JP2016146042A - 注意喚起装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】注意を喚起するための情報を送受信すると同時に走行情報の処理を確保することができる注意喚起装置を提供する。
【解決手段】車両に搭載され、通過した道路の注意すべき地点に係る注意喚起情報と、自車両の走行状態を示す走行情報とを対向車両の通信装置に送信する注意喚起装置であって、自車両に対する対向車両の接近を検出する第1検出部と、前記走行情報の送信を間引いて前記注意喚起情報の送信に置き換えることにより、前記注意喚起情報及び走行情報を送信し、前記第1検出部により自車両に対する対向車両の接近が検出された場合、前記走行情報の送信頻度に対する前記注意喚起情報の送信頻度の比を接近前に比べて小さくする送信部とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両に搭載され、通過した道路の注意すべき地点に係る注意喚起情報と、自車両の走行状態を示す走行情報とを対向車両の通信装置に送信する注意喚起装置に関する。
道路交通の安全性を向上させるために、車車間通信により、周囲車両の位置及び速度等の走行情報を取得して、安全運転支援を行う技術が提案されている。
特許文献1には、道路上の交通状況又は異常事象の発生をすべての車両が事前に認知することを可能にする車車間通信システムが開示されている。このような車車間通信システムでは、各車両は、自車両に搭載されたカメラにより撮影された周囲画像に基づいて、周囲の交通状況及び異常事象を含む走行関連情報を検出して、他車両に無線で送信する。他車両は、走行関連情報を受信してディスプレイに表示する。
特開2001−283381号公報
一方、発明者は上記の走行関連情報だけでなく、通過した道路の注意すべき地点に係る注意喚起情報の車車間通信を考えている。接触等の事故を防止するため、車両の位置及び車速等の走行情報は、常に更新され、両車両間で頻繁に送受信される。走行情報の通信と同時に、注意喚起情報をも頻繁に通信すれば、車両では、受信処理の負荷が高まり、安全走行のために送信された走行情報の処理が遅れることが技術的な問題となっている。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、注意喚起情報を送受信すると同時に走行情報の処理を確保することができる注意喚起装置を提供することを目的とする。
本発明の一様態に係る注意喚起装置は、車両に搭載され、通過した道路の注意すべき地点に係る注意喚起情報と、自車両の走行状態を示す走行情報とを対向車両の通信装置に送信する注意喚起装置であって、自車両に対する対向車両の接近を検出する第1検出部と、前記走行情報の送信を間引いて前記注意喚起情報の送信に置き換えることにより、前記注意喚起情報及び走行情報を送信し、前記第1検出部により自車両に対する対向車両の接近が検出された場合、前記走行情報の送信頻度に対する前記注意喚起情報の送信頻度の比を接近前に比べて小さくする送信部とを備える。
なお、本願は、このような特徴的な構成を備える注意喚起装置として実現することができるだけでなく、係る特徴的な処理をステップとする注意喚起方法として実現したり、係るステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現したりすることができる。また、注意喚起装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現したり、注意喚起装置を含むその他のシステムとして実現したりすることができる。
上記によれば、注意を喚起するための情報を送受信すると同時に走行情報の処理を確保することができる注意喚起装置を提供することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る注意喚起装置の代表的な構成例を説明する図である。 無線通信部の送信モードの説明図である。 注意喚起装置が搭載された車両の動作を説明する模式図である。 無線通信部の送信頻度変化の例を説明する図である。 注意喚起装置が搭載された車両の動作を説明する模式図である。 判定部による判定処理の手順を示すフローチャートである。 送信制御部による制御処理の手順を示すフローチャートである。 処理部による処理の手順を示すフローチャートである。 表示部の表示画面の例の説明図である。 表示部の表示画面の他の例の説明図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施様態を例記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本発明の一様態に係る注意喚起装置は、車両に搭載され、通過した道路の注意すべき地点に係る注意喚起情報と、自車両の走行状態を示す走行情報とを対向車両の通信装置に送信する注意喚起装置であって、自車両に対する対向車両の接近を検出する第1検出部と、前記走行情報の送信を間引いて前記注意喚起情報の送信に置き換えることにより、前記注意喚起情報及び走行情報を送信し、前記第1検出部により自車両に対する対向車両の接近が検出された場合、前記走行情報の送信頻度に対する前記注意喚起情報の送信頻度の比を接近前に比べて小さくする送信部とを備える。
本願にあっては、送信部は、走行情報を対向車両へ送信する。走行情報は例えば自車両の車速等を含んでいる。また、送信部は、走行情報の送信を間引いて注意喚起情報の送信に置き換える。注意喚起情報は例えば道路の注意すべき地点の位置等を含んでいる。さらに、送信部は、自車両に対する対向車両の接近が検出された場合、走行情報の送信頻度に対する注意喚起情報の送信頻度の比を接近前に比べて小さくする。これにより、自車両と対向車両とが接近している期間に、安全走行するための走行情報は優先して送信される。
(2)自車両から対向車両が離れたか否かを検出する第2検出部を備え、前記送信部は、前記第2検出部により自車両から対向車両が離れたと検出された場合に、前記走行情報の送信頻度に対する前記注意喚起情報の送信頻度の比を増加させるようにしてある構成が好ましい。
本願にあっては、自車両から対向車両が離れたと検出された場合に、前記走行情報の送信頻度に対する前記注意喚起情報の送信頻度の比を増加させることにより、注意喚起情報の送信量を増加させることができる。
(3)前記送信部は、前記第2検出部により自車両から対向車両が離れたと検出された後に、前記走行情報の送信頻度に対する前記注意喚起情報の送信頻度の比を接近前に比べて大きくするようにしてある構成が好ましい。
本願にあっては、自車両から対向車両が離れたと検出された後に、走行情報の送信頻度に対する注意喚起情報の送信頻度の比を接近前に比べて大きくすることにより、注意喚起情報を優先して送信することができる。自車両と対向車両とが接近する前は、接触の危険度が高くないが、両車両の接近に伴い、その危険度は段々高くなる。両車両が離れた際から、接触の危険度が低くなる。接触の危険度が低い場合に注意喚起情報を優先して送信することにより、車両の走行安全性を確保することができる。
(4)前記注意喚起情報は、注意すべき地点の道幅又は道路状態に係る情報を含む構成が好ましい。
本願にあっては、注意すべき地点の道幅又は道路状態に係る情報を送信するため、受信側の車両では、地図データがなくても注意すべき地点の道幅又は道路状態を得ることができる。
(5)対向車両から送信された注意喚起情報を受信する受信部と、該受信部により受信された注意喚起情報に基づいて、注意すべき地点について報知する報知部とを備える構成が好ましい。
本願にあっては、対向車両から送信された注意喚起情報を受信し、自車両の運転者に注意すべき地点を報知することができる。
(6)前記受信部により受信された注意喚起情報に基づいて、注意すべき地点の注意を喚起するレベルを設定する設定部を備え、前記報知部は、前記設定部により設定されたレベルを報知するようにしてある構成が好ましい。
本願にあっては、車両の運転者に注意すべき地点の注意を喚起する必要なレベルを報知することができる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る注意喚起装置の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る注意喚起装置1の代表的な構成例を説明する図である。注意喚起装置1は、車両に搭載されており、図1に示すように、制御部2、車外センサ31、カメラ32、GPS受信機33、車速センサ34、ステアリング角度センサ35、加速度センサ36、記憶部4、無線通信部5、信号処理部6及び表示部7を備える。車外センサ31、カメラ32、GPS受信機33、車速センサ34、ステアリング角度センサ35、加速度センサ36、信号処理部6、及び表示部7は夫々に制御部2に接続されている。無線通信部5は信号処理部6に接続されている。記憶部4は制御部2及び信号処理部6の間に接続されている。注意喚起装置1は、通過した道路に注意すべき地点が存在する場合、当該地点に係る注意喚起情報を記憶する。注意喚起装置1は、自車両と対向して走行する対向車両の存在を検知した場合、自車両の走行状態を示す走行情報、及び記憶した注意喚起情報を対向車両の通信装置に送信する。また、注意喚起装置1は、対向車両からの注意喚起情報を受信することができる。
制御部2は、図示しないCPU、ROM及びRAMからなるプロセッサで構成され、ROMに記録された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行し、注意喚起装置1の各部の動作を制御するものである。なお、上記の制御プログラムはCD−ROM、DVD−ROM等の外部記憶媒体に格納されてもよい。制御部2は、上記の制御プログラムを実行することにより、注意すべき地点について判定する判定部21、無線通信部5の送信を制御する送信制御部22、及び受信情報を処理する処理部23という機能構成が実現される。
車外センサ31及びカメラ32は、車両の外部状況を検出するためのものである。車外センサ31は、例えばミリ波センサであり、車体の前後左右4箇所に設けられており、一定の区間内における他車両の有無等を検出したり、道路端部のガードレール、縁石等の障害物の間隔を計測して道路の道幅を検出したりするものである。また、車外センサ31はレーザレーダ又はミリ波レーダであってもよい。カメラ32は、車両の周囲の道路を撮像し、撮像した画像に対して画像処理を行って、進行方向における障害物の有無等を検出するものである。
GPS受信機33は、時刻及び自車両の位置等を検出するためのものであり、複数のGPS衛星から時刻情報を含む電波を受信し、受信した電波に基づいて自車両の位置及び方位を検出する。
車速センサ34、ステアリング角度センサ35、及び加速度センサ36は、車両の走行状況を検出する車内センサである。車速センサ34は、例えば車輪の回転軸の付近に設けられており、車輪の回転軸の回転数に基づいて自車両の速度を検出するものである。ステアリング角度センサ35は、例えばステアリングホイールの回転軸に設けられ、ステアリングホイールの回転角度を検出するものである。加速度センサ36は、自車両の急減速の有無を検出するものである。
なお、本実施の形態では、ステアリング角度センサ35の代わりにジャイロセンサを設け、ステアリング角度を検出してもよい。また、道路の道幅は、カメラ32にて検出してもよい。車外センサ31、カメラ32、GPS受信機33、車速センサ34、ステアリング角度センサ35及び加速度センサ36により検出された結果は制御部2へ出力される。また、GPS受信機33及び車速センサ34等により検出された自車両の走行状態を示す情報、即ち時刻、自車両の位置、方位及び速度等は、走行情報として記憶部4に記憶され、常時更新される。
判定部21は、自車両の衝突回避防止システム(PCS: Pre Crash Safety,ABS: Antilocked Braking System)が作動したか否かを判定することが可能である。車両では、PCSは障害物をカメラ32で監視し、衝突の虞があると判定すると、ブレーキを作動させて車両を制動する。ABSは、車速センサ34で車輪の回転数を監視し、車輪の回転数が設定された減速度を超えたと判定すると、車輪のシリンダ圧を低減する。このため、判定部21は、カメラ32及び車速センサ34の検出結果に基づいて、衝突回避防止システムが作動したか否かを判定する。
また、判定部21は、衝突回避防止システムに対する判定結果、又は加速度センサ36による検出結果に基づいて、現在地点が注意すべき地点であるか否かを判定することが可能である。注意すべき地点は、自車両が急減速した地点であってもよく、自車両の衝突回避防止システムが作動した地点であってもよい。また、注意すべき地点は、例えば低速で通過した地点等の、走行車両に影響を及ぼす地点であってもよい。判定部21は、注意すべき地点であると判定した場合、車外センサ31、カメラ32、GPS受信機33、車速センサ34、ステアリング角度センサ35及び加速度センサ36を介して、現在地点に係る位置及び道路の道幅等の情報を取得し、当該地点の道路状態等を判定する。判定部21は、判定した道路状態、及び取得した注意すべき地点に係る各情報を注意喚起情報として記憶部4に記憶させる。
記憶部4は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)又はフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリ素子である。記憶部4は、自車両のID、注意喚起情報及び走行情報を記憶する。また、記憶部4は、対向車両から受信した対向車両のID、注意喚起情報及び走行情報をも記憶する。なお、記憶部4には、処理部23の処理に必要な各種テーブルが記憶されている。
無線通信部5は、車両の適所に設けられた送受信用アンテナ51を備え、IEEE802.11aをベースにした5.9GHz帯、又はIEEE802.11pをベースにした700MHz帯の電波を使用した車車間通信により、他車両との間で情報を無線通信することが可能である。即ち、無線通信部5は、送受信用アンテナ51を介して、対向車両から走行情報及び注意喚起情報を受信するとともに、自車両の走行情報及び注意喚起情報を対向車両の通信装置に送信することが可能である。また、無線通信部は、送信制御部22の指示に応じて、異なる送信モードで送信することができる。車両の走行中において、無線通信部5は、例えば、対向車両を検知するためのポーリング信号を所定の周期で送信するとともに、対向車両から応答信号の走行情報を受信することにより、対向車両を検知する。
図2は、無線通信部5の送信モードの説明図である。図2には、横軸が時間を示し、走行情報の送信タイミングが白抜きのブロックで示されており、注意喚起情報の送信タイミングがハッチングが付されたブロックで示されている。無線通信部5は、注意喚起情報を送信しない場合、図2のDに示すように、第4モードで走行情報を常時送信する。また、無線通信部5は、注意喚起情報を送信しようとする場合、図2のA、B及びCに示すように、走行情報の送信を間引き、注意喚起情報の送信に置き換え、第1モード、第2モード及び第3モードのいずれか一つで走行情報及び注意喚起情報を送信する。また、図2に示すように、第1モード又は第3モードでは、走行情報の送信頻度が第2モードより低いが、注意喚起情報の送信頻度が第2モードより高い。また、第1モードでは、走行情報の送信頻度が第3モードより高いが、注意喚起情報の送信頻度が第3モードより低い。なお、これらの送信頻度及び送信の時間間隔は、車両の接近状態及び送信すべきデータの量等によって、対向車両が自車両の通信可能範囲から離れるまでに、記憶部4に記憶されている注意喚起情報をすべて送信することができるように設定すればよい。
信号処理部6は、例えばマイコンであり、無線通信部5の送信信号及び受信信号を処理することが可能である。信号処理部6は、記憶部4から自車両のID、注意喚起情報及び走行情報を読み出す。信号処理部6は、読み出したID及び注意喚起情報を、当該情報が注意喚起情報であると識別される識別情報とともに、車車間通信のフォーマットに変換する。また、信号処理部6は、読み出したID及び走行情報を車車間通信のフォーマットに変換する。対向車両からの情報が受信された場合、信号処理部6は、受信された信号に基づいて、対向車両のIDを抽出し、受信された情報及び抽出されたIDを記憶部4に記憶する。また、信号処理部6は、識別情報に基づいて、注意喚起情報を受信したと確認し、対向車両から注意喚起情報を受信した旨を制御部2に通知する。
送信制御部22は、例えば自車両に対する対向車両の位置関係に基づいて、信号処理部6を経由して、無線通信部5の送信を制御することが可能である。例えば、走行情報及び注意喚起情報を送信しようとする場合、送信制御部22は、対向車両との距離が所定の距離Sになる前に、無線通信部5を第1モードで送信させる。対向車両との距離が所定の距離Sより短くなる場合、即ち対向車両が接近した場合に、送信制御部22は、無線通信部5を第2モードで送信させる。対向車両との走行方向における距離が0より長くなる場合、即ち対向車両が自車両とすれ違って自車両から離れた場合に、送信制御部22は、無線通信部5を第3モードで送信させる。ここで、距離Sは車両の相対速度によって設定すればよい。例えば、相対速度が大きい場合に距離Sを長く設定し、相対速度が小さい場合に距離Sを短く設定する。また、走行情報のみを送信しようとする場合に、送信制御部22は、無線通信部5を第4モードで送信させる。
処理部23は、受信された走行情報に基づいて、対向車両の走行状態を判断して、両車両の接触を防止するための走行情報の処理を行うことが可能である。また、処理部23は、無線通信部5により受信された注意喚起情報に基づいて、注意すべき地点までの距離、走行時間及び当該地点の方位等を算出したり、注意すべき地点の注意を喚起する必要なレベルを設定したりすることが可能である。
処理部23は、記憶部4に予め記憶されたレベル設定用のテーブルを利用してレベルを設定すればよい。当該テーブルは、注意すべき地点の道路状態及び対向車両が当該地点を通過した際の速度と、注意を喚起するレベルとが対応付けて記憶されているものであってもよく、注意すべき地点の道幅及び対向車両が当該地点を通過した際の速度と、注意を喚起するレベルとが対応付けて記憶されているものであってもよい。また、注意すべき地点に近づいた時点までで、複数台の車両から注意喚起情報を受け取った場合に、処理部23は、注意すべき地点が異なる車両により送信された回数について統計処理を行い、回数が多い地点について、注意喚起が必要なレベルを高く設定し、回数が低い地点について、注意喚起が必要なレベルを低く設定するようにしてもよい。
表示部7は、例えばディスプレイであり、処理部23の処理結果に基づいて、対向車両からの注意喚起情報を運転者に報知するものである。また、表示部7は、携帯通信端末のディスプレイであってもよい。なお、表示部7の代わりに、スピーカ、ブザー等を使用して、音声で注意喚起をしてもよい。
以下、注意喚起装置1の動作について説明する。図3は、注意喚起装置1が搭載された車両M、Nの動作を説明する模式図である。図3に示すように、車両Mは、地点Pを通過する時に急減速したため、地点Pが注意すべき地点であると判定し、地点Pに係る注意喚起情報を記憶する。車両Mにおいて、注意喚起装置1は、例えば以下のように注意すべき地点について判定して注意喚起情報を記憶する。
判定部21は、例えば車外センサ31による検出結果に基づいて、一定区間内に他車両があるか否かを判定する。また、判定部21は、カメラ32により撮影された画像データに基づいて画像処理することにより、一定区間において他車両があるか否かを判定してもよく、無線通信部5により受信された他車両の走行情報に基づいて一定区間又は一定期間において他車両があるか否かを判定してもよい。
判定部21は、例えば、車外センサ31により一定区間内における他車両を検出しておらず、かつ加速度センサ36により自車両が急減速したと検出された場合に、現在地点が注意喚起地点候補であると判定する。
判定部21は、カメラ32及びステアリング角度センサ35による検出結果に基づいて、当該地点の道路状態を判定する。具体的には、判定部21は、道路の道幅又はカメラ32により撮影された画像に基づいて、交差点又は狭路であるか否かを判定する。判定部21は、ステアリング角度センサ32により検知されたステアリング角度の変化に基づいて、急カーブであるか否かを判定する。判定部21は、カメラ32により撮影された画像に基づいて、視認困難地点であるか否かを判定する。ここで、視認困難地点は、例えば、進行方向の道路の先が障害物等で見えない地点、又はT字路等の進行方向の道路に交わる他の道路の先が見通せない地点等を含む。そして、判定部21は、注意喚起情報を記憶部4に記憶する。この場合には、注意喚起情報は、例えば、注意喚起地点候補の位置、道幅、道路状態と、自車両が当該地点を走行する時刻、車速、方位とを含む。
また、判定部21は、自車両の衝突回避防止システムが作動したと判定した場合に、現在地点が危険事象発生地点であると判定し、対向車両との異常接近の有無を確定し、注意喚起情報を記憶部4に記憶する。この場合には、注意喚起情報は、例えば、危険事象発生地点の位置及び道幅と、自車両が当該地点を走行する時刻、車速及び方位と、対向車両との異常接近の有無とを含む。ここで、対向車両との異常接近は、対象車両との接触の危険性があると判断した場合である。対向車両との異常接近は、例えば対象車両と3〜5メートル以内に近づいた際に、両車両夫々の走行情報に基づいて確定してもよく、車外センサ31又はカメラ32による検出結果に基づいて確定してもよい。
記憶部4に記憶された注意喚起情報は、記憶部4の容量を考慮すると、対向車両に送信するために必要十分なデータ量に間引き、圧縮されることが好ましい。また、記憶部4の容量の限界に達した場合には、新しいデータを古いデータより上書きしてもよいし、携帯通信端末を介して、注意喚起情報をサーバに送信し、記憶部4に記憶された注意喚起情報を削除するようにしてもよい。
また、対向して走行する車両M、Nが通信可能範囲に入ると、図3に示すように、車両Mは車両Nへ走行情報及び注意喚起情報を送信し、車両Nは車両Mへ走行情報を送信する。具体的には、車両Mを例として、注意喚起装置1の送信時の動作を説明する。
送信制御部22は、無線通信部5により対向車両からの応答信号が受信された場合、記憶部4に注意喚起情報が記憶されている時に、注意喚起情報の読出指示を信号処理部6へ出力し、第1モードで送信する指示を無線通信部5に出力する。送信制御部22は、自車両Mの走行情報、及び無線通信部5により受信された車両Nの走行情報に基づいて、両車両M、N間の距離を算出することにより、車両Mに対する車両Nの位置関係を検出する。両車両M、N間の距離が所定の距離Sより短い場合に、送信制御部22は、第2モードで送信する指示を無線通信部5に出力する。送信制御部22は、両車両M、Nがすれ違った場合に、第3モードで送信する指示を無線通信部5に出力する。ここで、車両Nとのすれ違いは、車外センサ31又はカメラ32により検出してもよい。
信号処理部6は、送信制御部22の指示に応じて、記憶部4から自車両のID、注意喚起情報、及び走行情報を読み出し、注意喚起情報及び走行情報を夫々に車車間通信のフォーマットに変換する。無線通信部5は送信制御部22の指示に応じて、第1モード、第2モード及び第3モードのいずれか一つで走行情報及び注意喚起情報を送信する。注意喚起情報の送信がすべて終了した時に、送信制御部22は、自車両の走行情報の送信指示を無線通信部5に出力する。無線通信部5は送信制御部22の指示に応じて、自車両の走行情報を送信する。
また、車両Nでは、記憶部4に注意喚起情報が記憶されていないため、送信制御部22は、自車両の走行情報の送信指示を無線通信部5に出力する。無線通信部5は送信制御部22の指示に応じて、自車両の走行情報を送信する。
図4は、無線通信部5の送信頻度変化の例を説明する図であり、車両Mの無線通信部5の送信頻度変化を示している。図4には、横軸が時間を示し、縦軸が送信頻度を示し、太線が注意喚起情報の送信頻度を示し、細線が走行情報の送信頻度を示す。無線通信部5は、図4に示すように、車両Nとの距離が所定の距離Sになるまで、注意喚起情報の送信頻度を走行情報の送信頻度より高くする。また、車両Nとの距離が所定の距離Sになった場合、車両Mの無線通信部5は、注意喚起情報の送信頻度を低めるとともに、走行情報の送信頻度を高め、車両Nとすれ違う直前に走行情報の送信頻度を注意喚起情報の送信頻度より高くする。さらに、車両Mの無線通信部5は、図4に示すように、車両Nとすれ違った直後から注意喚起情報の送信頻度を高め、車両Nとすれ違った後に走行情報の送信頻度を注意喚起情報の送信頻度より低くする。車両Mの無線通信部5は、記憶部4に記憶されている注意喚起情報の送信が終了した場合、図4に示すように、走行情報を送信する。
即ち、両車両が接近した場合には、走行情報の送信頻度に対する注意喚起情報の送信頻度の比は接近前に比べて小さい。両車両が離れた場合には、走行情報の送信頻度に対する注意喚起情報の送信頻度の比は増加する。両車両が離れた後には、走行情報の送信頻度に対する注意喚起情報の送信頻度の比は接近前に比べて大きい。このように、車両Mでは、車両Nとすれ違う直前に、注意喚起情報に比べると、走行情報を優先して送信する。このため、車両Nでは、受信処理の負荷が高まることなく、注意喚起情報を受信する同時に、受信された走行情報の処理を確保することができる。また、車両Mでは、車両Nとすれ違った後に、注意喚起情報を優先して送信する。これにより、注意喚起情報の送受信及び安全走行を両立することができる。
以下、車両Nを例として、注意喚起装置1の受信時の動作を説明する。車両Nでは、車両Mからの情報を受信すると、信号処理部6は、識別情報に基づいて、注意喚起情報を受信したと確認し、対向車両から注意喚起情報を受信した旨を制御部2に通知する。また、信号処理部6は、受信された信号に基づいて、車両のIDを抽出し、受信された情報及び抽出された車両のIDを記憶部4に記憶する。
処理部23は受信された走行情報に基づいて、両車両M、Nの接触を防止するための走行情報の処理を行う。また、処理部23は、受信された注意喚起情報に基づいて、注意すべき地点の方位、当該地点までの距離及び走行時間等を算出する。さらに、処理部23は、注意すべき地点の注意を喚起する必要なレベルを設定し、設定したレベルを記憶部4に記憶させる。
処理部23は、自車両が地点Pに接近したか否かを判定する。自車両が注意すべき地点Pに接近したと判定した場合、処理部3は、注意喚起情報の報知を表示部7に指示する。なお、処理部23は、自車両の現在位置の判定を行わず、注意喚起情報が受信された場合に、表示部7に報知を指示してもよい。
表示部7は、例えば、地点P、地点Pに係る注意喚起情報、及び処理部23により設定されたレベル等を表示する。また、表示部7は、例えば設定されたレベルを違う色で表示することが好ましい。なお、注意喚起情報に係る地点が多い場合、表示部7は、レベルが高い地点のみを表示してもよい。
図5は注意喚起装置1が搭載された車両Nの動作を説明する模式図である。車両Nでは、図5に示すように、注意すべき地点Pに近づくと、道幅及び道路状態等を含む注意喚起情報を報知することにより、運転者に注意を喚起する。このように、車両Nの運転者は注意すべき地点Pの位置、道幅及び道路状態等を予め把握して、安全走行を確保することができる。
図6は判定部21による判定処理の手順を示すフローチャートである。判定部21は、例えば車両の走行中に当該処理を実行する。判定部21は、自車両の衝突回避防止システムが動作したか否かを判定する(ステップS1)。
自車両の衝突回避防止システムが作動したと判定した場合(ステップS1:YES)、判定部21は、現在地点が危険事象発生地点であると判定し(ステップS2)、当該危険事象発生地点の位置及び道幅と、自車両が当該地点を走行する時刻、車速及び方位と、対向車両との異常接近の有無とに係る各情報を取得する(ステップS3)。
そして、判定部21は、当該注意喚起地点候補の道路状態を判定する(ステップS4)。判定部21は、当該危険事象発生地点に係る注意喚起情報として、ステップS3にて取得した各情報、及びステップS4にて判定した道路状態を記憶部4に記憶し(ステップS5)、処理をステップS1に戻す。
また、判定部21は、自車両の衝突回避防止システムが作動していないと判定した場合(ステップS1:NO)、一定区間内において他車両があるか否かを判定する(ステップS6)。他車両があると判定した場合(ステップS6:YES)、判定部21は処理をステップS1に戻す。
判定部21は、他車両がないと判定した場合(ステップS6:NO)、自車両が急減速したか否かを判定する(ステップS7)。自車両が急減速していないと判定した場合(ステップS7:NO)、判定部21は処理をステップS1に戻す。
自車両が急減速したと判定した場合(ステップS7:YES)、判定部21は、現在地点が注意喚起地点候補であると判定し(ステップS8)、当該注意喚起地点候補の位置及び道幅と、自車両が当該地点を走行する時刻、車速及び方位とに係る各情報を取得する(ステップS9)。
そして、判定部21は、当該注意喚起地点候補の道路状態を判定する(ステップS10)。判定部21は、当該注意喚起地点候補に係る注意喚起情報として、ステップS9にて取得した各情報及びステップS10にて判定した道路状態を記憶部4に記憶し(ステップS11)、処理をステップS1に戻す。
図7は送信制御部22による制御処理の手順を示すフローチャートである。送信制御部22は、無線通信部5により対向車両からの応答信号を受信した場合に当該処理を実行する。
送信制御部22は、記憶部4に注意喚起情報が記憶されているか否かを判定する(ステップS21)。記憶部4に注意喚起情報が記憶されている場合(ステップS21:YES)、送信制御部22は、注意喚起情報の読出を信号処理部6に指示する(ステップS22)。
送信制御部22は、無線通信部5に第1モードでの送信を指示し(ステップS23)、自車両と対向車両と間の距離が所定距離Sより短いか否かを判定する(ステップS24)。自車両と対向車両と間の距離が所定距離Sより短くないと判定した場合(ステップS24:NO)、送信制御部22は、自車両と対向車両と間の距離が所定距離Sより短くなるまで、ステップS24の処理を繰り返す。
自車両と対向車両と間の距離が所定距Sより短いと判定した場合(ステップS24:YES)、送信制御部22は、無線通信部5に第2モードでの送信を指示する(ステップS25)。そして、送信制御部22は、対向車両とすれ違ったか否かを判定する(ステップS26)。
対向車両とすれ違っていないと判定した場合(ステップS26:NO)、送信制御部22は、対向車両とすれ違うまで、ステップS26の処理を繰り返す。対向車両とすれ違ったと判定した場合(ステップS26:YES)、送信制御部22は、無線通信部5に第3モードでの送信を指示する(ステップS27)。
送信制御部22は、注意喚起情報の送信が終了したか否かを判定する(ステップS28)。終了していないと判定した場合(ステップS28:NO)、送信制御部22は、注意喚起情報の送信が終了するまでステップS28の処理を繰り返す。
送信制御部22は、注意喚起情報の送信が終了したと判定した場合(ステップS28:YES)、無線通信部5に第4モードの送信を指示する(ステップS29)。
また、記憶部12に注意喚起情報が記憶されていない場合(ステップS21:NO)、送信制御部22は、処理をステップS29に移行する。
図8は処理部23による処理の手順を示すフローチャートである。処理部23は、例えば車両が走行する期間に当該処理を実行する。
処理部23は対向車両からの情報が受信されたか否かを判定する(ステップS41)。
受信されていないと判定した場合(ステップS41:NO)、処理部23は、対向車両からの情報が受信されるまでステップS41の処理を繰り返す。受信されたと判定した場合(ステップS41:YES)、処理部23は走行情報を処理する(ステップS42)。
そして、処理部23は、自車両に対する注意すべき地点の距離及び方位を算出し(ステップS43)、注意を喚起するレベルを設定し(ステップS44)、算出した地点及び設定したレベルを記憶する(ステップS45)。
処理部23は自車両が記憶されている注意すべき地点に接近したか否かを判定する(ステップS46)。注意すべき地点に接近していないと判定した場合(ステップS46:NO)、処理をステップS41に戻す。
注意すべき地点に接近したと判定した場合(ステップS46:YES)、処理部23は表示部7に注意喚起情報の報知指示を出力し(ステップS47)、処理をステップS41に戻す。
図9は表示部7の表示画面の例の説明図である。図9には、自車両が画面の下方中央部に表示されており、注意すべき地点が自車両の右前方に表示されている。また、図9に示すように、表示画面の余白には「右前方100m」、「道幅:狭」、及び「レベル:高」という注意喚起情報が表示されている。このように、表示部7の表示画面には、注意すべき地点の自車両に対する距離及び方位が報知される。これにより、注意喚起装置1は、地図データを使用しなくても、注意すべき地点を明確的に報知することができる。
本実施の形態では、注意喚起情報は、自車両の注意すべき地点を通過する前後の走行情報を含んでもよい。注意喚起装置1は、このような注意喚起情報を受信した場合、受信した注意喚起情報に基づいて、注意すべき地点付近の対向車両の走行軌跡を算出し、表示部7に表示させることができる。図10は表示部7の表示画面の他の例の説明図である。図10には、自車両が画面の下方中央部に表示されており、注意すべき地点が自車両の右前方に表示されている。注意すべき地点の付近には、対向車両の走行軌跡が表示されている。また、図10に示すように、表示画面の余白には「右前方100m」、「急カーブ」、及び「レベル:高」という注意喚起情報が表示されている。このように、表示部7の表示画面には、注意すべき地点付近の対向車両の走行軌跡が報知される。このため、車両の運転者は当該走行軌跡から注意すべき地点付近の道路形状を判断することができる。これにより、注意喚起装置1は、地図データを使用しなくても、注意すべき地点付近の道路形状を提示することができる。
また、実施の形態では、道路状態について、交差点、狭路、急カーブ及び視認困難地点を挙げて説明したが、道路状態は、これらに限らず、他の道路形状、交通状況及び異常事象を含んでもよい。
(実施の形態2)
実施の形態1では、判定部21及び処理部23という機能構成が制御部2により実現される例について説明したが、実施の形態2では、判定部21及び処理部23の少なくとも一部の機能が、車両外部に設けられた外部装置により実現される例について説明する。以下の説明において、実施の形態1と同様の構成については、実施の形態1を参照するものとし、その説明を省略する。
実施の形態2では、車両は携帯電話通信機能を有する。車外センサ31、カメラ32、GPS受信機33、車速センサ34、ステアリング角度センサ35、及び加速度センサ36夫々による検出結果は、携帯電話網を利用して、サーバ等の外部装置に送信される。外部装置では、これらの検出結果に基づいて、現在地点が注意すべき地点であるか否かを判定したり、現在地点の道路状態等を判定したりする。外部装置は、必要に応じて、実施の形態1における判定部21の全部又は一部の機能を実現するように構成されてもよい。
また、実施の形態2では、携帯電話網を利用して、注意喚起情報を外部装置に送信してもよい。外部装置は、上記のレベル設定用のテーブルが記憶されており、当該テーブルを利用して注意を喚起するレベルを設定したり、複数台の車両から注意喚起情報を受信した場合、予め定められた基準に応じて統計処理を行ったりする。外部装置は、必要に応じて、実施の形態1における処理部23の全部又は一部の機能を実現するように構成されてもよい。
以上の実施の形態では、走行情報の送信を間引いて注意喚起情報の送信に置き換えることにより、注意喚起情報及び走行情報を送信し、自車両に対する対向車両が接近した場合に、走行情報の送信頻度に対する注意喚起情報の送信頻度の比を接近前に比べて小さくする。これにより、注意を喚起するための情報を送受信する同時に走行情報の処理を確保することができる。
以上の実施の形態では、自車両から対向車両が離れた場合に、走行情報の送信頻度に対する注意喚起情報の送信頻度の比を増加させることにより、注意喚起情報の送信量を両車両がすれ違う前より大きくさせることができる。これにより、注意喚起情報の送信を確保することができる。
以上の実施の形態では、自車両から対向車両が離れた後に、走行情報の送信頻度に対する注意喚起情報の送信頻度の比を接近前に比べて大きくすることにより、注意喚起情報を優先して送信することができる。これにより、注意喚起情報の送受信及び安全走行を両立することができる。
以上の実施の形態では、注意すべき地点の道幅又は道路状態に係る情報を送信するため、受信側の車両の運転者に詳しい注意喚起情報を提供することができる。これにより、車両にナビゲーション装置が搭載されなくても、運転者に、注意すべき地点の道幅又は道路状態を把握させることができる。
以上の実施の形態では、対向車両から送信された注意喚起情報を受信し、自車両の運転者に注意すべき地点を報知することができる。これにより、注意すべき地点を通る前に車両の運転者の注意を喚起することができる。
以上の実施の形態では、車両の運転者に注意すべき地点の注意を喚起するレベルを報知することができる。これにより、車両の運転者に注意を喚起するとともに、注意すべき地点の情報を把握させることができる。
1 注意喚起装置
2 制御部
21 判定部
22 送信制御部(第1検出部、第2検出部)
23 処理部(設定部)
31 車外センサ
32 カメラ
33 GPS受信機
34 車速センサ
35 ステアリング角度センサ
36 加速度センサ
4 記憶部
5 無線通信部(送信部)
51 アンテナ
6 信号処理部
7 表示部(報知部)
M,N 車両
P 地点

Claims (6)

  1. 車両に搭載され、通過した道路の注意すべき地点に係る注意喚起情報と、自車両の走行状態を示す走行情報とを対向車両の通信装置に送信する注意喚起装置であって、
    自車両に対する対向車両の接近を検出する第1検出部と、
    前記走行情報の送信を間引いて前記注意喚起情報の送信に置き換えることにより、前記注意喚起情報及び走行情報を送信し、前記第1検出部により自車両に対する対向車両の接近が検出された場合、前記走行情報の送信頻度に対する前記注意喚起情報の送信頻度の比を接近前に比べて小さくする送信部と
    を備える注意喚起装置。
  2. 自車両から対向車両が離れたか否かを検出する第2検出部を備え、
    前記送信部は、前記第2検出部により自車両から対向車両が離れたと検出された場合に、前記走行情報の送信頻度に対する前記注意喚起情報の送信頻度の比を増加させるようにしてある請求項1に記載の注意喚起装置。
  3. 前記送信部は、前記第2検出部により自車両から対向車両が離れたと検出された後に、前記走行情報の送信頻度に対する前記注意喚起情報の送信頻度の比を接近前に比べて大きくするようにしてある請求項2に記載の注意喚起装置。
  4. 前記注意喚起情報は、注意すべき地点の道幅又は道路状態に係る情報を含む請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の注意喚起装置。
  5. 対向車両から送信された注意喚起情報を受信する受信部と、
    該受信部により受信された注意喚起情報に基づいて、注意すべき地点について報知する報知部と
    を備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の注意喚起装置。
  6. 前記受信部により受信された注意喚起情報に基づいて、注意すべき地点の注意を喚起するレベルを設定する設定部を備え、
    前記報知部は、前記設定部により設定されたレベルを報知するようにしてある請求項5に記載の注意喚起装置。

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