JP6769325B2 - 車両の照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車室内のラゲッジスペースを照らすライトを有する車両の照明装置に関するものである。
自動車などの車両には、座席を照らすライトや車室内のラゲッジスペースを照らすライトなど、車室内を照らす複数のライトが設けられている。これらライトは、車室内に設けられたスイッチの操作を通じて点灯および消灯を切替可能になっている。また、車室内のライトをドアの乗員の乗降に合わせて自動的に点灯させる照明装置が実用されている(例えば特許文献1)。
特許文献1の照明装置では、ドアが開かれるとライトが自動的に点灯するようになっている。また、その後においてドアが閉じられるとともに、乗員が座席に着座してシートベルトを着用したり、ドアが閉じられてから所定期間が経過したりすると、ライトは自動的に消灯する。
特開2008−230338号公報
上記照明装置では、乗車後においてライトが一旦消灯すると、ドアを開けたりスイッチを操作したりしない限り、ライトは点灯しない。そのため、車室内が暗い状態での車両運転時(夜間における交差点での停車時など)において車室内のラゲッジスペースを使用する場合には、車室内が暗くスイッチの操作もままならないために乗員に不便さを感じさせてしまう。
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車室内のラゲッジスペースの使用にかかる利便性を向上させることのできる車両の照明装置を提供することにある。
上記課題を解決するための車両の照明装置は、ドアが閉状態であることを検出するドア開閉検出部と、座席への着座および同座席からの離座を検出する着座検出部と、シートベルトの着用および非着用を検出するベルト着用検出部と、車室内の後部のラゲッジスペースを照らすラゲッジライトと、前記ドアの閉状態が検出されているときにおいて、前記座席への着座と前記シートベルトの着用とが共に検出された状態から、前記シートベルトの非着用と前記座席からの離座とが共に検出される状態に移行したときに、前記ラゲッジライトを点灯するライト点灯部とを備える。
上記構成によれば、ドアが閉じられている車両の運転中において乗員がシートベルトを外して座席から立ち上がったときに、その乗員が車室内の後部のラゲッジスペースを使用する可能性があるとして、同ラゲッジスペースを照らすラゲッジライトを点灯させることができる。これにより、車室内を自動的に明るくした状態でラゲッジスペースを使用することができるため、ラゲッジスペースの使用にかかる利便性を向上させることができる。
上記照明装置において、前記座席は、前方側の前部座席と後方側の後部座席とからなり、前記照明装置は、前記後部座席を照らす後部ライトを備えており、前記ライト点灯部は、前記ラゲッジライトの点灯に合わせて、前記後部ライトを点灯することが好ましい。
上記構成によれば、ラゲッジスペースを照らすことに加えて、同スペースの近傍を照らすことができるため、ラゲッジスペースの使用にかかる利便性を好適に向上させることができる。
上記照明装置において、前記ライト点灯部は、前記ラゲッジライトを点灯したときにおいて、前記シートベルトの非着用と前記座席からの離座とが共に検出された状態から、前記座席への着座と前記シートベルトの着用とが共に検出される状態に移行したときに、前記ラゲッジライトを消灯する。
上記構成によれば、一旦点灯したライトを、一旦シートベルトを外して離座した乗員が座席に座り直してシートベルトを装着したときに、ラゲッジスペースの使用が終了したとして、自動的に消灯することができる。
上記照明装置において、前記ライト点灯部は、前記車両が走行状態であるときには前記ラゲッジライトの点灯を禁止することが好ましい。
上記構成によれば、車両の走行中にはラゲッジライトが自動点灯しないようにすることができる。
上記照明装置において、前記ドアが開状態であるときに前記ラゲッジライトを点灯するドア開点灯部を備え、同ドア開点灯部による点灯時における前記ラゲッジライトの光束よりも、前記ライト点灯部による点灯時における前記ラゲッジライトの光束が小さいことが好ましい。
上記構成によれば、ドアが開かれたときにはラゲッジスペースを明るく照らす一方で、ドアを閉じた状態での車両運転時においては明るさを抑えつつラゲッジスペースを照らすといったように、状況に合わせてラゲッジスペースを照らす明るさを切り替えることができる。
本発明によれば、車室内のラゲッジスペースの使用にかかる利便性を向上させることができる。
一実施形態の車両の照明装置の概略構成を示す略図。 同照明装置の回路構造を示すブロック図。 乗降時点灯制御の実行手順を示すフローチャート。 開閉点灯制御の実行手順を示すフローチャート。 運転時点灯制御の実行手順を示すフローチャート。
以下、車両の照明装置の一実施形態について説明する。
図1に示すように、車両10は、車室11内に、前後方向(図1の上下方向)において三列に並ぶ座席を有している。最前列の前部座席21は運転席21Rと助手席21Lとからなり、二列目座席22は右側座席22Rと左側座席22Lとからなり、三列目座席23は右側座席23Rと左側座席23Lとからなる。本実施形態では、二列目座席22と三列目座席23とが後部座席に相当する。
各座席(詳しくは、運転席21R、助手席21L、右側座席22R,23R、および左側座席22L,23L)にはそれぞれ、座席への着座および同座席からの離座を検出する着座検出部としての着座センサ41と、シートベルトの着用および非着用を検出するベルト着用検出部としてのシートベルトセンサ43とが設けられている。
車両10は、運転席ドア31、助手席ドア32、右側スライドドア33、左側スライドドア34、およびバックドア35といった5枚のドアを有している。それらドア31〜35の近傍にはそれぞれ、ドアが閉状態であることを検出するドア開閉検出部としてのドアスイッチ44が設けられている。
車室11の天井には、前後方向に間隔を置いて並ぶように、3つのルームライト51F,51C,51Rが取り付けられている。前方のルームライト51Fは前方側の前部座席21を照らす態様で設けられており、中央のルームライト51Cは二列目座席22を照らす態様で設けられており、後方のルームライト51Rは三列目座席23を照らす態様で設けられている。
車室11の両側壁にはそれぞれ、三列目座席23よりも後方の位置に、ラゲッジライト52が取り付けられている。車室11内における三列目座席23よりも後方側の部分はラゲッジスペース12になっており、このラゲッジスペース12を照らす態様で上記ラゲッジライト52は設けられている。
車両10には、走行速度を検出するための速度センサ45が設けられている。
図1および図2に示すように、車両10は、例えばマイクロコンピュータなどからなる電子制御装置40を備えている。この電子制御装置40は、各種センサ類の検出信号を取り込むとともに、それら検出信号に基づき各種の演算を行い、その演算結果に基づいて各ライト51F,51C,51R,52の点灯および消灯を切り替える制御を実行する。電子制御装置40は、各ライト51F,51C,51R,52の点灯時における光束を可変設定する調光機能を有している。なお本実施形態では、電子制御装置40がドア開点灯部およびライト点灯部に相当する。
本実施形態では、乗員の乗降に際して各ルームライト51F,51C,51Rを点灯させる乗降時点灯制御が実行される。
以下、乗降時点灯制御の実行手順について説明する。図3は乗降時点灯制御の具体的な実行手順を示しており、同図のフローチャートに示される一連の処理は、所定周期毎の処理として、電子制御装置40により実行される。
図3に示すように、この処理では、運転席ドア31、助手席ドア32、各スライドドア33,34のいずれかが開かれると(ステップS11:YES)、各ルームライト51F,51C,51Rが点灯される(ステップS12)。
そして、その後において各ドア31〜34の全てが閉じられると(ステップS11:NO)、各ルームライト51F,51C,51Rが点灯しているため(ステップS13:YES)、以下の(消灯条件A)および(消灯条件B)の少なくとも一方が満たされるか否かが判断される(ステップS14およびステップS15)。
(消灯条件A)各ルームライト51F,51C,51Rの点灯継続時間が所定時間T1以上であること。
(消灯条件B)着座センサ41によって乗員の着座が検出されている座席の全てにおいて、シートベルトセンサ43によってシートベルトの着用が検出されていること。
そして(消灯条件A)および(消灯条件B)が共に満たされない場合には(ステップS14:NO、且つステップS15:NO)、乗車した乗員がシートベルトを着用していない可能性があり、各ドア31〜34の全てが閉じられてからさほど時間が経っていないとして、各ルームライト51F,51C,51Rの点灯が継続される(ステップS12)。
その後において、(消灯条件A)が満たされると(ステップS14:YES)、各ルームライト51F,51C,51Rの点灯時間が長くなっているとして、各ルームライト51F,51C,51Rが消灯される(ステップS16)。一方、(消灯条件A)が満たされる前に(消灯条件B)が満たされると(ステップS14:NO、且つステップS15:YES)、乗車した全ての乗員が座席に着座してシートベルトを着用したとして、各ルームライト51F,51C,51Rが消灯される(ステップS16)。
このようにして各ルームライト51F,51C,51Rが消灯された後は、運転席ドア31、助手席ドア32、各スライドドア33,34のいずれかが開かれない限り(ステップS11:NO、且つステップS13:NO)、各ルームライト51F,51C,51Rを点灯する処理(ステップS12)は実行されない。
また本実施形態では、バックドア35の開閉に際してラゲッジライト52を点灯させる開閉点灯制御が実行される。
以下、開閉点灯制御の実行手順について説明する。図4は開閉点灯制御の具体的な実行手順を示しており、同図のフローチャートに示される一連の処理は、所定周期毎の処理として、電子制御装置40により実行される。
図4に示すように、この処理では、バックドア35が開かれると(ステップS21:YES)、ラゲッジライト52が点灯される(ステップS22)。そして、その後にバックドア35が閉じられると(ステップS21:NO)、ラゲッジライト52が消灯される(ステップS23)。
ここで、ラゲッジライト52がバックドア35を開けない限り点灯しない仕様にすると、車室11内が暗い状態での車両10の運転時(夜間における交差点での停車時など)において車室11内のラゲッジスペース12を使用する場合に、ラゲッジスペース12が暗い状態になって乗員に不便さを感じさせてしまう。仮にラゲッジライト52の近傍に同ラゲッジライト52を点灯させるための操作スイッチを設けるようにしたとしても、車室11内が暗いために同操作スイッチの操作は煩わしいものになってしまう。
この点をふまえて本実施形態では、車両10の運転中において乗員がラゲッジスペース12を使用する可能性があるときにラゲッジライト52を点灯させる制御(運転時点灯制御)を実行するようにしている。
車両10の運転中において乗員がラゲッジスペース12を使用する場合、同乗員の動作の中にはシートベルトを外して立ち上がる動作が含まれる。そのため上記運転時点灯制御では、1つの座席の状態が、同座席への着座とシートベルトの着用とが共に検出された状態からシートベルトの非着用と座席からの離座とが共に検出される状態に移行したことをもって、車両10の運転中に乗員がシートベルトを外して座席から立ち上がった可能性のあることが判断され、ひいては同乗員がラゲッジスペース12を使用する可能性があることが判断される。なお、車両10が運転中であることは各ドア31〜35の全てが閉じられていることによって判断される。
こうした運転時点灯制御を通じて、車両10の運転中においてラゲッジスペース12を自動的に明るくした状態で使用することができるため、ラゲッジスペース12の使用にかかる利便性を向上させることができる。
以下、運転時点灯制御の実行手順について説明する。図5は運転時点灯制御の具体的な実行手順を示しており、同図のフローチャートに示される一連の処理は、所定周期毎の処理として、電子制御装置40により実行される。
図5に示すように、この処理では先ず、全てのドア31〜35が閉じられているか否かが判断される(ステップS31)。各ドア31〜35のいずれかが開かれている場合には(ステップS31:NO)、乗員の乗降や荷物の積み卸しが行われているなど、車両10が運転中ではないために以下の処理は実行されない。
一方、全てのドア31〜35が閉じられている場合には(ステップS31:YES)、ラゲッジライト52が消灯しているときにおいて(ステップS32:YES)、後部座席(右側座席22R,23Rおよび左側座席22L,23L)のいずれかの状態が以下の(状態A)から(状態B)に移行したか否かが判断される(ステップS33)。
(状態A)着座センサ41によって座席への着座が検出されるとともにシートベルトセンサ43によってシートベルトの着用が検出されている。
(状態B)着座センサ41によって座席からの離座が検出されるとともにシートベルトセンサ43によってシートベルトの非着用が検出されている。
そして、後部座席のいずれも上記(状態A)から(状態B)に移行していない場合には(ステップS33:NO)、ラゲッジライト52およびルームライト51Rを点灯することなく(ステップS34およびステップS35の処理をジャンプして)、本処理は一旦終了される。
その後、後部座席のいずれかの状態が(状態A)から(状態B)に移行すると(ステップS33:YES)、車両10の走行速度が所定速度(例えば2km毎時)未満であることを条件に(ステップS34:YES)、ラゲッジライト52および後方のルームライト51Rが点灯される(ステップS35)。このステップS35の処理では、ラゲッジライト52の光束が開閉点灯制御(図4のステップS22)による点灯時におけるラゲッジライト52の光束と比較して小さくされるとともに、ルームライト51Rの光束が乗降時点灯制御(図3のステップS12)による点灯時におけるルームライト51Rの光束と比較して小さくされる。
なお本処理では、車両10の走行速度が所定速度以上であるときには(ステップS34:NO)、車両10が走行状態であるとして、ラゲッジライト52およびルームライト51Rは点灯されない(ステップS35の処理がジャンプされる)。
本処理によれば、車両10の運転中に乗員がシートベルトを外して後部座席から立ち上がったときに、その乗員がラゲッジスペース12を使用する可能性があるとして、ラゲッジライト52と後方側のルームライト51Rとを点灯させることができる。これにより、車室11内が暗い状態での車両10の運転時(夜間における交差点での停車時など)において同車室11内を自動的に明るくした状態でラゲッジスペース12を使用することができるため、ラゲッジスペース12の使用にかかる利便性を向上させることができる。
また本処理によれば、ラゲッジライト52の点灯に合わせて、車室11内の後部を照らす後部ライトとしてのルームライト51Rが点灯される。これにより、ラゲッジスペース12を照らすことに加えて同ラゲッジスペース12の近傍を照らすことができるため、ラゲッジスペース12への接近や移動が容易になるなど、ラゲッジスペース12の使用にかかる利便性を好適に向上させることができる。なお、三列目座席23を折り畳み可能な車両であれば、三列目座席23を折り畳んだ場合に、同三列目座席23が折り畳まれる前に展開されていた部分もラゲッジスペースになる。こうした場合に、ラゲッジライト52とルームライト51Rとによってラゲッジスペースの全体を照らすことができるようにもなる。
本処理において、車両10の運転中にラゲッジライト52およびルームライト51Rが点灯すると(ステップS31:YES、且つステップS32:NO)、以下の(消灯条件C)および(消灯条件D)の少なくとも一方が満たされるか否かが判断される(ステップS36およびステップS37)。
(消灯条件C)ラゲッジライト52およびルームライト51Rの点灯継続時間が所定時間T2以上であること。
(消灯条件D)ラゲッジライト52およびルームライト51Rの点灯中に、後部座席(右側座席22R,23Rおよび左側座席22L,23L)のいずれかの状態が前記(状態B)から(状態A)に移行したこと。
そして、これら(消灯条件C)および(消灯条件D)が共に満たされていない場合には(ステップS36:NO、且つステップS37:NO)、車室11内において乗員が離席したままの状態であり、ラゲッジライト52およびルームライト51Rが点灯してからさほど時間が経っていないとして、各ライト52,51Rの点灯が継続される。
その後において(消灯条件C)が満たされると(ステップS36:YES)、ラゲッジライト52およびルームライト51Rの点灯時間が長くなっているとして、それらライト52,51Rが消灯される(ステップS38)。これにより、ラゲッジライト52およびルームライト51Rが不要に長い時間点灯した状態のままになることが抑えられる。
一方、(消灯条件C)が満たされる前に(消灯条件D)が満たされると(ステップS36:NO、且つステップS37:YES)、一旦シートベルトを外して離座した乗員が座席に座り直してシートベルトを装着したとして、ラゲッジライト52およびルームライト51Rが消灯される(ステップS38)。
本処理によれば、運転時点灯制御を通じて点灯させたラゲッジライト52およびルームライト51Rを、一旦シートベルトを外して離座した乗員が座席に座り直してシートベルトを装着したときに同乗員によるラゲッジスペース12の使用が終了したとして、消灯することができる。このように、乗員によるラゲッジスペース12の使用状況に合わせてラゲッジライト52およびルームライト51Rを自動的に消灯させることができる。
しかも、ラゲッジスペース12の使用が終了して乗員が座席に座り直した場合であっても、その乗員がシートベルトを着用しない場合には、ラゲッジライト52およびルームライト51Rは消灯せずに点灯したままの状況になるため、この状況によって乗員に違和感を生じさせることによってシートベルトの着用を促すことが可能になる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下に記載する効果が得られる。
(1)全てのドア31〜35の閉状態が検出されているときにおいて、1つの座席の状態が、同座席への着座とシートベルトの着用とが共に検出された状態から、シートベルトの非着用と座席からの離座とが共に検出される状態に移行したときに、ラゲッジライト52を点灯するようにした。これにより、車両10の運転中においてラゲッジスペース12を自動的に明るくした状態で使用することができるため、ラゲッジスペース12の使用にかかる利便性を向上させることができる。
(2)運転時点灯制御においてラゲッジライト52の点灯に合わせてルームライト51Rを点灯するようにした。これにより、ラゲッジスペース12を照らすことに加えて同ラゲッジスペース12の近傍を照らすことができるため、ラゲッジスペース12の使用にかかる利便性を好適に向上させることができる。
(3)運転時点灯制御を通じたラゲッジライト52およびルームライト51Rの点灯中に、後部座席のいずれかの状態が、シートベルトの非着用と座席からの離座とが共に検出された状態から、座席への着座とシートベルトの着用とが共に検出される状態に移行したときに、ラゲッジライト52を消灯するようにした。そのため、運転時点灯制御を通じて点灯させたラゲッジライト52およびルームライト51Rを、一旦シートベルトを外して離座した乗員が座席に座り直してシートベルトを装着したときに同乗員によるラゲッジスペース12の使用が終了したとして、消灯することができる。
(4)車両10の走行中には、ラゲッジライト52およびルームライト51Rが自動点灯しないように、その点灯を禁止することができる。
(5)運転時点灯制御(図5のステップS35)による点灯時におけるラゲッジライト52の光束を、開閉点灯制御(図4のステップS22)による点灯時におけるラゲッジライト52の光束と比較して小さくした。また、運転時点灯制御(図5のステップS35)による点灯時におけるルームライト51Rの光束を、乗降時点灯制御(図2のステップS12)による点灯時におけるルームライト51Rの光束と比較して小さくした。そのため、各ドア31〜35のいずれかが開かれたときには車室11内を明るく照らす一方で、各ドア31〜35の全てを閉じた状態での車両10の運転時においては明るさを抑えつつラゲッジスペース12およびその周辺を照らすといったように、状況に合わせて車室11内を照らす明るさを切り替えることができる。
<変形例>
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・着座センサ41や、シートベルトセンサ43、ドアスイッチ44としては、任意のセンサ類(センサやスイッチなど)を用いることができる。
・照度センサなどによって車外の明るさを検出するとともに、その検出した明るさが所定レベルより低いことを条件に、運転時点灯制御を通じたラゲッジライト52およびルームライト51Rの点灯を許可するようにしてもよい。こうした構成によれば、車室11内が明るい状態での車両運転時(昼間における交差点での停車時など)に、ラゲッジライト52やルームライト51Rが無駄に点灯されてしまうことを抑えることができる。
・運転時点灯制御(図5のステップS33の処理やステップS37の処理)において状態を監視する座席に、助手席21Lを加えてもよい。
・運転時点灯制御においてラゲッジライト52およびルームライト51Rを消灯させる条件は、(消灯条件C)および(消灯条件D)の一方を省略するなど、任意に変更することができる。
・運転時点灯制御を通じてラゲッジライト52を点灯させる際に、合わせて点灯させるライトとしては、後方のルームライト51Rの他に、中央のルームライト51Cや、車両のウォークスルー通路を照らすフロアライトなど、任意のライトを採用することができる。また、運転時点灯制御においてラゲッジライト52のみを点灯させるようにしてもよい。
・運転時点灯制御におけるステップS34の処理を省略してもよい。こうした構成によれば、車両10の運転時において後部座席のいずれかの状態が(状態A)から(状態B)に移行した場合に(ステップS33:YES)、車両10の走行速度によることなく、ラゲッジライト52およびルームライト51Rが点灯するようになる(ステップS35)。
・ルームライト51Rの光束を運転時点灯制御による点灯時と乗降時点灯制御による点灯時とで同一にしてもよい。また、ラゲッジライト52の光束を運転時点灯制御による点灯時と開閉点灯制御による点灯時とで同一にすることができる。
・上記実施形態の照明装置は、車室11の側壁にラゲッジライト52が設けられた車両に限らず、車室11の天井にラゲッジライトが設けられた車両にも適用することができる。
・前後方向において二列に並ぶ座席を有する車両にも、上記実施形態の照明装置は適用可能である。
10…車両、11…車室、12…ラゲッジスペース、21…前部座席、21R…運転席、21L…助手席、22…二列目座席、22R…右側座席、22L…左側座席、23…三列目座席、23R…右側座席、23L…左側座席、31…運転席ドア、32…助手席ドア、33…右側スライドドア、34…左側スライドドア、35…バックドア、40…電子制御装置、41…着座センサ、43…シートベルトセンサ、44…ドアスイッチ、45…速度センサ、51F,51C,51R…ルームライト、52…ラゲッジライト。

Claims (4)

  1. ドアが閉状態であることを検出するドア開閉検出部と、
    座席への着座および同座席からの離座を検出する着座検出部と、
    シートベルトの着用および非着用を検出するベルト着用検出部と、
    車室内の後部のラゲッジスペースを照らすラゲッジライトと、
    前記ドアの閉状態が検出されているときにおいて、前記座席への着座と前記シートベルトの着用とが共に検出された状態から、前記シートベルトの非着用と前記座席からの離座とが共に検出される状態に移行したときに、前記ラゲッジライトを点灯するライト点灯部とを備え
    前記ライト点灯部は、前記ラゲッジライトを点灯したときにおいて、前記ラゲッジライトの点灯継続時間が所定時間以上であり、且つ前記シートベルトの非着用と前記座席からの離座とが共に検出された状態から、前記座席への着座と前記シートベルトの着用とが共に検出される状態に移行したときに、前記ラゲッジライトを消灯する車両の照明装置。
  2. 請求項1に記載の車両の照明装置において、
    前記座席は、前方側の前部座席と後方側の後部座席とからなり、
    前記照明装置は、前記後部座席を照らす後部ライトを備えており、
    前記ライト点灯部は、前記ラゲッジライトの点灯に合わせて、前記後部ライトを点灯する
    ことを特徴とする車両の照明装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両の照明装置において、
    前記ライト点灯部は、前記車両が走行状態であるときには前記ラゲッジライトの点灯を禁止する
    ことを特徴とする車両の照明装置。
  4. 請求項1〜のうちのいずれか1項に記載の車両の照明装置において、
    当該照明装置は、前記ドアが開状態であるときに前記ラゲッジライトを点灯するドア開点灯部を備え、同ドア開点灯部による点灯時における前記ラゲッジライトの光束よりも、前記ライト点灯部による点灯時における前記ラゲッジライトの光束が小さい
    ことを特徴とする車両の照明装置。
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