JP6378881B2 - 車両用充電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車等の車両に搭載されたバッテリを充電する際に用いられる車両用充電装置に関する。
電動モータの駆動力で走行可能な電気自動車やプラグインハイブリッド自動車等の車両の普及に伴い、この車両に搭載されたバッテリへ充電する車両用充電装置の普及が求められている。
この車両用充電装置は、家側や駐車場の壁面等の設置面に固定された装置本体から延びる充電用ケーブルを備えており、車両のバッテリへの充電は、この充電用ケーブルの先端に設けられた充電用コネクタを車両のコネクタに接続して行われる(特許文献1〜5参照)。
特開2013−70589号公報 特開2013−55850号公報 特開2013−62991号公報 特開2011−50125号公報 特開2012−213285号公報
ところで、万一、充電用ケーブルが車両に引っ掛かった状態で車両が駐車場から発進してしまうと、発進した車両によって充電用ケーブルが引っ張られてしまう。すると、この充電用ケーブルが接続されている装置本体が設置面から引き剥がされて設置面や装置本体が損傷するおそれがある。また、装置本体が設置面から外れなくても、装置本体内に収容されている充電器が充電用ケーブルで引っ張られて充電器が損傷するおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、充電用ケーブルが引っ張られても、設置面、装置本体あるいは充電器が損傷するような不具合を抑制することが可能な車両用充電装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る車両用充電装置は、下記(1)を特徴としている。
(1) 筺体内に充電器が収容され、設置面に固定される装置本体と、
前記装置本体から延出する充電用ケーブルと、
前記充電用ケーブルの先端に設けられて車両のコネクタに着脱可能な充電用コネクタと、
を備え、
前記充電用ケーブルは、前記装置本体に設けられた充電器側コネクタと、前記充電用ケーブルに設けられたケーブル側コネクタとが結合することで前記装置本体に接続され、
結合した前記充電器側コネクタ及び前記ケーブル側コネクタに装着されて前記充電器側コネクタと前記ケーブル側コネクタとを係止することにより、前記充電器側コネクタと前記ケーブル側コネクタとの係合力を所定値に調整する係合力調整部材を備え、
前記充電器側コネクタ及び前記ケーブル側コネクタは、前記充電器側コネクタと前記ケーブル側コネクタとが結合した状態で互いに係止する係止部を有し、
前記係止部は結合した前記充電器側コネクタ及び前記ケーブル側コネクタ結合箇所の側面から外側へ突出しており、
前記係合力調整部材は結合した前記充電器側コネクタ及び前記ケーブル側コネクタに、側方から前記係止部の突出方向の前記結合箇所を覆うように装着された状態において、突出する前記係止部が嵌合する係止窓を有
前記充電器側コネクタと前記ケーブル側コネクタとの係合力は、前記充電器に対する前記充電器側コネクタの固定力、前記装置本体の筐体への前記充電器の支持力、及び、前記設置面に対する前記装置本体の筐体の固定力、の何れよりも弱い、
ことを特徴とする車両用充電装置
上記(1)の構成の車両用充電装置では、車両が発進した際に、万一、充電用ケーブルが引っ張られたとしても、ケーブル側コネクタと設置面との間に位置する、結合した任意の2つの部材間の結合力よりも弱い充電器側コネクタとケーブル側コネクタとの結合箇所が外れることとなる。したがって、充電用ケーブルが強く引っ張られることにより、装置本体が設置面から引き剥がされて設置面や装置本体が損傷したり、装置本体内に収容されている充電器が損傷するような不具合を防止することができる。
上記(2)の構成の車両用充電装置では、充電器側コネクタとケーブル側コネクタとに係合力調整部材を装着することで、充電器側コネクタとケーブル側コネクタとの係合力を所定値に調整することができる。充電器側コネクタとケーブル側コネクタとの係合力が弱過ぎると、通常の充電作業時における充電用ケーブルの取り回し時にケーブル側コネクタが充電器側コネクタから外れ、作業が円滑に行われないという不具合が発生する。したがって、充電器側コネクタとケーブル側コネクタとの係合力を適正な係合力である所定値に調整することで、作業時における充電用ケーブルの脱落を防止しつつ、充電用ケーブルが強く引っ張られることによる不具合をなくすことができる
上記(3)の構成の車両用充電装置では、係止窓へ係止部が嵌合することで、互いに結合された充電器側コネクタとケーブル側コネクタとの係合力を、容易に所定値に調整することができる。
本発明によれば、充電用ケーブルが引っ張られても、設置面、装置本体あるいは充電器が損傷するような不具合を抑制することが可能な車両用充電装置を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係る車両用充電装置の斜視図である。 図2は、装置本体の分解斜視図である。 図3は、ベースの斜視図である。 図4(a)から図4(c)は、ベースの構造を説明する図であって、図4(a)は正面図、図4(b)は側断面図、図4(c)は側面図である。 図5は、充電装置本体の充電器と充電用ケーブルとの結合箇所の斜視図である。 図6は、充電装置本体の充電器と充電用ケーブルとの結合箇所の分解斜視図である。 図7は、係合力調整部材を取り外した状態での充電装置本体の充電器と充電用ケーブルとの結合箇所の斜視図である。 図8は、カバーを取り外した状態の装置本体の斜視図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る車両用充電装置の斜視図である。図2は、装置本体の分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る車両用充電装置10は、装置本体11と、充電用ケーブル12と、充電用コネクタ13とを有している。この車両用充電装置10は、電動モータの駆動力で走行可能な電気自動車やプラグインハイブリッド自動車等の車両に搭載されたバッテリへ充電する充電装置である。
装置本体11は、例えば、一般住宅などの家側や駐車場における壁面等の設置面に固定される。装置本体11は、充電器32を内蔵しており、前面には、充電状態等を表示するモニタ部15を有している。充電用ケーブル12は、装置本体11の下部から延出しており、充電用コネクタ13は、充電用ケーブル12の先端に設けられている。
装置本体11は、コネクタ保持部16を有しており、このコネクタ保持部16に充電用コネクタ13が保持される。車両のバッテリへの充電時には、充電用コネクタ13を装置本体11のコネクタ保持部16から取り外して車両のコネクタへ接続する。車両のバッテリへの充電終了後は、充電用コネクタ13を車両のコネクタから外して装置本体11のコネクタ保持部16に保持させる。
装置本体11は、筺体31と、この筺体31の内部に収容された制御装置等を含む充電器32とを有している。この充電器32の下部に、充電用ケーブル12の基端が接続されている。筺体31は、ベース33と、カバー34とから構成されており、ベース33の前方側にカバー34を被せるように装着することで、筺体31の内部に、箱状の充電器32を収容可能な収容空間が形成される。
この車両用充電装置10では、充電用コネクタ13を車両のコネクタに接続した状態で、装置本体11の充電器32から充電用ケーブル12を介して車両側へ給電される。これにより、車両のバッテリが充電される。
車両用充電装置10の装置本体11は、第1保持部21と、第2保持部22とを有している。これらの第1保持部21及び第2保持部22は、いずれも充電用ケーブル12が保持可能とされている。
第1保持部21は、フック23からなるもので、装置本体11の下部に設けられている。このフック23は、金属製の一本の棒材を中央で屈曲させることでU字状に形成し、さらに、先端を折り返すように屈曲させて側面視J字状に形成したもので、この折り返し部分が係止部24とされている。フック23は、装置本体11を構成する筺体31の下端部に固定されている。このフック23は、筺体31との固定箇所から下方へ延在され、係止部24が装置本体11の前方側に向けて配置されている。そして、フック23の係止部24に、充電用ケーブル12を係止させることで充電用ケーブル12が保持される。
図3は、ベースの斜視図である。図4(a)から図4(c)は、ベースの構造を説明する図であって、図4(a)は正面図、図4(b)は側断面図、図4(c)は側面図である。
図3及び図4(a)から図4(c)に示すように、ベース33は、設置面71に固定される底板部41と、底板部41の周縁に立設された周壁42とを有している。また、このベース33には、その上部に、前述の第2保持部22となる溝部26が形成されている。
底板部41には、複数の固定部43が設けられており、これらの固定部43へ挿し込んだネジ44を設置面71へねじ込むことで、ベース33が設置面71に固定される。なお、ベース33のネジ44による設置面71への固定は、設置面71への固定強度が十分に得られれば、必ずしも全ての固定部43で行う必要はない。
このベース33は、その下部に、金属製の金具からなるフック固定金具45がネジ46によって固定される。このフック固定金具45は、金具本体45aと、この金具本体45aから上方へ延在する延在部45bとを有している。フック固定金具45の金具本体45aには、その下端部に、フック固定部47が設けられており、これらのフック固定部47に、フック23の端部がナット48によって締結固定されている。このフック固定金具45は、金具本体45aの二箇所と延在部45bの一箇所でネジ46によってベース33に固定される。これらのネジ46による固定箇所は、任意の二箇所を結ぶ線分が上下方向及び左右方向に交差するように、正面視で三角形の頂点位置に配置されている。これにより、充電用ケーブル12が引っ張られてフック23に大きな外力が作用しても、その外力がフック固定金具45に伝わり、ベース33との三箇所での固定箇所に分散される。このように、フック23は、フック固定金具45を介してベース33に十分な強度で固定される。
また、ベース33の下部には、通線口49が形成されている。この通線口49には、設置面から延びる動力線やアース線が通線され、これらのケーブルは、端子台(図示略)に接続される。また、フック固定金具45は、アース線によって端子台のアース端子部分に接続されて接地され、これにより、フック23への漏電が防止されて安全性が確保されている。
図5は、充電装置本体の充電器と充電用ケーブルとの結合箇所の斜視図である。図6は、充電装置本体の充電器と充電用ケーブルとの結合箇所の分解斜視図である。図7は、係合力調整部材を取り外した状態での充電装置本体の充電器と充電用ケーブルとの結合箇所の斜視図である。
図5に示すように、充電用ケーブル12は、その基端が、筺体31の内部に収容された充電器32の下部に接続されている。
図6に示すように、充電器32は、充電器側コネクタ81を有している。この充電器側コネクタ81は、樹脂から形成されたハウジング82を有しており、このハウジング82には、その外周側に係止穴(係止部)83が形成されている。また、充電用ケーブル12は、充電器側コネクタ81に対して着脱可能なケーブル側コネクタ85を有している。このケーブル側コネクタ85は、樹脂から形成されたハウジング86を有しており、このハウジング86には、その外周側に、係止爪(係止部)87が形成されている。係止爪87は、ハウジング86との連結箇所から充電器側コネクタ81との接続側へ向かって延在されている。これにより、係止爪87は、外側から押圧することで弾性変形される。また、ハウジング86には、係止爪87の外側を覆う抑え部(係止部)88が形成されている。
図7に示すように、充電用ケーブル12は、そのケーブル側コネクタ85を充電器側コネクタ81へ挿し込むことで、充電器側コネクタ81に接続される。また、このように、ケーブル側コネクタ85を充電器側コネクタ81に接続すると、係止爪87が充電器側コネクタ81のハウジング82の内側から係止穴83内に入り込む。これにより、充電器側コネクタ81のハウジング82とケーブル側コネクタ85のハウジング86とが、係止穴83と係止爪87との係止力によって結合される。
また、互いに結合された充電器側コネクタ81とケーブル側コネクタ85との結合箇所には、係合力調整部材91が装着される。この係合力調整部材91は、金属板をプレス加工することで形成されている。この係合力調整部材91は、係止窓92を有する調整部材本体93を有している。この調整部材本体93には、充電器側コネクタ81側における両側部に、同一方向へ向かって延在する一対の充電器側コネクタ保持片94が形成されている。また、調整部材本体93には、ケーブル側コネクタ85側における両側部に、同一方向へ向かって延在する一対のケーブル側コネクタ保持片95が形成されている。
この係合力調整部材91は、互いに結合された充電器側コネクタ81とケーブル側コネクタ85との結合箇所に対して、その側方から装着される(図5参照)。このように、係合力調整部材91を充電器側コネクタ81とケーブル側コネクタ85との結合箇所に装着すると、一対の充電器側コネクタ保持片94が充電器側コネクタ81のハウジング82を挟持して保持し、また、一対のケーブル側コネクタ保持片95がケーブル側コネクタ85のハウジング86を挟持して保持する。さらに、係合力調整部材91の係止窓92内に、互いに係止している係止穴83、係止爪87及び抑え部88が嵌合することとなる(図5参照)。これにより、充電器側コネクタ81とケーブル側コネクタ85との係合力が、係合力調整部材91によって所定値に調整される。
このようにして結合されて係合力調整部材91が装着されることにより、充電器側コネクタ81とケーブル側コネクタ85との結合箇所は、所定値の係合力に調整される。このように係合力が調整された充電器側コネクタ81とケーブル側コネクタ85との結合箇所は、ケーブル側コネクタ85と設置面71との間に位置する、結合した任意の2つの部材間の結合力よりも弱いものとされている。つまり、充電器側コネクタ81とケーブル側コネクタ85との係合力は、充電器32に対する充電器側コネクタ81の固定力、ベース33とカバー34とからなる筺体31への充電器32の支持力、あるいは設置面71に対するベース33の固定力のいずれに対しても弱くされている。
図8は、カバーを取り外した状態の装置本体の斜視図である。
図8に示すように、ベース33には、その前面側から充電器32が嵌め込まれて装着される。また、ベース33における下部には、ネジ51によって防水カバー52がネジ止め固定され、この防水カバー52によって通線口49から導入された端子や端子台などの配線箇所が覆われて防水される。そして、このベース33に対して、その前方側からカバー34を装着することで、ベース33とカバー34とからなる筺体31の内部に充電器32が収容された状態となる。
上記の車両用充電装置10は、装置本体11に、フック23からなる第1保持部21と溝部26からなる第2保持部22とを有している。したがって、この車両用充電装置10では、充電用ケーブル12の基端側を、フック23からなる第1保持部21に巻回して係止し、充電用ケーブル12の先端側を、溝部26からなる第2保持部22へ保持させておくことができる。第2保持部22には、車両のコネクタが車両用充電装置10に近い位置に配置された状態で、車両のコネクタに充電用コネクタ13が十分に届く長さ(例えば、2m程度)の充電用ケーブル12を保持させておく。
上記の車両用充電装置10では、コネクタ保持部16から充電用コネクタ13を外すとともに充電用ケーブル12を第2保持部22から外し、充電用コネクタ13を車両のコネクタに接続して車両のバッテリへの充電を行う。また、車両のコネクタが車両用充電装置10から遠く離れた位置に配置される場合は、充電用ケーブル12を、第2保持部22から外し、さらに、第1保持部21から外す。このようにすると、充電用コネクタ13を車両用充電装置10から遠く離れた位置に配置された車両のコネクタへ届かせて接続することができる。
ところで、万一、充電用ケーブル12が車両に引っ掛かった状態または充電用コネクタ13が車両のコネクタに接続された状態で車両が駐車場から発進してしまうと、発進した車両によって充電用ケーブル12が引っ張られてしまう。すると、この充電用ケーブル12が接続されている装置本体11が設置面71から引き剥がされて設置面71や装置本体11が損傷するおそれがある。また、装置本体11が設置面71から外れなくても、装置本体11内に収容されている充電器32が充電用ケーブル12で引っ張られ、充電器32が損傷するおそれがある。
しかし、本実施形態に係る車両用充電装置10では、充電器側コネクタ81とケーブル側コネクタ85との結合箇所が、ケーブル側コネクタ85と設置面71との間に位置する、結合した任意の2つの部材間の結合力よりも弱い。これにより、車両が発進した際に、万一、充電用ケーブル12が引っ張られたとしても、充電器側コネクタ81とケーブル側コネクタ85との結合箇所が外れることとなる。したがって、充電用ケーブル12が強く引っ張られることにより、装置本体11が設置面71から引き剥がされて設置面71や装置本体11が損傷したり、装置本体11内に収容されている充電器32が損傷するような不具合を防止することができる。
ここで、充電器側コネクタ81とケーブル側コネクタ85との係合力が弱過ぎると、通常の充電作業時における充電用ケーブル12の取り回し時にケーブル側コネクタ85が充電器側コネクタ81から外れ、作業が円滑に行われないという不具合が発生する。しかし、本実施形態に係る車両用充電装置10では、充電器側コネクタ81とケーブル側コネクタ85とに係合力調整部材91を装着することで、充電器側コネクタ81とケーブル側コネクタ85との係合力を所定値に調整することができる。したがって、充電器側コネクタ81とケーブル側コネクタ85との係合力を適正な係合力である所定値に調整することで、作業時における充電用ケーブル12の脱落を防止しつつ、充電用ケーブル12が強く引っ張られることによる不具合をなくすことができる
また、係合力調整部材91は、互いに結合された充電器側コネクタ81とケーブル側コネクタ85との結合箇所に装着された状態で、互いに係止している係止穴83、係止爪87及び抑え部88が嵌合する係止窓92を有している。したがって、互いに結合された充電器側コネクタ81とケーブル側コネクタ85との結合箇所に係合力調整部材91を装着することで、極めて容易に、互いに係止している係止穴83、係止爪87及び抑え部88を係止窓92へ嵌合させ、互いに結合された充電器側コネクタ81とケーブル側コネクタ85との係合力を、容易に所定値に調整することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係る車両用充電装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下(1)〜(3)に簡潔に纏めて列記する。
(1) 筺体(31)内に充電器(32)が収容され、設置面(71)に固定される装置本体(11)と、
該装置本体から延出する充電用ケーブル(12)と、
該充電用ケーブルの先端に設けられて車両のコネクタに着脱可能な充電用コネクタ(13)と、
を備え、
前記充電用ケーブルは、前記装置本体に設けられた充電器側コネクタ(81)と、前記充電用ケーブルに設けられたケーブル側コネクタ(85)とが結合することで前記装置本体に接続され、
前記充電器側コネクタと前記ケーブル側コネクタとの係合力は、前記ケーブル側コネクタと前記設置面との間に位置する、結合した任意の2つの部材間の結合力よりも弱い、
ことを特徴とする車両用充電装置。
(2) 互いに結合された前記充電器側コネクタと前記ケーブル側コネクタに装着されて前記充電器側コネクタと前記ケーブル側コネクタとを係止することにより、該充電器側コネクタと該ケーブル側コネクタとの係合力を所定値に調整する係合力調整部材(91)、
をさらに備えることを特徴とする上記(1)に記載の車両用充電装置。
(3) 前記充電器側コネクタ及び前記ケーブル側コネクタは、前記充電器側コネクタと前記ケーブル側コネクタとが結合した状態で互いに係止する係止部(係止穴83、係止爪87、抑え部88)を有し、
前記係合力調整部材は、互いに結合された前記充電器側コネクタと前記ケーブル側コネクタに装着された状態において前記係止部が嵌合する係止窓(92)を有する、
ことを特徴とする上記(2)に記載の車両用充電装置。
10 車両用充電装置
11 装置本体
12 充電用ケーブル
13 充電用コネクタ
31 筺体
32 充電器
71 設置面
81 充電器側コネクタ
83 係止穴(係止部)
85 ケーブル側コネクタ
87 係止爪(係止部)
88 抑え部(係止部)
91 係合力調整部材
92 係止窓

Claims (1)

  1. 筺体内に充電器が収容され、設置面に固定される装置本体と、
    前記装置本体から延出する充電用ケーブルと、
    前記充電用ケーブルの先端に設けられて車両のコネクタに着脱可能な充電用コネクタと、
    を備え、
    前記充電用ケーブルは、前記装置本体に設けられた充電器側コネクタと、前記充電用ケーブルに設けられたケーブル側コネクタとが結合することで前記装置本体に接続され、
    結合した前記充電器側コネクタ及び前記ケーブル側コネクタに装着されて前記充電器側コネクタと前記ケーブル側コネクタとを係止することにより、前記充電器側コネクタと前記ケーブル側コネクタとの係合力を所定値に調整する係合力調整部材を備え、
    前記充電器側コネクタ及び前記ケーブル側コネクタは、前記充電器側コネクタと前記ケーブル側コネクタとが結合した状態で互いに係止する係止部を有し、
    前記係止部は結合した前記充電器側コネクタ及び前記ケーブル側コネクタ結合箇所の側面から外側へ突出しており、
    前記係合力調整部材は結合した前記充電器側コネクタ及び前記ケーブル側コネクタに、側方から前記係止部の突出方向の前記結合箇所を覆うように装着された状態において、突出する前記係止部が嵌合する係止窓を有
    前記充電器側コネクタと前記ケーブル側コネクタとの係合力は、前記充電器に対する前記充電器側コネクタの固定力、前記装置本体の筐体への前記充電器の支持力、及び、前記設置面に対する前記装置本体の筐体の固定力、の何れよりも弱い、
    ことを特徴とする車両用充電装置。
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