JP3137996U - 筆記具用キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】擦過部材を備えた筆記具用キャップであって、擦過部材の取付構造が簡易であるとともに、幼児等が誤って飲み込んでも十分な通気通路を確保でき、しかも、キャップ本体から外れた擦過部材を飲み込んでも空気通路を確保する。
【解決手段】筆記具用キャップ1は、弾性材料よりなる擦過部材2と、該擦過部材2が前端部に取り付けられ且つ後端部に筆記具本体が着脱可能な開口部を備える。擦過部材2の内部に軸方向に延びる貫通孔21を形成する。貫通孔21とキャップ本体3内部との間を空気流通可能に連通する。擦過部材2の外周面が圧入保持される取付孔31を設ける。取付孔31の底部に係止壁部32を設ける。係止壁部32が、擦過部材2の貫通孔21の後端開口部を塞がないように擦過部材2の後端を当接支持する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、筆記具用キャップに関する。詳細には、キャップ本体の前端部に弾性材料よりなる擦過部材(例えば、消しゴム、摩擦変色具等)を備えた筆記具用キャップに関する。
従来、特許文献1には、キャップ本体の前端部に消しゴムを備えた筆記具用キャップにおいて、幼児等が誤って飲み込んでも呼吸が可能なよう、消しゴム外面とキャップ本体内面との間に空気通路を形成する構造が開示されている。
前記特許文献1の筆記具用キャップにおいて、前記空気通路を形成するために、消しゴムの取付孔の内面にリブを形成したり、消しゴムの外面にリブを形成する手段が採用されている。そのため、消しゴム取付部の構造が複雑となり、製造コストが上昇する。しかも、消しゴム外面と取付孔の内面との隙間を空気通路として利用する構造であるため、十分な空気通路を得ることが困難である。
特表2001−504764号
本考案は前記従来の問題点を解決するものであり、擦過部材を備えた筆記具用キャップであって、擦過部材の取付構造が簡易であるとともに、幼児等が誤って飲み込んでも十分な通気通路を確保でき、しかも、キャップ本体から外れた擦過部材を飲み込んでも空気通路を確保できる筆記具用キャップを提供しようとするものである。
本考案は、以下を要件とする。
(請求項1)
弾性材料よりなる擦過部材と、該擦過部材が前端部に取り付けられ且つ後端部に筆記具本体が着脱可能な開口部を備えた筆記具用キャップであって、前記擦過部材の内部に軸方向に延びる貫通孔を形成し、前記貫通孔とキャップ本体内部との間を空気流通可能に連通したことを特徴とする筆記具用キャップ。
(請求項2)
前記キャップ本体の前端部に、擦過部材の外周面が圧入保持される取付孔を設け、前記取付孔の底部に係止壁部を設け、前記係止壁部が、前記擦過部材の貫通孔の後端開口部を塞がないように擦過部材の後端を当接支持してなる請求項1記載の筆記具用キャップ。
(請求項3)
前記係止壁部が軸心に通気孔を備え、前記通気孔の内径が擦過部材の貫通孔の内径より大きく設定された請求項2記載の筆記具用キャップ。
(請求項4)
前記係止壁部の後方のキャップ本体の内周面に複数本の軸方向に延びるリブを形成し、前記リブが弾性材料よりなるペン先シール部材の外周面を圧接保持するとともに、前記ペン先シール部材が係止壁部の通気孔を塞がないよう、前記ペン先シール部材の前面と前記係止壁部の後面とを前後に離して非接触状態に配置し、前記リブ相互間、及び前記ペン先シール部材の前面と前記係止壁部の後面との間を介して、キャップ本体の後端開口部と貫通孔とを空気流通可能に連通させた請求項3記載の筆記具用キャップ。
請求項1により、擦過部材の取付構造を簡易にでき、製造コストの上昇を抑えることが可能となる。また、幼児等が誤って飲み込んでも十分な空気通路を確保できる。さらに、キャップ本体から外れた擦過部材を飲み込んでも、十分な空気通路を確保できる。
請求項2により、キャップ本体の内部と擦過部材の貫通孔とが確実に連通され、より一層、十分な空気通路を確保できる。
請求項3により、係止壁部が貫通孔を塞ぐことを確実に回避できる。
請求項4により、ペン先シール部材を備えたとしても、十分な空気通路を確保できる。
本考案を実施するための最良の形態を説明する。
〔1〕本考案は、弾性材料よりなる擦過部材2と、該擦過部材2が前端部に取り付けられ且つ後端部に筆記具本体が着脱可能な開口部を備えた筆記具用キャップ1であって、前記擦過部材2の内部に軸方向に延びる貫通孔21を形成し、前記貫通孔21とキャップ本体3内部との間を空気流通可能に連通したこと(請求項1)を要件とする。
前記筆記具用キャップ1(請求項1)は、擦過部材2の内部に貫通孔21を設けたことにより、擦過部材2の取付構造を簡易にでき、製造コストの上昇を抑えることが可能となる。また、貫通孔21とキャップ本体3内部との間を空気流通可能に連通したことにより、幼児等が誤って飲み込んでも十分な空気通路を確保できる。さらに、擦過部材2の内部に貫通孔21を設けたことにより、キャップ本体3から外れた擦過部材2を飲み込んでも、十分な空気通路を確保できる。
〔2〕前記筆記具用キャップ1(請求項1)において、前記キャップ本体3の前端部に、擦過部材2の外周面が圧入保持される取付孔31を設け、前記取付孔31の底部に係止壁部32を設け、前記係止壁部32が、前記擦過部材2の貫通孔21の後端開口部34を塞がないように擦過部材2の後端を当接支持してなること(請求項2)が好ましい。それにより、キャップ本体3の内部と擦過部材2の貫通孔21とが確実に連通され、より一層、十分な空気通路を確保できる。
〔3〕前記筆記具用キャップ1(請求項2)において、前記係止壁部32が軸心に通気孔32aを備え、前記通気孔32aの内径が擦過部材2の貫通孔21の内径より大きく設定されたこと(請求項3)が好ましい。それにより、係止壁部32が貫通孔21を塞ぐことを確実に回避できる。
〔4〕前記筆記具用キャップ1(請求項3)において、前記係止壁部32の後方のキャップ本体3の内周面に複数本の軸方向に延びるリブ33を形成し、前記リブ33が弾性材料よりなるペン先シール部材4の外周面を圧接保持するとともに、前記ペン先シール部材4が係止壁部32の通気孔32aを塞がないよう、前記ペン先シール部材4の前面と前記係止壁部32の後面とを前後に離して非接触状態に配置し、前記リブ33相互間、及び前記ペン先シール部材4の前面と前記係止壁部32の後面との間を介して、キャップ本体3の後端開口部34と貫通孔21とを空気流通可能に連通させたこと(請求項4)が好ましい。
前記筆記具用キャップ1(請求項4)は、リブ33相互間、及び前記ペン先シール部材4の前面と前記係止壁部32の後面との間を介して、キャップ本体3の後端開口部34から貫通孔21までの空気通路を形成をする。それにより、ペン先シール部材4を備えたとしても、十分な空気通路を確保できる。
図1乃至図5に本考案の実施例を示す。
本実施例の筆記具用キャップ1は、キャップ本体3と、該キャップ本体3の前端部に取り付けられる擦過部材2と、該擦過部材2の後方のキャップ本体3内に取り付けられるペン先シール部材4とからなる。
前記擦過部材2は、弾性材料より形成される円筒体である。前記擦過部材2は、前端面が曲面状に丸められ、後端面が軸線に対して垂直面に形成される。前記擦過部材2の軸心には、貫通孔21が軸方向に設けられる。本実施例の擦過部材2は、熱変色性筆跡を摩擦熱により変色させる変色具であってもいし、筆跡を除去する消しゴムであってもよい。
前記キャップ本体3は、合成樹脂の射出成形により得られる円筒体である。前記キャップ本体3の外面にはクリップ35が一体に形成される。
前記キャップ本体3の前端部に取付孔31が形成される。前記取付孔31の内周面には擦過部材2の外周面が圧入固着される。前記擦過部材2の圧入時の円滑な挿入性を得るため、取付孔31の内面に、僅かな径方向突出量を有する軸方向に延びるリブを形成してもよい。
前記取付孔31の底壁には、径方向内方に環状に突出する係止壁部32が一体に形成される。前記係止壁部32の前面には、前記擦過部材2を取付孔31内に圧入した際、前記擦過部材2の後端面が当接される。前記係止壁部32の軸心には、通気孔32aが軸方向に貫設される。前記通気孔32aの内径は、前記擦過部材2の貫通孔21の後端部内径より大きく設定される。それにより、係止壁部32に擦過部材2の後端面が当接しても、擦過部材2の貫通孔21の後端開口部34を係止壁部32が塞いだり、貫通孔21の空気流通を妨げることがない。
前記係止壁部32の後面より後方のキャップ本体3の内面には、複数本(具体的には8本)の軸方向に延びるリブ33が一体に連設される。前記リブ33には、弾性材料よりなるペン先シール部材4の外面が圧入保持される。前記各々のリブ33の中間部には、段部33aが形成され、該段部33aにペン先シール部材4の前面が当接される。それにより、ペン先シール部材4の前面と係止壁部32の後面とが前後に離れて非接触状態で配置される。その結果、係止壁部32の通気孔32aを、ペン先シール部材4が塞ぐおそれがない。尚、前記ペン先シール部材4は、筆記具本体のペン先側にキャップが装着された際、ボールペンチップ等のペン先の先端と密接し、ペン先の先端を密封するものである。
本考案の実施例の縦断面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図1のC−C線断面図である。 図1のD−D線断面図である。
符号の説明
1 筆記具用キャップ
2 擦過部材
21 貫通孔
3 キャップ本体
31 取付孔
32 係止壁部
32a 通気孔
33 リブ
33a 段部
34 後端開口部
35 クリップ
4 ペン先シール部材

Claims (4)

  1. 弾性材料よりなる擦過部材と、該擦過部材が前端部に取り付けられ且つ後端部に筆記具本体が着脱可能な開口部を備えた筆記具用キャップであって、前記擦過部材の内部に軸方向に延びる貫通孔を形成し、前記貫通孔とキャップ本体内部との間を空気流通可能に連通したことを特徴とする筆記具用キャップ。
  2. 前記キャップ本体の前端部に、擦過部材の外周面が圧入保持される取付孔を設け、前記取付孔の底部に係止壁部を設け、前記係止壁部が、前記擦過部材の貫通孔の後端開口部を塞がないように擦過部材の後端を当接支持してなる請求項1記載の筆記具用キャップ。
  3. 前記係止壁部が軸心に通気孔を備え、前記通気孔の内径が擦過部材の貫通孔の内径より大きく設定された請求項2記載の筆記具用キャップ。
  4. 前記係止壁部の後方のキャップ本体の内周面に複数本の軸方向に延びるリブを形成し、前記リブが弾性材料よりなるペン先シール部材の外周面を圧接保持するとともに、前記ペン先シール部材が係止壁部の通気孔を塞がないよう、前記ペン先シール部材の前面と前記係止壁部の後面とを前後に離して非接触状態に配置し、前記リブ相互間、及び前記ペン先シール部材の前面と前記係止壁部の後面との間を介して、キャップ本体の後端開口部と貫通孔とを空気流通可能に連通させた請求項3記載の筆記具用キャップ。
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JP2009286065A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Pilot Ink Co Ltd 筆記具用キャップ
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