JP2016134310A - コンセント、ケーブル、およびそれらを用いた接続装置 - Google Patents

コンセント、ケーブル、およびそれらを用いた接続装置 Download PDF

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一哉 馬場
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裕之 豊田
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Abstract

【課題】ケーブルに人が足を引っ掛けたような場合でも、過剰な力がかかりにくいコンセント、ケーブル、およびそれらを用いた接続装置を提供する。【解決手段】コンセント3は、コンセント本体31と、荷重受部4とを備えている。コンセント本体31は、ケーブル2に設けられたプラグ21を接続可能である。荷重受部4は、コンセント本体31に取り付けられ、ケーブル2を保持することでプラグ21にかかる荷重を受ける。コンセント3は、荷重受部4に所定値以上の荷重がかかると荷重受部4によるケーブル2の保持を解除するように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、一般にコンセント、ケーブル、およびそれらを用いた接続装置に関し、より詳細には、プラグを接続可能なコンセント、プラグを備えるケーブル、およびそれらを用いた接続装置に関する。
従来、たとえば家屋の外壁などに取り付けられ、電気自動車の充電などに用いられる屋外用のコンセントが提供されている。この種のコンセントは、コンセント本体の差込口(栓刃挿入口)にプラグの栓刃が挿抜自在に挿入されるように構成されている(たとえば特許文献1参照)。
特許文献1に記載のコンセントは、プラグ(の栓刃)が差し込み口に挿入されたときに、コンセントカバーに形成されている保持部によってプラグを係止するように構成されている。すなわち、コンセントは、プラグの背面を保持部に引っ掛けて、プラグを保持する。これにより、プラグはコンセントから抜けにくくなり、たとえばプラグを設けたケーブルに人が足を引っ掛けた場合でも、プラグがコンセントから抜けないようになっている。このコンセントでは、コンセントカバーを回転させ保持部とプラグの背面とを離間させた状態において、プラグが抜かれる。
特開2011−81962号公報
しかし、上述のように保持部によってプラグを係止する構成のコンセントでは、保持部によるプラグの係止を解除した状態でなければプラグが抜けないため、ケーブルに人が足を引っ掛けたような場合に、コンセントに過剰な力がかかる可能性がある。
本発明は上記事由に鑑みてなされており、ケーブルに人が足を引っ掛けたような場合でも、過剰な力がかかりにくいコンセント、ケーブル、およびそれらを用いた接続装置を提供することを目的とする。
本発明のコンセントは、ケーブルに設けられたプラグを接続可能なコンセント本体と、前記コンセント本体に取り付けられ、前記ケーブルを保持することで前記プラグにかかる荷重を受ける荷重受部とを備え、前記荷重受部に所定値以上の荷重がかかると前記荷重受部による前記ケーブルの保持を解除するように構成されていることを特徴とする。
本発明のケーブルは、コンセントに設けられたコンセント本体に接続可能なプラグと、前記プラグに電気的に接続されたケーブル本体と、前記コンセント本体に取り付けられ、前記ケーブル本体を保持することで前記プラグにかかる荷重を受ける荷重受部とを備え、前記荷重受部に所定値以上の荷重がかかると前記荷重受部による前記ケーブル本体の保持を解除するように構成されていることを特徴とする。
本発明の接続装置は、プラグが設けられたケーブルと、前記プラグを接続可能なコンセントと、前記コンセントに取り付けられ、前記ケーブルを保持することで前記プラグにかかる荷重を受ける荷重受部とを備え、前記荷重受部に所定値以上の荷重がかかると前記荷重受部による前記ケーブルの保持を解除するように構成されていることを特徴とする。
本発明は、ケーブルに人が足を引っ掛けたような場合でも、過剰な力がかかりにくい、という利点がある。
実施形態1に係る接続装置の斜視図である。 図2Aは実施形態1に係る接続装置の正面図、図2Bは実施形態1に係る接続装置の右側面図である。 図2AのX−X断面図である。 図4Aは実施形態1に係るコンセント本体の正面図、図4Bは実施形態1に係るコンセント本体の右側面図、図4Cは実施形態1に係るコンセント本体の底面図である。 実施形態1に係るコンセント本体の斜視図である。 実施形態1に係るコンセント本体の分解斜視図である。 図7Aは実施形態1に係る接続装置の斜視図、図7Bは実施形態1に係る接続装置の第1の態様を示す斜視図である。 実施形態1に係る接続装置の第2の態様を示す斜視図である。 図9Aおよび図9Bは、実施形態2に係る接続装置の斜視図である。
(実施形態1)
本実施形態の接続装置1は、図1に示すように、プラグ21が設けられたケーブル2と、プラグ21を接続可能なコンセント3と、荷重受部4とを備えている。荷重受部4は、コンセント3に取り付けられ、ケーブル2を保持することでプラグ21にかかる荷重を受ける。この接続装置1は、荷重受部4に所定値以上の荷重がかかると荷重受部4によるケーブル2の保持を解除するように構成されている。
要するに、本実施形態の接続装置1は、コンセント3にケーブル2のプラグ21が接続された状態で、コンセント3に取り付けられた荷重受部4が、ケーブル2を保持することによりプラグ21にかかる荷重を受けている。したがって、接続装置1は、プラグ21の抜け止めのためのロック機構がコンセント3になくても、ケーブル2の自重等によってプラグ21に荷重がかかってプラグ21がコンセント3から自然に抜けてしまうことを防止できる。しかも、接続装置1は、たとえばケーブル2に人が足を引っ掛けたような場合に、荷重受部4に所定値以上の荷重がかかると、荷重受部4によるケーブル2の保持が解除されるため、プラグ21がコンセント3から抜ける状態となる。その結果、この接続装置1においては、ケーブル2に人が足を引っ掛けたような場合でも、コンセント3に過剰な力がかかりにくい。
荷重受部4は、ケーブル2およびコンセント3とは別に設けられていてもよいし、コンセント3あるいはケーブル2に含まれていてもよい。つまり、荷重受部4はコンセント3の一部であってもよいし、荷重受部4はケーブル2の一部であってもよい。本実施形態では、荷重受部4はコンセント3の一部であることとして説明する。
本実施形態では、コンセント3が電動車両の充電に用いられる場合を例に説明する。ここでいう電動車両は蓄電池を有し、蓄電池に蓄積された電気エネルギーを用いて走行する車両である。以下では、電動機の出力によって走行する電気自動車(EV)を電動車両の例として説明するが、電動車両は電気自動車に限らない。電動車両は、たとえばエンジンの出力と電動機の出力とを組み合わせて走行するプラグインハイブリッド車(PHV)、あるいはシニアカー、二輪車(電動バイク)、三輪車、電動自転車などであってもよい。なお、コンセント3の用途は電動車両の充電用に限らず、照明器具や電動工具など、各種の電気機器への電力供給にコンセント3が用いられてもよい。
以下、本実施形態に係るケーブル2およびコンセント3について詳しく説明する。ただし、以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は、下記実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
なお、本実施形態では、コンセント3が家屋の外壁に取り付けられた状態を想定し、コンセント3が外壁に取り付けられた状態での上下左右(図2Aの上下左右)を上下左右とし、外壁に直交する方向(図2Bの左右方向)を前後方向として説明する。ただし、これらの方向は、コンセント3を取り付ける向きを限定する趣旨ではない。
<ケーブルの構成>
ケーブル2は、コンセント3と電動車両との間を電気的に接続することにより、コンセント3から電動車両への電力の供給路を形成する充電ケーブルである。以下、ケーブル2の構成について、図1、図2A、図2B、および図3を参照して説明する。
ケーブル2は、一端にプラグ21、他端に充電コネクタを有している。ケーブル2の充電コネクタは、電動車両に設けられている充電口に接続される。さらに、このケーブル2は、プラグ21と充電コネクタとの間を電気的に接続する電線22と、電線22の途中に接続されたコントロールボックス23とを有している。つまり、ケーブル2は、プラグ21と電線22とコントロールボックス23とを有している。そのため、プラグ21がコンセント3に接続され、且つ充電コネクタが電動車両に接続された状態では、電動車両はコントロールボックス23を介してコンセント3に接続されることになる。
プラグ21は、電気的絶縁性を有する合成樹脂材料にて円柱状に形成されたプラグボディ211を有している。プラグボディ211の一端面からは電線22が引き出され、プラグボディ211の他端面からは金属製の栓刃が突出している。栓刃は、プラグボディ211内で電線22と電気的に接続されており、電線22を介してコントロールボックス23に電気的に接続されている。
コントロールボックス23は、CCID(Charge Circuit Interrupt Device)であって、少なくとも漏電保護の機能を有している。コントロールボックス23は、電気的絶縁性を有する合成樹脂材料にて一方向に長い箱状に形成されたケース231を有している。電線22は、ケース231内に収納されている制御回路に電気的に接続されており、ケース231の長手方向の両端面から引き出されている。
ここで、ケース231の一部には、荷重受部4を繋ぐための第2受部24が形成されている。第2受部24は、ケース231のうち、プラグ21に繋がる電線22が引き出される側の角部に形成されている。第2受部24には、後述する荷重受部4のフックを引っ掛けるための孔241が形成されている。
<コンセントの構成>
上述したように、本実施形態では荷重受部4はコンセント3の一部である。
すなわち、本実施形態のコンセント3は、図1に示すように、ケーブル2に設けられたプラグ21を接続可能なコンセント本体31と、コンセント本体31に取り付けられ、ケーブル2を保持することでプラグ21にかかる荷重を受ける荷重受部4とを備えている。コンセント3は、荷重受部4に所定値以上の荷重がかかると荷重受部4によるケーブル2の保持を解除するように構成されている。
ここではまず、荷重受部4の構成について、図1、図2A、図2B、および図3を参照して説明する。
荷重受部4は、コンセント本体31の一部に形成された第1受部32と、ケーブル2の一部に形成された第2受部24とを繋ぐことによって、ケーブル2を保持している。詳しくは後述するが、第1受部32は、荷重受部4が引っ掛けられる保持棒321と、保持棒321を保持する一対の保持片322とで構成されている。荷重受部4は、第1受部(保持棒321)32に引っ掛けられる第1フック41と、第2受部24に引っ掛けられる第2フック42と、環状に形成されたストラップ43とを有している。
ここでは一例として、ストラップ43は、金属製のボールチェーン(玉鎖)からなり、第1フック41と第2フック42との間を連結するように構成されている。また、ここでは一例として、第1フック41は外れ止め付きのフックであり、第2フック42はS字状に形成されたS字フックである。
なお、ストラップ43は金属製のボールチェーンに限らず、合成樹脂製のボールチェーン、あるいはボールチェーン以外の構成であってもよい。また、第1フック41は外れ止め付きのフックに限らず、第2フック42はS字フックに限らない。たとえば第1フック41および第2フック42は、いずれも外れ止め付きのフックであってもよいし、あるいは、いずれもS字フックであってもよい。さらに、第1フック41および第2フック42は、本実施形態ではストラップ43に対して円環状のリング部材を介して取り付けられているが、この構成に限らず、ストラップ43に対して直接取り付けられていてもよい。さらには、荷重受部4は、第1フック41あるいは第2フック42が省略されていてもよい。この場合、ストラップ43が第1受部32あるいは第2受部24に直接掛けられる構成や、保持棒321が貫通するようにして保持棒321に取り付けられるリング部材にストラップ43が直接掛けられる構成であってもよい。
本実施形態では、荷重受部4はコンセント3の一部であるから、荷重受部4は、コンセント本体31の第1受部32に常時、繋がれていることが好ましい。つまり、第1受部(保持棒321)32には、荷重受部4の第1フック41が常時、繋がれている。荷重受部4の第2フック42は、コンセント本体31にプラグ21が接続されている状態では、第2受部24に繋がれる。コンセント本体31にプラグ21が接続されていない状態では、第2フック42は、第1フック41と共に第1受部(保持棒321)32に引っ掛けられていてもよい。なお、荷重受部4が第1受部32に常時、繋がれていることはコンセント3に必須の構成ではないが、荷重受部4が第1受部32に常時、繋がれていることで、荷重受部4が紛失しにくい利点がある。
次に、コンセント本体31の構成について、図4A、図4B、図4C、図5、および図6を参照して説明する。
コンセント本体31は、プラグ21が電気的に接続されるボディブロック33と、ボディブロック33に取り付けられるカバーブロック34とを有している。
本実施形態では、ボディブロック33は、壁(ここでは家屋の外壁)に取り付けられるボディ331と、ボディ331に対して回転可能に取り付けられる扉体332とを有している。ボディ331はたとえば合成樹脂製であって、ボディ331の内部には刃受部材を含む充電部が収納されている。充電部には、ボディ331の背面に形成された開口部から導入される電力線が電気的に接続される。つまり、ボディブロック33は、壁から引き出された電力線をボディ331内の充電部に電気的に接続した状態で、ボディ331を壁に取り付けるようにして設置される。ボディ331の背面と壁との間に防水パッキンを挟むようにして、ボディ331が壁に対してねじ止めされる。これにより、ボディ331背面からボディ331内への雨水の浸入が防止される。
ボディ331には、プラグ21の栓刃が差し込まれる差込口333が形成されている。上述した充電部の刃受部材は、差込口333から差し込まれるプラグ21の栓刃と電気的に接続されるように、ボディ331内における差込口333に対応する位置に配置されている。ここで、コンセント本体31は、プラグ21(の栓刃)が差し込まれる差込口333が形成された接続面334を水平方向よりも下向きに有する。つまり、差込口333はボディ331の接続面334に形成されており、この接続面334は水平方向よりも下向きに向けられている。本実施形態では、接続面334は、鉛直方向の下方(真下)よりもやや前方に向くように形成されており、ケーブル2のプラグ21は、コンセント本体31に対して下方から接続される。これにより、差込口333からボディ331内への雨水の浸入が防止される。
なお、接続面334は、前方に凸となる略半円状に形成されている。さらに、接続面334の中央部には略円形状に凹所が形成されており、差込口333は、接続面334のうち凹所の底面となる位置に形成されている。これにより、プラグ21がコンセント本体31に接続された状態では、プラグボディ211の上端部が凹所内に収まることになる。
扉体332は、たとえば合成樹脂製であって、略矩形板状に形成されている。扉体332は、ボディ331の接続面334を覆う閉位置と、接続面334を開放する開位置との間で回転可能に構成されている。扉体332の回転軸は、扉体332が閉位置にある状態での扉体332の後端縁に沿って設けられている。そのため、扉体332は、閉位置にある状態から前端部が下方に引き下げられるように操作されることで、開位置に移動する。
つまり、コンセント本体31は、扉体332が閉位置にある状態(図5等の状態)では扉体332によって差込口333が覆い隠され、扉体332が開位置にある状態(図3等の状態)では差込口333が露出することになる。扉体332は、ばねによって閉位置に付勢されており、コンセント本体31の不使用時(プラグ21が接続されていないとき)には、扉体332は閉位置にある。コンセント本体31の使用時(プラグ21が接続されるとき)には、扉体332は開位置へ移動させられる。
また、開位置にある扉体332は、コンセント本体31にプラグ21が接続された状態において、プラグボディ211の外周面に後方から接触するので(図3参照)、コンセント本体31にプラグ21が差し込まれる際にプラグ21のガイドとしても機能する。このように、本実施形態では、扉体332は、差込口333を覆うことによる差込口333の保護機能と、プラグ21のガイドとしての機能とを有している。なお、特許文献1に記載のコンセントの保持部のようなプラグ21の抜け止めとしてのロック機能は、扉体332にはない。
カバーブロック34は、たとえば合成樹脂製であって、ボディブロック33の上面、左側面、および右側面を覆うようにボディブロック33に取り付けられている。カバーブロック34の上面は、前端側ほど傾斜がきつくなるように湾曲した形状であって、カバーブロック34は、ボディブロック33のうち接続面334よりも上方の部分については前面も覆っている。カバーブロック34の下面は開放されており、カバーブロック34が取り付けられた状態でもボディブロック33の接続面334は露出する。なお、扉体332は、閉位置にある状態で、前端部がカバーブロック34の前面から突出するように構成されている。
カバーブロック34は、ボディブロック33が壁に取り付けられたままの状態で、ボディブロック33に対して着脱可能である。ここでは、カバーブロック34は、ボディ331に対して前方から押し当てられた状態で下方にスライドさせられることにより、カバーブロック34の爪がボディ331の溝に嵌り込み、ボディ331に固定される。そのため、コンセント本体31は、ボディブロック33を外すことなく、カバーブロック34のみ交換することが可能である。
ここにおいて、カバーブロック34の左右の両側壁は、ボディ331の下端縁よりも下方まで延長された形状に形成されており、それぞれの先端部が上述した保持片322を構成している。つまり、カバーブロック34の下端部には、荷重受部4を繋ぐための第1受部32が形成されている。
第1受部32は、一対の保持片322と、保持片322間に架け渡されるようにして一対の保持片322により保持される保持棒321とを有している。ここで、保持棒321は、たとえば金属製であって、丸棒状に形成されている。ただし、保持棒321は、金属製に限らず合成樹脂製であってもよいし、丸棒状に限らず角柱状であってもよく、中実構造・中空構造のいずれであってもよい。一対の保持片322の各々には保持孔323が形成されており、保持棒321は、長手方向(左右方向)の両端部が一対の保持片322の保持孔323に挿通されることにより、一対の保持片322に保持される。保持棒321は、扉体332の開閉と干渉しない位置に配置されている。
なお、第1受部32は、荷重受部4を繋ぐことができる構成であればよく、たとえば保持棒321が省略されていてもよい。この場合、荷重受部4は、たとえば第1フック41が片方の保持片322の保持孔323に直接掛けられる構成であればよい。
ところで、本実施形態のコンセント3においては、図1に示すように、コンセント本体31にケーブル2のプラグ21が接続された状態で、荷重受部4が、ケーブル2を保持することによりプラグ21にかかる荷重を受けるように構成されている。ここでいうプラグ21にかかる荷重は、ケーブル2の自重や、プラグ21に対してプラグ21をコンセント本体31から引き抜く向き(下向き)に作用する外力などを含んでいる。ここで、ケーブル2はプラグ21と電線22とコントロールボックス23とを有しているため、ケーブル2の自重には、プラグ21や電線22の自重の他、コントロールボックス23の自重も含まれている。また、プラグ21に対して作用する外力には、ケーブル2が雨風で煽られることによって作用する力や、小動物や人がケーブル2に足を引っ掛けることにより作用する力が含まれている。
そして、荷重受部4は、上述したように、コンセント本体31のカバーブロック34の一部に形成された第1受部32と、ケーブル2の一部に形成された第2受部24とを繋ぐことによって、ケーブル2を保持している。本実施形態のコンセント3は、荷重受部4に所定値以上の荷重がかかると、荷重受部4と第1受部32とのいずれかが変形して荷重受部4によるケーブル2の保持を解除するように構成されている。
具体的には、図1に示すように、荷重受部4は、コンセント本体31の第1受部32と、ケーブル2のコントロールボックス23に形成された第2受部24とを繋いでいる。この状態でプラグ21とコントロールボックス23との間の電線22には弛みが生じるように、ストラップ43の長さが設定されている。これにより、コンセント3は、荷重受部4にてケーブル2のコントロールボックス23を吊り下げるようにしてケーブル2を保持し、プラグ21にかかる荷重を荷重受部4で受けることになる。なお、ストラップ43の長さは可変であってもよい。
荷重受部4は、コントロールボックス23を吊り下げているので、荷重受部4にかかる荷重は、ケーブル2の自重や、コントロールボックス23を下向きに引っ張る外力などを含んでいる。コントロールボックス23は、ケーブル2の中でも比較的重量が大きく、且つプラグ21の近傍にある。そのため、コンセント3は、荷重受部4にてコントロールボックス23を吊り下げることにより、プラグ21にかかるケーブル2の自重の大半を受けることができる。
このように荷重受部4がケーブル2を保持した状態で、荷重受部4に所定値以上の荷重がかかると、コンセント3は、荷重受部4によるケーブル2の保持を解除するように構成されている。つまり、荷重受部4に所定値以上の荷重がかかると、コンセント3は、荷重受部4によるコントロールボックス23の吊り下げ状態を解除する。荷重受部4によるケーブル2の保持(コントロールボックス23の吊り下げ状態)が解除されると、コンセント3は、プラグ21にかかる荷重を荷重受部4で受けられなくなる。
本実施形態のコンセント3は、以下の第1の態様および第2の態様に示すように、荷重受部4と第1受部32とのいずれかが変形して荷重受部4によるケーブル2の保持を解除するように構成されている。ここでいう変形には、塑性変形と弾性変形との両方を含んでいる。さらに、塑性変形には、破断や分離を含んでいる。
<第1の態様>
第1の態様では、荷重受部4が変形して荷重受部4によるケーブル2の保持が解除される構成について説明する。
まず、コンセント本体31にプラグ21が接続され、荷重受部4の第2フック42が第2受部24に繋がれる。これにより、図7Aに示すように、荷重受部4がケーブル2を保持することでプラグ21にかかる荷重を受けることになる。
図7Aの状態で、人がケーブル2に足を引っ掛けるなどして、荷重受部4に所定値以上の荷重F1がかかると、図7Bに示すように、荷重受部4が変形して荷重受部4によるケーブル2の保持が解除される。図7Bの例では、荷重受部4のうちのストラップ43が破断している。この場合、ストラップ43の破断が、ケーブル2の保持を解除するための荷重受部4の変形に当たる。つまり、ストラップ43の耐荷重は、荷重受部4に所定値以上の荷重F1がかかるとストラップ43が切れるように設定されている。これにより、コンセント3は、荷重受部4によるケーブル2の保持(コントロールボックス23の吊り下げ状態)が解除される。
なお、ケーブル2の保持を解除するための荷重受部4の変形は、ストラップ43の破断に限らず、たとえばストラップ43の弾性変形や、第1フック41の変形、第2フック42の変形などでもよい。あるいは、ストラップ43の一部が嵌め込み式の結合構造であって、この結合の解除をもって荷重受部4の変形としてもよい。
<第2の態様>
第2の態様では、第1受部32が変形して荷重受部4によるケーブル2の保持が解除される構成について説明する。なお、図7Aの状態までは第1の態様と同様である。
図7Aの状態で、人がケーブル2に足を引っ掛けるなどして、荷重受部4に所定値以上の荷重F1がかかると、図8に示すように、第1受部32が変形して荷重受部4によるケーブル2の保持が解除される。図8の例では、第1受部32のうちの片方の保持片322が破断しており、保持片322の保持孔323に挿通されていた保持棒321が解放されて脱落している。この場合、保持片322の破断が、ケーブル2の保持を解除するための第1受部32の変形に当たる。つまり、一対の保持片322の耐荷重は、荷重受部4に所定値以上の荷重F1がかかると片方の保持片322が割れるように設定されている。これにより、コンセント3は、荷重受部4によるケーブル2の保持(コントロールボックス23の吊り下げ状態)が解除される。
なお、保持片322が破断して荷重受部4によるケーブル2の保持が解除される構成においては、保持片322に溝やスリットからなる切り取り線が形成されており、この切り取り線に沿って保持片322が破断する構成であることが好ましい。また、ケーブル2の保持を解除するための第1受部32の変形は、保持片322の破断に限らず、たとえば保持片322の弾性変形や、保持棒321の変形などでもよい。さらには、第1フック41が片方の保持片322の保持孔323に直接掛けられる構成において、保持片322が破断して荷重受部4によるケーブル2の保持が解除されてもよい。
以上説明した第1の態様および第2の態様のいずれでも、荷重受部4によるケーブル2の保持が解除された状態で、さらにケーブル2が引っ張られるなどして、プラグ21に荷重がかかると、プラグ21がコンセント本体31から抜ける。つまり、本実施形態のコンセント3は、プラグ21の抜け止めとなるロック機構を有していないので、荷重受部4によるケーブル2の保持が解除された状態でプラグ21に荷重がかかると、コンセント本体31からプラグ21が抜け落ちることがある。
<効果>
以上説明した本実施形態の構成によれば、コンセント本体31にケーブル2のプラグ21が接続された状態で、コンセント本体31に取り付けられた荷重受部4が、ケーブル2を保持することによりプラグ21にかかる荷重を受けている。つまり、荷重受部4は、プラグ21をロックしているわけではないが、プラグ21にかかる荷重を受けるだけの構成でプラグ21が自然に抜けることを緩く防止する。これにより、コンセント3は、プラグ21の抜け止めのためのロック機構がなくても、ケーブル2の自重等によってプラグ21に荷重がかかってプラグ21がコンセント本体31から自然に抜けてしまうことを防止できる。
しかも、本実施形態の構成によれば、たとえばケーブル2に人が足を引っ掛けたような場合に、荷重受部4に所定値以上の荷重がかかると、荷重受部4によるケーブル2の保持が解除されるため、プラグ21がコンセント本体31から抜ける状態となる。その結果、本実施形態のコンセント3は、ケーブル2に人が足を引っ掛けたような場合でも、過剰な力がかかりにくい、という利点がある。
また、本実施形態のように、コンセント本体31は、プラグ21が電気的に接続されるボディブロック33と、ボディブロック33に取り付けられるカバーブロック34とを有することが好ましい。この場合、荷重受部4は、カバーブロック34の一部に形成された第1受部32と、ケーブル2の一部に形成された第2受部24とを繋ぐことによって、ケーブル2を保持する。この場合に、コンセント3は、荷重受部4に所定値以上の荷重がかかると、荷重受部4と第1受部32とのいずれかが変形して荷重受部4によるケーブル2の保持を解除するように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、荷重受部4と第1受部32とのいずれかが変形して荷重受部4によるケーブル2の保持が解除された場合でも、ボディブロック33については交換等が必要ない。すなわち、ボディブロック33が変形(破断等)すると、ボディブロック33の交換は電気工事を伴うため、交換作業に手間が掛かる。これに対して、荷重受部4やカバーブロック34であれば、電気工事を伴わずに交換が可能である。そのため、荷重受部4と第1受部32とのいずれかが変形して荷重受部4によるケーブル2の保持が解除された場合、ユーザが、荷重受部4やカバーブロック34を自分で簡単に交換することができる。ただし、この構成はコンセント3に必須の構成ではなく、たとえば第1受部32はボディブロック33に設けられていてもよい。
なお、荷重受部4が変形して荷重受部4によるケーブル2の保持が解除される構成においては、本実施形態のように、保持棒321が一対の保持片322によって保持されている構成が好ましい。この構成では、荷重受部4から第1受部32に作用する力は、一対の保持片322に分散して作用するため、保持片322が破損しにくくなる。
また、コンセント本体31は、本実施形態のように、プラグ21が差し込まれる差込口333が形成された接続面334を水平方向よりも下向きに有することが好ましい。この構成によれば、コンセント3の屋外での使用時に、差込口333への雨水の浸入を防止しやすくなる。しかも、接続面334が下向きの構成においては、プラグ21にかかる荷重を受ける荷重受部4を備えることはより有用である。ただし、この構成はコンセント3に必須の構成ではなく、たとえば接続面334は水平方向、あるいは水平方向よりも上向きに向けられていてもよい。
<変形例>
ケーブル2は、コントロールボックス23を備えていなくてもよい。この場合、第2受部24は、たとえば電線22の一部に形成される。
また、カバーブロック34は、金属製など、合成樹脂製のカバーブロック34に比べて強度が高められていてもよい。すなわち、荷重受部4が変形して荷重受部4によるケーブル2の保持が解除される構成においては、第1受部32は変形(破断)する必要がないので、保持片322が破損しにくいことが好ましい。この場合、第1フック41が片方の保持片322の保持孔323に直接掛けられる構成であってもよい。
(実施形態2)
本実施形態の接続装置1は、図9Aに示すように、コンセント3の荷重受部4が、コンセント本体31の一部に形成された取付部335に対して磁気的に結合された状態でケーブル2の一部を保持することによって、ケーブル2を保持している。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。
本実施形態では、コンセント3は、荷重受部4に所定値以上の荷重がかかると、荷重受部4と取付部335との間の磁気的な結合が解除されて荷重受部4によるケーブル2の保持を解除するように構成されている。荷重受部4は取付部335に結合されるので、本実施形態では第1受部32(図1参照)は省略される。
具体的には、荷重受部4は、第1フック41(図1参照)の代わりに、磁石を有する取付フック5を有している。荷重受部4は、コンセント本体31のボディ331の一部に設けられた取付部335に対して、取付フック5を磁気的に結合させることにより、コンセント本体31に取り付けられる。取付フック5は、本実施形態ではストラップ43を通した円環状のリング部材が引っ掛けられているが、この構成に限らず、ストラップ43が直接引っ掛けられていてもよい。また、ストラップ43は、取付フック5から取り外し可能であってもよいし、取り外せなくてもよい。取付部335は、ボディ331の下端部に設けられた強磁性体の金属板(たとえば鉄板)である。
本実施形態の構成においては、まず、コンセント本体31にプラグ21が接続され、荷重受部4の第2フック42が第2受部24に繋がれる。これにより、図9Aに示すように、荷重受部4がケーブル2を保持することでプラグ21にかかる荷重を受けることになる。
図9Aの状態で、人がケーブル2に足を引っ掛けるなどして、荷重受部4に所定値以上の荷重F1がかかると、図9Bに示すように、荷重受部4と取付部335との間の磁気的な結合が解除されて荷重受部4によるケーブル2の保持が解除される。図9Bの例では、荷重受部4のうちの取付フック5が取付部335から外れている。これにより、コンセント3は、荷重受部4によるケーブル2の保持(コントロールボックス23の吊り下げ状態)が解除される。
なお、荷重受部4は、コンセント本体31の一部に形成された取付部335に対して磁気的に結合されればよく、上述した構成に限らず、たとえば取付部335が磁石で取付フック5が強磁性体の金属であってもよい。
以上説明した本実施形態の構成によれば、荷重受部4に所定値以上の荷重がかかっても、荷重受部4と取付部335との間の磁気的な結合が解除されるだけで、荷重受部4やコンセント本体31は破損しない。したがって、荷重受部4やコンセント本体31の破損した部材を交換する必要がなく、より経済的である。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態3)
本実施形態の接続装置1は、荷重受部4がケーブル2の一部である。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。
すなわち、本実施形態のケーブル2は、コンセント3に設けられたコンセント本体31に接続可能なプラグ21と、プラグ21に電気的に接続されたケーブル本体と、コンセント本体31に取り付けられる荷重受部4とを備えている。荷重受部4は、ケーブル本体を保持することでプラグ21にかかる荷重を受ける。ケーブル2は、荷重受部4に所定値以上の荷重がかかると荷重受部4によるケーブル本体の保持を解除するように構成されている。ここでいうケーブル本体は、電線22および充電コネクタと、コントロールボックス23とで構成されている。
また、本実施形態のケーブル2において、ケーブル本体は、プラグ21が電気的に接続される通電ブロックと、通電ブロックに取り付けられる付帯ブロックとを有している。荷重受部4は、付帯ブロックの一部に形成された第2受部24と、コンセント本体31の一部に形成された第1受部32とを繋ぐことによって、ケーブル本体を保持している。ケーブル2は、荷重受部4に所定値以上の荷重がかかると、荷重受部4と第2受部24とのいずれかが変形して荷重受部によるケーブル本体の保持を解除するように構成されている。ここでいう通電ブロックは、電線22およびコントロールボックス23の制御回路を含んでいる。付帯ブロックは、コントロールボックス23のケース231を含んでいる。
すなわち、本実施形態の接続装置1は、荷重受部4がケーブル2の一部である点を除き、実施形態1と基本的な構成は共通している。ただし、本実施形態では、第2受部24が変形して荷重受部4によるケーブル本体の保持が解除される構成を含んでいる点で、実施形態1とは相違する。
要するに、本実施形態では、ケーブル本体の一部に形成された第2受部24が変形して、荷重受部4によるケーブル本体の保持が解除されることがある。たとえば図7Aの状態で、人がケーブル2に足を引っ掛けるなどして、荷重受部4に所定値以上の荷重がかかると、第2受部24が変形して荷重受部4によるケーブル本体の保持が解除される。具体的には、第2受部24が破断し、第2受部24の孔241に引っ掛けられていた第2フック42が解放される。この場合、第2受部24の破断が、ケーブル本体の保持を解除するための第2受部24の変形に当たる。つまり、第2受部24の耐荷重は、荷重受部4に所定値以上の荷重がかかると第2受部24が割れるように設定されている。これにより、ケーブル2は、荷重受部4によるケーブル本体の保持(コントロールボックス23の吊り下げ状態)が解除される。
なお、第2受部24が破断して荷重受部4によるケーブル本体の保持が解除される構成においては、第2受部24に溝やスリットからなる切り取り線が形成されており、この切り取り線に沿って第2受部24が破断する構成であることが好ましい。また、ケーブル2の保持を解除するための第2受部24の変形は、第2受部24の破断に限らず、たとえば第2受部24の弾性変形などでもよい。さらには、コントロールボックス23のケース231は、第1ブロックと、第2受部24を含む第2ブロックとに分離可能に構成されていてもよい。この場合、第2受部24が破断した際、ユーザは、ケース231のうち第2ブロックのみ交換すればよい。この場合に、第2ブロックは、第1ブロックに対してねじ止め、あるいは嵌め込み式など、着脱が簡単な構成であることが好ましい。
以上説明した本実施形態の構成によれば、コンセント本体31にケーブル2のプラグ21が接続された状態で、コンセント本体31に取り付けられた荷重受部4が、ケーブル本体を保持することによりプラグ21にかかる荷重を受けている。つまり、荷重受部4は、プラグ21をロックしているわけではないが、プラグ21にかかる荷重を受けるだけの構成でプラグ21が自然に抜けることを緩く防止する。これにより、コンセント3は、プラグ21の抜け止めのためのロック機構がなくても、ケーブル2の自重等によってプラグ21に荷重がかかってプラグ21がコンセント本体31から自然に抜けてしまうことを防止できる。
しかも、本実施形態の構成によれば、たとえばケーブル2に人が足を引っ掛けたような場合に、荷重受部4に所定値以上の荷重がかかると、荷重受部4によるケーブル本体の保持が解除されるため、プラグ21がコンセント本体31から抜ける状態となる。その結果、本実施形態のケーブル2は、ケーブル2に人が足を引っ掛けたような場合でも、コンセント3に過剰な力がかかりにくい、という利点がある。
また、ケーブル2は、本実施形態のように、荷重受部4に所定値以上の荷重がかかると、荷重受部4と第2受部24とのいずれかが変形して荷重受部4によるケーブル本体の保持を解除するように構成されていることが好ましい。この構成によれば、荷重受部4と第2受部24とのいずれかが変形して荷重受部4によるケーブル本体の保持が解除された場合でも、通電ブロックについては交換等が必要ない。すなわち、通電ブロックが変形(破断等)すると、通電ブロックの交換は電気工事を伴うため、交換作業に手間が掛かる。これに対して、荷重受部4や付帯ブロックであれば、電気工事を伴わずに交換が可能である。そのため、荷重受部4と第2受部24とのいずれかが変形して荷重受部4によるケーブル本体の保持が解除された場合、ユーザが、荷重受部4や付帯ブロックを自分で簡単に交換することができる。ただし、この構成はケーブル2に必須の構成ではなく、たとえば第2受部24は通電ブロックに設けられていてもよい。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
なお、実施形態1および実施形態2では荷重受部4がコンセント3の一部である場合について説明し、実施形態3では荷重受部4がケーブル2の一部である場合について説明した。ただし、接続装置1が荷重受部4を備えていればよく、荷重受部4は、ケーブル2およびコンセント3とは別に設けられていてもよい。
1 接続装置
2 ケーブル
21 プラグ
24 第2受部
3 コンセント
31 コンセント本体
32 第1受部
33 ボディブロック
333 差込口
334 接続面
335 取付部
34 カバーブロック
4 荷重受部

Claims (7)

  1. ケーブルに設けられたプラグを接続可能なコンセント本体と、
    前記コンセント本体に取り付けられ、前記ケーブルを保持することで前記プラグにかかる荷重を受ける荷重受部とを備え、
    前記荷重受部に所定値以上の荷重がかかると前記荷重受部による前記ケーブルの保持を解除するように構成されている
    ことを特徴とするコンセント。
  2. 前記コンセント本体は、
    前記プラグが電気的に接続されるボディブロックと、
    前記ボディブロックに取り付けられるカバーブロックとを有し、
    前記荷重受部は、前記カバーブロックの一部に形成された第1受部と、前記ケーブルの一部に形成された第2受部とを繋ぐことによって、前記ケーブルを保持しており、
    前記荷重受部に前記所定値以上の荷重がかかると、前記荷重受部と前記第1受部とのいずれかが変形して前記荷重受部による前記ケーブルの保持を解除するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンセント。
  3. 前記荷重受部は、前記コンセント本体の一部に形成された取付部に対して磁気的に結合された状態で前記ケーブルの一部を保持することによって、前記ケーブルを保持しており、
    前記荷重受部に前記所定値以上の荷重がかかると、前記荷重受部と前記取付部との間の磁気的な結合が解除されて前記荷重受部による前記ケーブルの保持を解除するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンセント。
  4. 前記コンセント本体は、前記プラグが差し込まれる差込口が形成された接続面を水平方向よりも下向きに有する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンセント。
  5. コンセントに設けられたコンセント本体に接続可能なプラグと、
    前記プラグに電気的に接続されたケーブル本体と、
    前記コンセント本体に取り付けられ、前記ケーブル本体を保持することで前記プラグにかかる荷重を受ける荷重受部とを備え、
    前記荷重受部に所定値以上の荷重がかかると前記荷重受部による前記ケーブル本体の保持を解除するように構成されている
    ことを特徴とするケーブル。
  6. 前記ケーブル本体は、
    前記プラグが電気的に接続される通電ブロックと、
    前記通電ブロックに取り付けられる付帯ブロックとを有し、
    前記荷重受部は、前記付帯ブロックの一部に形成された第2受部と、前記コンセント本体の一部に形成された第1受部とを繋ぐことによって、前記ケーブル本体を保持しており、
    前記荷重受部に前記所定値以上の荷重がかかると、前記荷重受部と前記第2受部とのいずれかが変形して前記荷重受部による前記ケーブル本体の保持を解除するように構成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載のケーブル。
  7. プラグが設けられたケーブルと、
    前記プラグを接続可能なコンセントと、
    前記コンセントに取り付けられ、前記ケーブルを保持することで前記プラグにかかる荷重を受ける荷重受部とを備え、
    前記荷重受部に所定値以上の荷重がかかると前記荷重受部による前記ケーブルの保持を解除するように構成されている
    ことを特徴とする接続装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018091212A (ja) * 2016-12-02 2018-06-14 株式会社鶴見製作所 電動ポンプシステムおよび電動ポンプ制御ユニット
JP2021058149A (ja) * 2019-10-08 2021-04-15 株式会社アクアデザインアマノ 電源タップ装置及び電源タップ付設体

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