JP6691370B2 - 筆記具用リフィール - Google Patents
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そして、インク収容管には、成形の容易性とインク量の視認性を確保するために、透明もしくは半透明の樹脂素材、例えばポリプロピレンが用いられている。
この場合、薄肉状のインク収容管側には特別な加工を施すことなく、筆記チップ(ボールペンチップ)もしくは継手部材が介在される場合には、継手部材との間で十分な嵌合作用を確保することが可能となる筆記具用リフィールを提供しようとするものであり、これによりインク収容管から筆記チップ側が外れ易い問題を解消することができる筆記具用リフィールを提供することを課題とするものである。
この場合、筆記チップもしくは筆記チップを支持する継手部材における前記インク収容管に接する外周面には、テーパ状の傾斜面と、これに続く立下がり面とを備えたエッジ部が備えられるので、このエッジ部が樹脂素材により可撓性を有するインク収容管の内面に食い込むようにして当接し、インク収容管との間で十分な嵌合作用を得ることができる。
これにより、インク収容管から筆記チップが脱落するのを効果的に阻止し得る筆記具用リフィールを提供することができる。
図1および図2に示すように、例えばポリプロピレン等の樹脂素材により円筒状に形成されたインク収容管1の一端部(前端部)には、予め金属素材や樹脂素材で形成されたボールペンチップ2が装着された継手部材3が圧入されることにより取り付けられている。
なお、この実施の形態における円筒状に形成されたインク収容管1の好ましい肉厚は、0.1mm〜0.5mm程度になされる。
前記継手部材3は、第1継手3aと第2継手3bによる二つの部材により構成されており、したがって前記第1継手3aは例えば樹脂素材により形成し、前記第2継手3bは金属素材により形成することができる。
したがって、この実施の形態におけるエッジ部6における前記したテーパ状の傾斜面6aと、前記した立下がり面6bとの交差角度θは、図7に示したように70度に設定されている。
すなわち、段状に外径を太くする第1円筒面7と、第2円筒面8は、前記したインク収容管1の接続部として機能することになる。
この場合、前記エッジ部6にはインク収容管1に向かってテーパ状の傾斜面6aが形成されているので、インク収容管1の可撓性を生かして、比較的容易にインク収容管1の前端部に継手部材3を装着することができる。
これにより、インク収容管1から筆記チップ2が脱落するのを確実に阻止することができる筆記具用リフィールを提供することができる。
また、第1継手3aと第2継手3bとが一体となった継手部材3とした形態も採用することができる。その場合は、インク収容管1と筆記チップ2とは異なる硬度の素材で形成することが好ましい。
2 筆記チップ(ボールペンチップ)
3 継手部材
3a 第1継手
3b 第2継手(継手受け座)
4 縮径部
5 軸孔
6 エッジ部
6a テーパ状傾斜面
6b 立下がり面
7 第1円筒面
8 第2円筒面
9 鍔部
Claims (1)
- 樹脂素材により筒状に形成されたインク収容管と、前記インク収容管の端部内周面に圧入されることで取り付けられた筆記チップを支持する継手部材とを備えた筆記具用リフィールであって、
前記継手部材は、前記筆記チップを支持する樹脂素材により形成された第1継手と、前記第1継手に接続され、第1接手と前記インク収容管との間に位置して金属素材又は非鉄金属素材により形成された第2継手とからなり、
前記第2継手における前記インク収容管に接する外周面には、前記筆記チップの先端部側に向かって外径を除々に拡大するテーパ状の傾斜面および前記傾斜面に続いて外径を縮小する立下がり面とを備えたエッジ部と、前記エッジ部に続いて段状に外径を太くする第1円筒面と、第2円筒面とが、筆記チップの先端部側に向かって順に形成され、
前記エッジ部の軸方向の切断面における前記テーパ状の傾斜面と前記立下がり面との交差角度が、鋭角(90度未満)に設定されると共に、前記第2継手に接続されるインク収容管の肉厚は0.1mm〜0.5mmであることを特徴とする筆記具用リフィール。
Priority Applications (1)
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JP2015216763A JP6691370B2 (ja) | 2015-11-04 | 2015-11-04 | 筆記具用リフィール |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015216763A JP6691370B2 (ja) | 2015-11-04 | 2015-11-04 | 筆記具用リフィール |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2017087457A JP2017087457A (ja) | 2017-05-25 |
JP6691370B2 true JP6691370B2 (ja) | 2020-04-28 |
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ID=58767012
Family Applications (1)
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JP2015216763A Active JP6691370B2 (ja) | 2015-11-04 | 2015-11-04 | 筆記具用リフィール |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6691370B2 (ja) |
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WO2020044737A1 (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | 三菱鉛筆株式会社 | リフィールを備えた筆記具 |
JP7294857B2 (ja) | 2019-04-09 | 2023-06-20 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具用インク収容部材および筆記具 |
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- 2015-11-04 JP JP2015216763A patent/JP6691370B2/ja active Active
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JP2017087457A (ja) | 2017-05-25 |
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