JP2016163481A - 電気設備管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷変更に伴う建物内の電気工事の必要性を直ちに把握することが可能な電気設備管理システムを提供する。【解決手段】本発明に係る電気設備管理システムは、建物に関する電気設備を管理する電気設備管理システムにおいて、建物に存在する電気設備と、当該電気設備の諸元データと、を少なくとも記録した電気設備データベースと、電気設備に接続される負荷を記録した負荷データベースと、前記負荷データベースにおける負荷の変更が生じた場合、前記電気設備データベースと前記負荷データベースとを参照し、電気設備の変更の要否を判定する判定部(ステップS101、104、107、110)と、を有することを特徴とする。【選択図】 図10

Description

本発明は、建物に関する電気設備を管理する電気設備管理システムに関する。
ビルのように配電容量の大きい施設の配電設備では、基本的には高圧又は特別高圧の電力を受電し、所用の電圧に降圧して各階の電気負荷に供給するようになっている。(例えば、特許文献1(特開平6−189420公報)参照。)
特開平6−189420公報
ところで、ビルなどの建物内で用いられる負荷においては、建物の利用期間中に、交換したり増設したりといったニーズが発生することがしばしばある。このように建物内の負荷を変更させる必要性が生じた場合には、受変電設備→配電盤→分電盤のツリー構造中における各電気設備が、変更する負荷に対応可能かを、建物の竣工図に記載されている電気設備表などをもとに、手計算によって確認する作業を行っていた。
上記のような作業は、多大な手間と時間を要するために、建物オーナーや建物ユーザーからの負荷増加の希望に対して、電気工事の必要性を直ちに回答することができない、などの問題が生じていた。
この発明は、上記のような課題を解決するものであって、本発明に係る電気設備管理システムは、建物に関する電気設備を管理する電気設備管理システムにおいて、建物に存在する電気設備と、当該電気設備の諸元データと、を少なくとも記録した電気設備データベースと、電気設備に接続される負荷を記録した負荷データベースと、前記負荷データベースにおける負荷の変更が生じた場合、前記電気設備データベースと前記負荷データベースとを参照し、電気設備の変更の要否を判定する判定部と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る電気設備管理システムは、前記電気設備データベースに記録される電気設備データには、受変電設備に関するデータと、配電盤に関するデータと、分電盤に関するデータと、ケーブルに関するデータと、が少なくとも含まれることを特徴とする。
また、本発明に係る電気設備管理システムは、前記配電盤に関するデータと、前記分電盤に関するデータには、フレーカーのアンペアトリップ値と、フレームのアンペアフレーム値とが、含まれることを特徴とする。
また、本発明に係る電気設備管理システムは、建物の3次元CADデータをさらに有し、前記電気設備データベースには、電気設備の位置データと、電気設備の設置状況データが、さらに記録され、前記電気設備データベースを参照し、前記3次元CADデータによる表示に、電気設備に関するデータを追加表示することを特徴とする。
本発明に係る電気設備管理システムは、負荷データベースにおける負荷の変更が生じた場合、電気設備データベースと負荷データベースとを参照し、電気設備の変更の要否を判定する判定部、を有しており、本発明に係る電気設備管理システムによれば、負荷変更に伴う建物内の電気工事の必要性を直ちに把握することが可能となり、建物オーナーや建物
ユーザーからの負荷増加の希望に対して、電気工事の必要性を直ちに回答することなどができるようになる。
また、本発明に係る電気設備管理システムによれば、電気設備データベースを更新していくことで、建物内の電気設備の設置状況などを正確に把握することができるようになる。
本発明の実施形態に係る電気設備管理システムを実行可能なコンピューターの一例を示す図である。 建物内の電気設備の設置状況の一例を説明する図である。 A系統配電盤50から各負荷までのツリー構造のブロック図である。 本発明に係る電気設備管理システムを実行可能なコンピューターの外部情報装置20に記憶されるデータの概念図である。 電気設備データベース24のデータ構造の一例を示す図である。 電気設備データベース24における「電気設備名データ」と「電気設備の諸元データ」の一例を示す図である。 電気設備データベース24における「電気設備名データ」と「電気設備の諸元データ」の一例を示す図である。 電気設備データベース24における「電気設備名データ」と「電気設備の諸元データ」の一例を示す図である。 負荷データベース25のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る電気設備管理システムのブレーカー・フレーム交換判定処理のフローチャートを示す図である。 分電盤ブレーカー・フレーム交換判定処理サブルーチンのフローチャートを示す図である。 配電盤ブレーカー・フレーム交換判定処理サブルーチンのフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係る電気設備管理システムのケーブル交換判定処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係る電気設備管理システムのワーニング判定処理のフローチャートを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る電気設備管理システム1のシステム構成を示す図である。 タブレット型端末30の表示部31に電気設備の情報表示を行っている様子を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施形態に係る電気設備管理システムを構成するコンピューターの一例を示す図である。図1において、10はシステムバス、11はCPU(Central Processing Unit)、12はRAM(Random Access Memory)、13はROM(Read Only Memory)、14は外部情報機器との通信を司る通信制御部、15はキーボードコントローラなどの入力制御部、16は出力制御部、17は外部記憶装置制御部、18はキーボード、ポインティングデバイス、マウスなどの入力機器からなる入力部、19は印刷装置などの出力部、20はHDD(Hard Disk Drive)等の外部記憶装置、21はグラフィック制御部、22はディスプレイ装置をそれぞれ示している。
図1において、CPU11は、ROM13内のプログラム用ROM、或いは、大容量の
外部記憶装置20に記憶されたプログラム等に応じて、外部機器と通信することでデータを検索・取得したり、また、図形、イメージ、文字、表等が混在した出力データの処理を実行したり、更に、外部記憶装置20に格納されているデータベースの管理を実行したり、などといった演算処理を行うものである。
また、CPU11は、システムバス10に接続される各デバイスを統括的に制御する。ROM13内のプログラム用ROMあるいは外部記憶装置20には、CPU11の制御用の基本プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下OS)等が記憶されている。また、ROM13あるいは外部記憶装置20には出力データ処理等を行う際に使用される各種データが記憶されている。メインメモリーであるRAM12は、CPU11の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
入力制御部15は、キーボードや不図示のポインティングデバイスからの入力部18を制御する。また、出力制御部16は、プリンタなどの出力部19の出力制御を行う。
外部記憶装置制御部17は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザーファイル、編集ファイル、プリンタドライバ等を記憶するHDD(Hard Disk Drive)や、或いはフロッピーディスク(FD)等の外部記憶装置20へのアクセスを制御する。本発明の係る電気設備管理システムを実現するプログラムは、上記のような外部記憶装置20に記憶されている。また、グラフィック制御部21は、ディスプレイ装置22に表示する情報を描画処理するための構成である。
また、通信制御部14は、ネットワークを介して、外部機器と通信を制御するものであり、これによりシステムが必要とするデータを、インターネットやイントラネット上の外部機器が保有するデータベースから取得したり、外部機器に情報を送信したりすることができるように構成される。
外部記憶装置20には、CPU11の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下OS)以外に、本発明の電気設備管理システムをCPU11上で動作させるプログラム、及びこのプログラムで用いるデータなどがインストールされ保存・記憶されている。
本発明に係る電気設備管理システムを実現するプログラムで利用されるデータとしては、基本的には外部記憶装置20に保存されていることが想定されているが、場合によっては、これらのデータを、通信制御部14を介してインターネットやイントラネット上の外部機器から取得するように構成することも可能である。また、本発明の係る電気設備管理システムを実現するプログラムで利用されるデータを、USBメモリやCD、DVDなどの各種メディアから取得するように構成することもできる。
次に、上記のようなシステム構成のコンピューターにより実行可能な本発明に係る電気設備管理システムについて、以下説明する。
本発明に係る電気設備管理システムは、ビルディングなどの建物に関する電気設備を管理することを目的としており、特に、建物内で用いられる負荷を更新、増加する際などに、電気設備の変更の要否を判定することができる構成となっている。このような構成の他に、本発明に係る電気設備管理システムは、建物の電気設備データベースと建物の3次元CADとを紐づけることによって、建物の電気設備のBIM(ビルディングインフォメーションモデル)を実現する構成も採用するものである。
まず、建物内に設置されると共に、本発明に係る電気設備管理システムによって管理さ
れる電気設備の概要について説明する。図2は建物内の電気設備の設置状況の一例を説明する図である。なお、図2において、分電盤に接続される各負荷は図示省略されている。また、図2に示す電気設備は、建物内の電気設備の態様のあくまで一例であり、本発明に係る電気設備管理システムを適用し得る電気設備の態様は、図2の例に限られるものではない。
商用電源は、建物に設けられる受変電設備40によって受電されると共に、適正な電圧に降圧される。このように降圧された電力は続いてA系統A系統配電盤50、B系統A系統配電盤50’に供給される。図3はA系統配電盤50から各負荷までのツリー構造のブロック図である。このブロック図は、図2に示す建物内電気設備に対応するものである。
ここで、本実施形態においては、受変電設備40からの分岐としては、A系統のB系統の2系統である場合を例にとり説明するが、受変電設備40からの分岐数がこれに限定されるものではない。なお、以下では、主としてA系統を例にとり、説明を進めていく。
図3において、「T」はトランス(変圧器)を、「B」はブレーカーを、また「F」はブレーカーが取り付けられるフレームを、また「L」は分電盤から給電される負荷を表している。また、それぞれの文字に付されたサフィックスの相違によって、それぞれ異なる要素であることを表している。
A系統配電盤50からは、複数の主幹ケーブルによって、各フロアに設けられる分電盤(本実施形態では、各フロアに分電盤を1つ設ける例に基づいて説明するが各フロアに設ける分電盤の数は任意である)に給電を行う。また、図2及び図3においては、A系統配電盤50から3系統のみが分岐している場合を示しているが、これに限定されるものではない。
なお、特にB1i、B2i、B3iは、各分電盤の主幹側ブレーカーと称することがある。
ブレーカーBは、ブレーカーBに過度な電流が流れたとき、電気の流れを遮断するものである。このブレーカーBは、配電盤や分電盤に設けられるフレームFに物理的に取り付けられている。フレームFの物理的な大きさに比例して、容量の大きいブレーカーBを取り付けることができるようになっている。
ブレーカーBが遮断するときの定格電流がアンペアトリップ値(単位はアンペア)として定義される。また、フレームFに対しては、アンペアフレーム値(単位はアンペア)が定義されており、例えば、アンペアフレーム値が30AのフレームFには、30AまでのブレーカーBが取り付けられるようになっている。
また、負荷Lとしては、照明や、空調機器、或いは、エレベーターなどの動力機器などが想定されている。
受変電設備40からは、ブレーカーBAで受電された電力は、トランスTAによって降圧され、続いて、ブレーカーB1o、B2o、B3o・・・に給電される。
次に、A系統配電盤50から負荷Lまでの電力の流れを、A系統配電盤50のフレームF1oに取り付けられているブレーカーB1oから給電される電力を例に説明する。ブレーカーB1oから第1主幹ケーブル61(W1)によって、第1分電盤71のフレームF1iに取
り付けられているブレーカーB1iに給電される。
ブレーカーB1iに供給される電力は分岐され、フレームF11乃至F1Xに取り付けられて
いるブレーカーB11乃至B1Xに供給される。さらに、これらのブレーカーB11乃至B1Xを介して、各負荷L11乃至L1Xに給電が行われる。
概略、以上のように構成される建物内の電気設備においては、例えば、負荷L11を負荷L11’に変更しようとする場合(負荷L11’の負荷電流は、負荷L11より大きい場合の変更を想定している。)においては、負荷L11から負荷L11’への変更に伴い、負荷L11に対して給電を行っている上位の電気設備(本例では、下位から上位に向かって、ブレーカーB11、フレームF11、ブレーカーB1i、フレームF1i、第1主幹ケーブル61(W1)、ブレーカーB1o、フレームF1o)の更新も行うべきかを検討して、必要に応じて交換などの電気工事を行わなければならない。
(なお、ブレーカーB11とブレーカーB1iとの間の導体についても、上記のような検討を行うようにしてもよいが、実務上は不要である。)
従来、負荷L11に対して給電を行っている上位の電気設備が、負荷L11’に対応可能かを、建物の竣工図に記載されている電気設備表などをもとに、手計算によって確認する作業を行っていた。このような作業は、多大な手間と時間を要することになってしまうという問題については、「発明が解決しようとする課題」の欄で述べた。
また、本発明においては、BIM(ビルディングインフォメーションモデル)による電気設備の情報表示を実現することも目的の一つしている。
そこで、本発明に係る電気設備管理システムにおいては、建物の3次元CADデータ、建物内の電気設備のデータベース、建物に関連して利用される負荷のデータベースを作成し、これらのデータ、データベースに基づいて、負荷の変更に伴う電気設備交換の判定を行うと共に、BIM(ビルディングインフォメーションモデル)による電気設備の情報表示を実現する。図4は電気設備管理システムを実行可能なコンピューターの外部情報装置20に記憶されるデータの概念図である。図示するように、外部情報装置20には、建物3次元CADデータ23、電気設備データベース24、負荷データベース25が記録されており、CPU11などが必要に応じて、これらのデータ、データベースを参照したりすることで、本発明に係る電気設備管理システムが実現される。
建物3次元CADデータ23は従来周知のBIM(ビルディングインフォメーションモデル)を実現することが可能なものを用いることができる。図5は電気設備データベース24のデータ構造の一例を示す図である。電気設備データベース24は、「電気設備名データ」、「電気設備の諸元データ」、「電気設備の位置データ」、「電気設備の設置状況データ」などの項目のデータを記憶させておく。
ここで、電気設備データベース24で扱う電気設備としては、建物内の全ての電気設備を網羅していることがより好ましいが、受変電設備に関するデータと、配電盤に関するデータと、分電盤に関するデータと、配電盤と分電盤間のケーブルに関するデータと、が少なくとも含まれるようにしてもよい。
「電気設備名データ」は、対象とする電気設備の名称、種別などを記録しておく欄であり、建物内でどの電気設備であるかが特定できるように、唯一無二のものとする。
また、「電気設備の諸元データ」は、対象とする電気設備の諸元に関するデータを記憶しておく欄である。この欄は、対象とする電気設備の種別によって、項目や項目数などが異なってくる。また、諸元データとして、どのようなデータを含めるかは任意である。
「電気設備名データ」と「電気設備の諸元データ」の一例について、図6乃至図8を参照して説明する。図6においては、「電気設備名データ」としては「ブレーカー」を、また、「電気設備の諸元データ」としては当該ブレーカーの「アンペアトリップ値」をデータ化している。このようなデータ構成はあくまで一例であり、任意の形態をとり得る。なお、図6のデータは、図2のブロック図に準じている。
図7においては、「電気設備名データ」としては「フレーム」を、また、「電気設備の諸元データ」としては当該フレームアンペアフレーム値」をデータ化している。このようなデータ構成はあくまで一例であり、任意の形態をとり得る。図7のデータも、図3のブロック図に準じている。
図7においては、「電気設備名データ」としては「ケーブル」を、また、「電気設備の諸元データ」として「ケーブル種別」、「電気方式」(単相3線式、三相3線式などの別)、「許容電流」をデータ化している。このようなデータ構成はあくまで一例であり、任意の形態をとり得る。図7のデータも、図3のブロック図に準じている。
図5に戻り、「電気設備の位置データ」は、対象とする電気設備の設置位置の位置座標情報であり、この位置座標情報と、建物3次元CADデータ23とを紐づけるようにすることで、BIM(ビルディングインフォメーションモデル)による電気設備の情報表示を実現する。
また、「電気設備の設置状況データ」は、対象とする電気設備が、どのような環境の下に設置されているのかを記憶しておく欄である。
次に、負荷データベース25のデータについて説明する。図9は負荷データベース25のデータ構造の一例を示す図である。図示するように、負荷データベース25には、「負荷名」、「負荷種別」、「負荷電流」、「消費電力」、「力率」、「皮相電力(VA)」などの項目のデータを記憶しておく。
「負荷名」は、対象とする負荷の名称などを記録しておく欄であり、建物内でどの電気設備であるかが特定できるように、唯一無二のものとする。 また、「負荷種別」は、対象とする負荷の種別(照明や、空調機器、或いは、エレベーターなど)を記憶しておく欄である。また、「負荷電流」は、対象とする負荷の負荷電流を記憶しておく欄である。また、「消費電力」は、対象とする負荷の消費電力を記憶しておく欄である。また、「力率」は、対象とする負荷の力率を記憶しておく欄である。また、「皮相電力(VA)」は、対象とする負荷の皮相電力(VA)を記憶しておく欄である。
負荷は種別によって異なる電力の単位を有するが、特に、負荷データベース25は「消費電力」、「力率」、「皮相電力(VA)」の各項目(単位)のデータが記憶されているので、異なる単位の負荷同士の比較なども直感的に把握することができるようになっている。
次に、以上のような本発明に係る電気設備管理システムによる各種判定処理について説明する。まず、図3のブロック図において、負荷L11を負荷L11’(負荷電流はA11’)に変更する場合を例に、第1分電盤71におけるブレーカー・フレームの交換が必要か不要であるかを判定する処理を説明する。以下、図3のブロック図が参照され、図6、図7、図9に示されたデータが適宜利用される。
図10は本発明の実施形態に係る電気設備管理システムのブレーカー・フレーム交換判定処理のフローチャートを示す図である。
図10において、ステップS200で、ブレーカー・フレーム交換判定処理が開始されると、続いて、ステップS101で分電盤ブレーカー・フレーム交換判定処理サブルーチンが実行され、次に、ステップS102で配電盤ブレーカー・フレーム交換判定処理サブルーチンが実行され、ステップS103でブレーカー・フレーム交換判定処理が終了される。
以下、分電盤ブレーカー・フレーム交換判定処理サブルーチン、及び、配電盤ブレーカー・フレーム交換判定処理サブルーチンの詳細について、図11及び図12を参照して説明してこととする。
図11は分電盤ブレーカー・フレーム交換判定処理サブルーチンのフローチャートを示す図である。
図11において、ステップS200で、分電盤ブレーカー・フレーム交換判定処理サブルーチンが開始されると、続いて、ステップS201に進み、A11’<AT11であるか否かが判定される。すなわち、変更予定の負荷L11’の負荷電流A11’が、ブレーカーB11のアンペアトリップ値AT11より小さいかが判定される。
ステップS201の判定がNOである場合、すなわち、負荷L11’の負荷電流A11’が、ブレーカーB11のアンペアトリップ値AT11以上である場合には、ステップS202に進み、負荷ブレーカー交換の判定を下す。ここで、アンペアトリップ値がAT11より大きいAT11’であるブレーカーB11’に交換するものとする。ステップS202の次には、ステップS204に進む。
一方、ステップS201の判定がYESである場合、すなわち、負荷L11’の負荷電流A11’が、ブレーカーB11のアンペアトリップ値AT11より小さい場合には、ステップS203に進み、負荷ブレーカー交換不要の判定を下し、ステップS213に進み、元のルーチンにリターンする。
ステップS204では、AT11’<AF11であるか否かが判定される。すなわち、変更したブレーカーB11’のアンペアトリップ値A11’が、ブレーカーB11’が取り付けられるフレームF11のアンペアフレーム値AF11より小さいかが判定される。
ステップS204の判定がNOである場合、すなわち、変更したブレーカーB11’のアンペアトリップ値A11’が、フレームF11のアンペアフレーム値AF11以上である場合には、ステップS205に進み、フレーム交換の判定を下す。ここで、アンペアフレーム値がAF11より大きいAF11’であるフレームF11’に交換するものとする。ステップS205の次には、ステップS207に進む。
一方、ステップS204の判定がYESである場合、すなわち、変更したブレーカーB11’のアンペアトリップ値A11’が、フレームF11のアンペアフレーム値AF11より小さい場合には、ステップS206に進み、フレーム交換不要の判定を下し、ステップS213に進み処理を、元のルーチンにリターンする。
ステップS207においては、ΣA1n<AT1iであるか否かが判定される。すなわち、負荷L11’に変更した後の全負荷電流ΣA1nが、ブレーカーB1iのアンペアトリップ値AT1iより小さいかが判定される。なお、ΣA1nは第1分電盤71に接続されている全ての負荷Lの負荷電流の合計を示している。
ステップS207の判定がNOである場合、すなわち、全負荷電流ΣA1nが、ブレーカーB1iのアンペアトリップ値AT1i以上である場合には、ステップS208に進み、負荷ブレーカー交換の判定を下す。ここで、アンペアトリップ値がAT1iより大きいAT1i’であるブレーカーB1i’に交換するものとする。ステップS208の次には、ステップS210に進む。
一方、ステップS207の判定がYESである場合、すなわち、全負荷電流ΣA1nが、ブレーカーB1iのアンペアトリップ値AT1iより小さい場合には、ステップS209に進み、負荷ブレーカー交換不要の判定を下し、ステップS213に進み、元のルーチンにリターンする。
ステップS210では、AT1i’<AF1iであるか否かが判定される。すなわち、変更したブレーカーB1i’のアンペアトリップ値A1i’が、ブレーカーB1i’が取り付けられるフレームF1iのアンペアフレーム値AF1iより小さいかが判定される。
ステップS210の判定がNOである場合、すなわち、変更したブレーカーB1i’のアンペアトリップ値A1i’が、フレームF1iのアンペアフレーム値AF1i以上である場合には、ステップS211に進み、フレーム交換の判定を下す。ここで、アンペアフレーム値がAF1iより大きいAF1i’であるフレームF1i’に交換するものとする。ステップS211の次には、ステップS213に進み、元のルーチンにリターンする。
一方、ステップS210の判定がYESである場合、すなわち、変更したブレーカーB1i’のアンペアトリップ値A1i’が、フレームF1iのアンペアフレーム値AF1iより小さい場合には、ステップS212に進み、フレーム交換不要の判定を下し、ステップS213に進み、元のルーチンにリターンする。
このように、本発明に係る電気設備管理システムによれば、負荷の変更に伴い、ブレーカーやフレームの交換を行うか否かを迅速に判定することが可能となる。なお、図11のフローチャートは分電盤に係るブレーカーやフレームの交換要否の判定を行うものであったが、同様の考え方を配電盤に係るブレーカーやフレームの交換要否の判定にも適用することができる。
次に、配電盤におけるブレーカー・フレームの交換判定に係るサブルーチンについて説明する。図12は配電盤ブレーカー・フレーム交換判定処理サブルーチンのフローチャートを示す図である。
図12において、ステップS300で、配電盤ブレーカー・フレーム交換判定処理サブルーチンが開始されると、まず、ステップS314に進み、分電盤主幹側ブレーカーが交換されたか否かが判定される。この判定がNOであればステップS313に進み、当該判定がYESであればステップS301に進む。
ステップS301においては、A1i’<AT1oであるか否かが判定される。すなわち、分電願側で変更予定のブレーカーB1i’のアンペアトリップ値A1i’が、ブレーカーB1oのアンペアトリップ値AT1oより小さいかが判定される。
ステップS301の判定がNOである場合、すなわち、ブレーカーB1i’のアンペアトリップ値A1i’が、ブレーカーB1oのアンペアトリップ値AT1o以上である場合には、ステップS302に進み、分電盤側ブレーカー交換の判定を下す。ここで、アンペアトリップ値がAT1oより大きいAT1o’であるブレーカーB1o’に交換するものとする。ステップS302の次には、ステップS304に進む。
一方、ステップS301の判定がYESである場合、すなわち、ブレーカーB1i’のアンペアトリップ値A1i’が、ブレーカーB1oのアンペアトリップ値AT1oより小さい場合には、ステップS303に進み、分電盤側ブレーカー交換不要の判定を下し、ステップS313に進み、元のルーチンにリターンする。
ステップS304では、AT1o’<AF1oであるか否かが判定される。すなわち、変更したブレーカーB1o’のアンペアトリップ値A1o’が、ブレーカーB1o’が取り付けられるフレームF1oのアンペアフレーム値AF1oより小さいかが判定される。
ステップS304の判定がNOである場合、すなわち、変更したブレーカーB1o’のアンペアトリップ値A1o’が、フレームF1oのアンペアフレーム値AF1o以上である場合には、ステップS305に進み、フレーム交換の判定を下す。ここで、アンペアフレーム値がAF1oより大きいAF1o’であるフレームF1o’に交換するものとする。ステップS305の次には、ステップS307に進む。
一方、ステップS304の判定がYESである場合、すなわち、変更したブレーカーB1o’のアンペアトリップ値A1o’が、フレームF1oのアンペアフレーム値AF1oより小さい場合には、ステップS306に進み、分電盤側フレーム交換不要の判定を下し、ステップS313に進み処理を、元のルーチンにリターンする。
ステップS307においては、ΣAno<ATAであるか否かが判定される。すなわち、
全負荷電流ΣAnoが、ブレーカーBAのアンペアトリップ値ATAより小さいかが判定される。なお、ΣAnoはA系統配電盤50の下の全ての系統の負荷電流の合計を示している。
ステップS307の判定がNOである場合、すなわち、全負荷電流ΣAnoが、ブレーカーBAのアンペアトリップ値ATA以上である場合には、ステップS308に進み、ブレーカーBA交換の判定を下す。ここで、アンペアトリップ値がATAより大きいATA’であ
るブレーカーBA’に交換するものとする。ステップS308の次には、ステップS31
0に進む。
一方、ステップS307の判定がYESである場合、すなわち、全負荷電流ΣAnoが、ブレーカーBAのアンペアトリップ値ATAより小さい場合には、ステップS309に進み、ブレーカーBA交換不要の判定を下し、ステップS313に進み処理を、元のルーチン
にリターンする。
ステップS310では、ATA’<AFAであるか否かが判定される。すなわち、変更したブレーカーBA’のアンペアトリップ値AA’が、ブレーカーBA’が取り付けられるフ
レームFAのアンペアフレーム値AFAより小さいかが判定される。
ステップS310の判定がNOである場合、すなわち、変更したブレーカーBA’のア
ンペアトリップ値AA’が、フレームFAのアンペアフレーム値AFA以上である場合には
、ステップS311に進み、フレームFA交換の判定を下す。ここで、アンペアフレーム
値がAFAより大きいAFA’であるフレームFA’に交換するものとする。ステップS3
11の次には、ステップS313に進み、元のルーチンにリターンする。
一方、ステップS310の判定がYESである場合、すなわち、変更したブレーカーBA’のアンペアトリップ値AA’が、フレームFAのアンペアフレーム値AFAより小さい場合には、ステップS312に進み、フレームFA交換不要の判定を下し、ステップS31
3に進み、元のルーチンにリターンする。
次に、図3のブロック図において、負荷L11を負荷L11’(負荷電流はA11’)に変更する場合を例に、第1主幹ケーブル61の交換が必要か不要であるかを判定する処理を説明する。以下、図3のブロック図が参照され、図6、図8、図9に示されたデータが適宜利用される。
図13は本発明の実施形態に係る電気設備管理システムのケーブル交換判定処理のフローチャートを示す図である。
図13において、ステップS400で、ケーブル交換判定処理が開始されると、続く、ステップS401において、ΣA1n<C1であるか否かが判定される。すなわち、負荷L11’に変更した後の全負荷電流ΣA1nが、第1主幹ケーブルW1の許容電流C1より小さい
かが判定される。なお、ΣA1nは第1分電盤71に接続されている全ての負荷Lの負荷電流の合計を示している。
ステップS401の判定がNOである場合、すなわち、全負荷電流ΣA1nが、第1主幹ケーブルW1の許容電流C1以上である場合には、ステップS402に進み、第1主幹ケーブルW1交換の判定を下す。ここで、許容電流がC1より大きい許容電流C1’である第1
主幹ケーブルW1’に交換するものとする。ステップS402の次には、ステップS40
4に進み処理を終了する。
一方、ステップS401の判定がYESである場合、すなわち、全負荷電流ΣA1nが、ブレーカーB1iのアンペアトリップ値AT1iより小さい場合には、ステップS403に進み、負荷ブレーカー交換不要の判定を下し、ステップS404に進み処理を終了する。
このように、本発明に係る電気設備管理システムによれば、負荷の変更に伴い、ケーブルの交換を行うか否かを迅速に判定することも可能となる。
次に、図3のブロック図において、負荷L11を負荷L11’(負荷電流はA11’)に変更する場合を例に、ユーザーにワーニングを行う必要であるか否かを判定する処理を説明する。以下、図3のブロック図が参照され、図6、図8、図9に示されたデータが適宜利用される。
ワーニング処理では、第1分電盤71の下の全負荷電流ΣA1nが、第1分電盤71の主幹側ブレーカーB1iのアンペアトリップ値AT1i(ブレーカーB1i’に交換した場合はAT1i’。以下では、主幹側ブレーカーB1iのアンペアトリップ値A1iの例で説明する。)に近づきつつあるかを、ユーザーに報知するものである。以下の例では、第1分電盤71の下の全負荷電流ΣA1nが、主幹側ブレーカーB1iのアンペアトリップ値AT1iの90%を超えると、ワーニングを行う態様について説明するが、本発明は、この90%という値に特に限定されるものではない。
図13は本発明の実施形態に係る電気設備管理システムのワーニング判定処理のフローチャートを示す図である。
図13において、ステップS500でワーニング判定処理が開始されると、続いて、ステップS501において、ΣA1n<AT1i×0.9が判定される。すなわち、第1分電盤71の下の全負荷電流ΣA1nが、主幹側ブレーカーB1iのアンペアトリップ値AT1iの90%より小さいかが判定される。なお、ΣA1nは第1分電盤71に接続されている全ての負荷Lの負荷電流の合計を示している。
ステップS501の判定がNOである場合、すなわち、全負荷電流ΣA1nが、主幹側ブレーカーB1iのアンペアトリップ値AT1iの90%以上である場合には、ステップS502に進み、ワーニング実行の判定を下す。ステップS502の次には、ステップS504に進み処理を終了する
なお、ワーニングの具体的な実行形態としては、ディスプレイ装置22上のGUI(不図示)を利用して行うことができる。
一方、ステップS501の判定がYESである場合、すなわち、全負荷電流ΣA1nが、主幹側ブレーカーB1iのアンペアトリップ値AT1iの90%より小さい場合には、ステップS503に進み、ワーニング不要の判定を下し、ステップS504に進み処理を終了する。
このように、本発明に係る電気設備管理システムによれば、負荷の変更に伴い、全負荷電流ΣA1nが、主幹側ブレーカーB1iの定格電流に近づいているかを判定し、ワーニングすることも可能となる。
以上、本発明に係る電気設備管理システムは、負荷データベース25における負荷の変更が生じた場合、電気設備データベース24と負荷データベース25とを参照し、電気設備の変更の要否を判定する判定部、を有しており、本発明に係る電気設備管理システムによれば、負荷変更に伴う建物内の電気工事の必要性を直ちに把握することが可能となり、建物オーナーや建物ユーザーからの負荷増加の希望に対して、電気工事の必要性を直ちに回答することなどができるようになる。
また、本発明に係る電気設備管理システムによれば、電気設備データベース24を更新していくことで、建物内の電気設備の設置状況などを正確に把握することができるようになる。
次に本発明の他の実施形態について説明する。第1の実施形態では、本発明に係る電気設備管理システムを図1に示すコンピューターによって実行していたが、第2の実施形態では、サーバーや携帯型の情報処理端末(例、タブレット型端末)や通信網を利用して、電気設備管理システム1を実現するようにしている。
図15は本発明の第2の実施形態に係る電気設備管理システム1のシステム構成を示す図である。サーバー3は、データ処理機能やデータ記憶機能、データ送受信機能といった機能を有する汎用のものを用いることができる。
タブレット型端末30は、データ処理機能や通信機能といった機能を有する汎用の情報処理端末を用いることができる。本実施形態においては、このような情報処理端末として、例えば、iPad(登録商標)などのタブレット型端末30を用いているが、ノートパソコンやスパートフォンといった情報処理端末を用いるようにしてもよい。このようなタブレット型端末30は、現場の電気技術者などが携帯することが想定されている。
また、タブレット型端末30とサーバー3とは、ネットワーク中継機7、インターネットなどの通信回線網5を介して、互いにデータ通信を行い得るようになっている。
以上のような構成でも、タブレット型端末30とサーバー3とが協働することで、これまで説明した実施形態に係る電気設備管理システムの処理を実現することができる。さらに、本実施形態においては、第1の実施形態で外部記憶装置20に記憶させておいた建物3次元CADデータ23などの容量の大きいデータは、サーバー3側に記憶させることで、タブレット型端末30の記憶容量を節約することなども可能となる。
さらに、タブレット型端末30からサーバー3側にアクセスする際には、ログインIDやパスワードを要求するように構成すれば、電気設備管理システムのセキュリティー性を高めることができる。
上記のようなタブレット型端末30によって、BIM(ビルディングインフォメーションモデル)による電気設備の情報表示を実現する例について説明する。図16はタブレット型端末30の表示部31に電気設備の情報表示を行っている様子を示す図である。この表示例では、第2主幹ケーブル62(W2)がラックに取り付けられ、垂直方向に引き回
される様子が示されている。図16においては、さらに、第2主幹ケーブル62(W2
の諸元データや設置状況なども吹き出し内に示されるようになっている。
上記のようなタブレット型端末30の表示は、建物3次元CADデータ23と、電気設備データベース24の「電気設備の位置データ」とを紐づけることで実現することができる。さらに、電気設備データベースの「電気設備諸元データ」や「電気設備の設置状況データ」から必要なデータを抽出して、吹き出し内に表示することで、諸元データや設置状況などの情報も表示することできるようになる。
以上のような本発明に係る電気設備管理システムによれば、BIM(ビルディングインフォメーションモデル)による電気設備の情報表示を行うことが可能となり、現場の電気技術者による点検作業等の効率化に資するものとなる。
以上、本発明に係る電気設備管理システムは、負荷データベースにおける負荷の変更が生じた場合、電気設備データベースと負荷データベースとを参照し、電気設備の変更の要否を判定する判定部、を有しており、本発明に係る電気設備管理システムによれば、負荷変更に伴う建物内の電気工事の必要性を直ちに把握することが可能となり、建物オーナーや建物ユーザーからの負荷増加の希望に対して、電気工事の必要性を直ちに回答することなどができるようになる。
また、本発明に係る電気設備管理システムによれば、電気設備データベースを更新していくことで、建物内の電気設備の設置状況などを正確に把握することができるようになる。
1・・・電気設備管理システム
3・・・サーバー
5・・・通信回線網
7・・・ネットワーク中継機
10・・・システムバス
11・・・CPU(Central Processing Unit)
12・・・RAM(Random Access Memory)
13・・・ROM(Read Only Memory)
14・・・通信制御部
15・・・入力制御部
16・・・出力制御部
17・・・外部記憶装置制御部
18・・・入力部
19・・・出力部
20・・・外部記憶装置
21・・・インターフェイス部
21・・・グラフィック制御部
22・・・ディスプレイ装置
23・・・建物3次元CADデータ
24・・・電気設備データベース
25・・・負荷データベース
30・・・タブレット型端末
31・・・表示部
40・・・受変電設備
50・・・A系統配電盤
50’・・・B系統配電盤
61・・・第1主幹ケーブル
62・・・第2主幹ケーブル
63・・・第3主幹ケーブル
71・・・第1分電盤
72・・・第2分電盤
73・・・第3分電盤

Claims (4)

  1. 建物に関する電気設備を管理する電気設備管理システムにおいて、
    建物に存在する電気設備と、当該電気設備の諸元データと、を少なくとも記録した電気設備データベースと、
    電気設備に接続される負荷を記録した負荷データベースと、
    前記負荷データベースにおける負荷の変更が生じた場合、前記電気設備データベースと前記負荷データベースとを参照し、電気設備の変更の要否を判定する判定部と、
    を有することを特徴とする電気設備管理システム。
  2. 前記電気設備データベースに記録される電気設備データには、受変電設備に関するデータと、配電盤に関するデータと、分電盤に関するデータと、ケーブルに関するデータと、が少なくとも含まれることを特徴とする請求項1に記載の電気設備管理システム。
  3. 前記配電盤に関するデータと、前記分電盤に関するデータには、フレーカーのアンペアトリップ値と、フレームのアンペアフレーム値とが、含まれることを特徴とする請求項2に記載の電気設備管理システム。
  4. 建物の3次元CADデータをさらに有し、
    前記電気設備データベースには、電気設備の位置データと、電気設備の設置状況データが、さらに記録され、
    前記電気設備データベースを参照し、前記3次元CADデータによる表示に、電気設備に関するデータを追加表示することを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の電気設備管理システム。
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