JP2016133619A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着部による熱の影響が用紙に及ぶことを抑制しつつ、用紙搬送による用紙の無駄になる部分を低減できる画像形成装置を提供する。【解決手段】連続紙を含む用紙Pに画像を印刷可能な画像形成装置300であって、画像形成部330と、定着部340と、用紙搬送部350と、制御部370と、を有す。画像形成部330は、用紙Pに画像を形成する。定着部340は、用紙Pに形成された画像を加熱することによって用紙Pに定着させる。用紙搬送部350は、用紙Pを搬送する。制御部370は、印刷の終了後に用紙Pを用紙搬送方向に搬送し、印刷の再開前に用紙Pを上記用紙搬送方向と逆方向に搬送した後に用紙Pを上記用紙搬送方向に搬送するように用紙搬送部350を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
連続紙に画像を印刷できる画像形成システムが知られている。たとえば、連続紙としてロール状に券回された用紙(以下、「ロール紙」とも書く。)を引き出して搬送しつつ用紙上に印刷ジョブに応じた画像を順次印刷した後、再びロール状に巻き取る、いわゆるロール・ツー・ロール方式の画像形成システムが普及している。
このような画像形成システムの印刷では、ロール紙は搬送される方向(以下、「用紙搬送方向」と書く。)に長尺であり、通常、1つの印刷ジョブでロール紙の全体にわたり連続的に印刷するよりも、複数の印刷ジョブで断続的に画像を印刷する場合が多い。すなわち、画像形成システムは、印刷の実施と中断とを繰り返すことが多い。印刷が中断している間、用紙搬送は停止され、この間、用紙の一部が画像形成システムの画像形成装置の定着ニップ部に保持されることになる。
ところが、印刷が終了した直後の定着ニップ部は、用紙上に形成されたトナー画像を溶着させるため高温になっている。したがって、用紙の定着ニップ部によって保持されている部分やその周辺部が、用紙搬送が停止している間に熱による影響を受け、変形するおそれがあるという問題がある。
上記の問題に対する対処方法として、たとえば、印刷が終了した後、冷却手段を使用して加熱ローラーを急速に冷却したり、加熱ローラーを用紙に対して熱の影響が及ばない距離だけ離間させたりすることが考えられる。しかし、冷却手段を使用しても加熱ローラーが十分に冷却するまでには相当な時間がかかるため、熱の影響が用紙に及ぶことは避けられない。また、加熱ローラーが収められている定着部には他の構成も含まれており、加熱ローラーを用紙から離間する空間を確保することは困難である。
そこで、上記の問題に対する別の対処方法として、印刷をしていない間に、装置内の用紙のたるみを無くすように用紙搬送方向に用紙を搬送させることにより、定着ニップ部による熱の影響が用紙に及ぶことを抑制する技術が提案されている(下記特許文献1を参照)。
しかしながら、特許文献1の技術では、定着ニップ部による熱の影響が用紙に及ぶことを抑制できるものの、印刷をしていない間に用紙を常に搬送するので、用紙搬送による用紙の無駄になる部分が多くなるという問題がある。
特許第4796528号明細書
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものである。したがって、本発明の目的は、定着部による熱の影響が用紙に及ぶことを抑制しつつ、用紙搬送による用紙の無駄になる部分を低減できる画像形成装置を提供することである。
本発明の上記目的は、下記によって達成される。
(1)連続紙を含む用紙に画像を印刷可能な画像形成装置であって、前記用紙に画像を形成する画像形成部と、前記用紙に形成された画像を加熱することによって前記用紙に定着させる定着部と、前記用紙を搬送する用紙搬送部と、制御部と、を有し、前記制御部は、印刷の終了後に前記用紙を用紙搬送方向に搬送し、印刷の再開前に前記用紙を前記用紙搬送方向と逆方向に搬送した後に前記用紙を前記用紙搬送方向に搬送するように前記用紙搬送部を制御する、画像形成装置。
(2)前記制御部は、印刷の終了後の用紙搬送量Aが、印刷の再開前の用紙搬送量B以上である場合には、前記印刷の再開前に、前記用紙を前記用紙搬送量Bだけ用紙搬送方向と逆方向に搬送する一方で、前記用紙搬送量Aが前記用紙搬送量Bよりも小さい場合には、前記印刷の再開前に、前記用紙を前記用紙搬送量Aだけ用紙搬送方向と逆方向に搬送するように前記用紙搬送部を制御することを特徴とする上記(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記定着部は、加熱部材と、当該加熱部材を冷却する冷却部とを備え、前記制御部は、印刷の終了後に前記加熱部材を冷却しつつ前記用紙を用紙搬送方向に搬送し、印刷の再開前に前記用紙を前記用紙搬送方向と逆方向に搬送した後に、前記加熱部材を加熱しつつ前記用紙を前記用紙搬送方向に搬送するように前記定着部および前記用紙搬送部を制御することを特徴とする上記(1)または(2)に記載の画像形成装置。
(4)前記用紙搬送量Aは、前記定着部の温度が前記用紙の品質を維持可能な温度になるまでの時間に基づいて設定され、前記用紙搬送量Bは、前記定着部が前記用紙に画像を定着可能な温度になるまでの時間に基づいて設定されることを特徴とする上記(2)または(3)に記載の画像形成装置。
(5)前記定着部が前記用紙に画像を定着可能な温度になるまでの時間は、前記用紙の紙種および坪量に基づいて算出されることを特徴とする上記(4)に記載の画像形成装置。
(6)前記制御部は、予め入力された用紙搬送量だけ用紙搬送方向と逆方向に搬送するように前記用紙搬送部を制御することを特徴とする上記(1)に記載の画像形成装置。
(7)前記制御部は、印刷中の用紙搬送速度よりも印刷の終了後から印刷の再開前までの間の用紙搬送速度が遅くなるように前記用紙搬送部を制御することを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
本発明によれば、印刷の終了後に用紙を用紙搬送方向に搬送し、印刷の再開前に当該用紙を上記用紙搬送方向と逆方向に搬送した後に、上記用紙を再び上記用紙搬送方向に搬送する。したがって、定着部による熱の影響が用紙に及ぶことを抑制しつつ、用紙搬送による用紙の無駄になる部分を低減できる。
本発明の一実施形態の画像形成システムの全体構成を示す概略ブロック図である。 図1に示す制御部の構成を示す概略ブロック図である。 本発明の一実施形態の印刷制御方法を説明するためのフローチャートである。 図3に示す用紙微小搬送処理について説明するためのサブルーチンフローチャートである。 図5(A)は用紙搬送量がA≧Bの場合における用紙微小搬送の効果の一例について説明するための模式図であり、図5(B)は用紙搬送量がA<Bの場合における用紙微小搬送の効果の一例について説明するための模式図である。また、図5(C)は、従来技術による用紙微小搬送を比較例として示した模式図である。
以下、添付した図面を参照して本発明の画像形成装置の実施形態を説明する。なお、図中、同一の部材には同一の符号を用いた。
(実施形態)
<画像形成システムの構成>
本実施形態に係る画像形成システム700は、連続紙を含む用紙を画像の記録媒体として使用し、当該用紙上に画像を形成するシステムである。
図1は、本発明の一実施形態の画像形成システムの全体構成を示す概略ブロック図である。図1に示すとおり、画像形成システム700は、連続紙としてのロール紙の用紙搬送方向に沿って上流側から、給紙装置100、給紙調整装置200、画像形成装置300、排紙調整装置400、加工装置500および排紙装置600が接続されて構成される。なお、以下の説明では、連続紙としてロール紙を例示するが、連続紙は必ずしもロール状に保持されている必要はなく、折り畳まれて保持されてもよい。また、図1には、一のロール紙しか示されていないが、複数のロール紙が保持されてもよい。
<給紙装置の構成>
給紙装置100は、ロール紙から用紙Pを引き出して画像形成装置300へ供給する装置である。給紙装置100の筐体内では、たとえば、図1に示すとおり、ロール紙が支持軸に巻回されて回転可能に保持される。給紙装置100は、支持軸に巻回されたロール紙から用紙Pを引き出して、複数のローラー(たとえば、繰り出しローラー、給紙ローラー)を経由して、一定の速度で外部へ搬送する。
<給紙調整装置の構成>
給紙調整装置200は、用紙搬送方向において、給紙装置100の下流側、かつ、画像形成装置300の上流側に設置される。給紙調整装置200は、給紙装置100から搬送された用紙Pを、画像形成装置300へと搬送する。給紙調整装置200は、給紙装置100での用紙Pの搬送速度と、画像形成装置300での用紙Pの搬送速度との速度差を吸収するために、図1に示すように用紙Pをたるませて保持し、画像形成装置300への用紙Pの給紙を調整する。
<画像形成装置の構成>
画像形成装置300は、用紙Pに画像を印刷する。画像形成装置300は、用紙搬送方向において、給紙調整装置200の下流側、かつ、排紙調整装置400の上流側に設置される。図1に示すとおり、画像形成装置300は、給紙搬送部310と、画像読取部320、画像形成部330と、定着部340と、排紙搬送部350と、操作パネル360と、制御部370とを備える。
給紙搬送部310は、画像形成部330の給紙側の搬送機構であり、たとえば、給紙モーターの駆動によって一対の給紙搬送ローラーを回転させ、給紙調整装置200から搬送された用紙Pを、画像形成部330へ搬送する。
画像読取部320は、原稿の画像を読み取り、印刷画像データを生成する。本実施形態では、画像読取部320は、光源、読取面、光学系および撮像素子を有する。発光素子を備える光源から照射された光は、読取面に載置された原稿に照射され、その反射光は光学系を通じて、読取り位置に移動した撮像素子に結像される。撮像素子は、原稿からの反射光強度に応じて電気信号を生成する。生成された電気信号は、アナログ信号からディジタル信号に変換され、各種の画像処理が施され、印刷画像データとして画像形成部330に送信される。
画像形成部330は、電子写真プロセスによってトナー像を形成し、用紙Pに転写する。たとえば、画像形成部330においては、像担持体として、感光体ドラム(Y、M、C、K)および中間転写ベルトBが用いられる。中間転写ベルトBは、無端ベルトであり、複数のローラーにより巻回され、走行可能に支持される。感光体ドラム(Y、M、C、K)に形成された各色のトナー像は、中間転写ベルトB上に逐次転写され、各色(Y、M、C、K)の層が重畳したトナー像(カラー画像)が中間転写ベルトB上に形成される。そして、トナーと逆極性のバイアスを転写ローラーTに印加することにより、中間転写ベルトB上に形成されたトナー像は用紙P上に転写される。
定着部340は、用紙P上に転写されたトナー像を加熱することによって用紙P上に定着させる。たとえば、定着部340は、加熱源である加熱部材R1を、加圧部材R2に圧着させる。これにより、用紙Pには、定着ニップ部において熱と圧力が加えられ、トナー像が溶融定着する。
排紙搬送部350は、用紙搬送部として機能し、定着部340を通過してきた用紙Pを排紙調整装置400へ搬送する。排紙搬送部350は、画像形成装置300の排紙側の搬送機構であり、たとえば、排紙モーターの駆動によって一対の排紙搬送ローラーを回転させ、定着部340を通過してきた用紙Pを、排紙調整装置400へ搬送する。
操作パネル360は、ユーザーの指示を受け付けたり、ユーザーへのメッセージなどを表示したりする。本実施形態では、操作パネル360は、ボタンスイッチやタッチパネルを有する。ユーザーは、これらのボタンスイッチや、タッチパネルに表示されるタッチ画面を操作することにより、画像形成装置300に対して指示を入力する。また、タッチ画面には、入力された情報、各種設定情報、警告メッセージなどが表示される。
制御部370は、給紙搬送部310、画像読取部320、画像形成部330、定着部340、排紙搬送部350および操作パネル360を制御して、用紙P上に画像を印刷する動作(以下「印刷動作」とも称する)を実行する。印刷動作には、画像の形成および定着が含まれる。また、印刷を実施している期間を「印刷中」と称し、印刷を停止または中断している期間を「非印刷中」と称する。制御部370の詳細については、図2を参照して後述する。
<排紙調整装置の構成>
排紙調整装置400は、用紙搬送方向において、画像形成装置300の下流側、かつ、加工装置500の上流側に設置される。排紙調整装置400は、画像形成装置300から搬送された用紙Pを、加工装置500へと搬送する。排紙調整装置400は、画像形成装置300での用紙Pの搬送速度と、加工装置500での用紙Pの搬送速度との速度差を吸収するために、図1に示すように用紙Pをたるませて保持し、画像形成装置300からの用紙Pの排紙を調整する。
<加工装置の構成>
加工装置500は、用紙Pに対して各種の加工、たとえば所定形状の切り抜きやラミネート加工などを実施する。
<排紙装置の構成>
排紙装置600は、排紙調整装置400および加工装置500を経て画像形成装置300から搬送されてきた用紙Pを排紙する装置である。排紙装置600の筐体内では、たとえば、図1に示すとおり、用紙Pが支持軸に巻回されてロール状に保持される。そのために、排紙装置600は、加工装置500から搬送されてきた用紙Pを、複数のローラー(たとえば、繰り出しローラー、排紙ローラー)を経由して、一定の速度で支持軸に巻き取る。しかしながら、排紙装置600において、用紙Pは、必ずしもロール状に保持されている必要はなく、ページごとにカットされてもよい。
<制御部の構成>
図2は、図1に示す制御部の構成を示す概略ブロック図である。図2に示すように、制御部370は、記憶部371、補助記憶部372、通信インターフェース373、入出力インターフェース374およびCPU(Central Processing Unit)375を有し、これらは信号をやり取りするためのバス376を介して相互に接続されている。
記憶部371は、作業領域として一時的にプログラムおよびデータを記憶する高速アクセス可能な主記憶装置である。記憶部371には、たとえば、DRAM(Dymamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous Dymamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)などが採用される。
補助記憶部372は、オペレーティングシステム、ラスタライズ用プログラム、印刷制御プログラムを含む各種プログラムや各種データを格納する大容量の記憶装置である。ラスタライズ用プログラムは、印刷ジョブに含まれる印刷データをラスタライズして印刷画像データを生成するためのソフトウェアプログラムである。また、印刷制御プログラムは、後述する本実施形態の印刷制御方法を実現するためのソフトウェアプログラムである。補助記憶部372には、たとえば、フラッシュメモリー、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブなどが採用される。
通信インターフェース373は、通信ネットワークを介して、たとえば、プリンタードライバーが組み込まれたクライアント端末など他の外部装置と通信するためのインターフェースである。通信には、イーサネット(登録商標)、Wi−Fi、FDDI(Fiber−Distributed Data Interface)、トークンリングなどの規格が用いられる。
入出力インターフェース374は、たとえば、操作パネル360などの入出力装置と通信するためのインターフェースである。
CPU375は、上記各種プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を実行する。CPU375は、ラスタライズなどの処理を実行するため、マルチコアのプロセッサーなどから構成されることが好ましい。画像形成装置300の各機能は、それに対応するプログラムをCPU375が実行することにより発揮される。とくに、本実施形態では、CPU375が印刷制御プログラム実行することにより、印刷制御方法が実現される。
本実施形態の制御部370は、このような構成により、印刷の終了後に用紙Pを用紙搬送方向に搬送し、印刷の再開前に用紙Pを上記用紙搬送方向と逆方向に搬送した後に用紙Pを上記用紙搬送方向に搬送するように排紙搬送部350を制御する。
図3は、本発明の一実施形態の印刷制御方法を説明するためのフローチャートである。図3に示すように、本実施形態の印刷制御方法は、印刷処理(ステップS101)および用紙微小搬送処理(ステップS102)のを含み、これらの処理を制御部370が終了指示を受け付けるまで繰り返す。
<印刷処理(ステップS101)>
制御部370は、印刷処理を実行する。制御部370は、印刷ジョブを受信した場合、受信した印刷ジョブに含まれる印刷データに基づいて印刷画像データを生成し、当該印刷画像データおよび上記印刷ジョブに含まれる印刷設定情報に基づいて用紙Pに画像を印刷するように画像形成部330を制御する。あるいは、制御部370は、ユーザーから原稿のコピー指示を受け付けた場合、画像読取部320によって生成された印刷画像データに基づいて印刷を実施するように画像形成部330を制御する。そして、制御部370は、印刷処理を終了後、処理をステップS102に進める。
<用紙微小搬送処理(ステップS102)>
制御部370は、用紙微小搬送処理を実行する。制御部370は、非印刷中に、用紙Pが定着部340の定着ニップ部の熱により変形または劣化することを防止するため、排紙搬送部350を制御して用紙Pを印刷中の時よりも低速度で搬送する。用紙微小搬送処理の詳細については、以下、図4を参照して説明する。
図4は、図3に示す用紙微小搬送処理について説明するためのサブルーチンフローチャートである。図4に示すように、まず、用紙搬送量Aで用紙Pを用紙搬送方向(以下、「順方向」とも書く)に搬送する(ステップS201)。
制御部370は、用紙Pの搬送を開始するとともに、定着部340の冷却を開始する。用紙搬送量Aは印刷後に用紙Pを順方向に搬送する量であり、定着部340の温度が用紙Pを変形および劣化させない温度、すなわち用紙Pの品質を維持可能な温度Tになるまでの時間に基づいて算出される。
また、定着部340の冷却は、ファンなどの冷却手段(不図示)によるものであってもよいし、自然冷却によるものであってもよい。用紙搬送量Aは、強制冷却した場合、たとえば1〜5m程度であり、自然冷却した場合、たとえば5〜10m程度である。また、定着部340が冷却されている間、加熱部材/加圧部材対R1,R2は圧着状態であっても、離間状態であってもよい。
用紙Pを微小搬送するのは、印刷動作が停止した後、用紙搬送が停止され、用紙Pが定着部340の定着ニップ部に保持されたままであると、用紙Pの保持されている部分やその周辺部が熱による影響を受け、変形または劣化するおそれがあるためである。用紙Pが変形すると、用紙Pが搬送経路でペーパージャムを起こしたり、とくに用紙Pがラベル紙である場合には加熱部材R1などに貼りついたりするおそれがある。
そこで、本実施形態では、制御部370は、印刷後に用紙Pの同一部分が定着部340に留まらないように、印刷中のときよりも遅い速度で用紙Pを搬送(以下、「微小搬送」と書く。)するように排紙搬送部350を制御する。なお、印刷中の用紙搬送速度は、たとえば300mm/secであるのに対し、非印刷中の微小搬送の速度は、たとえば10〜20mm/sec程度である。
このように、定着部340の温度が用紙Pの品質を維持可能な温度Tになるまで、用紙Pを微小搬送して用紙Pの同一部分が定着ニップ部に留まらないようにすることにより、用紙Pが熱による影響を受けて変形したり劣化したりすることが防止される。
次に、用紙搬送を停止する(ステップS202)。制御部370は、用紙Pを用紙搬送量Aだけ微小搬送した後、用紙搬送を停止させるように排紙搬送部350を制御する。このとき、定着部340の温度は、温度Tまで下がっているので用紙Pが変形することはない。したがって、冷却手段によって冷却している場合は、冷却を停止してもよい。
次に印刷要求の有無を判断する(ステップS203)。制御部370は、印刷要求が発生しているか否かを確認する。本実施形態では、印刷要求は、たとえば、通信ネットワークを介して接続されているクライアント端末から印刷ジョブを受信した場合や、原稿のコピー指示を受け付けた場合などに発生する。
印刷要求がない場合(ステップS203:NO)、終了指示の有無を判断する(ステップS204)。終了指示は、たとえばユーザーの入力操作に基づいて印刷制御を終了する場合に生成される。終了指示がある場合(ステップS204:YES)、処理を終了する(エンド)。一方、終了指示がない場合(ステップS204:NO)、ステップS203の処理に移行する。
一方、印刷要求がある場合(ステップS203:YES)、用紙搬送量Aと用紙搬送量Bの大きさを比較した結果、「A≧B」であるか否かを判断する(ステップS205)。用紙搬送量Bは、印刷前に用紙Pを順方向に搬送する量であり、定着部340の温度が用紙Pに画像を定着可能な温度Tになるまでの時間に基づいて算出される。本実施形態では、用紙搬送量Bは定着部の状態により、たとえば1〜10m程度である。上記温度Tになるまでの時間は、用紙Pの紙種および坪量に基づいて算出されうる。なお、用紙Pの紙種および坪量は、操作パネル360を介して制御部370に予め入力されうる。
用紙搬送量Aと用紙搬送量Bの大きさを比較した結果、「A≧B」である場合(ステップS205:YES)、用紙搬送量CにBの値を設定する(ステップS206)。用紙搬送量Cは、用紙Pを用紙搬送方向と逆方向(以下、単に「逆方向」とも書く。)に微小搬送する量である。一方、「A≧B」ではない場合、すなわち「A<B」である場合(ステップS205:NO)、用紙搬送量CにAの値を設定する(ステップS207)。
次に、用紙搬送量Cで用紙Pを逆方向に微小搬送する(ステップS208)。制御部370は、用紙搬送量Cで用紙Pを逆方向に微小搬送するように排紙搬送部350を制御する。したがって、ステップS201において用紙搬送量Aで搬送された用紙Pは、用紙搬送量Cだけ巻き戻される。
次に、用紙搬送量Bで用紙を順方向に微小搬送する(ステップS209)。制御部370は、用紙搬送量Bで用紙Pを順方向に微小搬送するように排紙搬送部350を制御する。また、制御部370は、用紙Pの搬送を開始するとともに、定着部340の加熱部材R1の加熱を開始する。そして、用紙Pが用紙搬送量Bだけ微小搬送された後、図3のフローチャートにおけるステップS101の印刷処理に移行する(リターン)。
このように、定着部340の温度が用紙Pに画像を定着可能な温度Tになるまで、用紙Pを微小搬送して用紙Pの同一部分が定着ニップ部に留まらないようにすることにより、用紙Pが熱による影響を受けて変形したり劣化したりすることが防止される。
<用紙微小搬送の効果>
次に、図5を参照して、本発明の一実施形態の用紙微小搬送の効果について説明する。図5(A)は用紙搬送量がA≧Bの場合における用紙微小搬送の効果の一例について説明するための模式図であり、図5(B)は用紙搬送量がA<Bの場合における用紙微小搬送の効果の一例について説明するための模式図である。また、図5(C)は、従来技術による用紙微小搬送を比較例として示した模式図である。なお、図5において、説明の便宜上、用紙Pの搬送経路は直線状に簡略化して示されている。
画像形成部330にて画像形成された用紙Pは、用紙搬送方向に沿って定着部340に向けて搬送される。図5(A)に示すように、用紙Pは、U0において加熱部材/加圧部材対R1,R2によって画像が定着され、印刷終了位置U1において印刷が終了する。制御部370は、用紙Pを用紙搬送量Aで順方向に微小搬送するとともに、定着部340を冷却する。
次に、制御部370は、位置U3において用紙搬送を停止した後、印刷要求がある場合には、用紙搬送量Cで用紙Pを逆方向に搬送する。用紙搬送量がA≧Bであるので、用紙搬送量Cの値は、用紙搬送量Bと同じ値である。用紙搬送量Cで微小搬送された後の位置はU2となる。その後、制御部370は、位置U2から用紙搬送量Bで用紙Pを順方向に微小搬送する。その結果、図5(A)に示す例では、印刷開始位置はU3となる。
また、図5(B)に示す例では、印刷後に用紙搬送量Aで順方向に微小搬送するとともに、定着部340を冷却することについては図5(A)に示す例と同様である。また、位置U3において用紙搬送を停止した後、印刷要求がある場合、用紙搬送量Cで用紙Pを逆方向に微小搬送することも同じであるものの、用紙搬送量がA<Bであるので、用紙搬送量Cは用紙搬送量Aと同じ値である。したがって、用紙搬送量Cで微小搬送された後の位置はU1となる。その後、制御部370は、位置U1から用紙Pを用紙搬送量Bで順方向に微小搬送する。その結果、図5(B)に示す例では、印刷開始位置はU4となる。
一方、図5(C)に従来技術の比較例として示すように、印刷後に用紙搬送量Aで順方向に搬送した後、位置U3から用紙Pを逆方向に微小搬送せずに、位置U3から用紙搬送量Bで順方向に微小搬送する場合、印刷開始位置はU5となる。
したがって、本実施形態では、A≧Bの場合、従来技術と比較して位置U3と位置U5との間の部分だけ用紙Pが無駄になることを削減し、またA<Bの場合、位置U4と位置U5との間の部分だけ用紙Pが無駄になることを削減する効果がある。
このように、本実施形態では、印刷の終了後に用紙Pを用紙搬送方向に搬送し、印刷の再開前に用紙Pを逆方向に搬送した後に用紙Pを再び用紙搬送方向に搬送する。したがって、印刷の再開前に用紙Pを逆方向に搬送しない場合に比べて、定着部340による熱の影響が用紙Pに及ぶことを抑制しつつ、用紙搬送による用紙の無駄になる部分を低減できる。
なお、本実施形態では、用紙Pが用紙搬送量Cだけ巻き戻されている間に定着部340を加熱し、用紙Pが巻き戻された位置から印刷を再開するような構成とはしない。これは、定着部340が冷却されている間に用紙搬送量Aだけ順方向に微小搬送された用紙Pの部分は、変形こそしてないものの、定着部340の熱の影響を受けているため画像の印刷には適さないためである。本実施形態では、用紙搬送量Aだけ微小搬送された用紙Pの部分を、印刷の再開前に定着部340を加熱しつつ用紙Pを用紙搬送量Bだけ順方向に微小搬送する部分に利用する。すなわち、用紙Pを順方向に微小搬送した分の少なくとも一部を巻き戻して印刷の再開前の順方向の微小搬送に再利用する。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。たとえば、上述の実施形態では、用紙搬送量AおよびBの大小の比較結果に応じて用紙を逆方向に微小搬送する用紙搬送量Cを決定することについて説明した。しかしながら、用紙を逆方向に微小搬送する用紙搬送量が予め入力されている場合(たとえば「用紙搬送量D」と書く。)は、用紙搬送量AおよびBの大小の判断によらず、入力された用紙搬送量Dだけ逆方向に搬送するようにしてもよい。ただし、用紙搬送量Dの値は、Aを超えない値である。また、用紙搬送量Dは、用紙の長さ、または用紙を微小搬送する時間で設定可能である。
R1 加熱部材、
R2 加圧部材、
100 給紙装置、
200 給紙調整装置、
300 画像形成装置、
310 給紙搬送部、
320 画像読取部、
330 画像形成部、
340 定着部、
350 排紙搬送部(用紙搬送部)、
360 操作パネル、
370 制御部、
371 記憶部、
372 補助記憶部、
373 通信インターフェース、
374 入出力インターフェース、
375 CPU、
376 バス、
400 排紙調整装置、
500 加工装置、
600 排紙装置、
700 画像形成システム。

Claims (7)

  1. 連続紙を含む用紙に画像を印刷可能な画像形成装置であって、
    前記用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記用紙に形成された画像を加熱することによって前記用紙に定着させる定着部と、
    前記用紙を搬送する用紙搬送部と、
    制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    印刷の終了後に前記用紙を用紙搬送方向に搬送し、印刷の再開前に前記用紙を前記用紙搬送方向と逆方向に搬送した後に前記用紙を前記用紙搬送方向に搬送するように前記用紙搬送部を制御する、画像形成装置。
  2. 前記制御部は、
    印刷の終了後の用紙搬送量Aが、印刷の再開前の用紙搬送量B以上である場合には、前記印刷の再開前に、前記用紙を前記用紙搬送量Bだけ用紙搬送方向と逆方向に搬送する一方で、
    前記用紙搬送量Aが前記用紙搬送量Bよりも小さい場合には、前記印刷の再開前に、前記用紙を前記用紙搬送量Aだけ用紙搬送方向と逆方向に搬送するように前記用紙搬送部を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記定着部は、加熱部材と、当該加熱部材を冷却する冷却部とを備え、
    前記制御部は、
    印刷の終了後に前記加熱部材を冷却しつつ前記用紙を用紙搬送方向に搬送し、印刷の再開前に前記用紙を前記用紙搬送方向と逆方向に搬送した後に、前記加熱部材を加熱しつつ前記用紙を前記用紙搬送方向に搬送するように前記定着部および前記用紙搬送部を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記用紙搬送量Aは、
    前記定着部の温度が前記用紙の品質を維持可能な温度になるまでの時間に基づいて設定され、
    前記用紙搬送量Bは、
    前記定着部が前記用紙に画像を定着可能な温度になるまでの時間に基づいて設定されることを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記定着部が前記用紙に画像を定着可能な温度になるまでの時間は、前記用紙の紙種および坪量に基づいて算出されることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、
    予め入力された用紙搬送量だけ用紙搬送方向と逆方向に搬送するように前記用紙搬送部を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、
    印刷中の用紙搬送速度よりも印刷の終了後から印刷の再開前までの間の用紙搬送速度が遅くなるように前記用紙搬送部を制御することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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