JP2016170835A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】書き込み時間及び読み出し時間を短縮可能な不揮発性半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】第1のメモリセルの上方に順に配置された第2,第3,第4のメモリセルと、これらにそれぞれ接続された第1,第2,第3,第4ワード線WLと、ドライバとを備える。書き込み動作時に、第1,第2ワード線の電圧が第1電圧に達したら、第1ワード線に第1電圧より高い第2電圧を供給し、第2ワード線に第1電圧より高く前記第2電圧より低い第3電圧を供給し、第3、第4ワード線の電圧が第4電圧に達したら、第3ワード線に第2電圧を供給し、第4ワード線に第3電圧を供給する。
【選択図】図5

Description

実施形態は、不揮発性半導体記憶装置に関する。
メモリセルが三次元に配列されたNAND型フラッシュメモリが知られている。
特開2009−266946号公報
書き込み時間及び読み出し時間を短縮可能な不揮発性半導体記憶装置を提供する。
実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、第1ワード線と電気的に接続された第1のメモリセルと、前記第1のメモリセル上方に配置され、第2ワード線と電気的に接続された第2のメモリセルと、前記第2のメモリセル上方に配置され、第3ワード線と電気的に接続された第3のメモリセルと、前記第3のメモリセル上方に配置され、第4ワード線と電気的に接続された第4のメモリセルと、前記第1,第2,第3,第4ワード線に第1,第2,第3電圧を供給するドライバとを具備する。書き込み動作時に、前記第1,第2ワード線の電圧が第1電圧に達したら、前記第1ワード線に前記第1電圧より高い第2電圧を供給し、前記第2ワード線に前記第1電圧より高く前記第2電圧より低い第3電圧を供給する。さらに、前記第3,第4ワード線の電圧が第4電圧に達したら、前記第3ワード線に前記第2電圧を供給し、前記第4ワード線に前記第3電圧を供給することを特徴とする。
第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の全体構成を示す図である。 前記不揮発性半導体記憶装置におけるドライバの回路図である。 前記不揮発性半導体記憶装置におけるメモリセルアレイの断面図である。 前記不揮発性半導体記憶装置におけるメモリセルの特性を示す概念図である。 前記不揮発性半導体記憶装置における書き込み動作を示すタイミングチャートである。 前記書き込み動作における第1例の上層ワード線の電圧波形を示すタイミングチャートである。 前記書き込み動作における第1例の下層ワード線の電圧波形を示すタイミングチャートである。 前記書き込み動作における第2例の上層ワード線の電圧波形を示すタイミングチャートである。 前記書き込み動作における第2例の下層ワード線の電圧波形を示すタイミングチャートである。 前記書き込み動作における第3例の上層ワード線の電圧波形を示すタイミングチャートである。 前記書き込み動作における第3例の下層ワード線の電圧波形を示すタイミングチャートである。 第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における読み出し動作を示すタイミングチャートである。 前記読み出し動作における上層ワード線の電圧波形を示すタイミングチャートである。 前記読み出し動作における下層ワード線の電圧波形を示すタイミングチャートである。 第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における書き込み動作を示すタイミングチャートである。 第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における読み出し動作を示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照して実施形態の不揮発性半導体記憶装置について説明する。ここでは、不揮発性半導体記憶装置としてNANDフラッシュメモリを例に挙げる。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する構成要素については、共通する参照符号を付す。
[第1の実施形態]
1.全体構成
図1を用いて、第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の全体構成について説明する。メモリシステムは、不揮発性半導体記憶装置1、不揮発性半導体記憶装置1を制御するメモリコントローラ2、及びホスト3を備える。
図1に示すように、第1の実施形態の不揮発性半導体記憶装置1は、メモリセルアレイ11、ロウデコーダ12−1、ドライバ12−2、センスアンプ13、カラムデコーダ14、制御回路15、入出力回路16、アドレス・コマンドレジスタ17、及び内部電圧発生回路18を備える。
1.1 メモリセルアレイ11
メモリセルアレイ11は、例えばプレーンP0及びプレーンP1(図1中、Plane0、Plane1と表記)を備える。これらプレーンP0、及びプレーンP1は複数のメモリストリングMSを備える。このメモリストリングMSには、ビット線BL、ワード線WL、及びソース線CELSRCが電気的に接続される。後述するが、メモリストリングMSは、直列接続された複数のメモリセルMCを備え、メモリセルMCの制御ゲートCGに、上述したワード線WLが接続される。
ここでは、プレーンP0、及びプレーンP1を備える場合について挙げるが、メモリセルアレイ11が有するプレーンPの数に限りはない。なお、プレーンP0、及びプレーンP1を区別しない場合には、単にプレーンPと述べる。
1.2 ロウデコーダ12−1・ドライバ12−2
まず、ロウデコーダ12−1(以下、ブロックデコーダ12−1と呼ぶことがある)について説明をする。
ロウデコーダ12−1は、アドレス・コマンドレジスタ17から入力されたプレーンアドレス及びブロックアドレス等をデコードし、このデコード結果に応じてプレーンP及びプレーンP内のブロックBLKを選択する。すなわち、ロウデコーダ12−1は、プレーンアドレス及びブロックアドレスにて指定されたブロックBLKを活性化する。次いで、ロウデコーダ12−1は、ドライバ12−2が生成した電圧を選択ブロックBLK内のワード線WLに供給する。
次に、図2を用いてドライバ12−2について説明する。
図2に示すように、ドライバ12−2は、電圧VPGM、電圧VCGRV、電圧VPASS、電圧VISO、及び電圧VREADを所定のワード線WLに転送するMOSトランジスタを含む。制御回路15が信号G_PGMの電圧レベルを“H”にすると、ドライバ12−2は、ロウデコーダ12−1を介して選択ワード線WLに電圧VPGMを供給する。同様に、制御回路15が信号G_CGRV、及び信号G_USELの電圧レベルをそれぞれ“H”にすると、ドライバ12−2は、ロウデコーダ12−1を介してワード線WLに電圧VCGRV、電圧VPASS、電圧VISO、及び電圧VREADをそれぞれ供給する。
1.3 制御回路15
制御回路15は、不揮発性半導体記憶装置1全体の動作を制御する。すなわち、アドレス・コマンドレジスタ17から供給された制御信号、コマンドCMD、及びアドレスADDに基づいて、データの読み出し動作及び書き込み動作における動作シーケンスを実行する。
制御回路15は、動作シーケンスを実行するために、不揮発性半導体記憶装置1内に含まれる各回路ブロックを制御する。例えば、制御回路15は、内部電圧発生回路18に対し、所定の電圧を生成するよう制御し、ロウデコーダ12−1、及びセンスアンプ13を介して、所定の電圧をワード線WLやビット線BLに出力するためのタイミングを制御する。
1.4 センスアンプ13
センスアンプ13はメモリセルMCからデータを読み出す、またデータをメモリセルMCへ書き込む機能を有する。例えば、不揮発性半導体記憶装置1がメモリコントローラ2から書き込み動作あるいは読み出し動作を指示するコマンドCMD、及びアドレスADDを受信すると、センスアンプ13は制御回路15からの指示に従ったタイミングで、選択されたページのメモリセルMCからデータを読み出す、あるいはメモリセルMCにデータを書き込む。
1.5 カラムデコーダ14
図1に戻って周辺回路について説明する。カラムデコーダ14は、アドレス・コマンドレジスタ17から出力されたカラムアドレス信号をデコードし、メモリセルアレイ11のカラム方向を選択する。
1.6 入出力回路16
入出力回路16は、コマンドCMD、アドレスADD、及びデータをメモリコントローラ2から受け取り、これらコマンド、及びアドレスをアドレス・コマンドレジスタ17に供給する。また、入出力回路16は、データをセンスアンプ13から受け取って、メモリコントローラ2へ出力する。さらに、メモリコントローラ2からデータを受け取ってセンスアンプ13にセットする。
1.7 アドレス・コマンドレジスタ17
アドレス・コマンドレジスタ17は、入出力回路16から供給されたコマンドCMD、及びアドレスADDを一旦保持し、次いでコマンドCMDを制御回路15へ、アドレスADDをロウデコーダ12−1及びカラムデコーダ14へ供給する。
1.8 内部電圧発生回路18
内部電圧発生回路18は、制御回路15の制御に基づいて、読み出し動作及び書き込み動作において所定の電圧を発生する。
書き込み動作では、内部電圧発生回路18は電圧VPGM、電圧VPASS、及び電圧VISOを発生する。ドライバ12−2は、選択ワード線WLに電圧VPGMを、そして非選択ワード線WLに電圧VPASS、及び電圧VISOのいずれか電圧を供給する。
なお、電圧VPGMは、後述するメモリセルMCが備える電荷蓄積層に電荷を注入し、このメモリセルMCの閾値を別レベルに遷移する程度の大きさの電圧である。また、電圧VPASSは、選択されたメモリストリングMSの中の非選択ワード線WLに印加され、データ書き込みが行われないように最適化された電圧である。さらに、電圧VISOは、メモリストリングMS内のチャネルをブーストさせるために、メモリストリングMS内に連続するチャネルを電気的に切り離す電圧である。
読み出し動作では、内部電圧発生回路18は電圧VCGRV及び電圧VREADを発生する。ドライバ12−2は、電圧VCGRVを選択ワード線WLに供給し、また電圧VRAEDを非選択ワード線WLに供給する。なお、電圧VREADは、保持データに拘わらずメモリセルMCをオンさせる電圧である。
2.プレーンPの断面構造
図3は、本実施形態におけるメモリセルアレイ11の一部領域の断面図である。
図3に示すように、メモリストリングMS0〜MS7の各々(以下、メモリストリングMSと記す)は、CPWELL上に下から順に形成された選択トランジスタST2、図示せぬダミーメモリセルMCDS0及びMCDS1、メモリセルMC0〜MC7、図示せぬダミーメモリセルMCDD0及びMCDD1、並びに選択トランジスタST1、CPWELLの法線方向に向かって形成された半導体層SC、及びソース線SLを備える。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、隣り合ったメモリストリングMS間で信号線SGD同士、及び信号線SGS同士が隣接する。更に、メモリストリングMS3とメモリストリングMS4との間に、法線方向に向かってソース線SLが形成される。このソース線SLは紙面奥に向かって、例えば壁状に形成されても良いし、半導体層SCと同様に支柱形状であってもよい。
こうした三次元積層型のメモリセルMCでは、半導体層SCの下層部分の直径が上層部分の直径に比べて小さくなる。これは、半導体層SCがテーパー状に形成されるからである。
例えば、図4に示すように、上層(例えば、メモリセルMC7)の半導体層SCの直径をR1、下層(例えば、メモリセルMC0)の半導体層SCの直径をR2とした場合、直径R2は直径R1より小さい(R2<R1)となる。
このため、ワード線WLの抵抗値Rは、上層から下層に向かって“高”から“低”へと遷移する。一方、ワード線WLの容量Cについては、上層から下層に向かって“小”から“大”へと遷移する。ここで、ワード線WLの時定数RCを求めると、時定数RCは上層から下層に向かって“大”から“小”へと遷移する傾向がある。以降、上層のワード線の時定数をRCt、下層のワード線の時定数をRCbとする。
例えば、下層とはメモリセルMC0〜MC3(またはワード線WL0〜WL3)のいずれか1つを指し、上層とはメモリセルMC4〜MC7(またはワード線WL4〜WL7)のいずれか1つを指すものとする。
3.書き込み動作
図5−図11を用いて、第1の実施形態の書き込み動作として第1例−第3例を説明する。
図5に示すように時刻t0において、ドライバ12−2は、選択メモリストリングMSのセレクトゲート線SGDに電圧VSGを供給する。電圧VSGは、選択トランジスタST1をオンさせる電圧であり、VSG>VSGDである。
時刻t1において、センスアンプ13は、プログラムベリファイにパスしていないビット線BLに対しては0Vを印加し、既にパスしたビット線BL及び非選択のビット線BLに対しては電圧VDDを印加する。選択トランジスタST1は、これらの電圧をドレインからソースへ転送する。また、ソース線ドライバ(図示しない)は、ソース線CELSRCに電圧VSRCを供給する。
続いて、時刻t2において、ドライバ12−2は、セレクトゲート線SGDの電位を0Vに低下させた後、電圧VSGDを供給する。これにより、既にベリファイにパスしたビット線BL及び非選択のビット線BL(つまり、VDDが印加されているビット線)に対応する選択トランジスタST1はカットオフされる。以上に続く動作として第1例−第3例を述べる。なお、図5には第1例の上層のメモリセルに対する書き込み動作を示す。
3.1 第1例
3.1.1 上層のメモリセル
図6に示すように時刻t3において、ドライバ12−2は、選択メモリストリングMSの上層の選択ワード線及び非選択ワード線に初期充電電圧VPASS1を供給する。電圧VPASS1は、非選択ワード線に電圧VPASSを印加する前に初期充電電圧として印加する電圧であり、電圧VPASSより低い電圧である。
続いて、時刻t4において、ドライバ12−2は、選択ワード線に電圧VPGMを供給し、非選択ワード線に電圧VPASSを供給する。すると、非選択ワード線の電圧は、選択ワード線の電圧VPGMとのカップリングによりオーバーシュートする。
上層のワード線の容量は下層のワード線の容量よりも小さいので、上層のワード線電圧がオーバーシュートにより変動する電圧は、後述する下層のワード線電圧がオーバーシュートにより変動する電圧に比べて小さい。一方、上層のワード線の時定数RCtは下層のワード線の時定数RCbよりも大きいので、上層のワード線電圧のオーバーシュートが安定化するまでの時間は下層のワード線電圧のオーバーシュートが安定化するまでの時間に比べて長い。
そこで、制御回路15は、初期充電電圧VPASS1を、後述する電圧VPASS2より低く設定することで、上層のワード線電圧のオーバーシュートが収束し、電圧VPASSが安定するまでの時間X1が、下層のワード線電圧VPASSが安定するまでの時間X1と同じになるようにする。
3.1.2 下層のメモリセル
図7に示すように時刻t3において、ドライバ12−2は、選択メモリストリングMSの下層の選択ワード線及び非選択ワード線に初期充電電圧VPASS2を供給する。電圧VPASS2は、非選択ワード線に電圧VPASSを印加する前に初期充電電圧として印加する電圧であり、電圧VPASS1より高く、電圧VPASSより低い電圧である(VPASS1<VPASS2<VPASS)。
続いて、時刻t4において、ドライバ12−2は、選択ワード線に電圧VPGMを供給し、非選択ワード線に電圧VPASSを供給する。非選択ワード線の電圧は、選択ワード線の電圧VPGMとのカップリングによりオーバーシュートする。
下層のワード線電圧がオーバーシュートにより変動する電圧は、上層のワード線電圧がオーバーシュートにより変動する電圧に比べて大きく、下層のワード線電圧のオーバーシュートが安定化するまでの時間は上層のワード線電圧のオーバーシュートが安定化するまでの時間に比べて短い。
そこで、制御回路15は、初期充電電圧VPASS2を電圧VPASS1より高く設定することで、下層のワード線電圧のオーバーシュートが収束し、電圧VPASSが安定するまでの時間が上層側の時間X1と同じになるようにする。
その後、選択ワード線が電圧VPGMに上昇され、非選択ワード線が電圧VPASSに上昇されることで、プログラム動作が実行される(時刻t5)。
他方で、既にベリファイにパスしたビット線BL及び非選択のビット線BLに対応するメモリストリングMSでは、選択トランジスタST1がカットオフ状態であるので、チャネルは電気的にフローティングとなる。その結果、チャネルの電位がワード線とのカップリングにより上昇し、プログラムが禁止される。以上が書き込み動作である。
3.2 第2例
3.2.1 上層のメモリセル
図8に示すように、上層の選択ワード線及び非選択ワード線への電圧VPGM及び初期充電電圧VPASS1の印加は前記第1例と同様である。制御回路15は、初期充電電圧を電圧VPASS1に設定することで、上層のワード線電圧のオーバーシュートが収束し、電圧VPASSが安定するまでの時間が時間X1となるようにする。
3.2.2 下層のメモリセル
図9に示すように時刻t3において、ドライバ12−2は、選択メモリストリングMSの下層の選択ワード線及び非選択ワード線に、上層と同じ電圧VPASS1を供給する(時刻t3)。制御回路15は、初期充電電圧VPASS1を上層側と同じに設定することで、下層のワード線電圧のオーバーシュートが収束し、電圧VPASSが安定するまでの時間が時間X2となるようにする。
続いて、時刻t4において、ドライバ12−2は、選択ワード線に電圧VPGMを供給し、非選択ワード線に電圧VPASSを供給する。すると、非選択ワード線の電圧は、選択ワード線の電圧VPGMとのカップリングによりオーバーシュートする。
前述したように、下層のワード線電圧がオーバーシュートにより変動する電圧は上層側に比べて大きく、一方、下層のワード線電圧のオーバーシュートが収束するまでの時間は上層側に比べて短い。このため、下層のワード線電圧のオーバーシュートが収束し、電圧VPASSが安定するまでの時間X2(時刻t4−t4a)は上層側より短い。
その後、選択ワード線が電圧VPGMに上昇され、非選択ワード線が電圧VPASSに上昇されることで、プログラム動作が実行される(時刻t4a)。
3.3 第3例
第3例は、前述した第1例と第2例とを組み合わせたものである。第1例では上層と下層で初期充電電圧を変更し、第2例では上層と下層で電圧VASSが安定するまでの時間を変更した。第3例では、図10及び図11に示すように、上層と下層でワード線に印加する初期充電電圧と電圧VPASSが安定するまでの時間を共に変更する。その他の構成及び動作は第1例及び第2例と同様である。このように、第1例と第2例とを組み合わせてもよい。
4. 読み出し動作
図12、図13、及び図14を用いて、読み出し動作について説明する。
図12に示すように、時刻t0においてドライバ12−2は、選択メモリストリングMSのセレクトゲート線SGD及びSGSに電圧VSGを転送する。
4.1 上層のメモリセル
続いて、時刻t1においてドライバ12−2は、図12及び図13に示すように、選択メモリストリングMSの上層の非選択ワード線WLに電圧VREAD(例えば、7V)を供給する。ドライバ12−2は、また選択ワード線WLに電圧VCGRVを供給する。すると、選択ワード線WLの電圧は、非選択ワード線の電圧VREADとのカップリングによりオーバーシュートする。なお、図12には上層のメモリセルに対する読み出し動作を示す。
上層のワード線電圧がオーバーシュートにより変動する電圧は、後述する下層側に比べて小さい。一方、上層のワード線電圧のオーバーシュートが安定化するまでの時間R1は下層側に比べて長い。
4.2 下層のメモリセル
一方、時刻t1においてドライバ12−2は、図14に示すように、選択メモリストリングMSの下層の非選択ワード線WLに電圧VREAD(例えば、7V)を供給し、また選択ワード線WLに電圧VCGRVを供給する。すると、選択ワード線WLの電圧は、非選択ワード線の電圧VREADとのカップリングによりオーバーシュートする。
下層のワード線電圧がオーバーシュートにより変動する電圧は、上層側に比べて大きい。一方、下層のワード線電圧のオーバーシュートが安定化するまでの時間R2は上層側の時間R1より短い。
次に、時刻t2において、センスアンプ13はビット線BLを電圧VBL(例えば、2V)にプリチャージする。この際、ソース線ドライバ(図示しない)は、セルソース線CELSRCに電圧VSRC(例えば、0〜0.3V)を印加する。そして、センスアンプ13は、例えばビット線BLに流れるセル電流をセンスし、上層及び下層のメモリセルのデータを読み出す。その後、時刻t4において、選択ワード線、非選択ワード線、及びビット線が0Vにディスチャージされる。
5. 本実施形態の効果
第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、書き込み時間及び読み出し時間を短縮することができる。
以下に、本効果について詳細に説明する。
本実施形態の書き込み動作では、メモリセルが三次元構造の上層または下層のいずれに配置されているかに応じて、上層の非選択ワード線に印加する初期充電電圧VPASS1と、下層の非選択ワード線に印加する初期充電電圧VPASS2を変更する。また、メモリセルが上層または下層のいずれかに応じて、非選択ワード線電圧VPASSに発生するオーバーシュートが収束し、電圧VPASSが安定するまでの時間を変更する。
第1例の書き込み動作では、上層と下層の非選択ワード線の電圧VPASSに電圧VPGMとのカップリングによるオーバーシュートが発生した場合でも、上層と下層の非選択ワード線の電圧VPASSが安定するまでの時間X1が一定になるように、初期充電電圧VPASS1、VPASS2を設定している。これにより、非選択ワード線を電圧VPASSに立ち上げるまでの時間を速めることができ、書き込み動作を高速化できる。
第2例の書き込み動作では、同様に、上層と下層の非選択ワード線の電圧VPASSにオーバーシュートが発生した場合でも、下層の非選択ワード線電圧VPASSが安定するまでの時間X2を上層側の時間X1より短くなるように、初期充電電圧をVPASS1に一定にしている。これにより、下層のメモリセルの書き込み開始時間を上層のメモリセルの書き込み開始時間より速くできる。この結果、下層のメモリセルへの書き込み動作を高速化できる。
第3例は、前述した第1例と第2例とを組み合わせたものであり、第1及び第2例と同様に書き込み動作を高速化できる。
また、本実施形態の読み出し動作では、メモリセルが下層または上層のいずれに位置するかに応じて、選択ワード線のオーバーシュートが収束し、電圧VCGRVが安定するまでの待ち時間を変更する。すなわち、下層の選択ワード線の電圧VCGRVが安定するまでの待ち時間R2を、上層側の待ち時間R1よりも短く設定する。これにより、下層のメモリセルの読み出しを高速化でき、読み出し時間を短縮することができる。
なおここでは、メモリセル(またはワード線)の位置が上層であるか下層であるかにより、初期充電電圧VPASS1,VPASS2、または電圧VPASS,VCGRVが安定するまでの待ち時間X1,X2,R1,R2の少なくともいずれかを変更した。しかし、これに限るわけではなく、メモリセルの積層方向を複数層毎あるいは層毎に分けて、それら複数層毎あるいは層毎に、初期充電電圧または待ち時間を変更するようにしてもよい。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、書き込み動作及び読み出し動作において、セルソース線電圧とワード線電圧を略同時に上昇させる。セルソース線電圧の上昇により、ワード線電圧はセルソース線電圧とのカップリングによって上昇し、ワード線の電圧を速く上昇させることができる。以下に、第2の実施形態の書き込み動作及び読み出し動作において、前述した第1の実施形態と異なる部分を説明する。その他の構成及び動作は第1の実施形態と同様である。
1. 書き込み動作
図15に示すように、時刻t11において、ドライバ12−2は選択ワード線WL及び非選択ワード線WLに電圧VPASSを供給する。この電圧VPASSの供給とほぼ同時に、時刻t11においてセルソース線CELSRCに電圧VSRCを供給する。すると、選択ワード線及び非選択ワード線の電圧は、セルソース線CELSRCの電圧VSRCとのカップリングによって上昇する。これにより、選択ワード線及び非選択ワード線の電圧VPASSへの立ち上がりが速くなり、電圧VPASSまで達する時間Y1(時刻t11−t12)が短縮される。
その後、ドライバ12−2は選択ワード線に電圧VPGMを供給し、選択ワード線を電圧VPASSから電圧VPGMまで昇圧する。また、非選択ワード線は電圧VPASSのまま維持される。以上により、選択ワード線に接続されたメモリセルMCに書き込みが実行される。
なお、上述した書き込み動作では、セルソース線CELSRCへの電圧VSRCの供給は、ワード線への電圧VPASSの供給開始と同時に行ったが、同時に限るわけではない。電圧VSRCの供給は、ワード線への電圧VPASSの供給開始からワード線が電圧VPASSに達するまでの間に行えばよい。これにより、ワード線の電圧VPASSへの立ち上げをアシストすることができる。
2. 読み出し動作
図16に示すように、時刻t21において、ドライバ12−2は非選択ワード線WLに電圧VREADを供給する。この電圧VREADの供給とほぼ同時に、時刻t21においてセルソース線CELSRCに電圧VSRCを供給する。すると、非選択ワード線の電圧は、セルソース線CELSRCの電圧VSRCとのカップリングによって上昇する。すなわち、非選択ワード線の電圧上昇が、セルソース線CELSRCの電圧VSRCの上昇によってアシストされる。これにより、非選択ワード線の電圧VREADへの立ち上がりが速くなり、電圧VREADまで達する時間Z2(時刻t21−t22)が短縮される。
また、ドライバ12−2は選択ワード線に電圧VCGRV(図示せず)を供給する。以上により、選択ワード線に接続されたメモリセルMCから読み出しが実行される。
なお、書き込み動作と同様に、上述した読み出し動作では、セルソース線CELSRCへの電圧VSRCの印加は、非選択ワード線への電圧VREADの供給開始とほぼ同時に行ったが、前述した書き込み動作と同様に、電圧VSRCの供給は、ワード線への電圧VREADの供給開始からワード線が電圧VREADに達するまでの間に行えばよい。これにより、非選択ワード線の電圧VREADへの立ち上げをアシストすることができる。
3.本実施形態の効果
第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、書き込み時間及び読み出し時間を短縮することができる。
前記効果の理解を容易にするために比較例を挙げて説明する。なお、比較例において同一の構成については同一の符号を用いる。
例えば、書き込み動作において、先にセルソース線CELSRCの電圧VSRCを上昇させ、その後、選択ワード線及び非選択ワード線を電圧VPASSに上昇させる場合がある(比較例1)。この比較例1では、ワード線電圧がセルソース線電圧VSRCとのカップリングで上昇するため、ワード線電圧が収束するのを待つ必要があった。
また、例えば、書き込み動作において、先に選択ワード線及び非選択ワード線を電圧VPASSに上昇させ、その後、セルソース線CELSRCの電圧VSRCを上昇させる場合がある(比較例2)。この比較例2では、非選択ワード線の電圧VPASSがセルソース線電圧VSRCとのカップリングで上昇するため、非選択ワード線電圧が電圧VPASSに収束するのを待つ必要があった。
これに対して、第2の実施形態の書き込み動作によれば、選択ワード線電圧及び非選択ワード線電圧の上昇とほぼ同時に、セルソース線CELSRCの電圧VSRCを上昇させる。セルソース線電圧VSRCの上昇は、選択ワード線及び非選択ワード線の電圧VPASSへの上昇をアシストするように働く。これにより、選択ワード線及び非選択ワード線が電圧VPASSに達するまでの時間を短縮でき、書き込み時間を短縮することができる。
また、例えば、読み出し動作において、先にセルソース線CELSRCの電圧VSRCを上昇させ、その後、非選択ワード線を電圧VREADに上昇させる場合がある(比較例3)。この比較例3では、非選択ワード線の電圧がセルソース線電圧VSRCとのカップリングで上昇するため、収束するのを待つ必要があった。
また、例えば、読み出し動作において、先に非選択ワード線を電圧VREADに上昇させ、その後、セルソース線CELSRCの電圧VSRCを上昇させる場合がある(比較例4)。この比較例4では、非選択ワード線の電圧VREADがセルソース線電圧VSRCとのカップリングで上昇するため、非選択ワード線電圧が電圧VREADに収束するのを待つ必要があった。
これに対して、第2の実施形態の読み出し動作によれば、非選択ワード線電圧の上昇とほぼ同時に、セルソース線CELSRCの電圧VSRCを上昇させる。セルソース線電圧VSRCの上昇は、非選択ワード線の電圧VREADへの上昇をアシストするように働く。これにより、非選択ワード線が電圧VREADに達するまでの時間を短縮でき、読み出し時間を短縮することができる。
なお、メモリセルアレイ11の構成については、例えば、“三次元積層不揮発性半導体メモリ”という2009年3月19日に出願された米国特許出願12/407,403号に記載されている。また、“三次元積層不揮発性半導体メモリ”という2009年3月18日に出願された米国特許出願12/406,524号、“不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法”という2010年3月25日に出願された米国特許出願12/679,991号、“半導体メモリ及びその製造方法”という2009年3月23日に出願された米国特許出願12/532,030号に記載されている。これらの特許出願は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。
なお、各実施形態において、
(1)読み出し動作では、
Aレベルの読み出し動作に選択されたワード線に印加される電圧は、例えば0V〜0.55Vの間である。これに限定されることなく、0.1V〜0.24V,0.21V〜0.31V,0.31V〜0.4V,0.4V〜0.5V,0.5V〜0.55Vいずれかの間にしてもよい。
Bレベルの読み出し動作に選択されたワード線に印加される電圧は、例えば1.5V〜2.3Vの間である。これに限定されることなく、1.65V〜1.8V,1.8V〜1.95V,1.95V〜2.1V,2.1V〜2.3Vいずれかの間にしてもよい。
Cレベルの読み出し動作に選択されたワード線に印加される電圧は、例えば3.0V〜4.0Vの間である。これに限定されることなく、3.0V〜3.2V,3.2V〜3.4V,3.4V〜3.5V,3.5V〜3.6V,3.6V〜4.0Vいずれかの間にしてもよい。
読み出し動作の時間(tR)としては、例えば25μs〜38μs,38μs〜70μs,70μs〜80μsの間にしてもよい。
(2)書き込み動作は、上述したとおりプログラム動作とベリファイ動作を含む。書き込み動作では、上述した15.0V〜23.0Vの他に下記電圧であってもよい。
具体的には、プログラム動作時に選択されたワード線に最初に印加される電圧は、例えば13.7V〜14.3Vの間である。これに限定されることなく、例えば13.7V〜14.0V,14.0V〜14.6Vいずれかの間としてもよい。
奇数番目のワード線を書き込む際の、選択されたワード線に最初に印加される電圧と、偶数番目のワード線を書き込む際の、選択されたワード線に最初に印加される電圧を変えてもよい。
プログラム動作をISPP方式(Incremental Step Pulse Program)としたとき、ステップアップの電圧として、例えば0.5V程度が挙げられる。
また、非選択のワード線に印加される電圧としては、上述した7.0V〜10.0Vの他に下記電圧であってもよい。
具体的には、非選択のワード線に印加される電圧として例えば6.0V〜7.3Vの間としてもよい。この場合に限定されることなく、例えば7.3V〜8.4Vの間としてもよく、6.0V以下としてもよい。
非選択のワード線が奇数番目のワード線であるか、偶数番目のワード線であるかで、印加するパス電圧を変えてもよい。
書き込み動作の時間(tProg)としては、例えば1700μs〜1800μs,1800μs〜1900μs,1900μs〜2000μsの間にしてもよい。
(3)消去動作では、
半導体基板上部に形成され、かつ、上記メモリセルが上方に配置されたウェルに最初に印加する電圧は、例えば12V〜13.6Vの間である。この場合に限定されることなく、例えば13.6V〜14.8V,14.8V〜19.0V,19.0V〜19.8V,19.8V〜21Vの間であってもよい。
消去動作の時間(tErase)としては、例えば3000μs〜4000μs,4000μs〜5000μs,4000μs〜9000μsの間にしてもよい。
(4)メモリセルの構造は、
半導体基板(シリコン基板)上に膜厚が4〜10nmのトンネル絶縁膜を介して配置された電荷蓄積層を有している。この電荷蓄積層は膜厚が2〜3nmのSiN、またはSiONなどの絶縁膜と膜厚が3〜8nmのポリシリコンとの積層構造にすることができる。また、ポリシリコンにはRuなどの金属が添加されていても良い。電荷蓄積層の上には絶縁膜を有している。この絶縁膜は、例えば、膜厚が3〜10nmの下層High−k膜と膜厚が3〜10nmの上層High−k膜に挟まれた膜厚が4〜10nmのシリコン酸化膜を有している。High−k膜はHfOなどが挙げられる。また、シリコン酸化膜の膜厚はHigh−k膜の膜厚よりも厚くすることができる。絶縁膜上には膜厚が3〜10nmの材料を介して膜厚が30nm〜70nmの制御電極が形成されている。この材料はTaOなどの金属酸化膜、TaNなどの金属窒化膜である。制御電極にはWなどを用いることができる。
また、メモリセル間にはエアギャップを形成することができる。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。
1…不揮発性半導体記憶装置、11…メモリセルアレイ、12−1…ロウデコーダ、12−2…ドライバ、13…センスアンプ、14…カラムデコーダ、15…制御回路、16…入出力回路、17…アドレス・コマンドレジスタ、18…内部電圧発生回路。

Claims (9)

  1. 第1ワード線と電気的に接続された第1のメモリセルと、
    前記第1のメモリセル上方に配置され、第2ワード線と電気的に接続された第2のメモリセルと、
    前記第2のメモリセル上方に配置され、第3ワード線と電気的に接続された第3のメモリセルと、
    前記第3のメモリセル上方に配置され、第4ワード線と電気的に接続された第4のメモリセルと、
    前記第1,第2,第3,第4ワード線に第1,第2,第3電圧を供給するドライバと、
    を具備し、
    書き込み動作時に、前記第1,第2ワード線の電圧が第1電圧に達したら、前記第1ワード線に前記第1電圧より高い第2電圧を供給し、前記第2ワード線に前記第1電圧より高く前記第2電圧より低い第3電圧を供給し、
    前記第3,第4ワード線の電圧が第4電圧に達したら、前記第3ワード線に前記第2電圧を供給し、前記第4ワード線に前記第3電圧を供給することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記第4電圧は前記第1電圧より低いことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記第1ワード線に前記第2電圧を供給することによって前記第2ワード線に生じる第1のオーバーシュートによる変動電圧は、前記第3ワード線に前記第2電圧を供給することによって前記第4ワード線に生じる第2のオーバーシュートによる変動電圧より大きいことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記第1のオーバーシュートが収束する時間は、前記第2のオーバーシュートが収束する時間と同一であることを特徴とする請求項3に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 第1ワード線と電気的に接続された第1のメモリセルと、
    前記第1のメモリセル上方に配置され、第2ワード線と電気的に接続された第2のメモリセルと、
    前記第2のメモリセル上方に配置され、第3ワード線と電気的に接続された第3のメモリセルと、
    前記第3のメモリセル上方に配置され、第4ワード線と電気的に接続された第4のメモリセルと、
    前記第1,第2,第3,第4ワード線に第1,第2,第3電圧を供給するドライバと、
    を具備し、
    書き込み動作時に、前記第1,第2ワード線が第1電圧に達したら、前記第1ワード線に前記第1電圧より高い第2電圧を供給し、前記第2ワード線に前記第1電圧より高く前記第2電圧より低い第3電圧を供給し、
    前記第3,第4ワード線が前記第1電圧に達したら、前記第3ワード線に前記第2電圧を供給し、前記第4ワード線に前記第3電圧を供給することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記第1ワード線に前記第2電圧を供給することによって前記第2ワード線に生じる第1のオーバーシュートによる変動電圧は、前記第3ワード線に前記第2電圧を供給することによって前記第4ワード線に生じる第2のオーバーシュートによる変動電圧より大きいことを特徴とする請求項5に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 前記第1のオーバーシュートが収束する時間は、前記第2のオーバーシュートが収束する時間より短いことを特徴とする請求項6に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 前記第3,第4ワード線の時定数は、前記第1,第2ワード線の時定数より大きいことを特徴とする請求項1または5に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 前記第1,第2ワード線の容量は、前記第3,第4ワード線の容量より大きいことを特徴とする請求項1または5に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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