JP2016135647A - 車室内照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明ランプの数を増やすことなく、点灯操作可能な照明ランプを用いて機能照明と雰囲気照明とを適正に使い分ける車室内照明装置を提供する。
【解決手段】車室6内の中央座席7、9及び後部座席11の側方上部のトリムカバーには、それぞれパーソナルランプ29、31及びパーソナルSWが配置される。インストルメントパネル18に配置されたラウンジモード設定SW40が運転者によってオンに操作されると、車室内照明装置10はラウンジモードに移行する。ラウンジモードでは、中央座席または後部座席に座る乗員が読書を行う場合、パーソナルSWをオンにすることで、この座席を機能照明として照明するパーソナルランプが点灯する。パーソナルSWがオフであり、車両と連動した動作を検知するドアSW等もオフである場合、各パーソナルランプは、ラウンジモードで雰囲気照明を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載された車室内照明装置に関する。
従来、車室内のルーフやピラー等には、例えば後部座席に座る乗員が利用可能なパーソナルランプが設置されている。パーソナルランプは、後部座席を照明する照明ランプであり、乗員によって読書時に操作される点灯スイッチがオンした時に限らず、後部座席側のドアが開いていることを検知するドアスイッチや、シートベルトの未装着を検知するシートベルトSWがオンしている時にも点灯する。このようなパーソナルランプの照明は機能照明と称される。
また、先行技術として、車室内の天井に取り付けられたモニタで車室内全体を照明する際、可変可能な光量及び色あいで発光させ、搭乗者等の気分や雰囲気に合わせた照明で車室内を演出することが知られている(特許文献1参照)。このような照明は雰囲気照明と称される。
特開2006−44567号公報
しかしながら、雰囲気照明用の照明ランプを車室に設置する場合、後部座席側に設置される機能照明用の照明ランプに追加することになるので、照明ランプの数が増加した。
また、雰囲気照明用の照明ランプを増設した場合、機能照明と雰囲気照明とをどのように使い分けるのかが明確でなかった。即ち、雰囲気照明は、走行中に運転者が後部座席の安全を確認したり、車室内を独特の雰囲気に作り上げるために、車室内を薄明りで照明するので、低照度である。一方、機能照明は、ドア開やシートベルト未装着等を乗員に知らせる、あるいは乗員が読書する際に用いられるので、高照度である。このように、機能照明と雰囲気照明とは、その光量の多寡が異なり、これらを適正に使い分ける必要があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は照明ランプの数を増やすことなく、座席側で点灯操作可能な照明ランプを用いて機能照明と雰囲気照明とを適正に使い分ける車室内照明装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る車室内照明装置は、下記[1]〜[6]を特徴としている。
[1]車両に搭載された車室内照明装置であって、車室内に設置され、前記車室内を照明する点灯操作可能な照明ランプと、前記照明ランプを点灯させる状態を検知する検知部と、前記照明ランプの点灯を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記検知部によって前記状態が検知された場合、前記照明ランプを第1の光量で照明させ、前記検知部によって前記状態が検知されない場合、前記照明ランプを前記第1の光量より少ない第2の光量で点灯させる、こと。
この車室内照明装置によれば、照明ランプの数を増やすことなく、点灯操作可能な照明ランプを用いて、高照度の機能照明と低照度の雰囲気照明とを適正に使い分けることができる。また、機能照明を優先させることで、従来の照明ランプの使い方から大きな変更が生じず、容易に雰囲気照明を導入できる。
[2]上記[1]に記載の車室内照明装置であって、前記照明ランプは、運転席に対し後方の座席側の車室に設置され、前記座席側で点灯操作可能であり、前記運転席側の車室は、前記後方の座席側の車室から遮光されない空間である、こと。
この車室内照明装置によれば、後方の座席側で点灯操作可能な照明ランプを用いて、後方の座席側を含む車室を一様に照明することができ、雰囲気照明をより効果的なものにすることができる。
[3]上記[1]または[2]の車室内照明装置であって、前記検知部は、前記照明ランプを点灯させる状態として、前記点灯操作および前記車両と連動した所定の動作を検知する、こと。
この車室内照明装置によれば、乗員による点灯操作の他、ドア開等の車両と連動する動作は、照明ランプを点灯させる状態とするので、従来通り機能照明としての役割を果たすことができる。
[4]上記[1]ないし[3]のいずれかの車室内照明装置であって、前記制御部に前記第2の光量で照明させるための低照度モードを指示する指示部を備え、前記制御部は、前記指示部による低照度モードが指示され、かつ、前記検知部によって前記状態が検知されない場合、前記照明ランプを前記第2の光量で点灯させる、こと。
この車室内照明装置によれば、低照度モードを指示することによって、照明ランプは第2の光量で点灯するので、運転者が自由に雰囲気照明を設定できる。
[5]上記[4]の車室内照明装置であって、前記制御部は、前記照明ランプが前記第2の光量で点灯している時、前記検知部によって前記状態が検知された場合、前記低照度モードを解除し、前記照明ランプを前記第1の光量で点灯させ、その後、前記状態が検知されなくなった場合、前記低照度モードに復帰し、前記照明ランプを前記2の光量で点灯させる、こと。
この車室内照明装置によれば、低照度モードが設定されている場合、機能照明以外の時、常に雰囲気照明となる。
[6]上記[4]または[5]の車室内照明装置であって、前記制御部は、複数の前記照明ランプを一斉に前記第2の光量で点灯させる、こと。
この車室内照明装置によれば、複数の照明ランプを一斉に第2の光量で点灯させるので、雰囲気照明としての効果を高めることができる。
本発明によれば、照明ランプの数を増やすことなく、座席側で点灯操作可能な照明ランプを用いて機能照明と雰囲気照明とを適正に使い分けることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、実施の形態における車室内照明装置が搭載される車両の車室内を上方から視た図である。 図2は、車両の側方から視た車室を示す図である。 図3は、車室内照明装置の構成を示すブロック図である。 図4は、点灯要求判定処理手順を示すフローチャートである。 図5は、点灯制御手順を示すフローチャートである。
以下、本実施形態に係る車室内照明装置について図面を用いて説明する。図1は実施の形態における車室内照明装置10が搭載される車両1の車室4内を上方から視た図である。車両1は、座席が3列に設けられた7人乗り用のワンボックスカーである。図2は車両1の側方から視た車室4を示す図である。車室4は、運転席3側の前方車室2と乗員(搭乗者)側の後方車室6とに大きく分けられる。前方車室2は、後方車室6と区画されておらず、後方車室6から遮光されない空間である。
後方車室6の中央座席7、9の側方上部のトリムカバーには、パーソナルランプ25、27及びパーソナルスイッチ(SW)36、37が配置される。同様に、後方車室6の後部座席11の両側上部のトリムカバーには、それぞれパーソナルランプ29、31及びパーソナルSW38、39が配置される。
パーソナルSW36、37、38、39は、各座席に座る乗員(搭乗者)によって操作可能なスイッチであり、オンに操作されると、パーソナルランプ25、27、29、31がそれぞれ機能照明として高照度(光量100%)で点灯する。パーソナルランプ25、27、29、31は、各座席に座る乗員によってパーソナルSW36、37、38、39がオンに操作される以外に、車両1と連動した動作として、例えば各座席のドアが開いている場合や乗員がシートベルトを装着していない場合等に点灯する。
一方、前方車室2の運転席3及び助手席5の前方に配置されたインストルメントパネル18には、運転者によって操作可能なラウンジモード設定スイッチ(SW)40が配置される。ラウンジモード設定SW40(指示部)は、後述するように、車室内を薄明りで照明し独特の雰囲気を演出するためのスイッチであり、オンに操作されると、パーソナルランプ25、27、29、31が雰囲気照明として低照度(光量20%)で常時点灯するモード(低照度モード)に設定される。ここで、低照度として設定される光量20%は、パーソナルランプの照明が運転席3側のフロントガラスに映り込まないと想定される光量であり、一例である。なお、機能照明及び雰囲気照明のいずれの場合においても、図2に示すように、パーソナルランプ27、31は、車室4の後方に向けて照明光L1、L2をそれぞれ中央座席9、後部座席11に照射する。パーソナルランプ25、29においても同様である。
また、車室4内の左右両側の天井には、後方車室6を一様に照明する天井照明33、35が配置される。
図3は車室内照明装置10の構成を示すブロック図である。車室内照明装置10は、ECU(Electronic Control Unit)からなる制御部15を中心に構成される。制御部15は、周知のCPU、ROM等を内蔵し、CPUがROMに記憶された動作プログラムを実行することで車室内照明装置10の各部を統括的に制御する。また、制御部15は、後述する動作プログラムの実行に伴ってセットあるいはリセットされる、フラグA、フラグB及びフラグCの状態を記憶するフラグメモリ15zを有する。
制御部15には、ラウンジモード設定SW40、イグニッション(IG)スイッチ51、ドアSW52、ドームSW53、シートベルトSW54及びパーソナルSW36〜39が接続される。
IGスイッチ51は、運転者によって操作され、オンに操作されることで、車両は運転状態となる。ドアSW52(検知部)は、各ドアの開閉を検知し、また、各ドアのドアロック操作あるいはドアアンロック操作を検知する。
ドームSW53は、車室4の天井に設置されたドーム型照明を点灯操作可能なスイッチである。シートベルトSW54は、各座席に設けられ、シートベルトの装着の有無を検知する。パーソナルSW36〜39は、各座席に座る乗員によって各パーソナルランプ25、27、29、31を点灯操作可能なスイッチであり、制御部15にそのオン/オフ状態を出力する。なお、パーソナルSW36〜39を特に区別する必要が無い場合、パーソナルSW30と総称する。
ラウンジモード設定SW40は、前述したようにインストルメントパネル18に配置され、運転者によってオンに操作されると、車室内照明装置10がラウンジモードに移行するスイッチである。始動時、ラウンジモード設定SW40はオフに設定される。
また、制御部15には、天井照明33、35、パーソナルランプ25、27、29、31、及び無線通信部55が接続される。
天井照明33、35は、前述したように、車室4の左右両側の天井に設置され、車室4内を一様に照明する。パーソナルランプ25、27、29、31は、それぞれ左側の中央座席7、右側の中央座席9、左側の後部座席11、右側の後部座席11を照明する。特に、パーソナルランプを区別する必要が無い場合、パーソナルランプ20と総称する。パーソナルランプ20は、制御部15がPWM制御を行うことよって駆動され、デューティ比0%〜100%の範囲、つまり、光量0%〜100%の範囲で可変自在に点灯する。
また、パーソナルランプ20は、各座席に座る乗員によってパーソナルSW30がオンに操作されると、機能照明として高照度(光量100%)で点灯し、また、車両1と連動した動作として、例えば各座席に座る乗員がドアを開いた場合、ドアアンロック操作が行われた場合、乗員がシートベルトを装着していない場合、ドーム型照明が点灯している場合等に、高照度(光量100%)で点灯する。パーソナルランプ20は、運転者によってラウンジモード設定SW40がオンに操作され、車室内照明装置10がラウンジモードに移行すると、雰囲気照明として低照度(光量20%)で常時点灯する。パーソナルランプ20は、LED、LCD、有機EL、電球等でよく、特に種類は限定されない。
無線通信部55は、運転者が所持するスマートキー60と近距離無線通信を行い、スマートキー60が所定距離以内に接近すると、その接近を検知し接近検知信号を制御部15に出力し、また、スマートキー60が運転者によってセキュリティ解除操作されると、その解除信号をスマートキー60から受信し、制御部15に解除信号を出力する。制御部15は、接近検知信号や解除信号を受信すると、パーソナルランプ20を高照度で点灯させる。
なお、IGスイッチ51、ドアSW52、ドームSW53、シートベルトSW54、無線通信部55等は、車両と連動する動作を検知する車両連動スイッチの一例である。
上記構成を有する車室内照明装置10の動作を示す。図4は点灯要求判定処理手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは、制御部15内のROMに格納されており、制御部15内のCPUによって実行される。
制御部15は、車両1と連動した動作を行う車両連動スイッチの一例として、ドアSW52の状態を判別する(S1)。ドアSW52がオンであり、つまりドアが開かれているもしくはアンロック操作が行われている場合、制御部15は、フラグメモリ15zに記憶されるフラグAを値1にセットする(S2)。この時、制御部15は、フラグAをセットに至らせた要因であるドアSWもしくはこれに近接して配置されたパーソナルランプの識別情報もフラグメモリ15zに記憶する。一方、ドアSW52がオフである、つまりドアが閉じられかつドアロック操作が行われている場合、制御部15は、フラグメモリ15zに記憶されるフラグAを値0にクリアし、リセットする(S3)。
続いて、制御部15は、雰囲気照明を行うためのラウンジモード設定SW40がオンであるか否かを判別する(S4)。ラウンジモード設定SW40がオンである場合、制御部15は、フラグメモリ15zに記憶されるフラグBを値1にセットする(S5)。一方、ラウンジモード設定SW40がオフである場合、制御部15は、フラグBを値0にクリアし、リセットする(S6)。
続いて、制御部15は、パーソナルSW36、37、38、39のいずれか1つがオンであるか否かを判別する(S7)。パーソナルSW36、37、38、39のいずれか1つがオンである場合、制御部15は、フラグメモリ15zに記憶されるフラグCを値1にセットする(S8)。この時、制御部15は、フラグCをセットに至らせた要因であるパーソナルSWもしくはこれに近接して配置されたパーソナルランプの識別情報もフラグメモリ15zに記憶する。一方、パーソナルSW36、37、38、39のいずれもオフである場合、制御部15は、フラグCを値0にクリアし、リセットする(S9)。この後、制御部15は本動作を終了する。
なお、ここでは、車両と連動した動作の一例として、ドア開操作やドアアンロック操作が検知可能なドアSWの場合を示したが、シートベルトの未装着を検知可能なシートベルトSW、ドーム型照明の点灯操作が可能なドームSW、イグニッション(IG)SWのオフ操作を検知可能なイグニッションSW、スマートキー60の接近やスマートキー60によるセキュリティ解除操作を検知可能な無線通信部の場合を示してもよく、また、これらを組み合わせたSW群の場合を示してもよい。
図5は点灯制御手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは、制御部15内のROMに格納されており、制御部15内のCPUによって実行される。
まず、制御部15は、フラグメモリ15zに記憶されているフラグAまたはフラグCが値1にセットされているか否かを判別する(S11)。フラグAまたはフラグCが値1にセットされている場合、制御部15は、フラグメモリ15zに記憶されている情報を基に該当するパーソナルランプ20を選択し、このパーソナルランプ20を高照度(光量100%)で照明する(S12)。例えば、右側の後部座席11に近接するパーソナルSW39が乗員によってオンに操作される、あるいはドアがアンロック操作されると、パーソナルランプ31が高照度で照明する。光量100%の場合、制御部15は、デューティ比100%でパーソナルランプ20を駆動する。この後、制御部15は本動作を終了する。
一方、ステップS11でフラグA及びフラグCのいずれも値0にリセットされている場合、制御部15は、フラグBが値1にセットされているか否かを判別する(S13)。フラグBが値1にセットされている場合、制御部15は、フラグメモリ15zに記憶されている情報を基に該当するパーソナルランプ20を選択し、このパーソナルランプ20を低照度(光量20%)で照明する(S14)。光量20%の場合、制御部15は、デューティ比20%でパーソナルランプ20を駆動する。この後、制御部15は本動作を終了する。
一方、ステップS13でフラグBが値0にリセットされている場合、制御部15は全てのパーソナルランプ20を消灯させる(S15)。つまり、制御部15は、デューティ比0%でパーソナルランプ20を駆動する。この後、制御部15は本動作を終了する。
なお、高照度と低照度としてそれぞれ設定される光量100%と20%は、一例であり、光量90%と10%等、他の組み合わせでもよい。また、パーソナルランプの光量は、乗員によるマニュアル操作によって、数段階に調節可能であってもよく、光量100%以外の値に調節されてもよい。逆に、ラウンジモードが設定されていない場合、マニュアル操作による光量20%の調整は不可としてもよい。これは、そのような低照度に設定する要求が殆ど無いことによる。
この車室内照明装置10では、後方車室6内の中央座席7、9及び後部座席11の側方上部のトリムカバーには、それぞれパーソナルランプ29、31及びパーソナルSW38、39が配置される。インストルメントパネル18に配置されたラウンジモード設定SW40が運転者によってオンに操作されると、車室内照明装置10はラウンジモードに移行する。ラウンジモードでは、例えば、中央座席または後部座席に座る乗員が読書を行う場合、パーソナルSW30をオンにすることで、この座席を機能照明として照明するパーソナルランプ20が点灯する。一方、パーソナルSW30がオフであり、車両と連動した動作を検知するドアSW52等もオフである場合、各パーソナルランプ20は、ラウンジモードで雰囲気照明を行う。
また、パーソナルランプが機能照明(光量100%)と雰囲気照明(光量20%)とを兼用する照明ランプとして動作するので、機能照明用のランプと雰囲気照明用のランプとを別々に備える場合と比べ、照明ランプの数を増加させなくても済む。つまり、機能照明に必要な照明ランプを雰囲気照明に利用できる。
これにより、照明ランプの数を増やすことなく、後方の中央座席及び後部座席側で点灯操作可能なパーソナルランプを用いて、高照度の機能照明と低照度の雰囲気照明とを適正に使い分けることができる。また、機能照明を優先させることで、従来の照明ランプの使い方から大きな変更が生じず、容易に雰囲気照明を導入できる。
また、運転席側から中央座席及び後部座席側までの車室全体を一様に照明することができ、雰囲気照明をより効果的なものにすることができる。
また、車両と連動するドアSW等がオフかつパーソナルSWがオフである場合に限り、制御部はパーソナルランプをラウンジモード(光量20%)で点灯させる。例えば後部座席側で半ドアである場合、ラウンジモードに移行せず、該当するパーソナルランプが機能照明として高照度で点灯する。このように、乗員によるパーソナルSWの操作の他、ドア開等の車両と連動する動作は、パーソナルランプを点灯させる状態として、従来通り機能照明としての役割を果たすことができる。
また、ラウンジモード設定SWで低照度モードを指示することによって、パーソナルランプは低照度で点灯するので、運転者が自由に雰囲気照明を設定できる。また、低照度モードが設定されている場合、一旦、低照度モードが解除されてから復帰した場合、つまり、機能照明以外の時、常に雰囲気照明となる。また、複数のパーソナルランプを一斉に低照度で点灯させるので、雰囲気照明としての効果を高めることができる。
なお、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、上記実施形態では、車両と連動した動作を検知するスイッチ、及び全てのパーソナルSWがオフである場合、制御部15は、ラウンジモードに移行し、雰囲気照明としてパーソナルランプを低照度で点灯させたが、この場合に限らず、例えば1つもしくは2つのパーソナルSWがオンであっても、残りのパーソナルSWがオフである場合、対応するパーソナルランプを雰囲気照明として点灯させてもよく、パーソナルSWがオンに対応するパーソナルランプを除き、残りのパーソナルランプを雰囲気照明として点灯させてもよい。
ここで、上述した本発明に係る車室内照明装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[6]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車両に搭載された車室内照明装置(10)であって、
車室内に設置され、前記車室内を照明する点灯操作可能な照明ランプ(パーソナルランプ20、25、27、29、31)と、
前記照明ランプを点灯させる状態を検知する検知部(ドアSW52)と、
前記照明ランプの点灯を制御する制御部(15)と、
を備え、
前記制御部は、
前記検知部によって前記状態が検知された場合、前記照明ランプを第1の光量で照明させ、前記検知部によって前記状態が検知されない場合、前記照明ランプを前記第1の光量より少ない第2の光量で点灯させる、
ことを特徴とする車室内照明装置。
[2] 前記照明ランプは、運転席に対し後方の座席側の車室に設置され、前記座席側で点灯操作可能であり、
前記運転席側の車室は、前記後方の座席側の車室から遮光されない空間である、
ことを特徴とする上記[1]に記載の車室内照明装置。
[3] 前記検知部は、前記照明ランプを点灯させる状態として、前記点灯操作および前記車両と連動した所定の動作を検知する、
ことを特徴とする上記[1]または[2]に記載の車室内照明装置。
[4] 前記制御部に前記第2の光量で照明させるための低照度モードを指示する指示部(ラウンジモード設定SW40)を備え、
前記制御部は、前記指示部による低照度モードが指示され、かつ、前記検知部によって前記状態が検知されない場合、前記照明ランプを前記第2の光量で点灯させる、
ことを特徴とする上記[1]ないし[3]のいずれかに記載の車室内照明装置。
[5] 前記制御部は、前記照明ランプが前記第2の光量で点灯している時、前記検知部によって前記状態が検知された場合、前記低照度モードを解除し、前記照明ランプを前記第1の光量で点灯させ、その後、前記状態が検知されなくなった場合、前記低照度モードに復帰し、前記照明ランプを前記2の光量で点灯させる、
ことを特徴とする上記[4]に記載の車室内照明装置。
[6] 前記制御部は、複数の前記照明ランプを一斉に前記第2の光量で点灯させる、
ことを特徴とする上記[4]または[5]に記載の車室内照明装置。
1 車両
2 前方車室
3 運転席
4 車室
5 助手席
6 後方車室
7、9 中央座席
10 車室内照明装置
11 後部座席
15 制御部
15z フラグメモリ
18 インストルメントパネル
20、25、27、29、31 パーソナルランプ
30、36、37、38、39 パーソナルスイッチ(SW)
33、35 天井照明
40 ラウンジモード設定スイッチ
51 IGスイッチ
52 ドアSW
53 ドームスイッチ
54 シートベルトスイッチ
55 無線通信部
60 スマートキー
L1、L2 照明光

Claims (6)

  1. 車両に搭載された車室内照明装置であって、
    車室内に設置され、前記車室内を照明する点灯操作可能な照明ランプと、
    前記照明ランプを点灯させる状態を検知する検知部と、
    前記照明ランプの点灯を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記検知部によって前記状態が検知された場合、前記照明ランプを第1の光量で照明させ、前記検知部によって前記状態が検知されない場合、前記照明ランプを前記第1の光量より少ない第2の光量で点灯させる、
    ことを特徴とする車室内照明装置。
  2. 前記照明ランプは、運転席に対し後方の座席側の車室に設置され、前記座席側で点灯操作可能であり、
    前記運転席側の車室は、前記後方の座席側の車室から遮光されない空間である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車室内照明装置。
  3. 前記検知部は、前記照明ランプを点灯させる状態として、前記点灯操作および前記車両と連動した所定の動作を検知する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車室内照明装置。
  4. 前記制御部に前記第2の光量で照明させるための低照度モードを指示する指示部を備え、
    前記制御部は、前記指示部による低照度モードが指示され、かつ、前記検知部によって前記状態が検知されない場合、前記照明ランプを前記第2の光量で点灯させる、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車室内照明装置。
  5. 前記制御部は、前記照明ランプが前記第2の光量で点灯している時、前記検知部によって前記状態が検知された場合、前記低照度モードを解除し、前記照明ランプを前記第1の光量で点灯させ、その後、前記状態が検知されなくなった場合、前記低照度モードに復帰し、前記照明ランプを前記2の光量で点灯させる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の車室内照明装置。
  6. 前記制御部は、複数の前記照明ランプを一斉に前記第2の光量で点灯させる、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の車室内照明装置。
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