JP2013223365A - Ccid用ホルダ - Google Patents
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Abstract
【課題】各メーカー毎に異なる大きさのCCIDに対応し、汎用性の向上を図る。
【解決手段】このホルダH1は、取付ベース1、一対の側面サポート部2、正面サポート部3及び下面サポート部4により構成され、各側面サポート部2は基部側がCCIDの側面をCCIDの下部側の所定の低い位置で支持可能に、先端側が所定の高い位置で支持可能に高低差を付けて形成される。このホルダH1をホルダ取付位置に取り付け、充電ケーブル5を開放部30を通して各下面サポート部4間から下方に引き出し、CCIDを各下面サポート部4で支持し、各側面サポート部2、各正面サポート部3により抱持する。
【選択図】図1
【解決手段】このホルダH1は、取付ベース1、一対の側面サポート部2、正面サポート部3及び下面サポート部4により構成され、各側面サポート部2は基部側がCCIDの側面をCCIDの下部側の所定の低い位置で支持可能に、先端側が所定の高い位置で支持可能に高低差を付けて形成される。このホルダH1をホルダ取付位置に取り付け、充電ケーブル5を開放部30を通して各下面サポート部4間から下方に引き出し、CCIDを各下面サポート部4で支持し、各側面サポート部2、各正面サポート部3により抱持する。
【選択図】図1
Description
本発明は、電気自動車やプラグインハイブリッドカーなどの車両の充電に用いる充電ケーブルを電源に接続している間、充電ケーブルに付属のCCID(Charging Circuit Interrupt Device)を保持するのに使用するCCID用ホルダに関する。
近年、電気自動車やプラグインハイブリッドカーなどの車両の普及が期待される中、自動車メーカーその他各種のメーカーから、これらの車両向けに各種の充電設備が提供されている。これらの車両の車載電池への充電はガソリンスタンドに類似した充電スタンドに設置される充電装置や一般家庭に備える電源で行われる。
これらの電源から車両の車載電池への充電には、充電ケーブルが使用される。この種の充電ケーブルは、一般に、電力を給電するための給電ケーブルと制御信号を入出力するための通信ケーブルとからなり、一端に自動車側に接続するためのコネクタ、他端に電源に接続するためのプラグがそれぞれ装着される。また、このケーブルの途中でプラグに近い所定の位置に、CCIDと呼ばれる充電回路遮断装置が併せて設けられる。CCIDは、通常、縦に長い略箱形に構成されており、大きさは各メーカーによって異なり、特に、幅方向の寸法に大きな差が見られる。
この充電ケーブルを使って、車両の車載電池を充電する場合、図17に示すように、コネクタを車両に設けられた充電口に差し込み、プラグを電源コンセントに差し込むことにより、車両と電源とを接続し、車両の車載電池を通電する。
これらの電源から車両の車載電池への充電には、充電ケーブルが使用される。この種の充電ケーブルは、一般に、電力を給電するための給電ケーブルと制御信号を入出力するための通信ケーブルとからなり、一端に自動車側に接続するためのコネクタ、他端に電源に接続するためのプラグがそれぞれ装着される。また、このケーブルの途中でプラグに近い所定の位置に、CCIDと呼ばれる充電回路遮断装置が併せて設けられる。CCIDは、通常、縦に長い略箱形に構成されており、大きさは各メーカーによって異なり、特に、幅方向の寸法に大きな差が見られる。
この充電ケーブルを使って、車両の車載電池を充電する場合、図17に示すように、コネクタを車両に設けられた充電口に差し込み、プラグを電源コンセントに差し込むことにより、車両と電源とを接続し、車両の車載電池を通電する。
ところで、この種の充電ケーブルには、既述のとおり、CCIDが付属されている。このCCIDは、充電ケーブルを電源に接続している間、図17に示すように、電源コンセントから吊り下げられた状態になる。CCIDは概ね2kgとかなりの重量があるため、このCCIDの自重による電源コンセントへの荷重負担は大きく、この荷重負担による電源コンセントの損傷が懸念される。また、外部電源の場合、この吊り下げられたCCIDが例えば強風によりあおられて揺動するようなことがあると、電源コンセントへの負担はさらに高まるうえに、CCIDが周囲の設備などに衝突して、CCIDそれ自体も、また周囲の設備も、損傷する恐れがある。
そこで、このようなCCIDによる電源コンセントへの荷重負担を軽減する必要があり、その対策が例えば特許文献1などにより提案されている。
この文献1は電気自動車やプラグインハイブリッドカーなどの充電に用いる充電装置に関するもので、この充電装置はCCID用のホルダ(保持部)を一体的に備え、このホルダでCCIDを保持するようになっている。このホルダは、充電装置本体の下部に着脱可能に装着され、装置本体の下方に延びる第1のユニットに、CCIDの左右両側を保持する左右一対のアームを上下に備えて構成される。このようにして、CCIDの下部から延びる充電ケーブルを一対のアーム間から下方に引き出した状態で、CCIDを一対のアーム間に保持して、CCIDの重量を支え、電源コンセントや充電ケーブルに作用する荷重を軽減するようにしている。
この文献1は電気自動車やプラグインハイブリッドカーなどの充電に用いる充電装置に関するもので、この充電装置はCCID用のホルダ(保持部)を一体的に備え、このホルダでCCIDを保持するようになっている。このホルダは、充電装置本体の下部に着脱可能に装着され、装置本体の下方に延びる第1のユニットに、CCIDの左右両側を保持する左右一対のアームを上下に備えて構成される。このようにして、CCIDの下部から延びる充電ケーブルを一対のアーム間から下方に引き出した状態で、CCIDを一対のアーム間に保持して、CCIDの重量を支え、電源コンセントや充電ケーブルに作用する荷重を軽減するようにしている。
しかしながら、特許文献1のCCID用のホルダでは、CCIDの左右両側を一対のアームで挟持して保持するようになっているため、この一対のアーム間の寸法に一致しない大きさのCCIDを保持することができない、という問題がある。現在、CCIDを製造する各メーカーから提供されるCCIDは概ね縦長の略箱形に構成される点で共通するが、特に幅方向の寸法が各メーカーで異なるため、上記のようにCCIDの左右両側を一対のアームで保持する形式では、各メーカー毎に異なる各種の大きさのCCIDに対応することができず、汎用性がない。
本発明は、このような従来の問題を解決するもので、各メーカー毎に異なる大きさ(特に、幅方向の寸法)のCCIDに対応して各種の大きさのCCIDを確実に保持することができ、汎用性に優れたCCID用ホルダを提供すること、を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、電気自動車、プラグインハイブリッドカーその他の車両の車載電池の充電に用いる電源の周辺適宜の取付位置に取り付けられ、前記電源と車両の充電口とを接続する充電ケーブルを前記電源に接続している間、前記充電ケーブルに付属のCCIDを保持するCCID用ホルダにおいて、前記取付位置に取り付けられ、CCIDの背面側を受ける取付ベースと、前記取付ベースの左右両側から前記取付ベースに対して略直角の水平方向に突出されて、CCIDの左右の各側面側を保持し、CCIDの左右方向の動きを規制する一対の側面サポート部と、前記各側面サポート部の先端からそれぞれ、前記取付ベースの正面側に当該正面と略平行に回り込み、相互の間にCCIDの下面から延びる充電ケーブルが挿通可能な間隔の開放部を開けて、CCIDの正面側を保持し、CCIDの前方への動きを規制する一対の正面サポート部と、前記取付ベースの下部両側からCCIDの下面から延びる充電ケーブルの外径よりも広い間隔で前記取付ベースに対して略直角の水平方向に突出され、CCIDの下面を当該下面から延びる充電ケーブルの両側方で支持する一対の下面サポート部とを備え、前記各側面サポート部は、前記取付ベース側の基部側がCCIDの側面をCCIDの下部側の所定の低い位置で支持可能に、先端側がCCIDの側面をCCIDの下部側の所定の高い位置で支持可能に高低差を付けて形成され、CCIDの下面から延びる充電ケーブルを前記各正面サポート部間の開放部を通して、前記各下面サポート部間から引き出し、CCIDを前記各下面サポート部で支持し、前記各側面サポート部及び前記各正面サポート部により抱持する、ことを要旨とする。
また、このホルダは各部が次のような構成を備えることが好ましい。
(1)一対の下面サポート部は先端側で間隔が漸次小さくなり、先端の間隔が一対の正面サポート部間の開放部と略同じ間隔に狭められる。
(2)一対の正面サポート部はそれぞれ、上部側が各側面サポート部の先端側から開放部に向けて下方傾斜の斜めに形成される。
(3)取付ベースは、ねじ取付穴を有する金属材からなる平面状のプレートと、前記プレートの表面に被着される弾性材からなるカバーとにより構成される。
(4)一対の側面サポート部、正面サポート部及び下面サポート部は全体が1本の金属棒材が曲げ加工されて一体に形成され、取付ベースに接合される。
(5)一対の正面サポート部間に南京錠の掛け金を通すための南京錠装着部を備える。
(6)一対の正面サポート部の一方にヒンジ結合され、前記各正面サポート部間に架け渡して施錠可能な施錠ユニットを備える。
また、このホルダは各部が次のような構成を備えることが好ましい。
(1)一対の下面サポート部は先端側で間隔が漸次小さくなり、先端の間隔が一対の正面サポート部間の開放部と略同じ間隔に狭められる。
(2)一対の正面サポート部はそれぞれ、上部側が各側面サポート部の先端側から開放部に向けて下方傾斜の斜めに形成される。
(3)取付ベースは、ねじ取付穴を有する金属材からなる平面状のプレートと、前記プレートの表面に被着される弾性材からなるカバーとにより構成される。
(4)一対の側面サポート部、正面サポート部及び下面サポート部は全体が1本の金属棒材が曲げ加工されて一体に形成され、取付ベースに接合される。
(5)一対の正面サポート部間に南京錠の掛け金を通すための南京錠装着部を備える。
(6)一対の正面サポート部の一方にヒンジ結合され、前記各正面サポート部間に架け渡して施錠可能な施錠ユニットを備える。
本発明のCCID用ホルダによれば、上記の構成により、CCIDの下面から延びる充電ケーブルを一対の正面サポート部間の開放部を通して各下面サポート部間から引き出し、CCIDを一対の下面サポート部で支持し、一対の側面サポート部及び正面サポート部により抱持するようにしたので、各側面サポート部及び各正面サポート部で取り囲まれるCCIDの保持空間を、各メーカー毎に異なる大きさ(特に、幅方向の寸法)のCCIDのうち、最大のものに合わせることで、各種の大きさのCCIDを保持することができ、この場合に、各側面サポート部の先端側がCCIDの側面をCCIDの下部側の所定の高い位置で支持するようになっていることで、各側面サポート部から各正面サポート部への回り込み部分で、CCIDの前方及び側方への倒れを防止することができ、各メーカー毎に異なる大きさ(特に、幅方向の寸法)のCCIDに対応して各種の大きさのCCIDを確実に保持することができ、ホールド性、汎用性に優れたCCID用ホルダを実現することができる、という本発明固有の効果を奏する。
次に、この発明を実施するための形態について図を用いて説明する。図1及び図2に第1の実施の形態を示している。
図1に示すように、このCCID用ホルダH1は、電気自動車、プラグインハイブリッドカーその他の車両の車載電池の充電に用いる電源コンセントEの周辺適宜の取付位置(以下、ホルダ取付位置Pという。)に取り付けられ、電源コンセントEと車両の充電口とを接続する充電ケーブル5を電源コンセントEに接続している間、充電ケーブル5に付属のCCID61を保持するもので、図2に示すように、ホルダ取付位置Pに取り付けられ、CCID61の背面側を受ける取付ベース1と、取付ベース1の左右両側から取付ベース1に対して略直角の水平方向に突出されて、CCID61の左右の各側面側を保持し、CCID61の左右方向の動きを規制する一対の側面サポート部2と、各側面サポート部2の先端からそれぞれ、取付ベース1の正面側に当該正面と略平行に回り込み、相互の間にCCID61の下面から延びる充電ケーブル5が挿通可能な間隔の開放部30を開けて、CCID61の正面側を保持し、CCID61の前方への動きを規制する一対の正面サポート部3と、取付ベース1の下部両側からCCID61の下面から延びる充電ケーブル5の外径よりも広い間隔で取付ベース1に対して略直角の水平方向に突出され、CCID61の下面を当該下面から延びる充電ケーブル5の両側方で支持する一対の下面サポート部4とを備える。
このCCID用ホルダ1では、図3乃至図7に示すように、
(1)一対の側面サポート部2はそれぞれ、取付ベース1側の基部側21がCCIDの側面をCCIDの下部側の所定の低い位置で支持可能に、先端側22がCCIDの側面をCCIDの下部側の所定の高い位置で支持可能に高低差を付けて形成される点、
(2)一対の正面サポート部3はそれぞれ、上部31側が各側面サポート部2の先端側22から開放部30に向けて下方傾斜の斜めに形成される点、
(3)一対の下面サポート部4はそれぞれ、先端側で間隔が漸次小さくなり、先端の間隔が一対の正面サポート部3間の開放部30と略同じ間隔に狭められる点、
に特徴がある。
このようにしてホルダH1全体が、各メーカー毎に異なる大きさ(特に、幅方向の寸法)のCCID61のうち、最大のものに合わせて構成される。なお、以下の説明で、単にCCID61という場合、この最大のものを指す。
このCCID用ホルダ1では、図3乃至図7に示すように、
(1)一対の側面サポート部2はそれぞれ、取付ベース1側の基部側21がCCIDの側面をCCIDの下部側の所定の低い位置で支持可能に、先端側22がCCIDの側面をCCIDの下部側の所定の高い位置で支持可能に高低差を付けて形成される点、
(2)一対の正面サポート部3はそれぞれ、上部31側が各側面サポート部2の先端側22から開放部30に向けて下方傾斜の斜めに形成される点、
(3)一対の下面サポート部4はそれぞれ、先端側で間隔が漸次小さくなり、先端の間隔が一対の正面サポート部3間の開放部30と略同じ間隔に狭められる点、
に特徴がある。
このようにしてホルダH1全体が、各メーカー毎に異なる大きさ(特に、幅方向の寸法)のCCID61のうち、最大のものに合わせて構成される。なお、以下の説明で、単にCCID61という場合、この最大のものを指す。
図8に示すように、取付ベース1は、ねじ通し孔10を有する金属材からなる平面状のプレート11と、プレート11の表面に被着される弾性材からなるカバー12(図2参照)とにより構成される。
この場合、プレート11はステンレス鋼板の平板で、横に長い大きい面積を有する略矩形状の上部プレート111及び上部プレート111の上縁部で左右方向中間所定の範囲に前方に傾斜する傾斜部112を介して上方に突出する上部縁部113と、上部プレート111の下縁部で上記上部縁部113と対応する範囲に横に長い上部プレート111よりも小さい面積の下部プレート114と、この下部プレート114の下縁部で上記上部縁部113と対応する範囲に前方に傾斜する傾斜部115を介して下方に突出する下部縁部116とを有し、上部プレート111の左右両側所定の位置と、下部プレート114の左右方向中間所定の位置にそれぞれ、ねじ通し孔10が穿たれる。
カバー12はエチレンプリピレンゴムによりプレート11の平面及び厚みよりも少し大きいプレート11と略同じ外形に形成され、図9に示すように、表面は平面状に、裏面にプレート11の上部縁部113及び下部縁部116が係合可能な溝形の凹部121、122、後述する一対の側面サポート部2、正面サポート部3及び下面サポート部4のプレート11に対する各固定部が嵌合可能な当該各固定部の形状に対応する凹部123などがそれぞれ形成される。なお、この取付ベース1は、幅方向がCCIDの幅方向の寸法と略同じ寸法に、高さ方向がCCIDの高さ方向の寸法の略3分の1乃至4分の1の寸法が採られる。
この場合、プレート11はステンレス鋼板の平板で、横に長い大きい面積を有する略矩形状の上部プレート111及び上部プレート111の上縁部で左右方向中間所定の範囲に前方に傾斜する傾斜部112を介して上方に突出する上部縁部113と、上部プレート111の下縁部で上記上部縁部113と対応する範囲に横に長い上部プレート111よりも小さい面積の下部プレート114と、この下部プレート114の下縁部で上記上部縁部113と対応する範囲に前方に傾斜する傾斜部115を介して下方に突出する下部縁部116とを有し、上部プレート111の左右両側所定の位置と、下部プレート114の左右方向中間所定の位置にそれぞれ、ねじ通し孔10が穿たれる。
カバー12はエチレンプリピレンゴムによりプレート11の平面及び厚みよりも少し大きいプレート11と略同じ外形に形成され、図9に示すように、表面は平面状に、裏面にプレート11の上部縁部113及び下部縁部116が係合可能な溝形の凹部121、122、後述する一対の側面サポート部2、正面サポート部3及び下面サポート部4のプレート11に対する各固定部が嵌合可能な当該各固定部の形状に対応する凹部123などがそれぞれ形成される。なお、この取付ベース1は、幅方向がCCIDの幅方向の寸法と略同じ寸法に、高さ方向がCCIDの高さ方向の寸法の略3分の1乃至4分の1の寸法が採られる。
図10に示すように、一対の側面サポート部2、正面サポート部3及び下面サポート部4は全体が1本の金属棒材が曲げ加工されて一体に形成され、取付ベース1に接合される。また、一対の正面サポート部3間に南京錠の掛け金を通すための南京錠装着部34が設けられる。
この場合、金属棒材に所定の長さ、径を有する1本のステンレス鋼棒が採用され、このステンレス鋼棒の中央にプレート11に対する固定部201が取られて、その両側に側面サポート部2、正面サポート部3、下面サポート4、このステンレス鋼棒の各端部でプレート11に対する固定部401が順次次のように形成される。中央の固定部201はプレート11の横方向と略同じ長さの直線状に形成される。各側面サポート部2はこの固定部201に対して略直角に曲げられて水平方向に突出される。ここで、固定部201側の基部側21は固定部201に対して略直角で水平方向に向けて直線状に形成され、先端側22が基部側21に対して上方傾斜の段差部23を介し高低差が付けられて水平方向に向けて直線状に形成される。各正面サポート部3は、各側面サポート部2に続いて中央の固定部201側に回り込み、上部31が中央の固定部201と略平行に直線状に、かつ開放部30の位置で下方に向けて曲げられ、下部32が下方へ向けて直線状に形成される。ここで、各正面サポート部3の各上部31側は各側面サポート部2の先端側22から開放部30に向けて下方傾斜の斜めに形成される。また、ここで、各正面サポート部3間の開放部30の間隔はCCIDの下面から延びる充電ケーブルが挿通可能に充電ケーブルの外径よりも少し大きい所定の寸法が設定される。各下面サポート部4は、各正面サポート部3に続いて各側面サポート部2側に折り返されて、この折り返し後の先端部41が間隔を徐々に広げながら略水平方向に延ばされ、開放部30の間隔よりも大きい所定の寸法(充電ケーブルの外径よりも大きい所定の寸法)まで拡開されて、後端部42が相互に平行に直線状に形成される。またここで、各正面サポート部3から各下面サポート部4への折り返し後の先端部41は各正面サポート部3の下部32が各下面サポート部4の高さよりも少し低い位置まで延ばされて下方に向けて湾曲状に曲げられ、各正面サポート部3と各下面サポート部4との間が溝形に形成される。このようにして一対の正面サポート部3間に南京錠の掛け金を通すための南京錠装着部34が設けられる。各下面サポート部4は中央の固定部201の下方まで延ばされる。各端部の固定部401は、各下面サポート部4に続いて上方に向けて曲げられ、上方に向けて直線状に形成される。
このようにしてこの一連のサポート部2、3、4は、図11に示すように、中央の固定部201が取付ベース1のプレート11の上部プレート111の上部側所定の位置に溶接により固着され、各端部の固定部401がプレート11の下部プレート114の左右両側に配置され、プレート11の上部プレート111に溶接により固着されて、プレート11に接合される。なお、この一連のサポート部2、3、4とプレート11とを接合した後、プレート11上にカバー12が被せられる。この場合、図9に示すように、カバー12裏面の既述の各溝123に中央、各端部の各固定部201、401が嵌合され、各係止溝121、122にプレート11の上部縁部113及び下部縁部116がそれぞれ係止されて、プレート11にカバー12が一体的に被着される。
この場合、金属棒材に所定の長さ、径を有する1本のステンレス鋼棒が採用され、このステンレス鋼棒の中央にプレート11に対する固定部201が取られて、その両側に側面サポート部2、正面サポート部3、下面サポート4、このステンレス鋼棒の各端部でプレート11に対する固定部401が順次次のように形成される。中央の固定部201はプレート11の横方向と略同じ長さの直線状に形成される。各側面サポート部2はこの固定部201に対して略直角に曲げられて水平方向に突出される。ここで、固定部201側の基部側21は固定部201に対して略直角で水平方向に向けて直線状に形成され、先端側22が基部側21に対して上方傾斜の段差部23を介し高低差が付けられて水平方向に向けて直線状に形成される。各正面サポート部3は、各側面サポート部2に続いて中央の固定部201側に回り込み、上部31が中央の固定部201と略平行に直線状に、かつ開放部30の位置で下方に向けて曲げられ、下部32が下方へ向けて直線状に形成される。ここで、各正面サポート部3の各上部31側は各側面サポート部2の先端側22から開放部30に向けて下方傾斜の斜めに形成される。また、ここで、各正面サポート部3間の開放部30の間隔はCCIDの下面から延びる充電ケーブルが挿通可能に充電ケーブルの外径よりも少し大きい所定の寸法が設定される。各下面サポート部4は、各正面サポート部3に続いて各側面サポート部2側に折り返されて、この折り返し後の先端部41が間隔を徐々に広げながら略水平方向に延ばされ、開放部30の間隔よりも大きい所定の寸法(充電ケーブルの外径よりも大きい所定の寸法)まで拡開されて、後端部42が相互に平行に直線状に形成される。またここで、各正面サポート部3から各下面サポート部4への折り返し後の先端部41は各正面サポート部3の下部32が各下面サポート部4の高さよりも少し低い位置まで延ばされて下方に向けて湾曲状に曲げられ、各正面サポート部3と各下面サポート部4との間が溝形に形成される。このようにして一対の正面サポート部3間に南京錠の掛け金を通すための南京錠装着部34が設けられる。各下面サポート部4は中央の固定部201の下方まで延ばされる。各端部の固定部401は、各下面サポート部4に続いて上方に向けて曲げられ、上方に向けて直線状に形成される。
このようにしてこの一連のサポート部2、3、4は、図11に示すように、中央の固定部201が取付ベース1のプレート11の上部プレート111の上部側所定の位置に溶接により固着され、各端部の固定部401がプレート11の下部プレート114の左右両側に配置され、プレート11の上部プレート111に溶接により固着されて、プレート11に接合される。なお、この一連のサポート部2、3、4とプレート11とを接合した後、プレート11上にカバー12が被せられる。この場合、図9に示すように、カバー12裏面の既述の各溝123に中央、各端部の各固定部201、401が嵌合され、各係止溝121、122にプレート11の上部縁部113及び下部縁部116がそれぞれ係止されて、プレート11にカバー12が一体的に被着される。
図12にこのCCID用ホルダH1の取り付け例及びこのホルダH1によるCCIDの保持状態を示している。図11に示すように、このホルダH1は、取付ベース1のプレート11からカバー12が取り外された状態で、プレート11がホルダ取付位置Pに合わせられ、プレート11のねじ通し孔10に取付ねじSを通してホルダ取付位置Pに固定される。そして、このプレート11の固定後、プレート11にカバー12が被着される。
このようにしてCCID用ホルダH1をホルダ取付位置Pに取り付け、CCID61の下面から延びる充電ケーブル5を各正面サポート部3間の開放部30を通して、各下面サポート部4間から外方に引き出し、CCID61を各下面サポート部4で支持し、各側面サポート部2及び各正面サポート部3により抱持する。
なお、CCID用ホルダH1は、既述のとおり、電源コンセントの周辺適宜の取付位置に取り付けられるが、充電スタンドや一般家庭で電源コンセントが例えば駐車スペース近傍の壁面に設置される場合、このホルダは、電源コンセントの下方の壁面に取り付けられることが好ましく(図13参照)、また、充電スタンドや一般家庭で例えば駐車スペース近傍に充電装置が設置される場合、このホルダは、充電装置の電源コンセントの下方の充電装置の一部に取り付けられることが好ましい(図示省略)。
このようにしてCCID用ホルダH1をホルダ取付位置Pに取り付け、CCID61の下面から延びる充電ケーブル5を各正面サポート部3間の開放部30を通して、各下面サポート部4間から外方に引き出し、CCID61を各下面サポート部4で支持し、各側面サポート部2及び各正面サポート部3により抱持する。
なお、CCID用ホルダH1は、既述のとおり、電源コンセントの周辺適宜の取付位置に取り付けられるが、充電スタンドや一般家庭で電源コンセントが例えば駐車スペース近傍の壁面に設置される場合、このホルダは、電源コンセントの下方の壁面に取り付けられることが好ましく(図13参照)、また、充電スタンドや一般家庭で例えば駐車スペース近傍に充電装置が設置される場合、このホルダは、充電装置の電源コンセントの下方の充電装置の一部に取り付けられることが好ましい(図示省略)。
図13にこのCCID用ホルダH1の使用例を示している。図13に示すように、電気自動車やプラグインハイブリッドカーなどの車両の車載電池を充電する場合、充電ケーブル5のコネクタを車両に設けられた充電口に差し込み、プラグ51を電源コンセントEに差し込むことにより、車両と電源とを接続し、車両の車載電池を通電する。
このとき、充電ケーブル5に付属のCCID61を電源コンセントEの周辺(下方)に取り付けられたCCID用ホルダH1で保持する。この場合、図12に示すように、CCID61の下面から延びる充電ケーブル5を各正面サポート部3間の開放部30を通し、各下面サポート部4間から下方に引き出して、CCID61をCCID用ホルダH1内に挿入すればよい。このホルダH1の場合、一対の正面サポート部3がそれぞれ、上部31側が各側面サポート部2の先端側22から開放部30に向けて下方傾斜の斜めに形成されており、この斜めに形成された分だけ、ホルダH1の上面開口が正面側に拡大されて、CCID61を挿入しやすくなっている。そして、このホルダH1内に保持されたCCID61は、左右各側面が各側面サポート部2の先端側22によりCCID61の下部側の所定の高い位置で保持され、左右各側面及び正面が各側面サポート部2から各正面サポート部3への回り込み部分で抱持されるので、CCID61の前方及び側方への倒れが防止され、安定した保持状態が得られる。したがって、CCID61は、従来のように、電源コンセントEから吊り下げられることがなく、このCCID61の自重による電源コンセントEへの荷重負担が軽減され、この荷重負担による電源コンセントEの損傷が防止される。また、外部電源の場合でも、このCCID61は強風によりあおられて揺動することがなく、電源コンセントEへの負担が軽減されるうえに、CCID61が周囲の設備などに衝突して、CCID61それ自体や周囲の設備が損傷する恐れがない。
また、CCID61をCCID用ホルダH1で保持している間は、図1に示すように、このホルダH1の南京錠装着部34に南京錠Rの掛け金R1を通し、一対の正面サポート部3間を南京錠Rで施錠することにより、各正面サポート部3間の開放部30が一部閉鎖されて、このホルダH1からCCID61を取り外すことができなくなり、充電ケーブル5の盗難が防止される。
このとき、充電ケーブル5に付属のCCID61を電源コンセントEの周辺(下方)に取り付けられたCCID用ホルダH1で保持する。この場合、図12に示すように、CCID61の下面から延びる充電ケーブル5を各正面サポート部3間の開放部30を通し、各下面サポート部4間から下方に引き出して、CCID61をCCID用ホルダH1内に挿入すればよい。このホルダH1の場合、一対の正面サポート部3がそれぞれ、上部31側が各側面サポート部2の先端側22から開放部30に向けて下方傾斜の斜めに形成されており、この斜めに形成された分だけ、ホルダH1の上面開口が正面側に拡大されて、CCID61を挿入しやすくなっている。そして、このホルダH1内に保持されたCCID61は、左右各側面が各側面サポート部2の先端側22によりCCID61の下部側の所定の高い位置で保持され、左右各側面及び正面が各側面サポート部2から各正面サポート部3への回り込み部分で抱持されるので、CCID61の前方及び側方への倒れが防止され、安定した保持状態が得られる。したがって、CCID61は、従来のように、電源コンセントEから吊り下げられることがなく、このCCID61の自重による電源コンセントEへの荷重負担が軽減され、この荷重負担による電源コンセントEの損傷が防止される。また、外部電源の場合でも、このCCID61は強風によりあおられて揺動することがなく、電源コンセントEへの負担が軽減されるうえに、CCID61が周囲の設備などに衝突して、CCID61それ自体や周囲の設備が損傷する恐れがない。
また、CCID61をCCID用ホルダH1で保持している間は、図1に示すように、このホルダH1の南京錠装着部34に南京錠Rの掛け金R1を通し、一対の正面サポート部3間を南京錠Rで施錠することにより、各正面サポート部3間の開放部30が一部閉鎖されて、このホルダH1からCCID61を取り外すことができなくなり、充電ケーブル5の盗難が防止される。
図14、図15に各メーカーから提供されるCCIDのうち、サイズの小さいものをこのCCID用ホルダH1に保持した状態を示している。
図14、図15に示すように、サイズの小さいCCID62、63でも、左右の各側面が各側面サポート部2の先端側22によりCCID62、63の下部側の所定の高い位置で保持されるとともに、左右の各側面及び正面が各側面サポート部2から各正面サポート部3への回り込み部分で抱持されるので、このCCID62、63の前方及び側方への倒れが防止され、安定した保持状態が得られる。したがって、このようにサイズの小さいCCID62、63の場合でも、従来のように、電源コンセントから吊り下げられることがなく、このCCID62、63の自重による電源コンセントへの荷重負担が軽減され、この荷重負担による電源コンセントの損傷が防止される。また、外部電源の場合でも、このCCID62、63は強風によりあおられて揺動することがなく、電源コンセントへの負担は軽減されるうえに、CCID62、63が周囲の設備などに衝突して、CCID62、63それ自体や周囲の設備が損傷する恐れがない。
また、この場合、CCID62、63とCCID用ホルダH1の取付ベース1との間にスペーサーを介在させて、CCID用ホルダH1の中でCCID62、63の動きを規制するようにしてもよい。スペーサは取付ベースのカバーと概ね同じ外形を有するものが好ましいが、CCIDとCCID用ホルダの取付ベースとの間を埋めるものであれば、その形状、大きさは任意である。
図14、図15に示すように、サイズの小さいCCID62、63でも、左右の各側面が各側面サポート部2の先端側22によりCCID62、63の下部側の所定の高い位置で保持されるとともに、左右の各側面及び正面が各側面サポート部2から各正面サポート部3への回り込み部分で抱持されるので、このCCID62、63の前方及び側方への倒れが防止され、安定した保持状態が得られる。したがって、このようにサイズの小さいCCID62、63の場合でも、従来のように、電源コンセントから吊り下げられることがなく、このCCID62、63の自重による電源コンセントへの荷重負担が軽減され、この荷重負担による電源コンセントの損傷が防止される。また、外部電源の場合でも、このCCID62、63は強風によりあおられて揺動することがなく、電源コンセントへの負担は軽減されるうえに、CCID62、63が周囲の設備などに衝突して、CCID62、63それ自体や周囲の設備が損傷する恐れがない。
また、この場合、CCID62、63とCCID用ホルダH1の取付ベース1との間にスペーサーを介在させて、CCID用ホルダH1の中でCCID62、63の動きを規制するようにしてもよい。スペーサは取付ベースのカバーと概ね同じ外形を有するものが好ましいが、CCIDとCCID用ホルダの取付ベースとの間を埋めるものであれば、その形状、大きさは任意である。
以上説明したように、このCCID用ホルダH1は、電源周辺のホルダ取付位置Pに取り付けられ、CCIDの背面側を受ける取付ベース1と、取付ベース1の左右両側から取付ベース1に対して略直角の水平方向に突出されて、CCIDの左右の各側面側を保持し、CCIDの左右方向の動きを規制する一対の側面サポート部2と、各側面サポート部2の先端からそれぞれ、取付ベース1の正面側に当該正面と略平行に回り込み、相互の間にCCIDの下面から延びる充電ケーブル5が挿通可能な間隔の開放部30を開けて、CCIDの正面側を保持し、CCIDの前方への動きを規制する一対の正面サポート部3と、取付ベース1の下部両側からCCIDの下面から延びる充電ケーブル5の外径よりも広い間隔で取付ベース1に対して略直角の水平方向に突出され、CCIDの下面を当該下面から延びる充電ケーブルの両側方で支持する一対の下面サポート部4とを備えて構成され、特に、各側面サポート部2は、取付ベース1側の基部側21がCCIDの側面をCCIDの下部側の所定の低い位置で支持可能に、先端側22がCCIDの側面をCCIDの下部側の所定の高い位置で支持可能に高低差を付けて形成されている。このようにしてこのホルダH1はホルダ取付位置Pに取り付けられ、CCIDの下面から延びる充電ケーブル5を各正面サポート部3間の開放部30を通して、各下面サポート部4間から引き出し、CCIDを各下面サポート部4で支持し、各側面サポート部2及び各正面サポート部3により抱持するようにしたので、各側面サポート部2及び各正面サポート部3で取り囲まれる保持空間を、各メーカー毎に異なる大きさ(特に、幅方向の寸法)のCCIDのうち、最大のものに合わせることで、大きさの異なる各種のCCIDを保持することができ、この場合に、各側面サポート部2の先端側22がCCIDの側面をCCIDの下部側の所定の高い位置で支持するようになっていることで、各側面サポート部2から各正面サポート部3への回り込み部分で、CCIDの前方及び側方への倒れを防止することができ、各メーカー毎に異なる大きさ(特に、幅方向の寸法)のCCIDに対応して各種の大きさのCCIDを確実に保持することができる。したがって、ホールド性、汎用性に優れたCCID用ホルダH1を実現することができる。
また、このホルダH1の場合、さらに次のような利点がある。
(1)一対の下面サポート部4は先端部41側で間隔が漸次小さくなり、先端の間隔が一対の正面サポート部3間の開放部30と略同じ間隔に狭められるので、各メーカー毎に異なる大きさのCCIDのうち、最小のものでも、各下面サポート部4に安定して確実に支持することができる。また、一対の下面サポート部4は先端部41側が絞られていることで、この先端部41側によりCCIDの上下面に充電ケーブルを保護するための円錐形状又は円筒形状のゴムカバーが設けられているものでは、このゴムカバーの部分を保持して、CCIDの動きを規制することができ、CCIDをより安定して支持することができる。
(2)一対の正面サポート部3はそれぞれ、上部31側が各側面サポート部2の先端側22から開放部30に向けて下方傾斜の斜めに形成されるので、この斜めに形成された分だけ、各側面サポート部2及び各正面サポート部3で取り囲まれる保持空間が拡大されて、このホルダH1の中へCCIDをホルダH1の直上から真直ぐに挿入することもできれば、ホルダH1の正面に対して少し上方から斜めに差し込むこともできるなど、このホルダH1の中へCCIDを挿入しやすくすることができる。
(3)取付ベース1は、ねじ通し孔10を有する鋼板からなる平面状のプレート11と、プレート11の表面に被着される弾性材からなるカバー12とにより構成されるので、プレート11を電源周辺の適宜の取付位置にねじ止めするだけで取付ベース1を簡単に取り付けることができ、また、このホルダH1の使用時にCCIDが取付ベース1に接触しても表面のカバー12によりCCIDを傷付けることなく保護することができる。
(4)一対の側面サポート部2、正面サポート部3及び下面サポート部4は全体が1本の鋼棒が曲げ加工されて一体に形成され、取付ベース1に接合されるので、このホルダH1を簡単な構造で、低コストに製造することができる。
(5)一対の正面サポート部3間に南京錠の掛け金を通すための南京錠装着部34を備えるので、各正面サポート部3間に南京錠の掛け金を架け渡して施錠することにより、各正面サポート部3間の開放部30が一部閉鎖されて、このホルダH1からCCIDを取り外すことができなくなり、充電ケーブルの盗難を防止することができる。
(1)一対の下面サポート部4は先端部41側で間隔が漸次小さくなり、先端の間隔が一対の正面サポート部3間の開放部30と略同じ間隔に狭められるので、各メーカー毎に異なる大きさのCCIDのうち、最小のものでも、各下面サポート部4に安定して確実に支持することができる。また、一対の下面サポート部4は先端部41側が絞られていることで、この先端部41側によりCCIDの上下面に充電ケーブルを保護するための円錐形状又は円筒形状のゴムカバーが設けられているものでは、このゴムカバーの部分を保持して、CCIDの動きを規制することができ、CCIDをより安定して支持することができる。
(2)一対の正面サポート部3はそれぞれ、上部31側が各側面サポート部2の先端側22から開放部30に向けて下方傾斜の斜めに形成されるので、この斜めに形成された分だけ、各側面サポート部2及び各正面サポート部3で取り囲まれる保持空間が拡大されて、このホルダH1の中へCCIDをホルダH1の直上から真直ぐに挿入することもできれば、ホルダH1の正面に対して少し上方から斜めに差し込むこともできるなど、このホルダH1の中へCCIDを挿入しやすくすることができる。
(3)取付ベース1は、ねじ通し孔10を有する鋼板からなる平面状のプレート11と、プレート11の表面に被着される弾性材からなるカバー12とにより構成されるので、プレート11を電源周辺の適宜の取付位置にねじ止めするだけで取付ベース1を簡単に取り付けることができ、また、このホルダH1の使用時にCCIDが取付ベース1に接触しても表面のカバー12によりCCIDを傷付けることなく保護することができる。
(4)一対の側面サポート部2、正面サポート部3及び下面サポート部4は全体が1本の鋼棒が曲げ加工されて一体に形成され、取付ベース1に接合されるので、このホルダH1を簡単な構造で、低コストに製造することができる。
(5)一対の正面サポート部3間に南京錠の掛け金を通すための南京錠装着部34を備えるので、各正面サポート部3間に南京錠の掛け金を架け渡して施錠することにより、各正面サポート部3間の開放部30が一部閉鎖されて、このホルダH1からCCIDを取り外すことができなくなり、充電ケーブルの盗難を防止することができる。
図16に第2の実施の形態を示している。図16に示すように、このCCID用ホルダH2は、第1の実施の形態と同じ基本構成を備え、併せて、施錠ユニット35を一体的に備える。この施錠ユニット35は、一対の正面サポート部3の一方にヒンジ結合され、各正面サポート部3間に架け渡して施錠可能に構成される。この場合、施錠ユニット35は、一側部にヒンジ部351を有し、このヒンジ部351を介して一対の正面サポート部3の一方の下部32に取り付けられ、一対の正面サポート部3の各下部32間に当該各下部32の前側から架け渡しされる錠前ケース352と、錠前ケース352の正面中央に鍵穴353が表出されて錠前ケース352の内面に装着されるロータ354及びロータ354の周面に突出され、一対の正面サポート部3の他方の下部32に後側から係脱可能なロックプレート355と、錠前ケース352の内面側を塞ぐカバー356とを備えて構成される。このようにして錠前ケース352を一対の正面サポート部3間に架け渡し、錠前ケース352正面の鍵穴353に鍵357を差し込み、回すことにより、ロータ354を回転し、ロックプレート355を一対の正面サポート部3の他方の下部32に係脱するようになっている。
このようにしてCCIDをCCID用ホルダH2で保持している間は、一対の正面サポート部3間を施錠ユニット35で施錠することにより、各正面サポート部3の下部32間の開放部30が閉鎖されて、このホルダH2からCCIDを取り外すことができなくなり、充電ケーブルの盗難が防止される。
このようにしても第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
このようにしてCCIDをCCID用ホルダH2で保持している間は、一対の正面サポート部3間を施錠ユニット35で施錠することにより、各正面サポート部3の下部32間の開放部30が閉鎖されて、このホルダH2からCCIDを取り外すことができなくなり、充電ケーブルの盗難が防止される。
このようにしても第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記各実施の形態では、取付ベースが金属材からなる平面状のプレートと弾性材からなるカバーとにより構成され、一対の側面サポート部、正面サポート部及び下面サポート部は全体が1本の金属棒材が曲げ加工されて一体に形成され、取付ベースに溶接により接合されるものとして例示したが、ホルダの各部は鋼材などの金属材のプレートで形成されてもよく、また、合成樹脂材により一体成形により形成されてもよく、さらに、金属材からなるプレート又は棒材と合成樹脂材からなる棒材又はプレートとの組み合わせにより形成されてもよく、いずれの場合でも、ホルダ全体が概ね上記と同様の構成を有する限り、上記と同様の作用効果を奏することができる。
H1 CCID用ホルダ
1 取付ベース
10 ねじ通し孔
11 プレート
111 上部プレート
112 傾斜部
113 上部縁部
114 下部プレート
115 傾斜部
116 下部縁部
12 カバー
201 中央の固定部
2 側面サポート部
21 基部側
22 先端側
23 段差部
3 正面サポート部
30 開放部
31 上部
32 下部
34 南京錠装着部
401 端部の固定部
4 下面サポート部
41 先端部
42 後端部
5 充電ケーブル
51 プラグ
61、62、63 CCID
E 電源コンセント
P ホルダ取付位置
W 壁面
S 取付ねじ
R 南京錠
R1 掛け金
H2 CCID用ホルダ
35 施錠ユニット
351 ヒンジ部
352 錠前ユニット
353 鍵穴
354 ロータ
355 ロックプレート
356 カバー
357 鍵
1 取付ベース
10 ねじ通し孔
11 プレート
111 上部プレート
112 傾斜部
113 上部縁部
114 下部プレート
115 傾斜部
116 下部縁部
12 カバー
201 中央の固定部
2 側面サポート部
21 基部側
22 先端側
23 段差部
3 正面サポート部
30 開放部
31 上部
32 下部
34 南京錠装着部
401 端部の固定部
4 下面サポート部
41 先端部
42 後端部
5 充電ケーブル
51 プラグ
61、62、63 CCID
E 電源コンセント
P ホルダ取付位置
W 壁面
S 取付ねじ
R 南京錠
R1 掛け金
H2 CCID用ホルダ
35 施錠ユニット
351 ヒンジ部
352 錠前ユニット
353 鍵穴
354 ロータ
355 ロックプレート
356 カバー
357 鍵
Claims (7)
- 電気自動車、プラグインハイブリッドカーその他の車両の車載電池の充電に用いる電源の周辺適宜の取付位置に取り付けられ、前記電源と車両の充電口とを接続する充電ケーブルを前記電源に接続している間、前記充電ケーブルに付属のCCIDを保持するCCID用ホルダにおいて、
前記取付位置に取り付けられ、CCIDの背面側を受ける取付ベースと、
前記取付ベースの左右両側から前記取付ベースに対して略直角の水平方向に突出されて、CCIDの左右の各側面側を保持し、CCIDの左右方向の動きを規制する一対の側面サポート部と、
前記各側面サポート部の先端からそれぞれ、前記取付ベースの正面側に当該正面と略平行に回り込み、相互の間にCCIDの下面から延びる充電ケーブルが挿通可能な間隔の開放部を開けて、CCIDの正面側を保持し、CCIDの前方への動きを規制する一対の正面サポート部と、
前記取付ベースの下部両側からCCIDの下面から延びる充電ケーブルの外径よりも広い間隔で前記取付ベースに対して略直角の水平方向に突出され、CCIDの下面を当該下面から延びる充電ケーブルの両側方で支持する一対の下面サポート部と、
を備え、
前記各側面サポート部は、前記取付ベース側の基部側がCCIDの側面をCCIDの下部側の所定の低い位置で支持可能に、先端側がCCIDの側面をCCIDの下部側の所定の高い位置で支持可能に高低差を付けて形成され、
CCIDの下面から延びる充電ケーブルを前記各正面サポート部間の開放部を通して、前記各下面サポート部間から引き出し、CCIDを前記各下面サポート部で支持し、前記各側面サポート部及び前記各正面サポート部により抱持する、
ことを特徴とするCCID用ホルダ。 - 一対の下面サポート部は先端側で間隔が漸次小さくなり、先端の間隔が一対の正面サポート部間の開放部と略同じ間隔に狭められる請求項1に記載のCCID用ホルダ。
- 一対の正面サポート部はそれぞれ、上部側が各側面サポート部の先端側から開放部に向けて下方傾斜の斜めに形成される請求項1又は2に記載のCCID用ホルダ。
- 取付ベースは、ねじ取付穴を有する金属材からなる平面状のプレートと、前記プレートの表面に被着される弾性材からなるカバーとにより構成される請求項1乃至3のいずれかに記載のCCID用ホルダ。
- 一対の側面サポート部、正面サポート部及び下面サポート部は全体が1本の金属棒材が曲げ加工されて一体に形成され、取付ベースに接合される請求項1乃至4のいずれかに記載のCCID用ホルダ。
- 一対の正面サポート部間に南京錠の掛け金を通すための南京錠装着部を備える請求項1乃至5のいずれかに記載のCCID用ホルダ。
- 一対の正面サポート部の一方にヒンジ結合され、前記各正面サポート部間に架け渡して施錠可能な施錠ユニットを備える請求項1乃至5のいずれかに記載のCCID用ホルダ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012094434A JP2013223365A (ja) | 2012-04-18 | 2012-04-18 | Ccid用ホルダ |
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Publication Number | Publication Date |
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