JP2003308162A - 入力ペン - Google Patents

入力ペン

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Publication number
JP2003308162A
JP2003308162A JP2002112774A JP2002112774A JP2003308162A JP 2003308162 A JP2003308162 A JP 2003308162A JP 2002112774 A JP2002112774 A JP 2002112774A JP 2002112774 A JP2002112774 A JP 2002112774A JP 2003308162 A JP2003308162 A JP 2003308162A
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JP
Japan
Prior art keywords
input
shaft
barrel
synthetic resin
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002112774A
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English (en)
Inventor
Toshimasa Nagaoka
敏正 永岡
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Pilot Precision KK
Original Assignee
Pilot Precision KK
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Publication date
Application filed by Pilot Precision KK filed Critical Pilot Precision KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂製の入力チップ3を強固に圧入固着
できる入力ペンを提供する。 【解決手段】 合成樹脂製の前軸2に前部孔2Aを形成
し、この前部孔2Aに円周方向の凹溝2Bを形成する。
また、入力チップ3の外周面に前端が垂直でかつ後方に
行くに従って縮径された外鍔3Aを形成する。この入力
チップ3の外鍔3Aを前軸2の凹溝2Bに嵌め込むこと
により、入力チップ3を前軸2に圧入固着する。したが
って、入力チップ3や前軸2の寸法がばらついても入力
チップ3が強固に固着できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感圧方式の手書き
入力装置に用いる入力ペンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の感圧方式の手書き入力装置に用い
る入力ペンは、合成樹脂製の前軸の内孔に、合成樹脂製
の入力チップにおける円柱状の後部を圧入固着して取り
付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の入力ペ
ンは、前軸の内孔と入力チップの後部外径の寸法管理が
難しく、コスト高になってしまうものであった。
【0004】本発明は、上記課題を解消する入力ペンを
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、感圧式手書き
入力装置に用いる入力ペンにおいて、軸筒と、軸筒の前
部に設けられた合成樹脂製の前軸と、前軸の前部に設け
られた合成樹脂製の入力チップとからなり、前軸の前部
孔に円周方向の凹溝を形成し、かつ、入力チップの外周
面に前端が垂直でかつ後方に行くに従って縮径された外
鍔を形成し、前軸の凹溝に入力チップの外鍔を嵌め込む
ことにより、入力チップを前軸に圧入固着したことを第
1の要旨とする。また、感圧式手書き入力装置に用いら
れる入力ペンにおいて、合成樹脂製の軸筒と、軸筒の前
部に設けられる合成樹脂製の入力チップとからなり、軸
筒の前部孔に円周方向の凹溝を形成し、かつ、入力チッ
プの外周面に前端が垂直でかつ後方に行くに従って縮径
された外鍔を形成し、軸筒の凹溝に入力チップの外鍔を
嵌め込むことにより、入力チップを軸筒に圧入固着した
ことを第2の要旨とする。
【0006】
【実施例】以下、図1、図2及び図3に基づいて本発明
の入力ペンを説明する。尚、図1の左側を前方とし右側
を後方とする。
【0007】図1において、ステンレスパイプ等の金属
製パイプからなる軸筒1の前部に合成樹脂製の前軸2を
圧入固着する。この前軸2は図2に示したように、前部
孔2Aに円周方向の凹溝2Bを形成する。また、図3に
示したように、合成樹脂製の入力チップ3の外周面に前
端が垂直でかつ後方に行くに従って縮径された外鍔3A
を形成する。この入力チップ3を前軸2の前部孔2Aに
圧入固着するが、この時、前軸2の凹溝2Bに入力チッ
プ3の外鍔3Aを嵌め込む。従って、入力チップ3は強
固に前軸2に圧入固着される。また、入力チップ3の先
端部を適宜丸めて入力部3Bを形成する。
【0008】更に、前軸2には凹条溝2Cが形成され、
この凹条溝2Cが入力装置に係合して入力ペンが入力装
置に収納される。
【0009】上記本発明の入力ペンは、従来知られてい
る種々の感圧式手書き入力装置に利用可能であるが、具
体的な構成としては例えば図4及び図5に示した入力ペ
ンが考えられる。尚、図1と同一部材は同一の符号を付
してその説明は省略する。
【0010】先ず、前述したように入力チップ3及び前
軸2を設けた軸筒1の内面1Aにシリコンオイル等の潤
滑剤を塗布し、この軸筒1の後部に係止部材4を圧入固
着する。
【0011】また、内軸5には前端から後端に貫通した
長手方向の孔5Aが形成され、この内軸5の前部太径部
に凹条溝5Bを形成する。更に、凹条溝5Bより長手方
向後方位置には、軸筒1内の空気が外部に流通するため
の横方向の孔5Cが形成される。この横方向の孔5Cは
前記長手方向の孔5Aに貫通する。前記凹条溝5Bにゴ
ム製のOリングからなる弾性リング6を取り付ける。こ
の内軸5を軸筒1の前端から挿入し、前記弾性リング6
を軸筒1の内面1Aに適度の力で摩擦接触する。従っ
て、内軸5は軸筒1に対して全長が伸びた位置や全長が
短くなった位置で係止する。この内軸5の外段5Dを前
記係止部材4に当接させ、軸筒1の後端より突出した内
軸5の後部に頭冠7をネジ接着して取り付ける。この頭
冠7には紐等を取り付けるための貫通した孔7Aが形成
される。
【0012】次に、入力ペンの全長が伸びた図4の入力
状態から入力ペンを入力装置に収納する場合には、頭冠
7を押圧して内軸5を前進させる。この時、弾性リング
6と軸筒1の内面1Aが摩擦接触しているが、軸筒1の
内面1Aにはシリコンオイル等の潤滑剤が塗布されてい
るので、内軸5は軸筒1内をスムーズに前進する。
【0013】しかも、軸筒1内の空気は、内軸5に形成
された長手方向の孔5A及び横方向の孔5Cを通り、更
に、係止部材4の内面と内軸5の外面との間の隙間を通
って外部に流出するので、軸筒1内の空気によって内軸
5の前進が妨げられる恐れはない。そして、軸筒1の後
端と頭冠7が当接すると図5の収納状態となり、入力ペ
ンの全長が短くなる。従って、小型の入力ペンにも容易
に収納することができる。
【0014】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、図6に示したような入力ペンでもよい。先
ず、合成樹脂製の軸筒11に前部孔11Bを形成し、こ
の前部孔11Bに円周方向の凹溝11Cを形成する。ま
た、合成樹脂製の入力チップ3の外周面に前端が垂直で
かつ後方に行くに従って縮径された外鍔3Aを形成す
る。この入力チップ3を軸筒11の前部孔11Bに圧入
固着するが、この時、軸筒11の凹溝11Cに入力チッ
プ3の外鍔3Aを嵌め込む。従って、入力チップ3は強
固に軸筒11に圧入固着される。また、入力チップ3の
先端部を適宜丸めて入力部3Bを形成する。
【0015】
【発明の効果】以上詳述した本発明の入力ペンは、入力
チップの外周面に外鍔を形成し、かつ、前軸あるいは軸
筒の前部孔に円周方向の凹溝を形成し、入力チップの外
鍔を凹溝に嵌め込んで入力チップを前軸あるいは軸筒に
圧入固着するので、入力チップや前軸あるいは軸筒の寸
法がばらついても入力チップが強固に固着できる効果が
奏されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における入力ペンを示す主要部断面図で
ある。
【図2】図1の前軸を示す断面図である。
【図3】図1の入力チップを示す主要部断面図である。
【図4】本発明の入力ペンの全長が伸びた状態を示す断
面図である。
【図5】本発明の入力ペンの全長が短くなった状態を示
す断面図である。
【図6】本発明の入力ペンにおける他の実施例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 軸筒 2 前軸 2A 前軸2の前部孔 2B 前軸2の凹溝 3 入力ペン 3A 入力ペン3の外鍔 11 軸筒 11B 軸筒11の前部孔 11C 軸筒11の凹溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感圧式手書き入力装置に用いられる入力
    ペンにおいて、軸筒と、軸筒の前部に設けられる合成樹
    脂製の前軸と、前軸の前部に設けられる合成樹脂製の入
    力チップとからなり、前軸の前部孔に円周方向の凹溝を
    形成し、かつ、入力チップの外周面に前端が垂直でかつ
    後方に行くに従って縮径された外鍔を形成し、前軸の凹
    溝に入力チップの外鍔を嵌め込むことにより、入力チッ
    プを前軸に圧入固着したことを特徴とする入力ペン。
  2. 【請求項2】 感圧式手書き入力装置に用いられる入力
    ペンにおいて、合成樹脂製の軸筒と、軸筒の前部に設け
    られる合成樹脂製の入力チップとからなり、軸筒の前部
    孔に円周方向の凹溝を形成し、かつ、入力チップの外周
    面に前端が垂直でかつ後方に行くに従って縮径された外
    鍔を形成し、軸筒の凹溝に入力チップの外鍔を嵌め込む
    ことにより、入力チップを軸筒に圧入固着したことを特
    徴とする入力ペン。
JP2002112774A 2002-04-16 2002-04-16 入力ペン Pending JP2003308162A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7276285B2 (en) 2003-12-31 2007-10-02 Honeywell International Inc. Nanotube fabrication basis
KR101039399B1 (ko) 2009-07-21 2011-06-08 (주)펜앤프리 신호 발생 장치

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US7276285B2 (en) 2003-12-31 2007-10-02 Honeywell International Inc. Nanotube fabrication basis
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