JP2016150577A - ボールペンリフィール用部品の接続構造及び該接続構造を有する筆記具 - Google Patents
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Description
ここで、前記「チップ側管状部品」とは、前記「インク収容管側部品」に対しチップ側にある管状の部品であり、この「チップ側管状部品」には、例えば、ボールペンチップや、ボールペンチップとインク収容管とをこれらの間で接続するチップジョイント等を含む。
また、前記「インク収容管側部品」とは、前記「チップ側管状部品」に対しインク収容管側にある管状の部品であり、この「インク収容管側部品」には、例えば、インク収容管や、チップ側管状部品としてのボールペンチップに対するチップジョイント等を含む。
前記「第1の環状突出部」及び前記「第2の環状突出部」には、チップ側管状部品の後端側外周面に設けられた態様と、インク収容管側管状部品の前端側内周面に設けられた態様との双方を含む。
前記構成によれば、チップ側管状部材の周壁とインク収容管側管状部品の周壁との間に、インク収容管側管状部品側のインクが浸み込んだとしても、このインクが前方へ拡がるのを、第1の環状突出部よりも突端部の径の大きい第2の環状突出部により阻むことができ、仮にインクが第2の環状突出部よりも前へ抜けたとしても、これら周壁間の毛細管通路が、前記環状凹部によって形成される空間により寸断されるため、該インクがさらに前方へ拡がるのを防ぐことができる。
なお、本明細書中、「前方」とは、ボールペンチップの先端方向を意味し、「後方」とは、その逆方向を意味する。また、「径外方向」とは、インク収容管、チップジョイント又はボールペンチップの径方向において中心部から離れる方向を意味し、「径内方向」とは、その逆方向を意味する。
このチップ側管状部品20は、図5に示すように、前端側の内周面に、ボールペンチップ30をメス嵌合するためのチップ嵌合孔21を有し、後端側の外周面に、インク収容管側管状部品10に対しオス嵌合するためのインク収容管嵌合部22を有し、これらチップ嵌合孔21とインク収容管嵌合部22の間に環状鍔部23を有する。
そして、この第1の環状突出部22aの前後方向(図示の上下方向)の長さは、第2の環状突出部22bにおける圧接面の前後方向の長さよりも長く形成され、特に本実施の好ましい一例によれば、この長さは、第2の環状突出部22bの圧接面の前後方向の長さと、環状凹部22cの前後方向の長さとを合計した長さよりも長く設定される(図6参照)。
この第2の環状突出部22bにおける突端部(換言すれば最大径部分)の外径は、インク収容管側管状部品10の前端側の内径よりも大きく、且つ第1の環状突出部22aの突端部(最大径部分)の外径よりも大きく設定される。
第1圧接面22b2は、円筒面状に形成され、その外径d2が、インク収容管側管状部品10の前端側内径Dよりも大きく、且つ第1の環状突出部22aの外径d5と略同等に設定されている。
第2圧接面22b4は、全周に連続する断面山形状(換言すれば凸曲面状)に形成され、その最大径部分の外径d3が、インク収容管側管状部品10の前端側内径D及び第1圧接面22b2の外径d2よりも大きく、且つ第1の環状突出部22aの外径d5よりも大きく設定されている。
この環状凹部22cの底部の外径面は、前後方向に適宜な幅を有する円筒面状であって、インク収容管側管状部品10の前端側内径Dと略同等の外径d4に設定される。
そして、環状凹部22cの前端側は、面取り状の環状傾斜面22dを介して第1の環状突出部22aの後端に接続される(図4参照)。
そして、第1の環状突出部22a及び第2の環状突出部22bの圧接により、インク収容管側管状部品10の周壁は、径外方向へ弾性的に若干膨張し、該インク収容管側管状部品10の内周面と環状凹部22cとの間には、微小な環状空間sが確保される。
フォロア50は、グリス状の高粘度流体であり、インク40が後方へ流出するのを阻む。
本実施例の接続構造によれば、インク収容管側管状部品10内のインク40が、インク収容管側管状部品10内周面とインク収容管嵌合部22外周面との間に染み込んで拡がるのを、第2の環状突出部22b(詳細には第1圧接面22b2と第2圧接面22b4)の圧接箇所により阻むことができる。
万が一、インク収容管側管状部品10内周面と第2の環状突出部22bの外周面との間に、微小な凹凸や異物等に起因して隙間が生じ、該隙間による毛細管力によりインク40が第2圧接面22b4を超えてその前方へ侵入したとしても、前記毛細管力を環状空間sにより弱めることができ、その結果、インク40が、第1の環状突出部22aの外周部にまで染み込むようなことを阻むことができる。
したがって、インク収容管側管状部品10とインク収容管嵌合部22との間に染み込んで拡がったインク40が、透明なインク収容管側管状部品10及び軸筒110等を介して外部から目視され、ボールペンリフィール120や軸筒110の外観上の体裁を損ねたり、該インク40が外部に洩れたりするようなことを防ぐことができる。
さらに他例としては、インク収容管側管状部品10としてインク収容管を用いいるとともに、チップ側管状部品20としてチップ本体31を用い、これらを直接接続し、この接続部分に上記接続構造を適用することも可能である。
20:チップ側管状部品(チップジョイント)
22a:第1の環状突出部
22b:第2の環状突出部
22b2:第1圧接面
22b4:第2圧接面
22c:環状凹部
23:環状鍔部
100:筆記具
s:環状空間
Claims (5)
- チップ側管状部品の後端側外周面に、インク収容管側管状部品の前端側を環状に嵌め合せて、これら双方の部品の周壁が径方向に重なり合うようにしたボールペンリフィール用部品の接続構造において、
チップ側管状部品の後端側外周面と、インク収容管側管状部品の前端側内周面とのうち、その一方の周面に、全周にわたって他方の周面に圧接される第1の環状突出部と、該第1の環状突出部に対し後方へ離れた位置で全周にわたって他方の周面に圧接される第2の環状突出部とを設けて、これら第1の環状突出部と第2の環状突出部との間に全周にわたる環状凹部を形成するとともに、第2の環状突出部の突端部の径を第1の環状突出部の突端部の径よりも大きくしたことを特徴とするボールペンリフィール用部品の接続構造。 - 第1の環状突出部のインク収容管側管状部品に対する圧接面を、第2の環状突出部のインク収容管側管状部品に対する圧接面よりも前後方向に長く形成したことを特徴とする請求項1記載のボールペンリフィール用部品の接続構造。
- 前記第1の環状突出部及び前記第2の環状突出部を、チップ側管状部品の後端側外周面に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のボールペンリフィール用部品の接続構造。
- 前記インク収容管側管状部品がインク収容管であり、前記チップ側管状部品が前記インク収容管とボールペンチップとをこれらの間で連結するチップジョイントであることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載のボールペンリフィール用部品の接続構造。
- 請求項1乃至4何れか1項記載のボールペンリフィール用部品の接続構造を有する筆記具。
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2015
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