Patents

組み容器

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Publication number
JPH07329977A
JPH07329977A JP15290294A JP15290294A JPH07329977A JP H07329977 A JPH07329977 A JP H07329977A JP 15290294 A JP15290294 A JP 15290294A JP 15290294 A JP15290294 A JP 15290294A JP H07329977 A JPH07329977 A JP H07329977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
containers
label
synthetic resin
same shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15290294A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Tawara
登美雄 田原
Yukinobu Hirose
幸信 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
Asahi Insatsu Shiki KK
Original Assignee
Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
Asahi Insatsu Shiki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd, Asahi Insatsu Shiki KK filed Critical Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP15290294A priority Critical patent/JPH07329977A/ja
Publication of JPH07329977A publication Critical patent/JPH07329977A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一形状の容器を用いて複数種の製品に使用
しても、これらを視覚のみならず指触による判別もでき
るようにする。 【構成】 異なる内容物を各別に収納して多目的に使用
する同一形状の複数の容器を組みにしたものにおいて、
前記容器の少なくとも一個の胴部4に指触判別する標識
となる所定形状の透孔5を縦列に所定間隔をおいて設け
た合成樹脂フイルム3aからなるラベル3を巻着した構
成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧料、シャンプー、
リンス、工業用品などが収納されて判別用のラベルを巻
いた組み容器に関し、詳しくは、同一形状の複数容器に
異なる内容物を収納し一組として使用したときに、利用
者が視覚のみに頼らず、指触でも内容物の判別ができる
ようにした容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一つの商品群にデザイン的統一を保つこ
とにより、その商品群の統一した特徴を表現して商品価
値を高めたり、また、容器の製造コストや流通コストを
安価に押さえるために、内容物の異なる商品でもそれら
の容器の形状を統一化して使用することが行われてい
る。しかし、容器の形状の統一化は上述のような利点の
ある反面、目の不自由な人のみならず、利用者の使用環
境や使用条件によっては目的とは異なった商品を誤って
使用してしまうという不具合が生じるおそれれがあり、
視覚による判別以外に触覚による判別ができることも求
められている。
【0003】このような問題に対応させるため実開平5
−5017号に開示されているような発明が提案されて
いる。この発明は、図4に示す如く、実質的に同一形状
のシャンプー容器51とリンス容器52からなる毛髪化
粧料ペア容器からなり、例えば、入浴時における環境な
どでは視覚による判別手段では両者を正しく判別し難い
状況が生じ、使用順序を間違えて使用するおそれがある
のを防止するため、いずれか一方の容器の胴部53の表
面に多数の突部54を配設して触覚判別部55を設けて
おき、使用者が触覚判別部55の設けられている容器が
いずれか一方の内容物を収納した容器であることを予め
認識しておれば、両者の区別を視覚により確認せずと
も、触覚のみで容易に判別できる、というものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、前記従来
の触覚判別のできる実質的に同一形状の組み容器にあっ
ては、二つの実質的に同一形状の容器を触覚判別するこ
とはできるが、二つの成型用金型を用意する必要があっ
て不経済であり、これが三つ以上の実質的に同一形状の
容器の判別をする必要がある場合には、さらに別の触覚
判別部を設けた金型が必要となりコストアップの原因に
もなる。また、容器の胴部に触覚判別用の突部を設ける
従来の容器では、合成樹脂製容器やガラス製容器では突
部の形成は容易であって実施しやすいが、アルミニウム
缶や鋼缶など突部の形成が比較的困難な金属製の容器に
は実施がしにくいという欠点がある。
【0005】本発明は、以上のような不具合な点を鑑み
てなされたもので、成形用金型を複数種用意することな
く合成樹脂製容器やガラス製容器に実施することはもと
より、アルミニウムや鋼やを使用した同一形状の容器に
も適用可能な判別手段を具えた組み容器を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、異なる内容物
を各別に収納して多目的に使用する同一形状の複数の容
器を組みにしたものにおいて、前記容器の少なくとも一
個の胴部に指触判別する標識となる所定形状の透孔を縦
列に所定間隔をおいて設けた合成樹脂フイルムからなる
ラベルを巻着した構成とした。尚、ラベルは熱収縮性の
合成樹脂フイルムとすることが好ましい。
【0007】
【作用】本発明の組み容器によれば、合成樹脂フイルム
に指触判別用の標識となる透孔を所定間隔をおいて設け
たラベルを少なくとも一個の容器の胴部に巻着して触感
用の窪みを形成するようにしたので、透孔の形状、大き
さや配列を変えた合成樹脂フイルムを用いることによ
り、容器成形用の金型を複数種用意することなく、使用
者がラベルに形成された標識である所定の形状の透孔を
指触することにより、同一形状の容器であっても複数の
異なる内容物を正確に判別することがができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面を参照して説明する。図1は、本発明の組み容器であ
る(A)、(B)、(C)各容器の側面図、図2は、本
発明を説明する分解斜視図、図3は、本組み容器の要部
拡大縦断面図である。
【0009】符合1は横断面が楕円形の容器本体であ
り、図1に示す(A)、(B)、(C)の各容器本体は
同一形状を成しており、それぞれの容器は同一材質で成
形されているが、収納されている内容物は、例えば、
(A)はシャンプー、(B)はリンス、(C)はカラー
リンスと、それぞれ異なったものが充填されている。
尚、符合2は注出キャップであり、それぞれ同一形状の
ものを使用している。本実施例では、容器本体1、注出
キャップ2も共に合成樹脂で成形されている。
【0010】符合3は、前記容器本体1の胴部4に巻着
された熱収縮性の合成樹脂フイルム3aを用いて形成さ
れたラベルであり、その表面には、商品名や製造元、注
意事項など、文字、図柄がデザインされているとともに
指触用の透孔5の説明も記載されている。また、このラ
ベルの裏面の一カ所には、容器の定位置に接着させるた
めの感熱性接着剤が塗布されている。そして、このラベ
ル3には、充填されている内容物が指触で判別できる標
識となる所望の形状に形成した透孔5が縦方向に所定間
隔をおいてほぼ全高に亘り設けられ、且つこの透孔5は
容器本体1の長径側の両側8,8に位置して巻着される
ように設定されている。本実施例では、例えば、シャン
プーが四角形5a、リンスが丸形5b、カラーリンスが
三角形5cの形状をした標識の透孔5を縦方向に並べて
設け、この形を識別することで指触判定するようにして
ある。
【0011】次に、容器本体1の定位置にラベル3を巻
着するには、図2に示すように、熱収縮性の合成樹脂フ
イルム3aを用いて容器本体1より径大な円筒体6に形
成されているラベル3を、その筒体6の下部開口部7と
容器本体1の胴部4との外周とで位置合わせを行い、ラ
ベル3を被せて仮纏着させる。次に、加熱機(図示せ
ず)で加熱すると、フイルム3aは熱収縮すると同時
に、フイルム3aの裏面の一カ所に塗布されていた感熱
性接着剤でフイルム3aの一カ所は胴部4の定位置に接
着するので、おのずとラベル3の全体的な接着位置が決
まる。そして、図3に示すように、ラベル3は充分に収
縮して容器の胴部4に強固に巻着し触感用の窪み3cを
構成して完成する。
【0012】上述した実施例では、容器本体1は横断面
が楕円形であるが、本発明の容器は、円形、長円形、多
角形など熱収縮性フイルムの使用できる形状であれば楕
円形に限定されるものでなく、また、容器の材質も合成
樹脂に限らず、ガラス、アルミニウム、鋼など、指触の
際に誤認を生じさせない程度の適度な表面平滑性のある
材質の容器であれば他の材質からなる容器でも実施がで
きる。
【0013】尚、上述した実施例では熱収縮性フイルム
3aを使用したラベル3を用いているが、ラベル3はこ
れに限らず、帯状のロールフイルムに指触判別の標識と
なる透孔を設けたラベル3をラベル巻機を用いて巻着し
てもよいことはいうまでもない。
【0014】以上詳述した本発明の容器にあっては、同
一形状の容器であっても、例えば、四角形5aがシャン
プー、丸形5bがリンス、三角形5cがカラーリンスと
して透孔5の指触標識を予め認識しておれば、目の不自
由な人や眼鏡使用者のみならず、普通の視力の人であっ
ても、誤って目的と異なる内容物が充填された容器を掴
んでも指触で直ちに誤りに気付き誤用を避けることがで
きる。
【0015】また、本発明の容器にあっては、化粧料容
器やトイレタリー容器に限らず、規格容器である同一形
状の容器に充填された複数の金属探傷剤や洗浄剤のよう
に、作業環境の暗い場合もある工業現場などで使い分け
ねばならないような工業用品であっても、本発明の容器
を使用することにより内容物の誤用を防止することがで
きる。
【0016】
【発明の効果】本発明の組み容器は、合成樹脂製容器や
ガラス瓶はもとより、アルミニューム缶や鋼缶を使用し
た同一形状の複数の容器を使用して複数の内容物を充填
した製品を指触判別することができるうえ、複数種の容
器の成形用金型を用意する必要がないので経済的であ
る。そして、指触判別の標識をラベルの透孔により形成
したので製造が簡単であり、安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組み容器である(A)、(B)、
(C)各容器の側面図
【図2】本発明を説明する分解斜視図
【図3】本組み容器の要部拡大縦断面図
【図4】従来例を示す背面図
【符号の説明】
3 ラベル.3a 合成樹脂フイルム.4 胴部.5
透孔.

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる内容物を各別に収納して多目的に
    使用する同一形状の複数の容器を組みにしたものにおい
    て、前記容器の少なくとも一個の胴部に指触判別する標
    識となる所定形状の透孔を縦列に所定間隔をおいて設け
    た合成樹脂フイルムからなるラベルを巻着したことを特
    徴とする組み容器。
  2. 【請求項2】 ラベルが熱収縮性の合成樹脂フイルムか
    らなることを特徴とする請求項1記載の組み容器。
JP15290294A 1994-06-10 1994-06-10 組み容器 Pending JPH07329977A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15290294A JPH07329977A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 組み容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP15290294A JPH07329977A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 組み容器

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JPH07329977A true JPH07329977A (ja) 1995-12-19

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ID=15550637

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JP15290294A Pending JPH07329977A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 組み容器

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JP (1) JPH07329977A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001328687A (ja) * 2000-05-24 2001-11-27 Sato Corp 容器用ラベル及び押出容器
JP2001348042A (ja) * 2000-06-05 2001-12-18 Masayuki Yoshioka 包装用袋
JP2010127132A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Toyoda Gosei Co Ltd タンク用樹脂成形品

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040615

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02