JP2008265630A - 車室内照明システム - Google Patents

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JP2008265630A JP2007113674A JP2007113674A JP2008265630A JP 2008265630 A JP2008265630 A JP 2008265630A JP 2007113674 A JP2007113674 A JP 2007113674A JP 2007113674 A JP2007113674 A JP 2007113674A JP 2008265630 A JP2008265630 A JP 2008265630A
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Shigeru Kiuchi
茂 木内
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Abstract

【課題】乗員の夜間乗降時に車室外の状況が把握できる車室内照明システムを省スペースで提供する。
【解決手段】車のドアの開閉を検出するドアスイッチ1と、車室内に設置されて車室内空間Bとドア近傍の車室外空間Aとを照射可能な車室内照明装置3と、ドアスイッチ1の信号を受けて、ドア開放時には車室内空間Bとドア近傍の車室外空間Aとを同時に照射し、ドア閉鎖時には車室内空間Bのみを照射するように車室内照明装置3の配光を制御する制御部2とを備える。ドア開放時には車室内照明装置3から車室外空間のみを照射するように配光制御しても良い。
【選択図】図1

Description

本発明は夜間での乗降時に、車室内および車室外の足元を照射することにより、安全性の確保を可能とする車室内照明システムに関するものである。
従来、車室内照明(ルームランプ)において、ドアの開・閉に連動して車室内照明が点・滅する構成は一般的であるが、あくまでも車室内全般を照らす照明であった。乗降時の補助照明としては、以下の特許文献1〜5のような従来例がある。
特許文献1(特開平5−104997)では、車体のドア開口部の下線を被覆部材で覆う車両において、前記ドア開口部の下線に発光体を設けることにより、乗降ステップ自体が発光するようにした車両の照明装置が開示されている。
特許文献2(特開2005−170130)では、車両への乗降時に乗降ステップを照射することによって、夜間でも車両への乗降をし易くする車両内照射装置が開示されている。
特許文献3(特開平11−165585)では、車両の外部に発光体を設置し、夜間に車両付近の地面を照明する車両外照明装置が開示されている。
特許文献4(特公平7−71912)では、路面を照明するステップ灯と、車室内の床面を照明する足元灯と、座席面を照明する座席灯を備え、ドア開放時に前記各灯を点灯させる車室内照明装置が開示されている。また、ドア内側にステップ灯を設置することが提案されている。
特許文献5(特開平10−250465)では、バックドアのハイマウントストップランプと一体にルームランプを形成し、バックドアが開いたときにバックドアの直下領域(自動車の後部近傍領域)を照明し、バックドアを閉じたときに車室内を照明する車両用灯具が開示されている。
特開平5−104997号公報 特開2005−170130号公報 特開平11−165585号公報 特公平7−71912号公報 特開平10−250465号公報
従来の技術では、特許文献1のように乗降ステップ自体が発光するか、特許文献2のステップヘの照射のように“ステップ部分”を光らすことにより、乗降時の安全性を確保しようとしているが、特許文献1の構成は車室外の地面部には照明が届かないし、特許文献2でもステップに焦点を合わせているため、車室外の地面部の照度は不足し、乗降時の安全性が確保されているとは言いがたい。
また、特許文献3のように車両の外部に発光体を設置するか、特許文献4のようにドア内側にステップ灯を設置すれば車室外は明るくなるが、車室内照明とは別途に設置が必要なため大幅なコストアップとなる。夜間乗降時(特に降車時)、足元の安全性確保のためには(ドア近傍の)車室外を明るくすることが望まれる。
特許文献5はバックドアにルームランプを有する車にしか適用できず、乗員の夜間乗降時の安全確保の効果は無い。
本発明は上述のような点に鑑みてなされたものであり、乗員の夜間乗降時に車室外の状況が把握できる車室内照明システムを省スペースで提供することを課題とする。
請求項1の発明は、上記の課題を解決するために、図1に示すように、車のドアの開閉を検出する検出部(ドアスイッチ1)と、車室内に設置されて車室内空間(B)とドア近傍の車室外空間(A)とを照射可能な車室内照明装置3と、前記検出部(ドアスイッチ1)からの信号を受け、ドア開放時には車室内空間(B)とドア近傍の車室外空間(A)とを同時に照射し、ドア閉鎖時には車室内空間(B)のみを照射するように車室内照明装置3の配光を制御する制御部2とを備えることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ドア開放時には車室内照明装置3から車室外空間(A)のみを照射するよう配光制御することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、配光制御は、図4または図5に示すように、反射板6またはレンズ7の可動制御により行うことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、車室内と車室外を同時に照らすことにより、床面と路面の輝度差がほとんど無くなり、目の明るさに対する順応を利用し、低照度でも夜間乗降時に車室内外の状況が把握できる効果がある。
請求項2の発明によれば、夜間乗降時にドア近傍の車室外空間を明るくすることにより、足元の視認性を高め、安全性を確保することが出来る。
請求項3の発明によれば、少ない光源で複数の箇所を照射できるから、省エネルギーであると共に設置スペースの極小化を図ることができる。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1に係る車室内照明システムの概略構成を示す。この車室内照明システムは、車のドアの開閉を検出するドアスイッチ1と、ドアスイッチ1の開閉信号を受けて制御信号を生成する制御部2と、車室内天井部に設けられた車室内照明装置3とから構成される。車室内照明装置3には光源として2灯のランプ4、5を有しており、ランプ4は主に車室外部分(路面)を照射し、ランプ5は主に車室内部分(シート部・床面)を照射する。図中のAは車室外空間、Bは車室内空間であり、破線Dはドアの閉鎖位置を示している。
本照明システムは、通常、車室内の天井部に設置されている車室内照明装置3(ルームランプ)に車室外照明機能(ランプ4)を追加した構成を有し、制御部2の制御により、ドア開放時には車室内と車室外を車室内から同時に照らすことにより、床面と路面の輝度差を低減するものであり、少ない設置スペースで車室内外を同時に照射し、乗降時の視認性を高め、安全性を確保することができる。
図2は本実施形態の動作説明図であり、ドアスイッチ1の開閉信号と、ランプ4による車室外空間Aの照射状況、ランプ5による車室内空間Bの照射状況を示している。ドア開放時には、ドアスイッチ1より制御部2に信号が送られ、ランプ4およびランプ5が同時に点灯し、車室内外を同時に照射し、乗降時の視認性を高める。ドアが閉まればランプ4が瞬時に消灯し、ランプ5は数秒後に遅れて消灯する。
以上の動作を実現するための制御部2は、例えばタイマー機能付きのスイッチ回路で構成されており、ドアスイッチ1の開閉信号を受ける入力端子、ランプ4,5に個別に点灯/消灯信号を与える出力端子を備えており、ドアスイッチ1の開放信号を受けると、ランプ4,5に点灯信号を出力し、ドアスイッチ1の閉鎖信号を受けると、ランプ4に消灯信号を出力し、ランプ5には所定の遅延時間T(数秒)が経過した後に消灯信号を出力するように動作する。
なお、車室内照明装置3には手動のON/OFFスイッチが付いており、手動でもON/OFFを行えるが、ドア閉鎖時はランプ5のみのON/OFF制御、ドア開放時にはランプ4,5同時のON/OFF制御となる。
図3は車室内照明装置3の設置状況を示す説明図である。同図(a)に示すように、車室内照明装置3は車Cの天井内側の中央付近に設置され、使用者(乗員)が乗降のためにドアを開けると、同図(b)に示すように、ランプ4,5が同時に点灯し、車室外空間Aと車室内空間Bを同時に照射する。これにより、床面と路面の輝度差がほとんど無くなり、目の明るさに対する順応を利用し、低照度でも夜間乗降時に車室内外の状況が把握できる効果がある。
(実施形態2)
図4は本発明の実施形態2に係る車室内照明システムの概略構成を示す。この車室内照明システムでは、車室内照明装置3のランプ5は1灯のみで、配光制御を行う反射板6を有する構造となっている。図中のAは車室外空間、Bは車室内空間であり、破線Dはドアの閉鎖位置を示している。
ドア開放時にはドアスイッチ1より制御部2に信号が送られ、ランプ5が点灯し、同時に反射板6が可動(矢印方向に回動)し、車室内外を同時に照射し、乗降時の視認性を高める。
ドアが閉まれば反射板6が(矢印と反対方向に)収納され、ランプ5により車室内(シート部・床面)のみを照射し、数秒後に消灯する。
以上の動作を実現するための制御部2は、例えばタイマー機能付きのスイッチ回路で構成されており、ドアスイッチ1の開閉信号を受ける入力端子、ランプ5に点灯/消灯信号を与える出力端子、反射板6のアクチュエータ(図示せず)に駆動信号を与える出力端子を備えており、ドアスイッチ1の開放信号を受けると、ランプ5に点灯信号を出力すると共に、反射板6のアクチュエータに矢印方向に回動させるための駆動信号を出力し、ドアスイッチ1の閉鎖信号を受けると、反射板6のアクチュエータに収納方向の駆動信号を出力し、ランプ4には所定の遅延時間(数秒)経過後に消灯信号を出力するように動作する。
(実施形態3)
図5は本発明の実施形態3に係る車室内照明システムの概略構成を示す。この車室内照明システムでは、照明装置のランプ5は1灯のみで、配光制御を行うレンズ7を有する構造となっている。図中のAは車室外空間、Bは車室内空間であり、破線Dはドアの閉鎖位置を示している。
ドア開放時には、ドアスイッチ1より制御部2に信号が送られ、ランプ5が点灯し、同時にレンズ7が可動し車室内外をワイド(広角)に照射し、乗降時の視認性を高める。このとき、レンズ7の特性によっては車室内空間B’も同時に照射されるが、車室外空間Aと車室内空間Bが同時に照射されれば良い。ドアが閉まればレンズ7が可動し、車室内空間Bのみが照射されるように、車室内(シート部・床面)をナロー(狭角)に照射し、数秒後に消灯する。
以上の動作を実現するための制御部2は、例えばタイマー機能付きのスイッチ回路で構成されており、ドアスイッチ1の開閉信号を受ける入力端子、ランプ5に点灯/消灯信号を与える出力端子、レンズ7のアクチュエータ(図示せず)に駆動信号を与える出力端子を備えており、ドアスイッチ1の開放信号を受けると、ランプ5に点灯信号を出力すると共に、レンズ7のアクチュエータに広角方向への駆動信号を出力し、ドアスイッチ1の閉鎖信号を受けると、レンズ7のアクチュエータに狭角方向への駆動信号を出力し、ランプ5には所定の遅延時間(数秒)経過後に消灯信号を出力するように動作する。
なお、上述の各実施形態において、ドア開放時に車室内外を同時に照射するのではなく、車室外のみを重点的に照射するように制御しても良く、これにより乗降時の足元の視認性を高め、安全性を確保することができる。
また、昨今多くなって来たキーレスエントリーシステムと連動し、車外からの遠隔操作信号を受けてスライドドアが開放される場合も、自動的にルームランプが点灯し、車室内外(もしくは車室外の足元)を照らすことにより、乗車時の安全性を確保することが出来る。
本発明の実施形態1の概略構成図である。 本発明の実施形態1の動作説明図である。 本発明の実施形態1の設置状況を示す説明図である。 本発明の実施形態2の概略構成図である。 本発明の実施形態3の概略構成図である。
符号の説明
1 ドアスイッチ(開閉検出部)
2 制御部
3 車室内照明装置(ルームランプ)
4 ランプ(車室外照射用)
5 ランプ(車室内照射用)
6 反射板
7 レンズ

Claims (3)

  1. 車のドアの開閉を検出する検出部と、車室内に設置されて車室内空間とドア近傍の車室外空間とを照射可能な車室内照明装置と、前記検出部からの信号を受け、ドア開放時には車室内空間とドア近傍の車室外空間とを同時に照射し、ドア閉鎖時には車室内空間のみを照射するように車室内照明装置の配光を制御する制御部とを備えることを特徴とする車室内照明システム。
  2. 請求項1において、ドア開放時には車室内照明装置から車室外空間のみを照射するよう配光制御することを特徴とする車室内照明システム。
  3. 請求項1または2において、配光制御は、反射板またはレンズの可動制御により行うことを特徴とする車室内照明システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019006147A (ja) * 2017-06-20 2019-01-17 矢崎総業株式会社 車両用照明装置

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