JP2016145969A - レンズ鏡筒、及び撮像装置 - Google Patents

レンズ鏡筒、及び撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】像ぶれ補正機構のレンズをシフトした際の振動に起因するレンズ鏡筒の発振現象を防止することができる技術を提供する。
【解決手段】レンズ鏡筒は、カム筒800と、カム筒800に嵌合し、カム筒800の回転によって光軸方向に移動する1群レンズホルダ110と、像ぶれ補正を行うために光軸方向とは異なる方向に移動する2群レンズホルダ230を支持し、且つカム筒800に嵌合し、カム筒800の回転によって光軸方向に移動する2群ベース210とを備え、2群ベース210は、1群レンズホルダ110に対して光軸方向に移動可能に係合する第3直進キー210Bを有する。
【選択図】図13

Description

本発明は、像ぶれ補正機構を備えるレンズ鏡筒、及び当該レンズ鏡筒が搭載された銀塩カメラ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等の撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置に搭載されるレンズ鏡筒では、手ぶれ等による画像の劣化を防ぐため、撮影レンズ群の一部のレンズをシフトさせることで、撮像面に結像する被写体像のぶれを補正する像ぶれ補正機構を備えるものがある。
また、撮影レンズ群のレンズを回転規制した状態で光軸方向に直進案内する機構として、第1直進溝と第1直進キー、及び第2直進溝と第2直進キーの2つの直進機構を備えるレンズ鏡筒が提案されている(特許文献1)。この提案では、2つの直進機構は、直進キーと直進溝が係合する領域と係合しない領域が設けられ、カム筒のカム溝と一方の直進溝が交差する領域では、他方の直進溝に直進キーが係合する。
また、光学要素を保持する直進移動部材を回転環の回転によって光軸方向に直進移動させる際、異なる複数の移動範囲に分割して直進移動部材に対する光軸方向の直進案内を行う複数の部分直進案内部材を備えるレンズ鏡筒が開示されている(特許文献2)。
特開2012−63755号公報 特開2011−8046号公報
しかし、上記特許文献1及び2のいずれも、複数の直進機構が領域によって係合したり係合が解除されたりする。このため、複数の直進機構のうちの一部の直進機構の係合のみでは、像ぶれ補正機構のレンズをシフトした際の振動が増幅されて、レンズ鏡筒に発振現象が生じるおそれがあり、特にレンズが重い場合には、発振現象が生じやすい。
そこで、本発明は、像ぶれ補正機構のレンズをシフトした際の振動に起因するレンズ鏡筒の発振現象を防止することができる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のレンズ鏡筒は、カム筒と、前記カム筒に嵌合し、前記カム筒の回転によって光軸方向に移動する第1筒と、像ぶれ補正を行うために前記光軸方向とは異なる方向に移動するレンズ保持部材を支持し、且つ前記カム筒に嵌合し、前記カム筒の回転によって前記光軸方向に移動する第2筒とを備え、前記第2筒は、前記第1筒に対して前記光軸方向に移動可能に係合する第1抑振ピンを有することを特徴とする。
本発明によれば、像ぶれ補正機構のレンズをシフトした際の振動に起因するレンズ鏡筒の発振現象を防止することができる。
本発明の実施形態の一例であるレンズ鏡筒の斜視図である。 図1に示すレンズ鏡筒の分解斜視図である。 図1に示すレンズ鏡筒の沈胴位置での断面図である。 図1に示すレンズ鏡筒の撮影位置(WIDE位置)での断面図である。 図1に示すレンズ鏡筒の撮影位置(TELE位置)での断面図である。 固定筒、6群ベース、及びセンサホルダの組立体の斜視図である。 固定筒、6群ベース、及びセンサホルダを分解した斜視図である。 カム筒の内周側の展開図である。 2群ユニットの分解斜視図である。 2群ユニットを制御する制御部のブロック図である。 3群レンズホルダ、4群レンズホルダ、及び5群レンズホルダの組立体の斜視図である。 レンズ鏡筒の撮影位置(WIDE位置)における部分斜視図である。 レンズ鏡筒の撮影位置(WIDE位置)における2群ユニットと固定筒との関係を示す斜視図である。 2群ベースの第2直進キーの位置における光軸と直交する方向に沿う断面図である。 図14の部分拡大図である。 固定筒の直進キーの位置における光軸と直交する方向に沿う断面図である。 図16の部分拡大図である。 2群ベースのフォロアピンの位置における光軸と直交する方向に沿う断面図である。 図18の部分拡大図である。 図14に示す第3直進キーの位置での部分拡大図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例であるレンズ鏡筒の斜視図である。図2は、図1に示すレンズ鏡筒の分解斜視図である。図3は、図1に示すレンズ鏡筒の沈胴位置での断面図である。図4は、図1に示すレンズ鏡筒の撮影位置(WIDE位置)での断面図である。図5は、図1に示すレンズ鏡筒の撮影位置(TELE位置)での断面図である。なお、本実施形態では、銀塩カメラ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等の撮像装置に搭載されるズーム式のレンズ鏡筒を例に採る。
図1乃至図5に示すように、本実施形態のレンズ鏡筒10は、1群レンズホルダ110、2群レンズホルダ230(レンズ保持部材)及び3群レンズホルダ310を有する。また、レンズ鏡筒10は、4群レンズホルダ410、5群レンズホルダ510、6群レンズホルダ610、固定筒700(案内筒)及びカム筒800を有する。
1群レンズホルダ110は、1群レンズ100を保持する。1群レンズホルダ110の像面側の端部外周部には、3本のフォロアピン120が周方向に略等間隔で設けられている。1群レンズホルダ110は、本発明の第1筒の一例に相当する。
2群レンズホルダ230は、シフトレンズ(防振レンズ)である2群レンズ200を保持し、2群ベース210に対して光軸と直交する平面内において移動可能に支持されている。2群ベース210の像面側の端部外周部には、3本のフォロアピン220が周方向に略等間隔で設けられている。2群ベース210は、本発明の第2筒の一例に相当する。
3群レンズホルダ310は、3群レンズ300を保持し、4群レンズホルダ410は、4群レンズ400を保持する。4群レンズホルダ410には、フォロアピン420が設けられている。
5群レンズホルダ510は、5群レンズ500を保持する。5群レンズホルダ510には、フォロアピン520と静圧ピン530(不図示)が設けられている。また、5群レンズホルダ510には、3群レンズホルダ310と光量調節部材540がビス等によって固定されている。
6群レンズホルダ610は、フォーカスレンズである6群レンズ600を保持し、6群ベース620に固定される2本のガイドバー630,640によって光軸方向に移動可能に支持されている。6群ベース620には、3本の静圧ピン621が周方向に略等間隔で一体に形成されている。
6群ベース620には、マグネット650を囲うように配置されたヨーク660が固定されている。6群レンズホルダ610には、コイル611が接着等によって固定されている。コイル611は、ヨーク660に外挿され、マグネット650と径方向に対向するように配置されている。そのため、6群レンズホルダ610のコイル611に通電すると、マグネット650の磁場によりコイル611にローレンツ力が働き、これにより、6群レンズホルダ610を光軸方向に駆動させて合焦動作を行う。
図6は、固定筒700、6群ベース620、及びセンサホルダ910の組立体の斜視図である。図7は、固定筒700、6群ベース620、及びセンサホルダ910を分解した7斜視図である。
図6及び図7に示すように、センサホルダ910は、撮像素子900を保持する。センサホルダ910には、ズーム駆動部920が設けられている。また、センサホルダ910には、6群ベース620及び固定筒700がビス等によって固定される。
固定筒700は、1群レンズホルダ110、2群レンズホルダ230(2群ベース210)、4群レンズホルダ410、5群レンズホルダ510、及び6群レンズホルダ610の回転を規制する。固定筒700の外周部には、フォロアピン701及び静圧ピン702がそれぞれ3本ずつ周方向に略等間隔で一体に形成されている。
また、固定筒700の外周部には、直進キー700A及び第1直進溝700B(第3溝)が周方向に略等間隔で3カ所ずつ設けられる。直進キー700A及び第1直進溝700Bは、光軸方向に移動する1群レンズホルダ110及び2群ベース210の回転を規制する。更に、固定筒700には、ガイドバー710,720(図2参照)が組み込まれ、ガイドバー710,720は、4群レンズホルダ410及び5群レンズホルダ510の回転を規制した状態で光軸方向に移動可能に案内する。
図8は、カム筒800の内周側の展開図である。カム筒800は、回転することにより、1群レンズホルダ110、2群レンズホルダ230(2群ベース210)、4群レンズホルダ410、5群レンズホルダ510、及び6群レンズホルダ610を光軸方向に駆動する。
カム筒800の外周部には、1群レンズホルダ110のフォロアピン120が係合して追従する1群カム溝801(図2参照)が形成されている。カム筒800の内周部には、図8に示すように、カム溝802,804,805,807、及びカム溝806,808,809が形成されている。
カム溝802には、2群ベース210のフォロアピン220がカム係合し、カム溝804には、4群レンズホルダ410のフォロアピン420がカム係合し、カム溝805には、5群レンズホルダ510のフォロアピン520がカム係合する。また、カム溝807には、固定筒700のフォロアピン701がカム係合する。
カム溝806,808,809は、それぞれ5群レンズホルダ510の静圧ピン530、固定筒700の静圧ピン702、6群ベース620の静圧ピン621に対して一定の隙間を有して径方向に対向配置される。なお、カム溝805とカム溝806は同一軌跡であり、また、カム溝807とカム溝808は同一軌跡である。
また、図8に示すように、固定筒700のフォロアピン701と静圧ピン702に対応するカム溝807,808は、被写体側(図8の上側)に開口し、6群ベース620の静圧ピン621に対応するカム溝809は、像面側に開口している。このため、カム筒800に対して、固定筒700は被写体側から組み込まれ、6群ベース620は像面側から組み込まれる。
カム筒800の像面側の端部外周部には、ギア部810(図2参照)が設けられ、ギア部810には、ズーム駆動部920の不図示のギア列が噛合する。これにより、ズーム駆動部920の動力がギア部810に伝達されて、カム筒800が回転駆動される。
次に、上記構成のレンズ鏡筒10のズーム動作について説明する。まず、ズーム駆動部920の不図示のズームモータに通電が開始されると、ズームモータに連結されたギア列に噛合するギア部810を介してズームモータの動力がカム筒800に伝達される。これにより、カム筒800が回転駆動され、カム溝807とセンサホルダ910に固定された固定筒700のフォロアピン701とのカム係合によって、カム筒800は、回転しながらカム溝807に沿って光軸方向に移動する。
そして、カム筒800の回転に伴い、1群カム溝801(図2参照)にフォロアピン120が係合する1群レンズホルダ110は、1群カム溝801に追従して光軸方向に移動する。また、カム筒800の回転に伴い、カム溝802にフォロアピン220が係合する2群ベース210は、カム溝802に追従し、カム溝804にフォロアピン420が係合する4群レンズホルダ410は、カム溝804に追従してそれぞれ光軸方向に移動する。更に、カム筒800の回転に伴い、カム溝805にフォロアピン520が係合する5群レンズホルダ510は、カム溝805に追従して光軸方向に移動する。
このとき、前述したように、固定筒700の直進キー700A及び第1直進溝700Bによって、光軸方向に移動する1群レンズホルダ110及び2群ベース210の回転が規制される。また、ガイドバー710,720によって、光軸方向に移動する4群レンズホルダ410及び5群レンズホルダ510の回転が規制される。
このようにして、カム筒800自体の光軸方向の移動量と、カム筒800に対する各レンズホルダ110,230,410,510の光軸方向の移動量を合成し、各レンズ群の光軸方向における間隔を変化させることによってズーム動作が行われる。なお、3群レンズホルダ310の駆動については、後述する。
次に、図9を参照して、像ぶれ補正機構を構成する2群ユニットについて説明する。図9は、2群ユニットの分解斜視図である。図9に示すように、2群ユニットは、2群レンズホルダ230及び2群ベース210を備え、2群レンズホルダ230には、4つのマグネット231がインサート成形によって一体に形成されている。2群ベース210には、4つのコイル240がそれぞれ2群レンズホルダ230の4つのマグネット231に対して径方向に対向する位置に固定されている。
2群レンズホルダ230と2群ベース210とは、4本のコイルばね250の付勢力によって、3つのボール部材260を光軸方向に挟み込んだ状態で組み込まれる。ホール素子ホルダ270は、2群レンズホルダ230の4つのマグネット231のうち、直交配置される2つのマグネット231の磁場を検出する2つのホール素子271を保持する。ホール素子ホルダ270は、2群カバー280によって挟み込まれた状態で2群ベース210に固定される。
次に、図9及び図10を参照して、2群ユニットによる像ぶれ補正制御について説明する。図10は、2群ユニットを制御する制御部のブロック図である。
図9に示すように、2群ユニットの駆動部は、被写体側から像面側に向けてホール素子271、マグネット231、及びコイル240の順に配置されている。コイル240に通電されると、マグネット231の磁場によりコイル240にローレンツ力が発生し、マグネット231にはその反力が働く。コイル240は、2群ベース210に固定されているため、この反力によって、2群レンズ200を保持する2群レンズホルダ230は、2群ベース210に対して3つのボール部材260の転動を介して光軸と直交する平面内を自在に移動することができる。ホール素子271は、マグネット231の磁場を検出し、光軸と直交する平面内での2群レンズホルダ230の位置を検出する。
図10において、ピッチ方向のセンサ部2001は、例えば角速度センサで構成され、通常姿勢(画像フレームの長さ方向が水平方向とほぼ一致する姿勢)におけるレンズ鏡筒10の垂直方向(ピッチ方向)の振動(振れ)を検出する。ヨー方向のセンサ部2002は、例えば角速度センサで構成され、通常姿勢におけるレンズ鏡筒10の水平方向(ヨー方向)の振動を検出する。
防振制御部2003,2004は、それぞれ状況に応じてピッチ方向、ヨー方向の防振制御及び2群レンズ200(2群レンズホルダ230)の位置制御を行う。防振制御部2003,2004は、それぞれセンサ部2001,2002により検出されたレンズ鏡筒10の振れによる被写体の像ぶれを打ち消すように2群レンズ200を駆動するための目標位置を決定し、決定した目標位置を示す補正位置制御信号を生成する。
PID制御部2005,2006は、それぞれピッチ方向、ヨー方向の補正位置制御信号と2群レンズ200の位置信号とから制御量を求め、位置指令信号を出力する。ドライブ部2007,2008は、それぞれPID制御部2005,2006から送られた位置指令信号に基づき、2群レンズ200を光軸に直交する方向へ駆動する。本実施形態では、ドライブ部2007,2008は、マグネット231とコイル240によって構成されている。
次に、2群ユニットにおける2群レンズ200の位置制御について説明する。2群レンズ200の位置制御では、ピッチ方向のセンサ部2001、及びヨー方向のセンサ部2002からのレンズ鏡筒10のピッチ方向、及びヨー方向の振れを表す振れ信号(角速度信号)に基づいて、それぞれの方向に2群レンズ200を駆動する。そして、ホール素子271がマグネット231の磁場を検出し、2群レンズ200の位置信号がPID制御部2005,2006へそれぞれ送られる。
PID制御部2005,2006は、2群レンズ200の位置信号が、防振制御部2003,2004から送られてくる補正位置制御信号にそれぞれ収束するようなフィードバック制御を行う。PID制御部2005,2006は、検出された2群レンズ200の位置に応じて、2群レンズ200が防振制御部2003,2004により決定された目標位置に駆動されるように、ドライブ部2007,2008のフィードバック制御を行う。
このとき、PID制御部2005,2006では、P制御(比例制御)とI制御(積分制御)とD制御(微分制御)とを組み合わせたPID制御を行う。防振制御部2003,2004は、それぞれピッチ方向のセンサ部2001、ヨー方向のセンサ部2002からの振れ情報に基づき、像ぶれを補正する方向に2群レンズ200の位置を移動させるようにする補正位置制御信号を出力する。これにより、レンズ鏡筒10に手振れなどが発生しても、撮像面に結像する被写体像のぶれを防止することができる。
次に、図3乃至図5、及び図11を参照して、3群レンズホルダ310、4群レンズホルダ410、及び5群レンズホルダ510の関係について説明する。図11は、3群レンズホルダ310、4群レンズホルダ410、及び5群レンズホルダ510の組立体の斜視図である。
図11に示すように、4群レンズホルダ410の穴部411及び5群レンズホルダ510の穴部511は、ガイドバー710に嵌合されている。また、4群レンズホルダ410の回転止め部412及び5群レンズホルダ510の回転止め部512には、ガイドバー720が係合している。これにより、4群レンズホルダ410、及び5群レンズホルダ510は、ガイドバー710,720によって回転規制された状態で光軸方向に移動可能に支持されている。
5群レンズホルダ510には、4群レンズホルダ410を挟むようにして、3群レンズホルダ310と光量調節部材540(図3乃至図5参照)がビス等によって固定されている。4群レンズホルダ410には、カム溝804に係合するフォロアピン420が設けられ、5群レンズホルダ510には、カム溝805に係合するフォロアピン520が設けられている。これにより、カム筒800の回転により、5群レンズホルダ510が3群レンズホルダ310及び光量調節部材540と一体となって光軸方向に移動し、4群レンズホルダ410は、光量調節部材540と5群レンズホルダ510との間で光軸方向に移動する。
また、5群レンズホルダ510には、落下衝撃等で外力が加わった際に、カム溝805からのフォロアピン520の脱落やフォロアピン520の周辺部の変形や破損を防止するため、静圧ピン530が組み込まれている。静圧ピン530に対応するカム溝806は、静圧ピン530との間に一定の隙間を有しており、通常のズーム動作では、カム溝806と静圧ピン530とは当接せず、落下衝撃等で外力が加わった場合にのみ当接するようになっている。
次に、図12乃至図20を参照して、1群レンズホルダ110、2群ベース210、及び固定筒700の関係を説明する。
図12は、レンズ鏡筒10の撮影位置(WIDE位置)における部分斜視図である。2群レンズホルダ230及び2群ベース210により構成される2群ユニットは、1群レンズホルダ110及びカム筒800の内部に配置されている。
図13は、レンズ鏡筒10の撮影位置(WIDE位置)における2群ユニットと固定筒700との関係を示す斜視図である。図13に示すように、2群ベース210の第2直進キー210A(第2抑振ピン)、2群ベース210のフォロアピン220の周りの第1直進キー220B(直進ピン)は同位相で光軸方向に重なって配置されている。さらに、固定筒700の直進キー700A、第1直進溝700Bも同位相で光軸方向に重なって配置されている。
また、2群ユニットの重心位置は、2群ベース210の第1直進キー220B位置における光軸方向と直交する平面と第2直進キー210A位置における光軸方向と直交する平面との間に配置されている。
2群ベース210の光軸方向に互いに離間して配置された第1直進キー220B及び第2直進キー210Aのうち、像面側に配置された第1直進キー220Bは、固定筒700の第1直進溝700Bに対して嵌合されて、メインガイドの役割を果たしている。一方、被写体側に配置された第2直進キー210Aは、1群レンズホルダ110の第2直進溝110A(第2溝)(図15参照)に対して圧入嵌合され、サブガイドの役割を果たしている。
第2直進キー210Aと第2直進溝110Aとの嵌合力は、第1直進キー220Bと第1直進溝700Bの嵌合力より大きく設定されている。なお、第2直進キー210Aと第2直進溝110Aとの圧入嵌合部分は、バネ性を有する嵌合で荷重を径方向内側にチャージする設定となっていてもよい。
図14は、図13に示す2群ベース210の第2直進キー210A位置における光軸と直交する方向に沿う断面図である。図15は、図14の部分拡大図である。図14及び図15に示すように、2群ベース210の第2直進キー210Aは、1群レンズホルダ110の内周部に形成された第2直進溝110Aに対して径方向に圧入嵌合される。これにより、2群ベース210と1群レンズホルダ110とが回転規制された状態で光軸方向に相対的に直進移動を行う。また、2群ベース210の第2直進キー210Aは、前述したように、固定筒700の第1直進溝700Bに対して同位相で光軸方向に重なって配置されて光軸方向から第1直進溝700Bが見えない位置に配置されている。なお、2群ベース210の第2直進キー210Aは、第2直進溝110Aに対して1群レンズホルダ110の周方向に関して接触し、第2直進溝110Aに対して1群レンズホルダ110の径方向に関して接触しない。
図16は、図13に示す固定筒700の直進キー700A位置における光軸と直交する方向に沿う断面図である。図17は、図16の部分拡大図である。図16及び図17に示すように、固定筒700の直進キー700Aは、1群レンズホルダ110の内周部に形成された第2直進溝110Aに対して径方向に嵌合される。これにより、固定筒700に対して1群レンズホルダ110が回転規制された状態で光軸方向に直進移動を行う。
図18は、図13に示す2群ベース210のフォロアピン220位置における光軸と直交する方向に沿う断面図である。図19は、図18の部分拡大図である。図18及び図19に示すように、2群ベース210のフォロアピン220の周りに配置されている第1直進キー220Bは、固定筒700の内周部に形成された第1直進溝700Bに対して径方向に嵌合されている。これにより、固定筒700に対して2群ベース210が回転規制された状態で光軸方向に直進移動を行う。
このように、2群ベース210は、常に1群レンズホルダ110及び固定筒700に対して光軸方向に移動可能に径方向に嵌合されて、回転規制されている。即ち、1群レンズホルダ110の第2直進溝110Aに対して2群ベース210の第2直進キー210A及び固定筒700の直進キー700Aが嵌合され、固定筒700の第1直進溝700Bに対して2群ベース210の第1直進キー220Bが嵌合されている。これにより、これらの嵌合部分での摩擦力等により振動を減衰させる力が働くため、2群ベース210に対して2群レンズホルダ230が光軸と直交する面内でシフトしても、シフトした際の振動に起因するレンズ鏡筒10の発振現象を防止することができる。
図20は、図14に示す第3直進キー210B(第1抑振ピン)の位置での部分拡大図である。図20に示すように、2群ベース210の第3直進キー210Bは、1群レンズホルダ110の内周部に形成された第3直進溝110B(第1溝)に対して径方向に嵌合されている。これにより、2群ベース210と1群レンズホルダ110とが回転規制された状態で光軸方向に相対的に直進移動を行う。なお、2群ベース210の第3直進キー210Bは、第3直進溝110Bに対して1群レンズホルダ110の径方向に関して接触する。また、2群ベース210の第2直進キー210Bは、第3直進溝110Bに対して1群レンズホルダ110の周方向に関して接触しない。
また、この第3直進キー210Bと第3直進溝110Bとの嵌合部分は、1群レンズホルダ110が2群ベース210に対して光軸中心に向かう径方向内側に荷重をチャージする設定となっている。これにより、2群ユニットの重心位置を第1直進キー220Bと第2直進キー210Aとの間に配置したことと相まって前述したレンズ鏡筒10の発振現象をより効果的に防止することができる。
ここで、1群レンズホルダ110及び1群レンズ100等を含んだ1群ユニットの質量をm1、2群ユニットの2群ベース210に代表されるシフト移動しない部分の質量をm2とする。このとき、各群ユニットの振動を単振動としてモデル化する場合の各定数をk1、k2とすると、定数k1のときの固有振動数は次の数式1、定数k2のときの固有振動数は次の数式2の通りとなる。
仮に、1群ユニットと2群ユニットにおいてシフト移動しない部分とを完全に一体化したと仮定した場合は、その定数をk12として固有振動数は次の数式の通りとなる。
このとき、2つの群ユニットにおいて一体化した部分の質量(m1、m2)を合算することによって数式の分母が大きくなるので、固有振動数を各群ユニットが個別に振動する場合に比べて大きくずらすことができる。その結果、一体化した部分が発振する際の周波数をずらすことにより、レンズ鏡筒10の発振現象を防止することができる。また、シフトレンズである2群レンズが移動することにより生じる振動の振動エネルギーが同じであれば、1群ユニットと2群ユニットのシフト移動しない部分とを一体化させて質量を増やす。その結果、同じ振動エネルギーで振動する際の振幅も減らすことができる。
なお、実際にはズーム動作を行うため、1群レンズホルダ110と2群ベース210を完全に一体化することは不可能である。これに対し、上述の通り、1群レンズホルダ110に嵌合する2群ベース210の直進キーを、例えば、第1直進キー220Bと第2直進キー210A等、2群ベース210の重心の前後に従来より増やして配置する。または、第3直進キー210Bと第3直進溝110Bとの嵌合部分において1群レンズホルダ110が2群ベース210に対して光軸中心に向かう径方向内側に荷重をチャージさせる。これにより、1群ユニットと2群ユニットのシフト移動しない部分とを一体化した状態に近づけることによって固有振動数をずらすことができ、また振動する際の振幅も減らすことができる。
以上説明したように、本実施形態では、2群レンズ200を保持する2群レンズホルダ230が光軸と直交する面内でシフトした際の振動に起因するレンズ鏡筒10の発振現象を防止することができる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
100 1群レンズ
110 1群レンズホルダ
110A 第2直進溝
200 2群レンズ
210 2群ベース
210A 第2直進キー
220B 第1直進キー
230 2群レンズホルダ
700 固定筒
700B 第1直進溝
800 カム筒

Claims (10)

  1. カム筒と、
    前記カム筒に嵌合し、前記カム筒の回転によって光軸方向に移動する第1筒と、
    像ぶれ補正を行うために前記光軸方向とは異なる方向に移動するレンズ保持部材を支持し、且つ前記カム筒に嵌合し、前記カム筒の回転によって前記光軸方向に移動する第2筒とを備え、
    前記第2筒は、前記第1筒に対して前記光軸方向に移動可能に係合する第1抑振ピンを有することを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記第1抑振ピンは、前記第1筒に形成された第1溝に対して前記光軸方向に移動可能に嵌合され、
    前記第1抑振ピンは、前記第1溝に対して前記第1筒の径方向に関して接触し、前記第1溝に対して前記第1筒の周方向に関して接触していないことを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記第2筒は、周方向に関して前記第1抑振ピンと異なる位相に設けられた第2抑振ピンを有し、
    前記第2抑振ピンは、前記第1筒に形成された第2溝に対して前記第1筒の前記周方向に関して接触し、前記第2溝に対して前記第1筒の径方向に関して接触していないことを特徴とする請求項1又は2記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記第2筒の回転を規制した状態で前記第2筒を前記光軸方向に移動可能に案内する案内筒をさらに備え、
    前記第2筒は、前記案内筒に形成された第3溝に対して前記光軸方向に移動可能に嵌合された直進ピンを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記第1筒の回転を規制した状態で前記第1筒を前記光軸方向に移動可能に案内する案内筒をさらに備える請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記第2筒の回転を規制した状態で前記第2筒を前記光軸方向に移動可能に案内する案内筒をさらに備え、
    前記第2筒は、周方向に関して前記第1抑振ピンと異なる位相に設けられた第2抑振ピン、及び前記案内筒に形成された第3溝に対して前記光軸方向に移動可能に嵌合された直進ピンを有することを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記第2抑振ピン及び前記直進ピンは、前記光軸方向に関して同じ位相に配置されていることを特徴とする請求項6記載のレンズ鏡筒。
  8. 前記レンズ保持部材を有する像ぶれ補正機構の重心位置は、前記光軸方向に関して前記第2抑振ピンと前記直進ピンの間に位置することを特徴とする請求項7又は8記載のレンズ鏡筒。
  9. 前記第2抑振ピンと前記第2溝との嵌合力は、前記直進ピンと前記第3溝との嵌合力よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  10. レンズ鏡筒と、
    撮像素子とを備え、
    前記レンズ鏡筒は、カム筒、前記カム筒に嵌合し、前記カム筒の回転によって光軸方向に移動する第1筒、及び像ぶれ補正を行うために前記光軸方向とは異なる方向に移動するレンズ保持部材を支持し、且つ前記カム筒に嵌合し、前記カム筒の回転によって前記光軸方向に移動する第2筒を備え、 前記第2筒は、前記第1筒に対して前記光軸方向に移動可能に係合する第1抑振ピンを有することを特徴とする撮像装置。
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